JP2000223052A - 電子線発生装置 - Google Patents

電子線発生装置

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JP2000223052A
JP2000223052A JP1945499A JP1945499A JP2000223052A JP 2000223052 A JP2000223052 A JP 2000223052A JP 1945499 A JP1945499 A JP 1945499A JP 1945499 A JP1945499 A JP 1945499A JP 2000223052 A JP2000223052 A JP 2000223052A
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electron beam
photocathode
optical axis
electron
beam generator
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Taku Oshima
卓 大嶋
Norio Saito
徳郎 斉藤
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ホトカソードの電子放出による放出面の劣化を
抑え、長寿命で安定した電子源を得る。 【解決手段】電子線発生中にホトカソードを励起光の光
軸に対して直角方向に移動させる手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子線源および電子
線応用装置に係わり、特に電子顕微鏡、電子線描画装置
などに好適な電子線発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ホトカソード材料に励起光を照射し電子
線を発生する電子源は、励起光を照射した部分のみから
電子線が得られるために、微細ビームを必要とする走査
型電子顕微鏡や電子線描画装置などの電子源として期待
されている。
【0003】従来のホトカソードを用いた電子線装置の
例として、走査型電子顕微鏡に応用した、C. A. Sanfor
d and N. C. MacDonald著、ジャーナル オブ バキュー
ムサイエンス アンド テクノロジー(Journal of Vac
uum Science And Technologies )Vol. B6(1998年)2005
~2008頁に掲載のElectron Optical Characteristics of
Negative Electron Affinity Cathodesがある。
【0004】上記従来技術の電子源の模式図を図2に示
す。同図において、2は電子引き出し電極、3は電子
線、4は収束光、6は対物レンズ、7は窓、10は真空
容器、13は光軸、21は固定ホトカソードである。こ
のように従来例では、ホトカソード21が固定されてお
り、常に決まったところに収束光4を照射し、ホトカソ
ード21内の微細な領域から電子線3を放出させてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ホトカソードは経時変
化で電子放出量が減少していくが、この原因としては二
つ有る。一つは装置内の真空度であり、水などの残留ガ
スを低減し、超高真空を維持するとホトカソードの寿命
を伸ばすことができる。もう一つの原因は光照射による
電子放出特性の劣化である。照射光量が多いほど、また
照射時間が長いほど劣化する。従って従来の電子源で
は、使用時間と共に劣化し、放出電流量が減少すること
が避けられなかった。この結果、ホトカソードの寿命が
短い、あるいは放出電流が減少するために安定性が悪い
などの欠点があった。
【0006】本発明の目的は、電子放出による放出面の
劣化を抑え、長寿命で安定した電子線発生装置およびそ
れを用いた電子線応用装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的のために、本発
明においては、電子線発生中にホトカソードを励起光の
光軸に対して直角方向に移動させる手段を設ける。これ
により、単位面積当たりの光照射量を低減することがで
き、ホトカソードの長寿命化が達成される。あるいは単
位時間での電流変動を小さくでき、安定性の向上が達成
される。
【0008】
【発明の実施の形態】(実施例1)図1に本発明の一実
施例を示す。ホトカソード1とこれに対して励起光とな
る収束光4を照射する対物レンズ6、また反対側には放
出される電子3を引き出し、電子光学系に導くための引
き出し電極2がある。ホトカソード1はガラス基板11
上にホトカソード膜12としてCs−O/p+型GaA
