JP2000221411A - 偽似カラー表示可能な電子内視鏡装置 - Google Patents
偽似カラー表示可能な電子内視鏡装置Info
- Publication number
- JP2000221411A JP2000221411A JP11021292A JP2129299A JP2000221411A JP 2000221411 A JP2000221411 A JP 2000221411A JP 11021292 A JP11021292 A JP 11021292A JP 2129299 A JP2129299 A JP 2129299A JP 2000221411 A JP2000221411 A JP 2000221411A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- visible light
- signal
- image
- ccd
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 非可視光を利用した偽似カラー画像を形成可
能とし、有用な診断情報が得られるようにする。 【解決手段】 第1プリズム16と第2プリズム17を
組み合わせ、その接合部に可視光を反射させると共に非
可視光(赤外光)を透過させるコート層18を形成した
ビームスプリッタを設け、このビームスプリッタにより
対物光学系を通過した像光を可視光と非可視光に分離
し、可視光像をCCD20で撮像し、赤外光像をCCD
21で撮像する。そして、映像処理回路24では、例え
ば赤外信号をR信号、R信号をG信号、G信号をB信号
に置き換えて処理することにより、偽似カラー画像をモ
ニタ25に表示する。
能とし、有用な診断情報が得られるようにする。 【解決手段】 第1プリズム16と第2プリズム17を
組み合わせ、その接合部に可視光を反射させると共に非
可視光(赤外光)を透過させるコート層18を形成した
ビームスプリッタを設け、このビームスプリッタにより
対物光学系を通過した像光を可視光と非可視光に分離
し、可視光像をCCD20で撮像し、赤外光像をCCD
21で撮像する。そして、映像処理回路24では、例え
ば赤外信号をR信号、R信号をG信号、G信号をB信号
に置き換えて処理することにより、偽似カラー画像をモ
ニタ25に表示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子内視鏡装置、特
に赤外光又は紫外光を利用して偽似カラー(偽カラー)表
示をすることが可能な電子内視鏡装置に関する。
に赤外光又は紫外光を利用して偽似カラー(偽カラー)表
示をすることが可能な電子内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子内視鏡装置では、電子スコープ先端
に配置された固体撮像素子であるCCD(Charge Coupl
ed Device)により体腔内等の被観察体を撮像し、モニ
タ等にカラー表示することができ、このカラー画像は例
えば医療分野では検査、診断、治療において有用な情報
として用いられている。
に配置された固体撮像素子であるCCD(Charge Coupl
ed Device)により体腔内等の被観察体を撮像し、モニ
タ等にカラー表示することができ、このカラー画像は例
えば医療分野では検査、診断、治療において有用な情報
として用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
内視鏡画像による診断等では、病変部の微細な異常状態
を観察して把握する必要があると共に、可能な限りの各
種の情報を得ることが求められており、可視光の撮像に
より得られる現在の内視鏡画像以外の画像情報が得られ
れば、診断等に更に有用な情報を提供できることにな
る。
内視鏡画像による診断等では、病変部の微細な異常状態
を観察して把握する必要があると共に、可能な限りの各
種の情報を得ることが求められており、可視光の撮像に
より得られる現在の内視鏡画像以外の画像情報が得られ
れば、診断等に更に有用な情報を提供できることにな
る。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、非可視光を利用した偽似カラー画
像を形成可能とし、有用な診断情報を画像表示すること
ができる偽似カラー表示可能な電子内視鏡装置を提供す
ることにある。
であり、その目的は、非可視光を利用した偽似カラー画
像を形成可能とし、有用な診断情報を画像表示すること
ができる偽似カラー表示可能な電子内視鏡装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る偽似カラー表示可能な電子内視鏡装置
は、被観察体を捉えるための対物光学系と、この対物光
学系を通過した像光につき、可視光と非可視光(赤外光
又は紫外光)とに分離する分離手段と、この分離手段か
ら出射された上記の可視光及び非可視光を入射して撮像
する固体撮像素子と、この固体撮像素子から出力された
信号に基づき偽似カラー(フォールスカラー)表示の処
理をする映像処理回路とを含んでなることを特徴とす
る。請求項2に係る発明は、上記分離手段として、可視
光と非可視光を選択的に透過又は反射させるビームスプ
リッタを設け、上記固体撮像素子として上記ビームスプ
リッタで透過又は反射された光を別個に入射して撮像す
