JP2000222113A - 光走査型タッチパネル - Google Patents

光走査型タッチパネル

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JP2000222113A JP2673799A JP2673799A JP2000222113A JP 2000222113 A JP2000222113 A JP 2000222113A JP 2673799 A JP2673799 A JP 2673799A JP 2673799 A JP2673799 A JP 2673799A JP 2000222113 A JP2000222113 A JP 2000222113A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再帰性反射体からの反射光のみを視野とし
て、外乱光の受光素子への入射を防止し、指示物の位置
を正確に検出する光走査型タッチパネルを提供する。 【解決手段】 再帰性反射シートからの反射光を、ポリ
ゴンミラー15,アパーチャミラー16を介して受光素
子13で受光する構成にあって、アパーチャミラー16
と受光素子13との間に、アパーチャミラー16からの
反射光を集光する集光レンズ17を設け、集光レンズ1
7と受光素子13との間の集光レンズ17の光軸上にア
パーチャ14aを有する遮光部材14を設け、走査光の
範囲のみを視野とする光学系を構成して、不要な外乱光
の受光素子13への入射を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示画面上での指
示物の位置を光学的に検出する光走査型タッチパネルに
関する。
【0002】
【従来の技術】主としてパーソナルコンピュータ等のコ
ンピュータシステムの普及に伴って、コンピュータシス
テムにより情報が表示される表示装置の表示画面上を人
の指または特定の指示物により指示することにより、新
たな情報を入力したり、コンピュータシステムに対して
種々の指示を与えたりする装置が利用されている。
【0003】パーソナルコンピュータ等の表示装置の表
示画面に表示された情報に対してタッチ方式にて入力操
作を行う場合には、その表示画面上での接触位置(指示
位置)を高精度に検出する必要がある。このような座標
面となる表示画面上の指示位置を検出する方法の一例と
して、光学的な位置検出方法が、特開昭62−5428
号公報などに提案されている。この方法は、表示画面の
両側枠に光再帰性反射体を配置し、角度走査したレーザ
光線のこの光再帰性反射体からの戻り光を検知し、指ま
たはペンによって光線が遮断されるタイミングから指ま
たはペンの存在角度を求め、求めた角度から三角測量の
原理にて位置座標を検出する。この方法では、部品点数
が少なくて検出精度を維持でき、指,任意のペン等の位
置も検出できる。
【0004】このような走査光により位置検出を行う光
走査型タッチパネルは、一般的に表示画面の外側に設け
られた再帰性反射体と、レーザ光などの光を出射する発
光素子と、出射された光を角度走査するポリゴンミラー
などの光走査手段と、その走査光の再帰性反射体による
反射光を受光する受光素子とを備えており、発光素子か
らの光を光走査手段にて走査させ、その走査光の再帰性
反射体での反射光を再び光走査手段で反射させて受光素
子に受光させる構成を有している。その走査光の経路に
指,任意のペンなどの指示物が存在する場合には、再帰
性反射体での反射光が受光素子に受光されない。そこ
で、光走査手段の走査角度及び受光素子での受光結果に
基づいて、それらの指示物の位置を検出することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】光走査型タッチパネル
では、再帰性反射体での反射光以外の外乱光が受光素子
で受光された場合に、指示物の正確な位置検出を行えな
いという問題がある。この外乱光のほとんどは、蛍光灯
などからの可視光線であるので、このような問題を解決
するために、従来では、受光素子の光入射側に可視光カ
ットフィルタを設けて可視光成分を除去し、再帰性反射
体からの反射光のみを選択的に受光素子に入射させるよ
うな工夫がなされている。
