JP2000207101A - キ―ボ―ド装置 - Google Patents
キ―ボ―ド装置Info
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- key
- key top
- sheet
- keyboard device
- illumination
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- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F1/00—Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
- G06F1/16—Constructional details or arrangements
- G06F1/1613—Constructional details or arrangements for portable computers
- G06F1/1615—Constructional details or arrangements for portable computers with several enclosures having relative motions, each enclosure supporting at least one I/O or computing function
- G06F1/1616—Constructional details or arrangements for portable computers with several enclosures having relative motions, each enclosure supporting at least one I/O or computing function with folding flat displays, e.g. laptop computers or notebooks having a clamshell configuration, with body parts pivoting to an open position around an axis parallel to the plane they define in closed position
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- G—PHYSICS
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G06F1/1613—Constructional details or arrangements for portable computers
- G06F1/1633—Constructional details or arrangements of portable computers not specific to the type of enclosures covered by groups G06F1/1615 - G06F1/1626
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- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/02—Input arrangements using manually operated switches, e.g. using keyboards or dials
- G06F3/0202—Constructional details or processes of manufacture of the input device
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H9/00—Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
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- H01H9/182—Illumination of the symbols or distinguishing marks
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- H01H2219/00—Legends
- H01H2219/002—Legends replaceable; adaptable
- H01H2219/018—Electroluminescent panel
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- H01H2219/00—Legends
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- Theoretical Computer Science (AREA)
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- Mathematical Physics (AREA)
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 キー位置の認識性を向上し、操作性を向上
し、イルミネーションとしての性能を有し，デザイン性
およびファッション性を向上する。 【解決手段】 キートップ４１により操作される複数の
キースイッチを有し、これらキートップにより構成され
る操作面Ｓをその下側から照明するＥＬシート４５から
なるバックライト手段を有し、キースイッチには、透過
性を有するキートップ４１と不透性を有する文字部分４
１ａとを設け、バックライト手段が、キー配置に対応し
てその発光位置を設定可能に配される。
し、イルミネーションとしての性能を有し，デザイン性
およびファッション性を向上する。 【解決手段】 キートップ４１により操作される複数の
キースイッチを有し、これらキートップにより構成され
る操作面Ｓをその下側から照明するＥＬシート４５から
なるバックライト手段を有し、キースイッチには、透過
性を有するキートップ４１と不透性を有する文字部分４
１ａとを設け、バックライト手段が、キー配置に対応し
てその発光位置を設定可能に配される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、キーボード装置に
係り、特に、その操作面が照明可能なキーボード装置に
用いて好適な技術に関する。
係り、特に、その操作面が照明可能なキーボード装置に
用いて好適な技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のキーボードは、例えば、多数のキ
ースイッチが取り付けられたキーボード本体と、これを
内部に収容、保持するとともに、キースイッチのキート
ップが操作可能に露出するケースとを有している。ケー
スとしては、例えば、キーボード本体の上面側を覆うと
ともに多数のキートップを露出させる窓部を有する上ケ
ースと、キーボード本体の下面側を覆う下ケースが組み
合わされた構造を有するものなどが採用されている。そ
して、キーボード本体は、通常の入力キーとテンキー、
ファンクションキー等、機能が異なる数種のキー群を有
しており、これらキー群とキー群との間が上ケース窓部
間の梁部によって区画され、若干離れた位置に配置され
ている。このような、キーボードにおいて、例えばＣＡ
ＰＳキーのように特定のキーのみには、そのキートップ
内部にＬＥＤ（発光ダイオード）等点灯手段を設けて、
点灯可能な構造とする場合があった。
ースイッチが取り付けられたキーボード本体と、これを
内部に収容、保持するとともに、キースイッチのキート
ップが操作可能に露出するケースとを有している。ケー
スとしては、例えば、キーボード本体の上面側を覆うと
ともに多数のキートップを露出させる窓部を有する上ケ
ースと、キーボード本体の下面側を覆う下ケースが組み
合わされた構造を有するものなどが採用されている。そ
して、キーボード本体は、通常の入力キーとテンキー、
ファンクションキー等、機能が異なる数種のキー群を有
しており、これらキー群とキー群との間が上ケース窓部
間の梁部によって区画され、若干離れた位置に配置され
ている。このような、キーボードにおいて、例えばＣＡ
ＰＳキーのように特定のキーのみには、そのキートップ
内部にＬＥＤ（発光ダイオード）等点灯手段を設けて、
点灯可能な構造とする場合があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、キーボ
ードとコンピュータ本体とが一体となったノート型パソ
コン等の携帯型パソコンが普及するとともに、これらの
携帯型パソコンをインターネットや電子メール等の通信
端末として利用する機会が一般ユーザーに広がってい
る。このため、移動中等、周囲が暗く充分な照明がない
状態において、携帯型パソコン等のキーボードを操作す
る場合が考えられ、このような場合、キーボードの各キ
ーの位置が認識しづらいという問題があった。また、キ
ートップ内部にＬＥＤ等点灯手段を設けたものは、特定
の操作上の状態（例えば、ＣＡＰＳキーのＯＮ，ＯＦＦ
状態）を示すために設けられたものであり、キーボード
の操作面を照明するものではなく、上記の問題を解決す
るには至っていなかった。
ードとコンピュータ本体とが一体となったノート型パソ
コン等の携帯型パソコンが普及するとともに、これらの
携帯型パソコンをインターネットや電子メール等の通信
端末として利用する機会が一般ユーザーに広がってい
る。このため、移動中等、周囲が暗く充分な照明がない
状態において、携帯型パソコン等のキーボードを操作す
る場合が考えられ、このような場合、キーボードの各キ
ーの位置が認識しづらいという問題があった。また、キ
ートップ内部にＬＥＤ等点灯手段を設けたものは、特定