るために可視光用と非可視光用を設けたことを特徴とす
る。
に、本発明に係る偽似カラー表示可能な電子内視鏡装置
は、被観察体を捉えるための対物光学系と、この対物光
学系を通過した像光につき、可視光と非可視光(赤外光
又は紫外光)とに分離する分離手段と、この分離手段か
ら出射された上記の可視光及び非可視光を入射して撮像
する固体撮像素子と、この固体撮像素子から出力された
信号に基づき偽似カラー(フォールスカラー)表示の処
理をする映像処理回路とを含んでなることを特徴とす
る。請求項2に係る発明は、上記分離手段として、可視
光と非可視光を選択的に透過又は反射させるビームスプ
リッタを設け、上記固体撮像素子として上記ビームスプ
リッタで透過又は反射された光を別個に入射して撮像す
るために可視光用と非可視光用を設けたことを特徴とす
る。
【0006】上記の構成によれば、例えば組合せプリズ
ムを用いたビームスプリッタにより反射された可視光が
色フィルタを介して可視光用固体撮像素子(CCD)に入
射し、このCCDにより従来と同様に可視光による画像
信号、例えばR(赤),G(緑),B(青)信号が形成
される。一方、上記ビームスプリッタにより透過した例
えば赤外光が非可視光用CCDに入射し、このCCDに
より赤外光による画像信号(赤外信号)が形成される。
そして、映像回路では、例えば上記のRGB信号により
従来と同様のカラー画像処理が行われると共に、上記赤
外信号とR信号及びG信号に基づいて偽似カラー画像処
理が実行される。
ムを用いたビームスプリッタにより反射された可視光が
色フィルタを介して可視光用固体撮像素子(CCD)に入
射し、このCCDにより従来と同様に可視光による画像
信号、例えばR(赤),G(緑),B(青)信号が形成
される。一方、上記ビームスプリッタにより透過した例
えば赤外光が非可視光用CCDに入射し、このCCDに
より赤外光による画像信号(赤外信号)が形成される。
そして、映像回路では、例えば上記のRGB信号により
従来と同様のカラー画像処理が行われると共に、上記赤
外信号とR信号及びG信号に基づいて偽似カラー画像処
理が実行される。
【0007】この偽似カラー画像処理は、例えば上記の
赤外信号をR信号、R信号をG信号、G信号をB信号に
置き換えて、従来と同様のカラー処理を実行することに
より行うことができ、これにより赤外光で捉えられた情
報を含む偽似カラー画像が形成される。この偽似カラー
画像では、赤外光が血管(毛細血管等)に対し高い吸収
を示すことから、例えば毛細血管等の走行、分布等の各
種状態について詳細な情報が表示されることになる。
赤外信号をR信号、R信号をG信号、G信号をB信号に
置き換えて、従来と同様のカラー処理を実行することに
より行うことができ、これにより赤外光で捉えられた情
報を含む偽似カラー画像が形成される。この偽似カラー
画像では、赤外光が血管(毛細血管等)に対し高い吸収
を示すことから、例えば毛細血管等の走行、分布等の各
種状態について詳細な情報が表示されることになる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1には、実施形態例に係る偽似
カラー表示可能な電子内視鏡装置の概略構成が示されて
おり、図2には当該装置の電子スコープ先端部の構成が
示される。図2に示されるように、先端部10内には、
照射光を出力するためのライトガイド11,12、被観
察体を捉えるための対物光学系14、鉗子等の処置具を
導くための処置具挿通チャンネル15等が設けられる。
カラー表示可能な電子内視鏡装置の概略構成が示されて
おり、図2には当該装置の電子スコープ先端部の構成が
示される。図2に示されるように、先端部10内には、
照射光を出力するためのライトガイド11,12、被観
察体を捉えるための対物光学系14、鉗子等の処置具を
導くための処置具挿通チャンネル15等が設けられる。
【0009】図1にも示されるように、上記対物光学系
14の後側には、第1プリズム16と第2プリズム17
を重ね合わせ、その接合境界面に可視光を反射し、かつ
非可視光(赤外光又は紫外光)を透過させるコート層1
8を形成したビームスプリッタが設けられる。そして、
このビームスプリッタの第1プリズム16の下側で反射
光を入射する位置に可視光用CCD20が配置され、ま
た第2プリズム17の上側で透過光を入射する位置に非
可視光用CCD21が配置される。
14の後側には、第1プリズム16と第2プリズム17
を重ね合わせ、その接合境界面に可視光を反射し、かつ
非可視光(赤外光又は紫外光)を透過させるコート層1
8を形成したビームスプリッタが設けられる。そして、
このビームスプリッタの第1プリズム16の下側で反射
光を入射する位置に可視光用CCD20が配置され、ま
た第2プリズム17の上側で透過光を入射する位置に非
可視光用CCD21が配置される。
【0010】上記の可視光用CCD20は、従来と同様
に、光入射面側にR(赤),G(緑),B(青)の微小
フィルタ(又はマゼンタ、シアン、グリーン、イエロー
の組合せ等でもよい)が画素単位でモザイク状に形成さ
れた色フィルタを備えている。一方、非可視光用CCD
21には、赤外光を効率よく捉えるためのフィルタを設
けることが好ましく、図3に示されるように、赤外光波
長領域を複数(例えば二つ)に分けてそれぞれのフィル
タを画素単位でモザイク状に設けてもよい。即ち、図3
