JP2000209453A - 放送受信リモ―トコントロ―ルシステム及びそのリモ―トコントロ―ル装置と放送受信装置 - Google Patents

放送受信リモ―トコントロ―ルシステム及びそのリモ―トコントロ―ル装置と放送受信装置

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JP2000209453A
JP2000209453A JP11010115A JP1011599A JP2000209453A JP 2000209453 A JP2000209453 A JP 2000209453A JP 11010115 A JP11010115 A JP 11010115A JP 1011599 A JP1011599 A JP 1011599A JP 2000209453 A JP2000209453 A JP 2000209453A
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JP11010115A
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Nobuyoshi Tsukiji
伸芳 築地
Tsukasa Yamauchi
司 山内
Hiroshi Shimizu
宏 清水
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複数の人物が所望のチャンネル等の情報を個
別に登録でき、更にオンライン決済が個人別に、安全に
行えるリモートコントロールシステムを提供する。 【解決手段】 個人の生体情報検出手段16と、個人別
の識別コードを付加して記憶する生体情報記憶手段17
と、照合により本人を特定し、認証を行う生体情報認証
手段18と、個人情報記憶手段12と、個人のチャンネ
ル登録情報を特定する個人情報特定手段19と、情報表
示手段15と、リモコンデータ送信手段14と、を備え
るリモートコントロール装置1と、個人認証コードを記
憶したICカード31に対して制御を行うカードデータ
制御手段32と、リモコンデータ受信手段30と、放送
受信制御手段35と、を備える放送受信装置3と、から
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送受信リモート
コントロールシステム及びそのリモートコントロール装
置と放送受信装置に関し、特に、複数の人物、例えば複
数人の人員構成を持つ家庭内において、音声放送受信機
或いは映像放送受信機を共有して使用する際、リモート
コントロール装置を用いて簡単に個人別登録チャンネル
の選択を行ったり、信頼度の高い個人認証方法を用いる
ことにより、セキュリティに対する不安を感じることな
く、各自別に有料番組や有料チャンネルの購入をオンラ
インで行うことができるようにするための放送受信リモ
ートコントロールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】家庭内においても一人一台のテレビを所
有する時代であるが、衛星ディジタル放送の発達により
多チャンネル放送が実現し、番組毎の購入契約となるP
PV(ペイ・パー・ビュー)や1日単位の購入契約とな
るPPD(ペイ・パー・デイ)、また、有料チャンネル
が多数存在するため、複数の選択肢の中から好みのチャ
ンネルを選んで契約する等の必要が生じ、個人別に得た
い情報を管理する時代になっている。また、有料放送に
限らず、地上波においても教育上、親が子どもに見せた
くない番組も数多く存在して問題となり、視聴する番組
を管理する必要性はますます大きなものとなっている。
【0003】一方、個人を識別する技術としては、これ
までPIN(暗証番号)や署名が広く使用されてきてい
る。しかし、PINや署名は入力の煩わしさや盗聴によ
り他人に成りすまされる可能性を含んでいる。そこで近
年注目されているのが生体情報による認証法である。生
体情報とは、人体の生物学的特徴であり、例えば、網
膜、虹彩、指紋、耳形等がそれにあたる。全てが万人不
同と証明されているわけではないが、網膜、虹彩、指紋
はこれまでの研究からも個人を識別する生体情報として
信頼度がかなり高いとされている。この中でも指紋によ
る本人認識技術を取り入れた製品は数多くあり、コンピ
ュータ・ネットワークへの入退室管理等に利用されてい
る。生体情報を用いて個人認証を行い、その生体情報に
対応した個人の使用制限事項を設けることに関する出願
特許の例には特開平10−211191号公報等があ
る。
【0004】従来、複数の選択肢の中から選ぶチャンネ
ル契約や有料番組の即時購入は、受信機に対し契約の対
象者は一対一の関係である。即ち家庭内で各個人別に契
約チャンネルを管理したり、有料番組を購入して視聴料
金の引き落とし口座を各自で管理したい場合には、各自
に一台の受信機が必要となる。また、複数の人物の管理
を一台の端末に対して行おうとすると、個人を識別、認
証する技術が必要となり、特に金銭取引に絡むと本人以
外からアクセス出来ないようにしっかりと制御する必要
がある。従来、高セキュリティにおける本人認証の方法
としてPINが多く用いられてきた(特開平9−200
066号公報、特開平9−245175号公報、特開平
10−27160号公報、特開平10−79733号公
報参照)が、認証が必要なときに一々PINを入力する
のは時間と手間が掛かり、家庭内では本人以外の人に知
られる可能性も大きい。特にリモートコントロール装置
