JP2000220375A - 鋼製エレメント、基準管鋼製エレメント、一般部鋼製エレメント、隅角部鋼製エレメント、鋼製エレメントの製作方法、及び地下構造物構築方法 - Google Patents

鋼製エレメント、基準管鋼製エレメント、一般部鋼製エレメント、隅角部鋼製エレメント、鋼製エレメントの製作方法、及び地下構造物構築方法

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JP2000220375A JP11023368A JP2336899A JP2000220375A JP 2000220375 A JP2000220375 A JP 2000220375A JP 11023368 A JP11023368 A JP 11023368A JP 2336899 A JP2336899 A JP 2336899A JP 2000220375 A JP2000220375 A JP 2000220375A
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昭夫 伊藤
Mitsuru Shimizu
満 清水
Tomoaki Moriyama
智明 森山
Kiyoshi Kuwabara
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製作費用が低廉で強度が従来品と同等な鋼製
エレメント、及び鋼製エレメントの製作方法を提供す
る。 【解決手段】 「−」字状断面を有しエレメント軸方向
に延在する鋼製の平板部12aの「−」字状断面におけ
る両端にエレメント軸方向に沿って略「C」字状断面の
継手部12bが設けられた直線鋼矢板12を2個用い、
継手部12bどうしを相互に嵌合させるとともに、嵌合
した継手部12bの嵌合空間S内にグラウト材を注入し
て硬化させ、直線鋼矢板12の略2倍の幅の板状接合部
材11を形成し、板状接合部材11を鋼製エレメントの
板状部分として用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非開削方式で地下
構造物を構築するために使用する鋼製エレメント、及び
この鋼製エレメントの製作方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄道線路や道路等の下方に非開削
方式でトンネルのような地下構造物を構築する場合、軌
道等に与える影響を抑えるため、鋼製エレメントを推進
又はけん引により軌道下方の地中に挿入して横断させ、
これを地下構造物の本体として利用する方法(以下、
「鋼製エレメント工法」という。)が用いられている。
【0003】この鋼製エレメント工法に用いられる鋼製
エレメントは、仮設時には、中空の単体の箱型部材とし
て列車荷重等の大きな繰り返し荷重を負担する。また、
地下構造物の完成後には、鋼製エレメントの中空部には
コンクリート等が充填され、鋼製エレメントを単位部材
とする集合体として列車荷重等を負担することになる。
【0004】したがって、鋼製エレメントは、大断面の
ものが要求されることが多い。このため、鋼製エレメン
ト、特にフランジ部には、一体製作の大きな平板状部材
や、複数の部材を高精度の溶接により接合したものが採
用されることが多かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような一体製作や高精度溶接による部材は、製作費用
が非常に高価であるため、鋼製エレメント工法による地
下構造物は工事費用が高くなる、という問題があった。
【0006】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたものであり、本発明の解決しようとする課題は、製
作費用が低廉で強度が従来品と同等な鋼製エレメント、
及び鋼製エレメントの製作方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る鋼製エレメントは、「−」字状断面を
有しエレメント軸方向に延在する鋼製の平板部の前記
「−」字状断面における両端に前記エレメント軸方向に
沿って略「C」字状断面の継手部が設けられた直線鋼矢
板をn個(n:2以上の整数)用い、前記継手部どうし
を相互に嵌合させるとともに、前記嵌合した継手部の嵌
合空間内にグラウト材を注入して硬化させ、前記直線鋼
矢板の略n倍の幅の板状接合部材を形成し、前記板状接
合部材を鋼製エレメントの板状部分として用いることを
特徴とする。
