JP2000214204A - 避雷器の監視装置 - Google Patents
避雷器の監視装置Info
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- JP2000214204A JP2000214204A JP11013516A JP1351699A JP2000214204A JP 2000214204 A JP2000214204 A JP 2000214204A JP 11013516 A JP11013516 A JP 11013516A JP 1351699 A JP1351699 A JP 1351699A JP 2000214204 A JP2000214204 A JP 2000214204A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 常時、避雷器の放電電流の最大値を検出出来
る避雷器の監視装置の提供。 【解決手段】 避雷器1の放電電流を検出する変流器2
aと、変流器2aが検出した放電電流の最大値を検出し
保持すべき複数のピークホールド回路5a,5bと、複
数のピークホールド回路5a,5bが検出し保持してい
る電流値から1つを選択し出力する選択手段8と、複数
のピークホールド回路5a,5bを交互にリセットする
手段7とを備えている。
る避雷器の監視装置の提供。 【解決手段】 避雷器1の放電電流を検出する変流器2
aと、変流器2aが検出した放電電流の最大値を検出し
保持すべき複数のピークホールド回路5a,5bと、複
数のピークホールド回路5a,5bが検出し保持してい
る電流値から1つを選択し出力する選択手段8と、複数
のピークホールド回路5a,5bを交互にリセットする
手段7とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、避雷器の放電電流
を監視し、その避雷器及びその避雷器を備えた電気機器
の異常及びその前兆を早期に検出する避雷器の監視装置
に関するものである。
を監視し、その避雷器及びその避雷器を備えた電気機器
の異常及びその前兆を早期に検出する避雷器の監視装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、例えば特開平1−272074
号公報に開示された避雷器の放電電流監視装置の構成を
示すブロック図である。この避雷器の放電電流監視装置
は、避雷器1の放電電流を検出する変流器2と、変流器
2の二次側に並列接続された負荷抵抗18と、負荷抵抗
18の両端電圧を伝える同軸ケーブル3と、同軸ケーブ
ル3が伝えた両端電圧が一次巻線に印加され、2つの二
次巻線41,42を有するパルストランス44と、二次
巻線41の両端電圧が信号入力端子13を介して与えら
れるダイオードブリッジ45と、ダイオードブリッジ4
5と簡易ピークホールド回路を構成するコンデンサ46
とを備えている。
号公報に開示された避雷器の放電電流監視装置の構成を
示すブロック図である。この避雷器の放電電流監視装置
は、避雷器1の放電電流を検出する変流器2と、変流器
2の二次側に並列接続された負荷抵抗18と、負荷抵抗
18の両端電圧を伝える同軸ケーブル3と、同軸ケーブ
ル3が伝えた両端電圧が一次巻線に印加され、2つの二
次巻線41,42を有するパルストランス44と、二次
巻線41の両端電圧が信号入力端子13を介して与えら
れるダイオードブリッジ45と、ダイオードブリッジ4
5と簡易ピークホールド回路を構成するコンデンサ46
とを備えている。
【0003】この避雷器の放電電流監視装置は、また、
コンデンサ46の両端電圧を対数変換する対数変換回路
47と、対数変換回路47が対数変換した電圧の最大値
を検出し保持するピークホールド回路48と、ピークホ
ールド回路48が検出し保持している電圧値をA/D
(アナログ/ディジタル)変換するA/D変換回路49
と、A/D変換回路49がA/D変換し出力したディジ
タル信号が与えられるマイクロプロセッサ10と、二次
巻線42の両端電圧が与えられるフォトカプラ14と、
フォトカプラ14の出力がトリガ入力端子15を介して
与えられるワンショットパルス発生器16とを備えてい
る。
コンデンサ46の両端電圧を対数変換する対数変換回路
47と、対数変換回路47が対数変換した電圧の最大値
を検出し保持するピークホールド回路48と、ピークホ
ールド回路48が検出し保持している電圧値をA/D
(アナログ/ディジタル)変換するA/D変換回路49
と、A/D変換回路49がA/D変換し出力したディジ
タル信号が与えられるマイクロプロセッサ10と、二次
巻線42の両端電圧が与えられるフォトカプラ14と、
フォトカプラ14の出力がトリガ入力端子15を介して
与えられるワンショットパルス発生器16とを備えてい
る。
【0004】この避雷器の放電電流監視装置は、また、
ワンショットパルス発生器16が発生させたワンショッ
トパルスが与えられる、マイクロプロセッサ10の割り
込み制御部17を備えている。信号入力端子13、ダイ
オードブリッジ45、コンデンサ46、対数変換回路4
7、ピークホールド回路48、A/D変換回路49、マ
イクロプロセッサ10、トリガ入力端子15及びワンシ
ョットパルス発生器16は、信号処理部12を構成して
いる。
ワンショットパルス発生器16が発生させたワンショッ
トパルスが与えられる、マイクロプロセッサ10の割り
込み制御部17を備えている。信号入力端子13、ダイ
オードブリッジ45、コンデンサ46、対数変換回路4
7、ピークホールド回路48、A/D変換回路49、マ
イクロプロセッサ10、トリガ入力端子15及びワンシ
ョットパルス発生器16は、信号処理部12を構成して
いる。
【0005】このような構成の避雷器の放電電流監視装
置は、避雷器1が作動して大地間に放電電流が流れる
と、変流器2の負荷抵抗18の両端に、放電電流に相似
な波形を有する電圧が誘起される。負荷抵抗18の両端
に誘起された電圧は、同軸ケーブル3を伝わってパルス
トランス44の一次巻線に与えられ、パルストランス4
4の二次巻線41,42の両端に、それぞれ相似な波形
を有する電圧を誘起させる。二次巻線41に誘起した電
圧は、ダイオードブリッジ45及びコンデンサ46から
なる簡易ピークホールド回路により、その最大値が保持
され、保持された電圧値は対数変換回路47により帯域
圧縮される。
置は、避雷器1が作動して大地間に放電電流が流れる
と、変流器2の負荷抵抗18の両端に、放電電流に相似
な波形を有する電圧が誘起される。負荷抵抗18の両端
に誘起された電圧は、同軸ケーブル3を伝わってパルス
トランス44の一次巻線に与えられ、パルストランス4
4の二次巻線41,42の両端に、それぞれ相似な波形
を有する電圧を誘起させる。二次巻線41に誘起した電
圧は、ダイオードブリッジ45及びコンデンサ46から
なる簡易ピークホールド回路により、その最大値が保持