のように、操作意志決定をしてから、受信機からのレス
ポンスが返ってくるまでの時間に即時性が求められる場
合には、使用者は本人認証行為をそれほど意識する必要
がなく、更に本人以外の人物に成りすまされないような
方法が必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
システムで発生し得る上記問題を解決し、使用者は本人
認証行為をそれほど意識する必要がなく、更に本人以外
の人物に成りすまさず、そして、複数の人物が所望のチ
ャンネル等の情報を個別に登録でき、更にオンライン決
済が個人別に、安全に行えるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、個人の生体情
報の検出を行う生体情報検出手段と、該生体情報検出手
段で検出された生体情報に個人別の識別コードを付加し
て記憶する生体情報記憶手段と、前記生体情報検出手段
によって検出された生体情報と前記生体情報記憶手段に
よって記憶されている生体情報とを照合することにより
本人を特定し、認証を行う生体情報認証手段と、視聴可
能とする放送チャンネル或いは放送分類の個人別登録情
報に個人別の識別コードを付加して記憶する個人情報記
憶手段と、前記生体情報認証手段により本人の認証が行
われたときに得られる個人の識別コードを前記個人情報
記憶手段により記憶されている個人別の識別コードと照
合することにより、個人のチャンネル登録情報を特定す
る個人情報特定手段と、該チャンネル登録情報を表示す
る情報表示手段と、リモコンデータを送信するリモコン
データ送信手段と、を備えるリモートコントロール装置
と、個人認証コードを記憶したICカードに対して制御
を行うカードデータ制御手段と、前記リモートコントロ
ール装置から発信されたデータを受信するリモコンデー
タ受信手段と、音声或いは映像放送受信操作の制御を行
う放送受信制御手段と、を備える放送受信装置とからな
る放送受信リモートコントロールシステムである。
【0007】また、本発明は、上記放送受信装置は、受
信データに含まれている個人認証コードと上記ICカー
ドに記憶された個人認証コードとを照合することによ
り、上記リモートコントロール装置を操作している人物
所有のICカードの特定及び認証を行うICカード認証
手段を備えている放送受信リモートコントロールシステ
ムである。
【0008】そして、本発明は、上記放送受信装置は、
認証されたICカードが持っている金融決済機能を用い
て金融機関や放送センタとの取引を制御する取引制御手
段を備えている放送受信リモートコントロールシステム
である。
【0009】さらに、本発明は、個人の生体情報の検出
を行う生体情報検出手段と、該生体情報検出手段で検出
された生体情報に個人別の識別コードを付加して記憶す
る生体情報記憶手段と、前記生体情報検出手段によって
検出された生体情報と前記生体情報記憶手段によって記
憶されている生体情報とを照合することにより本人を特
定し、認証を行う生体情報認証手段と、視聴可能とする
放送チャンネル或いは放送分類の個人別登録情報に個人
別の識別コードを付加して記憶する個人情報記憶手段
と、前記生体情報認証手段により本人の認証が行われた
ときに得られる個人の識別コードを前記個人情報記憶手
段により記憶されている個人別の識別コードと照合する
ことにより、個人のチャンネル登録情報を特定する個人
情報特定手段と、該チャンネル登録情報を表示する情報
表示手段と、リモコンデータを送信するリモコンデータ
送信手段と、を備えるリモートコントロール装置であ
る。
【0010】また、本発明は、上記生体情報認証手段に
より認証が成功した場合に、該生体情報認証手段で使用
した生体情報から所定のアルゴリズムを用いて個人別の
認証コードを生成する個人認証コード生成手段と、上記
個人情報記憶手段で記憶された情報に従うか、或いは任
意に、上記個人認証コード生成手段で生成した個人認証
コードを使用するか否かを決定し、そして、使用する場
合は外部への送信データに該個人認証データを付加して
送信するよう制御し、また、使用しない場合は外部への
送信データに該個人認証データを付加せず送信するよう
制御するリモコンデータ制御手段と、を備えるリモート
コントロール装置である。
【0011】そして、本発明は、上記個人認証コード生
成手段での個人認証コード生成アルゴリズムを定期的に
変更することにより、該個人認証コード生成手段で生成
される個人認証コードを従来のものから更新し、該個人
認証コードを放送受信装置に送信することにより、前記
ICカード内の個人認証コードを更新する個人認証コー
ド更新手段を備えるリモートコントロール装置である。
【0012】さらに、本発明は、上記個人情報記憶手段
において記憶される自分以外の個人別情報の登録内容を
管理できる人物を一人だけ設定するための管理者設定手
段を備えるリモートコントロール装置である。
【0013】また、本発明は、上記生体情報が指紋情報
であり、そして、筐体を持つ手が右手であっても左手で
あっても、指の指紋部分が自然に接触する部分が上記生
体情報認証手段で使用する指紋情報を検出する領域であ
るリモートコントロール装置である。
【0014】そして、本発明は、個人認証コードを記憶
したICカードに対して制御を行うカードデータ制御手
段と、リモートコントロール装置から発信されたデータ
を受信するリモコンデータ受信手段と、受信データに含
まれる個人認証コードとICカードに記憶された個人認