【0008】また、本発明に係る基準管鋼製エレメント
は、矩形管状の断面を有してエレメント軸方向に延設さ
れる鋼製部材の4つの隅部のそれぞれに前記エレメント
軸方向に沿って基準管継手を設け、隣接するエレメント
の継手と前記基準管継手との嵌合によりエレメント相互
の接合を行うとともに、前記エレメント軸方向に直角な
平面方向であるエレメント軸直角方向の力を伝達可能と
した基準管鋼製エレメントであって、前記矩形管状の鋼
製部材の板状部分の少なくとも1個は、「−」字状断面
を有しエレメント軸方向に延在する鋼製の平板部の前記
「−」字状断面における両端に前記エレメント軸方向に
沿って略「C」字状断面の継手部が設けられた直線鋼矢
板をn個(n:2以上の整数)用い、前記継手部どうし
を相互に嵌合させるとともに、前記嵌合した継手部の嵌
合空間内にグラウト材を注入して硬化させ前記直線鋼矢
板の略n倍の幅の板状に形成された接合部材が用いられ
ることを特徴とする。
【0009】また、本発明に係る一般部鋼製エレメント
は、略「コ」字状の断面を有しエレメント軸方向に延設
される鋼製部材の4つの隅部のそれぞれに、前記エレメ
ント軸方向に沿って一般部継手を設け、隣接するエレメ
ントの継手と前記一般部継手との嵌合によりエレメント
相互の接合を行うとともに、前記エレメント軸方向に直
角な平面方向であるエレメント軸直角方向の力を伝達可
能とした一般部鋼製エレメントであって、前記「コ」字
状断面の鋼製部材の板状部分の少なくとも1個は、
「−」字状断面を有しエレメント軸方向に延在する鋼製
の平板部の前記「−」字状断面における両端に前記エレ
メント軸方向に沿って略「C」字状断面の継手部が設け
られた直線鋼矢板をn個(n:2以上の整数)用い、前
記継手部どうしを相互に嵌合させるとともに、前記嵌合
した継手部の嵌合空間内にグラウト材を注入して硬化さ
せ前記直線鋼矢板の略n倍の幅の板状に形成された接合
部材が用いられることを特徴とする。
【0010】また、本発明に係る隅角部鋼製エレメント
は、矩形管状又は「コ」字状の断面を有してエレメント
軸方向に延設される鋼製部材の4つの隅部のうち前記エ
レメント軸方向に直角な平面方向であるエレメント軸直
角方向のうちの一方向において互いに隣接する2つの隅
部のそれぞれに前記エレメント軸方向に沿って隅角部第
1継手を設けるとともに、前記一方向と直角となる他方
向において互いに隣接する2つの隅部のそれぞれに前記
エレメント軸方向に沿って隅角部第2継手を設け、複数
のエレメントにより構成されるエレメント構造体の
「L」字状の隅角部において隣接するエレメントの継手
との嵌合によりエレメント相互の接合を行い、前記エレ
メント軸直角方向の力のうち、前記「L」字状の隅角部
の各方向の成分を伝達可能とした隅角部鋼製エレメント
であって、前記矩形管状又は「コ」字状断面の鋼製部材
の板状部分の少なくとも1個は、「−」字状断面を有し
エレメント軸方向に延在する鋼製の平板部の前記「−」
字状断面における両端に前記エレメント軸方向に沿って
略「C」字状断面の継手部が設けられた直線鋼矢板をn
個(n:2以上の整数)用い、前記継手部どうしを相互
に嵌合させるとともに、前記嵌合した継手部の嵌合空間
内にグラウト材を注入して硬化させ前記直線鋼矢板の略
n倍の幅の板状に形成された接合部材が用いられること
を特徴とする。
【0011】上記した隅角部鋼製エレメントにおいて、
好ましくは、前記隅角部第1継手及び隅角部第2継手に
対して「T」字状となる位置の隅部のそれぞれに前記エ
レメント軸方向に沿って隅角部第3継手を設け、複数の
エレメントにより構成されるエレメント構造体における
「T」字状の隅角部において隣接するエレメントの継手
との嵌合によりエレメント相互の接合を行い、前記エレ
メント軸直角方向の力のうち、前記「T」字状の隅角部
の各方向の成分を伝達可能である。
【0012】また、本発明に係る鋼製エレメントの製作
方法は、「−」字状断面を有しエレメント軸方向に延在
する鋼製の平板部の前記「−」字状断面における両端に
前記エレメント軸方向に沿って略「C」字状断面の継手
部が設けられた直線鋼矢板をn個(n:2以上の整数)
用い、前記継手部どうしを相互に嵌合させるとともに、
前記嵌合した継手部の嵌合空間内にグラウト材を注入し
て硬化させ、前記直線鋼矢板の略n倍の幅の板状接合部
材を形成し、前記板状接合部材を鋼製エレメントの板状
部分として用いることを特徴とする。
【0013】また、本発明に係る地下構造物構築方法
は、矩形管状の断面を有してエレメント軸方向に延設さ
れる管状鋼製部材の4つの隅部のそれぞれに前記エレメ
