JP2000224653A - 無線チャネル割当方法 - Google Patents
無線チャネル割当方法Info
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- JP2000224653A JP2000224653A JP11026986A JP2698699A JP2000224653A JP 2000224653 A JP2000224653 A JP 2000224653A JP 11026986 A JP11026986 A JP 11026986A JP 2698699 A JP2698699 A JP 2698699A JP 2000224653 A JP2000224653 A JP 2000224653A
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 32
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 abstract description 33
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 6
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- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 3
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- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 241001590997 Moolgarda engeli Species 0.000 description 1
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】同一移動局への複数チャネル割当て時、割当て
た第1チャネルのスロット位置により以降のチャネルを
割当てられない場合が有る。 【解決手段】第1チャネルを割当てる際に、使用可能な
各キャリアの受信レベル値だけでチャネルを割当てるの
ではなく、割当候補スロット毎にそれ以降のチャネルの
割当て易さ等を考慮した値を重さとして定義し、その重
さと受信レベル値から評価値を設定して、全てのチャネ
ルの中で一番評価値の良いものを第1通話チャンネルと
して割当てる。第2通話チャンネルについても同様に、
受信レベル値と重さから評価値を設定し、一番評価値の
良いチャネルを割当てる。
た第1チャネルのスロット位置により以降のチャネルを
割当てられない場合が有る。 【解決手段】第1チャネルを割当てる際に、使用可能な
各キャリアの受信レベル値だけでチャネルを割当てるの
ではなく、割当候補スロット毎にそれ以降のチャネルの
割当て易さ等を考慮した値を重さとして定義し、その重
さと受信レベル値から評価値を設定して、全てのチャネ
ルの中で一番評価値の良いものを第1通話チャンネルと
して割当てる。第2通話チャンネルについても同様に、
受信レベル値と重さから評価値を設定し、一番評価値の
良いチャネルを割当てる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信装置およ
び無線通信システムに係わり、特にPHSに使用される
基地局に係る。
び無線通信システムに係わり、特にPHSに使用される
基地局に係る。
【0002】
【従来の技術】第2世代コードレス電話システムの基地
局は、社団法人電波産業会より平成9年11月発行の標
準規格第3版により、空中線、送信装置受信装置からな
る無線装置、音声符号化装置ならびに制御装置などによ
り構成される。基地局と移動局間の無線アクセス方式
は、4チャネルマルチキャリアの時分割多重アクセス方
式で、基地局は一つの制御チャネルと三つの通信用チャ
ネルを持つ。
局は、社団法人電波産業会より平成9年11月発行の標
準規格第3版により、空中線、送信装置受信装置からな
る無線装置、音声符号化装置ならびに制御装置などによ
り構成される。基地局と移動局間の無線アクセス方式
は、4チャネルマルチキャリアの時分割多重アクセス方
式で、基地局は一つの制御チャネルと三つの通信用チャ
ネルを持つ。
【0003】通信用チャネルをもちいて3個の移動局と
