JP2000225058A - 食品調理システム及び食品充填用ケトル - Google Patents

食品調理システム及び食品充填用ケトル

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JP2000225058A
JP2000225058A JP11026825A JP2682599A JP2000225058A JP 2000225058 A JP2000225058 A JP 2000225058A JP 11026825 A JP11026825 A JP 11026825A JP 2682599 A JP2682599 A JP 2682599A JP 2000225058 A JP2000225058 A JP 2000225058A
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JP
Japan
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food
kettle
filling
rotary
hose
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Pending
Application number
JP11026825A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Watanabe
進 渡辺
Kazuhiro Takahashi
和弘 高橋
Katsuhiko Suzuki
勝彦 鈴木
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Commercial Cooking Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、安価な、しかもケトル毎に食
品ホースを付け替えたりすることのない食品調理システ
ム及び食品充填用ケトルを提供する。 【解決手段】 食材を加熱調理する回転釜1と、この回
転釜1を傾斜させた位置に配置され、当該回転釜1の傾
斜時に回転釜1から排出される液状調理品を受ける上部
が開口した容器部31、及びこの容器部31の底部に設
けられ食品ホース5を連結する連結部32を備えた食品
充填用ケトル3と、この食品充填用ケトル3に前記食品
ホース5で連結され、食品充填用ケトル3に貯留された
液状調理品を定量充填・パックする充填包装機7とを備
えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カレー、シチュー
等の液状調理品を調理し定量充填・パックする食品調理
システム及び食品充填用ケトルに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、給食施設等ではクックサーブシ
ステム或いはクックチルシステム等に代表される食品調
理システムが知られている。
【0003】図3及び図4は、従来のクックチルシステ
ムを示している。51はアンダードローケトルを示し、
このアンダードローケトル51には図示を省略した回転
釜で加熱下調理された馬鈴薯、人参、玉葱等の食材が投
入されている。この下調理済みの食材とカレー粉等の調
味料がアンダードローケトル51で混合され、ここで最
終的な加熱調理が行われる。
【0004】アンダードローケトル51はアンダードロ
ー弁53を備え、このアンダードロー弁53には食品ホ
ース55を介して充填ポンプ57が連結されている。こ
の充填ポンプ57は、充填包装機59のフレーム61に
固定されている。アンダードローケトル51で加熱調理
されている間、アンダードロー弁53が閉じられ、加熱
調理が終了すると、このアンダードロー弁53が開かれ
る。
【0005】アンダードロー弁53が開かれて、充填ポ
ンプ57が駆動されると、アンダードローケトル51内
のカレー(液状調理品)が食品ホース55を通じて充填
包装機59の充填口59aに供給される。
【0006】この充填口59aにはビニール包装体(図
示せず)が宛われ、この包装体内に液状調理品が定量充
填される。液状調理品が定量充填された包装体は、充填
包装機59の加熱機構部59bに移され、ここで包装体
の開口が閉塞される。開口が閉塞された包装体は、次工
程の氷水冷却器(図示せず)に移され、ここで液状調理
品が急速冷却される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構造では、下調理用の回転釜(チルティングケトル)の
ほかに、充填用のアンダードローケトル51が必要であ
り、このアンダードローケトル51のアンダードロー弁
53は高価で、しかもこのアンダードロー弁53は洗浄
しにくという問題がある。
【0008】また、アンダードローケトル51を複数台
備えたクックチルシステムでは、各アンダードローケト
ル51毎に食品ホース55を付け替えなければ充填する
ことができず、付け替えのたびに液状調理品が床にたれ
たりするので、床の洗浄作業が必要になるという問題が
ある。
【0009】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する課題を解消し、構造が簡単で、安価な、し
