JP2000209657A - 分離型携帯電話装置 - Google Patents
分離型携帯電話装置Info
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- JP2000209657A JP2000209657A JP1024099A JP1024099A JP2000209657A JP 2000209657 A JP2000209657 A JP 2000209657A JP 1024099 A JP1024099 A JP 1024099A JP 1024099 A JP1024099 A JP 1024099A JP 2000209657 A JP2000209657 A JP 2000209657A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の分離型携帯電話装置は、携帯電話とし
ての機能しか有しておらず、その用途が制限されてい
る。 【解決手段】 分離型携帯電話装置は、携帯電話網1を
形成する基地局11との間で無線通信を行う受発信部
(親機)2と、音声入出力のための送受話部(子機)3
とが、互いに物理的に分離した構造とされている。送受
話部(子機)3と受発信部(親機)2との間の通信は、
携帯電話の使用快適性を確保するため無線で行うが、家
庭内で使用されるコードレス電話機程度の送信出力があ
れば十分である。家庭用コードレス電話機の送信出力は
10mW程度であり、携帯電話網1と受発信部(親機)
2との通信時に送出される1W弱の電磁波と比較しては
るかに出力が低いので、電磁波の影響を軽減することが
できる。受発信部(親機)2はPCカードで構成でき
る。
ての機能しか有しておらず、その用途が制限されてい
る。 【解決手段】 分離型携帯電話装置は、携帯電話網1を
形成する基地局11との間で無線通信を行う受発信部
(親機)2と、音声入出力のための送受話部(子機)3
とが、互いに物理的に分離した構造とされている。送受
話部(子機)3と受発信部(親機)2との間の通信は、
携帯電話の使用快適性を確保するため無線で行うが、家
庭内で使用されるコードレス電話機程度の送信出力があ
れば十分である。家庭用コードレス電話機の送信出力は
10mW程度であり、携帯電話網1と受発信部(親機)
2との通信時に送出される1W弱の電磁波と比較しては
るかに出力が低いので、電磁波の影響を軽減することが
できる。受発信部(親機)2はPCカードで構成でき
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は分離型携帯電話装置
に係り、特に携帯電話網を形成する基地局との間で無線
通信する分離型携帯電話装置に関する。
に係り、特に携帯電話網を形成する基地局との間で無線
通信する分離型携帯電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より広く知られた携帯電話装置は、
携帯電話網を形成する基地局との間で無線通信する電磁
波の受発信部と、使用者が耳に付けて使用する送受話部
とが同じ筐体内に設けられた構成であり、可搬性に優れ
ている。しかし、その反面、この携帯電話装置は、受発
信部から携帯電話網を形成する基地局へ電波を送る時の
送信電力が1W弱と強力なため、強い電磁波が耳に近い
脳、眼などの人体頭部に悪影響を与えるおそれがあり、
また、携帯電話網の基地局との通信を行う受発信部と送
受話部とが一体となっているため、人間にとって使い易
いインタフェースで装置を設計すると、形状・重量等に
制限が生じるという問題がある。
携帯電話網を形成する基地局との間で無線通信する電磁
波の受発信部と、使用者が耳に付けて使用する送受話部
とが同じ筐体内に設けられた構成であり、可搬性に優れ
ている。しかし、その反面、この携帯電話装置は、受発
信部から携帯電話網を形成する基地局へ電波を送る時の
送信電力が1W弱と強力なため、強い電磁波が耳に近い
脳、眼などの人体頭部に悪影響を与えるおそれがあり、
また、携帯電話網の基地局との通信を行う受発信部と送
受話部とが一体となっているため、人間にとって使い易
いインタフェースで装置を設計すると、形状・重量等に
制限が生じるという問題がある。
【0003】そこで、従来、基地局と通信を行う受発信
部と電話機使用者が耳に付けて使用する送受話部とを分
