JP2000219479A - ガラス板用吊り金具 - Google Patents

ガラス板用吊り金具

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JP2000219479A
JP2000219479A JP11024005A JP2400599A JP2000219479A JP 2000219479 A JP2000219479 A JP 2000219479A JP 11024005 A JP11024005 A JP 11024005A JP 2400599 A JP2400599 A JP 2400599A JP 2000219479 A JP2000219479 A JP 2000219479A
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glass plate
glass
plate
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spacing member
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JP11024005A
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Shinichi Kita
信一 喜多
Kazuhiro Kumao
和弘 熊尾
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Central Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】2枚のガラス板の上端辺を間隔を設けてクラン
プし、同時に吊り下げる。 【解決手段】ガラス板の上端を開閉自在なクランプ部材
で締付けて吊下げる治具において、交差状のクランプア
ームの内側中心近傍に両側面を有する板状の間隔部材を
設け、その側面とクランプアーム先端間にそれぞれ配し
た1枚のガラス板を、前記板状の間隔部材の両側面と各
クランプアームの先端とで締付、2枚のガラス板を同時
に吊下げる。あるいは、クランプ部の内側中心近傍に両
側面を有する板状の間隔部材を設け、クランプアームの
先端部に設けた回動軸により回動可能で水平に近づく程
回動軸からの長さが大となる回動アームを設けて、前記
間隔部材の側面にそれぞれ配した1枚のガラス板を、前
記回動アーム先端と前記間隔部材の両側面とで締付、2
枚のガラス板を同時に吊下げ可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス板の上端辺
をクランプし、吊り下げる金具であって、詳細には浸漬
法によって液体中にガラス板を浸漬させるのに有用な吊
り下げ金具の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、浸漬法等によりガラス板等の
表面に機能性膜等を成膜する場合には、容器中に複数枚
のガラス板を立て掛け、ガラス板を容器と共に薬液槽中
に浸漬させる方法や、あるいは1枚づつ吊り下げたガラ
ス板を薬液槽中に浸漬させる方法等の各種の方法や装置
が知られている。
【0003】容器中に立て掛けた複数枚のガラス板を、
容器毎薬液槽中に浸漬させる方法の場合、1枚あたりの
浸漬時間は少なくて済むため効率は良いが、薬液がガラ
ス以外の例えば容器等に付着するために持ち出しが多く
なり、薬液が高価である場合は、コスト高となってしま
う。このため、薬液槽中にガラス板以外のものを浸漬さ
せないようにしたい場合には、ガラス板を1枚づつ吊り
下げて浸漬させる方法が必要となる。
【0004】ガラス板を1枚づつ吊り下げる装置として
は、例えば、特開昭57−137208号公報には、板
ガラスを1枚づつ吊り下げて、トロリーコンベアなどで
搬送する場合の板ガラスの吊り下げ金具において、回転
自在に相対向して設けられ、かつこの回転中心より上方
の位置を中心として相対向面に円弧面が形成された一対
のクランプカムを備えた板ガラスの吊り金具が開示され
ている。
【0005】また、実公昭59−13221号公報に
は、ガラス板把持用の一対の把持部にガラスに接してガ
ラスを挟むチップを相対して夫々取り付けてある吊り具
において、該チップはチップ先端から間隔をおいて設け
られたフィンを備えていることを特徴とした風冷強化ガ
ラス用吊り具が開示されている。
