JP2000215222A - デジタル・アナログ混在回路のシミュレ―ション方法 - Google Patents

デジタル・アナログ混在回路のシミュレ―ション方法

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JP2000215222A
JP2000215222A JP11015396A JP1539699A JP2000215222A JP 2000215222 A JP2000215222 A JP 2000215222A JP 11015396 A JP11015396 A JP 11015396A JP 1539699 A JP1539699 A JP 1539699A JP 2000215222 A JP2000215222 A JP 2000215222A
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analog
digital
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analog circuit
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Hiroaki Ueno
浩晃 上野
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NEC Yamagata Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル・アナログ混在回路のインタフェー
ス条件のチェックを、アナログ回路設計者が単独で行う
ことが可能なデジタル・アナログ混在回路のシミュレー
ション方法を提供する。 【解決手段】 デジタル回路を所定言語で機能記述し、
設計仕様に基づくアナログ回路の動作を所定言語で機能
記述し、前記双方の機能記述に基づき前記デジタル回路
から前記アナログ回路への入力信号および該入力信号に
対する前記アナログ回路からの応答としての期待値を抽
出し、新規設計後のアナログ回路の接続関係を所定言語
で表現し、前記抽出した入力信号および期待値に基づい
た信号と、前記新規設計後のアナログ回路からの出力信
号を比較する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル・アナロ
グ混在回路のシミュレーション方法に関し、特に回路シ
ミュレータのみの操作方法を会得した回路技術者であっ
ても、混在回路のシミュレーションが行えるようにした
デジタル・アナログ混在回路のシミュレーション方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大規模集積回路(LSI)の分野
においては、デジタル回路とアナログ回路の混在した製
品(デジタル・アナログ混在回路)が増えている。
【0003】デジタル・アナログ混在回路(以下、混在
回路と記す)を設計する場合には、デジタル回路の設計
者(以下、論理設計者と記す)とアナログ回路の設計者
(以下、回路設計者と記す)とは別人であるのが一般的
であり、デジタル回路とアナグ回路とを接続する信号の
インタフェース条件(信号線の定義,負荷の見積等)を
予め設定した上で、インタフェース条件に適合した混在
回路の設計を行っている。この場合、デジタル回路側の
インタフェース条件は当初から明確に設定されるので、
回路設計者がアナログ回路の設計を行う際に、前記イン
タフェース条件に適応させることが必要となる。
【0004】そして、回路設計者が設計終了後、予め設
定されたインタフェース条件にアナログ回路が正確に適
応しているか否かのシミュレーションを行う。このシミ
ュレーションには、デジタル回路用のシミュレータ(論
理シミュレータ)とアナログ回路用のシミュレータ(回
路シミュレータ)とを使用する必要がある。
【0005】ここに、論理シミュレータには、論理素子
の機能や信号の接続関係を指示する記述(機能記述)を
適用し、回路シミュレータには、回路素子の特性とその
接続関係を指示する記述(機能記述)を適用する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記論
理シミュレータと回路シミュレータの双方の操作方法を
十分に会得するのは容易ではないので、回路設計者は回
路シミュレータのみの操作方法を会得しているのが一般
的である。従って、一通りの混在回路の設計後における
チェックには、論理シミュレータを会得した論理設計者
と回路シミュレータを会得した回路設計者との最低2人
を必要とすることが多い。これでは、デジタル回路とア