離した構成とし、基地局との通信に用いられる電磁波よ
りも物理的に弱い性質を有する電磁波、超音波、光等の
無線通信媒体を用いて受発信部と送受話部との通信を行
うようにした分離型携帯電話装置が知られている(特開
平10−13334号公報)。この従来装置によれば、
電話機使用者が耳に付けて使用する送受話部は、基地局
との通信に用いられる電磁波等よりも物理的に弱い性質
を有する電磁波等を用いて受発信部との通信が行われる
ので、人体頭部への悪影響を低減でき、また、分離によ
り送受話部の形状・重量の制限を緩和できる。
部と電話機使用者が耳に付けて使用する送受話部とを分
離した構成とし、基地局との通信に用いられる電磁波よ
りも物理的に弱い性質を有する電磁波、超音波、光等の
無線通信媒体を用いて受発信部と送受話部との通信を行
うようにした分離型携帯電話装置が知られている(特開
平10−13334号公報)。この従来装置によれば、
電話機使用者が耳に付けて使用する送受話部は、基地局
との通信に用いられる電磁波等よりも物理的に弱い性質
を有する電磁波等を用いて受発信部との通信が行われる
ので、人体頭部への悪影響を低減でき、また、分離によ
り送受話部の形状・重量の制限を緩和できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の分離型携帯電話装置は、携帯電話としての機能しか有
しておらず、その用途が制限されている。
の分離型携帯電話装置は、携帯電話としての機能しか有
しておらず、その用途が制限されている。
【0005】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
広範囲な用途のある分離型携帯電話装置を提供すること
を目的とする。
広範囲な用途のある分離型携帯電話装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、携帯電話網を形成する基地局との通信を行
う受発信部と、音声入出力のための送受話部を分離した
構成とした分離型携帯電話装置において、受発信部と送
受話部とは、受発信部が基地局との間で通信するときに
使用する第1の電磁波よりも小なる送信出力の第2の電
磁波を用いて、互いに無線通信する送受信部をそれぞれ
有し、受発信部はPCカードとして構成されていること
を特徴とする。
成するため、携帯電話網を形成する基地局との通信を行
う受発信部と、音声入出力のための送受話部を分離した
構成とした分離型携帯電話装置において、受発信部と送
受話部とは、受発信部が基地局との間で通信するときに
使用する第1の電磁波よりも小なる送信出力の第2の電
磁波を用いて、互いに無線通信する送受信部をそれぞれ
有し、受発信部はPCカードとして構成されていること
を特徴とする。
【0007】また、本発明は、PCカードがPCカード
スロットへ装着されたパーソナルコンピュータは、携帯
電話網を形成する基地局と送受話部との間で無線通信す
ることを特徴とする。
スロットへ装着されたパーソナルコンピュータは、携帯
電話網を形成する基地局と送受話部との間で無線通信す
ることを特徴とする。
【0008】本発明では、分離している受発信部と送受
話部とは、受発信部が基地局との間で通信するときに使
用する第1の電磁波よりも小なる送信出力の第2の電磁
波を用いて、互いに無線通信する送受信部をそれぞれ有
するため、使用者が耳に付ける送受話部は、携帯電話網
との間で使用する第1の電磁波よりも送信出力の小なる
第2の電磁波を用いた無線通信ができると共に、受発信
部がPCカードとして構成されているために、無線電話
機以外の用途にもパーソナルコンピュータを使用でき
る。
話部とは、受発信部が基地局との間で通信するときに使
用する第1の電磁波よりも小なる送信出力の第2の電磁
波を用いて、互いに無線通信する送受信部をそれぞれ有
するため、使用者が耳に付ける送受話部は、携帯電話網
との間で使用する第1の電磁波よりも送信出力の小なる
第2の電磁波を用いた無線通信ができると共に、受発信
部がPCカードとして構成されているために、無線電話
機以外の用途にもパーソナルコンピュータを使用でき
る。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になる分離型携帯
電話装置の一実施の形態のブロック図を示す。同図にお
