JP2000209280A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JP2000209280A
JP2000209280A JP573299A JP573299A JP2000209280A JP 2000209280 A JP2000209280 A JP 2000209280A JP 573299 A JP573299 A JP 573299A JP 573299 A JP573299 A JP 573299A JP 2000209280 A JP2000209280 A JP 2000209280A
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1のネットワークと第2のネットワークの
それぞれの物理的な情報や送信されるサービス情報など
の対応関係を容易に確認することができるようにする。 【解決手段】 復調器42で復調された第1のネットワ
ークに対応するデジタル放送データのネットワーク・イ
ンフォメーション・テーブル内に記述されている内容
と、上記NIT置換回路48により置き換えられる第2
のネットワークに対応するネットワーク・インフォメー
ション・テーブルに記述されている内容を、制御部31
に接続された表示部35で並列表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、第1のネットワ
ーク上で所定の伝送周波数を持つ第1のデジタル放送信
号を第2のネットワーク上で所定の伝送周波数を第2の
デジタル放送信号に変換する信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばケーブルテレビ事業者
が、衛星を介して供給されるデジタル多チャネル放送番
組を受信し、自ら有するネットワークを利用して各家庭
に配信する等、任意のネットワークで放送されているデ
ジタル放送番組を他のネットワークで配信サービスする
こと行われている。
【0003】この場合、デジタル放送データは伝送路に
関する物理的な情報を持つネットワーク・インフォメー
ション・テーブル(NIT: Network Information Table)を
有していることから、変調変換送出装置等で変調方法を
変換するだけでは、第1のネットワークで放送されてい
るデジタル放送番組を第2のネットワークで配信サービ
スすることができず、さらにデジタル放送データのNI
Tに含まれる伝送周波数情報等を第2のネットワークに
適合させる必要がある。
【0004】なお、NITには番組情報も含まれてお
り、例えばケーブルテレビの伝送路に接続されるセット
・トップ・ボックス(宅内受信装置)は、NITを検出
し、それに含まれる番組情報に基づいて所定の番組を受
信するように構成される。
【0005】そこで、第1のネットワークにおけるデジ
タル放送データのNITを検出し、検出したNITを第
2のネットワークに適合するように変更し、第1のネッ
トワークにおけるデジタル放送データのNITを変更し
たNITに置き換えることにより、第2のネットワーク
におけるデジタル放送データを得るようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、任意のネッ
トワークで放送されているデジタル放送番組を他のネッ
トワークで配信サービスする場合、上述のように各ネッ
トワークに対応するデジタル放送データのNIT内に記
述されている内容は重要な意味を持つので、各ネットワ
ークのそれぞれの物理的な情報や送信されるサービス情
報などの対応関係に誤りがあると、適正な配信サービス
を行うことができなくなってしまう。
【0007】そこで、本発明の目的は、第1のネットワ
ークと第2のネットワークのそれぞれの物理的な情報や
送信されるサービス情報などの対応関係を容易に確認す
ることができるようにした信号処理装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1のネット
ワーク上で所定の伝送周波数を持つ第1のデジタル放送
信号を第2のネットワーク上で所定の伝送周波数を第2
のデジタル放送信号に変換する信号処理装置であって、
上記第1のデジタル放送信号に周波数変換処理を施して
第1のデジタル変調信号を得る第1の周波数変換手段
と、上記第1の周波数変換手段から供給される第1のデ
ジタル変調信号を復調してデジタル放送データを得る復
調手段と、上記復調手段から供給されるデジタル放送デ
ータから伝送路に関する物理的な情報を持つネットワー
ク・インフォメーション・テーブルを検出するテーブル
検出手段と、上記テーブル検出手段で検出される上記ネ
ットワーク・インフォメーション・テーブルの少なくと
も伝送周波数情報を上記第2のネットワークに適合する
