JP2000209529A - ビデオサ―バ装置 - Google Patents

ビデオサ―バ装置

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JP2000209529A
JP2000209529A JP11010637A JP1063799A JP2000209529A JP 2000209529 A JP2000209529 A JP 2000209529A JP 11010637 A JP11010637 A JP 11010637A JP 1063799 A JP1063799 A JP 1063799A JP 2000209529 A JP2000209529 A JP 2000209529A
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浩司 藤田
Hideo Nishijima
英男 西島
Yuji Sato
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Abstract

(57)【要約】 【課題】逆転再生等の特殊再生においても、高画質の再
生映像を得ることが可能なビデオサーバ装置を実現す
る。 【解決手段】フレーム相関圧縮を用いて記録ディスク1
4aに記録する。記録ディスク14aに記録したMPE
Gデータストリームを、データ転送部13、MPEG伸
張装置11、MPEG圧縮装置10により、一旦、基の
ディジタルデータに伸張し、再度、画像圧縮パラメータ
をフレーム内圧縮方式あるいはフィールド内圧縮方式に
よりMPEG圧縮を行い、この再圧縮されたMPEGデ
ータストリームをハードディスク14bへ格納する。通
常再生時はディスク14aからのデータを再生し、逆転
再生等の特殊再生時には、ディスク14bからのデータ
を再生することにより、フレーム単位(あるいはフィー
ルド単位)の特殊再生及び逆転再生が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばMPEG2
に代表される映像、音声圧縮伸張手段により、大容量の
記録メディアへ映像、音声の記録、再生を行いフレーム
(またはフィールド)単位での特殊再生を可能とするビ
デオストレージ或いは、監視用ビデオに用いられるビデ
オサーバ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年ディスク状記録媒体(ハードディス
ク、光ディスク等)に圧縮符号化した映像情報信号、音
声情報信号を記録し、再生時には元の映像情報信号、音
声情報信号に伸張するビデオサーバ装置が実現段階に入
っている。
【0003】ビデオサーバ装置は、テレビジョン放送番
組、あるいはオンライン回線を伝搬して圧縮符号化され
たディジタル信号等の記録再生を行うことができ、ユー
ザは自由な時間にタイムシフトして、これらテレビジョ
ン放送番組や、ディジタル配信されてくる映像情報を楽
しむことができる。
【0004】以上のような、映像信号及び音声信号の圧
縮ディジタル情報を大容量記録メディアへ記録再生する
例としては、特開平8−292842号公報に開示され
たものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ビ
デオサーバ装置へ記録再生しているデータストリームの
符号圧縮及び復号手法は、国際標準MPEGに準じたも
のが大半であり、フレーム(またはフィールド)単位で
の特殊再生ができないという問題がある。
【0006】図9は、MPEG圧縮したフレーム(また
はフィールド)単位での画像データ列びを示す図であ
る。図9において、MPEGでは、例えば、15フレー
ムを1つのブロック(以下GOPとする)単位に区分け
して、圧縮を行い、そのうち、1枚だけがフレーム内符
号化された画像(以下Iピクチャとする)、10枚が動
き補償フレーム間符号化された両方向予測符号化画像
(以下Bピクチャとする)、4枚が動き補償フレーム間
符号化された前方向予測符号化画像(以下Pピクチャ)
の構成となっている。
【0007】各ピクチャの列びは、例えば、図9に示す
様に、先頭がIピクチャ、2フレーム飛びにPピクチ
ャ、その他がBピクチャとなっている。毎フレームの画
像を復元するためには、Iピクチャから順に前方向のピ
クチャを読み込むことが必要となる。しかし、例えば、
逆転再生、或いは任意のフレームからの特殊再生を行っ
た場合は、毎フレーム画像が得られないことになる。し
たがって、従来の特殊再生は、Iピクチャのみを飛び飛
びに拾って再生を行う不連続な再生を行っており、低画
質の再生映像しか得ることができなかった。
【0008】本発明の目的は、逆転等の特殊再生におい
ても、高画質の再生映像を得ることが可能なビデオサー
バ装置を実現することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のように構成される。 (1)データストリームを記録媒体へ記録するストリー
ム記録手段と、上記記録媒体からデータストリームを再
生するストリーム再生手段とを有するビデオサーバ装置
において、少なくとも映像信号をディジタル信号に変換
する入力変換手段と、ディジタル信号を第1の圧縮パラ
メータまたは第2のパラメータで圧縮し、データストリ
ームを生成する符号化手段と、データストリームを上記
第1の圧縮パラメータまたは第2の圧縮パラメータに対
応する第1の伸張パラメータまたは第2の伸張パラメー
タで伸張する復号化手段とを備え、上記第1の圧縮パラ
メータで圧縮し、上記記録媒体に記録したデータストリ
ームを、上記ストリーム再生手段により再生し、上記復
号化手段により第1の伸張パラメータで伸張を行い、上