いて、分離型携帯電話装置は、携帯電話網1を形成する
基地局11との間で無線通信を行う受発信部(親機)2
と、音声入出力のための送受話部(子機)3とが、互い
に物理的に分離した構造とされている。
て図面と共に説明する。図1は本発明になる分離型携帯
電話装置の一実施の形態のブロック図を示す。同図にお
いて、分離型携帯電話装置は、携帯電話網1を形成する
基地局11との間で無線通信を行う受発信部(親機)2
と、音声入出力のための送受話部(子機)3とが、互い
に物理的に分離した構造とされている。
【0010】受発信部(親機)2は、基地局11との間
で電波を送受信するアンテナ21と、送信装置及び受信
装置22と、制御装置23と、送信装置及び受信装置2
4と、送受話部(子機)3との間で電波を送受信するア
ンテナ25とよりなる。送信装置及び受信装置22は、
基地局11と受発信部(親機)2との通信のための無線
設備である。
で電波を送受信するアンテナ21と、送信装置及び受信
装置22と、制御装置23と、送信装置及び受信装置2
4と、送受話部(子機)3との間で電波を送受信するア
ンテナ25とよりなる。送信装置及び受信装置22は、
基地局11と受発信部(親機)2との通信のための無線
設備である。
【0011】送受話部(子機)3は、受発信部(親機)
2との間で電波を送受信するアンテナ31と、送信装置
及び受信装置32と、制御装置33とよりなる。送信装
置及び受信装置32は、送受話部(子機)3と受発信部
(親機)2との通信のための無線設備である。携帯電話
網1と受発信部(親機)2間の通信データと、送受話部
(子機)3と受発信部(親機)2間の通信データの変換
は、受発信部(親機)2の制御装置23で行う。音声入
出力は、送受話器34で行われる。
2との間で電波を送受信するアンテナ31と、送信装置
及び受信装置32と、制御装置33とよりなる。送信装
置及び受信装置32は、送受話部(子機)3と受発信部
(親機)2との通信のための無線設備である。携帯電話
網1と受発信部(親機)2間の通信データと、送受話部
(子機)3と受発信部(親機)2間の通信データの変換
は、受発信部(親機)2の制御装置23で行う。音声入
出力は、送受話器34で行われる。
【0012】ここで、送受話部(子機)3と受発信部
(親機)2との間の通信は、携帯電話の使用快適性を確
保するため無線で行うが、家庭内で使用されるコードレ
ス電話機程度の送信出力があれば十分である。家庭用コ
ードレス電話機の送信出力は10mW程度であり、携帯
電話網1と受発信部(親機)2との通信時に送出される
1W弱の電磁波と比較してはるかに出力が低いので、電
磁波の影響を軽減することができる。
(親機)2との間の通信は、携帯電話の使用快適性を確
保するため無線で行うが、家庭内で使用されるコードレ
ス電話機程度の送信出力があれば十分である。家庭用コ
ードレス電話機の送信出力は10mW程度であり、携帯
電話網1と受発信部(親機)2との通信時に送出される
1W弱の電磁波と比較してはるかに出力が低いので、電
磁波の影響を軽減することができる。
【0013】図2は本発明の一実施の形態のシステム構
成図を示す。同図において、PCカード5は、図1の受
発信部(親機)2の機能とセルラカードの機能を有す
る。パーソナルコンピュータ(PC)4は、PCカード
5が装着されるPCカードスロットを有し、PCカード
スロットにPCカード5が装着されることにより、無線
データ通信を行うことが可能になる。携帯電話子機6
は、図1の送受話部(子機)3の機能を備える子機であ
る。
成図を示す。同図において、PCカード5は、図1の受
発信部(親機)2の機能とセルラカードの機能を有す
る。パーソナルコンピュータ(PC)4は、PCカード
5が装着されるPCカードスロットを有し、PCカード
スロットにPCカード5が装着されることにより、無線
データ通信を行うことが可能になる。携帯電話子機6
は、図1の送受話部(子機)3の機能を備える子機であ
る。
【0014】携帯電話子機6は、PCカード5がPC4
に装着された状態でも、携帯電話網との通信回線が未使
用で、PCカード5との距離が通信できる範囲であれば
通話することができる。なお、PC4及びPCカード5
は、当業者にとってよく知られており、また、本発明と
は直接関係しないので、その詳細な構成の説明は省略す