され、保持された電圧値は対数変換回路47により帯域
圧縮される。
【0006】対数変換回路47により帯域圧縮された電
圧値は、ピークホールド回路48により、その最大値が
保持され、保持された電圧値は、A/D変換回路49に
よりディジタル信号に変換され出力される。一方、二次
巻線42に誘起した電圧は、フォトカプラ14を介して
ワンショットパルス発生器16を作動させ、ワンショッ
トパルスを発生させる。発生したワンショットパルス
は、マイクロプロセッサ10の割り込み制御部17に与
えられる。これにより、マイクロプロセッサ10は、割
り込み処理を開始し、A/D変換回路49が出力したデ
ィジタル信号を読み込み、指数変換を行って、放電電流
の最大値を得る。その後、この避雷器の放電電流監視装
置は、簡易ピークホールド回路及びピークホールド回路
48をリセットし待機する。
圧値は、ピークホールド回路48により、その最大値が
保持され、保持された電圧値は、A/D変換回路49に
よりディジタル信号に変換され出力される。一方、二次
巻線42に誘起した電圧は、フォトカプラ14を介して
ワンショットパルス発生器16を作動させ、ワンショッ
トパルスを発生させる。発生したワンショットパルス
は、マイクロプロセッサ10の割り込み制御部17に与
えられる。これにより、マイクロプロセッサ10は、割
り込み処理を開始し、A/D変換回路49が出力したデ
ィジタル信号を読み込み、指数変換を行って、放電電流
の最大値を得る。その後、この避雷器の放電電流監視装
置は、簡易ピークホールド回路及びピークホールド回路
48をリセットし待機する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
避雷器の放電電流監視装置では、簡易ピークホールド回
路及びピークホールド回路48をリセットしている間
に、新たに放電電流が流れた場合、簡易ピークホールド
回路及びピークホールド回路48は作動出来ず、新たに
流れた放電電流の最大値を検出出来ない問題があった。
避雷器の放電電流監視装置では、簡易ピークホールド回
路及びピークホールド回路48をリセットしている間
に、新たに放電電流が流れた場合、簡易ピークホールド
回路及びピークホールド回路48は作動出来ず、新たに
流れた放電電流の最大値を検出出来ない問題があった。
【0008】本発明は、上述したような事情に鑑みてな
されたものであり、第1発明では、常時、避雷器の放電
電流の最大値を検出出来る避雷器の監視装置を提供する
ことを目的とする。第2発明では、常時、避雷器の放電
電流の最大値を検出出来ると共に、検出した最大値をデ
ィジタル処理出来る避雷器の監視装置を提供することを
目的とする。
されたものであり、第1発明では、常時、避雷器の放電
電流の最大値を検出出来る避雷器の監視装置を提供する
ことを目的とする。第2発明では、常時、避雷器の放電
電流の最大値を検出出来ると共に、検出した最大値をデ
ィジタル処理出来る避雷器の監視装置を提供することを
目的とする。
【0009】第3発明では、常時、避雷器の放電電流の
最大値を検出出来ると共に、検出した最大値の極性を検
出出来る避雷器の監視装置を提供することを目的とす
る。第4発明では、常時、避雷器の放電電流の最大値を
検出出来ると共に、検出した最大値の個数を計数出来る
避雷器の監視装置を提供することを目的とする。第5発
明では、常時、避雷器の放電電流の最大値を検出出来る
と共に、検出した最大値の個数を計数出来、その最大値
とその最大値の極性とを記憶することが出来る避雷器の
監視装置を提供することを目的とする。
最大値を検出出来ると共に、検出した最大値の極性を検
出出来る避雷器の監視装置を提供することを目的とす
る。第4発明では、常時、避雷器の放電電流の最大値を
検出出来ると共に、検出した最大値の個数を計数出来る
避雷器の監視装置を提供することを目的とする。第5発
明では、常時、避雷器の放電電流の最大値を検出出来る
と共に、検出した最大値の個数を計数出来、その最大値
とその最大値の極性とを記憶することが出来る避雷器の
監視装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る避雷器の
監視装置は、避雷器の放電電流を検出する変流器と、該
変流器が検出した放電電流の最大値を検出し保持すべき
複数のピークホールド回路と、該複数のピークホールド
回路が検出し保持している電流値から1つを選択し出力
する選択手段と、前記複数のピークホールド回路を交互
にリセットする手段とを備えることを特徴とする。
監視装置は、避雷器の放電電流を検出する変流器と、該
変流器が検出した放電電流の最大値を検出し保持すべき
複数のピークホールド回路と、該複数のピークホールド
回路が検出し保持している電流値から1つを選択し出力
する選択手段と、前記複数のピークホールド回路を交互
にリセットする手段とを備えることを特徴とする。
【0011】第2発明に係る避雷器の監視装置は、選択
手段が出力した電流値をアナログ/ディジタル変換し出
力するA/D変換回路を更に備えることを特徴とする。
手段が出力した電流値をアナログ/ディジタル変換し出
力するA/D変換回路を更に備えることを特徴とする。
【0012】第3発明に係る避雷器の監視装置は、ピー
クホールド回路が検出し保持している電流値の極性を検
出する極性検出手段を更に備えることを特徴とする。
クホールド回路が検出し保持している電流値の極性を検
出する極性検出手段を更に備えることを特徴とする。
【0013】第4発明に係る避雷器の監視装置は、ピー
クホールド回路が検出し保持した放電電流の最大値の個
数を計数する計数手段と、該計数手段が計数した計数値
を記憶する手段とを更に備えることを特徴とする。
クホールド回路が検出し保持した放電電流の最大値の個
数を計数する計数手段と、該計数手段が計数した計数値
を記憶する手段とを更に備えることを特徴とする。
【0014】第5発明に係る避雷器の監視装置は、計数
手段が計数した放電電流の最大値を記憶する手段と、該
最大値の極性検出手段が検出した極性を記憶する手段と
を更に備えることを特徴とする。
手段が計数した放電電流の最大値を記憶する手段と、該
最大値の極性検出手段が検出した極性を記憶する手段と
を更に備えることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
それを示す図面に基づいて説明する。 実施の形態1.図1は、本発明に係る避雷器の監視装置
の実施の形態1の構成を示すブロック図である。この避
雷器の監視装置は、避雷器1の放電電流を検出する変流
器2aと、変流器2aが放電電流の検出値として出力し
た電圧を伝える同軸ケーブル3と、同軸ケーブル3が伝
えた電圧が一次巻線に印加されるパルストランス4と、
パルストランス4の二次巻線の両端電圧を濾波するフィ
ルタ回路9と、フィルタ回路9が濾波した電圧信号の最
大値を検出し保持する2つのピークホールド回路5a,
