JP2000214810A - 屋外表示板用基材及び屋外表示板 - Google Patents

屋外表示板用基材及び屋外表示板

Info

Publication number
JP2000214810A
JP2000214810A JP11014230A JP1423099A JP2000214810A JP 2000214810 A JP2000214810 A JP 2000214810A JP 11014230 A JP11014230 A JP 11014230A JP 1423099 A JP1423099 A JP 1423099A JP 2000214810 A JP2000214810 A JP 2000214810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aromatic polycarbonate
display panel
polycarbonate resin
outdoor display
base material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11014230A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Ishihara
義久 石原
Takeshi Aoki
健 青木
Satoshi Iwasaki
聡 岩崎
Seiji Takahashi
誠治 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSP Corp
Original Assignee
JSP Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JSP Corp filed Critical JSP Corp
Priority to JP11014230A priority Critical patent/JP2000214810A/ja
Publication of JP2000214810A publication Critical patent/JP2000214810A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温でも耐衝撃性が低下せず、剛性が
高い屋外表示板を作製できる屋外表示板用基材を提供す
る。 【解決手段】 −30℃から23℃におけるノッチ無
しアイゾット衝撃値が12kgf・cm/cm以上であ
り、密度が0.9g/cm3以下である芳香族ポリカー
ボネート樹脂発泡体を主体とする屋外表示板用基材、及
び前記屋外表示板用基材から形成された屋外表示板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、剛性、耐寒性、耐
候性、及び接着性の良好な屋外表示板用基材に関する。
【0002】本発明は、又、屋外表示板に関し、更に詳
しくは前記屋外表示板用基材から形成された屋外表示板
に関する。
【0003】
【従来の技術】道路工事現場及び建築現場等の屋外で使
用されている屋外表示板には、警告板、案内板、及び注
意喚起を目的とする注意書き板等、種々の表示板があ
る。これらの表示板においては、加工が簡易であるこ
と、及び軽量であること等の理由から一部で樹脂発泡板
が用いられている。
【0004】前記樹脂発泡板としては、従来、ポリスチ
レン樹脂発泡板、ポリエチレン樹脂発泡板、及びポリプ
ロピレン樹脂発泡板等が使用され、特に、靱性及び剛性
の面で、ポリプロピレン樹脂発泡板が使用されることが
多かった。
【0005】しかし、前記ポリプロピレン樹脂発泡板
は、剛性面において十分なものといえず、更に剛性を高
める目的で発泡倍率を低くし、密度を上げると、剛性は
高まるものの、寒冷地において冬季に非常に割れ易く、
耐寒性に劣っていた。逆に、割れにくくする目的で発泡
倍率を高くし、密度を下げたものは、非常に柔らかくな
り、剛性が不充分で屋外用の表示板としては適しなかっ
た。
【0006】更に、ポリプロピレン樹脂は非常に耐候性
が低いため、ポリプロピレン樹脂発泡板に用いられるポ
リプロピレン樹脂には、大量の紫外線吸収剤、光安定
剤、及び酸化防止剤等の添加剤を配合する必要があり、
前記添加剤を大量に配合したとしても十分な耐候性が得
られない場合があった。
【0007】又、表示板においては、粘着剤付き光反射
材シートを貼り付けたり、表面に塗装及び印刷等を行う
ことが一般的であるが、ポリプロピレン樹脂発泡体は、
粘着剤、塗料、及び印刷インキ等との接着性に劣り、こ
の点からも、ポリプロピレン樹脂発泡板は、表示板とし
ては不充分であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、剛性、耐寒
性、耐候性、及び接着性の良好な屋外表示板が得られる
屋外表示板用基材、及び屋外表示板用基材を用いた屋外