【0006】しかしながら、位置検出用に使用する発光
素子からの出射光と同波長域の外乱光が存在する場合に
は、その外乱光は可視光カットフィルタを透過して受光
素子に入射されることになり、指示物の位置を正確に検
出できないという問題がある。
【0007】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、受光素子の入射側に集光レンズと遮光部材とを
設けることにより、再帰性反射体からの反射光のみを視
野として、外乱光の受光素子への入射を防止でき、指示
物の位置を正確に検出できる光走査型タッチパネルを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る光走査型
タッチパネルは、所定領域の外側に設けた光再帰性反射
体と、前記所定領域と実質的に平行である面内で光を角
度走査する光走査手段と、該光走査手段による走査光の
前記光再帰性反射体での反射光を受光する受光手段とを
備え、前記所定領域に指示物で形成される走査光の遮断
位置を走査角度に対応した前記受光手段の受光出力に基
づいて検出する光走査型タッチパネルにおいて、前記受
光手段の光入射側に、集光レンズと、該集光レンズを通
る光の一部を遮断する遮光部材とを備えたことを特徴と
する。
【0009】請求項1の光走査型タッチパネルでは、集
光レンズと遮光部材とを、受光手段の光入射側に設け、
光軸近傍の一定範囲の光のみを受光手段に入射できよう
にする。よって、光再帰性反射体での反射光以外の外乱
光は遮光部材にて遮断され、光再帰性反射体での反射光
のみが受光手段に入射する。この結果、外乱光の影響を
受けることなく、指示物の位置を正確に検出できる。
【0010】請求項2に係る光走査型タッチパネルは、
請求項1において、前記集光レンズの焦点位置に、前記
遮光部材を設けていることを特徴とする。
【0011】請求項2の光走査型タッチパネルでは、遮
光部材を集光レンズの焦点位置に設けており、十分な光
再帰性反射体での反射光のみに視野を制限することがで
きる。
【0012】請求項3に係る光走査型タッチパネルは、
請求項1において、前記反射光の光量が最小となる前記
光走査手段での角度における前記光再帰性反射体の結像
位置に、前記遮光部材を設けていることを特徴とする。
【0013】請求項3の光走査型タッチパネルでは、光
再帰性反射体による反射光の光量が最小となる(受光素
子から光再帰性反射体への距離が最も遠い)光走査手段
での角度における光再帰性反射体の結像位置に、遮光部
材を設けている。集光レンズの収差が無視できる場合、
この位置で最も小さい光スポットが形成されるので、こ
のような位置に遮光部材を設けることにより、必要十分
な視野を確保しながら、集光レンズの集光量を最大限に
できて最も効率良く反射光を受光できる。
【0014】請求項4に係る光走査型タッチパネルは、
請求項1〜3の何れかにおいて、前記受光手段の光入射
側に、前記反射光を選択的に透過するバンドパスフィル
タを更に備えることを特徴とする。
【0015】請求項4の光走査型タッチパネルでは、所
定波長域のみの光を透過するバンドパスフィルタを設け
ており、集光レンズにおける色収差を解消することが可
能である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明
の光走査型タッチパネルの基本構成を示す模式図であ
る。
【0017】図1において参照符号10は、パーソナル
コンピュータ等の電子機器におけるCRTまたはフラッ
トディスプレイパネル(PDP,LCD,EL等),投
射型映像表示装置等の矩形状(対角線寸法:1000m
m程度)の表示画面であり、本実施の形態ではPDP
(プラズマディスプレイ)の表示画面として構成されて
いる。
【0018】例えば指,ペン等である指示物Sによりタ
ッチするための目標区域として規定された平面の範囲で
あるこの長方形の表示画面10の一つの短辺(本実施の
形態では右側の辺)の両隅の外側には、発光素子,受光
素子,ポリゴンミラー,各種のレンズ等を含む光学系を
内部に有する光学ユニット1a,1bがそれぞれ設けら
れている。また、表示画面10の右側の辺を除く3辺、
つまり、上下両側の辺及び左側の辺の外側には再帰性反
射体としての再帰性反射シート7(高さ:10mm程