5bと、ピークホールド回路5a,5bが検出し保持し
ている電圧値を選択し出力する選択手段であるマルチプ
レクサ8とを備えている。
それを示す図面に基づいて説明する。 実施の形態1.図1は、本発明に係る避雷器の監視装置
の実施の形態1の構成を示すブロック図である。この避
雷器の監視装置は、避雷器1の放電電流を検出する変流
器2aと、変流器2aが放電電流の検出値として出力し
た電圧を伝える同軸ケーブル3と、同軸ケーブル3が伝
えた電圧が一次巻線に印加されるパルストランス4と、
パルストランス4の二次巻線の両端電圧を濾波するフィ
ルタ回路9と、フィルタ回路9が濾波した電圧信号の最
大値を検出し保持する2つのピークホールド回路5a,
5bと、ピークホールド回路5a,5bが検出し保持し
ている電圧値を選択し出力する選択手段であるマルチプ
レクサ8とを備えている。
【0016】この避雷器の監視装置は、また、マルチプ
レクサ8が出力した電圧値をA/D(アナログ/ディジ
タル)変換するA/D変換回路6と、A/D変換回路6
がA/D変換し出力したディジタル信号が与えられるマ
イクロプロセッサ7とを備えている。マイクロプロセッ
サ7(リセットする手段)は、マルチプレクサ8が選択
する電圧値を切り替える為の切替信号22と、ピークホ
ールド回路5a,5bをそれぞれリセットさせる為のリ
セット信号21a,21bとを出力する。
レクサ8が出力した電圧値をA/D(アナログ/ディジ
タル)変換するA/D変換回路6と、A/D変換回路6
がA/D変換し出力したディジタル信号が与えられるマ
イクロプロセッサ7とを備えている。マイクロプロセッ
サ7(リセットする手段)は、マルチプレクサ8が選択
する電圧値を切り替える為の切替信号22と、ピークホ
ールド回路5a,5bをそれぞれリセットさせる為のリ
セット信号21a,21bとを出力する。
【0017】以下に、このような構成の避雷器の監視装
置の動作を、それを示す図2のタイミングチャートを参
照しながら説明する。避雷器1が作動して大地間に放電
電流が流れると、変流器2aに放電電流に相似な波形を
有する電圧が誘起される。この誘起された電圧は、同軸
ケーブル3を伝わってパルストランス4の一次巻線に与
えられ、パルストランス4の二次巻線に相似な波形を有
する電圧を誘起させる。パルストランス4の二次巻線に
誘起した電圧は、フィルタ回路9により濾波された後、
ピークホールド回路5a,5bにより、その最大値が保
持される。
置の動作を、それを示す図2のタイミングチャートを参
照しながら説明する。避雷器1が作動して大地間に放電
電流が流れると、変流器2aに放電電流に相似な波形を
有する電圧が誘起される。この誘起された電圧は、同軸
ケーブル3を伝わってパルストランス4の一次巻線に与
えられ、パルストランス4の二次巻線に相似な波形を有
する電圧を誘起させる。パルストランス4の二次巻線に
誘起した電圧は、フィルタ回路9により濾波された後、
ピークホールド回路5a,5bにより、その最大値が保
持される。
【0018】マイクロプロセッサ7は、A/D変換回路
6に入力される電圧値を、ピークホールド回路5a,5
bがそれぞれ保持している電圧値から、切替信号22に
より、図2(c)に示すように、マルチプレクサ8に交
互に選択させる。また、マイクロプロセッサ7は、図2
(a),(b)に示すように、切替信号22を切替出力
する直前の期間ta2,tb2に、A/D変換回路6か
らA/D変換された電圧値を取り込む。この電圧値は、
マルチプレクサ8が選択しているピークホールド回路5
a又はピークホールド回路5bが保持している電圧値で
ある。
6に入力される電圧値を、ピークホールド回路5a,5
bがそれぞれ保持している電圧値から、切替信号22に
より、図2(c)に示すように、マルチプレクサ8に交
互に選択させる。また、マイクロプロセッサ7は、図2
(a),(b)に示すように、切替信号22を切替出力
する直前の期間ta2,tb2に、A/D変換回路6か
らA/D変換された電圧値を取り込む。この電圧値は、
マルチプレクサ8が選択しているピークホールド回路5
a又はピークホールド回路5bが保持している電圧値で
ある。
【0019】マイクロプロセッサ7は、A/D変換回路
6からA/D変換された電圧値を取り込んだ直後、つま
り、切替信号22を切替出力した直後の期間ta3,t
b3に、図2(a),(b)に示すように、電圧値を取
り込んだ側のピークホールド回路5a,5bをリセット
する為のリセット信号21a,21bを出力する。従っ
て、マイクロプロセッサ7は、ピークホールド回路5
a,5bが、図2(a),(b)に示す互いに重複しな
いそれぞれのリセット期間ta3,tb3を除く期間t
a1+ta2,tb1+tb2に、それぞれ検出し保持
した最大値を取り込むので、避雷器1の放電電流の最大
値を、検出し損なうことなく、常時検出することが出来
る。
6からA/D変換された電圧値を取り込んだ直後、つま
り、切替信号22を切替出力した直後の期間ta3,t
b3に、図2(a),(b)に示すように、電圧値を取
り込んだ側のピークホールド回路5a,5bをリセット
する為のリセット信号21a,21bを出力する。従っ
て、マイクロプロセッサ7は、ピークホールド回路5
a,5bが、図2(a),(b)に示す互いに重複しな
いそれぞれのリセット期間ta3,tb3を除く期間t
a1+ta2,tb1+tb2に、それぞれ検出し保持
した最大値を取り込むので、避雷器1の放電電流の最大
値を、検出し損なうことなく、常時検出することが出来
る。
【0020】実施の形態2.図3は、本発明に係る避雷
器の監視装置の実施の形態2の構成を示すブロック図で
ある。この避雷器の監視装置は、避雷器1の放電電流を
検出する変流器2aと、変流器2aが放電電流の検出値
として出力した電圧を伝える同軸ケーブル3と、同軸ケ
ーブル3が伝えた電圧が一次巻線に印加されるパルスト
ランス4と、パルストランス4の二次巻線の両端電圧を
濾波するフィルタ回路9と、フィルタ回路9が濾波した
電圧信号の最大値を検出し保持する4つのピークホール
ド回路5a,5b,5c,5dと、ピークホールド回路
5a,5b,5c,5dが検出し保持している電圧値を
選択し出力する選択手段であるマルチプレクサ8aとを
備えている。
器の監視装置の実施の形態2の構成を示すブロック図で
ある。この避雷器の監視装置は、避雷器1の放電電流を
検出する変流器2aと、変流器2aが放電電流の検出値
として出力した電圧を伝える同軸ケーブル3と、同軸ケ
ーブル3が伝えた電圧が一次巻線に印加されるパルスト
ランス4と、パルストランス4の二次巻線の両端電圧を
濾波するフィルタ回路9と、フィルタ回路9が濾波した
電圧信号の最大値を検出し保持する4つのピークホール
ド回路5a,5b,5c,5dと、ピークホールド回路
5a,5b,5c,5dが検出し保持している電圧値を
選択し出力する選択手段であるマルチプレクサ8aとを