ント軸方向に沿って基準管継手が設けられるとともに、
前記矩形管状の鋼製部材の板状部分の少なくとも1個
は、「−」字状断面を有しエレメント軸方向に延在する
鋼製の平板部の前記「−」字状断面における両端に前記
エレメント軸方向に沿って略「C」字状断面の継手部が
設けられた直線鋼矢板をn個(n:2以上の整数)用
い、前記継手部どうしを相互に嵌合させるとともに、前
記嵌合した継手部の嵌合空間内にグラウト材を注入して
硬化させ前記直線鋼矢板の略n倍の幅の板状に形成され
た接合部材が用いられた基準管鋼製エレメントを地中に
挿入する第1工程を行い、次いで、「コ」字状の断面を
有し前記エレメント軸方向に延設されるコ型鋼製部材の
4つの隅部のそれぞれに前記エレメント軸方向に沿って
一般部継手が設けられるとともに、前記「コ」字状断面
の鋼製部材の板状部分の少なくとも1個は、「−」字状
断面を有しエレメント軸方向に延在する鋼製の平板部の
前記「−」字状断面における両端に前記エレメント軸方
向に沿って略「C」字状断面の継手部が設けられた直線
鋼矢板をn個(n:2以上の整数)用い、前記継手部ど
うしを相互に嵌合させるとともに、前記嵌合した継手部
の嵌合空間内にグラウト材を注入して硬化させ前記直線
鋼矢板の略n倍の幅の板状に形成された接合部材が用い
られた一般部鋼製エレメントを用い、前記一般部継手の
うち外部に対して開放された隅部である2つの開放側隅
部に設けられた一般部第1継手のそれぞれを前記基準管
継手のうちの2つと嵌合させて接合し、前記一般部鋼製
エレメントを前記基準管路鋼製エレメントに沿わせなが
ら前記地中に挿入する第2工程を行い、次いで、前記地
中に挿入された一般部鋼製エレメントの前記一般部継手
のうち外部に対して閉塞された隅部である2つの閉塞側
隅部に設けられた一般部第2継手のそれぞれに、他の一
般部鋼製エレメントの前記一般部第1継手のそれぞれを
嵌合させて接合し、前記地中に挿入された一般部鋼製エ
レメントに前記他の一般部鋼製エレメントを沿わせなが
ら前記地中に挿入する第3工程を順次繰り返し、次い
で、前記地中に挿入され相互に接合された各鋼製エレメ
ントによって構成されたエレメント構造体を防護工とし
て前記エレメント構造体の内部を掘削する第4工程を行
い、次いで、前記エレメント構造体を本体として利用し
て地下構造物を構築する第5工程を行うことを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0015】(1)第1実施形態 まず、本発明の第1実施形態について説明する。
【0016】図1は、本発明の第1実施形態である基準
管鋼製エレメントの構成を示す断面図である。図1は、
エレメント軸方向から見た断面図(エレメント軸方向に
直角な平面によって切断した場合の断面図)である。
【0017】図1に示すように、基準管鋼製エレメント
10は、2つの板状接合部材11及び11と、2つの鋼
板部材13及び14を有している。2つの板状接合部材
11、11は、互いに対向するように配置されるととも
にエレメント軸方向に延設され、鋼板部材13と14は
互いに対向配置されるとともに板状接合部材11と直角
となるようにエレメント軸方向に延設される。これによ
り、全体として矩形管状(「ロ」字状)の断面が形成さ
れ、板状接合部材11、11が上下のフランジを構成
し、鋼板部材13、14が左右のウェブを構成してい
る。
【0018】また、板状接合部材11は、2個の直線鋼
矢板12及び12が接合されて構成されている。また、
直線鋼矢板12は、鋼製の平板部12aと、2つの鋼製
の継手部12bを有している。平板部12aは、所定の
強度を有する「−」字状断面を有し、エレメント軸方向
に延在している。継手部12bは、平板部12aの
「−」字状断面における両端に、エレメント軸方向に沿
って設けられ、断面(エレメント軸方向に直角な平面に
よって切断した場合の断面)が略「C」字状となってい
る。
【0019】板状接合部材11は、2個の直線鋼矢板1
2、12が、逆向きに配置され、各々の継手部12a、
12aが互いに嵌合するように組み合わされている。図
2は、基準管鋼製エレメント10における直線鋼矢板の
継手部の嵌合状態を示す拡大断面図である。
【0020】図2に示すように、継手部12bの断面
は、概略「C」字状となっており、第1突出部12cと
第2突出部12dを有している。第1突出部12cの先
端は球根状に拡大されている。このような構成により、
継手部12bは、所要の引張力と圧縮力を伝達すること
