JP2000200146A - ポイントコントロ―ル装置 - Google Patents

ポイントコントロ―ル装置

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JP2000200146A
JP2000200146A JP11000053A JP5399A JP2000200146A JP 2000200146 A JP2000200146 A JP 2000200146A JP 11000053 A JP11000053 A JP 11000053A JP 5399 A JP5399 A JP 5399A JP 2000200146 A JP2000200146 A JP 2000200146A
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control device
point control
connecting arm
trackball
pad
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JP11000053A
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Nobuyuki Kawachi
信行 河内
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NARUBISHI KIKAI KK
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NARUBISHI KIKAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】CADやパーソナルコンピュータ等の電子機器の
入力装置のひとつであるポイントコントロール装置に関
し、小形で操作性の良いコンピュータ用ポイトコントロ
ール装置を提供することを目的とする。 【解決手段】位置検出用静電容量式平面パッドの滑走面
上に、導電性を有するパッド滑走体を配置し、そのパッ
ド滑走体に連動具を取り付け、パッドの近傍に設けた選
択、実行スイッチボタンをパッド滑走体を滑走操作しな
がら同時に選択、実行スイッチボタンを作動できるよう
にし、ポイントの移動コントロールと、選択および実行
の操作を同時に指で行うことができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等の
情報入力装置のひとつであるポイントコントロール装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコンピュータ等のポイントコント
ロール装置について、図31、図32、図32を用いて
説明する。
【0003】図31は静電容量式位置検出用平面パッド
装置(以下パッドと呼ぶ)と言われる従来のポイントコ
ントロール装置をノートパソコンに装着された状態を表
わす図である。パッドはその平面上を指でこするように
移動することによりディスプレー上のポイントを移動さ
せるもので静電容量方式のものが多く採用されおり、パ
ッド表面に指を近づけ接触させることによりパッド内の
静電気の容量が変化する特性を利用したものである。
【0004】図32は従来のポイントコントロール装置
のひとつであるトラックボールを表し、ノートパソコン
に装着された状態を表わす図である。トラックボール
は、ボールの上部に指を置きながらトラックボールを回
転させることにより内蔵されたセンサーが作動しディス
プレー上のポイントを移動させるものである。また近傍
に設けた選択、実行スイッチボタンは、ディスプレー上
のポイントによる選択、実行操作を行うものである。
【0005】図33は従来のポイントコントロール装置
のひとつであるコンピュータ用マウス(以下マウスと呼
ぶ)の外観図である。マウスはコンピュータ用ポイント
コントロール装置としては、最も一般的に使用されてい
るもののひとつである。このマウスの動作は、マウス底
部を平面上で滑走させることにより、マウスの底面に設
けられたトラックボールが回転し内蔵されたセンサーを
作動させてディスプレー上のポイントを移動させたり、
マウスの上部に設けた、選択、実行スイッチボタンによ
り、ディスプレー上のポイントによる選択、実行操作を
行うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来のコンピュータ用ポイントコントロール装置において
は、以下の課題があった。
【0007】パッドにおいては、パッド面上を操作する
指の当たり方や、指の汗の状態等で操作性が異なった
り、またディスプレー上のポイントの微妙なコントロー
ルが極めてやりにくいものであった。また、選択、実行
の動作は、この面をすばやくたたく動作で行なうことが
できるが不確実であり、選択または実行のスイッチが、
別の場所に装着されているのが実状である。
【0008】パッドは一般にハンディタイプのノートパ