備えている。
【0021】この避雷器の監視装置は、また、マルチプ
レクサ8aが出力した電圧値をA/D変換するA/D変
換回路6と、A/D変換回路6がA/D変換し出力した
ディジタル信号が与えられるマイクロプロセッサ7とを
備えている。マイクロプロセッサ7は、ピークホールド
回路5a,5bの保持電圧値からマルチプレクサ8aが
選択する電圧値を切り替える為の切替信号22aと、ピ
ークホールド回路5c,5dの保持電圧値からマルチプ
レクサ8aが選択する電圧値を切り替える為の切替信号
22bと、ピークホールド回路5a,5b,5c,5d
をそれぞれリセットさせる為のリセット信号21a,2
1b,21c,21dとを出力する。
レクサ8aが出力した電圧値をA/D変換するA/D変
換回路6と、A/D変換回路6がA/D変換し出力した
ディジタル信号が与えられるマイクロプロセッサ7とを
備えている。マイクロプロセッサ7は、ピークホールド
回路5a,5bの保持電圧値からマルチプレクサ8aが
選択する電圧値を切り替える為の切替信号22aと、ピ
ークホールド回路5c,5dの保持電圧値からマルチプ
レクサ8aが選択する電圧値を切り替える為の切替信号
22bと、ピークホールド回路5a,5b,5c,5d
をそれぞれリセットさせる為のリセット信号21a,2
1b,21c,21dとを出力する。
【0022】ピークホールド回路5a,5bは、正極性
の最大値を検出し保持する極性検出手段であり、図4
(a)は、この正極性のピークホールド回路5a,5b
の構成例を示すブロック図である。正極性のピークホー
ルド回路5a,5bは、フィルタ回路9(図3)により
濾波された電圧信号が、オペアンプ32aの非反転入力
端子に与えられ、オペアンプ32aの出力端子は、コン
デンサ33の一方の端子、ダイオード34aのカソード
及びダイオード36aのアノードに接続されている。ダ
イオード36aのカソードは、オペアンプ32bの非反
転入力端子に接続され、オペアンプ32bの出力端子
は、マルチプレクサ8a(図3)の入力端子、オペアン
プ32bの反転入力端子及び抵抗35の一方の端子に接
続され、オペアンプ32bはバッファ回路になってい
る。
の最大値を検出し保持する極性検出手段であり、図4
(a)は、この正極性のピークホールド回路5a,5b
の構成例を示すブロック図である。正極性のピークホー
ルド回路5a,5bは、フィルタ回路9(図3)により
濾波された電圧信号が、オペアンプ32aの非反転入力
端子に与えられ、オペアンプ32aの出力端子は、コン
デンサ33の一方の端子、ダイオード34aのカソード
及びダイオード36aのアノードに接続されている。ダ
イオード36aのカソードは、オペアンプ32bの非反
転入力端子に接続され、オペアンプ32bの出力端子
は、マルチプレクサ8a(図3)の入力端子、オペアン
プ32bの反転入力端子及び抵抗35の一方の端子に接
続され、オペアンプ32bはバッファ回路になってい
る。
【0023】抵抗35の他方の端子は、ダイオード34
aのアノード、コンデンサ33の他方の端子及びオペア
ンプ32aの反転入力端子に接続されている。ダイオー
ド36aのカソードは、また、抵抗37の一方の端子に
接続され、抵抗37の他方の端子は、抵抗38の一方の
端子及びコンデンサ39の一方の端子に接続されてい
る。コンデンサ39の他方の端子は接地端子に接続さ
れ、抵抗38の他方の端子は、マイクロプロセッサ7
(図3)からのリセット信号21a,21bによりオン
するアナログスイッチ31の一方の端子に接続され、ア
ナログスイッチ31の他方の端子は、接地端子に接続さ
れている。
aのアノード、コンデンサ33の他方の端子及びオペア
ンプ32aの反転入力端子に接続されている。ダイオー
ド36aのカソードは、また、抵抗37の一方の端子に
接続され、抵抗37の他方の端子は、抵抗38の一方の
端子及びコンデンサ39の一方の端子に接続されてい
る。コンデンサ39の他方の端子は接地端子に接続さ
れ、抵抗38の他方の端子は、マイクロプロセッサ7
(図3)からのリセット信号21a,21bによりオン
するアナログスイッチ31の一方の端子に接続され、ア
ナログスイッチ31の他方の端子は、接地端子に接続さ
れている。
【0024】このような構成のピークホールド回路5
a,5bでは、正極性の電圧信号がオペアンプ32aの
非反転入力端子に与えられたとき、ダイオード36aは
オンし、抵抗37を介してコンデンサ39が充電され、
正極性の電圧信号に応じた電圧が保持され、この保持さ
れた電圧に応じた電圧がオペアンプ32b(バッファ回
路)の出力端子から出力される。負極性の電圧信号がオ
ペアンプ32aの非反転入力端子に与えられたとき、ダ
イオード36aはオンせず、コンデンサ33に充電され
た負電荷は、ダイオード34aがオンしてクリアされ、
オペアンプ32b(バッファ回路)の出力端子は0Vに
なる。マイクロプロセッサ7(図3)からリセット信号
21a,21bが与えられたとき、アナログスイッチ3
1はオンし、コンデンサ39の電荷は、抵抗38を通じ
て流れてクリア(リセット)される。
a,5bでは、正極性の電圧信号がオペアンプ32aの
非反転入力端子に与えられたとき、ダイオード36aは
オンし、抵抗37を介してコンデンサ39が充電され、
正極性の電圧信号に応じた電圧が保持され、この保持さ
れた電圧に応じた電圧がオペアンプ32b(バッファ回
路)の出力端子から出力される。負極性の電圧信号がオ
ペアンプ32aの非反転入力端子に与えられたとき、ダ
イオード36aはオンせず、コンデンサ33に充電され
た負電荷は、ダイオード34aがオンしてクリアされ、
オペアンプ32b(バッファ回路)の出力端子は0Vに
なる。マイクロプロセッサ7(図3)からリセット信号
21a,21bが与えられたとき、アナログスイッチ3
1はオンし、コンデンサ39の電荷は、抵抗38を通じ
て流れてクリア(リセット)される。
【0025】ピークホールド回路5c,5dは、負極性
の最大値を検出し保持する極性検出手段であり、図4
(b)は、この負極性のピークホールド回路5c,5d
の構成例を示すブロック図である。負極性のピークホー
ルド回路5c,5dは、フィルタ回路9(図3)により
濾波された電圧信号が、オペアンプ32aの非反転入力
端子に与えられ、オペアンプ32aの出力端子は、コン
デンサ33の一方の端子、ダイオード34bのアノード
及びダイオード36bのカソードに接続されている。ダ
イオード36bのアノードは、オペアンプ32bの非反
転入力端子に接続され、オペアンプ32bの出力端子
は、マルチプレクサ8a(図3)の入力端子、オペアン
プ32bの反転入力端子及び抵抗35の一方の端子に接
続され、オペアンプ32bはバッファ回路になってい
る。
の最大値を検出し保持する極性検出手段であり、図4
(b)は、この負極性のピークホールド回路5c,5d
の構成例を示すブロック図である。負極性のピークホー