表示板を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決すること
を目的とする本発明は、−30℃から23℃におけるノ
ッチ無しアイゾット衝撃値が12kgf・cm/cm以
上であり、密度が0.9g/cm3以下である芳香族ポ
リカーボネート樹脂発泡体を主体としてなることを特徴
とする屋外表示板用基材に係る。
【0010】前記屋外表示板用基材の好ましい態様とし
ては、例えば、前記芳香族ポリカーボネート樹脂発泡体
と、前記芳香族ポリカーボネート樹脂発泡体における少
なくとも一方の面に積層されてなる1以上の熱可塑性樹
脂フィルムとを有する屋外表示板用基材を挙げることが
できる。
【0011】本発明は、更に、前記屋外表示板用基材か
ら形成されてなることを特徴とする屋外表示板に係る発
明も包含する。
【0012】
【発明の実施の形態】1.屋外表示板用基材 前述のように、本発明に係る屋外表示板用基材において
は、芳香族ポリカーボネート樹脂発泡体を主体とする。
このような屋外表示板用基材としては、例えば、芳香族
ポリカーボネート樹脂発泡体のみからなる屋外表示板用
基材、及び芳香族ポリカーボネート樹脂発泡体を主要な
層とする積層体からなる屋外表示板用基材等を挙げるこ
とができる。以下、前者の屋外表示板用基材を第1の態
様の屋外表示板用基材といい、後者の屋外表示板用基材
を第2の態様の屋外表示板用基材ということがある。
【0013】1−1.第1の態様の屋外表示板用基材 前記第1の態様の屋外表示板用基材における芳香族ポリ
カーボネート樹脂発泡体としては、シート状の形態を有
する芳香族ポリカーボネート樹脂発泡シート、及び板状
の形態を有する芳香族ポリカーボネート樹脂発泡板を挙
げることができる。
【0014】第1の態様の屋外表示板用基材のうち、前
記芳香族ポリカーボネート樹脂発泡シートから形成され
た屋外表示板用基材の一例を図1に示す。
【0015】前記芳香族ポリカーボネート樹脂発泡体
は、JIS K6911に準拠して測定された−30℃
から23℃におけるノッチ無しアイゾット衝撃値が、1
2kgf・cm/cm以上であり、好ましくは12〜3
00kgf・cm/cmの範囲である。尚、前記ノッチ
無しアイゾット衝撃値については、試験片を測定温度に
おいて24時間保持し、その測定温度の雰囲気中で測定
することとした。前記屋外表示板用基材における芳香族
ポリカーボネート樹脂発泡体の−30℃から23℃にお
けるノッチ無しアイゾッド衝撃値が前記の範囲であれ
ば、前記屋外表示板用基材から形成される屋外表示板
は、寒冷地において冬季に路面に落下させたり、工事用
の資材をぶつけたりする等して強い衝撃を与えても容易
に割れないので好ましい。
【0016】又、前記芳香族ポリカーボネート樹脂発泡
体は、密度が、0.9g/cm3以下であり、好ましく
は0.9〜0.06g/cm3の範囲内であり、更に好
ましくは0.4〜0.1g/cm3の範囲内である。前
記屋外表示板用基材における芳香族ポリカーボネート樹
脂発泡体の密度が前記範囲内であれば、本発明の屋外表
示板用基材として十分な強度及び剛性が得られ、又、芳
香族ポリカーボネート樹脂の量を少なくできるから、製
造コストを軽減することができる。更に、前記範囲の密
度を有する芳香族ポリカーボネート樹脂発泡体から形成
された屋外表示板用基材は軽量である。したがって、前
記屋外表示板用基材から製造した屋外表示板も軽量であ
るから、作業性がよく、更に一度に多数を搬送すること
が容易である。尚、芳香族ポリカーボネート樹脂そのも
のの密度は1.2程度(ビスフェノールAから誘導され
たタイプ)であるから、前記範囲の密度を有する芳香族
ポリカーボネート樹脂発泡体は、通常、1.333倍
(1.2/0.9)〜20倍(1.2/0.06)の発
泡倍率を有している。
【0017】前記芳香族ポリカーボネート樹脂発泡体の
厚みとしては、1〜15mmの範囲が好ましく、特に2
〜10mmの範囲が好ましい。前記範囲の厚みを有する
芳香族ポリカーボネート樹脂発泡板は、剛性及び二次加
工性等に特に優れるから好ましい。
【0018】前記芳香族ポリカーボネート樹脂発泡体に
用いられる芳香族ポリカーボネート樹脂は、炭酸とグリ
コール又はビスフェノールとから形成されるポリエステ
ルである。そして、分子鎖にジフェニルアルカンを有す
る芳香族ポリカーボネートは、耐熱性、耐候性、及び耐
酸性に優れているから好適である。
【0019】このような芳香族ポリカーボネート樹脂と
しては、2,2−ビス(4−オキシフェニル)プロパン
(別名ビスフェノールA)、2,2−ビス(4−オキシ
フェニル)ブタン、1,1−ビス(オキシフェニル)シ
クロヘキサン、1,1−ビス(4−オキシフェニル)イ
ソブタン、及び1,1−ビス(4−オキシフェニル)エ
タン等のビスフェノール類から誘導されるポリカーボネ
ート樹脂等を挙げることができる。
【0020】前記芳香族ポリカーボネート樹脂のMFR