ソコン等に装着されているが、上記に記述したような操
作性の悪さから、操作者は、マウスを接続し、それを補
っている。
【009】次にトラックボールについて説明する。トラ
ックボールはパッドと同じようにノートパソコンに装着
されている。トラックボールは直接指で操作するため、
操作性を考慮し大き目のボールが使用されている。この
ためパソコンの薄型化ができないという問題があった。
さらにボールの汚れによる動作不良も大きな問題であっ
た。また、ポイントの移動操作と選択、実行操作を別々
に行わなければならず、操作性においても問題があっ
た。
【0010】次にマウスについて説明する。パッドやト
ラックボールに比べて操作性においては優れているが、
机上のあらゆる場所を滑走面とする可能性があり、ごみ
やほこりを巻き込み、内蔵されたトラックボールが汚
れ、動作不良になりやすかった。また、大きさが大きい
という欠点があり、特にハンディ用のノートパソコン等
に装着して使用する場合には、移動の際のわずらわしさ
や、カバンに入れた時のかさばり、また新幹線等乗り物
の中での使用においては、マウスを滑走させる面の確保
が出来ず使用できない等の課題があった。
【0011】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、コンピュータの操作性を良くし、しかも
ノートタイプのパソコンにでも装着できる小形ポイント
コントロール装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のコンピュータ用ポイントコントロール装置
は、従来のパッド面上やトラックボールの上部に、パッ
ド滑走体やトラックボール操作体を介して、指で操作で
きるようにし、さらに、そのパッド滑走体やトラックボ
ール操作体に連動具を取り付け、パッドの近傍に設けた
選択、実行スイッチボタンをパッド滑走体やトラックボ
ール操作体を滑走操作しながら選択、実行スイッチボタ
ンを作動できるようにし、ポイントの移動コントロール
と、選択および実行の操作を、同時に指で行うことがで
きるようにした。
【0013】このことにより、コンピュータ用マウスと
同等または同等以上の操作性を実現することができる。
しかも小形に構成できるので、ノートタイプのハンディ
型パソコン等にも内蔵装着可能なコンピュータ用ポイン
トコントロール装置を提供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】請求項1に記載のポイントコント
ロール装置は、コンピュータ等のディスプレー上のポイ
ントをコントロールするための静電容量式タッチパッド
面やトラックボールの上部に接触または係合しながら縦
横に自由に水平滑走するパッド滑走体又はトラックボー
ル操作体を介してポイントを操作するポイントコントロ
ール装置で、前記パッド滑走体又は前記トラックボール
操作体の上部に設けた操作部と、前記選択、実行スイッ
チボタンとを連動具にて連結し、操作部を操作すること
により、前記連動具で連動動作された前記選択、実行ス
イッチボタンがON、OFFすることにより、コンピュ
ータディスプレー上のポイントの移動コントロールと選
択、実行操作を同時に行うことができるという作用を有
する。
【0015】請求項2に記載のポイントコントロール装
置は、請求項1に記載のポイントコントロール装置にお
いて、静電容量式タッチパッド装置のパッド面上を導電
性の部材をもつパッド滑走体が摺動し、かつパッド滑走
体を介してパッド面と指を導通させ、ポイントの移動コ
ントロールを行うことにより、コンピュータディスプレ
ー上のポイントの移動コントロールと選択、実行操作を
同時に行うことができるという作用を有する。
【0016】請求項3に記載のポイントコントロール装
置は、請求項1に記載のポイントコントロール装置にお
いて、トラックボールを回転させポイントの移動を行う
トラックボール装置の前記トラックボールの上部にトラ
ックボール操作体の下面を当接させ、前記トラックボー
ル操作体の移動操作に伴ってトラックボールが回転動作
ことにより、コンピュータディスプレー上のポイントの
移動コントロールと選択、実行操作は同時に行うことが
できるという作用を有する。
【0017】請求項4に記載のポイントコントロール装
置は、請求項1〜3のいずれか一つに記載のポイントコ
ントロール装置において、連結アームの根元を、選択、
実行スイッチボタンの近くに回転と摺動ができるように
係止し、連結アームの先端にトラックボール操作体、又
はパッド滑走体を設けることにより、このトラックボー
ル操作体またはパッド滑走体を自由に水平滑走させると
いう作用を有する。
【0018】請求項5に記載のポイントコントロール装
置は、請求項1〜4のいずれか一つに記載のポイントコ
ントロール装置において、連結アームの先端部に設けた
操作部を押すことによりこの連結アームが揺動動作を行
い、この遥動動作により、選択、実行スイッチボタンを
簡単に作動させることができるという作用を有する。
【0019】請求項6に記載のポイントコントロール装