のCCDフィルタ22では、丸(○)の部分に近赤外光
側の領域を捉えるもの、三角(▲)の部分に遠赤外光側
の領域を捉えるものを配置・形成し、二つの波長領域の
赤外光画像を取り出すようにすることができる。
に、光入射面側にR(赤),G(緑),B(青)の微小
フィルタ(又はマゼンタ、シアン、グリーン、イエロー
の組合せ等でもよい)が画素単位でモザイク状に形成さ
れた色フィルタを備えている。一方、非可視光用CCD
21には、赤外光を効率よく捉えるためのフィルタを設
けることが好ましく、図3に示されるように、赤外光波
長領域を複数(例えば二つ)に分けてそれぞれのフィル
タを画素単位でモザイク状に設けてもよい。即ち、図3
のCCDフィルタ22では、丸(○)の部分に近赤外光
側の領域を捉えるもの、三角(▲)の部分に遠赤外光側
の領域を捉えるものを配置・形成し、二つの波長領域の
赤外光画像を取り出すようにすることができる。
【0011】また、上記CCD20,21の後段には、
可視光画像と非可視光画像の両方の処理をする映像処理
回路24が設けられ、この映像処理回路24にモニタ2
5が接続される。上記映像処理回路24は、従来と同様
の処理、例えばクランプ処理、ガンマ補正、色バランス
等の各種の処理を行うと共に、非可視光画像については
図4の置換え処理をする。即ち、図4に示されるよう
に、R,G,Bの各フィルタを介してCCD20から出
力されたR信号、G信号、B信号は、従来通りのカラー
画像処理が施されるが、赤外フィルタを介してCCD2
1から出力された赤外信号については、R信号として処
理され、上記CCD20で得られたR信号はG信号とし
て、同様に上記CCD20で得られたG信号はB信号と
して処理される。このような置換えをすることにより、
偽似カラー(偽カラー)画像を得ることができる。もち
ろん、この非可視光画像での置換えは上記の組合せに限
らず、目的によって組合せを変えることができる。
可視光画像と非可視光画像の両方の処理をする映像処理
回路24が設けられ、この映像処理回路24にモニタ2
5が接続される。上記映像処理回路24は、従来と同様
の処理、例えばクランプ処理、ガンマ補正、色バランス
等の各種の処理を行うと共に、非可視光画像については
図4の置換え処理をする。即ち、図4に示されるよう
に、R,G,Bの各フィルタを介してCCD20から出
力されたR信号、G信号、B信号は、従来通りのカラー
画像処理が施されるが、赤外フィルタを介してCCD2
1から出力された赤外信号については、R信号として処
理され、上記CCD20で得られたR信号はG信号とし
て、同様に上記CCD20で得られたG信号はB信号と
して処理される。このような置換えをすることにより、
偽似カラー(偽カラー)画像を得ることができる。もち
ろん、この非可視光画像での置換えは上記の組合せに限
らず、目的によって組合せを変えることができる。
【0012】また、上記モニタ25は一つとしてこれに
可視光画像と非可視光画像を切り換えて表示してもよい
し、二つのモニタ25を設け、それぞれの画像を別々に
表示するようにしてもよい。
可視光画像と非可視光画像を切り換えて表示してもよい
し、二つのモニタ25を設け、それぞれの画像を別々に
表示するようにしてもよい。
【0013】実施形態例は以上の構成からなり、当該電
子内視鏡装置では、図2のライトガイド11,12を介
して光源光が被観察体へ向けて照射されると、この被観
察体の像光が対物光学系14に入射される。この入射光
は、その後、図1に示されるようにビームスプリッタ、
即ち第1プリズム16と第2プリズム17の境界面(コ
ート層18)で反射する可視光と、この境界面を透過す
る赤外光とに分離され、この可視光の像がCCD20で
捉えられ、赤外光による像がCCD21で捉えられる。
そして、上記CCD20から出力されたRGB信号に基
づいて、映像処理回路24では通常の可視光画像の処理
が行われ、このカラー画像信号によりモニタ25上に被
観察体のカラー画像が表示される。
子内視鏡装置では、図2のライトガイド11,12を介
して光源光が被観察体へ向けて照射されると、この被観
察体の像光が対物光学系14に入射される。この入射光
は、その後、図1に示されるようにビームスプリッタ、
即ち第1プリズム16と第2プリズム17の境界面(コ
ート層18)で反射する可視光と、この境界面を透過す
る赤外光とに分離され、この可視光の像がCCD20で
捉えられ、赤外光による像がCCD21で捉えられる。
そして、上記CCD20から出力されたRGB信号に基
づいて、映像処理回路24では通常の可視光画像の処理
が行われ、このカラー画像信号によりモニタ25上に被
観察体のカラー画像が表示される。
【0014】また同時に、上記CCD21から出力され
た赤外信号と上記R信号及びG信号の3つの信号に基づ
き、偽似カラー画像処理を行うことができる。即ち、図
4に示したように、赤外信号を可視光画像処理における
R信号、R信号を可視光画像処理のG信号、G信号を可
視光画像処理のB信号に置き換えて同様の処理が実行さ
れ、これによって偽似カラーの画像信号が形成される。
そして、この偽似カラー画像は操作スイッチ等の操作に
基づいてモニタ25に画像表示される。このような赤外
光を利用した偽似カラー画像によれば、毛細血管を含む
各種の血管の走行状況、分布状態等についの画像情報が