ナログ回路とのインタフェース条件等の面で信頼性の高
いLSIを短時間の内に設計する、という要望に答える
ことができない。
【0007】そこで本発明の課題は、デジタル・アナロ
グ混在回路の設計終了後におけるインタフェース条件の
チェックを、回路シミュレータの操作方法のみを会得し
たアナログ回路設計者のみによって行うことが可能なデ
ジタル・アナログ混在回路のシミュレーション方法を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、デジタル回路とアナログ回路とが混在する
デジタル・アナログ混在回路のインタフェースをシミュ
レーションするデジタル・アナログ混在回路のシミュレ
ーション方法において、デジタル回路を所定言語で機能
記述するステップと、設計仕様に基づくアナログ回路の
動作を所定言語で機能記述するステップと、前記双方の
機能記述に基づき前記デジタル回路から前記アナログ回
路への入力信号および該入力信号に対する前記アナログ
回路からの応答としての期待値を抽出するステップと、
新規設計後のアナログ回路の接続関係を所定言語で表現
するステップと、前記抽出した入力信号および期待値に
基づいた信号と前記新規設計後のアナログ回路からの出
力信号を比較するステップとを備えてなることを特徴と
する。
【0009】このようにすれば、全てのステップをアナ
ログ回路設計者の一般的な会得技術で対処することが可
能なので、アナログ回路設計者単独で混在回路のシミュ
レーションを実施することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施例に基
づいて説明する。
【0011】(I)本発明の概念 本発明の実施例の説明に先立ち、本発明の概念を図1に
示すブロック図と、図2に示す概略フローチャートに基
づいて説明する。
【0012】本発明は、図1に示す如く、論理素子の機
能や信号の接続関係等を機能記述するステップと、てな
るデジタル部D0 から、アナログ部A0(後述する)へ
の入力信号(デジタル信号)110と、前記入力信号に
対してアナログ部A0 からの出力信号として期待される
期待値(アナログ信号)120を作る前処理100と、
前記入力信号110と期待値120を用いて、アナログ
シミュレーション〔新規に設計したアナログ回路のシミ
ュレーション〕および期待値チェック(新規に設計した
アナログ回路が期待値通りに出力するか否かのチェッ
ク)を行なう後処理200の2つからなる。ここに、機
能記述されたアナログ部A0 とは、回路設計者が新規に
設計した実際の回路(後述する)ではなく、デジタル回
路側から見える動作のみを模した(仕様上の動作を想定
した)アナログ部である。
【0013】前処理100は、前記デジタル部D0 と前
記アナログ部A0 の双方の動作を、機能シミュレーショ
ン(記述通りの機能を発揮するか否かのシミュレーショ
ン)によって確認し、その際に、デジタル部D0 とアナ
ログ部A0 の境界I(インタフェース)に当たる信号線
を観測することで、デジタル部D0 からの入力信号11
0と、アナログ部A0 からの期待値120を取得する。
【0014】後処理200は、前処理100で作成した
入力信号110と期待値120を入力し、それらを元に
動作する機能素子[各種機能の実現手段(後述する)]
210と、新規に設計した実際のアナログ回路(設計デ
ータとしてのネットリスト)240とを、アナログシミ
ュレータ220によってシミョレーションを行ないシミ
ュレーション結果260を出力する。
【0015】機能素子210は、シミュレーション条件
等を備えたファイルであるコントロールファイル230
に指示された内容に従って、前処理100で作成した入
力信号110の変化と共に、新規に設計したアナログ回
路240に流入する電流や電圧を変化させることによ
り、実際のデバイスに近い動作を容易に実現することが
できる。
【0016】また、機能素子210は、新規に設計した
アナログ回路240からの信号(接続関係を表現した信
号)を受け取り、デジタル回路D0に伝達する信号と前
処理100で作成した期待値120とを比較し、その比
較レポート(期待値との比較)250を出力すること
で、デジタル部D0 と新規に設計したアナログ回路24
0間の信号のミスマッチ(インタフェース条件の不一
致)を無くすことができる。
【0017】以上の概念をフローチャートとして表現し
たものが図2である。即ち、図2に示すように、デジタ
ル回路D0を所定言語で機能記述するステップと(ステ
ップS1)、次いで設計仕様上のアナログ回路A0を所
定言語で機能記述するステップと(ステップS2)、デ
