JP2000204395A - 漂白洗浄組成物 - Google Patents

漂白洗浄組成物

Info

Publication number
JP2000204395A
JP2000204395A JP11007681A JP768199A JP2000204395A JP 2000204395 A JP2000204395 A JP 2000204395A JP 11007681 A JP11007681 A JP 11007681A JP 768199 A JP768199 A JP 768199A JP 2000204395 A JP2000204395 A JP 2000204395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bleaching
weight
cleaning composition
acid
salt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11007681A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Yunoki
正志 柚木
Kenichi Horie
賢一 堀江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tomita Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Tomita Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tomita Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Tomita Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP11007681A priority Critical patent/JP2000204395A/ja
Publication of JP2000204395A publication Critical patent/JP2000204395A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、強い洗浄力を有する酸素系漂白洗浄
組成物を提供する。 【解決手段】(a)ペルオキソ酸塩を25重量%以上、(b)界
面活性剤を0.2〜2重量%および(c)軟水化剤を3〜25重量
%を含み、1重量%水溶液とした際にpHが8〜12である
ことを特徴とする漂白洗浄組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、漂白洗浄組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】漂白剤は、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤
とに大きく分けられる。
【0003】塩素系漂白剤は、洗浄力が比較的強いもの
の、酸と反応して塩素ガスを発生するなどの反応性や強
い腐蝕性などの為に用途が限られる。また、漂白を行う
物品ごとに個別に漂白成分を処方しなければならない。
このため、必要以上の商品を消費せしめる原因となって
いる。
【0004】これに対して、酸素系漂白剤は、上記のよ
うな欠点を有しないが、塩素系漂白剤に比べて漂白力が
弱い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
問題点に鑑み成されたものであって、主として、強い漂
白洗浄力を有する酸素系漂白洗浄組成物を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、鋭意研究を
重ねた結果、特定の組成を有する酸素系漂白洗浄組成物
が上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成す
るに至った。更に、本発明者は、上記漂白洗浄組成物の
うちでも、特定のpHを示す組成物が茶渋分解用洗浄組成
物として優れた効果を有することを見出し、本発明を完
成するに至った。
【0007】即ち、本発明は、下記の漂白洗浄組成物、
漂白洗浄剤成形物および茶渋分解用洗浄組成物に係るも
のである。 1.(a)ペルオキソ酸塩を25重量%以上、(b)界面活性剤
を0.2〜2重量%および(c)軟水化剤を3〜25重量%を含
み、1重量%水溶液とした際にpHが8〜12であることを