得られることになり、病巣部の診断等に有益な情報を提
供することができる。
た赤外信号と上記R信号及びG信号の3つの信号に基づ
き、偽似カラー画像処理を行うことができる。即ち、図
4に示したように、赤外信号を可視光画像処理における
R信号、R信号を可視光画像処理のG信号、G信号を可
視光画像処理のB信号に置き換えて同様の処理が実行さ
れ、これによって偽似カラーの画像信号が形成される。
そして、この偽似カラー画像は操作スイッチ等の操作に
基づいてモニタ25に画像表示される。このような赤外
光を利用した偽似カラー画像によれば、毛細血管を含む
各種の血管の走行状況、分布状態等についの画像情報が
得られることになり、病巣部の診断等に有益な情報を提
供することができる。
【0015】上記例では、非可視光が赤外光である場合
について説明したが、非可視光を紫外光としてもよく、
この場合は、図1のコート層18を紫外光を透過させる
ものに替え、またCCD21のフィルタについても紫外
光を良好に抽出できるものに替えればよいことになる。
そして、上記の映像処理回路24においては図4に示さ
れるように、CCD20で得られたG信号をR信号に置
き換え、同様にCCD20で得られたB信号をG信号に
置き換え、上記CCD21で得られた紫外信号をB信号
に置き換えて処理することにより、紫外光を利用した偽
似カラー画像が得られる。
について説明したが、非可視光を紫外光としてもよく、
この場合は、図1のコート層18を紫外光を透過させる
ものに替え、またCCD21のフィルタについても紫外
光を良好に抽出できるものに替えればよいことになる。
そして、上記の映像処理回路24においては図4に示さ
れるように、CCD20で得られたG信号をR信号に置
き換え、同様にCCD20で得られたB信号をG信号に
置き換え、上記CCD21で得られた紫外信号をB信号
に置き換えて処理することにより、紫外光を利用した偽
似カラー画像が得られる。
【0016】また、図3に示した上記CCD21のフィ
ルタ22では、丸(○)の部分に赤外光用のフィルタ、
三角(▲)の部分に紫外光用のフィルタを配置・形成す
ることにより、赤外信号と紫外信号の両者を抽出し、こ
れらの信号に基づいて、例えば図4に示した赤外光利用
の偽似カラー画像と紫外光利用の偽似カラー画像の両方
を形成できるようにしてもよい。
ルタ22では、丸(○)の部分に赤外光用のフィルタ、
三角(▲)の部分に紫外光用のフィルタを配置・形成す
ることにより、赤外信号と紫外信号の両者を抽出し、こ
れらの信号に基づいて、例えば図4に示した赤外光利用
の偽似カラー画像と紫外光利用の偽似カラー画像の両方
を形成できるようにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
対物光学系を通過した像光につきビームスプリッタ等で
可視光と非可視光とに分離し、この可視光及び非可視光
により得られた固体撮像素子の出力信号に基づき、映像
処理回路では偽似カラー表示処理を施すようにしたの
で、非可視光を利用した偽似カラー画像を形成して表示
することができ、可視光による撮影では得られない有用
な診断情報を提供可能になるという利点がある。
対物光学系を通過した像光につきビームスプリッタ等で
可視光と非可視光とに分離し、この可視光及び非可視光
により得られた固体撮像素子の出力信号に基づき、映像
処理回路では偽似カラー表示処理を施すようにしたの
で、非可視光を利用した偽似カラー画像を形成して表示
することができ、可視光による撮影では得られない有用
な診断情報を提供可能になるという利点がある。
【図1】本発明の実施形態例に係る偽似カラー表示可能
な電子内視鏡装置の構成を示す図である。
な電子内視鏡装置の構成を示す図である。
【図2】実施形態例の電子スコープ先端部の構造を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】図1の非可視光用CCDに配置されるモザイク
フィルタの構成を示す図である。
フィルタの構成を示す図である。
【図4】実施形態例において偽似カラー画像を形成する
際の信号の置換えを示す説明図である。
際の信号の置換えを示す説明図である。
10 … 電子スコープ先端部、 14 … 対物光学系、 16,17 … プリズム、 18 … コート層、 20 … 可視光用CCD、 21 … 非可視光用CCD、 24 … 映像処理回路、 25 … モニタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H040 BA00 GA02 GA05 GA11 4C061 AA00 BB01 BB08 CC06 DD00 FF40 FF47 LL02 LL08 MM05 MM07 NN01 NN05 PP12 RR04 RR14 RR30 SS30 VV04 WW08 XX02 5C054 CA03 CA04 CA05 CC06 CC07 EE00 FB03 FE02 HA12
Claims (2)
- 【請求項1】 被観察体を捉えるための対物光学系と、 この対物光学系を通過した像光につき、可視光と非可視
光とに分離する分離手段と、 この分離手段から出射された上記の可視光及び非可視光
を入射して撮像する固体撮像素子と、 この固体撮像素子から出力された信号に基づき偽似カラ
ー表示の処理をする映像処理回路とを含んでなる偽似カ