ルド回路5c,5dは、フィルタ回路9(図3)により
濾波された電圧信号が、オペアンプ32aの非反転入力
端子に与えられ、オペアンプ32aの出力端子は、コン
デンサ33の一方の端子、ダイオード34bのアノード
及びダイオード36bのカソードに接続されている。ダ
イオード36bのアノードは、オペアンプ32bの非反
転入力端子に接続され、オペアンプ32bの出力端子
は、マルチプレクサ8a(図3)の入力端子、オペアン
プ32bの反転入力端子及び抵抗35の一方の端子に接
続され、オペアンプ32bはバッファ回路になってい
る。
【0026】抵抗35の他方の端子は、ダイオード34
bのカソード、コンデンサ33の他方の端子及びオペア
ンプ32aの反転入力端子に接続されている。ダイオー
ド36bのアノードは、また、抵抗37の一方の端子に
接続され、抵抗37の他方の端子は、抵抗38の一方の
端子及びコンデンサ39の一方の端子に接続されてい
る。コンデンサ39の他方の端子は接地端子に接続さ
れ、抵抗38の他方の端子は、マイクロプロセッサ7
(図3)からのリセット信号21a,21bによりオン
するアナログスイッチ31の一方の端子に接続され、ア
ナログスイッチ31の他方の端子は、接地端子に接続さ
れている。
bのカソード、コンデンサ33の他方の端子及びオペア
ンプ32aの反転入力端子に接続されている。ダイオー
ド36bのアノードは、また、抵抗37の一方の端子に
接続され、抵抗37の他方の端子は、抵抗38の一方の
端子及びコンデンサ39の一方の端子に接続されてい
る。コンデンサ39の他方の端子は接地端子に接続さ
れ、抵抗38の他方の端子は、マイクロプロセッサ7
(図3)からのリセット信号21a,21bによりオン
するアナログスイッチ31の一方の端子に接続され、ア
ナログスイッチ31の他方の端子は、接地端子に接続さ
れている。
【0027】このような構成のピークホールド回路5
c,5dでは、負極性の電圧信号がオペアンプ32aの
非反転入力端子に与えられたとき、ダイオード36bは
オンし、抵抗37を介してコンデンサ39が充電され、
負極性の電圧信号に応じた電圧が保持され、この保持さ
れた電圧に応じた電圧がオペアンプ32b(バッファ回
路)の出力端子から出力される。正極性の電圧信号がオ
ペアンプ32aの非反転入力端子に与えられたとき、ダ
イオード36bはオンせず、コンデンサ33に充電され
た正電荷は、ダイオード34bがオンしてクリアされ、
オペアンプ32b(バッファ回路)の出力端子は0Vに
なる。マイクロプロセッサ7(図3)からリセット信号
21c,21dが与えられたとき、アナログスイッチ3
1はオンし、コンデンサ39の電荷は、抵抗38を通じ
て流れてクリア(リセット)される。
c,5dでは、負極性の電圧信号がオペアンプ32aの
非反転入力端子に与えられたとき、ダイオード36bは
オンし、抵抗37を介してコンデンサ39が充電され、
負極性の電圧信号に応じた電圧が保持され、この保持さ
れた電圧に応じた電圧がオペアンプ32b(バッファ回
路)の出力端子から出力される。正極性の電圧信号がオ
ペアンプ32aの非反転入力端子に与えられたとき、ダ
イオード36bはオンせず、コンデンサ33に充電され
た正電荷は、ダイオード34bがオンしてクリアされ、
オペアンプ32b(バッファ回路)の出力端子は0Vに
なる。マイクロプロセッサ7(図3)からリセット信号
21c,21dが与えられたとき、アナログスイッチ3
1はオンし、コンデンサ39の電荷は、抵抗38を通じ
て流れてクリア(リセット)される。
【0028】以下に、このような構成の避雷器の監視装
置の動作を説明する。避雷器1が作動して大地間に放電
電流が流れると、変流器2aに放電電流に相似な波形を
有する電圧が誘起される。この誘起された電圧は、同軸
ケーブル3を伝わってパルストランス4の一次巻線に与
えられ、パルストランス4の二次巻線に相似な波形を有
する電圧を誘起させる。パルストランス4の二次巻線に
誘起した電圧は、フィルタ回路9により濾波された後、
正極性であれば、ピークホールド回路5a,5bによ
り、その最大値が保持され、負極性であれば、ピークホ
ールド回路5c,5dにより、その最大値が保持され
る。
置の動作を説明する。避雷器1が作動して大地間に放電
電流が流れると、変流器2aに放電電流に相似な波形を
有する電圧が誘起される。この誘起された電圧は、同軸
ケーブル3を伝わってパルストランス4の一次巻線に与
えられ、パルストランス4の二次巻線に相似な波形を有
する電圧を誘起させる。パルストランス4の二次巻線に
誘起した電圧は、フィルタ回路9により濾波された後、
正極性であれば、ピークホールド回路5a,5bによ
り、その最大値が保持され、負極性であれば、ピークホ
ールド回路5c,5dにより、その最大値が保持され
る。
【0029】ここで、上述したように、ピークホールド
回路5a,5b,5c,5dに与えられた電圧信号が正
極性のとき、ピークホールド回路5a,5bは、その電
圧信号に応じた正極性の最大値を出力するが、ピークホ
ールド回路5c,5dの出力は0Vになり、ピークホー
ルド回路5a,5b,5c,5dに与えられた電圧信号
が負極性のとき、ピークホールド回路5c,5dは、そ
の電圧信号に応じた負極性の最大値を出力するが、ピー
クホールド回路5a,5bの出力は0Vになる。
回路5a,5b,5c,5dに与えられた電圧信号が正
極性のとき、ピークホールド回路5a,5bは、その電
圧信号に応じた正極性の最大値を出力するが、ピークホ
ールド回路5c,5dの出力は0Vになり、ピークホー
ルド回路5a,5b,5c,5dに与えられた電圧信号
が負極性のとき、ピークホールド回路5c,5dは、そ
の電圧信号に応じた負極性の最大値を出力するが、ピー
クホールド回路5a,5bの出力は0Vになる。
【0030】従って、例えば、ピークホールド回路5
a,5cを、実施の形態1におけるピークホールド回路
5aと同様に扱い、ピークホールド回路5b,5dを、
実施の形態1におけるピークホールド回路5bと同様に
扱い、マイクロプロセッサ7は、切替信号22a,22
bを同期させ、マルチプレクサ8aは、切替信号22a
により、ピークホールド回路5a,5bの保持電圧値か
ら選択し、切替信号22bにより、ピークホールド回路
5c,5dの保持電圧値から選択する。
a,5cを、実施の形態1におけるピークホールド回路
5aと同様に扱い、ピークホールド回路5b,5dを、
実施の形態1におけるピークホールド回路5bと同様に
扱い、マイクロプロセッサ7は、切替信号22a,22
bを同期させ、マルチプレクサ8aは、切替信号22a
により、ピークホールド回路5a,5bの保持電圧値か
ら選択し、切替信号22bにより、ピークホールド回路
5c,5dの保持電圧値から選択する。
【0031】また、マイクロプロセッサ7は、リセット
信号21a,21cを、実施の形態1におけるリセット
信号21aと同様に出力し、リセット信号21b,21