ができる構成となっている。また、第1突出部12cと
第2突出部12dの中間は、ほぼ楕円状断面でエレメン
ト軸方向に延びる嵌合空間Sとなっている。
【0021】板状接合部材11においては、嵌合空間S
のうち、第1突出部12cが嵌入している部分以外の部
分は、硬化したグラウト材Gで充填され、強固に固定さ
れている。
【0022】また、各鋼板部材13、14は、板状接合
部材11、11の両端の継手部12a、12aの付近に
おいて、板状接合部材11に垂直となるように、溶接に
よって結合されている。この結合は、ボルト等の機械的
結合であってもよい。
【0023】また、板状接合部材11、11と鋼板部材
13、14によって形成される矩形管状断面の4つの隅
部のそれぞれには、エレメント軸方向に沿って、継手部
12bが位置することになる。この基準管鋼製エレメン
ト10における継手部12bは、基準管継手に相当して
いる。
【0024】上記のような構成の鋼製エレメント10の
製作方法は、以下の通りである。
【0025】1)上記のような構成の既製の直線鋼矢板
12を2個逆向きに配置する。次に、継手部12bどう
しを相互に嵌合させる。次に、嵌合した継手部12bの
嵌合空間S内にグラウト材を注入する。グラウト材とし
ては、セメントと水とを混合して練り混ぜたセメントミ
ルク、あるいはエポキシ樹脂等の樹脂系接着剤を用い
る。グラウト材の注入は、嵌合空間Sの一端から他端へ
向けて一方向に行ってもよいし、途中箇所に注入用の孔
を開設して行ってもよい。グラウト材の注入後、所定時
間経過させて硬化させ、直線鋼矢板12の略2倍の幅の
板状接合部材11を形成する。
【0026】2)次に、2つの板状接合部材11、11
に鋼板部材13、14を溶接等7によって結合すること
により、基準管鋼製エレメント10を形成する。
【0027】(2)第2実施形態 次に、本発明の第2実施形態について説明する。
【0028】図3は、本発明の第2実施形態である一般
部鋼製エレメントの構成を示す断面図である。図3は、
エレメント軸方向から見た断面図(エレメント軸方向に
直角な平面によって切断した場合の断面図)である。
【0029】図3に示すように、一般部鋼製エレメント
20は、2つの板状接合部材11及び11と、鋼板部材
13を有し、全体として「コ」字状の断面を形成してい
る。一般部鋼製エレメント20は、上述した基準管鋼製
エレメント10から鋼板部材14を除去したものと等し
い構成となっている。
【0030】また、一般部鋼製エレメント20の「コ」
字状断面の4つの隅部には、エレメント軸方向に沿っ
て、継手部12bが位置することになる。これらのう
ち、外部に対して開放された隅部(図3における左上隅
部及び左下隅部。以下、「開放側隅部」という。)の継
手部12bを、以下、「一般部第1継手」という。
【0031】また、一般部鋼製エレメント20の「コ」
字状断面の4つの隅部のうち、外部に対して閉塞された
隅部(図3における右上隅部及び右下隅部。以下、「閉
塞側隅部」という。)の継手部12bを、以下、「一般
部第2継手」という。
【0032】一般部鋼製エレメント20の製作方法は、
鋼板部材14が結合されない点を除き、基準管鋼製エレ
メント10の製作方法と同様である。
【0033】(3)第3実施形態 上記した矩形管状断面の基準管鋼製エレメント10地中
に挿入した後、これを基準とし、基準管鋼製エレメント
10に隣接させるようにして略「コ」字状断面の一般部
鋼製エレメント20を順次挿入すれば、図4に示すよう
な「ロ」字状断面構造のエレメント構造体40を形成す
ることができ、これを本体に利用して地下構造物を構築
することができる。以下、エレメント構造体40の施工
方法について説明する。
【0034】まず、地盤の掘削を行いながら、基準管鋼
製エレメント10を地中に挿入する(以下、「第1工
程」という。)。
【0035】その後、一般部鋼製エレメント20の継手
部12bのうち、開放側隅部に設けられた一般部第1継
手を、基準管鋼製エレメント10の継手部12bのうち
の対応するものと嵌合させて接合する。そして、両継手
を嵌合させた状態で、一般部鋼製エレメント20を基準
管路鋼製エレメント10に沿わせながら、基準管鋼製エ
レメント10の場合と同様にしてエレメント軸方向に向
けて地中に挿入する(以下、「第2工程」という。)。
【0036】この場合、嵌合状態となっている基準管鋼
製エレメント10の継手部12bと、一般部鋼製エレメ
ント20の継手部12bは、図2と同様の状態なってい
る。
【0037】上記のように嵌合している基準管鋼製エレ