ジタル回路D0からアナログ回路A0への入力信号の抽出
と、アナログ回路A0からの期待値の抽出を行う(ステ
ップS3)。以上が前処理である。
【0018】次いで後処理として、新規設計したアナロ
グ回路の接続関係を表現した信号を出力し(ステップS
4)、前記ステップS3で抽出した入力信号および期待
値と、ステップS4の出力信号を比較し(ステップS
5)、インタフェース条件のシミュレーションを実施す
る。
【0019】このようにすれば、回路設計者が一般的に
会得している技術のみを使用しているので、回路シミュ
レータの操作方法を会得している回路設計者が単独で混
在回路のインタフェース条件のシミュレーションを行う
ことができる。
【0020】(II)第1の実施例
【0021】(1)全体の動作 図3は本実施例の概略フローチャートであり、図4は本
実施例の詳細フローチャートである。
【0022】図3,図4に示す如く、前処理100は、
機能記述されたデジタル回路D0と、同じく機能記述さ
れたアナログ回路A0を1つの機能シミュレータ130
によってシミュレーションを行い、デジタル回路D0と
アナログ回路A0の境界の信号をダンプ(メモリ上のイ
メージを丸ごとファイルに落とす)する処理を行う。こ
の段階は、デジタル回路D0とアナログ回路A0の仕様の
検討段階であり、ここで決まった仕様に基づいて、アナ
ログ回路(後述する新規のアナログ回路240)が設計
されることを前提にしている。
【0023】具体的には、デジタル回路D0を論理シミ
ュレータVerilog の入力言語であるVerilog-HDL (Veri
log-Hardware Description Language )で機能記述し
(ステップS11)、アナログ回路A0におけるデジタ
ル回路D0側から見た動作(仕様上の動作)を機能記述
する(ステップS12)。この機能記述したアナログ回
路A0に、機能検査用のスティミラス(ターゲットのア
ナログ回路の検査用パターン)を与えて(ステップS1
3)、Verilog-HDL の機能記述を用いてシミュレーショ
ンが可能なシミュレータを用い、アナログ回路A0全体
のシミュレーションを行なう(ステップS14)。この
際に、シミュレータに付属している、信号線の論理値を
時間ごとにファイルにダンプする機能を用い、デジタル
回路D0とアナログ回路A0とを接続している信号の時間
ごとの値をファイルにダンプする。このダンプファイル
は、後処理200で使用できるフォーマットになってい
るものとする。
【0024】後処理200は、新規に設計したアナログ
回路(ネットリスト)240が、デジタル回路D0と組
み合わせた場合に、仕様どおりに動作するかを確認する
処理である。ここでは、アナログシミュレータ220
(次に説明する)を用い、先に機能記述したデジタル回
路D0の役目をする機能素子210と、新規に設計した
アナログ回路240を接続して、シミュレーションを行
なう(ステップS15)。
【0025】このシミュレーションは、アナログ設計者
が、機能素子210を組み込んであるアナログシミュレ
ータ220で行う。この場合、新規に設計したアナログ
回路240と共に、機能素子210が前記デジタル回路
D0の動作をすることで、アナログ・デジタル混在のシ
ミョレーションが可能となる(ステップS16)。ま
た、機能素子210には、アナログ回路240からの出
力信号と期待値とを比較する機能があり、両者の比較結
果240を出力する(ステップS17)。これは、アナ
ログ回路240が仕様どおりに設計されているかの確認
に使用される。
【0026】(2)機能素子210の動作 この実施例で使用しているアナログシミュレータ220
には、次の機能を持つ機能素子210を組み込む。
【0027】前処理で作成したデジタル回路D0 から
アナログ回路A0 への入力信号にあたるダンプリストを
読み込み、また、デジタル信号をアナログ信号に変換す
る際の特性等を記述した設定ファイル(コントロールフ
ァイル230)を読み込んで、実際の回路に則した、新
規に設計したアナログ回路240への入力となるアナロ
グ信号を合成する。
【0028】アナログシミュレータ220のシミュレ
ーション開始時間と終了時間に合わせて、読み込んだ入
力信号110のダンプリストの、該当する時刻につい
て、信号を出力させる機能を持つ。
【0029】前処理で作成したアナログ回路A0 から
デジタル回路D0 への期待値120にあたるダンプリス
トを読み込み、また、新規に設計したアナログ回路24
0からの出力信号を論理値に転換して、両者を比較す
る。
【0030】図5に前記機能を有する機能素子210の
動作フローチャートを示す。
【0031】(3)アナログシミュレータの用意 上記の機能を組み込んだアナログシミュレータ220