の操作上の状態（例えば、ＣＡＰＳキーのＯＮ，ＯＦＦ
状態）を示すために設けられたものであり、キーボード
の操作面を照明するものではなく、上記の問題を解決す
るには至っていなかった。
【０００４】さらに、ノート型、デスクトップ型、いず
れのパーソナルコンピュータにおいても、機能性よりも
外観等のデザイン性を重視することにより製品の差別化
を図りたいという要求が強まっている。
れのパーソナルコンピュータにおいても、機能性よりも
外観等のデザイン性を重視することにより製品の差別化
を図りたいという要求が強まっている。
【０００５】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、以下の目的のうち少なくともその一つを達成しよ
うとするものである。 キーボード装置の操作面におけるキー位置の認識性を
向上すること。 キーボード装置の操作性を向上すること。 デザイン性およびファッション性を向上し、市場のニ
ーズに応えたキーボード装置を提供すること。
ので、以下の目的のうち少なくともその一つを達成しよ
うとするものである。 キーボード装置の操作面におけるキー位置の認識性を
向上すること。 キーボード装置の操作性を向上すること。 デザイン性およびファッション性を向上し、市場のニ
ーズに応えたキーボード装置を提供すること。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、キートップに
より操作される複数のキースイッチを有し、これらキー
トップにより構成される操作面をその下側から照明する
バックライト手段を有することにより上記課題を解決し
た。本発明によれば、キーボードのキートップにより構
成される操作面を照明することができるため、周囲の照
明が不足する場合にも、容易にキーボード装置を操作す
ることができる。
より操作される複数のキースイッチを有し、これらキー
トップにより構成される操作面をその下側から照明する
バックライト手段を有することにより上記課題を解決し
た。本発明によれば、キーボードのキートップにより構
成される操作面を照明することができるため、周囲の照
明が不足する場合にも、容易にキーボード装置を操作す
ることができる。
【０００７】本発明は、前記バックライト手段が、ＥＬ
シート（Electroluminescent Device ；エレクトロルミ
ネッセンスシート）からなる構成とすることができる。
本発明によれば、ＥＬシートを設けることにより、低電
力で、充分な照明を行うことができるとともに、キーボ
ード内部から点灯することができるので、各キー位置の
認識性を向上するとともに、イルミネーション性を持た
せることができ、さらに、デザイン性およびファッショ
ン性を向上することができ、高級感を醸し出すことがで
きる。
シート（Electroluminescent Device ；エレクトロルミ
ネッセンスシート）からなる構成とすることができる。
本発明によれば、ＥＬシートを設けることにより、低電
力で、充分な照明を行うことができるとともに、キーボ
ード内部から点灯することができるので、各キー位置の
認識性を向上するとともに、イルミネーション性を持た
せることができ、さらに、デザイン性およびファッショ
ン性を向上することができ、高級感を醸し出すことがで
きる。
【０００８】本発明において、前記バックライト手段
は、各キースイッチ位置に対応してその発光位置が設定
されることが可能である。本発明によれば、ＥＬシート
において、スクリーン印刷等の手段により各キートップ
の認識に必要な部分のみ発光部分を設けることにより、
操作面全体に対応する発光部分を有するバックライト手
段を設けた状態よりも製造コストを削減することができ
る。この場合、例えば前記ＥＬシートは、各キートップ
の平面輪郭を認識可能としてキートップの外側位置から
照明するように発光部分が設定でき、具体的には、前記
ＥＬシートが各キースイッチ位置に対応した貫通穴を有
する手段を採用することや、この貫通穴が、略円形や、
略方形に設定されることができる。本発明におけるこの
場合によれば、各キートップの平面輪郭を認識可能なた
めに、各キー位置を認識することができ、同時にＥＬシ
ートの発光部分の面積を低減することにより製造コスト
を削減することができる。さらに、前記ＥＬシートは、
各キートップの内側位置から照明するように、前記ＥＬ
シートが各キースイッチ位置に対応した発光部分を有す
る手段を採用することができる。本発明のこの場合によ
れば、各キートップの内側位置から照明することによ
り、各キー位置を認識することができ、同時に同時にＥ
Ｌシートの発光部分の面積を低減することにより製造コ
ストを削減することができる。
は、各キースイッチ位置に対応してその発光位置が設定
されることが可能である。本発明によれば、ＥＬシート
において、スクリーン印刷等の手段により各キートップ
の認識に必要な部分のみ発光部分を設けることにより、
操作面全体に対応する発光部分を有するバックライト手
段を設けた状態よりも製造コストを削減することができ
る。この場合、例えば前記ＥＬシートは、各キートップ
の平面輪郭を認識可能としてキートップの外側位置から
照明するように発光部分が設定でき、具体的には、前記
ＥＬシートが各キースイッチ位置に対応した貫通穴を有
する手段を採用することや、この貫通穴が、略円形や、
略方形に設定されることができる。本発明におけるこの
場合によれば、各キートップの平面輪郭を認識可能なた
めに、各キー位置を認識することができ、同時にＥＬシ
ートの発光部分の面積を低減することにより製造コスト
を削減することができる。さらに、前記ＥＬシートは、
各キートップの内側位置から照明するように、前記ＥＬ
シートが各キースイッチ位置に対応した発光部分を有す
る手段を採用することができる。本発明のこの場合によ
れば、各キートップの内側位置から照明することによ
り、各キー位置を認識することができ、同時に同時にＥ
Ｌシートの発光部分の面積を低減することにより製造コ
ストを削減することができる。
【０００９】本発明において、このようにキートップの
内側位置から照明した場合、前記キースイッチには、キ
ートップ下側からの照明を透過するよう透過性を有する
キートップを設けることができ、さらに、このようなキ
ートップにはキー種類の認識可能なようにキートップ下
側からの照明を透過しないよう不透性を有する文字部分
を設けることができる。本発明によれば、各キートップ
の内側から照明することにより各キー位置の認識ができ
るとともに、キーボードの操作面を照明することによ
り、イルミネーションとしての性能を持たせてデザイン
性を向上することができるとともに、キー種類の認識を
可能にすることができ、操作性の向上を図ることができ
る。また、本発明において、キートップの内側位置から
照明した場合、前記キースイッチには、キートップ下側
からの照明を透過しないよう不透性を有するキートップ
が設けられることができ、このとき、このようなキート
ップにはキー種類の認識可能なようにキートップ下側か
らの照明を透過するよう透過性を有する文字部分を設け
ることができる。本発明によれば、各キートップの内側
から照明することにより各キーの文字部分から操作面を
照明することができ、各キー位置の認識ができるととも
に、イルミネーション性を持たせることができるととも
に、キー種類の認識を可能にすることができ、操作性の
向上を図ることができる。
内側位置から照明した場合、前記キースイッチには、キ
ートップ下側からの照明を透過するよう透過性を有する
キートップを設けることができ、さらに、このようなキ
ートップにはキー種類の認識可能なようにキートップ下
側からの照明を透過しないよう不透性を有する文字部分
を設けることができる。本発明によれば、各キートップ
の内側から照明することにより各キー位置の認識ができ
るとともに、キーボードの操作面を照明することによ
り、イルミネーションとしての性能を持たせてデザイン
性を向上することができるとともに、キー種類の認識を
可能にすることができ、操作性の向上を図ることができ
る。また、本発明において、キートップの内側位置から
照明した場合、前記キースイッチには、キートップ下側
からの照明を透過しないよう不透性を有するキートップ
が設けられることができ、このとき、このようなキート
ップにはキー種類の認識可能なようにキートップ下側か
らの照明を透過するよう透過性を有する文字部分を設け
ることができる。本発明によれば、各キートップの内側
から照明することにより各キーの文字部分から操作面を
照明することができ、各キー位置の認識ができるととも
に、イルミネーション性を持たせることができるととも
に、キー種類の認識を可能にすることができ、操作性の
向上を図ることができる。
【００１０】さらに、前記バックライト手段が、キー配
置に対応してその発光状態を設定可能に配されることが
できる。その具体的な例としては、キー配列の横列また
は縦列に沿って任意に設定される各発光部分における発
光状態の部分制御が可能な構造とされることや、接続さ
れた電源状態の変化や、操作を間違えた際のワーニング
メッセージ等に対応する断続発光信号などにより、断続
的等、任意に設定した発光時間および発光明度等に従い
発光可能とされる状態を採用することができる。さら
に、各発光位置における発光色種類を設定することがで
きる。この場合、分割された各発光部分における発光状
態の制御をすることにより操作者に対するメッセージ等
の表示を可能とし、同時に、イルミネーションとしての
性能を持たせて、デザイン性およびファッション性を向
上することができる。
置に対応してその発光状態を設定可能に配されることが
できる。その具体的な例としては、キー配列の横列また
は縦列に沿って任意に設定される各発光部分における発
光状態の部分制御が可能な構造とされることや、接続さ
れた電源状態の変化や、操作を間違えた際のワーニング
メッセージ等に対応する断続発光信号などにより、断続
的等、任意に設定した発光時間および発光明度等に従い