る。なお、PCカード5として、PC4の他の周辺イン
タフェースとしてもよい。PC4については、PDA
(携帯情報端末)としても構成できる。また、この実施
の携帯では、PC4での無線データ通信について示した
が、携帯電話網との受発信部を内蔵することでファクシ
ミリ・電話会議用のボイスポイント等についても無線通
信を応用可能である。
に装着された状態でも、携帯電話網との通信回線が未使
用で、PCカード5との距離が通信できる範囲であれば
通話することができる。なお、PC4及びPCカード5
は、当業者にとってよく知られており、また、本発明と
は直接関係しないので、その詳細な構成の説明は省略す
る。なお、PCカード5として、PC4の他の周辺イン
タフェースとしてもよい。PC4については、PDA
(携帯情報端末)としても構成できる。また、この実施
の携帯では、PC4での無線データ通信について示した
が、携帯電話網との受発信部を内蔵することでファクシ
ミリ・電話会議用のボイスポイント等についても無線通
信を応用可能である。
【0015】次に、図3及び図4のシーケンス図を併せ
参照して、この実施の形態の動作について説明する。ま
ず、受信時の動作について説明するに、受発信部(親
機)2(PC4)と送受話部(子機)3(携帯電話子機
6)とが、いずれも待ち受け状態において(図3のステ
ップS1、S2)、携帯電話網1の基地局11から呼出
信号が送信されると(図3のステップS3)、基地局1
1のサービスエリア内に在圏する受発信部(親機)2
が、当該呼出信号をアンテナ21を介して受信し、送信
装置及び受信装置22の受信装置で受信処理を行い、得
られた呼出信号の受信データを制御装置23により送信
データに変換した後、送信装置及び受信装置24の送信
装置を利用してアンテナ25から呼出信号を送信する
(図3のステップS4)。
参照して、この実施の形態の動作について説明する。ま
ず、受信時の動作について説明するに、受発信部(親
機)2(PC4)と送受話部(子機)3(携帯電話子機
6)とが、いずれも待ち受け状態において(図3のステ
ップS1、S2)、携帯電話網1の基地局11から呼出
信号が送信されると(図3のステップS3)、基地局1
1のサービスエリア内に在圏する受発信部(親機)2
が、当該呼出信号をアンテナ21を介して受信し、送信
装置及び受信装置22の受信装置で受信処理を行い、得
られた呼出信号の受信データを制御装置23により送信
データに変換した後、送信装置及び受信装置24の送信
装置を利用してアンテナ25から呼出信号を送信する
(図3のステップS4)。
【0016】この呼出信号は、送受話部(子機)3のア
ンテナ31により受信され、送信装置及び受信装置32
の受信装置により受信処理された後、制御装置33によ
り受信データとされて送受話器34に送出される。これ
により、送受話器34は着信音、あるいは表示データな
どにより着信があった旨を報知する。使用者はこれに基
づき、携帯電話網1からの呼出があったことを知り、所
定の応答操作を行うと(図3のステップS5)、制御装
置33から応答データが送信装置及び受信装置32に送
られ、その中の送信装置により応答信号とされた後アン
テナ31より送信される。
ンテナ31により受信され、送信装置及び受信装置32
の受信装置により受信処理された後、制御装置33によ
り受信データとされて送受話器34に送出される。これ
により、送受話器34は着信音、あるいは表示データな
どにより着信があった旨を報知する。使用者はこれに基
づき、携帯電話網1からの呼出があったことを知り、所
定の応答操作を行うと(図3のステップS5)、制御装
置33から応答データが送信装置及び受信装置32に送
られ、その中の送信装置により応答信号とされた後アン
テナ31より送信される。
【0017】この応答信号は、受発信部(親機)2のア
ンテナ25により受信され、送信装置及び受信装置24
の受信装置で受信され、制御装置23で送信データに変
換され、更に送信装置及び受信装置22の送信装置で所
定の周波数帯の応答信号とされて、アンテナ21より携
帯電話網1の基地局11へ無線送信される(図3のステ
ップS6)。以後、携帯電話網1と送受話部(子機)3
とは回線接続(通話)状態に遷移する(図3のステップ
S7)。図2のシステムの場合、携帯電話子機6と携帯
電話網との間で、PCカード5が装着されているPC4