特徴とする漂白洗浄組成物。 2.(a)ペルオキソ酸塩が過ホウ酸、過炭酸、モノ過硫
酸およびペルオキソ二硫酸のアルカリ金属塩からなる群
より選択される少なくとも一種であり、(b)界面活性剤
が陰イオン界面活性剤であり、(c)軟水化剤がポリリン
酸のナトリウム塩、エチレンジアミン四酢酸およびその
アルカリ金属塩からなる群より選択される少なくとも一
種である上記1に記載の漂白洗浄組成物。 3.さらに、(d)酵素成分を含むことを特徴とする上記
1〜2のいずれかに記載の漂白洗浄組成物。 4.(a)ペルオキソ酸塩、(b)界面活性剤、(c)軟水化
剤、(e)バインダー、(f)有機酸および(g)炭酸塩を含む
漂白洗浄剤成形物。 5.(a)ペルオキソ酸塩を25重量%以上、(b)界面活性剤
を0.2〜2重量%および(c)軟水化剤を3〜25重量%を含
み、1重量%水溶液とした際にpHが9.5〜11であること
を特徴とする茶渋分解用洗浄組成物。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明における漂白洗浄組成物
は、(a)ペルオキソ酸塩を25重量%以上、(b)界面活性剤
を0.2〜2重量%および(c)軟水化剤を3〜25重量%を含
み、1重量%水溶液とした際にpHが8〜12であることを
特徴とする漂白洗浄組成物である。(a)ペルオキソ酸塩 本発明において用いるペルオキソ酸塩は、ペルオキソ酸
の塩であれば特に制限されない。例えば、過ホウ酸、過
炭酸、モノ過硫酸、ペルオキソ二硫酸などのアルカリ金
属塩などが挙げられる。これらの中では、過ホウ酸ナト
リウム、過炭酸ナトリウム、モノ過硫酸ナトリウム、モ
ノ過硫酸水素カリウム、ペルオキソ二硫酸ナトリウムな
どペルオキソ酸のナトリウム塩またはカリウム塩が好ま
しく、過ホウ酸ナトリウム、過炭酸ナトリウム、モノ過
硫酸ナトリウム、モノ過硫酸水素カリウムがより好まし
い。本発明の漂白洗浄組成物は、これらのペルオキソ酸
塩からなる群より選ばれる少なくとも一種を含む。(b)界面活性剤 本発明において用いる界面活性剤は、当該分野で通常用
いられる界面活性剤であれば特に制限されない。例え
ば、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、陽イオ
ン界面活性剤、両性界面活性剤などが挙げられる。具体
的には、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルまた
はアルケニルエーテル硫酸塩、アルキルまたはアルケニ
ル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン
酸塩、飽和または不飽和脂肪酸塩、アルキルまたはアル
ケニルエーテルカルボン酸塩、α-スルホ脂肪酸エステ
ルなどの陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアル
キルまたはケルケニルエーテル、ポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル、高級脂肪酸アルカノールアミ
ドまたはそのアルキレンオキシド付加体、ショ糖脂肪酸
エステル、アルキルグルコシドなどの非イオン界面活性
剤、アミンオキサイド、スルホベタイン、カルボベタイ
ンなどの両性界面活性剤、第4級アンモニウム塩などの
陽イオン界面活性剤などが挙げられる。これらの中で
は、炭素数10〜20のアルキルベンゼンスルホン酸
塩、炭素数10〜20のアルキルまたはアルケニル硫酸
塩、炭素数10〜20のアルキルまたはアルケニルエー
テル硫酸塩類などが好ましく、炭素数10〜20のアル
キルベンゼンスルホン酸塩、炭素数10〜20のアルキ
ル硫酸塩がより好ましい。炭素数10〜20のアルキル
ベンゼンスルホン酸塩や炭素数10〜20のアルキル硫
酸塩等の陰イオン界面活性剤に使用する塩は、特に制限
されないが、ナトリウム塩が好ましい。本発明の漂白洗
浄組成物は、これらの界面活性剤からなる群より選ばれ
る少なくとも一種を含む。(c)軟水化剤 本発明において用いる軟水化剤は、当該分野で通常用い
られる軟水化剤であれば特に制限されない。例えば、ポ
リリン酸の塩、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、イミノ
ジ酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)、グリコー
ルエーテルジアミン四酢酸、ヒドロキシエチルイミノジ
酢酸、トリエチレンテトラミン六酢酸、ビス(2-ヒドロ