発光可能とされる状態を採用することができる。さら
に、各発光位置における発光色種類を設定することがで
きる。この場合、分割された各発光部分における発光状
態の制御をすることにより操作者に対するメッセージ等
の表示を可能とし、同時に、イルミネーションとしての
性能を持たせて、デザイン性およびファッション性を向
上することができる。
【００１１】なお、本発明のキーボード装置は、デスク
トップ型のパーソナルコンピュータのキーボードとして
使用可能なほか、ノート型パーソナルコンピュータ、イ
ンターネット，電子メール用等通信端末、電卓、携帯電
話などの携帯用電子端末や、電子ロックキーの操作盤、
電気，ガスの検針用端末等、暗所にて使用可能性のある
電子機器などに搭載することが可能である。これによ
り、操作性を向上するとともに、イルミネーションとし
ての性能を持たせることができ、さらに、デザイン性お
よびファッション性を向上することができる。
トップ型のパーソナルコンピュータのキーボードとして
使用可能なほか、ノート型パーソナルコンピュータ、イ
ンターネット，電子メール用等通信端末、電卓、携帯電
話などの携帯用電子端末や、電子ロックキーの操作盤、
電気，ガスの検針用端末等、暗所にて使用可能性のある
電子機器などに搭載することが可能である。これによ
り、操作性を向上するとともに、イルミネーションとし
ての性能を持たせることができ、さらに、デザイン性お
よびファッション性を向上することができる。
【００１２】また、本発明においては、カバーを有しこ
のカバーの開閉に連動して電源操作等が可能とされるノ
ート型パーソナルコンピュータに搭載されるとともに、
前記カバーが開いた際に前記バックライト手段が点灯可
能とされることも可能である。これにより、ノート型パ
ーソナルコンピュータを使用する際にカバーを開くこ
と、つまり、操作者が使用を開始した状態において、キ
ーボード装置のキートップにより構成される操作面を照
明した状態とすることができるため、周囲の照明が不足
する場合にも、容易にキーボード装置およびこれを搭載
したノート型パーソナルコンピュータを操作することが
できる。さらに、使用していたノート型パーソナルコン
ピュータのカバーを閉じること、つまり、操作者が使用
を終了した状態において、前記操作面の照明を消灯する
ことも可能であり、これらの場合、それぞれノート型パ
ーソナルコンピュータにおけるイルミネーションとして
の性能を持たせることができ、さらに、デザイン性およ
びファッション性を向上することができる。
のカバーの開閉に連動して電源操作等が可能とされるノ
ート型パーソナルコンピュータに搭載されるとともに、
前記カバーが開いた際に前記バックライト手段が点灯可
能とされることも可能である。これにより、ノート型パ
ーソナルコンピュータを使用する際にカバーを開くこ
と、つまり、操作者が使用を開始した状態において、キ
ーボード装置のキートップにより構成される操作面を照
明した状態とすることができるため、周囲の照明が不足
する場合にも、容易にキーボード装置およびこれを搭載
したノート型パーソナルコンピュータを操作することが
できる。さらに、使用していたノート型パーソナルコン
ピュータのカバーを閉じること、つまり、操作者が使用
を終了した状態において、前記操作面の照明を消灯する
ことも可能であり、これらの場合、それぞれノート型パ
ーソナルコンピュータにおけるイルミネーションとして
の性能を持たせることができ、さらに、デザイン性およ
びファッション性を向上することができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るキーボード装
置の第１実施形態を、図面に基づいて説明する。図１
は、本実施形態におけるキーボード装置を示す分解斜視
図、図２は、コネクタ，キーボード本体，ＥＬシート等
の組立状況を示す拡大斜視図、図３は、キースイッチを
示す横断面図、図４は、ＥＬシートを示す断面図、図５
は、図１のＥＬシートおよびキートップ，ハウジングを
示す平面図、図６および図７は、本実施形態におけるキ
ーボード装置の照明状態を示す斜視図である。図１ない
し図５において、符号１はキーボード装置、２は下ケー
ス、３は制御部、４はキーボード本体、５は上ケースで
ある。
置の第１実施形態を、図面に基づいて説明する。図１
は、本実施形態におけるキーボード装置を示す分解斜視
図、図２は、コネクタ，キーボード本体，ＥＬシート等
の組立状況を示す拡大斜視図、図３は、キースイッチを
示す横断面図、図４は、ＥＬシートを示す断面図、図５
は、図１のＥＬシートおよびキートップ，ハウジングを
示す平面図、図６および図７は、本実施形態におけるキ
ーボード装置の照明状態を示す斜視図である。図１ない
し図５において、符号１はキーボード装置、２は下ケー
ス、３は制御部、４はキーボード本体、５は上ケースで
ある。
【００１４】本実施形態のキーボード装置は、例えば、
デスクトップ型のメインコンピュータ本体に接続される
タイプのものとされる。さらに、本実施形態のキーボー
ド装置１は、図１に示すように、複数のキースイッチの
キートップ４１，４１を有するキーボード本体４と、該
キーボード本体４および図示しない外部機器を接続可能
なコネクタＣ，Ｃを有し前記キーボード本体４の信号を
制御する制御部３と、これら制御部３および前記キーボ
ード本体４をキートップ４１が操作可能な状態として覆
う上下ケース２，５とを有し、これらが、図１，図２に
示すように組み立てられている。
デスクトップ型のメインコンピュータ本体に接続される
タイプのものとされる。さらに、本実施形態のキーボー
ド装置１は、図１に示すように、複数のキースイッチの
キートップ４１，４１を有するキーボード本体４と、該
キーボード本体４および図示しない外部機器を接続可能
なコネクタＣ，Ｃを有し前記キーボード本体４の信号を
制御する制御部３と、これら制御部３および前記キーボ
ード本体４をキートップ４１が操作可能な状態として覆
う上下ケース２，５とを有し、これらが、図１，図２に
示すように組み立てられている。
【００１５】制御部３は、図１，図２に示すように、下
ケース２の後縁部側に位置して、その中央部に設けられ
たメインコンピュータ本体に接続するコード３１と、そ
の両端に配線３２により接続されたコネクタＣ，Ｃと、
キーボード本体４と電気的に接続するための接続部３３
と、メインコンピュータの電源スイッチとを有するもの
とされる。
ケース２の後縁部側に位置して、その中央部に設けられ
たメインコンピュータ本体に接続するコード３１と、そ
の両端に配線３２により接続されたコネクタＣ，Ｃと、
キーボード本体４と電気的に接続するための接続部３３
と、メインコンピュータの電源スイッチとを有するもの
とされる。
【００１６】キーボード本体４は、図１，図２に示すよ
うに、キートップ４１により操作される複数のキースイ
ッチを有し、これらのキースイッチは、複数のキートッ
プ４１が取り付けられたハウジング４２と、スイッチ回
路のプリントされたメンブレンシート４３Ａ，４３Ｂ，
４３Ｃと、ハウジング４２とともにメンブレンシート４
３Ａ，４３Ｂ，４３Ｃを挟み込む金属板４４とを有して
いる。キーボード本体４には、また、キートップ４１に
より構成される操作面Ｓをその下側から照明するバック
ライト手段が設けられ、このバックライト手段は、後述
するようにＥＬシート（Electroluminescent Device ；
エレクトロルミネッセンスシート）４５からなる構成と
される。
うに、キートップ４１により操作される複数のキースイ
ッチを有し、これらのキースイッチは、複数のキートッ
プ４１が取り付けられたハウジング４２と、スイッチ回
路のプリントされたメンブレンシート４３Ａ，４３Ｂ，
４３Ｃと、ハウジング４２とともにメンブレンシート４
３Ａ，４３Ｂ，４３Ｃを挟み込む金属板４４とを有して
いる。キーボード本体４には、また、キートップ４１に
より構成される操作面Ｓをその下側から照明するバック
ライト手段が設けられ、このバックライト手段は、後述
するようにＥＬシート（Electroluminescent Device ；
エレクトロルミネッセンスシート）４５からなる構成と
される。
【００１７】キートップ４１は、図２，図３に示すよう
に、キートップ４１下側からの照明を透過するよう透過
性を有する材質からなるものとされ、その上表面には、
レーザー印刷等により、キー種類の認識可能なようにキ
ートップ４１下側からの照明を透過しないよう不透性を
有する文字部分４１ａが設けられる。キートップ４１
は、ハウジング４２に取り付けられるとともにラバース
プリング４６に接触するステム部４１ｂを有するものと
される。
に、キートップ４１下側からの照明を透過するよう透過
性を有する材質からなるものとされ、その上表面には、
レーザー印刷等により、キー種類の認識可能なようにキ
ートップ４１下側からの照明を透過しないよう不透性を
有する文字部分４１ａが設けられる。キートップ４１
は、ハウジング４２に取り付けられるとともにラバース
プリング４６に接触するステム部４１ｂを有するものと
される。
【００１８】ハウジング４２には、ステム部４１ｂが摺
動自在に挿入されるとともに、キートップ４１の上下動
位置を規制する受座４２ａが、各キースイッチに対応し
た位置に複数設けられ、その上面にはＥＬシート４５が
配置される。メンブレンシート４３Ａ，４３Ｂ，４３Ｃ
には、スイッチ回線がプリントされるとともに、それぞ
れがメンブレンスイッチを形成している。ラバースプリ
ング４６は、キートップ４１を指で押圧したとき変形
し、指を離してキートップ４１の押圧を解除した際に、
該キートップ４１を元の位置に戻す弾性反発力を有する
ものとされ、図３に示すように、内側に突起してメンブ
レンスイッチを押圧可能な押圧部４６ａを有するものと
される。このラバースプリング４６は、ハウジング４２
の受座４２ａの下側に位置して設けられる。
動自在に挿入されるとともに、キートップ４１の上下動