同時に通信ができる。基地局では1つの無線装置におい
て、3通話と1制御チャネルの送信を可能にしている。
無線区間は1通話チャネルで32kbit/sのデータ
を送受信し、それで音声デジタルデータとする。基地局
は有線の電話回線網とISDN(総合デジタル網)のI
インタフェースで接続される。
同時に通信ができる。基地局では1つの無線装置におい
て、3通話と1制御チャネルの送信を可能にしている。
無線区間は1通話チャネルで32kbit/sのデータ
を送受信し、それで音声デジタルデータとする。基地局
は有線の電話回線網とISDN(総合デジタル網)のI
インタフェースで接続される。
【0004】すなわち、基地局1台につき64kbit
/sのBチャネル2本16kbit/sDチャネル1本
の基本インタフェース2本でデジタル網に接続されてい
る。すなわち無線区間の32kbit/sのデータ有線
区間の64kbit/sに変換している。
/sのBチャネル2本16kbit/sDチャネル1本
の基本インタフェース2本でデジタル網に接続されてい
る。すなわち無線区間の32kbit/sのデータ有線
区間の64kbit/sに変換している。
【0005】さらに、本規格では、無線区間において2
つの通話チャネルを同時に使用し、それぞれのスロット
で32kbit/sのデータを送り、基地局で64kb
it/sのBチャネルに変換して送信する規定を定めて
いる。
つの通話チャネルを同時に使用し、それぞれのスロット
で32kbit/sのデータを送り、基地局で64kb
it/sのBチャネルに変換して送信する規定を定めて
いる。
【0006】2つの通話チャネルの割当方法としては、
1つ目は従来と同様に、移動局から送信されたLCH
(リンクチャネル:基地局と移動局の呼接続を行う際に
使用するチャネルの総称)確立要求を基地局で受信し、
通信に最適な通話チャネル(第1TCH(情報チャネ
ル:ユーザ情報の転送を行う。ポイント−ポイントの双
方向チャネル))を設定し、移動局に対してLCH割当
を送出する。
1つ目は従来と同様に、移動局から送信されたLCH
(リンクチャネル:基地局と移動局の呼接続を行う際に
使用するチャネルの総称)確立要求を基地局で受信し、
通信に最適な通話チャネル(第1TCH(情報チャネ
ル:ユーザ情報の転送を行う。ポイント−ポイントの双
方向チャネル))を設定し、移動局に対してLCH割当
を送出する。
【0007】移動局で64kbit/sのデータ通信を
行う場合は、TCH追加要求を送信し、それに対して基
地局では使用可能な通話チャネルの中で最適なチャネル
(第2TCH)を選択し、TCH追加割当を送信する。
行う場合は、TCH追加要求を送信し、それに対して基
地局では使用可能な通話チャネルの中で最適なチャネル
(第2TCH)を選択し、TCH追加割当を送信する。
【0008】割当チャネルの判定方法は、基地局で無線
区間の干渉波レベルを測定し、干渉波の少ないチャネル
を割当チャネルの候補として保留し、移動局から発信な
どにより通話チャネルを要求された時点で、基地局側か
ら保留している割当チャネル候補から選択して移動局に
割当を送信し、互いに割当てた通話チャネルで無線間の
同期処理を行う(この時、64kbit/sのデータ通
信であれば、第1TCHは第2TCHの同期確立まで後続
の処理を行わずに前の状態を維持する。
区間の干渉波レベルを測定し、干渉波の少ないチャネル
を割当チャネルの候補として保留し、移動局から発信な
どにより通話チャネルを要求された時点で、基地局側か
ら保留している割当チャネル候補から選択して移動局に
割当を送信し、互いに割当てた通話チャネルで無線間の
同期処理を行う(この時、64kbit/sのデータ通
信であれば、第1TCHは第2TCHの同期確立まで後続
の処理を行わずに前の状態を維持する。
【0009】また、第2TCHは同期確立後アイドルT
CH状態となる)。同期確立後、制御シーケンスにより
制御情報の送受信を行い、通話(通信)を開始する。図
4に64kbit/sデータ通信時の基地局(CS)−
移動局(PS)間の制御シーケンス図を示す。
CH状態となる)。同期確立後、制御シーケンスにより
制御情報の送受信を行い、通話(通信)を開始する。図
4に64kbit/sデータ通信時の基地局(CS)−