キシフェニル酢酸)エチレンジアミン、ヒドロキシエチ
ルエチレンジアミン三酢酸又はこれらの塩などが挙げら
れる。これらの中では、ピロリン酸ナトリウム、トリポ
リリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウムなど
のポリリン酸のナトリウム塩、DTPA、EDTA又はそのアル
カリ金属塩などが好ましく、トリポリリン酸ナトリウム
およびEDTA又はそのアルカリ金属塩(例えば、4ナトリ
ウム塩、2ナトリウム塩、4カリウム塩、2カリウム塩
など)がより好ましい。本発明の漂白洗浄組成物は、こ
れらの軟水化剤からなる群より選ばれる少なくとも一種
を含む。
【0009】本発明の漂白洗浄組成物は、1重量%水溶
液とした際のpHが8〜12程度、好ましくは9.5〜11.5程
度、より好ましくは10〜11程度である。本発明の漂白洗
浄組成物の中でも、1重量%水溶液とした際のpHが9.5
〜11程度、好ましくは9.8〜10.5程度とした組成物は、
茶渋分解用洗浄組成物として特に優れた効果を有する。
本発明の漂白洗浄組成物は、所定の範囲のpHとなるよう
当該分野で通常使用されるpH調整剤を加えてもよい。
【0010】本発明の漂白洗浄組成物において、(a)〜
(c)の各成分は、組成物中において(溶液の場合には固形
分として換算)、通常以下のような割合で含まれる。(a)
ペルオキソ酸塩の割合は、通常25重量%以上程度、好ま
しくは30〜70重量%程度である。(b)界面活性剤の割合
は、通常0.2〜2重量%程度、好ましくは0.25〜1.8重量
%程度である。(c)軟水化剤の割合は、通常3〜25重量%
程度、好ましくは5〜23重量%程度である。
【0011】本発明の漂白洗浄組成物における(a)〜(c)
の各成分の組み合わせとしては、(a)過ホウ酸ナトリウ
ム、過炭酸ナトリウム、モノ過硫酸ナトリウムおよびモ
ノ過硫酸水素カリウムからなる群より選択させる少なく
とも一種、(b)炭素数10〜20のアルキルベンゼンス
ルホン酸塩からなる群より選択される少なくとも一種並
びに(c)ポリリン酸ナトリウム並びにEDTAおよびそのア
ルカリ金属塩からなる群より選択される少なくとも一種
が好ましい。(d)酵素成分 本発明の漂白洗浄成分は、上記(a)〜(c)の三成分に加え
て、更に酵素成分を加えることにより、より漂白洗浄効
果を高めることができる。
【0012】本発明において用いる酵素成分は、当該分
野で通常用いられる酵素成分であれば特に制限されな
い。また、その純度は100%でもよいが、粗精製物であ
ってもよい。本発明において用いる酵素成分としては、
例えば、蛋白質分解酵素、リパーゼ、セルラーゼ、アミ
ラーゼ、デキストラナーゼなどが挙げられる。これらの
中では、蛋白質分解酵素、リパーゼ、デキストラナーゼ
が好ましく、蛋白質分解酵素、リパーゼがより好まし
く、これらの中でも最適pHが8〜12である蛋白質分解
酵素およびリパーゼが特に好ましい。本発明の漂白洗浄
組成物は、これらの酵素からなる群より選ばれる少なく
とも一種を含んでいても良い。酵素成分の配合量は、漂
白洗浄組成物中において(溶液の場合には固形分として
換算)、通常0.05〜5重量%程度、好ましくは0.1〜3重量
%程度である。
【0013】本発明の漂白洗浄組成物は、所定のpHを越
えない範囲で、更に硫酸ナトリウムなどの希釈剤を含ん
でいても良い。希釈剤の配合量は、漂白洗浄組成物の漂
白洗浄力が十分に発揮される範囲であれば特に制限され
ないが、通常漂白洗浄組成物中(溶液の場合には固形分
として換算)、60重量%以下程度、好ましくは1〜50重量
%程度である。
【0014】本発明の漂白洗浄組成物は、所定のpHを超
えない範囲で、更に微量添加剤として、当該分野で用い
られる安定化剤、蛍光剤、増量剤、着色剤、香料、殺菌
剤、紫外線吸収剤、コーティング剤などを含んでいても
良い。これらの微量添加剤の配合量は、漂白組成物全体
に対して(溶液の場合には固形分として換算)、通常2重
量%以下程度、好ましくは0.05〜1重量%程度である。
【0015】本発明の漂白洗浄組成物は、自体公知の方
法により、製造することが出来る。例えば、成分(a)〜
(c)、更に必要に応じて成分(d)などを均一に混合し、当
該分野において通常の方法を用いて散剤とする。或い
は、ミキサーを用いて、10〜30℃程度において、20〜30
分間混合すればよい。
【0016】また、本発明の漂白洗浄組成物は、上記成
分(a)〜(c)および必要に応じて成分(d)に加えて、更に
以下の(e)バインダー、(f)有機酸および(g)炭酸塩を配