位置を規制する受座４２ａが、各キースイッチに対応し
た位置に複数設けられ、その上面にはＥＬシート４５が
配置される。メンブレンシート４３Ａ，４３Ｂ，４３Ｃ
には、スイッチ回線がプリントされるとともに、それぞ
れがメンブレンスイッチを形成している。ラバースプリ
ング４６は、キートップ４１を指で押圧したとき変形
し、指を離してキートップ４１の押圧を解除した際に、
該キートップ４１を元の位置に戻す弾性反発力を有する
ものとされ、図３に示すように、内側に突起してメンブ
レンスイッチを押圧可能な押圧部４６ａを有するものと
される。このラバースプリング４６は、ハウジング４２
の受座４２ａの下側に位置して設けられる。
【００１９】キースイッチは、図３に示すように、キー
トップ４１を指で押したとき、この押圧部４６ａにより
メンブレンスイッチを形成するメンブレンシート４３
Ａ，４３Ｂ，４３Ｃを押圧して、メンブレンスイッチが
導通されるとともに、指を離してキートップ４１の押圧
を解除した際に、該キートップ４１がラバースプリング
４６の弾性反発力により元の位置に戻り、同時にスイッ
チが遮断される。
トップ４１を指で押したとき、この押圧部４６ａにより
メンブレンスイッチを形成するメンブレンシート４３
Ａ，４３Ｂ，４３Ｃを押圧して、メンブレンスイッチが
導通されるとともに、指を離してキートップ４１の押圧
を解除した際に、該キートップ４１がラバースプリング
４６の弾性反発力により元の位置に戻り、同時にスイッ
チが遮断される。
【００２０】ＥＬシート４５は、図２，図３に示すよう
に、ハウジング４２の上側に設けられ、ハウジング４２
の受座４２ａに対応する部分には、受座４２ａを貫通す
る貫通穴４５ａが設けられる。このＥＬシート４５は、
図４に示すように、表側から、ＩＴＯ（酸化錫インジウ
ム）からなる透明電極層４５Ａ，ＺｎＳ（硫化亜鉛）を
主に少量のＣｕ（銅）を含んでいる蛍光層４５Ｂ，誘電
体層４５Ｃ，背面電極層４５Ｄ，絶縁レジスト層４５Ｅ
が順に積層されたもので、表面の透明電極層４５Ａおよ
び裏面の背面電極層４５Ｄに交流電圧を印加すると蛍光
粉に電界が発生し、このエネルギーを受け取って電子が
基底状態から励起し、そして、電子が再び基底状態に戻
るときに蛍光を発するものとされる。このようなＥＬシ
ート４５によれば、均一輝度、均一色調を有する、面発
光を得ることができる。そして、ＥＬシート４５には、
透明電極層４５Ａ，背面電極層４５Ｄに交流電圧を印加
するめに制御部３の接続部３３を介してメインコンピュ
ータ本体に接続され、メインコンピュータ本体により、
後述するように、キー配置に対応してその発光状態を設
定可能に配される。
に、ハウジング４２の上側に設けられ、ハウジング４２
の受座４２ａに対応する部分には、受座４２ａを貫通す
る貫通穴４５ａが設けられる。このＥＬシート４５は、
図４に示すように、表側から、ＩＴＯ（酸化錫インジウ
ム）からなる透明電極層４５Ａ，ＺｎＳ（硫化亜鉛）を
主に少量のＣｕ（銅）を含んでいる蛍光層４５Ｂ，誘電
体層４５Ｃ，背面電極層４５Ｄ，絶縁レジスト層４５Ｅ
が順に積層されたもので、表面の透明電極層４５Ａおよ
び裏面の背面電極層４５Ｄに交流電圧を印加すると蛍光
粉に電界が発生し、このエネルギーを受け取って電子が
基底状態から励起し、そして、電子が再び基底状態に戻
るときに蛍光を発するものとされる。このようなＥＬシ
ート４５によれば、均一輝度、均一色調を有する、面発
光を得ることができる。そして、ＥＬシート４５には、
透明電極層４５Ａ，背面電極層４５Ｄに交流電圧を印加
するめに制御部３の接続部３３を介してメインコンピュ
ータ本体に接続され、メインコンピュータ本体により、
後述するように、キー配置に対応してその発光状態を設
定可能に配される。
【００２１】ＥＬシート（バックライト手段）４５は、
各キースイッチのキートップ４１位置に対応してその発
光位置が設定される。さらに、図５に示すように、前記
ＥＬシート４５は、各キートップ４１の平面輪郭を認識
可能としてキートップ４１の外側位置Ｓａから照明する
ように発光部分が設定され、具体的には、前記ＥＬシー
ト４５が各キートップ４１位置に対応した貫通穴４５ａ
を有する。この貫通穴は、図２，図５に示すように、略
円形に設定される。なお、この貫通穴４５ａは、図５に
示す略円形以外にも、キートップ４１の平面輪郭に沿っ
た略方形等に設定することができる。また、前記ＥＬシ
ート４５は、図５に示すように、各キートップ４１の内
側位置Ｓｂから照明するように、前記ＥＬシート４５が
各キートップ４１位置に対応してキートップ４１の下側
位置に設けられた発光部分を有する。これらキートップ
４１の外側位置Ｓａの発光部分および各キートップ４１
の内側位置Ｓｂの発光部分は、連続して設けることがで
きる。
各キースイッチのキートップ４１位置に対応してその発
光位置が設定される。さらに、図５に示すように、前記
ＥＬシート４５は、各キートップ４１の平面輪郭を認識
可能としてキートップ４１の外側位置Ｓａから照明する
ように発光部分が設定され、具体的には、前記ＥＬシー
ト４５が各キートップ４１位置に対応した貫通穴４５ａ
を有する。この貫通穴は、図２，図５に示すように、略
円形に設定される。なお、この貫通穴４５ａは、図５に
示す略円形以外にも、キートップ４１の平面輪郭に沿っ
た略方形等に設定することができる。また、前記ＥＬシ
ート４５は、図５に示すように、各キートップ４１の内
側位置Ｓｂから照明するように、前記ＥＬシート４５が
各キートップ４１位置に対応してキートップ４１の下側
位置に設けられた発光部分を有する。これらキートップ
４１の外側位置Ｓａの発光部分および各キートップ４１
の内側位置Ｓｂの発光部分は、連続して設けることがで
きる。
【００２２】このようなＥＬシート４５は、例えばＰＥ
Ｔ等の可撓性を有する材質からなる透明シートに、発光
部分として必要な箇所のみに透明電極層４５Ａ，蛍光層
４５Ｂ，誘電体層４５Ｃ，背面電極層４５Ｄ，絶縁レジ
スト層４５Ｅを順にスクリーン印刷により積層した後、
貫通穴４５ａを切り取って形成される。この発光部分を
形成する印刷時において、蛍光層４５Ｂの印刷位置を設
定することにより、ＥＬシート４５の発光位置が設定さ
れる。さらに、このとき、後述するように、発光部分を
部分制御する等の場合には、同時に各発光部分用の制御
回路等のプリントをおこなうことも可能である。
Ｔ等の可撓性を有する材質からなる透明シートに、発光
部分として必要な箇所のみに透明電極層４５Ａ，蛍光層
４５Ｂ，誘電体層４５Ｃ，背面電極層４５Ｄ，絶縁レジ
スト層４５Ｅを順にスクリーン印刷により積層した後、
貫通穴４５ａを切り取って形成される。この発光部分を
形成する印刷時において、蛍光層４５Ｂの印刷位置を設
定することにより、ＥＬシート４５の発光位置が設定さ
れる。さらに、このとき、後述するように、発光部分を
部分制御する等の場合には、同時に各発光部分用の制御
回路等のプリントをおこなうことも可能である。
【００２３】このようなキーボード装置１においては、
ＥＬシート４５が、前述したように、制御部３を介して
メインコンピュータ本体により制御されて発光する。こ
こで、この発光が各キートップ４１外側位置Ｓａから各
キートップ４１を照明するために、これらキートップ４
１により構成されるキーボード装置１の操作面Ｓを照明
することができる。従って、各キートップ４１の平面輪
郭を認識可能とすることができる。同時に、各キートッ
プの内側位置Ｓｂから照明する発光がキートップ４１を
透過することにより、各キー位置の認識ができるととも
に、不透性を有する文字部分４１ａが明るいキートップ
４１の表面に暗く浮かび上がることにより、各キートッ
プ４１のキー種類の認識を可能にすることができ、操作
性の向上を図ることができる。
ＥＬシート４５が、前述したように、制御部３を介して
メインコンピュータ本体により制御されて発光する。こ
こで、この発光が各キートップ４１外側位置Ｓａから各
キートップ４１を照明するために、これらキートップ４
１により構成されるキーボード装置１の操作面Ｓを照明
することができる。従って、各キートップ４１の平面輪
郭を認識可能とすることができる。同時に、各キートッ
プの内側位置Ｓｂから照明する発光がキートップ４１を
透過することにより、各キー位置の認識ができるととも
に、不透性を有する文字部分４１ａが明るいキートップ
４１の表面に暗く浮かび上がることにより、各キートッ
プ４１のキー種類の認識を可能にすることができ、操作
性の向上を図ることができる。
【００２４】このように、キーボード装置１の内側から
操作面Ｓ全体を照明した状態を図６に示す。このとき、
キーボード装置１の内側から操作面Ｓ全体を照明するこ
とができるため、キーボード装置１を操作している周囲
が暗く充分な照明が不足している場合であっても、キー
位置およびキー種類を容易に認識することができるた
め、暗所における使用性を向上することができる。ま
た、キーボード装置１の操作面Ｓを照明することでイル
ミネーションとしての性能を持たせてデザイン性を向上
することができるさらに、ファッション性を向上するこ
とができ、高級感を醸し出すことができる。
操作面Ｓ全体を照明した状態を図６に示す。このとき、
キーボード装置１の内側から操作面Ｓ全体を照明するこ
とができるため、キーボード装置１を操作している周囲
が暗く充分な照明が不足している場合であっても、キー
位置およびキー種類を容易に認識することができるた
め、暗所における使用性を向上することができる。ま
た、キーボード装置１の操作面Ｓを照明することでイル
ミネーションとしての性能を持たせてデザイン性を向上
することができるさらに、ファッション性を向上するこ
とができ、高級感を醸し出すことができる。
【００２５】本実施形態によれば、ＥＬシート４５を設
けることにより、低電力で、充分な照明を行うことがで
きるとともに、キーボード内部から点灯することができ
るので、各キー位置の認識性を向上するとともに、イル
ミネーションとしての性能を持たせることができ、さら
に、デザイン性およびファッション性を向上することが