記符号化手段により第2の圧縮パラメータで圧縮し、再
度上記記録媒体に記録する。
【0010】(2)また、データストリームを磁気テー
プ又は半導体メモリへ記録するストリーム記録手段と、
上記磁気テープ又は半導体メモリからデータストリーム
を再生するデータストリーム再生手段とを有するビデオ
サーバ装置において、少なくとも映像信号をディジタル
信号に変換する入力変換手段と、ディジタル信号を第1
の圧縮パラメータまたは第2の圧縮パラメータで圧縮
し、データストリームを生成する符号化手段と、データ
ストリームを上記第1の圧縮パラメータまたは第2の圧
縮パラメータに対応する第1の伸張パラメータまたは第
2の伸張パラメータで伸張する復号化手段とを備え、上
記第1の圧縮パラメータで圧縮し、上記磁気テープまた
は半導体メモリの一方に記録したデータストリームを、
上記ストリーム再生手段により再生し、上記復号化手段
により第1の伸張パラメータで伸張を行い、上記符号化
手段により第2の圧縮パラメータで圧縮し、再度上記磁
気テープまたは半導体メモリの他方に記録する。
【0011】(3)また、データストリームを記録媒体
へ記録するストリーム記録手段と、上記記録媒体からデ
ータストリームを再生するストリーム再生手段とを有す
るビデオサーバ装置において、第1の圧縮パラメータで
圧縮されたデータストリームを入力するディジタル入力
端子と、ディジタル信号を上記第1の圧縮パラメータと
は異なる第2の圧縮パラメータで圧縮し、データストリ
ームを生成する符号化手段と、データストリームを第1
の圧縮パラメータに対応する第1の伸張パラメータで伸
張する復号化手段とを備え、上記ディジタル入力端子に
入力される上記データストリームを、上記複号化手段に
より伸張を行い、上記符号化手段により圧縮して、上記
記録媒体に記録する。
【0012】(4)好ましくは、上記(1)乃至(3)
において、上記符号化手段及び復号化手段は、国際標準
MPEGに準じて情報圧縮及び伸張を行う。
【0013】(5)また、好ましくは、上記(1)乃至
(3)において、上記符号化手段における第2の圧縮パ
ラメータは、フレームまたはフィールド単位で映像を駒
落としする。
【0014】(6)また、好ましくは、上記(4)にお
いて、上記符号化手段の圧縮パラメータを変更する符号
パラメータ変更手段をさらに備え、この符号パラメータ
変更手段は、フレーム間順方向予測符号化画像をフレー
ム内符号化画像に置き換える設定を行う。
【0015】(7)また、好ましくは、上記(1)また
は(2)において、上記記録媒体の再生ポインタを変更
する毎に記録媒体から所定サイズのデータストリームの
先読み込みを行い、この先読み込みしたデータストリー
ムに対して上記復号化手段による伸張と上記符号化手段
による圧縮を行う。
【0016】(8)また、データストリームを記録媒体
へ記録するストリーム記録手段と、上記記録媒体からデ
ータストリームを再生するストリーム再生手段とを有す
るビデオサーバ装置において、国際標準MPEGに準じ
て、少なくとも映像信号を圧縮し、同一サイズのGOP
ブロック化したデータストリームを生成する符号化手段
と、上記GOPブロック毎に上記データストリームを伸
張し、少なくとも映像信号に復元する復号化手段とを備
え、上記GOPブロックサイズを基にGOP毎から上記
データストリームを飛び越し再生する。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)まず、本発明
の第1の実施形態の説明に入る前に、画像圧縮の代表で
あるMPEG画像圧縮方式について説明をする。映像デ
ータは、フレーム内符号化した情報(Iピクチャ)と、
過去からの予測によってフレーム間順方向予測符号化し
た情報(Pピクチャ)と、過去及び未来からの予測によ
ってフレーム間符号化した情報(Bピクチャ)との3つ
の画像情報から成る。そして、Iピクチャ、Pピクチ
ャ、Bピクチャ、それぞれ所定の画像枚数から成る1単
位をGOP(Group Of Picture)と呼
ぶ。
【0018】以上のIピクチャ、Pピクチャ、Bピクチ
ャは、以下3つの圧縮手段を用いて生成を行う。 (1)空間的相関関係を利用した情報圧縮。 (2)時間的相関関係を利用した情報圧縮。 (3)上記2つの圧縮手段で符号化する際の符号出現確
立の偏りを利用した情報圧縮。
【0019】まず(1)の空間的相関関係を利用した情
報圧縮は、1枚の映像を所定の画素ブロックに分割し、
分割したブロック毎にDCT変換(Discrete
Cosine Transform:離散コサイン変
換)を行い、1枚の映像を周波数成分へ分解する。
【0020】そして、DCT変換後、DCT係数を所定
値で除算を行い余りを丸めて量子化する。上記除数が大
きいほど圧縮率を高くすることができるが、反面、映像
情報の高周波成分を削除することになり映像の品位は低
くなる。
【0021】次に、(2)時間的相関関係を利用した情
報圧縮は、映像信号の前後の絵柄情報は、ほとんどの場
合、非常に似ており、絵柄の変化分(動きベクトル)だ
けを情報とすることで映像伝達情報量を大幅に削減する
ことができる。
【0022】最後に(3)符号の出現率の偏りを利用し
た情報圧縮は、上述のDCT係数や動きベクトルに対し
て出現率の高い値に短い符号長を割り当て、出現率の低
い値に長い符号長を割り当てる符号体系であり、その結
果、平均情報量を減らすことができる。
【0023】以上の様なMPEG圧縮手段を用いたビデ
オサーバ装置について、本発明を適用した第1の実施形
態の構成及び動作の説明を行う。
【0024】また、本発明の第1の実施形態における映
像信号、音声信号の処理についても図面を参照しながら
詳細に説明する。
【0025】図1は、本発明の第1の実施形態における
ビデオサーバ装置の概略構成を示す図である。図1にお