度)が設けられている。
【0019】図2は、光学ユニット1a,1bの構成及
び光路を示す図である。両光学ユニット1a,1bは同
じ内部構成をなしている。光学ユニット1a(1b)
は、赤外線レーザ光を出射するレーザダイオード(L
D)からなる発光素子11と、発光素子11からのレー
ザ光を平行光にするためのコリメーションレンズ12
と、再帰性反射シート7からの反射光を受光するフォト
ダイオード(PD)からなる受光素子13と、受光素子
13への入射光を制限するためのアパーチャ14aを有
する遮光部材14と、発光素子11からのレーザ光を角
度走査するための例えば4角柱状のポリゴンミラー15
と、アパーチャ16aによりコリメーションレンズ12
からポリゴンミラー15への投射光を制限すると共に、
ポリゴンミラー15を介した再帰性反射シート7からの
反射光を受光素子13側へ反射するアパーチャミラー1
6と、アパーチャミラー16での反射光を集束させるた
めの集光レンズ17と、ポリゴンミラー15を回転させ
るモータ18と、これらを取付け固定するための光学ユ
ニット本体19とを備える。
【0020】発光素子11から出射されたレーザ光は、
コリメーションレンズ12にて平行光にされ、アパーチ
ャミラー16のアパーチャ16aを通過した後、ポリゴ
ンミラー15の回転によって表示画面10と実質的に平
行である面内を角度走査されて再帰性反射シート7に投
射される。そして、再帰性反射シート7からの反射光
が、ポリゴンミラー15及びアパーチャミラー16にて
反射された後、集光レンズ17で集束されて遮光部材1
4のアパーチャ14aを通って、受光素子13に入射さ
れる。但し、走査光の経路に指示物Sが存在する場合に
は走査光が遮断されるため、反射光が受光素子13に入
射されることはない。
【0021】各光学ユニット1a,1bには、各発光素
子11を駆動する発光素子駆動回路2a,2bと、各受
光素子13の受光量を電気信号に変換する受光信号検出
回路3a,3bと、各ポリゴンミラー15の動作を制御
するポリゴン制御回路4とが接続されている。また、参
照符号5は指示物Sの位置,大きさを算出すると共に、
装置全体の動作を制御するMPUであり、6はMPU5
での算出結果などを表示する表示装置である。
【0022】MPU5は、発光素子駆動回路2a,2b
に駆動制御信号を送り、その駆動制御信号に応じて発光
素子駆動回路2a,2bが駆動されて、各発光素子11
の発光動作が制御される。受光信号検出回路3a,3b
は、各受光素子13での反射光の受光信号をMPU5へ
送る。MPU5は、各受光素子13からの受光信号に基
づいて、指示物Sの位置,大きさを算出し、その算出結
果を表示装置6に表示する。なお、表示装置6は表示画
面10を兼用することも可能である。
【0023】このような本発明の光走査型タッチパネル
においては、図1に示されているように、例えば光学ユ
ニット1bに関して説明すると、光学ユニット1bから
の投射光は、自身の受光素子13に直接入射する位置か
ら図1上で反時計方向回りに走査され、再帰性反射シー
ト7の先端部分で反射される位置(Ps)に至って走査
開始位置になる。そして、指示物Sの一端に至る位置
(P1)までは再帰性反射シート7により反射される
が、指示物Sの他端に至る位置(P2)までの間は指示
物Sによって遮断され、その後の走査終了位置(Pe)
に至るまでは再帰性反射シート7により反射される。
【0024】次に、本発明の特徴部分である集光レンズ
17,遮光部材14,アパーチャ14a,受光素子13
の具体例について説明する。
【0025】(第1実施の形態)図3は、第1実施の形
態における受光系の要部(集光レンズ17,アパーチャ
14aの関係)を示す図である。上述したように、アパ
ーチャミラー16の偏向方向であって受光素子13の光
入射側に集光レンズ17とアパーチャ14aを有する遮
光部材14とを設ける。
【0026】具体的には、直径10mm,焦点距離15
mmの非球面の集光レンズ17を設け、その光軸上の焦
点位置に視野制限用の長径100μm程度の楕円状のア
パーチャ14aを配置する。なお、図3に示す視野範囲
の10mmは、再帰性反射シート7の高さに相当し、像
面までの距離1100mmは表示画面10の対角線方向