メント10の継手部12bと、一般部鋼製エレメント2
0の継手部12bの内部の嵌合空間Sには、必要に応じ
て、適宜の時期に、例えばエレメント軸方向の一方の端
(以下、「注入端」という。)から、無収縮モルタル、
無収縮コンクリート、樹脂材料等のグラウト材(図示せ
ず)を注入し、硬化させて継手接合を補強してもよい。
このグラウト注入を行うと、継手が固定されるため、接
合された後の複数の鋼製エレメントが、上載荷重等によ
りたわむなどの変形を生じることを防止することができ
る。また、この補強により、エレメント軸直角方向の力
の伝達性能も向上する。なお、嵌合空間S内へのグラウ
ト材の注入は、端部から行うだけでなく、途中箇所に注
入用孔を開設して逐次行うことも可能である。
【0038】次に、第2工程の後、新たな一般部鋼製エ
レメント20の開放側隅部に設けられた継手部12b
(一般部第1継手)を、すでに地中に挿入された一般部
鋼製エレメント20の閉塞側隅部に設けられた継手部1
2bと嵌合させて接合する。そして、両継手を嵌合させ
た状態で、新たな一般部鋼製エレメント20を、すでに
挿入された一般部路鋼製エレメント20に沿わせなが
ら、エレメント軸方向に向けて地中に挿入する(以下、
「第3工程」という。)。以下、この第3工程を順次繰
り返すことによって、地中に挿入され相互に接合された
各鋼製エレメント10、20等によってエレメント構造
体を構成する。
【0039】次に、必要により、各エレメント内にコン
クリート等を充填する。次に、地中に形成されたエレメ
ント構造体を防護工として利用し、エレメント構造体の
内部を掘削する(以下、「第4工程」という。)。次
に、エレメント内面をコンクリートで被覆する等の施工
を行って、地下構造物を構築する(以下、「第5工程」
という。)。
【0040】上記において、基準管鋼製エレメント10
は、エレメント構造体40中のいずれの箇所に配置して
もよい。
【0041】また、上記のエレメント構造体40の4つ
の隅角部の直角部を形成するため、隅角部鋼製エレメン
ト30を使用する。隅角部鋼製エレメント30は、例え
ば、図1に示す基準管鋼製エレメント10のいずれかの
板状接合部材11に、既存の継手部12bと垂直となる
ように新たな継手(例えば、継手部12bと同様のも
の)を溶接することにより製作することができる。この
場合、矩形断面鋼製部材の3方向に継手が突出すること
になるが、隅角部を構成する「L」字をなす2方向以外
の1方向の継手は切除加工してもよいし、そのまま残し
てもよい。
【0042】また、隅角部鋼製エレメント30は、一般
部鋼製エレメント20に既存の継手部12bと垂直とな
るように新たな継手(例えば、継手部12bと同様のも
の)を溶接することにより製作することができる。
【0043】すなわち、隅角部鋼製エレメントは、矩形
管状又は「コ」字状の断面を有してエレメント軸方向に
延設される鋼製部材の4つの隅部のうち、エレメント軸
方向に直角な平面方向であるエレメント軸直角方向のう
ちの一方向において互いに隣接する2つの隅部のそれぞ
れにエレメント軸方向に沿って隅角部第1継手を設ける
とともに、一方向と直角となる他方向において互いに隣
接する2つの隅部のそれぞれにエレメント軸方向に沿っ
て隅角部第2継手を設け、複数のエレメントにより構成
されるエレメント構造体の「L」字状の隅角部において
隣接するエレメントの継手との嵌合によりエレメント相
互の接合を行い、エレメント軸直角方向の力のうち、
「L」字状の隅角部の各方向の成分を伝達可能とした鋼
製エレメントであれば、どのような構造のものであって
もよい。
【0044】また、地中に形成するエレメント構造体と
しては、「ロ」字状断面構造の内部に中壁を設けた形式
のエレメント構造体(「日」を横にした形状を断面とす
るもの)が必要な場合がある。このような場合には、
「T」字状の中壁の隅角部に対応した隅角部鋼製エレメ
ントが必要となる。
【0045】このような「T」字状の中壁の隅角部に対
応した隅角部鋼製エレメントは、上記したような「L」
字状隅角部用の隅角部鋼製エレメントにおいて、隅角部
第1継手及び隅角部第2継手に対して「T」字状となる
位置の隅部のそれぞれに、エレメント軸方向に沿って隅
角部第3継手を設け、複数のエレメントにより構成され
るエレメント構造体における「T」字状の隅角部におい
て隣接するエレメントの継手との嵌合によりエレメント
相互の接合を行い、エレメント軸直角方向の力のうち、
「T」字状の隅角部の各方向の成分を伝達可能とするよ
うに構成すればよい。