いて、1は入力端子であり、この入力端子1にアナログ
の映像信号、音声信号が入力される。2は出力端子であ
り、この出力端子2からアナログの映像信号、アナログ
の音声信号が出力される。また、4は入力AVプロセス
であり、この入力AVプロセスは4は、アナログの映像
信号及び音声信号をディジタル化するプロセスである。
【0026】また、5出力AVプロセスであり、この出
力AVプロセス5は、ディジタル情報をアナログ映像信
号及び音声信号に変換するプロセスである。6、7はス
イッチ回路、8は圧縮パラメータ変更制御部であり、こ
の圧縮パラメータ変更制御部8は、MPEG圧縮パラメ
ータを変更制御する。
【0027】さらに、9は伸張パラメータ変更制御部で
あり、この伸張パラメータ変更制御部9は、MPEG伸
張パラメータを変更制御する。また、10はMPEG圧
縮装置、11はMPEG伸張装置、13はデータ転送制
御部、14はハードディスクである。
【0028】以下、第1の実施形態では、映像及び音声
信号の圧縮と伸張方式にMPEG方式を用いたビデオサ
ーバ装置の動作説明を行うが、画像圧縮方式は、MPE
G方式に限定されず、他の圧縮方式にも適用可能であ
る。
【0029】また、MPEGデータストリームの記録媒
体にハードディスクを例にあげて動作説明を行うが、ハ
ードディスクに限定することはなく、ディスク状記録媒
体、或いは半導体メモリ、或いは磁気テープであっても
よい。
【0030】まず、入力端子1から入力される映像信号
及び音声信号は、AV入力プロセス部4によって、それ
ぞれディジタル信号に変換される。ここでは、図1の動
作説明をわかりやすくするために、映像信号及び音声信
号の入出力信号を1系統で記載している。なお、映像信
号と音声信号とは、それぞれ独立に入出力し、独立にM
PEG圧縮伸張を行ってもよい。
【0031】AV入力プロセサ部4でディジタル化され
た映像及び音声データは、スイッチ回路6(通常のビデ
オサーバ記録の時はin側に切り替わる)を介してMP
EG圧縮装置10へ入力される。
【0032】MPEG圧縮装置10は、例えば128M
bpsのデータレートで入力されている情報を約1/2
0に圧縮を行い、6MbpsのMPEGデータストリー
ムとして出力する。
【0033】また、圧縮パラメータ変更制御部8によ
り、MPEG圧縮装置10の圧縮比率を任意に変更する
ことが可能である。ここでは、圧縮比率は、代表例とし
て実用的な1/20圧縮率を取り上げる。
【0034】ここで、図9を用いて、MPEG圧縮の映
像データの構成について説明する。映像データは1秒間
に30フレームの連続した画像データからなる。MPE
G圧縮されたフレーム構成は、例えば15フレームを1
つのブロック(以下GOPとする)単位に区分けを行
う。そして、そのブロックのうち、1フレームだけがフ
レーム内符号化された画像(以下Iピクチャ)であり、
10枚が動き補償フレーム間符号化された両方向予測符
号化画像(以下Bピクチャ)、4枚が動き補償フレーム
間符号化された前方向予測符号化画像(以下Pピクチ
ャ)という構成となっている。
【0035】図9の例では、先頭フレームがIピクチ
ャ、先頭フレームから2フレーム飛び毎にPピクチャ、
その他がBピクチャとなっている。上記3種類のIピク
チャ、Pピクチャ、Bピクチャの列び、枚数(構成)
は、圧縮パラメータ変更制御部8により任意に変更が可
能である。ここでは、実用的な構成を代表例として取り
上げる。
【0036】上記MPEG圧縮装置10から出力された
MPEGデータストリームはデータ転送制御部13に送
出され、大容量記録媒体(ここではハードディスク)1
4のMPEGデータ記録ディスク14aへ記録される。
【0037】一方、再生動作は、ハードディスク14の
MPEGデータ記録ディスク14aから再生されたMP
EGストリームは、データ転送制御部13を介してMP
EG伸張装置11に送出される。MPEG伸張装置11
では、上記MPEG圧縮されたデータフレームをGOP
単位にIピクチャから順に前方向のピクチャを順序正し
く読み込むことにより、6MbpsのMPEGデータス
トリームを128Mbpsの基画像ディジタル信号に復
元する。
【0038】したがって、GOP単位を無視したPピク
チャ或いはBピクチャの断片的なアクセス、または逆方
向へのピクチャアクセスは不可能である。
【0039】MPEP伸張装置11により復元された基
画像ディジタル信号は、スイッチ回路7(通常の再生時
にはにはout側に設定される)を介して出力AVプロ
セス5に供給される。そして、この出力AVプロセス部
5にて、基画像ディジタル信号は、アナログ映像信号及
びアナログ音声信号に変換され、出力端子2より出力さ
れる。
【0040】以上説明した動作が、従来のビデオホーム
サーバ装置の基本的な信号の流れである。しかし、本発
明の第1の実施形態に係るMPEGデータストリームを
扱うビデオサーバ装置は、連続的な記録と再生動作のみ
であり、従来のアナログVTR等の様なフレーム毎ある
いはフィールド毎のコマ送り動作、通常再生のn倍速に
よる再生、あるいは逆方向再生は不可能である。
【0041】以下、本発明の第1の実施形態における最
も重要である上記MPEGストリームを扱うビデオサー
バ装置における特殊再生方式について、主に図1を用い
て説明する。
【0042】本発明の第1の実施形態は、ハードディス
ク14のMPEGデータ記録ディスク14aに記録され
ているMPEGデータストリームを、一旦伸張して、再
度MPEG圧縮装置10によりフレーム内符号圧縮(あ
るいはフィールド内符号圧縮)を行い、ハードディスク
14の再デコード/エンコードデータ記録ディスク14
bに再度格納し、このデータ記録ディスク14bから再