での受光距離に相当する。
【0027】このように集光レンズ17,アパーチャ1
4aを設けることにより、視野範囲を制限して光軸近傍
の一定範囲のみの光を受光素子13に受光することにな
るので、再帰性反射シート7からの反射光のみが受光素
子13に入射されて外乱光は受光されず、指示物Sの正
確な位置,大きさを検出できる。
【0028】(第2実施の形態)図4は、第2実施の形
態における受光系の要部を示す図である。第2実施の形
態では、遮光部材としてナイフエッジ21を、第1実施
の形態と同特性の集光レンズ17の焦点位置に設けてい
る。
【0029】光走査面より内側(表示画面10側)から
の光は、表示画面10自体によって遮断されるので、そ
の部分の視野については制限する必要はない。そこでこ
の第2実施の形態では、ナイフエッジ21により、光走
査面より外側(表示画面10と反対側)の視野のみを制
限するようにしている。よって、簡単な構成で、外乱光
が受光素子13に受光されることを防止でき、指示物S
の正確な位置,大きさを検出できる。
【0030】なお、光走査面から再帰性反射シート7上
縁までの距離が2mm(実際のビーム径:2mm)の場
合、集光レンズ17の焦点距離が15mmであるので、
像高さは片側27μmとなる。
【0031】(第3実施の形態)図5は、第3実施の形
態における受光系の要部を示す図である。ポリゴンミラ
ー15から反射光量が最小となる再帰性反射シート7の
位置までの距離は、表示画面10の対角線方向の受光距
離に相当して、1100mmである。この距離に光源が
ある場合、焦点距離15mmの集光レンズ17では1
5.2mmの位置に結像する。
【0032】第3実施の形態では、集光レンズ17の焦
点位置ではなく、この結像位置に、アパーチャ14aを
設ける。また、そのアパーチャ14aの大きさを、この
ときの再帰性反射シート7の結像の大きさに等しくす
る。
【0033】集光レンズ17に収差がない場合、この位
置で最も小さなスポットが形成される。よって、このよ
うに結像位置にアパーチャ14aを設けることにより、
再帰性反射シート7からの反射光のみを最も効率良く受
光素子13で受光することができる。
【0034】(第4実施の形態)図6は、第4実施の形
態における受光系の要部を示す図である。この第4実施
の形態では、アパーチャ14aが光走査方向に長いスリ
ット状をなしており、上下方向のみの視野角制限を行っ
ている。図7は、この第4実施の形態におけるポリゴン
ミラー15での走査光の結像の様子を示している。
【0035】スリット状をなすアパーチャ14aの長さ
(L)は、ポリゴンミラー15での走査光の結像サイズ
以上であれば良く、具体的には3mm程度である。この
ような長さである場合には、走査開始の基準信号(ポリ
ゴンミラー15で走査されて直接受光素子13に戻って
くる光)を確保することができる。
【0036】(第5実施の形態)図8は、第5実施の形
態における受光系の要部を示す図である。この第5実施
の形態では、遮光部材14に円状のアパーチャ14aを
複数個設けており、光走査方向に複数の視野を形成して
いる。従って、直角に反射してくる正反射以外での走査
開始の基準信号を得ることができる。
【0037】(第6実施の形態)図9は、第6実施の形
態における受光系の要部を示す図である。この第6実施
の形態では、遮光部材14の中央部にスリット状のアパ
ーチャ14aを設け、また、アパーチャミラー16のエ
ッジ部からの反射光の入射位置に対応させて円状のアパ
ーチャ14aを設けている。なお、この円状のアパーチ
ャ14aは、検出範囲近傍での入射光の影響を考慮し
て、走査開始側のエッジ部のみに対応させて配置してい
る。従って、アパーチャミラー16のエッジ部からの反
射光である走査開始の基準信号を確実に検出することが
できる。
【0038】(第7実施の形態)図10は、第7実施の
形態における受光系の要部を示す図である。集光レンズ
17には色収差が存在するので、それを解消するために
バンドパスフィルタ(BPF)22を設ける。具体的に
は、走査光である赤外線レーザ光の波長域を有する光の
みを選択的に透過させる10mm□のBPF22を、直
径10mmの非球面の集光レンズ17の前面(光路上流
側)に配置する。
【0039】このようにBPF22を設けることによ