証コードとを照合することにより、リモートコントロー
ル装置を操作している人物所有のICカードの特定及び
認証を行うICカード認証手段と、該認証されたICカ
ードが持つ金融決済機能を用いて金融機関や放送センタ
との取引を制御する取引制御手段と、音声或いは映像放
送受信操作の制御を行う放送受信制御手段と、を備える
放送受信装置である。
【0015】さらに、本発明は、個人認証コードを受信
すると、上記カードデータ制御手段により上記ICカー
ドの所定の領域に個人認証コードを書込む手段を備える
放送受信装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の発明の実施の形態
を図を用いて説明する。本発明の第1の実施の形態にか
かる放送受信リモートコントロールシステムの構成概念
を図1を用いて説明する。このシステムは、リモコン装
置1及び放送受信装置3からなり、モニタ5に画像を出
力するとともに、放送センタ6及び金融機関7との間で
データ等の送受信を行う。リモコン装置1は、生体情報
検出部16、ユーザI/F部10、情報表示部15、リ
モコンデータ送受信部14を備えている。放送受信装置
3は、端末データ送受信部30、ICカード挿入口3
8、情報表示部37、モニタ5を備えている。
【0017】このようなシステムの動作の態様を説明す
る。使用者がリモコン装置1を手に持つと、生体情報検
出部16から使用者の生体情報、例えば指紋の情報を読
み取り、リモコン装置1内部で予め登録されたデータを
参照して本人認証処理を行なう。本人認証の結果、リモ
コン装置1内部において、本人を特定し、使用者に固有
の登録チャンネル情報を情報表示部15に表示する。使
用者は、情報表示部15に表示された複数のチャンネル
候補の中から所望のチャンネルを選択してユーザI/F
部10から入力し、放送受信装置3に送信する。放送受
信装置3は、リモコン装置1から送られたデータをもと
にモニタ5に使用者所望のチャンネルを表示する。
【0018】ICカード挿入口38には一枚或いは複数
枚のICカードを挿入することができる。ICカードは
決済機能を持ち、使用者所望のチャンネルにおいて金銭
取引が可能な場合にはICカードの持つ決済機能を用い
て金銭の取引を行う。
【0019】この発明の第1の実施の形態にかかる放送
受信リモートコントロールシステムの構成を図2を用い
て説明する。リモコン装置1は、ユーザI/F回路(ユ
ーザ・インターフェイス回路)10と、リモコン入出力
データ制御回路11と、個人情報記憶回路12と、個人
認証コード生成回路13と、リモコンデータ送受信回路
14と、情報表示回路15と、生体情報検出回路16
と、生体情報記憶回路17と、生体情報認証回路18
と、個人情報特定回路19とを備えている。
【0020】放送受信装置3は、端末データ送受信回路
30、個人別ICカード31、カードデータ制御回路3
2、ICカード認証回路33、システム制御回路34、
放送受信制御回路35、取引処理回路36、情報表示回
路37を備えている。
【0021】AV機器3は、入力機能を持つモニタ、オ
ーディオ装置等で構成される。放送受信装置3と、放送
センタ6や金融機関7等とは、CSや公衆回線等でつな
がっている。
【0022】次に、上記システムに用いるリモコン装置
1を構成する各部の機能と動作を説明する。ユーザI/
F回路10は、登録者の入力するデータをリモコン装置
1の扱えるデータに変換する。リモコンデータ制御回路
11は、リモコン装置1全体を制御する。個人情報記憶
回路12には、初期登録時において、登録者が所望のチ
ャンネル番号情報等をユーザI/F回路10を介して入
力したデータに加え、生体情報記憶回路17に記憶され
た識別コードと一致する識別コードを記憶する。
【0023】個人認証コード生成回路13は、通常使用
時において、ユーザI/F回路10から入力された情報
が、個人情報記憶回路12に記憶された個人登録情報に
従ってICカード31を使用するか、或いは個人情報記
憶回路12の個人登録情報に含まれていなくても、IC
カードの使用を任意に決定する場合に、生体情報認証回
路18で認証に用いた生体情報パターンをもとに個人認
証コードを生成する。
【0024】リモコンデータ送受信回路14は、個人認
証コード生成回路で生成された個人認証コードがある場
合は送信データにそれを付加して送信し、個人認証コー
ドは無い場合は送信データをそのまま送信する。また、
リモコンデータ送受信回路14は、放送受信装置3から
データが送信されたときに、それを受信する。
【0025】情報表示回路15はリモコン装置1のステ
ータスを表示する。生体情報検出回路16は、リモコン
装置1に内蔵され、リモコン装置1を操作する人物の生
体情報を検出する。生体情報記憶回路17は、初期登録
時において生体情報検出回路16で検出された生体情報
及びそれに付随した識別コードを記憶する。
【0026】生体情報認証回路18は、リモコン装置1
の初期登録以外の通常使用において、生体情報検出回路
16で検出された生体情報と生体情報記憶回路17に記
憶された生体情報とを照合し、生体情報検出回路16で
検出された生体情報の持ち主が誰であるかを特定し本人
認証する。
【0027】個人情報特定回路19は、通常使用時にお
いて、個人情報記憶回路12に記憶された識別コードと
生体情報認証回路18で本人認証された結果として得ら
れた識別コードとを照合して、個人情報記憶回路12に
記憶された複数の個人情報の中から、本人認証された人