置は、請求項5に記載のポイントコントロール装置にお
いて、選択、実行スイッチボタンの近くに案内溝を設
け、連結アームの根元下部に回転ピボットを設け、前記
案内溝にこの回転ピボットを回転と摺動と揺動ができる
ように勘合し、さらに前記連結アームの根元に前記選
択、実行スイッチボタンの上部を押さえるためのボタン
押部を設け、前記連結アーム先端部には操作部を設け、
操作部の下部にトラックボール操作体またはパッド滑走
体を設けることにより、操作部を水平滑走させると前記
連結アームの根元に設けた前記回転ピボットを中心に前
記連結アームが自由に回転および摺動し、前記パッド滑
走体、または前記トラックボール操作体をスムーズに水
平滑走させることができる。また前記操作部を下方向に
押し込めば前記、連結アームは前記回転ピボットを中心
に遥動動作を行い、前記ボタン押部が下方に押し下げら
れ前記選択、実行スイッチボタンを作動させるという作
用を有する。
【0020】請求項7に記載のポイントコントロール装
置は、請求項5に記載のポイントコントロール装置にお
いて、連結アームの根元部にスリット状の案内孔を設
け、この案内孔を、選択、実行スイッチボタンの近くに
回転と摺動と揺動ができるように連結アーム支持軸で係
止し、さらに前記連結アームの根元に前記選択、実行ス
イッチボタンの上部を押さえるためのボタン押部を設
け、前記連結アームの先端部には操作部を設け、操作部
の下部にパッド滑走体またはトラックボール操作体を設
けることにより、前記操作部を水平に動かすと前記連結
アームの根元に設けた前記連結アーム支持軸を中心に前
記連結アームが自由に回転と摺動を行い、前記操作部の
下部に設けた前記パッド滑走体、または前記トラックボ
ール操作体をスムーズに水平滑走させることができる。
また操作部を下方向に押し込めば、前記連結アームは前
記連結アーム支持軸を中心に遥動動作を行い、前記ボタ
ン押部が下方に押し下げられ前記選択、実行スイッチボ
タンを作動させるという作用を有する。
【0021】請求項8に記載のポイントコントロール装
置は、請求項5〜7のいずれか一つに記載のポイントコ
ントロール装置において、二つの連結アームをヒンジ状
に揺動回転自由に結合することにより、各々の連結アー
ムの遥動動作が各々単独で行うことができるため、この
各々の連結アームの先端に設けた操作部のどちらか一方
の操作部を押し込むときにもう一方の操作部の動作に影
響を及ぼさないという作用を有する。
【0022】請求項9に記載のポイントコントロール装
置は、請求項1〜4のいずれか一つに記載のポイントコ
ントロール装置において、連結アームの先端部に操作レ
バーを回転できるように取り付け、また前記連結アーム
の根元には駆動レバーを回転できるように取り付け、前
記操作レバーの一部と前記駆動レバーの一部とを連結棒
で連結し、操作レバーを操作することにより前記連結棒
を介して前記駆動レバーが回転駆動し、選択、実行スイ
ッチを作動できるという作用を有する。
【0023】請求項10に記載のポイントコントロール
装置は、請求項1〜4のいずれかひとつに記載のポイン
トコントロール装置において、操作レバーを連結アーム
先端部に回転自由に取り付け、さらに駆動レバーを前記
連結アームの根元部に回転自由に取り付け、前記操作レ
バーの操作する操作部の反対の端と前記駆動レバーの一
端を連結し、前記操作レバーの操作部を押し込むことに
より、前記駆動レバーを駆動させ、選択、実行スイッチ
ボタンを作動できるという作用を有する。
【0024】請求項11に記載のポイントコントロール
装置は、請求項1〜4のいずれか一つに記載のポイント
コントロール装置において、回転支持部を有した操作レ
バーを連結アーム先端部に回転自由に取り付け、さらに
回転支持部を有した駆動片を連結アームの根元部に回転
自由に取り付け、前記操作レバーの操作する反対の端と
駆動レバーの一端を連結し、前記操作レバーの操作部を
押し込むことにより、前記駆動レバーを駆動させ、選
択、実行スイッチボタンを作動させるという作用を有す
る。
【0025】請求項12に記載のポイントコントロール
装置は、請求項1〜3のいずれか一つに記載のポイント
コントロール装置において、連結アームの根元部を選
択、実行スイッチボタンの近くに回転と揺動ができるよ
うに連結アーム支持軸で係止し、更にこの連結アームの
根元に前記選択、実行スイッチボタンの上部を押さえる
ためのボタン押部を設け、さらに前記連結アームの先端
部には操作部とボール操作体又はパッド滑走体を前記連
結アームの長手方向に摺動できるように係止すると共
に、前記操作部と前記連結アームが共に揺動動作ができ
るようにすることにより、前記操作部を水平に動かすと
前記連結アームの根元に設けた前記連結アーム支持軸を
中心に前記連結アームが自由に回転を行い、また前記操
作部は前記連結アームに対して摺動可能なため、前記操
作部の下部に設けた前記パッド滑走体、または前記トラ
ックボール操作体をスムーズに水平滑走させることがで