dを、実施の形態1におけるリセット信号21bと同様
に出力する。その他の動作は、実施の形態1において説
明した動作と同様であるので、説明を省略する。以上に
より、常時、避雷器の放電電流の最大値を検出すること
が出来ると共に、検出した最大値の極性を検出すること
が出来る。避雷器は、同極性の雷を連続して受ける場合
と、極性が正又は負にばらつく場合とでは、劣化速度に
差異が生じる特性が有る。従って、雷の極性(放電電流
の極性)を検出することも、放電電流の値を検出するこ
とと共に、避雷器の素子の劣化を考える上で有効であ
る。
信号21a,21cを、実施の形態1におけるリセット
信号21aと同様に出力し、リセット信号21b,21
dを、実施の形態1におけるリセット信号21bと同様
に出力する。その他の動作は、実施の形態1において説
明した動作と同様であるので、説明を省略する。以上に
より、常時、避雷器の放電電流の最大値を検出すること
が出来ると共に、検出した最大値の極性を検出すること
が出来る。避雷器は、同極性の雷を連続して受ける場合
と、極性が正又は負にばらつく場合とでは、劣化速度に
差異が生じる特性が有る。従って、雷の極性(放電電流
の極性)を検出することも、放電電流の値を検出するこ
とと共に、避雷器の素子の劣化を考える上で有効であ
る。
【0032】実施の形態3.図5は、本発明に係る避雷
器の監視装置の実施の形態3の構成を示すブロック図で
ある。この避雷器の監視装置は、避雷器1の放電電流を
検出する変流器2aと、変流器2aが放電電流の検出値
として出力した電圧を伝える同軸ケーブル3と、同軸ケ
ーブル3が伝えた電圧が一次巻線に印加されるパルスト
ランス4と、パルストランス4の二次巻線の両端電圧を
濾波するフィルタ回路9と、フィルタ回路9が濾波した
電圧信号の最大値を検出し保持する4つのピークホール
ド回路5a,5b,5c,5dと、ピークホールド回路
5a,5b,5c,5dが検出し保持している電圧値を
選択し出力する選択手段であるマルチプレクサ8aとを
備えている。
器の監視装置の実施の形態3の構成を示すブロック図で
ある。この避雷器の監視装置は、避雷器1の放電電流を
検出する変流器2aと、変流器2aが放電電流の検出値
として出力した電圧を伝える同軸ケーブル3と、同軸ケ
ーブル3が伝えた電圧が一次巻線に印加されるパルスト
ランス4と、パルストランス4の二次巻線の両端電圧を
濾波するフィルタ回路9と、フィルタ回路9が濾波した
電圧信号の最大値を検出し保持する4つのピークホール
ド回路5a,5b,5c,5dと、ピークホールド回路
5a,5b,5c,5dが検出し保持している電圧値を
選択し出力する選択手段であるマルチプレクサ8aとを
備えている。
【0033】この避雷器の監視装置は、また、マルチプ
レクサ8aが出力した電圧値をA/D変換するA/D変
換回路6と、A/D変換回路6がA/D変換し出力した
ディジタル信号が与えられるマイクロプロセッサ7aと
を備えている。マイクロプロセッサ7aは、ピークホー
ルド回路5a,5bの保持電圧値からマルチプレクサ8
aが選択する電圧値を切り替える為の切替信号22a
と、ピークホールド回路5c,5dの保持電圧値からマ
ルチプレクサ8aが選択する電圧値を切り替える為の切
替信号22bと、ピークホールド回路5a,5b,5
c,5dをそれぞれリセットさせる為のリセット信号2
1a,21b,21c,21dとを出力する。
レクサ8aが出力した電圧値をA/D変換するA/D変
換回路6と、A/D変換回路6がA/D変換し出力した
ディジタル信号が与えられるマイクロプロセッサ7aと
を備えている。マイクロプロセッサ7aは、ピークホー
ルド回路5a,5bの保持電圧値からマルチプレクサ8
aが選択する電圧値を切り替える為の切替信号22a
と、ピークホールド回路5c,5dの保持電圧値からマ
ルチプレクサ8aが選択する電圧値を切り替える為の切
替信号22bと、ピークホールド回路5a,5b,5
c,5dをそれぞれリセットさせる為のリセット信号2
1a,21b,21c,21dとを出力する。
【0034】この避雷器の監視装置は、また、マイクロ
プロセッサ7aが、A/D変換回路6から取り込んだ電
圧値に基づく、避雷器1の放電電流毎の最大値、その最
大値の極性及び放電電流の個数(放電電流毎の最大値の
個数)を記憶する手段であるメモリ7bを有しており、
メモリ7bが記憶した放電電流毎の最大値、その最大値
の極性及び放電電流の個数は、集中監視装置等の上位系
26に伝送される。その他のこの避雷器の監視装置の構
成は、実施の形態2において説明した避雷器の監視装置
の構成と同様であるので、説明を省略する。
プロセッサ7aが、A/D変換回路6から取り込んだ電
圧値に基づく、避雷器1の放電電流毎の最大値、その最
大値の極性及び放電電流の個数(放電電流毎の最大値の
個数)を記憶する手段であるメモリ7bを有しており、
メモリ7bが記憶した放電電流毎の最大値、その最大値
の極性及び放電電流の個数は、集中監視装置等の上位系
26に伝送される。その他のこの避雷器の監視装置の構
成は、実施の形態2において説明した避雷器の監視装置
の構成と同様であるので、説明を省略する。
【0035】以下に、このような構成の避雷器の監視装
置の動作を説明する。避雷器1が作動して大地間に放電
電流が流れると、変流器2aに放電電流に相似な波形を
有する電圧が誘起される。この誘起された電圧は、同軸
ケーブル3を伝わってパルストランス4の一次巻線に与
えられ、パルストランス4の二次巻線に相似な波形を有
する電圧を誘起させる。パルストランス4の二次巻線に
誘起した電圧は、フィルタ回路9により濾波された後、
正極性であれば、ピークホールド回路5a,5bによ
り、その最大値が保持され、負極性であれば、ピークホ
ールド回路5c,5dにより、その最大値が保持され
る。
置の動作を説明する。避雷器1が作動して大地間に放電
電流が流れると、変流器2aに放電電流に相似な波形を
有する電圧が誘起される。この誘起された電圧は、同軸
ケーブル3を伝わってパルストランス4の一次巻線に与
えられ、パルストランス4の二次巻線に相似な波形を有
する電圧を誘起させる。パルストランス4の二次巻線に
誘起した電圧は、フィルタ回路9により濾波された後、
正極性であれば、ピークホールド回路5a,5bによ
り、その最大値が保持され、負極性であれば、ピークホ
ールド回路5c,5dにより、その最大値が保持され
る。
【0036】雷及び開閉器の開閉サージ等による、避雷
器の放電電流の電流波形は振動しており、正極及び負極
の両方に振れる。従って、ピークホールド回路5a,5
cにより、その最大値を検出された波形は、時間が経過
しても減衰していなければ、ピークホールド回路5b,
5dにより再度検出される。更に時間が経過しても減衰
していなければ、ピークホールド回路5a,5cにより
再々度検出される。これをその波形が減衰する迄繰り返
す。
器の放電電流の電流波形は振動しており、正極及び負極