ラー表示可能な電子内視鏡装置。 - 【請求項2】 上記分離手段として、可視光と非可視光
を選択的に透過又は反射させるビームスプリッタを設
け、上記固体撮像素子として上記ビームスプリッタで透
過又は反射された光を別個に入射して撮像するために可
視光用と非可視光用を設けたことを特徴とする上記請求
項1記載の偽似カラー表示可能な電子内視鏡装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11021292A JP2000221411A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 偽似カラー表示可能な電子内視鏡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11021292A JP2000221411A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 偽似カラー表示可能な電子内視鏡装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000221411A true JP2000221411A (ja) | 2000-08-11 |
Family
ID=12051076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11021292A Pending JP2000221411A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 偽似カラー表示可能な電子内視鏡装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000221411A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1961370A2 (en) | 2006-10-17 | 2008-08-27 | Olympus Medical Systems Corp. | Endoscope and endoscope apparatus |
JP2013531537A (ja) * | 2010-07-02 | 2013-08-08 | インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド | 低侵襲手術システム内の二重光路プリズム及びカメラ |
DE102014115738A1 (de) * | 2014-10-29 | 2016-05-19 | Karl Storz Gmbh & Co. Kg | Endoskop |
JP2016523655A (ja) * | 2013-06-25 | 2016-08-12 | デジタルダイレクト・アイアール、インク | サイドスキャン赤外線撮像装置 |
JP2019072557A (ja) * | 2011-08-12 | 2019-05-16 | インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド | 外科手術器具の画像取込み装置 |
US10809519B2 (en) | 2011-08-12 | 2020-10-20 | Kitagawa Industries Co., Ltd. | Increased resolution and dynamic range image capture unit in a surgical instrument and method |
US10973398B2 (en) | 2011-08-12 | 2021-04-13 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Image capture unit in a surgical instrument |
-
1999
- 1999-01-29 JP JP11021292A patent/JP2000221411A/ja active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1961370A2 (en) | 2006-10-17 | 2008-08-27 | Olympus Medical Systems Corp. | Endoscope and endoscope apparatus |
EP1961370A3 (en) * | 2006-10-17 | 2009-01-07 | Olympus Medical Systems Corp. | Endoscope and endoscope apparatus |
US8208015B2 (en) | 2006-10-17 | 2012-06-26 | Olympus Medical Systems Corp. | Endoscope and endoscope apparatus |
KR101809037B1 (ko) * | 2010-07-02 | 2018-01-18 | 인튜어티브 서지컬 오퍼레이션즈 인코포레이티드 | 최소 침습 수술 시스템 내의 듀얼 광경로 프리즘 및 카메라 |
JP2013531537A (ja) * | 2010-07-02 | 2013-08-08 | インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド | 低侵襲手術システム内の二重光路プリズム及びカメラ |