かもケトル毎に食品ホースを付け替えたりすることのな
い食品調理システム及び食品充填用ケトルを提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
食材を加熱調理する回転釜と、この回転釜を傾斜させた
位置に配置され、当該回転釜の傾斜時に回転釜から排出
される液状調理品を受ける上部が開口した容器部、及び
この容器部の底部に設けられ食品ホースを連結する連結
部を備えた食品充填用ケトルと、この食品充填用ケトル
に前記食品ホースで連結され、食品充填用ケトルに貯留
された液状調理品を定量充填・パックする充填包装機と
を備えたことを特徴とするものである。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、前記回転釜の傾斜角度又は前記回転釜の大
きさに応じて前記食品充填用ケトルの高さが調整自在に
形成されていることを特徴とするものである。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、前記食品充填用ケトルが移動自在に形成さ
れていることを特徴とするものである。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれか1項記載のものにおいて、前記食品ホースが
ヘルール継ぎ手を介して前記充填ケトルに脱着自在に連
結されていることを特徴とするものである。
【0014】請求項5記載の発明は、回転釜で加熱調理
された液状調理品を貯留する食品充填用ケトルであっ
て、前記回転釜の傾斜時に回転釜から排出される液状調
理品を受ける上部が開口した容器部と、この容器部の底
部に設けられ食品ホースを連結する連結部とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明による食品調理シス
テム及び食品充填用ケトルの一実施形態を添付図面を参
照して説明する。
【0016】図1において、本クックチルシステムは、
食材を加熱調理する回転釜1と、この回転釜1で調理し
たカレー等の液状調理品を貯留する食品充填用ケトル3
と、この食品充填用ケトル3に食品ホース5で連結さ
れ、食品充填用ケトル3に貯留された液状調理品を定量
充填・パックする充填包装機7とを備えている。
【0017】回転釜1は、一般的な回転釜であり、箱体
11のブラケット12に支持軸13を介して回動自在に
連結された二重構造の釜本体14を備えている。箱体1
1には蒸気入口パイプ11a、蒸気出口パイプ11bが
接続され、蒸気入口パイプ11aを通じて供給される蒸
気が、支持軸13の孔(図示せず)を経て、釜本体14
の二重構造の中空部に入り、この中空部を経て、蒸気出
口パイプ11bを通じて排出され、この蒸気で釜本体1
4内の食材が加熱調理される。この回転釜1はスチーム
式であるが、これに限定されず電気式であってもよい。
【0018】この回転釜1が、図2に示すように、傾け
られた方向の下側に食品充填用ケトル3が位置されてい
る。回転釜1を傾斜させる場合、例えば図示を省略した
ハンドルの操作が行われることは云うまでもない。
【0019】この食品充填用ケトル3は、回転釜1で加
熱調理された液状調理品を一時的に貯留するものであっ
て、回転釜1の傾斜時に回転釜1から排出される液状調
理品を受ける上部が開口した容器部31を備え、この容
器部31の底部に食品ホース5が連結される連結部32
を備えている。この連結部32と食品ホース5とは、ヘ
ルール継ぎ手33を介して簡単・脱着自在に連結されて
いる。
【0020】食品充填用ケトル3の底部には台脚34が
設けられ、各台脚34にはキャスタ35が取り付けら
れ、食品充填用ケトル3は移動自在に構成されている。
【0021】また、図示を省略したが、台脚34には高
さ調整機構が設けられ、この高さ調整機構の調整によっ
て、回転釜1の傾斜角度又は回転釜1の大きさに応じ
て、上下方向に高さを調節自在に形成されている。
【0022】このクックチルシステムでは、前述したよ
うに、回転釜1の釜本体14に馬鈴薯、人参、玉葱等の
食材が投入され、下調理され、この下調理済みの食材に
カレー粉等の調味料が混合された後、最終的な加熱調理
が行われる。
【0023】加熱調理が終了すると、回転釜1が、図2
に示すように傾斜され、回転釜1内のカレー(液状調理
品)が、食品充填用ケトル3に移される。
【0024】この食品充填用ケトル3にはヘルール継ぎ
手33を介して食品ホース5が接続され、この食品ホー
ス5には充填ポンプ41が連結され、この充填ポンプ4
1は、充填包装機7のフレーム71に固定されている。
【0025】回転釜1内のカレー(液状調理品)が、食
品充填用ケトル3に移された後、充填ポンプ41が駆動
されると、食品充填用ケトル3内の液状調理品が食品ホ
ース5を通じて充填包装機7の充填口7aに供給され
る。
【0026】この充填口7aにはビニール包装体(図示
せず)が宛われ、この包装体内に液状調理品が定量充填
される。液状調理品が定量充填された包装体は、充填包
装機7の加熱機構部7bに移され、ここで包装体の開口
が閉塞される。開口が閉塞された包装体は、次工程の氷
水冷却器(図示せず)に移され、ここで液状調理品が急
速冷却された後、冷却保存される。
【0027】このクックチルシステムでは、従来のアン