の両方に振れる。従って、ピークホールド回路5a,5
cにより、その最大値を検出された波形は、時間が経過
しても減衰していなければ、ピークホールド回路5b,
5dにより再度検出される。更に時間が経過しても減衰
していなければ、ピークホールド回路5a,5cにより
再々度検出される。これをその波形が減衰する迄繰り返
す。
【0037】ところが、放電回数を計数する観点から見
れば、1つの電流波形は1回の放電事象と見做さなけれ
ばならない。従って、マイクロプロセッサ7aは、放電
事象検出アルゴリズム(計数手段)を備え、1つの放電
事象を検出する都度、その放電事象の電流の最大値とそ
の極性を検出する。また、マイクロプロセッサ7aにお
いて検出した放電電流の最大値とその極性を、メモリ7
bに記憶し、多重雷などのように、短時間に電流波形が
複数発生した場合でも、1回毎の放電事象を検出し損な
うことが無い。
れば、1つの電流波形は1回の放電事象と見做さなけれ
ばならない。従って、マイクロプロセッサ7aは、放電
事象検出アルゴリズム(計数手段)を備え、1つの放電
事象を検出する都度、その放電事象の電流の最大値とそ
の極性を検出する。また、マイクロプロセッサ7aにお
いて検出した放電電流の最大値とその極性を、メモリ7
bに記憶し、多重雷などのように、短時間に電流波形が
複数発生した場合でも、1回毎の放電事象を検出し損な
うことが無い。
【0038】図6は、上述した放電事象検出アルゴリズ
ムの例を説明する為の波形図である。この波形図は、サ
ンプリング期間S5迄、電流波形が残った場合のもので
ある。サンプリング期間S1からサンプリング期間S5
迄を1つの電流波形とし、サンプリング期間S1で検出
し保持した最大値P1、サンプリング期間S2で検出し
保持した最大値P2、サンプリング期間S3で検出し保
持した最大値P3、サンプリング期間S4で検出し保持
した最大値P4、及びサンプリング期間S5で検出し保
持した最大値P5の各絶対値を順次比較して行き、それ
ら絶対値の最大値を放電電流の値とし、また、その最大
値の元の極性を放電電流の極性として、それぞれをメモ
リ7bに記憶し、メモリ7bに記憶してある放電回数に
1を加算する。
ムの例を説明する為の波形図である。この波形図は、サ
ンプリング期間S5迄、電流波形が残った場合のもので
ある。サンプリング期間S1からサンプリング期間S5
迄を1つの電流波形とし、サンプリング期間S1で検出
し保持した最大値P1、サンプリング期間S2で検出し
保持した最大値P2、サンプリング期間S3で検出し保
持した最大値P3、サンプリング期間S4で検出し保持
した最大値P4、及びサンプリング期間S5で検出し保
持した最大値P5の各絶対値を順次比較して行き、それ
ら絶対値の最大値を放電電流の値とし、また、その最大
値の元の極性を放電電流の極性として、それぞれをメモ
リ7bに記憶し、メモリ7bに記憶してある放電回数に
1を加算する。
【0039】メモリ7bに記憶した放電回数、それら放
電毎の放電電流の値及びその極性を、集中監視装置のよ
うな上位系へ送信する場合は、放電事象の検出と上位系
への送信とを並行して行う為、放電事象の検出結果をメ
モリ7bに記憶し、放電事象が消滅してから上位系へ送
信する。放電電流の発生頻度を考慮すれば、このように
処理することが必要である。以上により、常時、避雷器
の放電電流の最大値を検出することが出来ると共に、検
出した最大値の個数を計数することが出来、その最大値
とその最大値の極性とを記憶することが出来、避雷器の
監視装置の信頼性を高めることが出来る。
電毎の放電電流の値及びその極性を、集中監視装置のよ
うな上位系へ送信する場合は、放電事象の検出と上位系
への送信とを並行して行う為、放電事象の検出結果をメ
モリ7bに記憶し、放電事象が消滅してから上位系へ送
信する。放電電流の発生頻度を考慮すれば、このように
処理することが必要である。以上により、常時、避雷器
の放電電流の最大値を検出することが出来ると共に、検
出した最大値の個数を計数することが出来、その最大値
とその最大値の極性とを記憶することが出来、避雷器の
監視装置の信頼性を高めることが出来る。
【0040】
【発明の効果】第1発明に係る避雷器の監視装置では、
変流器が、避雷器の放電電流を検出し、複数のピークホ
ールド回路が、変流器が検出した放電電流の最大値を検
出し保持する。選択手段は、複数のピークホールド回路
が検出し保持している電流値から1つを選択し出力し、
リセットする手段は、複数のピークホールド回路を交互
にリセットする。これにより、常時、避雷器の放電電流
の最大値を検出することが出来、信頼性を高めることが
出来る。
変流器が、避雷器の放電電流を検出し、複数のピークホ
ールド回路が、変流器が検出した放電電流の最大値を検
出し保持する。選択手段は、複数のピークホールド回路
が検出し保持している電流値から1つを選択し出力し、
リセットする手段は、複数のピークホールド回路を交互
にリセットする。これにより、常時、避雷器の放電電流
の最大値を検出することが出来、信頼性を高めることが
出来る。
【0041】第2発明に係る避雷器の監視装置では、A
/D変換回路が、選択手段が出力した電流値をA/D
(アナログ/ディジタル)変換し出力するので、常時、
避雷器の放電電流の最大値を検出することが出来ると共
に、検出した最大値をディジタル処理することが出来、
信頼性を高めることが出来る。
/D変換回路が、選択手段が出力した電流値をA/D
(アナログ/ディジタル)変換し出力するので、常時、
避雷器の放電電流の最大値を検出することが出来ると共
に、検出した最大値をディジタル処理することが出来、
信頼性を高めることが出来る。
【0042】第3発明に係る避雷器の監視装置では、極
性検出手段が、ピークホールド回路が検出し保持してい
る電流値の極性を検出するので、常時、避雷器の放電電
流の最大値を検出することが出来ると共に、検出した最
大値の極性を検出することが出来、信頼性を高めること
が出来る。
性検出手段が、ピークホールド回路が検出し保持してい
る電流値の極性を検出するので、常時、避雷器の放電電
流の最大値を検出することが出来ると共に、検出した最
大値の極性を検出することが出来、信頼性を高めること
が出来る。
【0043】第4発明に係る避雷器の監視装置では、計
数手段が、ピークホールド回路が検出し保持した放電電
流の最大値の個数を計数し、計数値を記憶する手段は、
計数手段が計数した計数値を記憶する。これにより、常
時、避雷器の放電電流の最大値を検出することが出来る
と共に、検出した最大値の個数を計数することが出来、
信頼性を高めることが出来る。
数手段が、ピークホールド回路が検出し保持した放電電
流の最大値の個数を計数し、計数値を記憶する手段は、
計数手段が計数した計数値を記憶する。これにより、常
時、避雷器の放電電流の最大値を検出することが出来る
と共に、検出した最大値の個数を計数することが出来、