物の個人情報を特定する。
【0028】上記システムに用いる放送受信装置3を構
成する各部の機能及び動作を説明する。端末データ送受
信回路30は、リモコン装置1から送信されるデータを
受信する機能、及びリモコン装置1にデータを送信する
機能を持つ。個人別ICカード31は、複数の人物がそ
れぞれ所有するICカードであり、複数の人物が同時に
放送受信装置3に挿入しても構わない。カードデータ制
御回路32は、個人別ICカード31の複数のICカー
ドに接続可能なインターフェイスを持ち、個人別ICカ
ード31に対し、データの読み出し或いは書込みを行
う。ICカード認証回路33は、個人別ICカード31
内に記憶されている認証コードとリモコン装置1から送
信されるデータに付加している認証コードとを照合し、
ICカードの特定及び認証を行う。
【0029】システム制御回路34は、放送受信装置3
全体の動作を制御する。放送受信制御回路35は、放送
センタ6から放送される音声或いは映像コンテンツを放
送衛星等を介して受信する。取引処理回路36は、IC
カードが前記支払い方法に対応している場合に、金融機
関7及び放送センタ6と通信しながら契約の有無、金銭
の取引を制御し、カードデータ制御回路32に対して個
人別ICカード31内の金融アプリケーションを操作す
るよう指示を出す。情報表示回路37は、放送受信装置
3のステータスを表示する。
【0030】AV機器5は、放送受信装置3と接続さ
れ、直接的には放送受信制御回路35で受信したコンテ
ンツを再生する。放送センタ6及び金融機関7は、放送
受信装置3と公衆回線或いは専用回線等で接続され、受
信コンテンツの契約や金銭の取引を取引処理回路36と
の間で行う。
【0031】続いてシステム全体の動作の一例を説明す
る。初期登録時においては、使用者はユーザI/F回路
10を操作して、リモコン装置1から放送受信装置3に
対し、チャンネル情報要求信号を送信する。
【0032】このチャンネル情報要求信号を受けた放送
受信装置3では、システム制御回路34が、取引処理回
路36に対し放送センタ6から最新の放送チャンネル情
報を受信するよう要求する。この要求を受けた取引処理
回路36は、放送センタ6に対し最新の放送チャンネル
情報を送信するよう要求信号を送る。
【0033】放送センタ6は、放送衛星(CS)等の放
送手段を介し、放送受信制御回路35に最新の放送チャ
ンネル情報を送信する。
【0034】システム制御回路34は、放送受信制御回
路35で受信した最新の放送チャンネル情報を端末デー
タ送受信回路30からリモコン装置1に対して送信す
る。
【0035】リモコン装置1では、リモコンデータ送受
信回路14で最新の放送チャンネル情報を受信し、リモ
コンデータ制御回路11内の記憶装置に記憶する。
【0036】なお、この最新の放送チャンネル情報受信
の行為は、複数の使用者の初期登録行為に対し、一度行
えばよく、その後も任意の機会に行えばよい。
【0037】最新の放送チャンネル情報の受信に続き、
使用者は、生体情報検出回路16を介して生体情報の登
録を行う。この時に、登録される生体情報には、使用者
毎にユニークな識別コードが付加され、生体情報記憶回
路17に記憶される。さらに、個人認証コード生成回路
13において生体情報認証回路18で用いた生体情報デ
ータをもとに所定のアルゴリズムで個人認証コードを生
成する。
【0038】一方、個人別ICカード31には、使用者
所有の決済機能を持つICカードを用意する。なお、こ
のICカードには予め、本実施例のリモートコントロー
ル装置1及び放送受信装置3用に領域を確保してあるも
のとする。使用者は、ユーザI/F回路10を操作し
て、リモコンデータ送受信回路14から前記個人認証コ
ードを放送受信装置3に向けて送信する。放送受信装置
3では、受け取った個人認証コードをカードデータ制御
回路32の制御により個人別ICカード31に書込む。
【0039】次に、使用者は、ユーザI/F回路10を
介して所望のチャンネル番号等の情報を入力する。所望
のチャンネル等の登録時には、リモコンデータ制御回路
11内の記憶装置に記憶された最新の放送チャンネル情
報が情報表示回路16に表示され、使用者はその中か
ら、所望のチャンネルを選択することにより登録を行
う。登録されたデータ全体に対し、生体情報記憶回路1
7に記憶された使用者毎にユニークな識別コードに一致
する識別コードが付加され、個人情報記憶回路12に記
憶される。
【0040】これにより、使用者は、本人認証行為をそ
れほど意識する必要がなく実行することができる。さら
に、本人以外の人物が本人に成りすまして認証行為を行
うすることがなくなる。そして、複数の人物が所望のチ
ャンネル等の情報を個別に登録でき、さらにオンライン
決済を個人別に、安全に行うことができる。
【0041】本発明の第2の実施の形態にかかるシステ
ムの使用例について、図2を用いて説明する。本実施の
形態では、個人別ICカード31を使用しない場合であ
り、まず、通常時の使用例を説明する。使用者がリモコ
ン装置1を持つと、生体情報検出回路16によって生体
情報の検出が行われ、生体情報認証回路18において、
検出した生体情報と生体情報記憶回路12に記憶された
複数の生体情報を順次照合し、一致するものがあれば、
一致した生体情報の持ち主を本人認証する。生体情報認
証回路18での照合で、一致する生体情報が無ければ、
認証は行われない。
【0042】生体情報認証回路18で本人認証を行う