【0006】あるいはまた、実開昭54−34361号
公報には、周囲にネジ部を有する本体部とガラス板を挟
持する先端部とを有し、該先端部は本体部とは異なる耐
摩耗性合金からなり、かつこの先端部を本体部に打ち込
みにより装着したガラス板強化用ビスが開示されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ガラス板を浸漬法によ
って、薬液槽中に浸漬させる場合、浸漬に必要な所定の
時間中、並行して取り付け、取り外し等の準備作業が行
われるが、浸漬時間が長くなる場合においては、浸漬完
了待ち時間がロス時間となる。
【0008】前記特開昭57−137208号公報、実
公昭59−13221号公報、実開昭54−34361
号公報に記載のものは、いずれも吊り下げたガラス板を
熱処理させる目的のものであり、吊り下げ可能なガラス
板は1枚のみであり、2枚のガラス板を間隔を設けて同
時に吊り下げることができない。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、1つの金具で
2枚のガラス板を同時に確実に挟持、吊り下げが可能で
あり、シンプルかつ簡易な構成であり、ガラス板の金具
への着脱もワンタッチに行えることを目標として、ガラ
ス板の上端を開閉自在なクランプ部材で締付けて吊下げ
る治具において、交差状のクランプアームの内側中心近
傍に両側面を有する板状の間隔部材を設け、その側面と
クランプアーム先端間にそれぞれ配した1枚のガラス板
を、前記板状の間隔部材の両側面と各クランプアームの
先端とで締付、2枚のガラス板を同時に吊下げ可能とし
たガラス板用吊り金具、あるいは、ガラス板の上端をク
ランプ部材で締付けて吊下げる治具において、クランプ
部の内側中心近傍に両側面を有する板状の間隔部材を設
け、クランプアームの先端部に設けた回動軸により回動
可能で水平に近づく程回動軸からの長さが大となる回動
アームを設けて、前記間隔部材の側面にそれぞれ配した
1枚のガラス板を、前記回動アーム先端と前記間隔部材
の両側面とで締付、2枚のガラス板を同時に吊下げ可能
としたガラス板用吊り金具、あるいはまた、前記間隔部
材の上端部両面に前記クランプアームの開口間隔を調整
可能なスペーサーをそれぞれ設けた上述のガラス板用吊
り金具、あるいはさらに、前記間隔部材と前記クランプ
アーム間の各上部近傍に、クランプされる各ガラス板の
上端と当接する上端ストッパーをそれぞれ設け、該ガラ
ス板を該上端ストッパーに当接させることにより、吊下
げ位置を決定するようにした上述のガラス板用吊り金具
を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、対向する2枚のガラス
板を離間させ、各ガラス板の上辺の両隅部近傍を、開閉
自在なクランプ部材で挟持クランプし、クランプによる
締付け力で2枚のガラス板を同時に吊下げる金具であ
る。
【0011】まず、一実施例として図1乃至図2に示す
ような吊下げ金具1について説明する。
【0012】下端部に開閉自在なクランプアーム2、2
を取り付けた吊下げ金具1において、該吊下げ金具1の
クランプアーム2、2の内側中心近傍で、主金具3、3
の下端部に板状の間隔部材15を固設させ、該間隔部材
15の両外側で主金具3、3の下端部に一対の上端スト
ッパー10、10を固着させ、さらに上端ストッパーの
両外側面に一対のガイド部材11、11を設けた。
【0013】前記間隔部材15、および一対のガイド部
材11、11の下面及び側面、さらに一対の上端ストッ
パー10、10の下面には弾性ゴムシート等による緩衝
材14を貼着させ、該緩衝材14により、間隔部材1
5、ガイド部材11、11、上端ストッパー10、10
間で囲まれた凹部内にガラス板G、Gの上端を挿入時に
ガラス板G、Gのエッジを保護することができる。
【0014】前記一対のクランプアーム2、2の先端部
に調整ボルト13、13を螺合させ、該調整ボルト1
3、13の先端には一対の皿状のガラス板押え部材1
2、12を設け、該ガラス板押え部材12、12と間隔
部材15とによりガラス板G、Gの端部を挟持させて吊
り下げるものであるが、前記一対のガイド部材11、1
1はガラス板押え部材12、12が遊挿できるだけの貫
通孔を有しているので、クランプアーム2、2の開閉時
にガラス板押え部材12、12がガイド部材11、11
に干渉することはない。
【0015】また、一対の板状の主金具3、3の上端に