は、1〜5g/10minの範囲が好ましい。前記MFR
の測定方法は、JIS K7219の試験条件20に準
拠する。そして、250℃における溶融張力は、通常
2.3〜30gfの範囲であり、好ましくは5〜30g
fの範囲である。溶融張力が前記範囲であれば、得られ
る芳香族ポリカーボネート樹脂発泡体は、特に平滑な表
面を有し、曲げ強度が高いから好ましい。
【0021】前記溶融張力は、次のようにして測定され
る。測定装置として株式会社東洋精機製作所製のメルト
テンションテスターII型を使用し、120℃で3時間乾
燥させることにより水分含有量を調整した芳香族ポリカ
ーボネート樹脂を、ノズル径2.095mm、ノズル長
さ8mmのノズルから、樹脂温度250℃、樹脂押出ピ
ストン速度10mm/分の条件で紐状に押し出し、この
紐状物を直径45mmの張力プーリーに掛け、更に下流
側に位置する巻き取りローラで巻き取る。巻き取りは、
直径50mmの巻き取りローラを使用して100rpm
の巻き取り速度で行う。そしてそのときの紐状物の張力
を、張力検出用プーリーと連結する検出器により測定
し、その測定値を溶融張力とする。なお、前記において
巻き取り速度を100rpmとする際には、紐状物が切
断されないように徐々に(例えば約5rpm/秒で)巻
き取り速度を増加させて調整する。また、巻き取り速度
100rpmにて紐状物を巻き取ると紐状物が切断して
しまう場合には、切断時の巻き取り速度で検出される張
力を溶融張力とする。
【0022】芳香族ポリカーボネート樹脂発泡体の製造
方法としては、(a)サーキュラーダイスを用いて筒状発
泡体を形成し、ついてこれを切り開く方法、(b)フラッ
トダイスを用いて板状の発泡板を製造する方法、及び
(c)サーキュラーダイスを用いて筒状発泡体を形成し、
前記筒状発泡体の内面が接着可能な状態にあるうちに、
押圧ロールで前記筒状発泡体を押圧し、内面を圧着して
貼り合わせる方法等が挙げられ、これらの製造方法によ
り、芳香族ポリカーボネート樹脂発泡シート及び芳香族
ポリカーボネート樹脂発泡板(以下「芳香族ポリカーボ
ネート樹脂発泡シート等」ということがある。)が得ら
れる。これらの芳香族ポリカーボネート樹脂発泡シート
等は、熱成形及び抜き加工も可能である。
【0023】前記(a)の方法によって得た芳香族ポリカ
ーボネート樹脂発泡シートは、オンラインまたはオフラ
インで加熱炉に通し、加熱延伸することが好ましい。前
記芳香族ポリカーボネート樹脂発泡シートの押出方向に
おける延伸倍率は、1.05倍以上であることが好まし
く、押出方向に直交する幅方向における延伸倍率は、
1.02倍以上であることが好ましい。尚、前記延伸倍
率には特に上限はないが、概ね押出方向では1.30倍
であり、幅方向では1.20倍である。これにより、マ
ンドレルカール及びフレアーによる芳香族ポリカーボネ
ート樹脂発泡シートの反り及び波打ち、並びに一度ロー
ル状に巻き取られた芳香族ポリカーボネート樹脂発泡シ
ートの巻き癖等を解消することができる。
【0024】前記芳香族ポリカーボネート樹脂発泡体の
製造方法の中では、前記(c)の製造方法が、反りの少
ない芳香族ポリカーボネート樹脂発泡体を得ることがで
きるため好ましい。
【0025】更に、前記芳香族ポリカーボネート樹脂発
泡シート等を積層し、積層面において貼り合わせた積層
体も、第1の態様の屋外表示板用基材における芳香族ポ
リカーボネート樹脂発泡体として用いることができる。
【0026】前記芳香族ポリカーボネート樹脂発泡シー
ト等を貼り合わせる方法としては、接着剤で接着する方
法、積層面を熱溶融させて貼り合わせる方法、及び溶融
したポリカーボネート樹脂によって貼り合わせる方法等
を挙げることができる。
【0027】前記芳香族ポリカーボネート樹脂発泡体の
製造に用いられる発泡剤としては、無機発泡剤、揮発性
発泡剤、及び分解型発泡剤等を挙げることができる。
【0028】前記無機発泡剤としては、炭酸ガス、窒素
ガス、及び空気等を挙げることができる。
【0029】前記揮発性発泡剤としては、プロパン、n
−ブタン、i−ブタン、n−ペンタン、i−ペンタン、
n−ヘキサン、及びi−ヘキサン等の低級脂肪族炭化水
素、シクロブタン、シクロペンタン、及びシクロヘキサ
ン等の低級脂環式炭化水素等が用いられる。
【0030】分解型発泡剤は、分解により炭酸ガス及び
窒素ガス等を発生し、前記炭酸ガス等によって発泡させ
る発泡剤を挙げることができ、具体的には炭酸ナトリウ
ム及び炭酸カリウム等の炭酸塩、重炭酸ナトリウム及び
重炭酸カリウム等の重炭酸塩、並びにアジ化ナトリウム
等のアジ化合物等を挙げることができる。
【0031】前記発泡体は、単独でも、2種以上混合し
ても使用可能である。又、気泡径を調節する目的で分解
型発泡剤を併用してもよい。
【0032】1−2.第2の態様の屋外表示板用基材 第2の態様の屋外表示板用基材としては、芳香族ポリカ
ーボネート樹脂発泡体と、前記芳香族ポリカーボネート