合することにより成形物とすることができる。(e)〜(g)
の三成分は、成形物としない場合にも、本発明の漂白洗
浄組成物に含まれていても良い。(e)バインダー 本発明において用いるバインダーは、当該分野で通常用
いられるバインダーであれば特に制限されない。例え
ば、ポリエチレングリコール、エチレンオキシドとプロ
ピレンオキシドのブロックポリマー、ショ糖脂肪酸エス
テルなどのシュガーエステル、カルボキシメチルセルロ
ース(CMC)、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセル
ロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロースやこれらのアルカリ金属塩、結
晶セルロースなどのセルロース系バインダーなどが挙げ
られる。これらの中では、平均分子量3000〜9000のポリ
エチレングリコール、高級脂肪酸とのショ糖脂肪酸モノ
エステル、ショ糖脂肪酸ジエステル、ショ糖脂肪酸トリ
エステルなどのシュガーエステル、およびCMCおよびそ
のナトリウム塩、結晶セルロースなどのセルロース系バ
インダーが好ましく、平均分子量4000〜6000のポリエチ
レングリコール、炭素数12〜18の高級脂肪酸とのシ
ョ糖脂肪酸モノエステルなどのシュガーエステル、結晶
セルロースなどのセルロース系バインダーがより好まし
い。本発明の漂白洗浄組成物は、これらのバインダーか
らなる群より選ばれる少なくとも一種を含んでいても良
い。
【0017】本発明の漂白洗浄組成物にバインダーを加
える場合の配合量は、所定のpHを越えない範囲であれば
特に制限されないが、通常組成物中において(溶液の場
合には固形分として換算)25重量%以下程度、好ましく
は1〜20重量%程度、より好ましくは2〜15重量%程度で
ある。(f)有機酸 本発明において用いる有機酸は、当該分野で通常用いら
れる有機酸であれば特に制限されない。例えば、リンゴ
酸、アジピン酸、コハク酸、フマル酸、オキシジコハク
酸、カルボキシメチルオキシコハク酸、クエン酸、酒石
酸、グルコン酸、カルボキシメチルコハク酸、カルボキ
シメチル酒石酸などが挙げられる。これらの中では、リ
ンゴ酸、アジピン酸、コハク酸、フマル酸などが好まし
い。本発明の漂白洗浄組成物は、これらの有機酸からな
る群より選ばれる少なくとも一種を含んでいても良い。
【0018】本発明の漂白洗浄組成物に有機酸を加える
場合には、組成物中において(溶液の場合には固形分と
して換算)、通常30重量%以下程度、好ましくは5〜25重
量%程度、より好ましくは7〜20重量%程度加えればよ
い。(g)炭酸塩 本発明において用いる炭酸塩は、当該分野で通常用いら
れる炭酸の塩であれば特に制限されない。例えば、炭酸
ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウ
ムなどのアルカリ金属塩が挙げられる。本発明の漂白洗
浄組成物は、これら炭酸塩からなる群より選ばれる少な
くとも一種を含んでいても良い。
【0019】本発明の漂白洗浄組成物に炭酸塩を加える
場合の配合量は、所定のpHを越えない範囲であれば特に
制限されないが、通常組成物中において(溶液の場合に
は固形分として換算)5〜35重量%程度、好ましくは10〜
30重量%程度、より好ましくは15〜25重量%程度であ
る。
【0020】本発明の成形物は、自体公知の方法により
製造することができる。例えば、特開昭62-33114公報に
記載の加圧成形方法を用いて錠剤などの成形物とするこ
とができる。具体的には、以下の方法が挙げられる。上
記成分(a)〜(c)および(e)〜(g)、必要に応じて成分(d)
を、二重円錐型、V型などの混合機を用いて、均一にな
るまで混合する。混合時間は、特に制限されないが、通
常10〜20分間程度である。混合温度は、特に制限されな
いが、通常10〜30℃である。得られた混合物を、当該分
野で通常用いられる打錠機などを用いて、成形物にすれ
ばよい。加圧成形する際の圧力は、特に制限されない
が、通常700〜1500kgf/cm2程度、好ましくは800〜1400k
gf/cm2程度である。加圧成形の際の温度は、特に制限さ
れないが、通常10〜30℃程度である。加圧成形を行う際
の速さは、特に制限されないが、通常90〜100錠/時間程
度である。
【0021】本発明の漂白洗浄組成物は、汚れの原因で
ある垢、皮脂、茶渋、微生物由来のスラッジなどの幅広
い汚れを、効果的に分解、除去できる。特に茶渋を分
解、除去する際には、1重量%水溶液とした際にpHが9.