生することにより、特殊再生を実現するものである。
【0043】図1において、ハードディスク14のMP
EGデータ記録ディスク14aに記録されているMPE
Gデータストリームは、データ転送制御部13を介して
MPEG伸張装置11へ送出される。MPEG伸張装置
11は、上記MPEG圧縮されたデータフレームをGO
P単位にIピクチャから順に前方向にピクチャを順序正
しく読み込むことにより、6MbpsのMPEGデータ
ストリームを128Mbpsの基画像ディジタル信号に
復元する。
【0044】復元された基画像ディジタル信号は、スイ
ッチ7(この場合は、Loop1側に切換えられてい
る)及びスイッチ6(この場合は、Loop2側に切換
えられている)を介して、MPEG圧縮装置10に入力
される。MPEG圧縮装置10は、圧縮パラメータ変更
制御部8により、圧縮パラメータを、例えば、図2に示
すようなGOP構造に変換して再圧縮動作を行う。
【0045】MPEG圧縮装置10によりGOP構造に
変換されたデータは、データ転送制御部13を介してハ
ードディスク14の再デコード/エンコードMPEGデ
ータ記録ディスク14bに記録される。
【0046】そして、通常の再生時には、ハードディス
ク14の再デコード/エンコードMPEGデータ記録デ
ィスク14bに記録されたデータが、データ転送装置1
3、MPEG伸張装置11、スイッチ7、出力AVプロ
セス5を介して出力端子2に供給される。
【0047】また、逆転再生等の特殊再生時には、ハー
ドディスク14のMPEGデータ記録ディスク14aに
記録されたデータが、データ転送装置13、MPEG伸
張装置11、スイッチ7、出力AVプロセス5を介して
出力端子2に供給される。
【0048】ここで、図2に示すGOP構造について以
下説明を行う。図2は、上述したように、MPEGデー
タストリームのGOP構成を示す図である。この図2に
おいて、15フレーム毎の0.5秒間のフレーム画像は
すべてフレーム内圧縮されたIピクチャで構成され、G
OPの先頭にはフレーム構成、圧縮レート、GOP内の
各ピクチャのサイズ等の情報信号を示すシーケンスヘッ
ダ(以下SHと称す)20が接続される。
【0049】上記のように、全てIピクチャで構成され
たGOP構造とされたデータ構成は、上記図9のIピク
チャを先頭に4枚のPピクチャ、10枚のBピクチャ構
成に比べてデータ容量がほぼ3倍程度に上昇する。これ
に対しては、上記全てIピクチャで構成されたGOP構
造のデータの記憶手段として、大容量記録メディア、例
えばディジタルテープストリーマ、光ディスク装置等を
用いることにより解消される。
【0050】また、GOPの構成を図3に示す構成にし
てもよい。図3に示したGOP構造は、図9のGOP構
造のPピクチャをIピクチャにおきかえた構成としてい
る。図3のGOP構成では、フレーム毎の再生は不可能
であるが、3フレーム毎の再生あるいはフレーム毎の逆
転再生が可能となる。
【0051】図3のGOP構造のデータ構成であれ
ば、、上記図9に示したIピクチャを先頭に4枚のPピ
クチャ、10枚のBピクチャとする構成に比べて、デー
タ容量が1.3倍程度に抑えられる。
【0052】また、GOP構成は上記図2、図3に限定
することはなく、各ピクチャの組み合わせは、いずれで
あってもかわわない。このようなMPEGによるデータ
変換を用いた場合、例えば図9に示すようなGOPの構
成で6MbpsのMPEGデータストリーマを1時間記
録するためには、2.7Gbyteの記録容量が必要と
なる。
【0053】さらに、図2に示すような全てIピクチャ
で構成されたGOP構造に変換すると、8.1Gbyt
eの記憶容量が必要である。また、図3に示すようなI
ピクチャとBピクチャとで構成されたGOP構造に変換
すると、3.7Gbyteの記憶容量が必要となる。
【0054】上述した本発明の第1の実施形態において
は、記録媒体としてハードディスクを用いた例を説明し
ているが、これに限定することはなく、記録媒体とし
て、ディジタルテープストリーマ(ディジタルVHS
等)、光ディスク装置を用いて記録再生を行ってもよ
い。
【0055】さらに、記録媒体の容量及び記録媒体の転
送速度が許すならば、MPEGデータストリームを伸張
した基のディジタルデータそのものをハードディスクへ
記録してもよい。
【0056】以上、本発明の第1の実施形態によれば、
フレーム相関圧縮を用いたMPEGデータストリーム
を、一旦、基のディジタルデータに伸張し、再度、画像
圧縮パラメータをフレーム内圧縮方式あるいはフィール
ド内圧縮方式によりMPEG圧縮を行い、この再圧縮さ
れたMPEGデータストリームを再度ハードディスクへ
格納し、再生することにより、フレーム単位(あるいは
フィールド単位)の特殊再生及び逆転再生が可能とな
る。
【0057】つまり、逆転再生等の特殊再生において
も、高画質の再生映像を得ることが可能なビデオサーバ
装置を実現することができる。
【0058】(第2の実施形態)上述した、本発明の第
1の実施形態では、通常再生を行うためのデータをMP
EGデータ記録ディスク14aに記録し、特殊再生を行
うためにMPEGデータストリームをまとめてフレーム
内符号化或いはフレーム内符号化したMPEGデータス
トリームに変換してハードディスク14bに記録するを
方法を述べたが、同一ソース(番組)を2系統のストリ
ームとしてハードディスク14a及びディスク14bへ
記録することは、ハードディスク14の使用効率面から
ベストとはいえない。
【0059】そこで、次にハードディスク14の使用効
率を向上させた第2の実施形態について、以下説明す
る。
【0060】通常再生時は、ハードディスク14aに記
録されたデータをデータ転送部13、MPEG伸張装置
60、出力AVプロセス5を介して出力端子2に供給さ