と、生体情報認証回路18から認証された生体情報に付
随した識別コードが個人情報特定回路19に供給され、
一方で個人情報記憶回路12から複数存在する個人別の
識別コードが順次、個人情報特定回路19に供給され
る。個人情報特定回路19では、生体情報認証回路18
から供給された識別コードと個人情報記憶回路12から
供給される複数の識別コードを順次照合していき、一致
する識別コードがあったときに、その識別コードをリモ
コンデータ制御回路11に知らせる。リモコンデータ制
御回路11は、受け取った識別コードに対応する個人情
報記憶回路12内のデータを読み出してキャッシュし、
読み出したデータをもとに情報表示回路15に個人登録
チャンネル情報を表示する。
【0043】使用者は、情報表示回路15に表示された
チャンネルの中から所望のチャンネルをユーザI/F回
路10を介して選択する。選択されたチャンネルのコー
ドデータは、リモコンデータ送受信回路14より、放送
受信装置3に対して送信される。
【0044】放送受信装置3では、システム制御回路3
4の制御により、端末データ送受信回路30で受け取っ
たチャンネルのコードデータに基づき、放送受信制御回
路35において使用者所望のチャンネルを選択し、放送
コンテンツをAV機器5に伝送する。
【0045】これにより、使用者は、本人認証行為をそ
れほど意識する必要がなく行うことができる。さらに、
本人以外の人物が本人に成りすして本人認証を行うこと
がなくなり、複数の人物が所望のチャンネル等の情報を
個別に登録できるようにすることができる。
【0046】第3の実施の態様について、図2を用いて
説明する。この実施の態様は、個人別ICカード31を
使用する場合であり、通常時の使用例を説明する。生体
情報認証回路18での本人認証、個人情報特定回路19
での個人登録情報の特定、情報表示回路15への個人登
録チャンネル情報の表示、及び使用者が情報表示回路1
5にチャンネルの中から所望のチャンネルを選択するま
での過程は、第2の実施の態様における個人別ICカー
ド31を使用しない場合の通常使用時と同じであり、説
明は割愛する。
【0047】使用者が選択したチャンネルのコードデー
タが、有料チャンネル或いは有料番組を示すものであっ
た場合には、リモコンデータ送受信回路14は個人認証
コード生成回路13に個人認証コード生成要求を出す。
個人認証コード生成回路13では、生体情報認証回路1
8から得た認証に用いた生体情報データをもとに所定の
アルゴリズムを用いて個人認証コードを生成する。リモ
コンデータ送受信回路14では、所望のチャンネルのコ
ードデータと前記個人認証コードを放送受信装置3に送
信する。放送受信装置3では、受信した個人認証コード
をICカード認証回路33に供給する。
【0048】カードデータ制御回路32は、個人別IC
カード31内の個人認証コードを読み出してICカード
認証回路33に供給する。ICカード認証回路33で
は、個人認証コードの照合を行い、照合が成功すれば、
照合が成功した個人認証コードを含んでいたICカード
を使用者所有のものとして認証し、使用者はリモコン装
置1を通して使用者所有のICカードへのアクセスが可
能となる。
【0049】また、放送受信装置3では、リモコン装置
1から受信したチャンネルのコードデータに基づき、放
送受信制御回路35において使用者所望のチャンネルを
選択し、放送コンテンツをAV機器5に伝送する。但
し、放送コンテンツは未契約の場合は視聴不可であるた
め、使用者はチャンネル或いは番組の購入契約を行う場
合には、まず、ユーザI/F回路10において、支払い
方法の選択を行い、支払方法の選択結果を放送受信装置
3に送信する。放送受信装置3では、受信した支払い方
法の情報に基づき、カードデータ制御回路32が個人別
ICカード31にアクセスし、ICカードが前記支払い
方法に対応している場合には、取引処理回路36が金融
機関7及び放送センタ6と通信しながら契約の有無、金
銭の取引を制御し、カードデータ制御回路32に対して
個人別ICカード31内の金融アプリケーションを操作
するよう指示を出して金融取引を行う。
【0050】金融取引が成功した場合には、取引処理回
路36は放送センタ6に契約成功の信号を送り、放送セ
ンタ6では放送コンテンツを受信可能とするための信号
を放送受信制御回路35に送る。ここで、放送コンテン
ツを受信可能とするための信号には前記個人認証コード
が契約時に付随されることによりゲートがかけられ、今
後契約したチャンネルを使用者が選択した際にはその都
度生成される個人認証コードが前記放送コンテンツを受
信可能とするための信号に付随した個人認証コードに一
致しなければゲートが解除されない仕組みとなってい
る。
【0051】続いて、リモコンデータ制御回路11の詳
細な構成について、図3を用いて説明する。リモコンデ
ータ制御回路11は、入出力データ処理回路111と、
ユーザ入力処理回路112と、カード認証要/不要判別
回路113と、情報表示データ処理回路114と、個人
情報制御回路115と、生体情報制御回路116と、最
新チャンネルデータ記憶回路117と、リモコンデータ
入出力端子T1と、ユーザ入力端子T2と、カード認証
指示出力端子T3と、情報表示出力端子T4と、個人識
別コード入力端子T5と、個人情報読出端子T6と、個
人情報書込端子T7と、生体情報登録指示信号出力端子
T8と、生体情報認証結果入力端子T9とを有してい
る。
【0052】リモコンデータ入出力端子T1は、リモコ