を介して回線接続が行われる。
ンテナ25により受信され、送信装置及び受信装置24
の受信装置で受信され、制御装置23で送信データに変
換され、更に送信装置及び受信装置22の送信装置で所
定の周波数帯の応答信号とされて、アンテナ21より携
帯電話網1の基地局11へ無線送信される(図3のステ
ップS6)。以後、携帯電話網1と送受話部(子機)3
とは回線接続(通話)状態に遷移する(図3のステップ
S7)。図2のシステムの場合、携帯電話子機6と携帯
電話網との間で、PCカード5が装着されているPC4
を介して回線接続が行われる。
【0018】次に、発信時の動作について説明するに、
受発信部(親機)2(PC4)と送受話部(子機)3
(携帯電話子機6)とが、いずれも待ち受け状態におい
て(図4のステップS11、S12)、送受話部(子
機)3(携帯電話子機6)の使用者が所定の発信操作を
行ったものとすると、制御装置33から送信データが出
力され、送信装置及び受信装置32に送られ、その中の
送信装置により発信信号としてアンテナ31より送信さ
れる(図4のステップS13)。
受発信部(親機)2(PC4)と送受話部(子機)3
(携帯電話子機6)とが、いずれも待ち受け状態におい
て(図4のステップS11、S12)、送受話部(子
機)3(携帯電話子機6)の使用者が所定の発信操作を
行ったものとすると、制御装置33から送信データが出
力され、送信装置及び受信装置32に送られ、その中の
送信装置により発信信号としてアンテナ31より送信さ
れる(図4のステップS13)。
【0019】この発信信号は、受発信部(親機)2のア
ンテナ25により受信され、送信装置及び受信装置24
の受信装置で受信され、制御装置23で送信データに変
換され、更に送信装置及び受信装置22の送信装置で所
定の周波数帯の発信信号とされて、アンテナ21より携
帯電話網1の基地局11へ無線送信される(図4のステ
ップS14)。
ンテナ25により受信され、送信装置及び受信装置24
の受信装置で受信され、制御装置23で送信データに変
換され、更に送信装置及び受信装置22の送信装置で所
定の周波数帯の発信信号とされて、アンテナ21より携
帯電話網1の基地局11へ無線送信される(図4のステ
ップS14)。
【0020】基地局11は受発信部(親機)2からの発
信信号をアンテナ21を介して受信し、携帯電話網1へ
送出する。これにより、携帯電話網1から応答信号が基
地局11へ入力された場合は、基地局11は応答信号を
送信する(図4のステップS15)。基地局11のサー
ビスエリア内に在圏する受発信部(親機)2が、当該応
答信号をアンテナ21を介して受信し、送信装置及び受
信装置22の受信装置で受信処理を行い、得られた応答
信号の受信データを制御装置23により送信データに変
換した後、送信装置及び受信装置24の送信装置を利用
してアンテナ25から応答信号を送信する(図4のステ
ップS16)。
信信号をアンテナ21を介して受信し、携帯電話網1へ
送出する。これにより、携帯電話網1から応答信号が基
地局11へ入力された場合は、基地局11は応答信号を
送信する(図4のステップS15)。基地局11のサー
ビスエリア内に在圏する受発信部(親機)2が、当該応
答信号をアンテナ21を介して受信し、送信装置及び受
信装置22の受信装置で受信処理を行い、得られた応答
信号の受信データを制御装置23により送信データに変
換した後、送信装置及び受信装置24の送信装置を利用
してアンテナ25から応答信号を送信する(図4のステ
ップS16)。
【0021】この応答信号は、送受話部(子機)3のア
ンテナ31により受信され、送信装置及び受信装置32
の受信装置により受信処理された後、制御装置33によ
り受信データとされて送受話器34に送出される。以
後、携帯電話網1と送受話部(子機)3とは回線接続
(通話)状態に遷移する(図4のステップS17)。図
2のシステムの場合、携帯電話子機6と携帯電話網との
間で、PCカード5が装着されているPC4を介して回
線接続が行われる。
ンテナ31により受信され、送信装置及び受信装置32
の受信装置により受信処理された後、制御装置33によ
り受信データとされて送受話器34に送出される。以
後、携帯電話網1と送受話部(子機)3とは回線接続
(通話)状態に遷移する(図4のステップS17)。図