移動局(PS)間の制御シーケンス図を示す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】64kbit/sのデ
ータ通信等、複数の通話チャネルを一つの移動局が使用
する場合、第1TCHの割当てた位置と第2TCHの割
当条件により、第2TCH等が割当られない場合があっ
た。
ータ通信等、複数の通話チャネルを一つの移動局が使用
する場合、第1TCHの割当てた位置と第2TCHの割
当条件により、第2TCH等が割当られない場合があっ
た。
【0011】
【課題を解決するための手段】LCH確立要求を受信し
て第1TCHを割当てる際に、今までのように割当候補
スロットの中で使用可能な各キャリアの受信レベル値だ
けでチャネルを割当てるのではなく、受信レベル値以外
の割当て基準として、割当候補スロット毎にそれ以降の
チャネルの割当て易さ等を考慮した値を重さとして定義
する。その重さと受信レベル値から評価値を設定して、
全てのチャネルの中で一番評価値の良いものを第1TC
Hとして割当てることで実現する。すなわち、最も複数
のスロットが割当て易くかつ、干渉波レベルの少ないチ
ャネルが通話チャネル(第1TCH)として割当てられ
る。第2TCHについても同様に、受信レベル値と重さ
から評価値を設定し、一番評価値の良いチャネルを割当
てる。
て第1TCHを割当てる際に、今までのように割当候補
スロットの中で使用可能な各キャリアの受信レベル値だ
けでチャネルを割当てるのではなく、受信レベル値以外
の割当て基準として、割当候補スロット毎にそれ以降の
チャネルの割当て易さ等を考慮した値を重さとして定義
する。その重さと受信レベル値から評価値を設定して、
全てのチャネルの中で一番評価値の良いものを第1TC
Hとして割当てることで実現する。すなわち、最も複数
のスロットが割当て易くかつ、干渉波レベルの少ないチ
ャネルが通話チャネル(第1TCH)として割当てられ
る。第2TCHについても同様に、受信レベル値と重さ
から評価値を設定し、一番評価値の良いチャネルを割当
てる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に本発明の実施したPHS基
地局のシステム構成図を示す。101がPHS公衆基地
局を示す。102は送信系無線装置を示しこの装置で基
地局から移動局に対してメッセージの送信を行う。10
3が受信系無線装置を示し、この装置で移動局のメッセ
ージを受信する他、通話時に使用するチャネルの受信レ
ベル値を採取する。104が無線制御装置を示してお
り、スロット毎に送受信の無線装置の制御を行ってい
る。105が制御用マイコン、106が105の制御用
マイコンで使用するプログラム及びデータを格納するメ
モリ、107は有線回線制御装置であり、108は有線
回線を示す。
地局のシステム構成図を示す。101がPHS公衆基地
局を示す。102は送信系無線装置を示しこの装置で基
地局から移動局に対してメッセージの送信を行う。10
3が受信系無線装置を示し、この装置で移動局のメッセ
ージを受信する他、通話時に使用するチャネルの受信レ
ベル値を採取する。104が無線制御装置を示してお
り、スロット毎に送受信の無線装置の制御を行ってい
る。105が制御用マイコン、106が105の制御用
マイコンで使用するプログラム及びデータを格納するメ
モリ、107は有線回線制御装置であり、108は有線
回線を示す。
【0013】本発明は制御用マイコンにてプログラムを
実行することで実現する。
実行することで実現する。
【0014】図2〜図3に本方式のフローチャートを示
す。
す。
【0015】図2には移動局からのLCH確立要求受信
時の第1TCH割当て処理を示す。
時の第1TCH割当て処理を示す。
【0016】LCH確立要求受信時の、通話チャネル
(第1TCH)割当手順は下記のようになる。
(第1TCH)割当手順は下記のようになる。
【0017】■基地局内で未使用かつ未閉塞中のスロッ
トを判定する。
トを判定する。
【0018】■使用可能スロットに対して重さを設定す
る。
る。
【0019】ここで、割当可能スロット毎の64kデー
タ通信サービスの実現性の評価(重さ)としては以下の
2つを考慮する。
タ通信サービスの実現性の評価(重さ)としては以下の
2つを考慮する。
【0020】(a)第2TCH捕捉可能数 (b)64kデータ通信サービスTCH切替可能数 ただし、この重さは制御ch送出スロット位置及び64