は吊りフック32を固着し、ガラス板G、Gの上端をク
ランプした吊り下げ金具1を吊り下げることができる。
【0016】前記吊下げ金具1のクランプアーム2、2
を開閉させる機構については以下に説明する。
【0017】該吊下げ金具1は、板状で対向する一対の
主金具3、3を所定の間隔を設けて連結させ、主金具
3、3の上端部に吊りフック32を固着させた。また、
一対のクランプアーム2、2のそれぞれを主金具3、3
の下端部近傍の軸部9、9に軸着させると共に、各クラ
ンプアーム2、2を交差状に設けた。
【0018】主金具3、3はそれぞれの上端近傍に垂直
方向に長孔3a、3aを有し、かつ該長孔3a、3aの
斜め下部にクランク状長孔3b、3bを有している。
【0019】該一対の主金具3、3の長孔3a、3aの
位置を揃え、両長孔に遊挿するスライド軸6、6は該長
穴内で移動自在である。また、一対の主金具3、3の各
クランク状長孔3b、3bの間隔は下方でそれぞれの間
隔が広く、上方部で狭くなっている。該クランク状長孔
3b、3b内に遊挿した軸部7、7は該クランク状長孔
3b、3b内で移動自在である。
【0020】前記軸部6、6と軸部7、7間はそれぞれ
桿材4、4によって連結され、軸部6、6が長孔3a、
3a内で昇降すると、桿材4、4の他端側である軸部
7、7はクランク状に曲がった長孔3b、3b内に沿っ
て移動するため、桿材4、4は下方に移動するにつれて
水平方向に近づく。
【0021】該桿材4、4の下方端である軸部7、7
と、クランプアーム2、2の上端の軸部8、8とはそれ
ぞれ連結桿5、5を介して、折れ線状に屈折自在に連結
されている。
【0022】以下に本発明の吊り金具の作用について説
明する。
【0023】図3に示すように、本発明の吊り金具1の
主金具3の下端部、または下端部に固着されている間隔
部材15を下方より上方に手作業により若干持ち上げる
と、主金具3の長孔3aとクランク状長孔3b内のそれ
ぞれの軸部6、7が相対的に長孔3aおよびクランク状
長孔3bの下方側に移動する。一対のクランク状長孔3
b、3bが下方に行くほど幅が広くなっているので、軸
部6、6、7、7に連結する桿材4、4は起立状態から
若干水平寄りに傾く。
【0024】桿材4、4に軸着した連結桿5、5も水平
寄りに角度修正され、軸部8、8は主金具3、3から離
れる方向に移動する。軸部8、8に軸着した一対のクラ
ンプアーム2、2は、主金具3、3の下端部近傍に設け
た回動軸9、9を軸として回動し、クランプアームの下
方側先端は開く。クランプアーム2、2の先端に螺合さ
せ、互いに向き合うように取り付けた調整ボルト13、
13を回転させれば、該調整ボルト13、13の先端に
設けたガラス板押え部材12、12と間隔部材15間の
間隔を調整できるので、間隔部材15とガラス板押え部
材12、12とで挟持されるガラス板G、Gの板厚の変
化に容易に対応できる。
【0025】主金具3、3の下端部に設けた上端ストッ
パー10、10は、ガラス板G、Gを持ち上げた際に、
ガラス板G、Gの上端辺を該上端ストッパー10、10
に当接させることにより、容易に位置決めができるよう
にするものである。
【0026】同じく主金具3、3の下端部に設けたガイ
ド部材11、11もガラス板をスムーズにセットさせる
ために取り付けられたものである。
【0027】前記一対のガイド部材11、11はガラス
板押え部材12、12が遊挿できるだけの貫通孔を有し
ているので、クランプアーム2、2の開閉時にガラス板
押え部材12、12がガイド部材11、11に干渉する
ことはない。
【0028】また、ガラス板G、Gの上端をクランプ
後、一対の板状の主金具3、3の上端に固着した吊りフ
ック32により、吊り下げ金具1を吊り下げる。
【0029】前記主金具3、3の下端部を手作業により
持ち上げたときにクランプアーム2、2は開く方向に回
動するが、主金具3、3の下端部を支持している手を離
せば自重によりクランプアーム2、2は閉じる方向に回
動する。
【0030】前記間隔部材15、および一対のガイド部
材11、11の下面及び側面、さらに一対の上端ストッ
パー10、10の下面に弾性ゴムシート等による緩衝材
14を貼着させたことにより、間隔部材15、ガイド部
材11、11、上端ストッパー10、10間で囲まれた
凹部内へのガラス板G、Gの上端を挿入時にガラス板
G、Gのエッジ等を保護することができ、安全に破損無
くクランプさせることができる。
【0031】以上のような構成の吊り金具1を用いて、