り、アパーチャ14aを介して受光素子13に入射され
る光を、走査光と同波長域の光のみにすることができ、
集光レンズ17での色収差の影響を解消すると共に、外
乱光の影響を1/25程度に低減できる。なお、通常B
PFは多層膜で構成されているため、入射角依存性があ
るが、このような配置では、その入射角依存性の影響を
無視できる。
【0040】(第8実施の形態)図11は、第8実施の
形態における受光系の要部を示す図である。この第8実
施の形態は、第7実施の形態と同様、集光レンズ17の
色収差を解消する例である。
【0041】集光レンズ17の前面には可視光成分を遮
断する可視光カットフィルタ23が設けられている。受
光素子13は、集光レンズ17側の表面にスリット状の
アパーチャ14aが形成されているスリット付きパッケ
ージ24内に収納されている。また、そのスリット付き
パッケージ24には、アパーチャ14aと受光素子13
との間に、紫外線域の光を遮断する紫外線カット膜25
が形成されている。この可視光カットフィルタ23と紫
外線カット膜25とにより、第7実施の形態におけるB
PF22と同等の機能を果たす。
【0042】第8実施の形態でも、第7実施の形態と同
様に、集光レンズ17の色収差を解消できると共に、外
乱光の影響を大幅に低減できる。なお、紫外線カット膜
25のように、アパーチャ14aの後面にBPFを設け
る場合には、その面積を低下させることができ、設計の
自由度の向上を図れる。
【0043】次に、本発明の光走査型タッチパネルによ
る指示物Sの位置,大きさの算出動作について説明す
る。図12は、光走査型タッチパネルの実施状態を示す
模式図である。但し、図12では光学ユニット1a,1
b、再帰性反射シート7,表示画面10以外の構成部材
は図示を省略している。また、指示物Sとして指を用い
た場合を示している。
【0044】MPU5はポリゴン制御回路4を制御する
ことにより、光学ユニット1a,1b内の各ポリゴンミ
ラー15を回転させて、各発光素子11からのレーザ光
を角度走査する。この結果、再帰性反射シート7からの
反射光が各受光素子13に入射する。このようにして各
受光素子13に入射した光の受光量は受光信号検出回路
3a,3bの出力である受光信号として得られる。
【0045】なお、図12において、θ00,φ00は両光
学ユニット1a,1bを結ぶ基準線から各受光素子まで
の角度を、θ0,φ0は両光学ユニット1a,1bを結
ぶ基準線から再帰性反射シート7の端部までの角度を、
θ1,φ1は基準線から指示物Sの基準線側端部までの
角度を、θ2,φ2は基準線から指示物Sの基準線と逆
側端部までの角度をそれぞれ示している。
【0046】表示画面10上の走査光の光路に指示物S
が存在する場合には、光学ユニット1a,1bから投射
された光の指示物Sからの反射光は各受光素子13に入
射されない。従って、図12に示されているような状態
では,走査角度が0°からθ0までの間では光学ユニッ
ト1a内の受光素子13には反射光は入射されず、走査
角度がθ0からθ1までの間ではその受光素子13に反
射光が入射され、走査角度がθ1からθ2までの間では
その受光素子13に反射光が入射されない。同様に、走
査角度が0°からφ0までの間では光学ユニット1b内
の受光素子13には反射光は入射されず、走査角度がφ
0からφ1までの間ではその受光素子13に反射光が入
射され、走査角度がφ1からφ2までの間ではその受光
素子13に反射光が入射されない。
【0047】次に、このようにして求めた遮断範囲か
ら、指示物S(本例では指)の中心位置(指示位置)の
座標を求める処理について説明する。まず、三角測量に
基づく角度から直交座標への変換を説明する。図13に
示すように、光学ユニット1aの位置を原点O、表示画
面10の右辺,上辺をX軸,Y軸に設定し、基準線の長
さ(光学ユニット1a,1b間の距離)をLとする。ま
た、光学ユニット1bの位置をBとする。表示画面10
上の指示物Sが指示した中心点P(Px,Py)が、光
学ユニット1a,1bからX軸に対してθ,φの角度で
それぞれ位置している場合、点PのX座標Px,Y座標
Pyの値は、三角測量の原理により、それぞれ以下の
(1),(2)式のように求めることができる。