kデータ通信、通常呼、閉塞中スロットの比率によっ
て、それぞれの条件の重さが異なる。
kデータ通信、通常呼、閉塞中スロットの比率によっ
て、それぞれの条件の重さが異なる。
【0021】■,■で設定した重さと各キャリアの受信
レベルから各チャネルの評価値を算出する。
レベルから各チャネルの評価値を算出する。
【0022】■検索中のチャネル中最良の評価値と■で
算出した評価値を比較する。
算出した評価値を比較する。
【0023】■,■の結果■で算出した評価値の方が良
ければ最良評価値をその評価値で更新する。
ければ最良評価値をその評価値で更新する。
【0024】■全割当候補チャネル検索後、割当候補チ
ャネルの有無を判定する。
ャネルの有無を判定する。
【0025】■割当候補チャネルが存在すればそれを第
1TCHとして選択し、移動局にLCH割当を通知す
る。
1TCHとして選択し、移動局にLCH割当を通知す
る。
【0026】■割当て可能通信チャネルが存在しなかっ
た場合は、LCH割当拒否を通知する。
た場合は、LCH割当拒否を通知する。
【0027】図3に移動局からのTCH追加要求受信時
の第2TCH割当て処理を示す。
の第2TCH割当て処理を示す。
【0028】TCH追加要求受信時の、通話チャネル
(第2TCH)割当手順は下記のようになる。
(第2TCH)割当手順は下記のようになる。
【0029】■基地局内で使用可能スロットを設定す
る。
る。
【0030】第2TCHの割当てチャネルにはスロッ
ト、キャリア毎にRCR−STDにより以下のような条
件がある。この条件は追加TCH割当機能種別としてT
CH追加要求メッセージによって通知される。
ト、キャリア毎にRCR−STDにより以下のような条
件がある。この条件は追加TCH割当機能種別としてT
CH追加要求メッセージによって通知される。
【0031】(a)任意スロット、任意キャリア (b)非同一スロット、任意キャリア (c)1つ離れたスロット、任意キャリア (d)隣接スロット、同一キャリア TCH追加要求受信時、上記条件より各スロット単位に
管理を行う。条件(a)の場合は全スロットの全キャリ
アが、条件(b)の場合は第1TCHと物理的に異なる
スロットの全キャリアが割当可能である。条件(c)の
場合は第1TCHから1つ離れたスロットの全キャリア
が割当可能である。条件(d)は隣接するスロットで第
1TCHに割当てたキャリアと同一のキャリアのみが割
当可能である。
管理を行う。条件(a)の場合は全スロットの全キャリ
アが、条件(b)の場合は第1TCHと物理的に異なる
スロットの全キャリアが割当可能である。条件(c)の
場合は第1TCHから1つ離れたスロットの全キャリア
が割当可能である。条件(d)は隣接するスロットで第
1TCHに割当てたキャリアと同一のキャリアのみが割
当可能である。
【0032】■使用可能スロットを判定する。
【0033】■使用可能スロットに対して重さを設定す
る。
る。
【0034】ただし、この重さは制御ch送出スロット
位置、第1TCH割当スロット位置、64kデータ通
信、通常呼、閉塞中スロットの比率及び■で使用不可ス
ロットとみなされたスロットの位置によって、それぞれ
の条件の重さが異なる。
位置、第1TCH割当スロット位置、64kデータ通
信、通常呼、閉塞中スロットの比率及び■で使用不可ス
ロットとみなされたスロットの位置によって、それぞれ
の条件の重さが異なる。
【0035】■追加TCH割当種別が(d)の場合は特
定のキャリアのみ使用可能である為、ここで追加TCH
割当機能種別により、該当チャネルの使用可否を判定す
る。
定のキャリアのみ使用可能である為、ここで追加TCH
割当機能種別により、該当チャネルの使用可否を判定す
る。
【0036】■割当チャネルが使用可能だった場合、■
で設定した重さと各キャリアの受信レベルから各チャネ
ルの評価値を算出する。
で設定した重さと各キャリアの受信レベルから各チャネ
ルの評価値を算出する。
【0037】■検索中のチャネル中最良の評価値と■で
算出した評価値を比較する。
算出した評価値を比較する。
【0038】■■の結果■で算出した評価値の方が良け
れば最良評価値をその評価値で更新する。
れば最良評価値をその評価値で更新する。
【0039】■全割当候補チャネル検索後、割当候補チ
ャネルの有無を判定する。