ンデータ送受信回路14と接続される。ユーザ入力端子
T2は、ユーザI/F回路10と接続される。カード認
証指示出力端子T3は、個人認証コード生成回路13と
接続される。情報表示出力端子T4は、情報表示回路1
5と接続される。個人識別コード入力端子T5は、個人
情報特定回路19と接続される。個人情報読出端子T6
及び個人情報書込端子T7は、個人情報記憶回路12と
接続される。生体情報登録指示信号出力端子T8は、生
体情報検出回路16と接続される。生体情報認証結果入
力端子T9は、生体情報認証回路18と接続される。
【0053】次に各部の動作を説明する。入出力データ
処理回路111は、リモコンデータ送受信回路14で受
信したデータを管理し、また、リモコンデータ送受信回
路14から送信するデータを管理する。
【0054】ユーザ入力処理回路112は、ユーザI/
F回路10から入力されたデータを管理する。
【0055】カード認証要/不要判別回路113は、個
人情報制御回路115から供給されるデータからカード
認証が必要か或いは不必要かを判断し、カード認証指示
出力端子T3及び情報表示データ処理回路114に出力
する。
【0056】情報表示データ処理回路114は、ユーザ
入力処理回路112から供給されるデータやカード認証
要/不要判別回路113から供給されるデータや個人情
報制御回路115から供給されるデータや生体情報制御
回路116からから供給されるデータを使用者が視覚的
に識別できるように管理して情報表示出力端子T4に出
力する。個人情報制御回路115は、個人情報特定回路
19から供給される個人識別データに従い、個人情報記
憶回路12に記憶されている個人登録データの読出し及
び書込みを行う。また、読み出した個人情報とユーザ入
力処理回路111から供給されるユーザ入力のチャンネ
ル情報をもとに、視聴可能なチャンネルの判断を行う。
【0057】生体情報制御回路116は、ユーザ入力処
理回路112から生体情報登録の指示信号があるときに
生体情報検出回路16に対して検出する生体情報を生体
情報記憶回路17に記録するよう指示し、生体情報認証
回路18で認証が成功したか、或いは失敗したかの情報
を受取ると、その情報を情報表示データ処理回路114
に出力する。
【0058】最新チャンネルデータ記憶回路117は、
放送センタ6から得られた最新の放送チャンネルデータ
を記憶しておき、使用者が個人のチャンネル登録を行う
ときには、ユーザ入力処理回路112に取り込まれ、情
報表示データ処理回路114を介して、情報表示回路1
5に表示される。
【0059】さらに使用者が個人のチャンネル登録を行
うにあたり、ユーザ入力処理回路112において選択さ
れたチャンネル情報は個人情報制御回路115に供給さ
れ、個人情報記憶回路12に対して書込みが行われる。
【0060】なお、本実施例では、個人別の金融決済情
報を管理する媒体をICカードとしたが、個人別に領域
を安全に区切ることのできる記憶媒体であれば、その形
態は何でもよい。
【0061】この実施の形態によれば、本人認証に関し
てはリモコン装置1を持つだけで行えるので、PIN
(暗証番号)入力のように面倒な作業は必要ではなく、
さらに盗聴等による本人以外の者の成りすましを防ぐこ
とができる。さらに、この実施の形態によれば、使用者
が本人認証行為をそれほど意識することなく本人認証を
行うことができ、個人別の登録情報を本人認証にリンク
させて管理しているので、複数の使用者が存在する場合
には、簡単に個人別の登録情報を呼び出すことができ
る。また、金融決済機能を持つICカードとICカード
所有者本人との認証に生体情報を利用した認証コードを
用いることによって、安全に且つ容易に決済処理を行う
ことが出来る。
【0062】第4の実施の形態について、図4を用いて
説明する。例えば、家庭内で本発明のリモートコントロ
ール装置1及び放送受信装置3を使用する場合、親が子
どもに見せたくないチャンネルやPPVの番組が存在す
ることが想定される。この実施の形態は、この問題に対
応したものであり、リモコンデータ制御回路11を図3
のブロック図のように構成する。この実施の形態のリモ
コンデータ制御回路11は、第3の実施の形態と比較す
ると、管理者設定回路118が加わっている点で相違し
ている。管理者設定回路118は、個人情報記憶回路1
2内の個人登録情報全てに対し、アクセス権を持つこと
ができる使用者を設定することができる。
【0063】この管理者の設定時には、管理者を希望す
る人物が、ユーザI/F回路10から管理者登録を指示
する信号を入力し、管理者を希望する人物の認証を生体
情報認証回路18において行った後、生体情報認証回路
18から個人識別コードが生体情報制御回路116を経
由して管理者設定回路118に供給され、該個人識別コ
ードに属する人物が管理者に設定される。
【0064】前述の管理者機能を用いる場合には、管理
者は、ユーザI/F回路10から管理者使用モードに入
る指示信号を入力し、さらに本人認証を生体情報認証回
路18において行った後、生体情報認証回路18から個
人識別コードが生体情報制御回路116を経由して管理
者設定回路118に供給される。管理者設定回路118
では、該個人識別コードと設定されている管理者の個人
識別コードを照合し、管理者認証を示す信号を個人情報
制御回路115に供給する。
【0065】この管理者認証を示す信号を受け取った個
人情報制御回路115では、個人情報記憶回路12に記
憶されている全ての個人別情報に対してアクセス権を設