きる。また前記操作部を下方向に押し込めば、前記連結
アームは前記連結アーム支持軸を中心に遥動動作を行
い、前記ボタン押部が下方に押し下げられ前記選択、実
行スイッチボタンを作動させるという作用を有する。
【0026】請求項13に記載のポイントコントロール
装置は、請求項12に記載のポイントコントロール装置
において、連結アームの根元部を連結アーム支持軸で回
転自由に係止し、連結アームの先端中央部にスリット状
の案内孔を設け、このスリット状の案内孔に上方から操
作部、下方から操作部保持板を取り付け、この操作部保
持板の下部にトラックボール操作体またはパッド滑走体
を設けることにより、前記操作部を水平に動かすと前記
連結アームの根元に設けた前記連結アーム支持軸を中心
に前記連結アームが自由に回転を行い、また前記操作部
は前記連結アームに対して摺動可能なため、前記操作部
の下部に設けた前記パッド滑走体、または前記トラック
ボール操作体をスムーズに水平滑走させることができ
る。また前記操作部を下方向に押し込めば、前記連結ア
ームは前記連結アーム支持軸を中心に遥動動作を行い、
前記ボタン押え部が下方に押し下げられ前記選択、実行
スイッチボタンを作動させるという作用を有する。
【0027】請求項14に記載のポイントコントロール
装置は、請求項1〜11のいずれかひとつに記載のポイ
ントコントロール装置において、連結アームの先端に回
転操作ボタンを取付け、この回転操作ボタンが水平方向
に自転ができるようすることにより、パッド滑走体やト
ラックボール操作体の水平方向の滑走による前記連結ア
ームは角度変化を生ずるが、前記回転操作ボタンはこの
変化に規制されることがなく、常に操作する指にフィッ
トした動きができるという作用を有する。
【0028】請求項15に記載のポイントコントロール
装置は、請求項1〜14のいずれかひとつに記載のポイ
ントコントロール装置において、パッド滑走体またはト
ラックボール操作体、及び連結アームが上方向に押し上
げられるようにばねを取り付けることにより、パッド面
またはトラックボール上部に前記パッド滑走体または前
記トラックボール操作体が接触した状態と離れた状態の
どちらか一方を選択して滑走操作を行うことができると
いう作用を有する。
【0029】請求項16に記載のポイントコントロール
装置は、請求項1〜15のいずれかひとつに記載のポイ
ントコントロール装置において、連動具または連動具の
一部がパソコンまたはポイントコントロール装置に脱着
できるようにし、直接指で操作を行う従来のパッド装置
またはトラックボール装置としての使用と本発明の連動
具を用いた操作のどちらか一方を選択できるという作用
を有する
【0030】請求項17に記載のポイントコントロール
装置は、請求項17に記載のポイントコントロール装置
において、連結アームの根元を回転と揺動又は摺動がで
きるように支持するための案内溝または連結アーム支持
軸を別の部材で形成し、ポイントコントロール装置また
はパソコンの選択、実行スイッチボタンの近傍に取り付
けができるようにすることにより、従来の既存のポイン
トコントロール装置またはパソコンに本発明の連動具を
後付けできるようにできるという作用を有する。
【0031】次に、本発明の具体的な実施の形態につい
て図1〜図30を用いて説明する。まず本発明の第1の
実施の形態のポイントコントロール装置について図1〜
図6を用いて説明する。
【0032】図1は本発明の第1の実施の形態によるポ
イントコントロール装置の連動具10とパッド装置1の
構成を示す斜視図である。図2は連動具10の構成部品
である連結アーム12を下方向より見た斜視図である。
図3は本発明の第1の実施の形態のポイントコントロー
ル装置の完成した状態を表す斜視図である。図4は同断
面図である。図1〜図6でで本発明の第1の実施の形態
によるポイントコントロール装置の構成について説明す
る。
【0033】図1の1は静電容量式位置検出用平面パッ
ド装置1(以下パッド装置と呼ぶ)であり、パッド面1
Aと選択、実行スイッチボタン1B、1Cを備えてい
る。
【0034】従来はこのパッド装置1のパッド面1Aを
直接指で擦ることにより、ポイントの移動を行っていた
が、本発明の第1の実施の形態のポイントコントロール
装置は、このパッド装置1のパッド面1A上に導電性を
有したパッド滑走体11を滑走自由に乗せ、このパッド
滑走体11の上部中央部のアーム支持部11Aと保持ピ
ン11B、11Cに連結アーム12の先端下部の滑走体
支持部12Fと保持孔12G、12Hで連結アーム12
が揺動できるように支持し、更に連結アーム12の先端
部に前記パッド滑走体11の滑走体支持部12Fをの上
部には指で操作するための操作部12A、12Bを設け
ている。更に連結アーム12の他端根元部には選択、実
行スイッチボタン1B、1Cを下方向に押すためのボタ
ン押部12D、12Eを設け、さらにその二つのボタン
押部12D、12Eの間には突起状の回転ピボット12
Cが設けてあり、この回転ピボット12Cが選択、実行
スイッチボタン1B、1Cの間に設けた案内溝1Dに連