れる。この場合、ハードディスク14a上のMPEGデ
ータストリームを所定サイズ毎に逐次フレーム内圧縮或
いはフィールド内圧縮MPEGデータストリームに変換
し、この変換されたMPEGデータストリームをキャッ
シュメモリ(ここではハードディスク14b)に記録を
行う。そして、ハードディスク14bへの記録データ
は、次々に更新され、特殊再生時に、ディスク14bへ
の記録動作と並行して上記伸張動作を行い、再生画像を
出力するものである。
【0061】以下、第2の実施形態を図4及び図5を用
いて説明する。図4は、第2の実施の形態であるビデオ
サーバ装置の動作説明図であり、図5は第2の実施形態
であるビデオサーバ装置のブロック構成図である。
【0062】図5において、図1と同一の機能ブロック
には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。図
5の60はMPEG伸張装置である。
【0063】図5に示したビデオサーバ装置において、
特殊再生を行う場合についての動作説明を行う。ハード
ディスク14aに格納されているMPEGデータストリ
ームは、ハードディスク14a上の再生するポインタか
ら前後方向の所定サイズ(4個のGOP)がデータ転送
制御部13を介してMPEG伸張装置11へ送出され
る。MPEG伸張装置11は、GOPの先頭に位置する
SHデータにより、伸張パラメータを認識し、伸張パラ
メータ制御部9により伸張パラメータが設定され、基の
ディジタル画像データの復元を行う。
【0064】復元されたディジタル画像データは、スイ
ッチ6(Loop側へ切り替わる)を介してMPEG圧
縮装置10に送出される。
【0065】MPEG圧縮装置10は、圧縮パラメータ
変更部8によりフレーム内(又はフィールド内)符号圧
縮の設定が成され、MPEGデータストリームをデータ
転送制御部13を介して、ハードディスク14の再デコ
ード/エンコードMPEGデータ記録ハードディスク1
4bへ一時キャッシュ記録される。
【0066】なお、キャッシュ記録される記録媒体14
bは、ハードディスクに限らず、半導体メモリあるいは
光ディスク媒体等の高速ランダムアクセスが可能である
記録媒体であればよい。
【0067】図4は、MPEGデータストリームをキャ
ッシュ記録する場合の動作説明図である。図4におい
て、ハードディスク14b上のリードポインタより、前
後方向に例えば4個のGOPのキャッシュ読み込み(フ
ォアードキャッシュ、バックキャッシュ)を行う。この
動作は読み込みポインタが変更される毎に逐次行われ
る。図4に示した例では、リードポインタ前後の60フ
レームに対してのフレーム単位の特殊再生が可能であ
り、リードポインタを順次シフトすることにより、全て
の領域においてフレーム単位の特殊再生が可能となる。
【0068】上記ハードディスク14bにキャッシュ記
録されたMPEGデータストリームは、ハードディスク
14bから読み出され、データ転送制御部13を介して
MPEG伸張装置60に送出される。
【0069】MPEG伸張装置60は、GOPの先頭に
位置するSHデータより、伸張パラメータを認識し、伸
張パラメータ制御部9により伸張パラメータが設定さ
れ、基のディジタル画像データに復元され、出力AVプ
ロセスにより基の映像信号及び音声信号に変換されて出
力端子2から出力される。
【0070】本発明の第1及び第2の実施の形態で述べ
ているMPEGデータストリームのフレーム内符号(ま
たはフィールド内符号)化による再MPEG圧縮動作
は、MPEG符号化に限定されず、例えば、モーション
JPEG圧縮動作であってもよい。
【0071】図6にモーションJPEG圧縮変換を適用
した実施形態を示す。図6において、50はスイッチ、
51はモーションJPEG(以下MJPEGと称す)伸
張装置、52はMJPEG圧縮装置、53はバッファメ
モリ(ここではハードディスク)である。なお、図1と
同一のブロックには同一の符号を付し、その詳細な説明
は省略する。
【0072】ハードディスク14に格納されているMP
EGデータストリームは、再生するポインタから前後の
所定サイズ分がデータ転送制御部13を介してMPEG
伸張装置11へ送出される。MPEG伸張装置11は、
GOPの先頭に位置するSHデータより、伸張パラメー
タを認識し、伸張パラメータ制御部9により伸張パラメ
ータが設定され、基のディジタル画像データに復元され
る。
【0073】復元されたディジタル画像データは、MJ
PEG圧縮装置52に送出される。MPEG圧縮装置5
2はフレーム内符号圧縮(あるいはフィールド内圧縮)
されたMJPEGデータストリームをバッファメモリ5
3へ、一時キャッシュ記録する。
【0074】一旦、キャッシュ記録されたMJPEGデ
ータストリームは、バッファメモリ53から逐次読み出
され、MJPEG伸張装置51に送出される。MJPE
G伸張装置51は、基のディジタル画像データに復元
し、スイッチ50を介して、出力AVプロセス5に供給
され、この出力AVプロセス5により基の映像信号及び
音声信号に変換されて出力端子2から出力される。
【0075】以上、本発明の第2の実施の形態では、ハ
ードディスク14a上の再生ポインタ近傍のMPEGデ
ータストリームを所定サイズ毎に逐次読み込み、さらに
伸張動作を行い、再度フレーム内符号(あるいはフィー
ルド内符号)MPEG圧縮に変換して、メモリ(ここで
はハードディスク14b)へキャッシュ記録を行いなが
ら、フレーム内符号MPEG圧縮されたストリームを伸
張することにより、MPEGデータストリームの特殊再
生を実施している。
【0076】したがって、本発明の第2の実施形態によ
れば、第1の実施形態と同様に、逆転再生等の特殊再生