樹脂発泡体の少なくとも一方の表面に積層された熱可塑
性樹脂フィルムとを備える積層発泡体を挙げることがで
きる。
【0033】前記芳香族ポリカーボネート樹脂発泡体の
少なくとも一方の表面に、熱可塑性樹脂フィルムを積層
することにより、高強度、耐候性の向上、積層面におけ
る良好な表面平滑性(中心線平均粗さ3.0μm以
下)、並びに表面の外観、表示シールとの積層性、塗装
性、及び印刷性等の大幅な向上が期待できる。尚、芳香
族ポリカーボネート樹脂発泡体の両面に熱可塑性樹脂フ
ィルムを積層することが、強度向上、反り防止等の面で
好ましい。
【0034】前記第2の態様の屋外表示板用基材のう
ち、芳香族ポリカーボネート樹脂発泡シートの両面に熱
可塑性樹脂フィルムを貼り合わせた例を図2に示す。図
2において、1は、芳香族ポリカーボネート樹脂発泡シ
ートを示し、2は熱可塑性樹脂フィルムを示す。
【0035】第2の態様の屋外表示板用基材としては、
他に、芳香族ポリカーボネート樹脂発泡体の片面のみに
熱可塑性樹脂フィルムを積層した屋外表示板用基材等を
挙げることができる。
【0036】第2の態様の屋外表示板用基材において、
芳香族ポリカーボネート樹脂発泡体としては、前記第1
の態様の屋外表示板用基材のところで述べた芳香族ポリ
カーボネート樹脂発泡シート等と同様の発泡体を挙げる
ことができる。
【0037】熱可塑性樹脂フィルムとしては、ポリアミ
ド系樹脂フィルム、ポリエステル系樹脂フィルム、芳香
族ポリカーボネート樹脂フィルム、及びアクリル系樹脂
フィルム等を挙げることができる。
【0038】前記ポリアミド系樹脂フィルムとしては、
例えば、ポリアミド6・6、ポリアミド6、ポリアミド
4・6、ポリアミドMXD6、ポリアミド11、及びポ
リアミド12等のポリアミド系樹脂から形成されたフィ
ルムを挙げることができる。
【0039】前記ポリエステル系樹脂フィルムとして
は、例えば、ポリエチレンテレフタレート及びポリブチ
レンテレフタレート等のポリエステル系樹脂から形成さ
れたフィルムを挙げることができる。
【0040】前記芳香族ポリカーボネート樹脂フィルム
としては、前記第1の態様の屋外表示板用基材のところ
で例示された芳香族ポリカーボネート樹脂と同様の芳香
族ポリカーボネート樹脂から形成されたフィルムを挙げ
ることができる。
【0041】アクリル系樹脂フィルムとしては、ポリメ
チルメタクリレート樹脂、メチルメタクリレート・スチ
レン共重合体、耐衝撃性アクリル樹脂、及びメチルメタ
クリレート・α−メチルスチレン共重合体等のアクリル
系樹脂から形成されたフィルムを挙げることができる。
【0042】前記熱可塑性樹脂フィルムとしては、更
に、前記ポリアミド系樹脂フィルム、ポリエステル系樹
脂フィルム、芳香族ポリカーボネート樹脂フィルム、及
びアクリル系樹脂フィルム等における基材樹脂を2以上
混合したポリマーブレンドから形成されたポリマーブレ
ンドフィルムも挙げることができる。
【0043】前記熱可塑性樹脂フィルムのうち、第1の
態様の屋外表示板用基材と良好な接着性を示す芳香族ポ
リカーボネート樹脂フィルムが好ましい。
【0044】前記熱可塑性樹脂フィルムの厚さは10〜
500μmの範囲が好ましく、特に50〜300μmの
範囲が好ましい。厚さが10μm未満の場合、熱可塑性
樹脂フィルムにピンホール及び厚みむらが発生すること
があるため好ましくない。一方、厚さが500μmを超
える熱可塑性樹脂フィルムは、柔軟性に劣ることがあ
り、したがって、芳香族ポリカーボネート樹脂発泡体に
ラミネートする際の作業性が悪くなることがあるため好
ましくない。
【0045】又、熱可塑性樹脂フィルムの基材樹脂にお
けるMFRの値は、芳香族ポリカーボネート樹脂発泡体
の基材樹脂におけるMFRの値と比較して大きく、具体
的には1.5〜5倍の範囲であることが、広幅化、平滑
性の面で好ましい。
【0046】芳香族ポリカーボネート樹脂発泡体に熱可
塑性樹脂フィルムを積層する方法としては、例えば接着
剤により積層する方法、押出ラミネート法、熱可塑性樹
脂フィルムを熱ラミネートする法、及び芳香族ポリカー
ボネート樹脂発泡シート等と熱可塑性樹脂フィルムとを
押出ししながら積層する共押出法等を挙げることができ
る。又、一方の面に粘着剤を塗布して粘着面を形成した
熱可塑性樹脂フィルムを、芳香族ポリカーボネート樹脂
発泡体の片面又は両面に貼着する方法も挙げられる。
【0047】前記共押出法により得られる第2の態様の
屋外表示板用基材としては、(a)前記発泡樹脂組成物と
芳香族ポリカーボネート系樹脂とをサーキュラーダイス
から共押出して筒状積層発泡体を形成し、次いで、これ
を切り開く方法によって形成されたシート状積層発泡
体、(b)前記発泡樹脂組成物と芳香族ポリカーボネート
系樹脂とをフラットダイスから共押出して形成された板
状積層発泡体、及び(c) 前記発泡樹脂組成物と芳香族ポ