結アーム12が摺動と回転と揺動ができるように勘合さ
れている。
【0035】なお、パッド面1Aと操作する指とを電気
的導通を行う手段として、パッド面1Aと指の間に介在
する全ての構成部品は、導電材で構成されているか、メ
ッキ等の処理が施されている。
【0036】図5、図6は、本発明の第1の実施の形態
のポイントコントロール装置の別の実施例を表す図であ
り、トラックボール装置2と連動具13のを表した図で
ある。図5は構成を表わす斜視図、図6は断面図であ
る。トラックボール装置2は、従来トラックボール2A
を指で直接操作し、ポイントの移動コントロールを行っ
ていたが、本発明では、連道具13によりトラックボー
ル2Aを動作させるものである。
【0037】トラックボール装置2は中央部に球状のト
ラックボール2Aを有し、このトラックボール2Aの回
転動作を光信号などを利用して移動量と移動方向を検出
し、ポイントの移動コントロールを行っている。また選
択、実行スイッチボタン2B、2Cを有し、選択、実行
スイッチボタン2Bと2Cの間には案内溝2Dを有して
いる。連動具13は連結アーム14とボール操作体15
でで構成され連結アーム14の根元には選択、実行スイ
ッチボタン2B、2Cを下方向に押すためのボタン押部
14D、14Eを設け、さらにその二つのボタン押部1
4D、14Eの間には突起状の回転ピボット14Cが設
けてあり、この回転ピボット14Cが選択、実行スイッ
チボタン2B、2Cの間に設けた案内溝2Dに連結アー
ム14が摺動と回転と揺動ができるように勘合されてい
る。また、連結アーム14の先端部は指で操作するため
の操作部14A、14Bを有し、その下面には板状で下
面が平滑なボール操作体15が取り付けられており、ト
ラックボール2Aの上面に当接している。
【0038】尚、前記操作部14A、14Bにボール操
作体15の取り付け方法は、前記本発明の第1の実施の
形態のパッド滑走体11と同じ方法である。
【0039】次に、このように構成された本発明の第1
の実施の形態のポイントコントロール装置の動作につい
て図1〜図4において説明する。
【0040】連結アーム12は回転ピボット12Cを中
心に回転、及び摺動ができるため、連結アーム12に保
持されたパッド滑走体11は、パッド面1A上を自由に
滑走操作することができる。更に、連結アーム12の先
端に設けた操作部12A、12Bの内、例えば12Bを
下方に押し込むと連結アーム12の先端下部の滑走体支
持部12Fと連結アーム12の根元下部に設けた回転ピ
ボット12Cを支点にして連結アーム12は揺動回転を
行う。この揺動回転によって、連結アーム12の根元に
設けたボタン押部12Eが下方向に揺動運動し、選択、
実行スイッチボタン1Cを下方に押し込み、スイッチを
ONさせる。また前記、操作部12Bの押し下げ力を解
除すると選択、実行スイッチボタン1Cの自動復帰力に
より操作部12Bは復帰しスイッチもOFFになる。
【0041】このように、導電性を有したパッド滑走体
11をパッド面1A上で指で滑走操作することにより、
パッド面1Aと指が電気的に導通状態となる。このた
め、パッド滑走体11をパッド面1A上で滑走させるこ
とでパソコンのディスプレー上のポイントは移動コント
ロールされる。また、ポイントの操作における選択、実
行操作も、パッドの近傍に設けた選択、実行スイッチボ
タン1B、1Cを連結駆動をしているため、操作部12
A、12Bを押すことにより操作できる。
【0042】また、図5に示すトラックボール装置2の
トラックボール2Aの操作においても、連結アーム14
の先端の操作部14A、14Bの裏面に設けたボール操
作体15を水平に動かしトラックボール2Aの上部頂点
部を摩擦駆動することにより、トラックボール2Aが回
転し、コンピュータディスプレー上のポイントを移動コ
ントロールするものである。また、選択、実行スイッチ
ボタン2B、2Cの操作については、前記本発明の第1
の実施の形態のパッド操作と同じである。
【0043】図7と図8は本発明の第2の実施の形態の
ポイントコントロール装置を表す図である。図7は構成
を表わす斜視図、図8は完成の状態を示す図である。図
7で本発明の第2の実施の形態のポイントコントロール
装置の構成について説明するが、本発明の第2の実施の
形態のポイントコントロール装置は、本発明の第1の実
施の形態のポイントコントロール装置と類似しているの
で相違点のみ説明する。
【0044】図7に示すように本発明の第2の実施の形
態のポイントコントロール装置はパッド装置3と連動具
20で構成されており、連動具20の連結アーム22の
根元部に設けたスリット状の案内孔22Cで、二つの選
択、実行スイッチボタンの間に設けた連結アーム支持軸
3Dにアーム押え23とネジ24により連結アーム22
が回転と摺動と揺動ができるように取り付けた構成であ
る。
【0045】本発明の第2の実施の形態のポイントコン
トロール装置の動作についても本発明の第1の実施の形
態のポイントコントロール装置とほぼ同じ動作を行うの