間隔部材15の両側面に配設した2枚のガラス板G、G
を一対のクランプアーム2、2で同時にクランプ挟持
し、吊り下げて薬液槽中に浸漬させる。
【0032】ガラス板G、Gを図示しない薬液槽中に浸
漬させる場合、通常ガラス板G、Gの両面に成膜される
ので、片面だけの塗布の場合には、予め塗布しない面の
全面にマスキングシートを貼着しておけば良く、ある一
部のみに成膜、あるいは一部のみ成膜しないといった場
合については、マスキングシートを一部くり抜いたり、
成膜しない部分にマスキングシートを貼着したりすれば
よい。
【0033】吊り下げるガラス板Gとしては、未強化ガ
ラス、半強化ガラス、強化ガラスであり、網入りガラ
ス、または線入りガラスであり、フラット板に限らず湾
曲したガラス板であっても良い。またその形状も矩形状
はもちろん異形状であっても良い。
【0034】車両窓ガラス用として素板ガラスに高機能
膜等をコーティングする場合、吊り下げ金具部分を薬液
槽中に浸漬させないようにし、成膜後所定の窓ガラス形
状に合わせて切断すれば、吊り下げ部分の成膜していな
い部分を除外して切断することができる。
【0035】続いて、本発明の別の実施例として図4乃
至図6に示すような吊下げ金具21について説明する。
【0036】図4に示すように、長尺で板状の間隔部材
25の両端近傍の両側面より間隔部材25を挟むよう
に、スペーサー26、26を介して一対の上端ストッパ
ー30、30を設け、取付ボルト27とナット28(図
5参照)の螺合により締付固定した。該一対の上端スト
ッパー30、30にはそれぞれL字状のクランプアーム
が固着されており、該クランプアーム22、22の先端
には、クランプアーム22、22の先端を回動軸29、
29として一対の回動可能な回動アーム23、23を設
けた。
【0037】該回動アーム23、23は略扇形形状で、
水平角度に近づくに従って、回動軸からの長さが大の扁
平形状となっている。
【0038】また、前記一対の回動アーム23、23の
それぞれよりハンドル24、24、およびストッパーボ
ルト保持板34、34が垂設される。該ストッパーボル
ト保持板34、34にはストッパーボルト33、33が
螺合され、ハンドル24、24を起立させたときに、該
ストッパーボルト33、33の先端が上端ストッパー3
0、30の側面と当接することにより、回動アーム2
3、23の転倒角度を規制できる。
【0039】該ハンドル24、24については、図4の
実線部分が回動アーム23、23を略水平姿勢にして、
ガラス板G、Gを回動アーム23、23の先端と前記間
隔部材25の両側面とで挟持している状態を示すもので
あり、破線で示すものが回動アーム23、23を起立さ
せ、ガラス板G、Gを挟持していない状態を示してい
る。
【0040】間隔部材25の両端近傍付近に貫通孔を設
け、吊りフック32、32を取り付け、図示しない昇降
装置等で、ガラス板G、Gの上端をクランプする吊り下
げ金具21を吊り下げる。
【0041】また、一対の回動アーム23、23間の間
隔は、前記間隔部材25と上端ストッパー30、30間
にそれぞれスペーサー26、26を設け、該スペーサー
26、26の厚みを代えることによって回動アーム2
3、23の開口間隔を調整可能である。
【0042】以下に本発明の別の実施例である吊り金具
の作用について説明する。
【0043】図5に示す吊り金具21のハンドル24、
24を、図6に示すように一つずつ外側に倒せば、回動
アーム23、23は回動軸29、29を軸として、上方
に起立し、間隔部材25と回動アーム23、23間の間
隔が広がり、ガラス板を該間隔内に挿入可能になる。
【0044】ガラス板G、Gはその上辺を上端ストッパ
ー30、30に当接させてセットすれば、一定のクラン
プ位置を保つことができ、容易に位置決めができるよう
にするものである。
【0045】ガラス板G、Gをセット後ハンドル24、
24を起立させると同時に、回動アーム23、23は起
立状態から水平状態となり、回動アーム23、23の回
動軸29、29の中心からの径が下方より上方側の方が
長く、つまり扁平しているので水平に近づくに従って、
間隔部材25と回動アーム23、23間の距離が狭くな
り、ガラス板G、Gを締め付ける力が強くなるまた、図
4に示すように、前記一対の回動アーム23、23のそ
れぞれより垂設したストッパーボルト保持板34、34
に螺合するストッパーボルト33、33を調整すること
により、ハンドル24、24を起立させる場合に、回動