においても、高画質の再生映像を得ることが可能なビデ
オサーバ装置を実現することができる。さらに、本発明
の第2の実施形態によれば、ハードディスク等の記憶媒
体の使用効率を向上でき、必要な容量を削減することが
できる。
【0077】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態を図7を用いて説明する。図7において、3は
ディジタル入力端子、12はスイッチである。なお、図
7において、図1に示した機能ブロックと同一の機能ブ
ロックには、同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0078】本発明の第3の実施形態は、例えばディジ
タル電話回線(ISDN)或いは専用ケーブル等を用い
て家庭内に配信されるデジタル情報(例えば、ディジタ
ル画像信号及び音声信号のMPEGデータストリーム)
を、フレーム内符号或いはフィールド内符号MPEGデ
ータストリームに変換しながらハードディスク等の大容
量記録媒体へ格納するビデオサーバ装置である。
【0079】また、ユーザの選択により受信される生の
MPEGデータストリームをダイレクトに格納すること
もできる。
【0080】図7のディジタル入力端子3から入力され
るMPEGデータストリームは、スイッチ12(Re−
Encode側に接続)を介してMPEG伸張装置11
へ送出される。MPEG伸張装置11は、上記MPEG
圧縮されたフレームをGOP単位にIピクチャから順に
前方向のピクチャを順序正しく読み込むことにより、M
PEGデータストリームを基画像ディジタル信号に復元
する。
【0081】復元された基画像ディジタル信号は、スイ
ッチ7(Loop1側に切換え)を介して、MPEG圧
縮装置10に入力される。MPEG圧縮装置10は、圧
縮パラメータ変更制御部8により、圧縮パラメータを例
えば図2に示すようなGOP構造に変換して再圧縮動作
を行う。
【0082】MPEG圧縮装置10により生成されたフ
レーム内符号化MPEGデータストリームまたはフィー
ルド内符号化MPEGデータストリームはスイッチ90
(Loop2側に設定)及びデータ転送制御部13を介
してハードディスク14へ格納される。
【0083】以上、本発明の第3の実施形態によれば、
比較的低速な通信回線を用いて得られるMPEGデータ
ストリームは、本発明のような大容量の記録媒体を持つ
ビデオホームサーバ装置へ記録する場合は、特殊再生が
可能であるフレーム内符号化圧縮データストリームに変
換した後、ハードディスクへ格納することで、フレーム
単位の特殊再生及び逆転再生が実現できる。
【0084】なお、ユーザの選択により上記MPEGデ
ータストリームを直接ハードディスクへ記録できること
もできる。
【0085】(第4の実施形態)次に、第4の実施形態
を図8を用いて以下に説明する。なお、第4の実施形態
におけるビデオサーバ装置のブロック構成は、図1と同
一である。
【0086】図8は、従来型のMPEGデータストリー
ム(通常GOP)と、本発明の第4の実施形態における
MPEGデータストリーム(固定サイズのGOP)のG
OPデータ並びを示し、横軸はデータサイズを示してい
る。また、図8において、符号a〜i及びj〜oは、各
GOPにおけるIピクチャ位置を示す。
【0087】MPEGデータストリームは、圧縮前の現
画像データ条件により、圧縮後のデータサイズはそれぞ
れ異なる。例えば、図8に示す通常GOPのデータ並び
の様に例えば、各GOPのサイズ(以下説明ではサイズ
の単位は無とする)は、GOP1は1.0、GOP2は
0.7、GOP3は0.4、GOP4は0.7、GOP
5は0.4、GOP6は1.1、GOP7は0.4、G
OP8は0.4、GOP9は0.9で構成される。そし
て、それぞれサイズの異なるGOPは、ビデオサーバ装
置のハードディスク内に記録される。
【0088】また、各GOP内のIピクチャは、GOP
内の先頭SHに続くピクチャに位置(図8のa〜i、j
〜o)している。したがって、例えば高速な特殊再生に
おいては各GOP内のIピクチャだけを拾い読みする必
要がある。そのためには、ハードディスク上のどの場所
にIピクチャが記録されているのかを即座に把握しなけ
ればならない。
【0089】通常は、逐次GOPの先頭SHを読み込む
ことにより、GOPのデータサイズ、ピクチャ構成を把
握し、Iピクチャの記録位置を算出してデータを再生し
ている。あるいは、あらかじめIピクチャが記録されて
いる場所を示すアドレス表をハードディスク上に記録し
ておき、そのアドレス表を引用してIピクチャを検索し
ている。
【0090】しかし、従来の方法では、逐次各GOPの
先頭SH情報を読み込み、解読する動作あるいは、アド
レス表の引用動作は、Iピクチャ検索処理の複雑さと読
み出し遅延を発生する要因となる。
【0091】本発明の第4の実施形態では、上記GOP
サイズを統一化することで、先頭SHを読み込み、解読
することなしに、ハードディスク上の各GOPにおける
Iピクチャ記録位置を検索できるものである。
【0092】GOPサイズの統一化手段として、図1に
おけるMPEG圧縮装置10と圧縮パラメータ変更制御
部8により以下の動作を行うことにより実現される。
【0093】例えば、図8の固定サイズGOPに示すG
OP1〜GOP6のサイズは全て1.0に統一化してい
る。GOPサイズを統一化する手段として、統一サイズ
(1.0)に満たないGOPの場合は、無効データを追
加することによりGOPサイズを統一する。
【0094】また、統一サイズ(1.0)より大きくな
りそうなGOPは、あらかじめIピクチャの圧縮率を変
更(高める)することで、GOPサイズを統一する。な
お、Iピクチャ以外のPピクチャ及びBピクチャの圧縮
率を変更してもよい。