で説明は省略する。
【0046】図9と図10は本発明の第3の実施の形態
のポイントコントロール装置の連動具30を表わす図で
ある。図9は構成をを表す斜視図、図10は連道具30
を組み立てた図を表わす斜視図である。
【0047】この本発明の第3の実施の形態のポイント
コントロール装置は、本発明の第1の実施の形態のポイ
ントコントロール装置の連結アームを左右二つの連結ア
ーム31と連結アーム32に分離した形態である。そし
て、この二つの連結アーム31、32のヒンジ軸31J
にヒンジ軸受32JG、32Kが回転自由に勘合されヒ
ンジ軸31Jを中心に連結アーム31、32は各々単独
で揺動動作ができるように構成されている。尚連動具3
0は、前期本発明の第1の実施の形態のパッド装置1に
装着される。
【0048】次に動作について説明する。左右のどちら
かの操作部31Aまたは32Aを押し下げ操作すると
き、他の一方の操作部はこの動きに干渉されることがな
いため、操作性にすぐれた動作を行うことができる。そ
の他の構成および動作は本発明の第1の実施の形態に示
す連動具と同じであるので説明は省略する。
【0049】図11〜14は、本発明の第4の実施の形
態のポイントコントロール装置を表わす図である。図1
1は連動具40の構成を表わす分解斜視図、図12は連
動具40の組み立て後の斜視図である。図13は連動具
40とパッド装置4を表わす構成斜視図、図14は本発
明の第4の実施の形態のポイントコントロール装置の全
体を示す斜視図である。図11において本発明の第4の
実施の形態のポイントコントロール装置の連動具40の
構成を説明する。尚、本発明の第4の実施の形態のポイ
ントコントロール装置の連動具40は左右線対称に構成
しているため、片側のみ説明する。
【0050】連結アーム41の先端に両側に突き出した
操作レバー取り付け軸41Aを設け、この操作レバー取
り付け軸41Aに、操作部42Aと連結突辺42Cを有
した操作レバー42が操作レバー軸受42Bで回転自由
に係止しされている。また、連結アーム41の他端根元
部には両側に突き出した駆動レバー取付軸41Dを設
け、この連結レバー取付軸41Dにボタン押部43Aと
連結突辺43Cとを有した駆動レバー43が駆動レバー
軸受43Bで回転自由に取り付けられている。
【0051】更に、前記操作レバー42に設けた連結突
辺42Cと駆動レバー43に設けた連結突辺43Cとを
連結棒44の両端に設けた軸受44Aと44Bで各々が
回転駆動できるように連結している。さらに、連結アー
ム41の先端の下にはパッド滑走体11を保持するため
の滑走体保持具41Bを有し、連結アーム41の根元下
部には、パッド装置4に設けた案内溝4Dに回転自由に
勘合される回転ピボット41Cを有している。
【0052】次に、このように構成された本発明の第4
に実施の形態のポイントコントロール装置の動作につい
て図11〜図14で説明をする。
【0053】連動具40の連結アーム41は回転ピボッ
ト41Cを中心に回転、及び摺動ができるため、連結ア
ーム41に保持された滑走体11は、パッド面4A上を
自由に滑走操作することができる。更に、連結アーム4
1の先端に設けた操作レバー42の操作部42Aを下方
に押し込むと、操作レバー取付軸41Aを中心に操作レ
バー42は回転し、連結突辺42Cに取り付けられた連
結棒44が駆動することにより、連結アーム41の根元
部に取り付けた駆動レバー43を駆動させボタン押部4
3Aを下方向に押し下げる。この押し下げ力により、パ
ッド装置4に設けた選択、実行スイッチボタン4B、4
Cを押し下げ、スイッチをONさせることができる。ま
た前記、操作部42Aの押し下げ力を解除すると選択、
実行スイッチボタン4B、4Cの自動復帰力により操作
部42Aは復帰しスイッチもOFFになる。
【0054】尚、この連動具40は左右線対称に構成さ
れており、各々左右が別々に単独で作動することができ
る。
【0055】図15〜図19は本発明の第5の実施の形
態のポイントコントロール装置を表わす図である。図1
5は本発明の第5の実施の形態のポイントコントロール
装置の連動具50の構成を表わす分解斜視図である。図
16は同連動具50の組み立てた状態を示す斜視図。図
17は連動具50とパッド装置4を表す図。図18は連
動具50とパッド装置4を組み合わせた状態を示す斜視
図である。図15〜図18において、本発明の第4の実
施の形態のポイントコントロール装置の構成について説
明する。尚、本発明の第4の実施の形態のポイントコン
トロール装置の連動具50は左右線対称に構成している
ため、片側のみ説明する。
【0056】連結アーム51の先端部に両側に突き出す
ように操作レバー取付軸51Aを設け、この操作レバー
取り付け軸51Aに操作部52Aと連結部52Cを持つ
操作レバー52を操作レバー軸受52Bで回転自由に係
止している。また、連結アーム51の根元部には両側に
突き出した駆動レバー取付軸51Dを設け、この駆動レ
バー取付軸51Dに、ボタン押部53Aと連結部53C