KR101853641B1 (ko) * | 2010-07-02 | 2018-05-03 | 인튜어티브 서지컬 오퍼레이션즈 인코포레이티드 | 최소 침습 수술 시스템 내의 듀얼 광경로 프리즘 및 카메라 |
KR101890671B1 (ko) * | 2010-07-02 | 2018-09-28 | 인튜어티브 서지컬 오퍼레이션즈 인코포레이티드 | 최소 침습 수술 시스템 내의 듀얼 광경로 프리즘 및 카메라 |
KR101929401B1 (ko) * | 2010-07-02 | 2018-12-14 | 인튜어티브 서지컬 오퍼레이션즈 인코포레이티드 | 최소 침습 수술 시스템 내의 듀얼 광경로 프리즘 및 카메라 |
JP2020062437A (ja) * | 2010-07-02 | 2020-04-23 | インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド | 低侵襲手術システム内のカメラ |
JP2019072557A (ja) * | 2011-08-12 | 2019-05-16 | インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド | 外科手術器具の画像取込み装置 |
US10809519B2 (en) | 2011-08-12 | 2020-10-20 | Kitagawa Industries Co., Ltd. | Increased resolution and dynamic range image capture unit in a surgical instrument and method |
US10973398B2 (en) | 2011-08-12 | 2021-04-13 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Image capture unit in a surgical instrument |
JP2016523655A (ja) * | 2013-06-25 | 2016-08-12 | デジタルダイレクト・アイアール、インク | サイドスキャン赤外線撮像装置 |
DE102014115738A1 (de) * | 2014-10-29 | 2016-05-19 | Karl Storz Gmbh & Co. Kg | Endoskop |
DE102014115738B4 (de) | 2014-10-29 | 2021-07-29 | Karl Storz Se & Co. Kg | Endoskop und endoskopisches System |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3164609B2 (ja) | 内視鏡装置 | |
JP3983947B2 (ja) | 蛍光画像表示方法および装置 | |
JPH04341232A (ja) | 電子内視鏡システム | |
JP5308815B2 (ja) | 生体観測システム | |
JP2015029841A (ja) | 撮像装置および撮像方法 | |
WO2019100450A1 (zh) | 一种多功能内窥镜系统 | |
JP2000325306A (ja) | 内視鏡装置 | |
JP3467130B2 (ja) | 蛍光診断用電子内視鏡装置 | |
JP3490807B2 (ja) | 蛍光診断用電子内視鏡装置 | |
JP2017131559A (ja) | 医療用撮像装置、医療用画像取得システム及び内視鏡装置 | |
JP2655571B2 (ja) | 撮像装置 | |
JPWO2016117049A1 (ja) | 内視鏡装置 | |
JP3461499B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP2660009B2 (ja) | 内視鏡装置 | |
JP2000221411A (ja) | 偽似カラー表示可能な電子内視鏡装置 | |
KR101071676B1 (ko) | 다면 내시경과 다면 내시경의 영상 표시 시스템 | |
JP3353949B2 (ja) | 撮像システム | |
JP2641654B2 (ja) | 内視鏡装置 | |
JP3315188B2 (ja) | 内視鏡装置 | |
JP4097959B2 (ja) | 内視鏡撮像システム | |
JP4225864B2 (ja) | 内視鏡装置 | |
JP2010184046A (ja) | 内視鏡、内視鏡駆動方法、並びに内視鏡システム | |
JP2682626B2 (ja) | 経内視鏡分光診断装置 | |
JPS61234834A (ja) | 内視鏡システム | |
JPS63274911A (ja) | 電子内視鏡装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051018 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070612 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080108 |