は、次のようにして用意されたものである。
【0032】アナログの機能記述をシミュレーション
することが可能で、さらにC言語で記述されたユーザー
プログラムを組み込むことが可能な、基になるアナログ
シミュレータを用意する[例えば、C言語でモデル(例
えばMOSトランジスタ)を記述できるようなインタフ
ェースを備えたアナログシミュレータで、具体例として
はCADENCE社のSpectre]。
【0033】先に説明した機能を、アナログシミュレ
ータに用意された、C言語等の汎用プログラム言語とイ
ンターフェース機能を用い、汎用プログラム言語で記述
する。
【0034】基になるアナログシミュレータに、上で
記述した部分を組み込んだ、新しいアナログシミュレー
タを作成する。
【0035】この新しいアナログシミュレータを、既
存のシミュレーション環境に組み込むことで、本発明の
機能を満たすアナログシミュレータ220が用意され
る。アナログ設計者は、この機能素子210の組み込ま
れているアナログシミュレータ220を用い、新規に設
計したアナログ回路240のシミュレーションを行う。
【0036】特に、デジタル回路D0からの信号の変化
を受けて動作する機能については、機能素子210に、
前処理100で作成したダンプファイルのうち、動作チ
ェックを必要とする時間の動作をさせるように指定し、
デジタル回路D0とアナログ回路240の協調動作の確
認を行なうことができる。
【0037】この協調動作の確認は、アナログ回路24
0からチップ外部に接続する端子の信号の変化や、デジ
タル回路D0に出力される信号の波形を観測すること
で、可能である。また、機能素子210には、期待値と
比較する機能も付いているため、それを用いて、デジタ
ル回路D0へ出力される信号の確認を容易に行なうこと
が可能である。
【0038】以上説明したように、回路シミュレータの
操作方法を会得したアナログ回路の設計者にとっては、
図4に示したステップS11〜S17の処理、および機
能素子210に関する〜の処理、およびアナログシ
ミュレータ220に関する〜の処理は、いずれも容
易な事項である。従って、デジタル・アナログ混在回路
の設計終了後におけるインタフェース条件のチェック
を、回路設計者が単独で、使い慣れた回路シミュレータ
を用いて実施することが可能となる。
【0039】(III)第2の実施例 図6は、既存の回路の一部を変更して、新製品を設計し
ようとした場合の実施例である。この場合も、前処理3
00と後処理40の2つの処理で行なう点は、第1の実
施例と同じである。
【0040】前処理300の内容について説明する。前
提として、既存マクロのゲート記述のデジタル回路D1
と、新規に設計したマクロのゲート記述のデジタル回路
D2と、機能記述により構成されるアナログ部A1 があ
るものと仮定する。この場合、既にシミュレーション用
のネットリスト240が存在しているため、論理シミュ
レータを用いることにより(次に説明する)、デジタル
回路D2 とアナログ部A1の境界部分の信号をダンプ
し、デジタル回路D2 からアナログ部A1 への入力信号
と、アナログ部A1の期待値とを取得する。なお、デジ
タルの設計で、アナログ部を含むシミュレーション(ダ
ンプを取る作業)は、全体設計の中の一部であり、デジ
タル設計者にとって負担になることではない。後処理の
内容は、前記第1の実施例と同じである。
【0041】本実施例の場合も、前記第1の実施例の場
合と同様に、デジタル・アナログ混在回路の設計終了後
におけるインタフェース条件のチェックを、回路設計者
のみで実施することが可能となる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
の効果を奏することができる。回路設計者が、普段使用
しているシミュレータを用いて、デジタル回路とアナロ
グ回路の接続のチェックが容易に行なえる。その結果、
設計の完了した混在回路のインタフェース条件のチェッ
クを回路設計者単独で実施することができる。
【0043】アナログ回路単独では判然としないデジタ
ル信号の影響を、実際にデジタル回路側のシミュレーシ
ョンを実行することなく確認することができる。また、
デジタル側シミュレータの結果を使用することになるた
め、特に確認の必要な時間を、集中的にシミュレーショ
ンするといったことが可能である。
【0044】期待値とアナログ回路の出力を比較する機
能を活用することで、設計したアナログ回路が期待どお
りに動作するかを、容易に確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念を説明するブロック図である。