リカーボネート系樹脂とをサーキュラーダイスから共押
出して筒状積層発泡体を形成し、前記筒状積層発泡体の
内面が接着可能な状態にあるうちに、押圧ロールで前記
筒状積層発泡体を押圧し、内面を圧着して貼り合わせて
得られる板状積層発泡体等の共押出法によって得られた
屋外表示板用基材が挙げられる。前記シート状又は板状
積層発泡体の製造方法の中では、前記(c)の製造方法
が、反りの少ない積層発泡体を得ることができるため好
ましい。
【0048】尚、耐候性をより向上させる目的で、前記
熱可塑性樹脂フィルムの基材樹脂及び芳香族ポリカーボ
ネート樹脂発泡体の基材樹脂の両方、芳香族ポリカーボ
ネート樹脂発泡体の基材樹脂のみ、又は熱可塑性樹脂フ
ィルムの基材樹脂のみに耐侯安定剤を添加することがで
きる。前記耐侯安定剤としては、例えば2−[2−ヒド
ロキシ−3,5−ビス(α,α−ジメチルベンジル)フ
ェニル]−2H−ベンゾトリアゾール等のベンゾトリア
ゾール系紫外線吸収剤、及び2−(4,6−ジフェニル
−1,3,5−トリアジン−2−イル)−5−[(ヘキ
シル)オキシ]フェノール等のトリアジン系紫外線吸収
剤が挙げられ、前記基材樹脂に対して0.2〜5重量%
添加することが好ましい。又、カーボンブラック及びチ
タンホワイト等の無機充填剤も挙げられ、基材樹脂に対
して0.1〜5重量%添加してもよい。前記ベンゾトリ
アゾール系紫外線吸収剤、前記トリアジン系紫外線吸収
剤、及び無機充填剤等の耐侯安定剤の中でも、少量で高
い効果の得られるベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤及
びトリアジン系紫外線吸収剤が好ましく、特に、前記ベ
ンゾトリアゾール系紫外線吸収剤及びトリアジン系紫外
線吸収剤のうちで分子量が400以上のものが、効果が
高いので好ましい。
【0049】第2の態様の屋外表示板用基材において
は、前記熱可塑性樹脂フィルムの上に更に、前記熱可塑
性樹脂フィルムのところで例示されたポリアミド系樹脂
フィルム、ポリエステル系樹脂フィルム、芳香族ポリカ
ーボネート樹脂フィルム、アクリル系樹脂フィルム、及
びポリマーブレンドフィルム等の熱可塑性樹脂のフィル
ムを重ね貼りしてもよい。
【0050】第2の態様の屋外表示板用基材は、第1の
態様の屋外表示板と同様に熱成形及び抜き加工が可能で
ある。
【0051】2.屋外表示板 本発明の屋外表示板の一例につき、構成を図3に示す。
図3に示されるように、前記屋外表示板は、図1に示さ
れる第1の屋外表示板用基材から形成された基板Aと、
前記基板Aの両面に積層された表示材Bとを有する。
【0052】前記表示材Bとしては、前記屋外表示板に
おいて表示すべき文字、図形、塗り分け、絵表示、及び
写真等(以下「文字等」という。)が印刷されたもの、
及び光反射材シート等が挙げられる。尚、図3におい
て、前記表示材Bの表面に表示された文字等は省略され
ている。
【0053】本発明に係る屋外表示板の別の例につき、
構成を図4に示す。図4において、図3と同一の符号
は、特に断らない限り、前記符号が図3において示す要
素と同一の要素を示す。
【0054】図4に示されるように、前記屋外表示板
は、図3に示される構成を有する第2の態様の屋外表示
板用基材から形成された基板Aと、前記基板Aの両面に
積層された表示材Bとを備える。
【0055】本発明の屋外表示板としては、他に、例え
ば、芳香族ポリカーボネート樹脂発泡体の両面に熱可塑
性樹脂フィルムが積層された第2の態様の屋外表示板用
基材から形成した基板と、前記基板の一方の面に表示材
が積層された屋外表示板や、第1の態様の屋外表示板用
基材又は第2の態様の屋外表示板用基材から形成された
基板に文字等を印刷した屋外表示板を挙げることができ
る。
【0056】前記表示材の光反射材シートとしては、例
えば、夜間、車のライト等の光で反射するものが挙げら
れる。前記屋外表示板用基材に表示材を積層する場合、
積層する部分としては、全面又は部分的に積層すること
が挙げられる。
【0057】前記屋外表示板用基材に表示材を積層する
方法としては、接着剤により接着する方法、及び粘着剤
により貼着する方法等を挙げることができる。
【0058】本発明の屋外表示板を得る加工方法として
は、例えば、前記表示材を積層した屋外表示板用基材を
切断線に沿って切断して作製された屋外表示板や、予め
所定の大きさに切断した基板の表面に、前記表示材を積
層した屋外表示板等を挙げることができる。尚、前記屋
外表示板の基板としては、予め熱成形された屋外表示板
用基材も使用できる。
【0059】屋外表示板の用途としては、種々の表示板
があるが、中でも道路工事現場及び建築現場などに使用
される簡易的な屋外表示板が、使用条件に適して好まし
い。尚、前記の用途として使用される屋外表示板の基板
に積層される表示材としては、夜間の注意喚起の上で光
反射材シートが好ましい。
【0060】
【実施例】(実施例1)ダイ内積層式のサーキュラーダ