【0048】 Px(θ,φ)=(tanφ)÷(tanθ+tanφ)×L …(1) Py(θ,φ)=(tanθ・tanφ)÷(tanθ+tanφ)×L …(2)
【0049】ところで、指示物S(指)には大きさがあ
るので、検出した受光信号の立ち上がり/立ち下がりの
タイミングでの検出角度を採用した場合、図14に示す
ように、指示物S(指)のエッジ部の4点(図14のP
1〜P4)を検出することになる。これらの4点は何れ
も指示した中心点(図14のPc)とは異なっている。
そこで、以下のようにして 中心点Pcの座標(Pc
x,Pcy)を求める。Pcx,Pcyは、それぞれ以
下の(3),(4)式のように表せる。
【0050】 Pcx(θ,φ)=Pcx(θ1+dθ/2,φ1+dφ/2)…(3) Pcy(θ,φ)=Pcy(θ1+dθ/2,φ1+dφ/2)…(4)
【0051】そこで、(3),(4)式で表されるθ1
+dθ/2,φ1+dφ/2を上記(1),(2)式の
θ,φとして代入することにより、指示された中心点P
cの座標を求めることができる。
【0052】なお、上述した例では、最初に角度の平均
値を求め、その角度の平均値を三角測量の変換式
(1),(2)に代入して、指示位置である中心点Pc
の座標を求めるようにしたが、最初に三角測量の変換式
(1),(2)に従って走査角度から4点P1〜P4の
直交座標を求め、求めた4点の座標値の平均を算出し
て、中心点Pcの座標を求めるようにすることも可能で
ある。また、視差、及び、指示位置の見易さを考慮し
て、指示位置である中心点Pcの座標を決定することも
可能である。
【0053】ところで、各ポリゴンミラー15の走査角
速度が一定である場合には、時間を計時することにより
走査角度の情報を得ることができる。図15は、受光信
号検出回路3aからの受光信号と、光学ユニット1a内
のポリゴンミラー15の走査角度θ及び走査時間Tとの
関係を示すタイミングチャートである。ポリゴンミラー
15の走査角速度が一定である場合、その走査角速度を
ωとすると、走査角度θ及び走査時間Tには、下記
(5)式に示すような比例関係が成り立つ。 θ=ω×T …(5)
【0054】よって、受光信号の立ち下がり,立ち上が
り時の角度θ1,θ2は、それぞれの走査時間t1,t
2と下記(6),(7)式の関係が成り立つ。 θ1=ω×t1 …(6) θ2=ω×t2 …(7)
【0055】従って、ポリゴンミラー15の走査角速度
が一定である場合には、時間情報を用いて、指示物S
(指)の遮断範囲及び座標位置を計測することが可能で
ある。
【0056】また、本発明の光走査型タッチパネルで
は、計測した遮断範囲から指示物S(指)の大きさ(断
面長)を求めることも可能である。図16は、この断面
長計測の原理を示す模式図である。図16において、D
1,D2はそれぞれ光学ユニット1a,1bから見た指
示物Sの断面長である。まず、光学ユニット1a,1b
の位置O(0,0),B(L,0)から指示物Sの中心
点Pc(Pcx,Pcy)までの距離OPc(r1),
BPc(r2)が、下記(8),(9)式の如く求めら
れる。 OPc=r1=(Pcx2 +Pcy2 1/2 …(8) BPc=r2={(L−Pcx)2 +Pcy2 1/2 …(9)
【0057】断面長は距離と遮断角度の正弦値との積で
近似できるので、各断面長D1,D2は、下記(1
0),(11)式に従って計測可能である。 D1=r1・2sindθ/2 =(Pcx2 +Pcy2 1/2 ・2sindθ/2 …(10) D2=r2・2sindφ/2 ={(L−Pcx)2 +Pcy2 1/2 ・2sindφ/2 …(11)
【0058】なお、θ,φ≒0である場合には、sin
dθ≒dθ≒tandθ,sindφ≒dφ≒tand
φと近似できるので、(10),(11)式においてs
indθ,sindφの代わりに、dθまたはtand
θ,dφまたはtandφとしても良い。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明では、受光手段の光
入射側に集光レンズと遮光部材とを備えるようにしたの
で、受光手段で受光される視野範囲を限定することがで
き、簡単な構成にて光再帰性反射体からの反射光のみを
受光することが可能となり、外乱光の影響を受けること