s/AlGaAs膜を形成したものである。全体は真空
容器10中にあり、圧力10-8Pa程度以下の超高真空
に保たれ、一部に励起光を入射させる窓7がある。対物
レンズ6は、平行光5を収束光4に変えるためのもので
あり、ガラス基板11と窓7を通過してホトカソード膜
12に焦点を結ぶように設計された非球面レンズを用い
ているが、レンズを複数組み合わせて構成してもよい。
【0009】ホトカソード1は回転装置9に対して回転
軸8で結合し、電子放出中に回転数ωで回転する。回転
軸8と光軸13とは±1°以内の平行に保たれている。
回転数ωはほぼ劣化速度D(1/時間)と回転半径(回
転軸8と光軸13の距離)Rより決まり、ω>>D/R
で用いると電流変化を小さく抑えられる。また、ω=D
/R付近で用いると、ちょうど一回転で寿命となるが、
それまでの電流変化は最も少ない。また劣化速度は、光
源面積s、電流密度J等により変化するものであり、形
状や使用条件により測定あるいは計算等により予測して
決める必要がある。
【0010】本発明の適用により、ホトカソードを回転
させることで、ホトカソードの劣化が抑えられ、励起光
強度を一定にしたときの放出電流と時間の関係は図3の
ように大幅に改善される。本実施例では、寿命はホトカ
ソードを移動しない場合と比べて大まかに4R/r倍に
なる。ここで、Rは回転軸8と光軸13の平均距離、r
はホトカソード上での収束光の半径である。したがっ
て、収束光が波長780nmで、r=1μmのスポットの
場合、Rを2cmとすることで、寿命は4万倍となる。
【0011】本実施例では微細な電子線源を得るため
に、電子放出面の位置、特に光軸方向の精度が重要とな
る。上記電子放出面の光軸方向の位置精度は、次に示す
要因より決定される。励起光用の非球面レンズを固定す
る場合、ホトカソードの光軸方向の位置を光の焦点深度
以内に抑える必要があるため、±数μm以内、より高精
度には±1μm以内の精度が必要である。また、非球面
レンズの高さを制御する手段を設けてもよく、この場合
はホトカソードの位置精度は、±1mm程度以内でよく、
より高精度の場合でも、±10μm程度でよい。なお、
ホトカソードの位置精度を緩くした場合で、電子線を微
細な点に絞る場合には、電子光学系の方で焦点位置の補
正をすればよい。
【0012】なお、ここではホトカソード用の負の電子
親和力材料として、Cs−O/p+型GaAsを用いた
が、光励起で電子を発生する材料であれば同様の効果が
ある。例えば、材料として、AlAs、InP、InA
s、GaP等のIII−V族半導体を用いてもよく、ま
た、Si,Ge,C等のIV族半導体、II−VI族半導体
あるいはこれらの混晶を用いてもよく、また、単結晶な
らずとも多結晶対、微結晶体、非晶質体でも、光入射で
エネルギギャップを超えて電子励起が起こる材料であれ
ば同様の効果がある。
【0013】また、仕事関数低減材料としては、Cs−
Oが最も効果的であるが、この他にも、アルカリ金属、
アルカリ土類金属の酸化物カルコゲン化物など仕事関数
を低減し、光励起された電子が真空準位よりも大きなポ
テンシャルエネルギを持つ組み合わせであれば同様の効
果がある。単結晶Cの場合は理想的な結晶が得られれば
表面層はなくともよい。また、材料として半導体だけで
なく金属膜あるいは金属的な薄膜で、光を照射して電子
放出する材料であれば同様の効果がある。
【0014】上記実施例においては、ホトカソードの移
動を回転運動としたが、励起光照射の領域が変化すれば
よいので、例えば、図4(a)のように、リニアアクチ
ュエータ40を付けて光軸と垂直方向に直線運動させて
もよい。ストロークをLとするとこの場合の寿命は2L
/πr倍となる。この場合、回転機構が不要になるの
で、電子線発生装置をコンパクトに形成できるという利
点がある。また、一軸のみでなく二軸で制御すれば、各
軸のストロークをL1,L2として、寿命は最大で、
(L1×L2)/πr2倍となり、一層の長寿命化が達
成される。
【0015】また、図4(b)のように、回転軸8を持
った駆動部に、送りモータ43とネジ44およびガイド
45で結合して、回転機構と直線移動機構を組み合わせ
てもよい。この場合、直線移動のストロークLと回転軸
8と光軸13の平均距離Rmとして寿命はLRm/r2
となる。
【0016】また、図4(c)のように、回転と移動が
可能なアクチュエータ42を用いても同様の効果があ
る。ここで示すように回転機構は回転軸8でつながる必
要はなく、ホトカソード1の周辺でもよい。この場合、
ホトカソード1表面の障害物を無くすることができるた
め、直線ストロークを回転軸8までとれ、ホトカソード
のほぼ全面を利用でき、寿命R2/r2倍が得られる。
【0017】また、図5に示すように、回転機構は、回