ように変更するテーブル変更手段と、上記復調手段から
供給されるデジタル放送データのネットワーク・インフ
ォメーション・テーブルを上記テーブル変更手段から供
給されるネットワーク・インフォメーション・テーブル
に置き換えるテーブル置き換え手段と、上記復調手段か
ら供給される第1のネットワークに対応するデジタル放
送データのネットワーク・インフォメーション・テーブ
ル内に記述されている内容と、上記テーブル変更手段に
より置き換えられた第2のネットワークに対応するネッ
トワーク・インフォメーション・テーブルに記述されて
いる内容を表示する表示手段と、上記テーブル置き換え
手段でネットワーク・インフォメーション・テーブルが
置き換えられたデジタル放送データを変調して第2のデ
ジタル変調信号を得る変調手段と、上記第2のデジタル
変調信号を周波数変換して上記第2のデジタル放送信号
を得る第2の周波数変換手段とを備えることを特徴とす
る。
【0009】本発明に係る信号処理装置において、上記
表示手段は、例えば、第1のネットワークに対応するデ
ジタル放送データのネットワーク・インフォメーション
・テーブル内に記述されている内容と、第2のネットワ
ークに対応するネットワーク・インフォメーション・テ
ーブルに記述されている内容を並列表示する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。
【0011】本発明は、例えば図1に示すような構成の
衛星デジタル多チャネル放送を利用したデジタルCAT
V(cable television)システム10に適用される。この
CATVシステム10は、通信衛星20の複数のトラン
スポンダ(衛星中継器)からのデジタル放送信号を受信す
るアンテナ11と、この受信されたデジタル放送信号の
伝送周波数や変調方式等を変更してCATV用のデジタ
ル放送信号を生成して伝送路13に送出する変調変換送
出装置12と、伝送路13に接続される受信端末である
セット・トップ・ボックス(宅内受信装置)14-1〜14
-mからなる。このCATVシステム10では、セット・
トップ・ボックス14-1〜14-mで選択されたチャネル
番号の画像がモニタ15-1〜15-mに表示される。
【0012】ここで、通信衛星20より送られてくるデ
ジタル放送信号について説明する。本実施の形態におい
て、このデジタル放送信号は、ヨーロッパのデジタル放
送基準であるDVB(Digital Video Broadcasting)シス
テムに対応したものである。図2BはDVBシステムに
おけるデジタル放送データのフレーム構成を示してお
り、8個のMPEG2トランスポートパケット(図2の
(A)参照)で1フレームが構成されている。この場合、
パケット内の同期バイト(=47H)を用い、8パケット
に1回同期バイトを反転(=B8H)させてフレーム同期
を得る構成となっている。なお、各MPEG2トランス
ポートパケット(MPEG2TSパケット)には、リード
ソロモン(204,188)による誤り訂正符号が付加さ
れる。図2の(B)に示すデジタル放送データがQPSK
(Quadrature Phase Shift Keying) 変調され、その後に
27MHzに周波数変換されて通信衛星20より送信さ
れてくるデジタル放送信号となる。
【0013】図3は、MPEG2トランスポートパケッ
トのパケット構成を示しており、188バイトのうち先
頭の4バイトはパケットヘッダを構成している。パケッ
トヘッダには該当パケットの個別ストリーム(データ列)
の属性を示すPID(PacketIdentification:パケット
識別子) が配されている。MPEG2トランスポートパ
ケットのペイロード(データ部)には、周知のように図4
にパケット構成を示すPES(Packetized Elementary S
tream)パケットが再分割されて配されるとともに、さら
にMPEG2システムの中で規定されているPSI(Pro
gram SpecificInformation:プログラム仕様情報)とし
てのPAT(Program Association Table)、PMT(Prog
ram Map Table) 、NIT(Network Information Table)
等のテーブル類もセクション形式によって配されてい
る。
【0014】ここで、PSIは簡便な選局操作及びプロ
グラム選択を実現するために必要な情報である。PAT
は各プログラム番号(16ビット)毎に、そのプログラム
を構成するパケットの情報を伝送するPMTのPIDを
示すものであり、図5はPATのテーブル構造を示して
いる。PAT自体のPIDとしては、固定的にPID=
“0”が割り当てられている。
【0015】PSIの主な内容について説明する。テー
ブルIDは、テーブルの種別を示すものであって、PA