【0046】なお、本発明は、上記各実施形態に限定さ
れるものではない。上記各実施形態は、例示であり、本
発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的
に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、
いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含され
る。
【0047】例えば、上記実施形態においては、2つの
直線鋼矢板を接合して板状接合部材を形成する例につい
て説明したが、本発明はこの例には限定されず、他の構
成、例えば、3個の直線鋼矢板を板状に接合してもよ
く、一般にn個(n:2以上の整数)の鋼矢板を板状に
接合して用いてもよい。
【0048】また、上記実施形態においては、鋼矢板を
接合して形成した板状接合部材を鋼製エレメントのフラ
ンジとして用いる例について説明したが、本発明はこの
例には限定されず、他の構成、例えば、鋼矢板を接合し
て形成した板状接合部材を鋼製エレメントのウェブとし
て用いてもよい。一般に、板状接合部材は鋼製エレメン
トの板状部分として用いればよく、形成される鋼製エレ
メントはどのような構成のものであってもよい。例え
ば、「ロ」字状断面や「コ」字状断面の鋼製エレメント
のほか、「田」字状断面や、「目」字状断面、「目」を
横にした形状を断面とする鋼製エレメントであってもよ
い。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
直線鋼矢板の略n倍の幅の板状接合部材を形成して板状
接合部材を鋼製エレメントの板状部分として用いること
としたので、以下のような利点を有している。
【0050】a)鋼製エレメントの板状部分(例えば、
フランジ、ウェブ等)の製作が、既成の直線鋼矢板の嵌
合とグラウト材の注入によって行えるため、従来のよう
な鋼材の加工や溶接等が不要であり、鋼製エレメントの
製作費用を大幅に低減でき、工事費用が削減できる。
【0051】b)鋼製エレメントの主要部材である板状
部材の製作に、従来のような鋼材の加工や溶接作業等が
不要であるため、鋼製エレメントの製作期間を短縮する
ことができ、工事期間の短縮化が実現できる。
【0052】c)鋼製エレメントの主要部材である板状
部材の製作に、溶接作業を行わないため、溶接に伴う部
材の変形がなく、鋼製エレメントの製作精度を向上させ
ることができ、構築される構造物の精度を高めることが
できる。
【0053】d)板状接合部材は複数個の直線鋼矢板に
よって形成されており、直線鋼矢板には平板部と継手部
が設けられており、平板部は所定の強度を有し、継手部
は所要の引張力と圧縮力を伝達することができるため、
従来の鋼製エレメントと同等以上の強度を発揮すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である基準管鋼製エレメ
ントの構成を示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態である基準管鋼製エレメ
ントにおける直線鋼矢板の継手部の嵌合状態を示す拡大
断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態である一般部鋼製エレメ
ントの構成を示す断面図である。
【図4】本発明の第3実施形態であるエレメント構造体
の全体構成を示す断面図である。
【符号の説明】
10 基準管鋼製エレメント 11 板状接合部材 12 直線鋼矢板 12a 平板部 12b 継手部 12c 第1突出部 12d 第2突出部 13、14 鋼板部材 20 一般部鋼製エレメント 30 隅角部鋼製エレメント 40 エレメント構造体 G グラウト材 S 嵌合空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 満 東京都渋谷区代々木二丁目二番二号 東日 本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 森山 智明 東京都渋谷区代々木二丁目二番二号 東日 本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 桑原 清 東京都渋谷区代々木二丁目二番二号 東日 本旅客鉄道株式会社内 Fターム(参考) 2D054 AC15 AD22

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 「−」字状断面を有しエレメント軸方向