でき、高級感を醸し出すことができる。同時にまた、遊
具性を向上することができ、このような製品を好む購買
層の指向に合致するように差別化した製品を提供するこ
とが可能になる。本実施形態において、前記ＥＬシート
４５は、各キートップ４１位置に対応してその発光位置
が設定され、貫通穴４５ａにより各キートップ４１の認
識に必要な部分のみＥＬシート４５の発光部分を設ける
ことにより、操作面Ｓ全体に対してＥＬシートを設けた
状態よりも製造コストを削減することができる。
けることにより、低電力で、充分な照明を行うことがで
きるとともに、キーボード内部から点灯することができ
るので、各キー位置の認識性を向上するとともに、イル
ミネーションとしての性能を持たせることができ、さら
に、デザイン性およびファッション性を向上することが
でき、高級感を醸し出すことができる。同時にまた、遊
具性を向上することができ、このような製品を好む購買
層の指向に合致するように差別化した製品を提供するこ
とが可能になる。本実施形態において、前記ＥＬシート
４５は、各キートップ４１位置に対応してその発光位置
が設定され、貫通穴４５ａにより各キートップ４１の認
識に必要な部分のみＥＬシート４５の発光部分を設ける
ことにより、操作面Ｓ全体に対してＥＬシートを設けた
状態よりも製造コストを削減することができる。
【００２６】前記ＥＬシート４５は、キートップ４１配
置に対応してその発光状態を設定可能に配される。その
具体的な例としては、図７に示すように、キートップ４
１配列の横列に沿って設定される各発光部分Ｓ１，Ｓ
２，…ごとに、その発光状態の制御が可能な構造とさ
れ、これらが、規則性を持ってまたはランダム状態とし
て交互にまたは順番に点灯するように制御することで、
アイキャッチ等に有効な状態にすることができる。各発
光部分の発光状態を関連させて制御することは、これ以
外にも多々応用することができる。
置に対応してその発光状態を設定可能に配される。その
具体的な例としては、図７に示すように、キートップ４
１配列の横列に沿って設定される各発光部分Ｓ１，Ｓ
２，…ごとに、その発光状態の制御が可能な構造とさ
れ、これらが、規則性を持ってまたはランダム状態とし
て交互にまたは順番に点灯するように制御することで、
アイキャッチ等に有効な状態にすることができる。各発
光部分の発光状態を関連させて制御することは、これ以
外にも多々応用することができる。
【００２７】また、他の例としては、図６に示すように
操作面Ｓ全体を周期的に点滅させることができる。ここ
では、接続された電源の電源状態の変化や、操作を間違
えた際のワーニングメッセージ等に対応する断続発光信
号により、断続的に発光するように制御することも可能
である。このため、例えば、ノート型パソコン等電源と
一体化している携帯電子端末にこのキーボード装置を搭
載した場合には、電源状態を操作者に表示することが可
能となる。発光位置の設定は、本発明の趣旨の範囲で、
これ以外にも様々なものが可能であり、キー配列の縦列
に沿って各発光部分を設定すること、各発光部分におけ
る発光周期、発光輝度、発光間隔、等を制御すること、
また、電源ＯＮ時点等所定の状態における信号により、
断続的以外にも所定の発光状態とすることが可能であ
る。
操作面Ｓ全体を周期的に点滅させることができる。ここ
では、接続された電源の電源状態の変化や、操作を間違
えた際のワーニングメッセージ等に対応する断続発光信
号により、断続的に発光するように制御することも可能
である。このため、例えば、ノート型パソコン等電源と
一体化している携帯電子端末にこのキーボード装置を搭
載した場合には、電源状態を操作者に表示することが可
能となる。発光位置の設定は、本発明の趣旨の範囲で、
これ以外にも様々なものが可能であり、キー配列の縦列
に沿って各発光部分を設定すること、各発光部分におけ
る発光周期、発光輝度、発光間隔、等を制御すること、
また、電源ＯＮ時点等所定の状態における信号により、
断続的以外にも所定の発光状態とすることが可能であ
る。
【００２８】さらに、蛍光層４５Ｂの組成の内、Ｃｕ
（銅）をＭｇ（マグネシウム）にすることにより、白っ
ぽい青系色の発光色をオレンジがかった白っぽい色に変
更することができる。また、ＥＬシート４５の上面に所
定の彩色を施すことにより、任意の発光色を得ることが
できる。また、これ以外にも、様々な手法により、各発
光位置における発光色種類を設定することができる。
（銅）をＭｇ（マグネシウム）にすることにより、白っ
ぽい青系色の発光色をオレンジがかった白っぽい色に変
更することができる。また、ＥＬシート４５の上面に所
定の彩色を施すことにより、任意の発光色を得ることが
できる。また、これ以外にも、様々な手法により、各発
光位置における発光色種類を設定することができる。
【００２９】上述のように、本実施形態によれば、ＥＬ
シート４５の各発光部分における発光状態の制御をする
ことにより操作者に対するメッセージ等の表示を可能と
し、同時にイルミネーションとしての性能を持たせるこ
とができ、さらに、デザイン性およびファッション性を
向上することができる。
シート４５の各発光部分における発光状態の制御をする
ことにより操作者に対するメッセージ等の表示を可能と
し、同時にイルミネーションとしての性能を持たせるこ
とができ、さらに、デザイン性およびファッション性を
向上することができる。
【００３０】なお、本実施形態においては、キートップ
４１は、キートップ４１下側からの照明を透過するよう
透過性を有する材質からなるものとされ、その上表面に
は、キー種類の認識可能なようにキートップ４１下側か
らの照明を透過しないよう不透性を有する文字部分４１
ａが設けられる構成としたが、キースイッチには、キー
トップ下側からの照明を透過しないよう不透性を有する
キートップが設けられることができ、このとき、このよ
うなキートップにはキー種類の認識可能なようにキート
ップ下側からの照明を透過するよう透過性を有する文字
部分が設けられることができる。この場合には、各キー
トップの内側から照明することにより各キーの文字部分
が操作面から浮かび上がった状態に照明することがで
き、各キー位置の認識ができるとともに、イルミネーシ
ョン性を持たせることができるとともに、キー種類の認
識をより可能にすることができ、操作性の向上を図るこ
とができる。
４１は、キートップ４１下側からの照明を透過するよう
透過性を有する材質からなるものとされ、その上表面に
は、キー種類の認識可能なようにキートップ４１下側か
らの照明を透過しないよう不透性を有する文字部分４１
ａが設けられる構成としたが、キースイッチには、キー
トップ下側からの照明を透過しないよう不透性を有する
キートップが設けられることができ、このとき、このよ
うなキートップにはキー種類の認識可能なようにキート
ップ下側からの照明を透過するよう透過性を有する文字
部分が設けられることができる。この場合には、各キー
トップの内側から照明することにより各キーの文字部分
が操作面から浮かび上がった状態に照明することがで
き、各キー位置の認識ができるとともに、イルミネーシ
ョン性を持たせることができるとともに、キー種類の認
識をより可能にすることができ、操作性の向上を図るこ
とができる。
【００３１】さらに、本発明においては、キーボード装
置を、透明キーボード装置、いわゆるスケルトンとす
る、つまり、ケース２，５を透過性を有する材質により
形成したものとすることにより、キートップにより形成
される操作面のみならず、キーボード装置全体を内側か
ら照明することができ、より遊具性を向上することがで
き、製品の差別化を図ることができる。
置を、透明キーボード装置、いわゆるスケルトンとす
る、つまり、ケース２，５を透過性を有する材質により
形成したものとすることにより、キートップにより形成
される操作面のみならず、キーボード装置全体を内側か
ら照明することができ、より遊具性を向上することがで
き、製品の差別化を図ることができる。
【００３２】また、透過性を有するハウジング４２を設
け、ＥＬシート４５に貫通穴４５ａを設けない状態とし
て、このＥＬシートをハウジング４２とメンブレンシー
ト４３Ａとの間に位置することによって、キートップ４
１の操作によりステム部４１ｂと金属板４４との間で発
生する打鍵音を低減することができる。
け、ＥＬシート４５に貫通穴４５ａを設けない状態とし
て、このＥＬシートをハウジング４２とメンブレンシー
ト４３Ａとの間に位置することによって、キートップ４
１の操作によりステム部４１ｂと金属板４４との間で発
生する打鍵音を低減することができる。
【００３３】本発明のキーボード装置は、上述の構造以
外に様々な構造に適用することが可能であり、さらに、
デスクトップ型のパーソナルコンピュータのキーボード
として使用可能なほか、ノート型パソコン、インターネ
ット，電子メール用等通信端末、電卓、携帯用ＦＡＸ、
携帯電話などの携帯用電子端末や、電子ロックキーの操
作盤、電気，ガスの検針用端末等暗所にて使用可能性の
ある電子機器などに搭載することが可能である。これに
より、操作性を向上するとともに、イルミネーション性
を持たせることができ、さらに、デザイン性およびファ
ッション性を向上することができる。
外に様々な構造に適用することが可能であり、さらに、
デスクトップ型のパーソナルコンピュータのキーボード
として使用可能なほか、ノート型パソコン、インターネ
ット，電子メール用等通信端末、電卓、携帯用ＦＡＸ、
携帯電話などの携帯用電子端末や、電子ロックキーの操
作盤、電気，ガスの検針用端末等暗所にて使用可能性の
ある電子機器などに搭載することが可能である。これに
より、操作性を向上するとともに、イルミネーション性
を持たせることができ、さらに、デザイン性およびファ
ッション性を向上することができる。
【００３４】また、本実施形態においては、バックライ
ト手段として、ＥＬシート４５を採用したが、それ以外
にも、ＬＥＤ（発光ダイオード）、液晶パネルのバック