Tでは“0x00”(16進表記)である。TS (トラン
スポート・ストリーム) IDは、ストリーム(多重化さ
れた符号化データ)を識別するものであって、衛星の場
合はトランスポンダに相当する。バージョン番号は、テ
ーブルの内容が更新される都度加算される。カレント・
ネクスト・インジケータは、新旧バージョンを同時に伝
送する際の識別に用いられる。プログラム番号は、個々
のチャネルを識別するものである。ネットワークPID
は、プログラム番号が“0x0000”の場合に、NI
TのPIDを示すものである。プログラム・マップPI
Dは、PMTのPIDを示すものである。
【0016】また、PMTは、各プログラム番号毎に、
そのプログラムを構成する映像、音声、付加データ等の
ストリームが伝送されるパケットのPIDを示すもので
ある。PMT自体のPIDは、上述したようにPATで
指定される。図6は、PMTのテーブル構造を示してい
る。PATと重複しない主な内容について説明する。テ
ーブルIDは、テーブルの種別を示すものであって、P
MTでは“0x02”である。PCR PID は復号す
る際の基準となるクロック(PCR:Program ClockReferenc
e) が含まれるパケットのPIDを示すものである。ス
トリーム・タイプは、映像、音声、付加データ等、スト
リームで伝送される信号の種類を示すものである。
【0017】また、NITは、伝送路に関する物理的な
情報、すなわち衛星においては衛星の軌道、偏波、トラ
ンスポンダ毎の周波数等を示すものである。NIT自体
のPIDは、上述したようにPATで指定される。
【0018】図7は、NITのテーブル構造を示してい
る。テーブルIDは、テーブルの種別を示すものであっ
て、当該ネットワークが“0x40”、他のネットワー
クが“0x41”である。セクション・シンタクス・イ
ンジケータは、NITが単独セクションで構成されてい
るか、複数のセクションで構成されているかを示す。セ
クション長は、これ以降の総データ長を表す。ネットワ
ークIDは、ネットワークを識別するものである。衛星
の場合は個々の衛星に相当する。バージョン番号は、N
ITの内容が変更されたときにインクリメントされる。
カレント・ネクスト・インジケータは、そのセクション
が現在有効であるかを示す。セクション番号は、現在の
セクション番号を示す。最終セクション番号は、1テー
ブルを構成する複数セクションの最後の番号を示す。ネ
ットワーク・ディスクリプタ長は、この直後のループの
データ長を示す。TSループ長は、この直後に存在する
TSループのデータ長を示す。TSIDは、TSの識別
コードであり、衛星方法の場合は1トランスポンダ分
(27MHz帯)、CATVでは1チャンネル (6MHz
帯) に対応する。オリジナルネットワークIDは、ある
デジタル放送信号が他のネットワークからの再送である
場合、起源となるネットワークIDを表す。TSディス
クリプタ長は、この直後から記述されている複数のTS
ディスクリプタの総データ長を示す。
【0019】さらに、NITの一部として重要な役割を
果たすTSディスクリプタについて説明する。
【0020】まず、サテライト・デリバリー・システム
・ディスクリプタを説明する。このディスクリプタは、
デジタル衛星放送でのNITで用いられるものである。
【0021】図8は、サテライト・デリバリー・システ
ム・ディスクリプタの構造を示している。ディスクリプ
タ・タグは、DVBで規定されており、ディスクリプタ
の種別を示すものである。このディスクリプタでは、
“0x43”となる。周波数は、ストリーム(衛星はト
ランスポンダ)毎の伝送周波数を示すものである。軌道
/西経・東経フラグ/偏波は、衛星の軌道、偏波を示す
ものである。変調/シンボル・レート/内側誤り訂正符
号化率は、伝送方式に関する仕様を示すものである。
【0022】次に、ケーブル・デリバリー・ディスクリ
プタについて説明する。このディスクリプタは、デジタ
ルCATVシステムに用いられるものである。
【0023】図9は、ケーブル・デリバリー・システム
・ディスクリプタの構造を示している。ディスクリプタ
の種別を示すディスクリプタ・タグは、DVBで規定さ
れており、“0x44”である。周波数は、ストリーム
(ケーブルでは1チャンネル)毎の伝送周波数を示す。
FEC外符号は、使用されている外符号を表し、通常は
リードソロモン(200,188)を表す“0010”と
なっている。このサテライト・デリバリー・システム・
ディスクリプタにおいて、サテライト・デリバリー・シ
ステム・ディスクリプタと同じ部分については、その説
明を省略する。
【0024】さらに、サービス・リスト・ディスクリプ
タを説明する。このディスクリプタは、当該ストリーム
(衛星では1トランスポンダ、CATVでは1チャンネ
ル)に多重されたサービスのIDを示すものである。