5〜11程度である漂白洗浄組成物が好ましい。また、塩
素系漂白剤のように、酸と反応して塩素を発生すること
もないので、漂白洗浄を行う物品毎に漂白成分を処方す
る必要もない。
【0022】本発明の漂白洗浄組成物を使用し、例え
ば、眼鏡、急須、義歯、腕時計のベルト、電気シェーバ
ーの刃などの複雑な構造を有する物品を漂白洗浄する場
合には、水1Lに対して漂白洗浄組成物5〜40g程度を溶
解し、3〜6時間程度浸け置きすればよい。この際には、
必要に応じて加温してもよく、40〜50℃程度の温度にお
いて十分な洗浄力を発揮する。また、洗濯槽、トイレ、
風呂場、流しなどの排水パイプを漂白洗浄する場合に
は、漂白洗浄組成物の5〜40g程度を排水口から入れ、40
〜60℃程度のお湯1Lを加えて、6〜12時間程度放置
し、その後水で洗い流せばよい。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、強い洗浄力を有する酸
素系漂白剤を提供できる。塩素系漂白剤のように、酸と
反応して塩素ガスを発生したり、物品を腐蝕することが
ないので、様々な物品の洗浄を行うことができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明を更に詳しく説明するために種
々の実験を行った。本発明はこれら実施例に限定される
ものではない。
【0025】本発明における洗浄漂白組成物の洗浄力の
評価を、以下の表1に示す成分(実施例1〜3、比較例
1〜2)について以下の方法により行った。散剤は、ホ
ソカワミクロン(株)社製のナウタミキサを用いて、25℃
において、25分間混合したものを用いた。錠剤は、二重
円錐型混合機を用いて、25℃において、15分間混合し、
得られた混合物を、打錠機((株)マシーナ社製DC-WD40)
を用いて、圧力1000kgf/cm2、90〜100錠/時間の速さで
成形物とした。
【0026】
【表1】
【0027】茶渋汚れについては、ステンレスボトルに
茶またはコーヒーを入れ、一晩放置後、内容物を廃棄し
乾燥し、この操作を10回繰り返したボトルを均等に切断
したものを用いた。
【0028】電気シェーバーの替え刃の汚れについて
は、2週間使用したものを用いた。
【0029】義歯の汚れは、白色アクリル板の表面を削
り、日本茶およびたばこの抽出液と塩化第二鉄の混液に
浸漬、乾燥させ、この操作を10回繰り返した義歯を用い
た。
【0030】排水パイプの汚れについては、一般家庭用
洗面台の使用済みステンレスパイプ(60日間使用、内径4
0mm)を均等に切断したものを用いた。
【0031】表1に示した各組成物において、上記検体
をそれぞれ浸漬し、洗浄効果を比較した(表2)。
【0032】
【表2】
【0033】本発明における茶渋分解洗浄剤の洗浄力の
評価を、以下の表3に示す成分を有する散剤を用いて
(実施例4〜6、比較例3)、以下の方法により行った。
【0034】
【表3】
【0035】茶渋汚れの検体は、ステンレスボトルに茶
またはコーヒーを入れ、一晩放置後、内容物を廃棄し乾
燥し、この操作を10回繰り返したボトルを切断して用い
た。
【0036】表3に示した洗浄組成物10gをそれぞれ水
1Lに溶解し、25℃に保持した状態で、上記検体をそれ
ぞれ浸漬し、経時的な洗浄効果を比較した(表4)。
【0037】
【表4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 3/395 C11D 3/395

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)ペルオキソ酸塩を25重量%以上、(b)界
    面活性剤を0.2〜2重量%および(c)軟水化剤を3〜25重量
    %を含み、1重量%水溶液とした際にpHが8〜12である
    ことを特徴とする漂白洗浄組成物。
  2. 【請求項2】(a)ペルオキソ酸塩が過ホウ酸、過炭酸、
    モノ過硫酸およびペルオキソ二硫酸のアルカリ金属塩か
    らなる群より選択される少なくとも一種であり、(b)界
    面活性剤が陰イオン界面活性剤であり、(c)軟水化剤が
    ポリリン酸のナトリウム塩、エチレンジアミン四酢酸お
    よびそのアルカリ金属塩からなる群より選択される少な
    くとも一種である請求項1に記載の漂白洗浄組成物。
  3. 【請求項3】さらに、(d)酵素成分を含むことを特徴と
    する請求項1〜2のいずれかに記載の漂白洗浄組成物。
  4. 【請求項4】(a)ペルオキソ酸塩、(b)界面活性剤、(c)
    軟水化剤、(e)バインダー、(f)有機酸および(g)炭酸塩
    を含む漂白洗浄剤成形物。
  5. 【請求項5】(a)ペルオキソ酸塩を25重量%以上、(b)界
    面活性剤を0.2〜2重量%および(c)軟水化剤を3〜25重量
    %を含み、1重量%水溶液とした際にpHが9.5〜11であ
    ることを特徴とする茶渋分解用洗浄組成物。