ャネルの有無を判定する。
【0040】■割当候補チャネルが存在すればそれを第
2TCHとして選択し、移動局にTCH追加割当を通知
する。
2TCHとして選択し、移動局にTCH追加割当を通知
する。
【0041】■割当て可能通信チャネルが存在しなかっ
た場合は、TCH追加拒否を通知する。
た場合は、TCH追加拒否を通知する。
【0042】次に上記方法の具体例を示す。
【0043】(実施例1)捕捉可能スロット数及びTC
H切替可能数の合計が一番多いスロットを重さ0とし
て、合計数が少なくなるほど重さを多く設定する。ここ
では、合計数が1つ少ない毎に重さを5ずつを設定する
こととする。
H切替可能数の合計が一番多いスロットを重さ0とし
て、合計数が少なくなるほど重さを多く設定する。ここ
では、合計数が1つ少ない毎に重さを5ずつを設定する
こととする。
【0044】基地局の装置状態は以下の通りとする。
【0045】・無線制御装置1機(1制御チャネル、3
通話チャネル) ・第1スロット制御CH送出時 ・通話中呼:0 ■LCH確立要求受信(第1TCH) ・捕捉可能スロット数(第2TCH割当条件がdと仮定
して捕捉数を設定) スロット2・・・1 スロット3・・・2 スロット4・・・1 ・TCH切替可能数 全スロット・・・0 よって、スロット3の合計数が最大なので重さは0、ス
ロット2とスロット4の合計が最大合計数よりも1少な
いので重さが5、この重さとそれぞれのスロットの割当
可能キャリアの受信レベル値を足したものを評価値と
し、その評価値が最も低いものを割当スロット及びキャ
リアとして選択する。ここでは、図5の受信レベル値例
一覧よりスロット3キャリア60を割当てる。
通話チャネル) ・第1スロット制御CH送出時 ・通話中呼:0 ■LCH確立要求受信(第1TCH) ・捕捉可能スロット数(第2TCH割当条件がdと仮定
して捕捉数を設定) スロット2・・・1 スロット3・・・2 スロット4・・・1 ・TCH切替可能数 全スロット・・・0 よって、スロット3の合計数が最大なので重さは0、ス
ロット2とスロット4の合計が最大合計数よりも1少な
いので重さが5、この重さとそれぞれのスロットの割当
可能キャリアの受信レベル値を足したものを評価値と
し、その評価値が最も低いものを割当スロット及びキャ
リアとして選択する。ここでは、図5の受信レベル値例
一覧よりスロット3キャリア60を割当てる。
【0046】■TCH追加割当要求(第2TCH) ・第2TCH割当条件 条件d:隣接スロット、同一キャリア ・64kデータ通信呼最大収容数 全スロット・・・1 ・TCH切替可能数 全スロット・・・0 第1TCHから隣接スロット以外使用不可に設定し、使
用可能スロットの中で各スロットの重さを設定するが6
4kデータ通信最大収容数は1つだけなので、各割当可
能キャリアの受信レベル値をそのまま評価値として、そ
の評価値の一番低いものを割当スロット及びキャリアと
して選択する。ここでは、図5の受信レベル値例一覧よ
りスロット2キャリア60を割当てる。
用可能スロットの中で各スロットの重さを設定するが6
4kデータ通信最大収容数は1つだけなので、各割当可
能キャリアの受信レベル値をそのまま評価値として、そ
の評価値の一番低いものを割当スロット及びキャリアと
して選択する。ここでは、図5の受信レベル値例一覧よ
りスロット2キャリア60を割当てる。
【0047】(実施例2)規定値と割当可能数から重さ
を設定し、その重さと受信レベル値より評価値を設定す
る。ここでは規定値を10と設定し、重さの算出式は
を設定し、その重さと受信レベル値より評価値を設定す
る。ここでは規定値を10と設定し、重さの算出式は
【0048】
【数1】 重さ=(規定値−(捕捉可能スロット数+TCH切替可能数))×5…(数1) とする。
【0049】基地局の装置状態は以下の通りとする。
【0050】・無線制御装置2機(1制御チャネル、7
通話チャネル) スロット1と5、2と6、3と7、4と8は物理的に同
一のスロットであるが使用キャリアを変えることで、複
数のスロットを擬似的に設定する。
通話チャネル) スロット1と5、2と6、3と7、4と8は物理的に同
一のスロットであるが使用キャリアを変えることで、複
数のスロットを擬似的に設定する。
【0051】・第2スロット制御CH送出時 ・通話中呼:0 ■LCH確立要求受信(第1TCH) ・捕捉可能スロット数(第2TCH割当条件がdと仮定
