JP2000208350A - 電磁誘導コネクタ - Google Patents

電磁誘導コネクタ

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JP2000208350A
JP2000208350A JP11005701A JP570199A JP2000208350A JP 2000208350 A JP2000208350 A JP 2000208350A JP 11005701 A JP11005701 A JP 11005701A JP 570199 A JP570199 A JP 570199A JP 2000208350 A JP2000208350 A JP 2000208350A
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JP
Japan
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connector
electromagnetic
holder
coil
magnetic field
Prior art date
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Pending
Application number
JP11005701A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunori Kosaka
安則 小坂
Akiyoshi Hamada
晃嘉 濱田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交流電力線あるいは信号線用の電磁的結線コ
ネクター。 【解決手段】 電磁コイルと保持具を有する第一の結合
部材と第二の結合部材を用い、一対の保持具の構造を、
一方の電磁コイルが発生する磁界が他方の電磁コイルに
磁界を誘導するように保持し、第一の結合部材と第二の
結合部材を結合自在とできる構造とする。 【効果】 交流電力線および信号線等を簡易、確実に、
結線することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流電力線あるい
は信号線等の電磁的結線を行うための電磁誘導コネクタ
ーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、交流電力や信号を伝える配線にお
いて、直接結線を行う場合、接続したい一対の配線のう
ち片側ずつ、それぞれの配線について皮膜を剥き、その
裸線部分を平行に接触させ、重ね合わせ、数回ねじる事
により接続を行う。これが多数個の結線である場合、順
次、それぞれの配線について同様の作業を繰り返すこと
で、結線作業が完了する。
【0003】この場合に、一方がオス型の形状、他方が
メス型の形状をした結合具を用い、これを差し込むこと
により導電体部分が互いに接触するようにして簡単に直
接結線を行うコネクターを用いる直接結線も一般に行わ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、直接結
線法による結線作業では、多数個の結線になると大変な
手間や、多くの時間がかかるという欠点があった。ま
た、この方法では、裸線部分を重ね合わせ数回ねじる事
により接続しているため、少し引っ張っただけでも結線
が外れてしまい、不確実な結線が発生しやすく、導通不
良をおこす原因にもなっていた。さらに、結線部分がむ
き出しになっているため、他の結線部と接触して短絡回
路が形成され、あるいは、大地との接触による漏電等が
生じ、導通しない部分が発生することにより、電気エネ
ルギーや信号の伝達ができないという問題も生じてい
た。
【0005】コネクタを用いた直接結線においては、結
線の取り外しは容易になるが、泥や水が存在する劣悪な
環境または水中等の環境において用いた場合、泥による
接触不良や、水による電気エネルギーの漏電等の問題を
回避することが困難である。本発明の目的は、交流電力
線あるいは信号線等を簡易に、短時間で結線することが
可能で、また、確実な結線ができるコネクタを提供する
ものである。
【0006】さらに本発明の他の目的は、泥や水が存在
する劣悪な環境または水中等の環境においても、簡易に
結線できるコネクタを提供する事にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、電磁コイ
ルと保持具を有する第一の結合部材および電磁コイルと
前記保持具と対をなす保持具を有する第二の結合部材か
らなる電磁コネクターであって、一対の保持具の構造
が、各電磁コイルを、一方の電磁コイルが発生する磁界
が他方の電磁コイルに磁界を誘導するように保持し、第
一の結合部材と第二の結合部材を結合自在とできる構造
になっていることを特徴とする電磁コネクターによっ
て、上述の課題を解決できることを見出した。この場合
に、第一の結合部材に対して、複数の第二の結合部材を