ダードローケトル51(図3)を用いることなく、一般
的な回転釜1で調理した液状調理品を、1つの充填包装
機7を用いて衛生的にパックすることができる。
【0028】従来のアンダードローケトル51(図3)
の代わりに、食品充填用ケトル3が用いられ、この食品
充填用ケトル3では、アンダードロー弁53(図3)が
不要になる。このアンダードロー弁は高価で、洗浄しに
くいものであったが、これが不要になるので、安価で、
洗浄の容易なシステムが提供される。
【0029】この食品充填用ケトル3は、アンダードロ
ー弁のほかに、加熱機構が不要になるので、構造が簡素
化され、安価で、軽量、機動性に優れるものになる。
【0030】また、回転釜1を複数台備えるクックチル
システム(図示せず)において、この実施形態では、複
数台の回転釜1の間で、食品充填用ケトル3を移動させ
ることによって、各回転釜1内の液状調理品を、1つの
食品充填用ケトル3内に簡単に移すことができる。
【0031】従来では、図3を参照して、各アンダード
ローケトル51毎に食品ホース55を付け替えなければ
充填することができず、付け替えのたびに液状調理品が
床にたれたりするので、床の洗浄作業が必要になるとい
う問題があったが、この問題が完全に解消される。
【0032】食品充填用ケトル3の台脚34にはキャス
タ35が取り付けられているので、その移動を極めて簡
単に行うことができる。
【0033】また、台脚34は、高さを調節自在に形成
されているので、回転釜1の傾斜角度又は回転釜1の大
きさが異なった場合には、それに応じて高さを簡単に調
整することができる、等の種々の効果を奏する。
【0034】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明は、これに限定されるものではなく、種
々の変更実施が可能である。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、構造が簡単で、安価
で、しかもケトル毎に食品ホースを付け替えたりするこ
とがないものになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による食品調理システムを示す系統図で
ある。
【図2】回転釜を回動させた状態を示す系統図である。
【図3】従来の食品調理システムを示す系統図である。
【図4】図3の平面図である。
【符号の説明】
1 回転釜 3 食品充填用ケトル 5 食品ホース 7 充填包装機 14 釜本体 31 容器部 32 連結部 33 ヘルール継ぎ手 34 台脚 35 キャスタ 41 充填ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 勝彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 4B035 LE03 LP01 LP46 LT01 LT14 LT18 4B036 LF05 LF17 LT02 LT07 LT29 4B054 AA03 AB01 AB13 AB15 AC20 CC02 CE02 CE06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食材を加熱調理する回転釜と、この回転
    釜を傾斜させた位置に配置され、当該回転釜の傾斜時に
    回転釜から排出される液状調理品を受ける上部が開口し
    た容器部、及びこの容器部の底部に設けられ食品ホース
    を連結する連結部を備えた食品充填用ケトルと、この食
    品充填用ケトルに前記食品ホースで連結され、食品充填
    用ケトルに貯留された液状調理品を定量充填・パックす
    る充填包装機とを備えたことを特徴とする食品調理シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記回転釜の傾斜角度又は前記回転釜の
    大きさに応じて前記食品充填用ケトルの高さが調整自在
    に形成されていることを特徴とする請求項1記載の食品
    調理システム。
  3. 【請求項3】 前記食品充填用ケトルが移動自在に形成
    されていることを特徴とする請求項1記載の食品調理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記食品ホースがヘルール継ぎ手を介し
    て前記充填ケトルに脱着自在に連結されていることを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の食品調
    理システム。
  5. 【請求項5】 回転釜で加熱調理された液状調理品を貯
    留する食品充填用ケトルであって、前記回転釜の傾斜時
    に回転釜から排出される液状調理品を受ける上部が開口
    した容器部と、この容器部の底部に設けられ食品ホース
    を連結する連結部とを備えたことを特徴とする食品充填
    用ケトル。
JP11026825A 1999-02-04 1999-02-04 食品調理システム及び食品充填用ケトル Pending JP2000225058A (ja)

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