転軸上に回転導入器51をおき、ベルト52を介してモ
ーター9につないでもよい。この場合、ガス放出の多い
モーター9等の駆動機構を真空の外に出すことができる
ので、超高真空の形成が容易となる。
【0018】また、図1においては、ホトカソード劣化
の回復手段は設けていないが、図5のように、Cs蒸発
源(もしくはCsイオン源)50をホトカソードの電子
放出側のいずれかに置き、Csを補給すると、より一層
長期にわたって劣化を抑えて使用することが可能とな
る。また、装置内部に、加熱ヒータ53を置き、ホトカ
ソード表面を加熱クリーニングできるようにすれば、C
s蒸発源50からのCs供給と、酸素ガス導入により寿
命を過ぎたホトカソードを再生することができるので、
装置製造後のホトカソード交換の必要のない電子源が得
られる。
【0019】ホトカソード表面の加熱クリーニング温度
は材料により決まり、例えば、GaAsホトカソードの
場合400℃から600℃、Siホトカソードの場合7
00℃から850℃程度である。
【0020】(実施例2)図6に本発明を電子線露光装
置に応用した場合の一実施例を示す。光パターン形成装
置60により所望の形状の光ビーム61を発生し、本発
明による回転機構を持つホトカソード1に照射する。こ
の結果ホトカソード1より光パターンと同一形状の電子
ビーム62が発生し、これを縮小レンズ63と対物レン
ズ65により基板66上に縮小して照射する。偏向器6
4と試料台67,位置決め機構68およびこれらの制御
装置69により、基板66の所望の位置に所望のパター
ンを照射形成することができる。離れた別の場所に照射
する場合は、いったん光ビーム61を停止して、試料台
67あるいは電子光学系の設定を変えた後、再度光ビー
ム61を発生させる。基板66上に形成されるパターン
の大きさは、カソード1上の光ビーム61のパターンと
電子光学系の縮小率の積となる。なお、本図では、引き
出し電極や真空容器等は図示を省略してある。
【0021】半導体製造用のホトエッチングプロセスで
は、感光材料を塗布したウェハ66に光パターンを照射
して所望の形状の加工を行うが、このままでは光の波長
により、パターンの微細化や精度には限界がある。本発
明を応用することにより、光パターンを電子線パターン
に変換して用いるため、微細で高精度の加工が可能とな
る。さらに、ホトカソードの安定性や寿命特性がよいの
で、スループットや稼働率の高い露光装置が得られる。
【0022】光パターン発生装置60としては、従来の
光投影露光装置や、光ビームを走査する露光装置を用い
ることができる。これらの場合、窓7を光が透過するこ
とを考慮して光学系を最適化する必要がある。
【0023】(実施例3)図7に本発明を走査電子顕微
鏡に応用した場合の一実施例を示す。実施例1の図1と
同様の構造の電子線発生装置を持ち、カソード1と引き
出し電極2の間に引き出し電圧V1を印加して電子線3
を引き出す。この後、アノード70を通過させる。アノ
ード70とカソード1の間には加速電圧V0が印加され
ているので、電子光学系の中の電子エネルギはV0で決
定される。コンデンサレンズ71と対物レンズ73によ
り電子線3は微細な点に収束し、観察試料に入射する。
試料74より発生する二次電子(図示略)は、二次電子
検出器76により電気信号に変換される。電子線は偏向
器72により走査され、この走査信号と、二次電子信号
を用いて、試料表面のSEM像が得られる。
【0024】本発明の電子源は、エネルギ分布が0.0
8から0.4eVと狭いため、色収差が小さいという特
徴がある。このため、V0を800V〜500V程度の
低加速としても高分解能であるという特徴がある。ま
た、V0を数kVとし、試料74にV0−800〜500
V程度の負の電位を与え、試料面上で800〜500V
程度としてもよい。この場合、色収差はさらに低減さ
れ、より一層効果がある。
【0025】また、本発明の電子線発生装置はノイズが
少ないため、S/Nのよい画像が得られる。さらに本発
明により、ホトカソードの安定性や寿命特性が向上する
ので、半導体プロセスなどにおいて、スループットや稼
働率の高いSEM式電子線検査装置が得られる。
【0026】本実施例では、電子線発生装置として図1
の構造を用いたが、実施例1で上げた他の構造を用いて
も同様の効果がある。また、本実施例では電子顕微鏡の
例としてSEM(走査型電子顕微鏡)を用いたが、それ
以外に、透過型電子顕微鏡や反射電子顕微鏡などホトカ
ソードが用いられる電子線応用装置に本発明を適用して
も同様の効果がある。
【0027】
【発明の効果】以上、実施例を用いて説明したように、
本発明を用いることによって、ホトカソードからの電子
放出による放出面の劣化を抑え、長寿命で安定した電子