結合自在とできる構造となっていることを特徴とする電
磁コネクターを用いることが目的によっては好ましく、
さらに、前記電磁コイルが平面状プリントコイルである
電磁コイルを用いることが目的によってはより好ましい
ことを見出した。
【0008】これにより、従来のような、接続したい一
対の配線のそれぞれについて皮膜を剥き、その裸線部分
を平行に接触させ、重ね合わせ、数回ねじる事により接
続を行うというような面倒な作業が不要となり、また、
結合は電磁結合を用いているため、多少接合部に泥や水
等が入っても、電気エネルギーまたは、電気信号の伝達
には問題がなくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、実施例および比較例によっ
て本発明をさらに詳細に説明する。
【0010】
【実施例1】図1は、電源供給器側に接続された凹型の
形状をした保持具2を有する第一の結合部材と、受給側
に接続された凸型の形状をした保持具3を有する第二の
結合部材からなる電磁誘導コネクタの例を示す図であ
る。保持具3を保持具2に差し込むことにより接続が行
われる。
【0011】コネクタの形状は、特に限定されるもので
はなく、各電磁コイルを、一方の電磁コイルが発生する
磁界が他方の電磁コイルに磁界を誘導するように保持で
きる構造であればよい。図2は、上述のコネクタを7個
用いた発破器と雷管の結線配線例である。電源供給器側
の7個の凹型保持具が、受給側の7個の凸型保持具と結
線されている。この例では、7個のコネクタは直列に接
続されているが、接続の方法は並列でもよい。7個の雷
管は発破器とコネクタ内部の電磁コイルで電磁的に結線
される。
【0012】
【実施例2】図3は、電源供給器側に、1個の電磁コイ
ルと3個の凹型保持具を有する第一の結合部材を設けた
例を示す図である。受給側の第二の結合部材の凸型保持
具を各々前記凹型保持具に差し込むことにより接続が行
われる。コネクタの形状は、特に限定されるものではな
く、各々電磁コイルにおいて、一方の電磁コイルが発生
する磁界が他方の電磁コイルに磁界を誘導できる構造で
あればよい。
【0013】図4は、上述のコネクタを二組用いた配線
例である。以上の結線例では、全ての保持具が結合され
ているが、第一の結合部材の各電磁コイルは結合・導通
しているため、必ずしもすべての第一の結合部材の保持
具を第二の結合部材の保持具と結合させる必要はない。
結合された部分で、エネルギーあるいは信号が伝達され
る。
【0014】
【発明の効果】本発明のコネクターを用いることによ
り、交流電力線あるいは信号線等を簡易、確実に結線す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電源供給線と受給線を1対1で接続する電磁誘
導コネクタの概略図を示す。
【図2】図1のコネクタを用いた結線例を示す。
【図3】電源供給線と受給線を1対多数で接続する電磁
誘導コネクタの概略図を示す。
【図4】図3のコネクタを用いた結線例を示す。
【符号の説明】
1・・・電源供給線 2・・・第一の結合部材の凹型保持具 3・・・第二の結合部材の凸型保持具 4・・・受給器 5・・・電磁コイル 6・・・発破器 7・・・電気雷管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁コイルと保持具を有する第一の結合
    部材および電磁コイルと前記保持具と対をなす保持具を
    有する第二の結合部材からなる電磁コネクターであっ
    て、一対の保持具の構造が、各電磁コイルを、一方の電
    磁コイルが発生する磁界が他方の電磁コイルに磁界を誘
    導するように保持し、第一の結合部材と第二の結合部材
    を結合自在とできる構造になっていることを特徴とする
    電磁コネクター。
  2. 【請求項2】 第一の結合部材に対して、複数の第二の
    結合部材を結合自在とできる構造となっていることを特
    徴とする請求項1の電磁コネクター。
  3. 【請求項3】 前記電磁コイルが平面状プリントコイル
    である請求項1または請求項2の電磁コイル。
JP11005701A 1999-01-12 1999-01-12 電磁誘導コネクタ Pending JP2000208350A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013511161A (ja) * 2009-11-16 2013-03-28 300ケイ エンタープライズ ピーティーワイ リミテッド 電気機器と共に用いる非接触連結器及び方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013511161A (ja) * 2009-11-16 2013-03-28 300ケイ エンタープライズ ピーティーワイ リミテッド 電気機器と共に用いる非接触連結器及び方法
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