を持った駆動レバー53を駆動レバー軸受53Bで回転
自由に係止し、駆動レバー53の端に設けた連結部53
Cと前記操作レバー52の端に設けた連結部52Cを回
転自由に係止する。更に、連結アーム51の根元下部に
は、パッド装置4に設けた案内溝4Dに回転及び摺動自
由に勘合される回転ピボット51Cを設けた構成であ
る。
【0057】次に、このように構成された本発明の第5
の実施の形態のポイントコントロール装置の動作につい
て図15〜図18おいて説明する。
【0058】連動具50の連結アーム51は回転ピボッ
ト51Cを中心に回転、及び摺動ができるため、連結ア
ーム51に保持されたパッド滑走体11は、パッド面4
A上を自由に滑走操作することができる。更に、連結ア
ーム51の先端に設けた操作レバー52の操作部52A
を下方に押し込むと、操作レバー取付軸51Aを中心に
操作レバー52は回転し、連結部52C、53Cは上方
に移動し、駆動レバー53に動きが伝わり、ボタン押部
53Aは 下方向に押し下げられる。この押し下げ力に
より、選択、実行スイッチ4B、4CをONさせること
ができる。また前記、操作部52の押し下げ力を解除す
ると選択、実行スイッチボタン4B、4Cの自動復帰力
により操作部52は復帰しスイッチもOFFになる。
【0059】尚、この連動具50は左右に線対称に構成
されており、各々左右が別々に単独で作動することがで
きる。
【0060】図19は本発明の第5の実施の形態のポイ
ントコントロール装置の別の実施例を示す図でありトラ
ックボール装置に装着するための連動具60を表わす斜
視図である。この連動具60は連結アーム61の先端に
トラックボール操作体61Bを設けこの裏面でトラック
ボールを操作できるようにしたものである。
【0061】次に、本発明の第6の実施の形態のポイン
トコントロール装置について図20〜図25を用いて説
明する。図20は本発明の第6の実施の形態によるポイ
ントコントロール装置の連動具70とパッド装置5の構
成を示す斜視図である。図21は本発明の第6の実施の
形態のポイントコントロール装置の完成した状態を表す
斜視図である。図22は同断面図である。図20〜図2
2で本発明の第6の実施の形態によるポイントコントロ
ール装置の構成について説明する。
【0062】連道具70の連結アーム72の根元に回転
中心孔72Cを設け、二つの選択、実行スイッチボタン
5B、5Cの間に連結アーム支持軸5Dを設け、この連
結アーム支持軸5Dに前記連結アーム72の回転中心孔
72Cをアーム押え73とネジ74で取り付け、連結ア
ーム72が回転と揺動ができるように構成している。
【0063】また、この連結アーム72の根元に選択、
実行スイッチボタン5B、5Cの上部を押さえるための
ボタン押部72D、72Eを設け、さらに連結アーム7
2の先端部には操作部75を連結アーム72の先端中央
部に設けたスリット状の案内孔72Aに操作部保持板7
7とネジ76により連結アーム72の長手方向に摺動で
きるように取り付けられている。またパッド滑走体11
は操作部保持板77の下面に設けた滑走体支持部77C
と保持孔77Bでパッド滑走体11の上部中央部のアー
ム支持部11Aと保持ピン11B、11Cに係止されて
いる。
【0064】このことにより、パッド滑走体11を連結
アーム72の長手方向に摺動できるように係止すると共
に、操作部75と連結アーム72が共に揺動動作ができ
るように構成している。
【0065】尚、連結アーム72の案内孔72Aに勘合
する操作部保持板77の上部中央に設けた凸状の案内片
77Aは操作部75を摺動ガイドすると同時に一定範囲
内にのみ水平回転できるように形成され、一定角度にな
ると回転が止まるようにしている。
【0066】なお、パッド面5Aと指とを電気的導通を
行う手段として、パッド面5Aと指の間に介在する全て
の構成部品は、導電材で構成されているか、メッキ等の
処理が施されている。
【0067】次に、このように構成された本発明の第6
の実施の形態のポイントコントロール装置の動作につい
て説明する。
【0068】連結アーム72は連結アーム支持軸5Dを
中心に回転、及び揺動ができ、また、連結アーム72に
対して操作部75及び操作部保持板77に支持されたパ
ッド滑走体11は連結アーム72の長手方向に摺動がで
きるため、パッド滑走体11は、操作部75の操作によ
ってパッド面5A上を自由に滑走することができる。更
に、操作部75の例えば操作部75Bを下方に押し込む
と連結アーム72は操作部75と共に揺動運動を行う。
この揺動運動によって、連結アーム72の根元に設けた
ボタン押部72Eが下方向に回転し、選択、実行スイッ
チボタン5Cを下方に押し込み、スイッチをONさせ
る。また前記、操作部75の押し下げ力を解除すると選
択、実行スイッチボタン5Cの自動復帰力により連結ア
ーム72及び操作部75は復帰しスイッチもOFFにな
る。
【0069】このように、操作部75によりパッド滑走
体11をパッド面5A上で滑走操作させることにより、
コンピュータディスプレーのポイントを移動コントロー