して捕捉数を設定) スロット1・・・1 スロット3・・・3 スロット4・・・2 スロット5・・・1 スロット6・・・4 スロット7・・・3 スロット8・・・2 ・TCH切替可能数 スロット1・・・3 スロット3・・・5 スロット4・・・4 スロット5・・・3 スロット6・・・4 スロット7・・・4 スロット8・・・4 よって、 スロット1:(規定値10−(捕捉可能数1+TCH切
替可能数3))×5=重さ30 スロット3:(規定値10−(捕捉可能数3+TCH切
替可能数5))×5=重さ10 スロット4:(規定値10−(捕捉可能数2+TCH切
替可能数4))×5=重さ20 スロット5:(規定値10−(捕捉可能数1+TCH切
替可能数3))×5=重さ30 スロット6:(規定値10−(捕捉可能数4+TCH切
替可能数4))×5=重さ10 スロット7:(規定値10−(捕捉可能数3+TCH切
替可能数4))×5=重さ15 スロット8:(規定値10−(捕捉可能数2+TCH切
替可能数4))×5=重さ20 各スロット毎の重さは上記のようになる。
して捕捉数を設定) スロット1・・・1 スロット3・・・3 スロット4・・・2 スロット5・・・1 スロット6・・・4 スロット7・・・3 スロット8・・・2 ・TCH切替可能数 スロット1・・・3 スロット3・・・5 スロット4・・・4 スロット5・・・3 スロット6・・・4 スロット7・・・4 スロット8・・・4 よって、 スロット1:(規定値10−(捕捉可能数1+TCH切
替可能数3))×5=重さ30 スロット3:(規定値10−(捕捉可能数3+TCH切
替可能数5))×5=重さ10 スロット4:(規定値10−(捕捉可能数2+TCH切
替可能数4))×5=重さ20 スロット5:(規定値10−(捕捉可能数1+TCH切
替可能数3))×5=重さ30 スロット6:(規定値10−(捕捉可能数4+TCH切
替可能数4))×5=重さ10 スロット7:(規定値10−(捕捉可能数3+TCH切
替可能数4))×5=重さ15 スロット8:(規定値10−(捕捉可能数2+TCH切
替可能数4))×5=重さ20 各スロット毎の重さは上記のようになる。
【0052】この重さを各キャリアの受信レベル値に足
し、それを評価値として、その評価値が一番低いスロッ
ト、キャリアを第1TCHとして割当てる。
し、それを評価値として、その評価値が一番低いスロッ
ト、キャリアを第1TCHとして割当てる。
【0053】ここでは、図5の受信レベル値例一覧より
スロット3キャリア60を割当てる。
スロット3キャリア60を割当てる。
【0054】■TCH追加割当要求(第2TCH) ・第2TCH割当条件 条件d:隣接スロット、同一キャリア 第1TCHをスロット3で割当てた為、第2TCH候補
はスロット4、6、8となる。
はスロット4、6、8となる。
【0055】・64kデータ通信呼最大収容数 スロット4・・・3 スロット6・・・2 スロット8・・・3 ・TCH切替可能数 スロット4・・・1 スロット6・・・3 スロット8・・・1 よって、 スロット4:(規定値10−(最大収容数3+TCH切替可
能数1))×5=重さ30 スロット6:(規定値10−(捕捉可能数2+TCH切替可
能数3))×5=重さ25 スロット8:(規定値10−(最大収容数3+TCH切替可
能数1))×5=重さ30 各スロット毎の重さは上記のようになる。
能数1))×5=重さ30 スロット6:(規定値10−(捕捉可能数2+TCH切替可
能数3))×5=重さ25 スロット8:(規定値10−(最大収容数3+TCH切替可
能数1))×5=重さ30 各スロット毎の重さは上記のようになる。
【0056】この重さを第1TCHで割当てたキャリア
(60)と同一のキャリアの受信レベル値に足し、それ
を評価値として、その評価値が一番低いスロット、キャ
リアを第2TCHとして割当てる。ここでは、図5の受
信レベル値例一覧よりスロット6キャリア60を割当て
る。
(60)と同一のキャリアの受信レベル値に足し、それ
を評価値として、その評価値が一番低いスロット、キャ
リアを第2TCHとして割当てる。ここでは、図5の受
信レベル値例一覧よりスロット6キャリア60を割当て
る。
【0057】
【発明の効果】本発明により、64kデータ通信の呼損
率を低減する効果があった。
率を低減する効果があった。