なく、指示物の位置を正確に検出できる。
【0060】遮光部材を集光レンズの焦点位置に設ける
ようにしたので、十分な光再帰性反射体での反射光のみ
に視野を制限することができる。
【0061】光再帰性反射体による反射光の光量が最小
となる光走査手段での角度における光再帰性反射体の結
像位置に、遮光部材を設けるようにしたので、必要十分
な視野を確保しながら、集光レンズの集光量を最大限に
できて最も効率良く反射光を受光できる。
【0062】所定波長域のみの光を透過するバンドパス
フィルタを設けるようにしたので、集光レンズにおける
色収差を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光走査型タッチパネルの基本構成を示
す模式図である。
【図2】光学ユニットの構成及び光路を示す図である。
【図3】第1実施の形態における受光系の要部を示す図
である。
【図4】第2実施の形態における受光系の要部を示す図
である。
【図5】第3実施の形態における受光系の要部を示す図
である。
【図6】第4実施の形態における受光系の要部を示す図
である。
【図7】第4実施の形態におけるポリゴンミラーでの走
査光の結像の様子を示す図である。
【図8】第5実施の形態における受光系の要部を示す図
である。
【図9】第6実施の形態における受光系の要部を示す図
である。
【図10】第7実施の形態における受光系の要部を示す
図である。
【図11】第8実施の形態における受光系の要部を示す
図である。
【図12】光走査型タッチパネルの実施状態を示す模式
図である。
【図13】座標検出のための三角測量の原理を示す模式
図である。
【図14】指示物及び遮断範囲を示す模式図である。
【図15】受光信号と走査角度と走査時間との関係を示
すタイミングチャートである。
【図16】断面長計測の原理を示す模式図である。
【符号の説明】
1a,1b 光学ユニット 5 MPU 7 再帰性反射シート 10 表示画面(座標面) 11 発光素子 13 受光素子 14 遮光部材 14a アパーチャ 15 ポリゴンミラー 17 集光レンズ 22 バンドパスフィルタ(BPF) 23 可視光カットフィルタ 25 紫外線カット膜 S 指示物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中沢 文彦 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 山口 伸康 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B068 AA04 AA22 AA32 BB20 BC04 BC07 BE03 BE08 5B087 AA02 AC09 CC11 CC25 CC26 CC33

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定領域の外側に設けた光再帰性反射体
    と、前記所定領域と実質的に平行である面内で光を角度
    走査する光走査手段と、該光走査手段による走査光の前
    記光再帰性反射体での反射光を受光する受光手段とを備
    え、前記所定領域に指示物で形成される走査光の遮断位
    置を走査角度に対応した前記受光手段の受光出力に基づ
    いて検出する光走査型タッチパネルにおいて、前記受光
    手段の光入射側に、集光レンズと、該集光レンズを通る
    光の一部を遮断する遮光部材とを備えたことを特徴とす
    る光走査型タッチパネル。
  2. 【請求項2】 前記集光レンズの焦点位置に、前記遮光
    部材を設けている請求項1記載の光走査型タッチパネ
    ル。
  3. 【請求項3】 前記反射光の光量が最小となる前記光走
    査手段での角度における前記光再帰性反射体の結像位置
    に、前記遮光部材を設けている請求項1記載の光走査型
    タッチパネル。
  4. 【請求項4】 前記受光手段の光入射側に、前記反射光
    を選択的に透過するバンドパスフィルタを更に備える請
    求項1〜3の何れかに記載の光走査型タッチパネル。
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