【0095】ビデオサーバ装置のハードディスク内に記
録されたGOPは、サイズが固定であることから、ハー
ドディスク内のIピクチャが記録されている位置を推測
することは容易であり、従来のように先頭SHの読み込
み、解読は不必要となる。
【0096】すなわち、ハードディスク上のIピクチャ
記録位置は、GOPサイズ(1.0)の倍数に当たるア
ドレスであることから容易にIピクチャ検索を行うこと
ができる。
【0097】以上、本発明の第4の実施形態によれば、
従来のGOPのサイズを固定サイズにすることにより、
ハードディスク上のIピクチャ記録位置を容易に検索す
ることが可能となり、ビデオサーバ装置の高速可視を行
う際のIピクチャ検索処理が容易となる効果がある。
【0098】なお、本発明は、VTR装置にも適用可能
である。この場合には、ハードディスク14aが、ビデ
オテープとなり、ハードディスク14bが、半導体メモ
リ等のメモリとなる。または、この逆の構成でも良い。
【0099】
【発明の効果】本発明の第1の実施形態によれば、フレ
ーム相関圧縮を用いたMPEGデータストリームを一旦
基のディジタルデータに伸張し、MPEG圧縮装置の画
像圧縮パラメータをフレーム内圧縮方式あるいはフィー
ルド内符号圧縮方式に変更し、再度MPEG圧縮を行
い、該再圧縮されたMPEGデータストリームをハード
ディスクへ格納、またはハードディスクから再生するこ
とで、フレーム単位あるいはフィールド単位の特殊再生
及び逆転再生が可能となる。
【0100】したがって、逆転再生等の特殊再生におい
ても、高画質の再生映像を得ることが可能なビデオサー
バ装置を実現することができる。
【0101】また、第2の実施形態によれば、記録媒体
上の再生ポインタ近傍のMPEGデータストリームを所
定サイズ毎に逐次伸張し、再度フレーム内符号(あるい
はフィールド内符号)MPEG圧縮に変換して、メモリ
(ここではハードディスク)へキャッシュ記録を行いな
がら、再符号されたMPEGストリームを伸張すること
により、MPEGデータストリームの特殊再生が実現で
きる。
【0102】したがって、逆転再生等の特殊再生におい
ても、高画質の再生映像を得ることが可能なビデオサー
バ装置を実現することができるとともに、ハードディス
ク等の記憶媒体の使用効率を向上でき、必要な容量を削
減することができる。
【0103】また、本発明の第3の実施形態によれば、
比較的定速な通信回線を用いて得られるMPEGデータ
ストリームは、本発明のような大容量の記録媒体を持つ
ビデオホームサーバ装置へ記録する場合は、特殊再生が
可能であるフレーム内符号化あるいはフィールド内符号
化圧縮データストリームに変換した後、ハードディスク
へ格納することで、フレーム単位あるいはフィールド単
位の特殊再生及び逆転再生が実現できる。
【0104】なお、ユーザの選択により上記MPEGデ
ータストリームを直接ハードディスクへ記録できること
もできる。
【0105】また、本発明の第4の実施形態によれば、
従来のGOPのサイズを固定サイズに統一化することに
より、ハードディスク上の各GOP内のIピクチャ記録
位置を容易に算出することが可能となり、ビデオサーバ
装置の高速可視を行う際のIピクチャ検索処理が容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるビデオサーバ
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】MPEGデータストリームのGOP構成を示す
図である。
【図3】MPEGデータストリームのGOP構成の他の
例を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施形態におけるビデオサーバ
装置の動作を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施形態におけるビデオサーバ
装置の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施形態をMJPEGに適用し
たビデオサーバ装置の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第3実施形態におけるビデオサーバ装
置の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第4実施形態におけるビデオサーバ装
置のMPEGフレーム構成を示す図である。
【図9】標準MPEGフレーム構成を示す図である。
【符号の説明】
1、3 映像・音声入力端子 2 映像・音声出力端子 4 入力AVプロセス部 5 出力AVプロセス部 6、7 スイッチ部 8 圧縮パラメータ変更部 9 伸長パラメータ変更部 10 MPEG圧縮装置 11 MPEG伸長装置 12 スイッチ部 13 データ転送制御部 14 ハードディスク 14a MPEGデータ記録ディスク 14b 再デコード/エンコードデータ記録ディスク 20 シーケンスヘッダ(SH) 21 Iピクチャ 22 Bピクチャ 23 Pピクチャ 24 Groupe Of Picture(GO
P) 51 M−JPEG伸張装置 52 M−JPEG圧縮装置 53 バッファメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 祐司 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所AV事業部内 Fターム(参考) 5C052 AA01 AB03 AB04 AC08 CC11 DD04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データストリームを記録媒体へ記録するス