    に延在する鋼製の平板部の前記「−」字状断面における
    両端に前記エレメント軸方向に沿って略「C」字状断面
    の継手部が設けられた直線鋼矢板をn個(n:2以上の
    整数)用い、前記継手部どうしを相互に嵌合させるとと
    もに、前記嵌合した継手部の嵌合空間内にグラウト材を
    注入して硬化させ、前記直線鋼矢板の略n倍の幅の板状
    接合部材を形成し、前記板状接合部材を鋼製エレメント
    の板状部分として用いることを特徴とする鋼製エレメン
    ト。
  2. 【請求項2】 矩形管状の断面を有してエレメント軸方
    向に延設される鋼製部材の4つの隅部のそれぞれに前記
    エレメント軸方向に沿って基準管継手を設け、隣接する
    エレメントの継手と前記基準管継手との嵌合によりエレ
    メント相互の接合を行うとともに、前記エレメント軸方
    向に直角な平面方向であるエレメント軸直角方向の力を
    伝達可能とした基準管鋼製エレメントであって、 前記矩形管状の鋼製部材の板状部分の少なくとも1個
    は、「−」字状断面を有しエレメント軸方向に延在する
    鋼製の平板部の前記「−」字状断面における両端に前記
    エレメント軸方向に沿って略「C」字状断面の継手部が
    設けられた直線鋼矢板をn個(n:2以上の整数)用
    い、前記継手部どうしを相互に嵌合させるとともに、前
    記嵌合した継手部の嵌合空間内にグラウト材を注入して
    硬化させ前記直線鋼矢板の略n倍の幅の板状に形成され
    た接合部材が用いられることを特徴とする基準管鋼製エ
    レメント。
  3. 【請求項3】 略「コ」字状の断面を有しエレメント軸
    方向に延設される鋼製部材の4つの隅部のそれぞれに、
    前記エレメント軸方向に沿って一般部継手を設け、隣接
    するエレメントの継手と前記一般部継手との嵌合により
    エレメント相互の接合を行うとともに、前記エレメント
    軸方向に直角な平面方向であるエレメント軸直角方向の
    力を伝達可能とした一般部鋼製エレメントであって、 前記「コ」字状断面の鋼製部材の板状部分の少なくとも
    1個は、「−」字状断面を有しエレメント軸方向に延在
    する鋼製の平板部の前記「−」字状断面における両端に
    前記エレメント軸方向に沿って略「C」字状断面の継手
    部が設けられた直線鋼矢板をn個(n:2以上の整数)
    用い、前記継手部どうしを相互に嵌合させるとともに、
    前記嵌合した継手部の嵌合空間内にグラウト材を注入し
    て硬化させ前記直線鋼矢板の略n倍の幅の板状に形成さ
    れた接合部材が用いられることを特徴とする一般部鋼製
    エレメント。
  4. 【請求項4】 矩形管状又は「コ」字状の断面を有して
    エレメント軸方向に延設される鋼製部材の4つの隅部の
    うち前記エレメント軸方向に直角な平面方向であるエレ
    メント軸直角方向のうちの一方向において互いに隣接す
    る2つの隅部のそれぞれに前記エレメント軸方向に沿っ
    て隅角部第1継手を設けるとともに、前記一方向と直角
    となる他方向において互いに隣接する2つの隅部のそれ
    ぞれに前記エレメント軸方向に沿って隅角部第2継手を
    設け、複数のエレメントにより構成されるエレメント構
    造体の「L」字状の隅角部において隣接するエレメント
    の継手との嵌合によりエレメント相互の接合を行い、前
    記エレメント軸直角方向の力のうち、前記「L」字状の
    隅角部の各方向の成分を伝達可能とした隅角部鋼製エレ
    メントであって、 前記矩形管状又は「コ」字状断面の鋼製部材の板状部分
    の少なくとも1個は、「−」字状断面を有しエレメント
    軸方向に延在する鋼製の平板部の前記「−」字状断面に
    おける両端に前記エレメント軸方向に沿って略「C」字
    状断面の継手部が設けられた直線鋼矢板をn個(n:2
    以上の整数)用い、前記継手部どうしを相互に嵌合させ
    るとともに、前記嵌合した継手部の嵌合空間内にグラウ
    ト材を注入して硬化させ前記直線鋼矢板の略n倍の幅の
    板状に形成された接合部材が用いられることを特徴とす
    る隅角部鋼製エレメント。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の隅角部鋼製エレメントに