【0025】図10は、サービス・リスト・ディスクリ
プタの構造を示している。ディスクリプタの種別を示す
ディスクリプタ・タグは、DVBで規定されており、
“0x41”である。サービスIDは、サービスを識別
するものである。サービスタイプは、映像、音声、デー
タ等、サービスの内容を示すものである。
【0026】図11は、図1のデジタルCATVシステ
ム10における変調変換送出装置12の構成を示してい
る。この送出装置12は、通信衛星20の第1〜第Nの
トランスポンダ(衛星中継器)より送られてくるデジタル
放送信号の伝送周波数や変調方式等を変更し、さらに、
NIT内のサテライト・デリバリー・システム・ディス
クリプタをケーブル・デリバリー・システム・ディスク
リプタに置き換えてCATV用のデジタル放送信号を生
成して伝送路13に送出するものである。
【0027】送出装置12は、マイクロコンピュータを
備えてなり、装置全体の動作を制御する制御部31と、
通信衛星20の第1〜第Nのトランスポンダより送られ
てくるSHF(Super High Frequency)帯のデジタル放送
信号を処理して、VHF(Very High Frequency) 帯又は
UHF(Ultra High Frequency)帯のCATV用のデジタ
ル放送信号BS1 〜BSN を生成する第1〜第Nの信号
処理部32-1〜32-Nと、これらデジタル放送信号BS
1 〜BSN を加算して伝送路13に送出する加算器33
とを有している。なお、制御部31には、各信号処理部
32-1〜32-Nのチューナにおける受信周波数の設定等
を行うための操作部34と、送出装置12の状態等を表
示し、液晶表示器等で構成される表示部35が接続され
ている。
【0028】表示部35には、図12に示すように、制
御部31で処理される衛星対応NITの伝送路に関する
情報 (サテライト・デリバリー・システム・ディスクリ
プタ内の情報)や放送されているサービスID(サービス
・リスト・ディスクリプタ内の情報) が衛星に関する情
報として表示される。また、制御部31で生成したケー
ブル対応NITの伝送路に関する情報 (ケーブル・デリ
バリー・システム・ディスクリプタ内の情報) やケーブ
ルに送信されるサービスIDが表示される。上記表示部
35には、これらの情報が容易に対比できるように1ス
トーム分ずつ並列表示される。
【0029】信号処理部32-1は、アンテナ11で受信
されたSHF帯の複数のデジタル放送信号より、通信衛
星20の第1のトランスポンダより送られてくるデジタ
ル放送信号を選択し、そのデジタル放送信号に対して周
波数変換処理を行ってQPSK変調信号S1を得るチュ
ーナ41と、このQPSK変調信号S1を復調してDV
Bのフレーム構成の信号S2を得る復調器42と、この
復調器42より出力されるDVBのフレーム構成の信号
S2に対して誤り訂正を行って、デジタル放送データと
してのMPEG2トランスポートパケットS3を順次得
るECC(ErrorCorrection Code) デコーダ43とを有
している。
【0030】また、信号処理部32-1は、ECCデコー
ダ43より順次出力されるMPEG2トランスポートパ
ケットS3よりNITを検出するNIT検出回路44
と、このNIT検出回路44で検出されたテーブルNI
Taを記憶するメモリ45と、このメモリ45に記憶さ
れたテーブルNITaを制御部31でCATVに適合す
るように変更して得られたテーブルNITbを記憶する
メモリ46とを有している。NIT検出回路44では、
固定のPIDに基づいてNITの検出が行われる。 上
述したように通信衛星20に係るデジタル放送データに
おけるNITのテーブル構造は図7に示すようになって
いるため、NIT検出回路44で検出されるテーブルN
ITaのテーブル構造も同様である。制御部31では、
テーブルNITbを得るに当たって、テーブルNITa
におけるサテライト・デリバリー・システム・ディスク
リプタが、ケーブル・デリバリー・システム・ディスク
リプタに変更される。
【0031】メモリ45,46の書き込み、読み出し
は、制御部31によりインタフェース47を介して制御
される。上述したチューナ41の受信周波数も、制御部
31により、インタフェース47を介して制御される。
【0032】また、信号処理部32-1は、ECCデコー
ダ43より順次出力されるMPEG2トランスポートパ
ケットS3よりNITを検出し、そのNITをメモリ4
6に記憶されているテーブルNITbに置き換えるNI
T置換回路48を有している。このNIT置換回路48
でも、固定のPIDに基づいてNITの検出が行われ
る。
【0033】また、信号処理部32-1は、NIT置換回
路48でNITが置き換えられたMPEG2トランスポ
ートパケットS4に対して、リードソロモン (204,