ライトに使用されるような冷陰極放電管と導光板との組
み合わせ等、キーボードの操作面を内側から照明できる
ものであれば、どのような構成も可能である。
ト手段として、ＥＬシート４５を採用したが、それ以外
にも、ＬＥＤ（発光ダイオード）、液晶パネルのバック
ライトに使用されるような冷陰極放電管と導光板との組
み合わせ等、キーボードの操作面を内側から照明できる
ものであれば、どのような構成も可能である。
【００３５】以下、本発明に係るキーボード装置の第２
実施形態を、図面に基づいて説明する。図８は、本実施
形態におけるキーボード装置を搭載したノート型パーソ
ナルコンピュータを示す斜視図、図９は、本実施形態に
おけるキースイッチ、ＥＬシートを示す断面図である。
図８，図９において、符号１０はノート型パーソナルコ
ンピュータである。
実施形態を、図面に基づいて説明する。図８は、本実施
形態におけるキーボード装置を搭載したノート型パーソ
ナルコンピュータを示す斜視図、図９は、本実施形態に
おけるキースイッチ、ＥＬシートを示す断面図である。
図８，図９において、符号１０はノート型パーソナルコ
ンピュータである。
【００３６】本実施形態のキーボード装置は、例えば、
ノート型パーソナルコンピュータに搭載されて一体型の
タイプのものとされる。ノート型パーソナルコンピュー
タ１０は、図８に示すように、ヒンジ１５Ａにより本体
１２に対して開閉可能なカバー１５と、複数のキースイ
ッチのキートップ６１，６１とを有するものとされ、該
カバー１５内側には、液晶パネル等の表示部１６が設け
られるとともに、カバー１５の開閉に連動してノート型
パーソナルコンピュータ１０の電源操作等が可能なもの
とされる。
ノート型パーソナルコンピュータに搭載されて一体型の
タイプのものとされる。ノート型パーソナルコンピュー
タ１０は、図８に示すように、ヒンジ１５Ａにより本体
１２に対して開閉可能なカバー１５と、複数のキースイ
ッチのキートップ６１，６１とを有するものとされ、該
カバー１５内側には、液晶パネル等の表示部１６が設け
られるとともに、カバー１５の開閉に連動してノート型
パーソナルコンピュータ１０の電源操作等が可能なもの
とされる。
【００３７】キートップ６１，６１は、図８に示すよう
に、キーボード装置としての操作面Ｓを構成し、これら
キートップ６１により操作される複数のキースイッチ
は、図９に示すように、それぞれのキートップ６１が取
り付けられてノート型パーソナルコンピュータ１０に固
定される金属板６４と、スイッチ回路のプリントされた
メンブレンシート６３Ａ，６３Ｂ，６３Ｃと、キートッ
プ６１を金属板６４に取り付けるとともにキートップ６
１の移動位置規制をおこなう移動規制部６２とを有して
いる。これらは、図１ないし図７に示す第１実施形態に
おけるキーボード本体４に相当するものとされる。ま
た、ノート型パーソナルコンピュータ１０は、キートッ
プ６１により構成される操作面Ｓをその下側から照明す
るバックライト手段が設けられ、このバックライト手段
は、図１ないし図７に示す第１実施形態と同様にＥＬシ
ート（Electroluminescent Device ；エレクトロルミネ
ッセンスシート）６５からなる構成とされる。
に、キーボード装置としての操作面Ｓを構成し、これら
キートップ６１により操作される複数のキースイッチ
は、図９に示すように、それぞれのキートップ６１が取
り付けられてノート型パーソナルコンピュータ１０に固
定される金属板６４と、スイッチ回路のプリントされた
メンブレンシート６３Ａ，６３Ｂ，６３Ｃと、キートッ
プ６１を金属板６４に取り付けるとともにキートップ６
１の移動位置規制をおこなう移動規制部６２とを有して
いる。これらは、図１ないし図７に示す第１実施形態に
おけるキーボード本体４に相当するものとされる。ま
た、ノート型パーソナルコンピュータ１０は、キートッ
プ６１により構成される操作面Ｓをその下側から照明す
るバックライト手段が設けられ、このバックライト手段
は、図１ないし図７に示す第１実施形態と同様にＥＬシ
ート（Electroluminescent Device ；エレクトロルミネ
ッセンスシート）６５からなる構成とされる。
【００３８】キートップ６１は、図９に示すように、キ
ートップ６１下側からの照明を透過しないよう不透性を
有する材質からなるものとされ、このようなキートップ
６１にはキー種類の認識可能なようにキートップ６１下
側からの照明を透過するよう透過性を有する文字部分６
１ａを設けられる。キートップ６１は、移動規制部６２
により上下動自在として金属板６４に取り付けられると
ともにラバースプリング６６に接触するステム部６１ｂ
を有するものとされる。
ートップ６１下側からの照明を透過しないよう不透性を
有する材質からなるものとされ、このようなキートップ
６１にはキー種類の認識可能なようにキートップ６１下
側からの照明を透過するよう透過性を有する文字部分６
１ａを設けられる。キートップ６１は、移動規制部６２
により上下動自在として金属板６４に取り付けられると
ともにラバースプリング６６に接触するステム部６１ｂ
を有するものとされる。
【００３９】移動規制部６２は、図９に示すように、金
属板６４に回動自在または摺動自在に取り付けられると
ともに、いわゆるパンタグラフのように組み合わされた
リンク機構状の構成とされキートップ６１の上下動位置
を規制するものとされる。メンブレンシート６３Ａ，６
３Ｂ，６３Ｃには、スイッチ回線がプリントされるとと
もに、それぞれがメンブレンスイッチを形成している。
ラバースプリング６６は、キートップ６１を指で押圧し
たとき変形し、指を離してキートップ６１の押圧を解除
した際に、該キートップ６１を元の位置に戻す弾性反発
力を有するものとされ、内側に突起してメンブレンスイ
ッチを押圧可能な押圧部６６ａを有するものとされる。
属板６４に回動自在または摺動自在に取り付けられると
ともに、いわゆるパンタグラフのように組み合わされた
リンク機構状の構成とされキートップ６１の上下動位置
を規制するものとされる。メンブレンシート６３Ａ，６
３Ｂ，６３Ｃには、スイッチ回線がプリントされるとと
もに、それぞれがメンブレンスイッチを形成している。
ラバースプリング６６は、キートップ６１を指で押圧し
たとき変形し、指を離してキートップ６１の押圧を解除
した際に、該キートップ６１を元の位置に戻す弾性反発
力を有するものとされ、内側に突起してメンブレンスイ
ッチを押圧可能な押圧部６６ａを有するものとされる。
【００４０】キースイッチは、キートップ６１を指で押
したとき、この押圧部６６ａによりメンブレンスイッチ
を形成するメンブレンシート６３Ａ，６３Ｂ，６３Ｃを
押圧して、メンブレンスイッチが導通されるとともに、
指を離してキートップ６１の押圧を解除した際に、該キ
ートップ６１がラバースプリング６６の弾性反発力によ
り元の位置に戻り、同時にスイッチが遮断される。
したとき、この押圧部６６ａによりメンブレンスイッチ
を形成するメンブレンシート６３Ａ，６３Ｂ，６３Ｃを
押圧して、メンブレンスイッチが導通されるとともに、
指を離してキートップ６１の押圧を解除した際に、該キ
ートップ６１がラバースプリング６６の弾性反発力によ
り元の位置に戻り、同時にスイッチが遮断される。
【００４１】ＥＬシート６５は、図９に示すように、メ
ンブレンシート６３Ａ，６３Ｂ，６３Ｃの上側に設けら
れ、ＥＬシート６５の各キートップ６１の移動規制部６
２に対応する部分には、これらを貫通する貫通穴が設け
られる。このＥＬシート６５は、前述した第１実施形態
に示したＥＬシート４５に相当するものとされ、表側か
ら、ＩＴＯ（酸化錫インジウム）からなる透明電極層，
ＺｎＳ（硫化亜鉛）を主に少量のＣｕ（銅）を含んでい
る蛍光層，誘電体層，背面電極層，絶縁レジスト層が順
に積層されたもので、表面の透明電極層および裏面の背
面電極層に交流電圧を印加すると蛍光粉に電界が発生
し、このエネルギーを受け取って電子が基底状態から励
起し、そして、電子が再び基底状態に戻るときに蛍光を
発するものとされる。このようなＥＬシート６５によれ
ば、均一輝度、均一色調を有する、面発光を得ることが
できる。そして、ＥＬシート６５には、透明電極層，背
面電極層に交流電圧を印加するめにノート型パーソナル
コンピュータ１０の制御部に接続され、この制御部によ
り発光状態を設定可能に配される。
ンブレンシート６３Ａ，６３Ｂ，６３Ｃの上側に設けら
れ、ＥＬシート６５の各キートップ６１の移動規制部６
２に対応する部分には、これらを貫通する貫通穴が設け
られる。このＥＬシート６５は、前述した第１実施形態
に示したＥＬシート４５に相当するものとされ、表側か
ら、ＩＴＯ（酸化錫インジウム）からなる透明電極層，
ＺｎＳ（硫化亜鉛）を主に少量のＣｕ（銅）を含んでい
る蛍光層，誘電体層，背面電極層，絶縁レジスト層が順
に積層されたもので、表面の透明電極層および裏面の背
面電極層に交流電圧を印加すると蛍光粉に電界が発生
し、このエネルギーを受け取って電子が基底状態から励
起し、そして、電子が再び基底状態に戻るときに蛍光を
発するものとされる。このようなＥＬシート６５によれ
ば、均一輝度、均一色調を有する、面発光を得ることが
できる。そして、ＥＬシート６５には、透明電極層，背
面電極層に交流電圧を印加するめにノート型パーソナル
コンピュータ１０の制御部に接続され、この制御部によ
り発光状態を設定可能に配される。
【００４２】ＥＬシート（バックライト手段）６５は、
各キースイッチのキートップ６１位置に対応してその発
光位置が設定される。さらに、前記ＥＬシート６５は、
各キートップ６４１の平面輪郭を認識可能としてキート
ップ４１の外側位置から照明するように発光部分が設定
され、具体的には、前記ＥＬシート６５が各キートップ
６１位置に対応した貫通穴を有する。この貫通穴は、図
２，図５に示すように、略円形に設定される。なお、こ
の貫通穴は、キートップ６１の平面輪郭に沿った略方形
等に設定することができる。また、前記ＥＬシート６５
は、図９に示すように、各キートップ６１の内側位置か