信頼性を高めることが出来る。
【0044】第5発明に係る避雷器の監視装置では、最
大値を記憶する手段が、計数手段が計数した放電電流の
最大値を記憶し、極性を記憶する手段は、最大値の極性
検出手段が検出した極性を記憶する。これにより、常
時、避雷器の放電電流の最大値を検出することが出来る
と共に、検出した最大値の個数を計数することが出来、
その最大値とその最大値の極性とを記憶することが出
来、信頼性を高めることが出来る。
大値を記憶する手段が、計数手段が計数した放電電流の
最大値を記憶し、極性を記憶する手段は、最大値の極性
検出手段が検出した極性を記憶する。これにより、常
時、避雷器の放電電流の最大値を検出することが出来る
と共に、検出した最大値の個数を計数することが出来、
その最大値とその最大値の極性とを記憶することが出
来、信頼性を高めることが出来る。
【図1】 本発明に係る避雷器の監視装置の実施の形態
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明に係る避雷器の監視装置の動作を示す
タイミングチャートである。
タイミングチャートである。
【図3】 本発明に係る避雷器の監視装置の実施の形態
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明に係る避雷器の監視装置が有するピー
クホールド回路の構成例を示すブロック図である。
クホールド回路の構成例を示すブロック図である。
【図5】 本発明に係る避雷器の監視装置の実施の形態
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図6】 本発明に係る避雷器の監視装置が備える放電
事象検出アルゴリズムの例を説明する為の波形図であ
る。
事象検出アルゴリズムの例を説明する為の波形図であ
る。
【図7】 従来の避雷器の(放電電流)監視装置の構成
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
1 避雷器、2a 変流器、4 パルストランス、5
a,5b,5c,5d ピークホールド回路、6 A/
D変換回路、7 マイクロプロセッサ(リセットする手
段)、7a マイクロプロセッサ(計数手段)、7b
メモリ(記憶する手段)、8,8a マルチプレクサ
(選択手段)。
a,5b,5c,5d ピークホールド回路、6 A/
D変換回路、7 マイクロプロセッサ(リセットする手
段)、7a マイクロプロセッサ(計数手段)、7b
メモリ(記憶する手段)、8,8a マルチプレクサ
(選択手段)。
Claims (5)
- 【請求項1】 避雷器の放電電流を検出する変流器と、
該変流器が検出した放電電流の最大値を検出し保持すべ
き複数のピークホールド回路と、該複数のピークホール
ド回路が検出し保持している電流値から1つを選択し出
力する選択手段と、前記複数のピークホールド回路を交
互にリセットする手段とを備えることを特徴とする避雷
器の監視装置。 - 【請求項2】 選択手段が出力した電流値をアナログ/
ディジタル変換し出力するA/D変換回路を更に備える
請求項1記載の避雷器の監視装置。 - 【請求項3】 ピークホールド回路が検出し保持してい
る電流値の極性を検出する極性検出手段を更に備える請
求項1又は2記載の避雷器の監視装置。 - 【請求項4】 ピークホールド回路が検出し保持した放
電電流の最大値の個数を計数する計数手段と、該計数手
段が計数した計数値を記憶する手段とを更に備える請求
項1〜3の何れかに記載の避雷器の監視装置。 - 【請求項5】 計数手段が計数した放電電流の最大値を
記憶する手段と、該最大値の極性検出手段が検出した極
性を記憶する手段とを更に備える請求項4記載の避雷器
の監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11013516A JP2000214204A (ja) | 1999-01-21 | 1999-01-21 | 避雷器の監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11013516A JP2000214204A (ja) | 1999-01-21 | 1999-01-21 | 避雷器の監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000214204A true JP2000214204A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=11835328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11013516A Pending JP2000214204A (ja) | 1999-01-21 | 1999-01-21 | 避雷器の監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000214204A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100348711B1 (ko) * | 2000-10-25 | 2002-08-13 | 한국전력공사 | 피뢰기 카운터 시험기 |
CN105699754A (zh) * | 2016-04-06 | 2016-06-22 | 长沙群瑞电子科技有限公司 | 一种三相避雷器泄漏电流监测装置 |
JP2018526964A (ja) * | 2015-09-11 | 2018-09-13 | デーン プルス シェーネ ゲーエムベーハ プルス ツェオー.カーゲー | クリティカル動作状態時に、スイッチギアまたはバックアップヒューズから独立して、電源から過電圧保護デバイスを安全に取り外すための構成 |
-
1999
- 1999-01-21 JP JP11013516A patent/JP2000214204A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100348711B1 (ko) * | 2000-10-25 | 2002-08-13 | 한국전력공사 | 피뢰기 카운터 시험기 |
JP2018526964A (ja) * | 2015-09-11 | 2018-09-13 | デーン プルス シェーネ ゲーエムベーハ プルス ツェオー.カーゲー | クリティカル動作状態時に、スイッチギアまたはバックアップヒューズから独立して、電源から過電圧保護デバイスを安全に取り外すための構成 |
CN105699754A (zh) * | 2016-04-06 | 2016-06-22 | 长沙群瑞电子科技有限公司 | 一种三相避雷器泄漏电流监测装置 |
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