188) の誤り訂正符号を付加する等してDVBのフレ
ーム構成の信号S5 (図2の(B)参照) を得るECCエ
ンコーダ49と、このDVBのフレーム構成の信号S5
に64QAM(Quadrature Amplitude Modulation) の変
調処理を行う変調器50と、この変調器50より出力さ
れる64QAM変調信号の周波数を変換してVHF帯又
はUHF帯のCATV用のデジタル放送信号BS1 を得
る周波数変換器51とを有している。
【0034】なお、信号処理部32-2〜32-Nは、それ
ぞれ上述した信号処理部32-1におけるチューナ41、
復調器42、ECCデコーダ43、インタフェース4
7、NIT置換回路48、ECCエンコーダ49、変調
器50及び周波数変換器51を備えた構成とされてい
る。そして、信号処理部32-2〜32-NのNIT置換回
路48では、それぞれ信号処理部32-1のメモリ46に
記憶されているテーブルNITbが使用されてNITの
置き換えが行われる。また、信号処理部32-2〜32-N
のチューナでは、それぞれアンテナ11で受信された複
数のデジタル放送信号より通信衛星20の第2〜第Nの
トランスポンダより送られてくるデジタル放送信号が選
択され、そのデジタル放送信号に対して周波数変換処理
が行われてQPSK変調信号S1が得られる。信号処理
部32-2〜32-Nのチューナの受信周波数は、制御部3
1により、インタフェース47を介して制御される。さ
らに、信号処理部32-2〜32-Nの周波数変換器51で
は、デジタル放送信号BS1 〜BSN の伝送周波数がそ
れぞれ異なるように周波数変換される。
【0035】以上説明したように、このCATVシステ
ム10では、変調変換送出装置12で、衛星デジタル放
送(第1のネットワーク)におけるデジタル放送データと
してのMPEG2トランスポートパケットからNIT検
出回路44でNITaを検出し、上記NIT検出回路4
4で検出される上記NITaの少なくとも伝送周波数情
報をCATV(第2のネットワーク)に適合するNIT
bを制御部31により得て、衛星デジタル放送における
デジタル放送データとしてのMPEG2トランスポート
パケットのNITaをNIT置換回路48によりNIT
bに置き換えて、CATVにおけるデジタル放送データ
としてのMPEG2トランスポートパケットを得るよう
にしているので、衛星を介して供給されるデジタル多チ
ャネル放送番組をCATVで配信サービスすることがで
きる。
【0036】そして、上記変調変換送出装置12では、
信号処理部32-1〜32-NのNIT置換回路48でNI
Tの置き換えが行われる第1のネットワークに対応する
デジタル放送データのNITa内に記述されている内容
と、第2のネットワークに対応するNITbに記述され
ている内容が表示部35に表示されるので、ユーザは信
号処理部32-1〜32-NでNITの置き換えが正しく行
われているか否かを容易に知ることができ、NITの置
き換えが正しく行われていない場合に直ちに対処するこ
とができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る信号処理装
置では、第1のネットワーク上で所定の伝送周波数を持
つ第1のデジタル放送信号に第1の周波数変換手段で周
波数変換することにより得られる第1のデジタル変調信
号を復調手段で復調することによりデジタル放送データ
を得て、上記デジタル放送データからテーブル検出手段
により伝送路に関する物理的な情報を持つネットワーク
・インフォメーション・テーブルを検出し、このネット
ワーク・インフォメーション・テーブルの少なくとも伝
送周波数情報をテーブル変更手段により第2のネットワ
ークに適合するように変更し、上記復調手段で復調され
たデジタル放送データのネットワーク・インフォメーシ
ョン・テーブルをテーブル置き換え手段により上記テー
ブル変更手段から供給されるネットワーク・インフォメ
ーション・テーブルに置き換えることにより、第2のネ
ットワークに適合するネットワーク・インフォメーショ
ン・テーブルを持ったデジタル放送データを得て、この
デジタル放送データを変調手段で変調することにより得
られる第2のデジタル変調信号を第2の周波数変換手段
で周波数変換して第2のデジタル放送信号を得るので、
第1のネットワーク上で所定の伝送周波数を持つ第1の
デジタル放送信号を第1の周波数変換手段により第2の
ネットワーク上で所定の伝送周波数を第2のデジタル放
送信号に変換して配信サービスすることができる。
【0038】そして、この信号処理装置では、上記復調
手段で復調された第1のネットワークに対応するデジタ
ル放送データのネットワーク・インフォメーション・テ
ーブル内に記述されている内容と、上記テーブル変更手
段により置き換えられる第2のネットワークに対応する