    トリーム記録手段と、上記記録媒体からデータストリー
    ムを再生するストリーム再生手段とを有するビデオサー
    バ装置において、 少なくとも映像信号をディジタル信号に変換する入力変
    換手段と、 ディジタル信号を第1の圧縮パラメータまたは第2のパ
    ラメータで圧縮し、データストリームを生成する符号化
    手段と、 データストリームを上記第1の圧縮パラメータまたは第
    2の圧縮パラメータに対応する第1の伸張パラメータま
    たは第2の伸張パラメータで伸張する復号化手段と、を
    備え、 上記第1の圧縮パラメータで圧縮し、上記記録媒体に記
    録したデータストリームを、上記ストリーム再生手段に
    より再生し、上記復号化手段により第1の伸張パラメー
    タで伸張を行い、上記符号化手段により第2の圧縮パラ
    メータで圧縮し、再度上記記録媒体に記録することを特
    徴とするビデオサーバ装置。
  2. 【請求項2】データストリームを磁気テープ又は半導体
    メモリへ記録するストリーム記録手段と、上記磁気テー
    プ又は半導体メモリからデータストリームを再生するデ
    ータストリーム再生手段とを有するビデオサーバ装置に
    おいて、 少なくとも映像信号をディジタル信号に変換する入力変
    換手段と、 ディジタル信号を第1の圧縮パラメータまたは第2の圧
    縮パラメータで圧縮し、データストリームを生成する符
    号化手段と、 データストリームを上記第1の圧縮パラメータまたは第
    2の圧縮パラメータに対応する第1の伸張パラメータま
    たは第2の伸張パラメータで伸張する復号化手段と、を
    備え、 上記第1の圧縮パラメータで圧縮し、上記磁気テープま
    たは半導体メモリの一方に記録したデータストリーム
    を、上記ストリーム再生手段により再生し、上記復号化
    手段により第1の伸張パラメータで伸張を行い、上記符
    号化手段により第2の圧縮パラメータで圧縮し、再度上
    記磁気テープまたは半導体メモリの他方に記録すること
    を特徴とするビデオサーバ装置。
  3. 【請求項3】データストリームを記録媒体へ記録するス
    トリーム記録手段と、上記記録媒体からデータストリー
    ムを再生するストリーム再生手段とを有するビデオサー
    バ装置において、 第1の圧縮パラメータで圧縮されたデータストリームを
    入力するディジタル入力端子と、 ディジタル信号を上記第1の圧縮パラメータとは異なる
    第2の圧縮パラメータで圧縮し、データストリームを生
    成する符号化手段と、 データストリームを第1の圧縮パラメータに対応する第
    1の伸張パラメータで伸張する復号化手段と、を備え、 上記ディジタル入力端子に入力される上記データストリ
    ームを、上記複号化手段により伸張を行い、上記符号化
    手段により圧縮して、上記記録媒体に記録することを特
    徴とするビデオサーバ装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか一項に記載のビ
    デオサーバ装置において、 上記符号化手段及び復号化手段は、国際標準MPEGに
    準じて情報圧縮及び伸張を行うことを特徴とするビデオ
    サーバ装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至3のいずれか一項に記載のビ
    デオサーバ装置において、 上記符号化手段における第2の圧縮パラメータは、フレ
    ームまたはフィールド単位で映像を駒落としすることを
    特徴とするビデオサーバ装置。
  6. 【請求項6】請求項4記載のビデオサーバ装置におい
    て、 上記符号化手段の圧縮パラメータを変更する符号パラメ
    ータ変更手段をさらに備え、 この符号パラメータ変更手段は、フレーム間順方向予測
    符号化画像をフレーム内符号化画像に置き換える設定を
    行うことを特徴とするビデオサーバ装置。
  7. 【請求項7】請求項1または2記載のビデオサーバ装置
    において、 上記記録媒体の再生ポインタを変更する毎に記録媒体か
    ら所定サイズのデータストリームの先読み込みを行い、
    この先読み込みしたデータストリームに対して上記復号
    化手段による伸張と上記符号化手段による圧縮を行うこ
    とを特徴とするビデオサーバ装置。
  8. 【請求項8】データストリームを記録媒体へ記録するス
    トリーム記録手段と、上記記録媒体からデータストリー
    ムを再生するストリーム再生手段とを有するビデオサー
    バ装置において、 国際標準MPEGに準じて、少なくとも映像信号を圧縮
    し、同一サイズのGOPブロック化したデータストリー
    ムを生成する符号化手段と、 上記GOPブロック毎に上記データストリームを伸張
    し、少なくとも映像信号に復元する復号化手段と、を備
    え、 上記GOPブロックサイズを基にGOP毎から上記デー
    タストリームを飛び越し再生することを特徴とするビデ
    オサーバ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7804505B2 (en) 2004-08-24 2010-09-28 Sony Corporation Information processing apparatus and associated method of prioritizing content for playback

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