2のシステムの場合、携帯電話子機6と携帯電話網との
間で、PCカード5が装着されているPC4を介して回
線接続が行われる。
【0022】このように、この実施の形態では、受発信
部(親機)2(PC4)を送受話部(子機)3(携帯電
話子機6)から遠ざけるようにしたため、電磁波の影響
力はその発信源からの距離に反比例して減少することか
ら、使用者の頭部への電磁波の影響を減少させることが
できる。また、この実施の形態では、携帯電話網との通
信を行う受発信部(親機)2(PC4)を独立した装置
として構成できるため、通話時の使用者の使い勝手等、
送受話部(子機)3の制限を考慮しなくてよく、よって
有線電話網が提供しているPC通信、ファクシミリ通信
等の様々なサービスへ携帯電話網を利用した無線通信を
応用することができる。
部(親機)2(PC4)を送受話部(子機)3(携帯電
話子機6)から遠ざけるようにしたため、電磁波の影響
力はその発信源からの距離に反比例して減少することか
ら、使用者の頭部への電磁波の影響を減少させることが
できる。また、この実施の形態では、携帯電話網との通
信を行う受発信部(親機)2(PC4)を独立した装置
として構成できるため、通話時の使用者の使い勝手等、
送受話部(子機)3の制限を考慮しなくてよく、よって
有線電話網が提供しているPC通信、ファクシミリ通信
等の様々なサービスへ携帯電話網を利用した無線通信を
応用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
携帯電話網を形成する基地局との通信を行う受発信部と
音声入出力のための送受話部を分離した構成とし、基地
局との通信のための受発信部使用者の頭部から離すこと
で通話時に携帯電話の強い電磁波を人体の頭部に受けに
くくでき、また、無線通信を行う携帯電話網との受発信
部を内蔵した電子機器を、通話時に求められる使用者の
使い勝手から生じる装置形状等の制限なしに設計でき
る。更に、本発明によれば、受発信部はPCカードとし
て構成されているため、パーソナルコンピュータのPC
カードスロットに装着することで、パーソナルコンピュ
ータの使用範囲の拡大ができる。
携帯電話網を形成する基地局との通信を行う受発信部と
音声入出力のための送受話部を分離した構成とし、基地
局との通信のための受発信部使用者の頭部から離すこと
で通話時に携帯電話の強い電磁波を人体の頭部に受けに
くくでき、また、無線通信を行う携帯電話網との受発信
部を内蔵した電子機器を、通話時に求められる使用者の
使い勝手から生じる装置形状等の制限なしに設計でき
る。更に、本発明によれば、受発信部はPCカードとし
て構成されているため、パーソナルコンピュータのPC
カードスロットに装着することで、パーソナルコンピュ
ータの使用範囲の拡大ができる。
【図1】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態のシステム構成図であ
る。
る。
【図3】受信時の動作説明用シーケンス図である。
【図4】発信時の動作説明用シーケンス図である。
1 携帯電話網 2 受発信部(親機) 3 送受話部(子機) 4 パーソナルコンピュータ(PC) 5 PCカード 6 携帯電話子機 11 基地局 12、21、25、31 アンテナ 22、24、32 送信装置及び受信装置 23、33 制御装置 34 送受話器
Claims (4)
- 【請求項1】 携帯電話網を形成する基地局との通信を
行う受発信部と、音声入出力のための送受話部を分離し
た構成とした分離型携帯電話装置において、 前記受発信部と前記送受話部とは、前記受発信部が前記
基地局との間で通信するときに使用する第1の電磁波よ
りも小なる送信出力の第2の電磁波を用いて、互いに無
線通信する送受信部をそれぞれ有し、前記受発信部はP
Cカードとして構成されていることを特徴とする分離型
携帯電話装置。 - 【請求項2】 前記PCカードがPCカードスロットへ
装着されたパーソナルコンピュータは、前記携帯電話網
を形成する基地局と前記送受話部との間で無線通信する
ことを特徴とする請求項1記載の分離型携帯電話装置。 - 【請求項3】 前記受発信部は、前記基地局との間で電
波を送受信する第1のアンテナと、前記第1のアンテナ
に接続されており、前記基地局との間で通信を行う第1
の送信装置及び受信装置と、前記送受話部との間で電波