定する。管理者は、所望の個人別情報を個人情報記憶回
路12から読み出し、また情報の書換えを行うことが出
来る。さらに特定チャンネルのコードと特定の個人識別
コードで論理を組むことで、該特定の個人の登録する該
特定のチャンネルに対して、管理者でなければ登録でき
ないよう個人情報制御回路115内で設定することがで
きる。
【0066】本実施例によれば、管理者設定回路118
において個人情報記憶回路12に記憶される全ての個人
別情報にアクセスできる管理者を設定できるので、例え
ば家庭内での使用を考慮した場合、親を管理者にするこ
とによって、子どもに見せたくないチャンネル等を子ど
もが登録出来ないようにすることが出来る。
【0067】以上の説明では、生体情報の識別を指紋に
よって行う例で説明したが、網膜パターン、掌紋など、
個人を識別することのできるその他の生体情報を用いる
ことができる。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、一台の受信機で複数の
使用者に対し、個別にチャンネル契約や番組購入を行う
ことができる。また、複数の人物が同じシステムを利用
する場合、PIN入力のような煩わしさなしに本人認証
を容易に行えるとともに、本人以外の人物による成りす
ましの危険性を無くすことができる。さらに、受信機を
操作するリモートコントロール装置に生体情報の検出部
を設けたので、使用者がリモートコントロール装置を手
で持ったときに、使用者はそれほど意識することなく本
人認証処理を行うことができる。
【0069】また、複数の使用者の個人別情報を登録
し、さらに管理者を設定出来るので、例えば家庭内での
使用を考慮した場合、親を管理者にすることにより、子
どもに見せたくないチャンネル等を子どもが登録出来な
いようにする放送受信リモートコントロールシステムを
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の態様の放送受信リモートコントロールシ
ステムの概念の一例の説明図。
【図2】実施の態様の放送受信リモートコントロールシ
ステムのブロック説明図。
【図3】実施の態様におけるリモコンデータ制御回路を
示すブロック説明図。
【図4】実施の態様におけるリモコンデータ制御回路の
例2を示すブロック説明図。
【符号の説明】
1 リモコン装置 3 放送受信装置 5 AV機器 6 放送センタ 7 金融機関 10 ユーザI/F回路 11 リモコンデータ制御回路 12 個人情報記憶回路 13 個人認証コード生成回路 14 リモコンデータ送受信回路 15 情報表示回路 16 生体情報検出回路 17 生体情報記憶回路 18 生体情報認証回路 19 個人情報特定回路 30 端末データ送受信回路 31 個人別ICカード 32 カードデータ制御回路 33 ICカード認証回路 34 システム制御回路 35 放送受信制御回路 36 取引処理回路 37 情報表示回路 38 ICカード挿入口 111 入出力データ処理回路 112 ユーザ入力処理回路 113 カード認証要/不要判別回路 114 情報表示データ処理回路 115 個人情報制御回路 116 生体情報制御回路 117 最新チャンネルデータ記憶回路 118 管理者設定回路 T1 リモコンデータ入出力回路 T2 ユーザ入力端子 T3 カード認証指示出力端子 T4 情報表示出力端子 T5 個人識別コード入力端子 T6 個人情報読出端子 T7 個人情報書込端子 T8 生体情報登録指示信号出力端子 T9 生体情報認証結果入力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/16 H04Q 9/00 301E H04Q 9/00 301 9/14 J 9/14 H04L 9/00 673D 673E 673A (72)発明者 清水 宏 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個人の生体情報の検出を行う生体情報検
    出手段と、該生体情報検出手段で検出された生体情報に
    個人別の識別コードを付加して記憶する生体情報記憶手
    段と、前記生体情報検出手段によって検出された生体情
    報と前記生体情報記憶手段によって記憶されている生体
    情報とを照合することにより本人を特定し認証を行う生
    体情報認証手段と、視聴可能とする放送チャンネル或い
    は放送分類の個人別登録情報に個人別の識別コードを付
    加して記憶する個人情報記憶手段と、前記生体情報認証
    手段により本人の認証が行われたときに得られる個人の
    識別コードを前記個人情報記憶手段により記憶されてい
    る個人別の識別コードと照合することにより個人のチャ
    ンネル登録情報を特定する個人情報特定手段と、該チャ
    ンネル登録情報を表示する情報表示手段と、リモコンデ
    ータを送信するリモコンデータ送信手段とを備えるリモ
    ートコントロール装置と、 個人認証コードを記憶したICカードに対して制御を行
    うカードデータ制御手段と、前記リモートコントロール
    装置から発信されたデータを受信するリモコンデータ受
    信手段と、音声或いは映像放送受信操作の制御を行う放
    送受信制御手段とを備える放送受信装置と、からなるこ
    とを特徴とする放送受信リモートコントロールシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の放送受信リモートコント