【図2】本発明の概念を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施例のブロック図である。
【図4】同第1の実施例のフローチャートである。
【図5】同第1の実施例の細部のフローチャートであ
る。
【図6】本発明の第2の実施例のブロック図である。
【符号の説明】
A0 仕様上のアナログ回路 D0 デジタル回路 100 前処理 110 入力信号 120 期待値 200 後処理 210 機能素子 220 アナログシミュレータ 230 コントロールファイル 240 新規設計のアナログ回路のネットリスト 250 期待値との比較結果 260 シミュレーション結果
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月25日(2000.1.2
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、デジタル回路と未確認のアナログ回路とが
混在するデジタル・アナログ混在回路のインタフェース
をシミュレーションするデジタル・アナログ混在回路の
シミュレーション方法であって、前記デジタル回路を所
定言語で機能記述するステップと、前記デジタル回路側
から見た前記未確認アナログ回路の仕様上の動作を所定
言語で機能記述するステップと、前記双方の機能記述に
基づき機能シミュレーションを行って、前記デジタル回
路から前記未確認アナログ回路への入力信号を抽出する
ステップと、前記双方の機能記述に基づき機能シミュレ
ーションを行って、前記未確認アナログ回路からの応答
信号であるべき期待値を抽出するステップと、前記入力
信号に基づいて前記未確認アナログ回路への入力となる
アナログ信号を合成する機能素子をアナログシミュレー
タに組込むステップと、前記未確認アナログ回路の接続
関係を所定言語で表現するステップと、前記機能素子が
組込まれたアナログシミュレータにより、前記未確認ア
ナログ回路に前記機能素子を接続し、該未確認アナログ
回路からの出力と前記抽出した期待値とを比較し、前記
デジタル回路と前記未確認アナログ回路間のインタフェ
ースの適合を確認するステップとを備えたことを特徴と
する。また、デジタル回路と未確認のアナログ回路とが
混在するデジタル・アナログ混在回路のインタフェース
をシミュレーションするデジタル・アナログ混在回路の
シミュレーション装置であって、前記デジタル回路を所
定言語で機能記述する第1機能記述手段D0と、前記デ
ジタル回路側から見た前記未確認アナログ回路の仕様上
の動作を所定言語で機能記述する第2機能記述手段A0
と、前記第1,第2機能記述手段への機能記述に基づき
機能シミュレーションを行って、前記デジタル回路から
前記未確認アナログ回路への入力信号を抽出する入力信
号抽出手段110と、前記第1,第2機能記述手段への
機能記述に基づき機能シミュレーションを行って、前記
未確認アナログ回路からの応答信号であるべき期待値を
抽出する期待値抽出手段120と、前記未確認アナログ
回路を構成する回路部品の接続関係データを格納する接
続関係データ格納手段(ネットリスト)240と、該接
続関係データ格納手段に格納した接続関係データを所定
言語で表現する表現手段(240)と、前記入力信号抽
出手段からの入力信号に基づき、前記未確認アナログ回
路への入力となるアナログ信号を合成すると共に、前記
接続関係データ格納手段からの出力と前記抽出した期待
値とを比較し、前記デジタル回路と前記未確認アナログ
回路間のインタフェースの適合を確認する比較手段(機
能素子)210とを備えたことを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 本発明は、図1に示す如く、論理素子の
機能や信号の接続関係等を機能記述するステップと、
ジタル部D0 から、アナログ部A0(後述する)への入
力信号(デジタル信号)110と、前記入力信号に対し
てアナログ部A0 からの出力信号として期待される期待
値(アナログ信号)120を作る前処理100と、前記
入力信号110と期待値120を用いて、アナログシミ
ュレーション〔新規に設計したアナログ回路のシミュレ
ーション〕および期待値チェック(新規に設計したアナ
ログ回路が期待値通りに出力するか否かのチェック)を
行なう後処理200の2つからなる。ここに、機能記述
されたアナログ部A0とは、回路設計者が新規に設計し
た実際の回路(後述する)ではなく、デジタル回路側か
ら見える動作のみを模した(仕様上の動作を想定した)