イと、前記サーキュラーダイに接続された発泡体用及び
フィルム用の押出機とを用いて屋外表示板用基材を製造
した。
【0061】JIS K7219の試験条件20に準拠
して測定されたMFRの値が2.1g/10minであ
り、250℃における溶融張力が14.5gfであるビ
スフェノールAより誘導されたポリカーボネート樹脂1
00重量部に対し、核剤としてタルクを1.0重量部配
合した原料樹脂を、前記発泡体用の押出機中で加熱、溶
融、及び混練し、発泡剤としてn−ペンタンを前記押出
機中に圧入し、前記原料樹脂に混練し、発泡樹脂組成物
を調製した。
【0062】一方、ビスフェノールAより誘導されたポ
リカーボネート樹脂である三菱エンジニアリングプラス
チックス(株)製のユーピロンE2000(商品名)と
ユーピロンH3000(商品名)とを7対3(重量比)
の割合で混合して得られたポリカーボネート樹脂100
重量部に対し、紫外線吸収剤として2−[2−ヒドロキ
シ−3,5−ビス(α,α−ジメチルベンジル)フェニ
ル]−2H−ベンゾトリアゾールを0.25重量部配合
した原料樹脂を、前記フィルム用の押出機中で溶融及び
混練した。
【0063】前記発泡樹脂組成物及び前記ポリカーボネ
ート樹脂を、前記ポリカーボネート樹脂が前記発泡樹脂
組成物の外側に積層されるように前記サーキュラーダイ
から円筒状に押し出し、前記円筒状発泡体の内面が接着
可能な状態にある内に、押圧ロールで前記円筒状発泡体
を挟み込み、前記円筒状発泡体の内側を接着し、独立気
泡率70%、最大曲げ荷重6.7kgf(押出方向(M
D方向))、5.2kgf(幅方向(TD方向))、曲
げ強度83kgf/cm2(押出方向)、63kgf/
cm2(幅方向)、曲げ弾性率3500kgf/cm
2(押出方向)、2800kgf/cm2(曲げ方向)の
広幅の芳香族ポリカーボネート発泡体を得た。
【0064】次いで、前記芳香族ポリカーボネート発泡
体が冷却、固化した後、両端をチップソーによってトリ
ミングした。
【0065】これにより、芳香族ポリカーボネート樹脂
発泡板の両面に、ビスフェノールAから誘導されたポリ
カーボネート樹脂からなり、厚さが60μmであるフィ
ルム層が積層された屋外表示板用基材を得た。前記屋外
表示板用基材の全体の厚みは5mmであった。
【0066】尚、前記芳香族ポリカーボネート発泡体の
独立気泡率、最大曲げ荷重、曲げ強度、及び曲げ弾性率
については以下の手順に従って測定した。
【0067】[独立気泡率]独立気泡率Fc(%)の測
定は、空気比較式比重計(930型、東芝・ベックマン
(株)製)を使用し、ASTM D2856に規定のエ
アピクノメータ法と同様の方法によりVxを計測して下
式により求めた。但し、サンプルサイズ及び見掛け容積
Va(cm3)は、以下の通りとした。 ・サンプルサイズ:表層を除く芯層を25mm角に切断
し、高さが約30mmになるように積み重ねた。 ・見掛け比重Va(cm3):前記積み重ねサンプルを
構成する各々の芯層をノギスにより10μmの単位まで
測定して容積を求めた。 Fo=[(Va−Vx)/Va]×100 Fc=100−Fo ただし、Fo(%)は連続気泡率を、また、Vx(cm
3)はエアピクノメータ法により求められるサンプルの
実容積を示す。
【0068】[最大曲げ荷重、曲げ強度、曲げ弾性率]
(株)東洋ボールドウィン製テンシロンUTMIII型を
使用し、JIS K7171に準拠し、曲げ速度100
mm/分、冶具先端のR5mm、スパン間隔100m
m、試験片寸法幅50mm×長さ150mm×厚み5m
mの条件にて測定した。
【0069】前記屋外表示板用基材につき、JIS K
6911に基づいて23℃、0℃、及び−30℃におけ
るノッチ無しアイゾット衝撃値を測定し、表面平滑性及
び剥離性を評価した。尚、ノッチ無しアイゾット衝撃値
は、各測定温度において試験片を24時間保持し、前記
各温度の雰囲気中で測定した。表面平滑性及び剥離性の
評価方法を以下に示す。
【0070】[表面平滑性](株)小坂研究所製の表面
粗さ測定装置サーフコーダSE−30Dを使用し、JI
S B0601により、縦倍率500、横倍率10、基
準長さ8.00mm、カットオフ値0.8mm、触針先
端半径2μm、送り速さ0.1mm/secの条件で発
泡板両面の中心線平均粗さを測定し、大きい方の値を表
1に示した。前記中心線平均粗さが3.0μm以下の場
合を○、3.0μmを超え6.0μm未満の場合を△、
6.0μm以上の場合を×と評価した。
【0071】[剥離性]屋外表示板用基材に表示材(粘
着剤付き光反射材シート:住友3M(株)製)を接着し
て試験片を作製した。前記試験片を幅20mm、長さ1
50mmにカットし、10mm/minの速度で90°剥
離試験を行った。接着面の全面が母材破壊したものを
○、接着面の面積の50%以上が母材破壊したが、全面
は母材破壊しなかったものを△、接着面の面積の50%