【図1】本発明のPHS基地局のシステム構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図2】第1TCH割当て処理順を示すフローチャー
ト。
ト。
【図3】本発明の制御方法を示すフローチャート。
【図4】64kbit/sの通信方式を示すシーケンス
図。
図。
【図5】受信レベル値例一覧を示す図
101…PHS公衆基地局、102…送信系無線装置、
103…受信系無線装置、104…無線制御装置、10
5…制御用マイコン、106…制御用マイコン用メモ
リ、107…有線回線制御装置、108…有線回線。
103…受信系無線装置、104…無線制御装置、10
5…制御用マイコン、106…制御用マイコン用メモ
リ、107…有線回線制御装置、108…有線回線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高谷 健次郎 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 吉永 明央 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町180番地 日 立通信システム株式会社内 Fターム(参考) 5K067 AA12 AA13 BB04 DD13 DD34 EE02 EE10 EE22 EE65 EE71 HH05 JJ12 JJ17 JJ21
Claims (2)
- 【請求項1】デジタルデータを時分割に送受信し、相互
の通信を行う無線送信部と無線受信部及びこれらを制御
する無線制御部からなり、無線送信前に無線送信するチ
ャネル(スロット及びキャリア)を無線受信部におい
て、受信レベルを測定して更新する機能と、複数のチャ
ネルを使用し送受信を行う機能を備えている無線制御装
置において、複数チャネルを受信レベル値と送受信する
端末の要求に従い選択する機能を有することを特徴とす
る無線チャネル割当方法。 - 【請求項2】上記請求項1の機能を有することを特徴と
する無線チャネル割当方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11026986A JP2000224653A (ja) | 1999-02-04 | 1999-02-04 | 無線チャネル割当方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11026986A JP2000224653A (ja) | 1999-02-04 | 1999-02-04 | 無線チャネル割当方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000224653A true JP2000224653A (ja) | 2000-08-11 |
Family
ID=12208499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11026986A Pending JP2000224653A (ja) | 1999-02-04 | 1999-02-04 | 無線チャネル割当方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000224653A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100407826C (zh) * | 2005-03-18 | 2008-07-30 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种个人手持机系统基站业务控制的实现方法 |
-
1999
- 1999-02-04 JP JP11026986A patent/JP2000224653A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100407826C (zh) * | 2005-03-18 | 2008-07-30 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种个人手持机系统基站业务控制的实现方法 |
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