ネットワーク・インフォメーション・テーブルに記述さ
れている内容を表示手段で表示するので、第1のネット
ワークと第2のネットワークのそれぞれの物理的な情報
や送信されるサービス情報などの対応関係を容易に確認
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデジタルCATVシステムの
構成を示すブロック図である。
【図2】MPEG2トランスポートパケットとDVBシ
ステムのフレーム構成を示す図である。
【図3】MPEG2トランスポートパケットのパケット
構造を示す図である。
【図4】PESパケットのパケット構造を示す図であ
る。
【図5】プログラム・アソシエーション・テーブル(P
AT)のテーブル構造を示す図である。
【図6】プログラム・マップ・テーブル(PMT)のテ
ーブル構造を示す図である。
【図7】ネットワーク・インフォメーション・テーブル
(NIT)のテーブル構造を示す図である。
【図8】NITにおけるサテライト・デリバリー・シス
テム・ディスクリプタの構造を示す図である。
【図9】NITにおけるケーブル・デリバリー・システ
ム・ディスクリプタの構造を示す図である。
【図10】NITにおけるサービス・リスト・ディスク
リプタの構造を示す図である。
【図11】デジタルCATVシステムを構成する変調変
換送出装置の構成を示すブロック図である。
【図12】上記変調変換送出装置において表示部に表示
されるNITの内容の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 CATVシステム、11 アンテナ、12 変調変
換送出装置、13 CATVの伝送路、14,14-1〜
14-m セット・トップ・ボックス、15-1〜15-m
モニタ、20 通信衛星、31 制御部、32-1〜32
-N 信号処理部、33 加算器、34 操作部、35
表示部、41 チューナ、42 復調器、43 ECC
デコーダ、44 NIT検出回路、45,46 メモ
リ、47インタフェース、48 NIT置換回路、49
ECCエンコーダ、50 変調器、51 周波数変換

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のネットワーク上で所定の伝送周波
    数を持つ第1のデジタル放送信号を第2のネットワーク
    上で所定の伝送周波数を第2のデジタル放送信号に変換
    する信号処理装置であって、 上記第1のデジタル放送信号に周波数変換処理を施して
    第1のデジタル変調信号を得る第1の周波数変換手段
    と、 上記第1の周波数変換手段から供給される第1のデジタ
    ル変調信号を復調してデジタル放送データを得る復調手
    段と、 上記復調手段から供給されるデジタル放送データから伝
    送路に関する物理的な情報を持つネットワーク・インフ
    ォメーション・テーブルを検出するテーブル検出手段
    と、 上記テーブル検出手段で検出される上記ネットワーク・
    インフォメーション・テーブルの少なくとも伝送周波数
    情報を上記第2のネットワークに適合するように変更す
    るテーブル変更手段と、 上記復調手段から供給されるデジタル放送データのネッ
    トワーク・インフォメーション・テーブルを上記テーブ
    ル変更手段から供給されるネットワーク・インフォメー
    ション・テーブルに置き換えるテーブル置き換え手段
    と、 上記復調手段から供給される第1のネットワークに対応
    するデジタル放送データのネットワーク・インフォメー
    ション・テーブル内に記述されている内容と、上記テー
    ブル変更手段により置き換えられた第2のネットワーク
    に対応するネットワーク・インフォメーション・テーブ
    ルに記述されている内容を表示する表示手段と、 上記テーブル置き換え手段でネットワーク・インフォメ
    ーション・テーブルが置き換えられたデジタル放送デー
    タを変調して第2のデジタル変調信号を得る変調手段
    と、 上記第2のデジタル変調信号を周波数変換して上記第2
    のデジタル放送信号を得る第2の周波数変換手段とを備
    えることを特徴とする信号処理装置。
  2. 【請求項2】 上記表示手段は、第1のネットワークに
    対応するデジタル放送データのネットワーク・インフォ
    メーション・テーブル内に記述されている内容と、第2
    のネットワークに対応するネットワーク・インフォメー
    ション・テーブルに記述されている内容を並列表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の信号処理装置。
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