未満しか母材破壊しなかったものを×と評価した。前記
ノッチ無しアイゾット衝撃値、表面平滑性、及び剥離性
の結果を表1に示す。
【0072】(実施例2)実施例1においてフィルム用
の押出機を使用しなかった他は、実施例1と同様にして
独立気泡率71%、最大曲げ荷重22.5kgf(押出
方向(MD方向))、18.3kgf(幅方向(TD方
向))、曲げ強度220kgf/cm2(押出方向)、
190kgf/cm2(幅方向)、曲げ弾性率6300
kgf/cm2(押出方向)、5200kgf/cm
2(曲げ方向)の芳香族ポリカーボネート発泡体を得
た。これを用いて屋外表示板用基材を作成した。前記屋
外表示板用基材の全体の厚みは5mmであった。前記芳
香族ポリカーボネート発泡体の独立気泡率、最大曲げ荷
重、曲げ強度、及び曲げ弾性率については、実施例1と
同様にして測定した。
【0073】前記屋外表示板につき、実施例1と同様に
して23℃、0℃、及び−30℃におけるノッチ無しア
イゾット衝撃値を測定し、表面平滑性及び剥離性を評価
した。結果を表1に示す。
【0074】(比較例1)3倍の発泡倍率を有するポリ
プロピレン発泡板(三井化学(株)製、商品名パロニア
PP)につき、実施例1と同様にして23℃、0℃、及
び−30℃におけるノッチ無しアイゾット衝撃値を測定
し、表面平滑性及び剥離性を評価した。結果を表1に示
す。
【0075】
【表1】
【0076】
【発明の効果】本発明により提供される屋外表示板用基
材から形成された屋外表示板は、常温において耐衝撃性
が高いだけでなく、低温においても耐衝撃性が殆ど低下
しない。前記屋外表示板は、寒冷地で使用した場合にお
いて、冬季に、路面上に落下させたり、工事用の資材を
ぶつけたりする等して強い衝撃を与えても容易に割れる
ことがない。よって、前記屋外表示板は、特に寒冷地用
の屋外表示板用として好適である。
【0077】本発明の屋外表示板用基材の内、芳香族ポ
リカーボネート樹脂発泡体と、前記芳香族ポリカーボネ
ート樹脂発泡体における少なくとも一方の面に積層され
てなる1以上の熱可塑性樹脂フィルムとを有する屋外表
示板用基材においては、前記熱可塑性樹脂フィルムによ
って前記屋外表示板用基材の表面が平滑になるため、表
示材の積層性及び印刷性が向上する。前記屋外表示板用
基材は、更に、高強度で、剛性が高い上に軽量であり、
前記熱可塑性フィルムに紫外線吸収剤及び無機充填剤を
添加することにより、耐候性をより向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、芳香族ポリカーボネート樹脂発泡シー
トからなる屋外表示板用基材の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】図2は、芳香族ポリカーボネート樹脂発泡シー
トの両面に熱可塑性樹脂フィルムが積層された屋外表示
板用基材の一例を示す斜視図である。
【図3】図3は、図1に示される屋外表示板用基材から
形成された基板と、前記基板の両面に積層された表示材
とを有する屋外表示板の一例を示す斜視図である。
【図4】図4は、図2に示される屋外表示板用基材から
形成された基板と、前記基板の両面に積層された表示材
とを有する屋外表示板の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…芳香族ポリカーボネート樹脂発泡シート、2…熱可
塑性樹脂フィルム、A…基板、B…表示材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 誠治 栃木県宇都宮市鶴田町1704−25 テラスハ ウスA−102号 Fターム(参考) 4F074 AA70 BA39 BC12 CA22 CE02 CE59 CE86 DA02 DA08 DA12 DA54 DA59 4F100 AH02H AH03H AK01B AK45A BA02 BA03 BA06 BA13 CA07 DJ01A GB07 GB90 JA13A JB16B JJ04 JK01 JK10A JK15 JL01 JL03 JL09 YY00A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 −30℃から23℃におけるノッチ無
    しアイゾット衝撃値が12kgf・cm/cm以上であ
    り、密度が0.9g/cm3以下である芳香族ポリカー
    ボネート樹脂発泡体を主体としてなることを特徴とする
    屋外表示板用基材。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の芳香族ポリカー
    ボネート樹脂発泡体と、前記芳香族ポリカーボネート樹
    脂発泡体における少なくとも一方の面に積層されてなる
    1以上の熱可塑性樹脂フィルムとを有する請求項1に記