アナログ部である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】 このシミュレーションは、アナログ設計
者が、機能素子210を組み込んであるアナログシミュ
レータ220で行う。この場合、新規に設計したアナロ
グ回路240と共に、機能素子210が前記デジタル回
路D0の動作をすることで、アナログ・デジタル混在の
シミョレーションが可能となる(ステップS16)。ま
た、機能素子210には、アナログ回路240からの出
力信号と期待値とを比較する機能があり、両者の比較結
250を出力する(ステップS17)。これは、アナ
ログ回路240が仕様どおりに設計されているかの確認
に使用される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】(III)第2の実施例 図6は、既存の回路の一部を変更して、新製品を設計し
ようとした場合の実施例である。この場合も、前処理3
00と後処理400の2つの処理で行なう点は、第1の
実施例と同じである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル回路とアナログ回路とが混在す
    るデジタル・アナログ混在回路のインタフェースをシミ
    ュレーションするデジタル・アナログ混在回路のシミュ
    レーション方法において、 デジタル回路を所定言語で機能記述するステップと、 設計仕様に基づくアナログ回路の動作を所定言語で機能
    記述するステップと、 前記双方の機能記述に基づき前記デジタル回路から前記
    アナログ回路への入力信号および該入力信号に対する前
    記アナログ回路からの応答としての期待値を抽出するス
    テップと、 新規設計後のアナログ回路の接続関係を所定言語で表現
    するステップと、 前記抽出した入力信号および期待値に基づいた信号と前
    記新規設計後のアナログ回路からの出力信号を比較する
    ステップとを備えてなることを特徴とするデジタル・ア
    ナログ混在回路のシミュレーション方法。
  2. 【請求項2】 前記機能記述は、Verilog-HDLで行うこと
    を特徴とする請求項1記載のデジタル・アナログ混在回
    路のシミュレーション方法。
  3. 【請求項3】 前記機能記述したアナログ回路に機能検
    査用のスティミラスを与えてシミュレーションを行うこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載のデジタル
    ・アナログ混在回路のシミュレーション方法。
  4. 【請求項4】 前記デジタル回路とアナログ回路とを接
    続している信号の時間毎の値を所定フォーマットで行う
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記
    載のデジタル・アナログ混在回路のシミュレーション方
    法。
  5. 【請求項5】 前記抽出した入力信号および期待値に
    基づいた信号と前記新規設計後のアナログ回路からの出
    力信号を比較するステップは、該ステップ以前のステッ
    プで作成したデジタル回路からアナログ回路への入力信
    号に該当するダンプリストと、デジタル信号をアナログ
    信号に変換する際の特性等を記述したコントロールファ
    イルとを読み込みアナログ信号を合成するステップを備
    えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか
    に記載のデジタル・アナログ混在回路のシミュレーショ
    ン方法。
JP11015396A 1999-01-25 1999-01-25 デジタル・アナログ混在回路のシミュレ―ション方法 Pending JP2000215222A (ja)

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JP2007058592A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Seiko Epson Corp 検証シミュレータ及び検証シミュレーション方法
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JP2007115002A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Fujitsu Ltd 半導体回路装置の検証方法及びその検証方法を実施するためのcad装置

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