JP11007681A 1999-01-14 1999-01-14 漂白洗浄組成物 Pending JP2000204395A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11007681A JP2000204395A (ja) 1999-01-14 1999-01-14 漂白洗浄組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11007681A JP2000204395A (ja) 1999-01-14 1999-01-14 漂白洗浄組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000204395A true JP2000204395A (ja) 2000-07-25

Family

ID=11672545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11007681A Pending JP2000204395A (ja) 1999-01-14 1999-01-14 漂白洗浄組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000204395A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004510878A (ja) * 2000-10-13 2004-04-08 ディプローム・インジェニエア・トーンハウザー・ゲーエムベーハー 洗剤および消毒剤
JP2011026456A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Diversey Co Ltd 酸素系粉末洗浄剤組成物

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004510878A (ja) * 2000-10-13 2004-04-08 ディプローム・インジェニエア・トーンハウザー・ゲーエムベーハー 洗剤および消毒剤
US8053401B2 (en) 2000-10-13 2011-11-08 Thonhauser Gmbh Cleaning and disinfecting agent
JP2011026456A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Diversey Co Ltd 酸素系粉末洗浄剤組成物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3741911A (en) Phosphate-free detergent composition
US4347149A (en) Aqueous bleach compositions
US4497725A (en) Aqueous bleach compositions
ES2396414T3 (es) Mezclas de catalizadores de blanqueo consistentes en sales de manganeso y ácido oxálico o sus sales
EP3863599B1 (en) Cleaning composition comprising foam boosting silicone
JP3766746B2 (ja) 液体漂白剤組成物
JP2007169530A (ja) 液体洗浄剤組成物の製造方法
JP2000204395A (ja) 漂白洗浄組成物
JPH06192692A (ja) 液体漂白洗浄剤組成物
RU2349637C2 (ru) Синтетическое моющее средство "би макс профешнл фэмили отомат"
EP0414581A1 (fr) Compositions de blanchiment pour textiles, efficaces aux basses températures
JP2003306699A (ja) 特定のポリマーを配合した洗剤組成物
JPH0633426B2 (ja) 漂白剤組成物
JP2002138272A (ja) キレート剤組成物、金属塩製造方法及び洗浄剤組成物
WO2002064721A1 (en) Composition and method for bleaching a substrate
JP2005029587A (ja) 漂白剤含有洗浄剤組成物
JP2013095763A (ja) 洗浄剤組成物
JP4417168B2 (ja) 漂白洗浄剤組成物
JPS6268898A (ja) 粒状洗浄剤組成物
JP5431896B2 (ja) 漂白剤組成物
US20060019859A1 (en) Powder dilutable multi-surface cleaner
JPS61213299A (ja) 漂白洗浄剤組成物
JPH08157881A (ja) 漂白洗剤組成物
JPH11302690A (ja) 風呂釜洗浄剤組成物
JP2771943B2 (ja) 漂白洗浄剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070808

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080109