を送受信する第2のアンテナと、前記第2のアンテナに
接続されており、前記送受話部との間で通信を行う第2
の送信装置及び受信装置と、前記第1及び第2の送信装
置及び受信装置との間に接続されており通信データの変
換を行う第1の制御装置とよりなることを特徴とする請
求項1記載の分離型携帯電話装置。 - 【請求項4】 前記送受話部は、前記受発信部との間で
電波を送受信する第3のアンテナと、前記第3のアンテ
ナに接続されており、前記受発信部との間で通信を行う
第3の送信装置及び受信装置と、送受話器からの信号と
前記第3の送信装置及び受信装置からの信号との変換を
行う第2の制御装置とよりなる子機を構成していること
を特徴とする請求項1又は3記載の分離型携帯電話装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1024099A JP2000209657A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 分離型携帯電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1024099A JP2000209657A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 分離型携帯電話装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000209657A true JP2000209657A (ja) | 2000-07-28 |
Family
ID=11744790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1024099A Pending JP2000209657A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | 分離型携帯電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000209657A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004025928A2 (en) * | 2002-09-10 | 2004-03-25 | Axesstel, Inc. | Cordless wireless local loop phone |
US8639187B2 (en) | 2010-01-25 | 2014-01-28 | Fujitsu Limited | Mobile communication terminal apparatus and method for controlling short-range wireless communication |
-
1999
- 1999-01-19 JP JP1024099A patent/JP2000209657A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004025928A2 (en) * | 2002-09-10 | 2004-03-25 | Axesstel, Inc. | Cordless wireless local loop phone |
WO2004025928A3 (en) * | 2002-09-10 | 2004-05-13 | Axesstel Inc | Cordless wireless local loop phone |
EA008114B1 (ru) * | 2002-09-10 | 2007-04-27 | Эксестел, Инк. | Радиотелефон для беспроводной связи с местной линией |
US8639187B2 (en) | 2010-01-25 | 2014-01-28 | Fujitsu Limited | Mobile communication terminal apparatus and method for controlling short-range wireless communication |
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