線発生装置、またその応用装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電子線発生装置の縦断面
図。
【図2】従来例の電子線発生装置の縦断面図。
【図3】本発明の実施例および従来例の電子線発生装置
の放出電流特性の測定図。
【図4】本発明の一実施例の電子線発生装置の動作説明
図。
【図5】本発明の一実施例の電子線発生装置の縦断面
図。
【図6】本発明の一実施例の電子線露光装置の要部斜視
図。
【図7】本発明の一実施例の走査型電子顕微鏡の要部縦
断面図。
【符号の説明】
1…ホトカソード、2…電子引き出し電極、3…電子
線、4…収束光、5…平行光、6…対物レンズ、7…
窓、8…回転軸、9…モーター、10…真空容器、11
…透明基板、12…ホトカソード膜、13…光軸、21
…固定ホトカソード、40…リニアアクチュエータ、4
1…光照射の軌跡、42…回転−移動アクチュエータ、
43…送りモータ、44…ねじ、45…ガイド、50…
セシウム蒸発源、51…回転導入器、52…ベルト、5
3…加熱ヒータ、60…光パターン形成装置、61…光
ビーム、62…電子ビーム、63…縮小レンズ、64…
偏向器、65…対物レンズ、66…基板、67…試料移
動台、68…移動台位置決め機構、69…電子光学系制
御装置、70…アノード、71…コンデンサレンズ、7
2…偏向器、73…対物レンズ、74…観察試料、75
…試料台、76…二次電子検出器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H097 BB01 CA16 EA02 LA10 LA20 5C030 CC10 5C035 CC01 5F056 CB01 EA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】限定領域への励起光照射手段と、光照射に
    より真空中に電子を放出するホトカソードと、放出され
    る電子を引き出す引き出し電極よりなる電子線発生装置
    において、電子線発生中にホトカソードを上記励起光の
    光軸に対して直角方向に移動させる手段を有することを
    特徴とする電子線発生装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電子線発生装置において、
    ホトカソードは少なくとも1種類のp型半導体よりな
    り、表面の仕事関数はバンドギャップエネルギ+1eV
    以下であり、このため必要に応じて仕事関数低減用の表
    面層を設け、バンドギャップエネルギ以上の励起光を用
    い、この結果、負の電子親和力により電子放出すること
    を特徴とする電子線発生装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の電子線発生装置において、
    ホトカソードを構成するp型半導体は、GaAs、Al
    As、InP、InAs、GaP、等のIII−V族化合
    物半導体のいずれか一つ、もしくはSi,C,Ge等の
    IV族半導体のいずれか一つ、もしくはそれらの混合物
    であることを特徴とする電子線発生装置。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれか記載の電子線発
    生装置において、上記ホトカソードを上記励起光の光軸
    に対して直角方向に移動させる手段として、励起光の光
    軸と平行な回転軸を持つ回転運動手段を用いることを特
    徴とする電子線発生装置。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれか記載の電子線発
    生装置において、ホトカソードを上記励起光の光軸に対
    して直角方向に移動させる手段として、励起光の光軸と
    直角方向に動くアクチュエータを用いることを特徴とす
    る電子線発生装置。
  6. 【請求項6】請求項1から5のいずれか記載の電子線発
    生装置において、上記ホトカソードの、上記励起光の光
    軸方向の位置精度は±2μm以内としたことを特徴とす
    る電子線発生装置。
  7. 【請求項7】請求項1から6のいずれか記載の電子線発
    生装置において、上記ホトカソードと上記対物レンズの
    光軸方向の距離制御手段をもつことを特徴とする電子線
    発生装置。
  8. 【請求項8】請求項1から7のいずれか記載の電子線発
    生装置と、電子光学系からなることを特徴とする電子顕
    微鏡あるいは電子線露光装置など電子線応用装置。
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