    載の屋外表示板用基材。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の屋外表示板用
    基材から形成されてなることを特徴とする屋外表示板。
JP11014230A 1999-01-22 1999-01-22 屋外表示板用基材及び屋外表示板 Pending JP2000214810A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11014230A JP2000214810A (ja) 1999-01-22 1999-01-22 屋外表示板用基材及び屋外表示板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11014230A JP2000214810A (ja) 1999-01-22 1999-01-22 屋外表示板用基材及び屋外表示板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000214810A true JP2000214810A (ja) 2000-08-04

Family

ID=11855282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11014230A Pending JP2000214810A (ja) 1999-01-22 1999-01-22 屋外表示板用基材及び屋外表示板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000214810A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2235997T3 (es) Films y etiquetas formados a partir de composiciones basadas en polipropileno.
CN101650451B (zh) 导光板
JP2001105557A (ja) ポリカーボネート樹脂発泡体/ポリカーボネート樹脂多層体
JP2008255134A (ja) 熱収縮性フィルム、並びにこの熱収縮性フィルムを用いた成形品、熱収縮性ラベル、及びこの成形品を用いた、又はこのラベルを装着した容器
JP5383011B2 (ja) 熱収縮性フィルム、並びにこの熱収縮性フィルムを用いた成形品、熱収縮性ラベル、及びこの成形品を用いた、又はこのラベルを装着した容器
US20050019549A1 (en) Recyclable reinforced polymer foam composition
US20020155274A1 (en) Polyolefin film/foam/film composite materials and methods for producing same
JP5025191B2 (ja) 熱収縮性積層フィルム、並びに該フィルムを用いた成形品、熱収縮性ラベル及び容器
JP5576093B2 (ja) ポリスチレン系樹脂板状発泡シートとその製造方法及びディスプレイパネル
JP2000214810A (ja) 屋外表示板用基材及び屋外表示板
JP2000094609A (ja) 化粧シート用被覆フィルムおよび化粧シート
US20120298297A1 (en) System and method for the production and use of lamination films
JP3997332B2 (ja) 積層ポリカーボネート系樹脂発泡板及び箱
JP2009034934A (ja) 容器用積層シート
JPH11300866A (ja) 表面平滑なポリカーボネート系樹脂発泡板及びその製造方法並びに箱
JP2000297257A (ja) 多層粘着フィルム
JP2003082303A (ja) 表面保護シート及びその製造方法
US20080057295A1 (en) Engravable board
JP2003220639A (ja) ポリスチレン系樹脂発泡体とその製造方法
JP2987341B2 (ja) 滑り性及び耐候性に優れたポリカーボネート樹脂組成物
JP5439806B2 (ja) 粘着積層体
JP2010201719A (ja) 包装用樹脂シート
JPH11198331A (ja) ポリカーボネート樹脂押出発泡体/フィルム積層物
JP2000246845A (ja) アクリル系樹脂積層体とその製造方法、および積層構造体
JP3224634U (ja) 積層発泡シート及び粘着剤層付き積層発泡シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051102

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090306

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090703