アームの先端が回動アーム23、23の転倒し停止位置
を規制できる。
【0046】間隔部材25は合成樹脂製とすれば、ガラ
ス板G、G面へのキズ等の発生が少ない。
【0047】以上好適な実施例について述べたが、本発
明はこれに限定されるものではなく種々の応用が考えら
れる。
【0048】ガラス板Gはフラットな板を初めとし、湾
曲した板であってもよい。また、網入りガラス、または
線入りガラス、またはそのいずれかとフロートガラス等
を構成板として組み合わせた複層ガラスであっても良
い。
【0049】
【発明の効果】本発明により、比較的簡易な構成にし
て、1つの金具で2枚のガラス板を同時に挟持、吊り下
げが可能であり、またガラス板の厚みの変化にも容易に
対応でき、ガラス板の取付作業も安全、かつガラス板を
破損させる恐れもない。
【0050】また、1つの金具で2枚のガラス板を吊り
下げできるので、ガラス板1枚あたりの吊り下げ時間が
実質上短縮となり、吊り下げ作業効率の向上を図ること
ができる。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吊り金具の斜視図。
【図2】本発明の吊り金具によりガラス板をクランプし
た状態を示す縦断面図。
【図3】本発明の吊り金具によりガラス板をクランプし
ていない状態を示す縦断面図。
【図4】本発明の別の実施例である吊り金具の斜視図。
【図5】本発明の別の実施例である吊り金具によりガラ
ス板をクランプした状態を示す縦断面図。
【図6】本発明の別の実施例である吊り金具によりガラ
ス板をクランプしていない状態を示す縦断面図。
【符号の説明】
G ガラス板 1 吊り金具 2 クランプアーム 3 主金具 3a 長孔 3b クランク状長孔 4 桿材 5 連結桿 6 スライド軸部 7 スライド軸部 8 軸部 9 回動軸 10 上端ストッパー 11 ガイド部材 12 ガラス板押え部材 13 調整ボルト 14 緩衝材 15 間隔部材 21 吊り金具 22 クランプアーム 23 回動アーム 24 ハンドル 25 間隔部材 26 スペーサー 27 取付ボルト 28 ナット 29 回動軸 30 上端ストッパー 32 吊りフック 33 ストッパーボルト 34 ストッパーボルト保持板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス板の上端を開閉自在なクランプ部材
    で締付けて吊下げる治具において、交差状のクランプア
    ームの内側中心近傍に両側面を有する板状の間隔部材を
    設け、その側面とクランプアーム先端間にそれぞれ配し
    た1枚のガラス板を、前記板状の間隔部材の両側面と各
    クランプアームの先端とで締付、2枚のガラス板を同時
    に吊下げ可能としたことを特徴とするガラス板用吊り金
    具。
  2. 【請求項2】ガラス板の上端をクランプ部材で締付けて
    吊下げる治具において、クランプ部の内側中心近傍に両
    側面を有する板状の間隔部材を設け、クランプアームの
    先端部に設けた回動軸により回動可能で水平に近づく程
    回動軸からの長さが大となる回動アームを設けて、前記
    間隔部材の側面にそれぞれ配した1枚のガラス板を、前
    記回動アーム先端と前記間隔部材の両側面とで締付、2
    枚のガラス板を同時に吊下げ可能としたことを特徴とす
    るガラス板用吊り金具。
  3. 【請求項3】前記間隔部材の上端部両面に前記クランプ
    アームの開口間隔を調整可能なスペーサーをそれぞれ設
    けたことを特徴とする請求項2記載のガラス板用吊り金
    具。
  4. 【請求項4】前記間隔部材と前記クランプアーム間の各
    上部近傍に、クランプされる各ガラス板の上端と当接す
    る上端ストッパーをそれぞれ設け、該ガラス板を該上端
    ストッパーに当接させることにより、吊下げ位置を決定
    するようにしたことを特徴とする請求項1乃至3記載の
    ガラス板用吊り金具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017208972A1 (ja) * 2016-05-30 2017-12-07 旭硝子株式会社 化学強化ガラス板の製造方法及び化学強化用ガラス板収容体

Cited By (2)

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