ら照明するように、前記ＥＬシート６５が各キートップ
６１位置に対応してキートップ６１の下側位置に設けら
れた発光部分を有する。これらキートップ６１の外側位
置の発光部分および各キートップ６１の内側位置の発光
部分は、連続して設けることができる。
各キースイッチのキートップ６１位置に対応してその発
光位置が設定される。さらに、前記ＥＬシート６５は、
各キートップ６４１の平面輪郭を認識可能としてキート
ップ４１の外側位置から照明するように発光部分が設定
され、具体的には、前記ＥＬシート６５が各キートップ
６１位置に対応した貫通穴を有する。この貫通穴は、図
２，図５に示すように、略円形に設定される。なお、こ
の貫通穴は、キートップ６１の平面輪郭に沿った略方形
等に設定することができる。また、前記ＥＬシート６５
は、図９に示すように、各キートップ６１の内側位置か
ら照明するように、前記ＥＬシート６５が各キートップ
６１位置に対応してキートップ６１の下側位置に設けら
れた発光部分を有する。これらキートップ６１の外側位
置の発光部分および各キートップ６１の内側位置の発光
部分は、連続して設けることができる。
【００４３】このようなキーボード装置を搭載したノー
ト型パーソナルコンピュータ１０においては、ＥＬシー
ト６５が、制御部により制御されて発光する。ここで、
この発光が各キートップ６１外側位置から各キートップ
６１を照明するために、これらキートップ６１により構
成されるキーボード装置の操作面Ｓを照明することがで
きる。従って、各キートップ６１の平面輪郭およびキー
位置を認識可能とすることができる。同時に、各キート
ップ６１の内側位置から照明する発光がキートップ６１
の文字部分６１ａを透過して、この文字部分４１ａが暗
いキートップ６１の表面に暗く浮かび上がることによ
り、各キートップ６１のキー種類の認識を可能にするこ
とができ、操作性の向上を図ることができる。
ト型パーソナルコンピュータ１０においては、ＥＬシー
ト６５が、制御部により制御されて発光する。ここで、
この発光が各キートップ６１外側位置から各キートップ
６１を照明するために、これらキートップ６１により構
成されるキーボード装置の操作面Ｓを照明することがで
きる。従って、各キートップ６１の平面輪郭およびキー
位置を認識可能とすることができる。同時に、各キート
ップ６１の内側位置から照明する発光がキートップ６１
の文字部分６１ａを透過して、この文字部分４１ａが暗
いキートップ６１の表面に暗く浮かび上がることによ
り、各キートップ６１のキー種類の認識を可能にするこ
とができ、操作性の向上を図ることができる。
【００４４】このとき、キーボード装置の内側から操作
面Ｓ全体を照明することができるため、キーボード装置
を操作している周囲が暗く充分な照明が不足している場
合であっても、キー位置およびキー種類を容易に認識す
ることができるため、暗所における使用性を向上するこ
とができる。また、キーボード装置の操作面Ｓを照明す
ることでイルミネーションとしての性能を持たせてデザ
イン性を向上することができるさらに、ファッション性
を向上することができ、高級感を醸し出すことができ
る。
面Ｓ全体を照明することができるため、キーボード装置
を操作している周囲が暗く充分な照明が不足している場
合であっても、キー位置およびキー種類を容易に認識す
ることができるため、暗所における使用性を向上するこ
とができる。また、キーボード装置の操作面Ｓを照明す
ることでイルミネーションとしての性能を持たせてデザ
イン性を向上することができるさらに、ファッション性
を向上することができ、高級感を醸し出すことができ
る。
【００４５】また、本実施形態においては、カバー１５
を有しこのカバー１５の開閉により電源操作可能とされ
るノート型パーソナルコンピュータ１０に搭載されると
ともに、前記制御部により、前記カバー１５の開閉に対
応して前記バックライト手段が点灯切換可能とされるこ
とも可能である。これにより、ノート型パーソナルコン
ピュータ１０を使用する際に、カバー１５を開くこと、
つまり、操作者が使用を開始した状態において、キーボ
ード装置のキートップ６１により構成される操作面Ｓを
照明した状態とすることができるため、周囲の照明が不
足する場合にも、容易にキーボード装置およびこれを搭
載したノート型パーソナルコンピュータ１０を操作する
ことができるとともに、カバー１５を閉じること、つま
り、操作者が使用を終了した状態において、前記操作面
Ｓの照明を消灯することができ、ノート型パーソナルコ
ンピュータ１０を節電して連続使用能力を向上し、ノー
ト型パーソナルコンピュータ１０におけるイルミネーシ
ョンとしての性能を持たせることができ、さらに、デザ
イン性およびファッション性を向上することができる。
を有しこのカバー１５の開閉により電源操作可能とされ
るノート型パーソナルコンピュータ１０に搭載されると
ともに、前記制御部により、前記カバー１５の開閉に対
応して前記バックライト手段が点灯切換可能とされるこ
とも可能である。これにより、ノート型パーソナルコン
ピュータ１０を使用する際に、カバー１５を開くこと、
つまり、操作者が使用を開始した状態において、キーボ
ード装置のキートップ６１により構成される操作面Ｓを
照明した状態とすることができるため、周囲の照明が不
足する場合にも、容易にキーボード装置およびこれを搭
載したノート型パーソナルコンピュータ１０を操作する
ことができるとともに、カバー１５を閉じること、つま
り、操作者が使用を終了した状態において、前記操作面
Ｓの照明を消灯することができ、ノート型パーソナルコ
ンピュータ１０を節電して連続使用能力を向上し、ノー
ト型パーソナルコンピュータ１０におけるイルミネーシ
ョンとしての性能を持たせることができ、さらに、デザ
イン性およびファッション性を向上することができる。
【００４６】さらに、このバックライト手段は、前述し
た第１実施形態と同様に、キー配置等に対応してその発
光状態を設定可能に配されることができる。この場合に
も第１実施形態と同様の効果を奏することができること
は勿論である。
た第１実施形態と同様に、キー配置等に対応してその発
光状態を設定可能に配されることができる。この場合に
も第１実施形態と同様の効果を奏することができること
は勿論である。
【００４７】
【発明の効果】本発明のキーボード装置によれば、以下
の効果を奏する。 （１）キートップにより操作される複数のキースイッチ
を有し、これらキートップにより構成される操作面をそ
の下側から照明するバックライト手段を有することによ
り、周囲の照明が不足する場合にも、容易にキーボード
を操作することが可能となり、キーボードの操作面にお
けるキー位置の認識性を向上することができ、その結
果、キーボードの操作性を向上することができる。 （２）前記バックライト手段が、ＥＬシートからなる構
成とすることにより、低電力で、充分な照明を行うこと
ができるとともに、キーボード内部から点灯することが
できるので、各キー位置の認識性を向上するとともに、
イルミネーションとしての性能を持たせることができ、
さらに、デザイン性およびファッション性を向上し、市
場のニーズに応えたキーボード装置を提供することがで
きる。 （３）さらに、発光位置を設定すること、貫通穴を設け
ることにより、各キートップの認識に必要な部分のみＥ
Ｌシートを設けることにより、操作面全体に対してＥＬ
シートを設けた状態よりも製造コストを削減することが
できる。 （４）前記キースイッチには、透過性を有するキートッ
プと不透性を有する文字部分とを設けること、または、
不透性を有するキートップと透過性を有する文字部分と
を設けることで、各キー位置の認識性を向上し、キーボ
ードの操作面を照明することでイルミネーションとして
の性能を持たせることができるとともに、キー種類の認
識を可能にすることができ、操作性の向上を図ることが
できる。 （５）前記バックライト手段が、キー配置に対応してそ
の発光状態を設定可能に配された場合には、操作性を向
上し、操作者に対するメッセージ等の表示を可能とし、
デザイン性，ファッション性および遊具性を向上するこ
とができる。 （６）本発明のキーボード装置は、カバーを有するノー
ト型パーソナルコンピュータに搭載されるとともに、前
記カバーが開いた際に前記バックライト手段が点灯可能
とされることにより、ノート型パーソナルコンピュータ
を使用する際に、カバーを開くこと、つまり、操作者が
使用を開始した状態において、キーボード装置のキート
ップにより構成される操作面を照明した状態とすること
ができるため、周囲の照明が不足する場合にも、容易に
キーボード装置およびこれを搭載したノート型パーソナ
ルコンピュータを操作することが可能となるとともに、
ノート型パーソナルコンピュータにおけるイルミネーシ
ョンとしての性能を持たせることができ、さらに、デザ
イン性およびファッション性を向上することができる。
の効果を奏する。 （１）キートップにより操作される複数のキースイッチ
を有し、これらキートップにより構成される操作面をそ
の下側から照明するバックライト手段を有することによ
り、周囲の照明が不足する場合にも、容易にキーボード
を操作することが可能となり、キーボードの操作面にお
けるキー位置の認識性を向上することができ、その結
果、キーボードの操作性を向上することができる。 （２）前記バックライト手段が、ＥＬシートからなる構
成とすることにより、低電力で、充分な照明を行うこと
ができるとともに、キーボード内部から点灯することが
できるので、各キー位置の認識性を向上するとともに、
イルミネーションとしての性能を持たせることができ、
さらに、デザイン性およびファッション性を向上し、市
場のニーズに応えたキーボード装置を提供することがで
きる。 （３）さらに、発光位置を設定すること、貫通穴を設け
ることにより、各キートップの認識に必要な部分のみＥ
Ｌシートを設けることにより、操作面全体に対してＥＬ
シートを設けた状態よりも製造コストを削減することが