    おいて、 前記隅角部第1継手及び隅角部第2継手に対して「T」
    字状となる位置の隅部のそれぞれに前記エレメント軸方
    向に沿って隅角部第3継手を設け、複数のエレメントに
    より構成されるエレメント構造体における「T」字状の
    隅角部において隣接するエレメントの継手との嵌合によ
    りエレメント相互の接合を行い、前記エレメント軸直角
    方向の力のうち、前記「T」字状の隅角部の各方向の成
    分を伝達可能としたことを特徴とする隅角部鋼製エレメ
    ント。
  6. 【請求項6】 「−」字状断面を有しエレメント軸方向
    に延在する鋼製の平板部の前記「−」字状断面における
    両端に前記エレメント軸方向に沿って略「C」字状断面
    の継手部が設けられた直線鋼矢板をn個(n:2以上の
    整数)用い、前記継手部どうしを相互に嵌合させるとと
    もに、前記嵌合した継手部の嵌合空間内にグラウト材を
    注入して硬化させ、前記直線鋼矢板の略n倍の幅の板状
    接合部材を形成し、前記板状接合部材を鋼製エレメント
    の板状部分として用いることを特徴とする鋼製エレメン
    トの製作方法。
  7. 【請求項7】 矩形管状の断面を有してエレメント軸方
    向に延設される管状鋼製部材の4つの隅部のそれぞれに
    前記エレメント軸方向に沿って基準管継手が設けられる
    とともに、前記矩形管状の鋼製部材の板状部分の少なく
    とも1個は、「−」字状断面を有しエレメント軸方向に
    延在する鋼製の平板部の前記「−」字状断面における両
    端に前記エレメント軸方向に沿って略「C」字状断面の
    継手部が設けられた直線鋼矢板をn個(n:2以上の整
    数)用い、前記継手部どうしを相互に嵌合させるととも
    に、前記嵌合した継手部の嵌合空間内にグラウト材を注
    入して硬化させ前記直線鋼矢板の略n倍の幅の板状に形
    成された接合部材が用いられた基準管鋼製エレメントを
    地中に挿入する第1工程を行い、 次いで、「コ」字状の断面を有し前記エレメント軸方向
    に延設されるコ型鋼製部材の4つの隅部のそれぞれに前
    記エレメント軸方向に沿って一般部継手が設けられると
    ともに、前記「コ」字状断面の鋼製部材の板状部分の少
    なくとも1個は、「−」字状断面を有しエレメント軸方
    向に延在する鋼製の平板部の前記「−」字状断面におけ
    る両端に前記エレメント軸方向に沿って略「C」字状断
    面の継手部が設けられた直線鋼矢板をn個(n:2以上
    の整数)用い、前記継手部どうしを相互に嵌合させると
    ともに、前記嵌合した継手部の嵌合空間内にグラウト材
    を注入して硬化させ前記直線鋼矢板の略n倍の幅の板状
    に形成された接合部材が用いられた一般部鋼製エレメン
    トを用い、前記一般部継手のうち外部に対して開放され
    た隅部である2つの開放側隅部に設けられた一般部第1
    継手のそれぞれを前記基準管継手のうちの2つと嵌合さ
    せて接合し、前記一般部鋼製エレメントを前記基準管路
    鋼製エレメントに沿わせながら前記地中に挿入する第2
    工程を行い、 次いで、前記地中に挿入された一般部鋼製エレメントの
    前記一般部継手のうち外部に対して閉塞された隅部であ
    る2つの閉塞側隅部に設けられた一般部第2継手のそれ
    ぞれに、他の一般部鋼製エレメントの前記一般部第1継
    手のそれぞれを嵌合させて接合し、前記地中に挿入され
    た一般部鋼製エレメントに前記他の一般部鋼製エレメン
    トを沿わせながら前記地中に挿入する第3工程を順次繰
    り返し、 次いで、前記地中に挿入され相互に接合された各鋼製エ
    レメントによって構成されたエレメント構造体を防護工
    として前記エレメント構造体の内部を掘削する第4工程
    を行い、 次いで、前記エレメント構造体を本体として利用して地
    下構造物を構築する第5工程を行うことを特徴とする地
    下構造物構築方法。
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JP2006144223A (ja) * 2004-11-16 2006-06-08 Materras Kk 施設相互の交差部における構造物の施工法、及び構造物
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