    ロールシステムにおいて、 上記放送受信装置は、受信データに含まれている個人認
    証コードと上記ICカードに記憶された個人認証コード
    とを照合することにより、上記リモートコントロール装
    置を操作している人物所有のICカードの特定及び認証
    を行うICカード認証手段を備えていることを特徴とす
    る放送受信リモートコントロールシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の放送受信リモートコント
    ロールシステムにおいて、 上記放送受信装置は、認証されたICカードが持ってい
    る金融決済機能を用いて金融機関や放送センタとの取引
    を制御する取引制御手段を備えていることを特徴とする
    放送受信リモートコントロールシステム。
  4. 【請求項4】 個人の生体情報の検出を行う生体情報検
    出手段と、 該生体情報検出手段で検出された生体情報に個人別の識
    別コードを付加して記憶する生体情報記憶手段と、 前記生体情報検出手段によって検出された生体情報と前
    記生体情報記憶手段によって記憶されている生体情報と
    を照合することにより本人を特定し認証を行う生体情報
    認証手段と、 視聴可能とする放送チャンネル或いは放送分類の個人別
    登録情報に個人別の識別コードを付加して記憶する個人
    情報記憶手段と、 前記生体情報認証手段により本人の認証が行われたとき
    に得られる個人の識別コードを前記個人情報記憶手段に
    より記憶されている個人別の識別コードと照合すること
    により個人のチャンネル登録情報を特定する個人情報特
    定手段と、 該チャンネル登録情報を表示する情報表示手段と、 リモコンデータを送信するリモコンデータ送信手段とを
    備えることを特徴とするリモートコントロール装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のリモートコントロール装
    置において、 上記生体情報認証手段により認証が成功した場合に、該
    生体情報認証手段で使用した生体情報から所定のアルゴ
    リズムを用いて個人別の認証コードを生成する個人認証
    コード生成手段と、 上記個人情報記憶手段で記憶された情報に従うか、或い
    は任意に、上記個人認証コード生成手段で生成した個人
    認証コードを使用するか否かを決定し、使用する場合は
    外部への送信データに該個人認証データを付加して送信
    するよう制御し、使用しない場合は外部への送信データ
    に該個人認証データを付加せず送信するよう制御するリ
    モコンデータ制御手段とを備えることを特徴とするリモ
    ートコントロール装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のリモートコントロール装
    置において、 上記個人認証コード生成手段での個人認証コード生成ア
    ルゴリズムを定期的に変更することにより、該個人認証
    コード生成手段で生成される個人認証コードを従来のも
    のから更新し、該個人認証コードを放送受信装置に送信
    することにより、前記ICカード内の個人認証コードを
    更新する個人認証コード更新手段を備えることを特徴リ
    モートコントロール装置。
  7. 【請求項7】 請求項4〜請求項6のいずれか1項に記
    載のリモートコントロール装置において、 上記個人情報記憶手段において記憶される自分以外の個
    人別情報の登録内容を管理できる人物を一人だけ設定す
    るための管理者設定手段を備えることを特徴とするリモ
    ートコントロール装置。
  8. 【請求項8】 請求項4〜請求項7のいずれか1項に記
    載のリモートコントロール装置において、 上記生体情報が指紋情報であり、そして、筐体を持つ手
    が右手であっても左手であっても、指の指紋部分が自然
    に接触する部分が上記生体情報認証手段で使用する指紋
    情報を検出する領域であることを特徴とするリモートコ
    ントロール装置。
  9. 【請求項9】 個人認証コードを記憶したICカードに
    対して制御を行うカードデータ制御手段と、 リモートコントロール装置から発信されたデータを受信
    するリモコンデータ受信手段と、 受信データに含まれる個人認証コードとICカードに記
    憶された個人認証コードとを照合することにより、リモ
    ートコントロール装置を操作している人物所有のICカ
    ードの特定及び認証を行うICカード認証手段と、 該認証されたICカードが持つ金融決済機能を用いて金
    融機関や放送センタとの取引を制御する取引制御手段
    と、 音声或いは映像放送受信操作の制御を行う放送受信制御
    手段とを備えることを特徴とする放送受信装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の放送受信装置におい
    て、 個人認証コードを受信すると、上記カードデータ制御手
    段により上記ICカードの所定の領域に個人認証コード
    を書き込む手段を備えることを特徴とする放送受信装
    置。
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