できる。 （４）前記キースイッチには、透過性を有するキートッ
プと不透性を有する文字部分とを設けること、または、
不透性を有するキートップと透過性を有する文字部分と
を設けることで、各キー位置の認識性を向上し、キーボ
ードの操作面を照明することでイルミネーションとして
の性能を持たせることができるとともに、キー種類の認
識を可能にすることができ、操作性の向上を図ることが
できる。 （５）前記バックライト手段が、キー配置に対応してそ
の発光状態を設定可能に配された場合には、操作性を向
上し、操作者に対するメッセージ等の表示を可能とし、
デザイン性，ファッション性および遊具性を向上するこ
とができる。 （６）本発明のキーボード装置は、カバーを有するノー
ト型パーソナルコンピュータに搭載されるとともに、前
記カバーが開いた際に前記バックライト手段が点灯可能
とされることにより、ノート型パーソナルコンピュータ
を使用する際に、カバーを開くこと、つまり、操作者が
使用を開始した状態において、キーボード装置のキート
ップにより構成される操作面を照明した状態とすること
ができるため、周囲の照明が不足する場合にも、容易に
キーボード装置およびこれを搭載したノート型パーソナ
ルコンピュータを操作することが可能となるとともに、
ノート型パーソナルコンピュータにおけるイルミネーシ
ョンとしての性能を持たせることができ、さらに、デザ
イン性およびファッション性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明に係るキーボード装置における一実施
形態を示す分解斜視図である。
形態を示す分解斜視図である。
【図２】 図１におけるコネクタ，キーボード本体，Ｅ
Ｌシート等の組立状況を示す拡大斜視図である。
Ｌシート等の組立状況を示す拡大斜視図である。
【図３】 図１におけるキースイッチを示す横断面図で
ある。
ある。
【図４】 図１におけるＥＬシートを示す断面図であ
る。
る。
【図５】 図１のＥＬシートおよびキートップ，ハウジ
ングを示す平面図である。
ングを示す平面図である。
【図６】 本発明に係る一実施形態におけるキーボード
装置の照明状態を示す斜視図である。
装置の照明状態を示す斜視図である。
【図７】 本発明に係る一実施形態におけるキーボード
装置の照明状態を示す斜視図である。
装置の照明状態を示す斜視図である。
【図８】 本発明における第２実施形態のキーボード装
置を搭載したノート型パーソナルコンピュータを示す斜
視図である。
置を搭載したノート型パーソナルコンピュータを示す斜
視図である。
【図９】 図８におけるキースイッチ、ＥＬシートを示
す断面図である。
す断面図である。
１…キーボード装置，２…下ケース，３…制御部，４…
キーボード本体，５…上ケース，１０…ノート型パーソ
ナルコンピュータ，１５…カバー，４１，６１…キート
ップ，４１ａ，６１ａ…文字部分，４１ｂ，６１ｂ…ス
テム部，４２…ハウジング，４２ａ…受座，４３Ａ，４
３Ｂ，４３Ｃ，６３Ａ，６３Ｂ，６３Ｃ…メンブレンシ
ート，４４，６４…金属板，４５，６５…ＥＬシート
（バックライト手段），４５Ａ…透明電極層，４５Ｂ…
蛍光層，４５Ｃ…誘電体層，４５Ｄ…背面電極層，４５
Ｅ…絶縁レジスト層，４６，６６…ラバースプリング，
４６ａ，６６ａ…押圧部，６２…移動規制部，Ｓ…操作
面，
キーボード本体，５…上ケース，１０…ノート型パーソ
ナルコンピュータ，１５…カバー，４１，６１…キート
ップ，４１ａ，６１ａ…文字部分，４１ｂ，６１ｂ…ス
テム部，４２…ハウジング，４２ａ…受座，４３Ａ，４
３Ｂ，４３Ｃ，６３Ａ，６３Ｂ，６３Ｃ…メンブレンシ
ート，４４，６４…金属板，４５，６５…ＥＬシート
（バックライト手段），４５Ａ…透明電極層，４５Ｂ…
蛍光層，４５Ｃ…誘電体層，４５Ｄ…背面電極層，４５
Ｅ…絶縁レジスト層，４６，６６…ラバースプリング，
４６ａ，６６ａ…押圧部，６２…移動規制部，Ｓ…操作
面，
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 勝幸 東京都大田区雪谷大塚町１番７号 アルプ ス電気株式会社内 (72)発明者 竹森 悟 東京都大田区雪谷大塚町１番７号 アルプ ス電気株式会社内 Ｆターム(参考） 5B020 DD02 DD21 DD27 DD51 DD56
Claims (7)
- 【請求項１】 キートップにより操作される複数のキー
スイッチを有し、これらキートップにより構成される操
作面をその下側から照明するバックライト手段を有する
ことを特徴とするキーボード装置。 - 【請求項２】 前記バックライト手段が、ＥＬシートか
らなることを特徴とする請求項１記載のキーボード装
置。 - 【請求項３】 前記バックライト手段は、各キースイッ
チ位置に対応してその発光位置が設定されることを特徴
とする請求項１または２記載のキーボード装置。 - 【請求項４】 前記ＥＬシートは、各キースイッチ位置
に対応した貫通穴を有することを特徴とする請求項１か
ら３のいずれか記載のキーボード装置。 - 【請求項５】 前記キースイッチには、キートップ下側
からの照明を透過するよう透過性を有するキートップが
設けられ、該キートップにはキー種類の認識可能なよう
にキートップ下側からの照明を透過しないよう不透性を
有する文字部分を設けることを特徴とする請求項１から
４のいずれか記載のキーボード装置。 - 【請求項６】 前記キースイッチには、キートップ下側
からの照明を透過しないよう不透性を有するキートップ
が設けられ、該キートップにはキー種類の認識可能なよ
うにキートップ下側からの照明を透過するよう透過性を
有する文字部分が設けられることを特徴とする請求項１
から４のいずれか記載のキーボード装置。 - 【請求項７】 カバーを有するノート型パーソナルコン
ピュータに搭載されるとともに、前記カバーが開いた際
に前記バックライト手段が点灯可能とされることを特徴
とする請求項１から６のいずれか記載のキーボード装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11011011A JP2000207101A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | キ―ボ―ド装置 |
| US09/487,817 US6284988B1 (en) | 1999-01-19 | 2000-01-18 | Keyboard apparatus the operation side of which can be illuminated |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11011011A JP2000207101A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | キ―ボ―ド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000207101A true JP2000207101A (ja) | 2000-07-28 |
Family
ID=11766190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11011011A Withdrawn JP2000207101A (ja) | 1999-01-19 | 1999-01-19 | キ―ボ―ド装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6284988B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000207101A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP4755207B2 (ja) * | 2005-02-23 | 2011-08-24 | エピヴァレー カンパニー リミテッド | キーボード装置、及びキーボードのキーの色相を選定する方法 |
| JP2011191845A (ja) * | 2010-03-12 | 2011-09-29 | Hakodate Sekonic Inc | 背面ｅｌ照明手段を備えたキーボード装置 |
Families Citing this family (58)
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| US7283066B2 (en) * | 1999-09-15 | 2007-10-16 | Michael Shipman | Illuminated keyboard |
| US7193535B2 (en) * | 1999-09-15 | 2007-03-20 | Michael Shipman | Illuminated keyboard |
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| US20080143560A1 (en) * | 1999-09-15 | 2008-06-19 | Michael Shipman | Lightpipe for illuminating keys of a keyboard |
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| US11216078B2 (en) | 2005-01-18 | 2022-01-04 | Michael Shipman | Illuminated keyboard |
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| CN101587789B (zh) | 2008-05-21 | 2011-07-27 | 鸿富锦精密工业（深圳）有限公司 | 按键模组 |
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