ルさせることができ、更に必要に応じて、操作部75を
押し込めば、選択、実行スイッチをONさせることもで
きる。
【0070】尚、操作部75は連結アーム72に対して
一定範囲内において水平回転ができるため、連結アーム
72によって水平方向の角度を規制されることが無く、
パッド滑走体11がどの場所にいても操作部は操作する
指にフィットすることができ、操作性を向上させること
ができる。
【0071】図23〜図25は本発明の第6の実施の形
態のポイントコントロール装置の別の実施例を表す図で
ある。この本発明の第6の実施の形態のポイントコント
ロール装置の別の実施例は、トラックボール装置6とそ
れを駆動するための連動具80を表したものである。こ
の装置は、トラックボール装置6に装着されたトラック
ボール6Aの上部に連動具80のトラックボール操作体
88の下面を当接させ、操作部85の操作により、トラ
ックボール6Aを回転操作するものである。連動具80
のその他の構成及び動作は図20及び図21に示す連動
具70と同じである。またトラックボール装置6は前
記、図5に示す本発明の第1の実施の形態のポイントコ
ントロール装置のトラックボール装置2と類似している
ので説明は省略する。
【0072】図26に示す第7の実施の形態のポイント
コントロール装置の連動具90の分解斜視図を表したも
のである。この連動具90は連結アーム92の先端部に
上方向に回転ボタン取り付け軸92Aを設け、この回転
ボタン取付軸92Aに回転ボタン91に設けた軸受91
Aを回転ボタン91が回転自由に勘合した構成である。
92Bは回転ボタン91が一定範囲内で回転するように
した回転止めである。パッド滑走体11は図1に示す第
1の実施の形態のパッド滑走体11と同じであり、取り
付け方法も同じである。また本発明の第7の実施の形態
の連動具90は、図1に示す第1の実施の形態のパッド
装置1に装着し、動作させることができる。
【0073】このように構成された本発明の第7の実施
の形態のポイントコントロール装置の連動具90は、操
作中に連結アーム92が回転ピボット92Cを中心に回
転移動することにより、角度変化を生ずるが、連結アー
ム92に強制されることなく自由に水平方向に自転回転
するので常に操作する指にフィットした状態で滑走操作
することができる。
【0074】図27、図28は本発明の第8の実施の形
態のコントロール装置のパッド滑走体95とその内部構
造を示す断面図である。図27、図28において説明す
る。パッド滑走体95の下面に絶縁体で形成された浮上
片96を上下方向に可動できるように取り付けられ、更
に内部に内蔵されたコイルばね97に95より、常に下
方向に押し付けられているため、パッド滑走体95はパ
ッド面1Aから浮上しようとする力が加わっており操作
しない時は図27に示すように常にパッド滑走体95は
浮上した状態になっている。しかし、コイルばね97は
弱い力であるため、操作するときに、指を操作部にのせ
る程度の押し下げ力でパッド滑走体95は図28に示す
ようにパッド面1Aに着地することができる。
【0075】このことにより、パッド滑走体95がパッ
ド面1A着地した状態での滑走操作と、パッド滑走体9
5がパッド面1Aに浮上した状態でのパッド滑走体95
の移動操作の両方を行えるようにしたものである。
【0076】図29は本発明の第9の実施の形態を表す
斜視図である。本発明の第9の実施の形態は、図1に示
す前記パッド装置1の案内溝1Dを別部材で形成したも
のであり、図29に示すように案内溝98Aを有した案
内具98をパッド装置7の二つの選択、実行スイッチボ
タン7B、7Cの間に取り付けた構成である。
【0077】このように案内具98を後付けができるよ
うにすることにより、既存のパソコンやパッド装置また
はトラックボール装置に本発明のポイントコントロール
装置の連動具を装着することが可能となる。
【0078】尚、以上に記載した本発明の実施の形態の
ポイントコントロール装置で一部トラックボール装置で
の実施例の説明を省略したが、パッド装置に使用するパ
ッド滑走体11の代わりトラックボール操作体を取り付
ければ、全ての本発明の実施の形態においてトラックボ
ール装置での使用が可能となる。
【0079】また、以上の本発明の実施の形態のポイン
トコントロール装置は、パッド装置やトラックボール装
置をパソコンから独立させた形態で説明を行ったが、パ
ッド装置やトラックボール装置を装備したパソコンに直
接取り付けてもよい。その一実施例を図30に示す。こ
の実施例は、パッド装置を装備したノート型パソコンに
図1に示す前記本発明の第1の実施の形態の連動具10
を装着したものである。構成、及び動作は本発明の第1
の実施の形態のポイントコントロール装置と同じであ
る。
【0080】また、以上に記載した本発明の実施形態の
ポイントコントロール装置はパッド装置やトラックボー
ル装置またはパソコンから簡単に連動具を取り外すこと
もできるので、従来のように直接パッド面やトラックボ
ールを指で操作することもできる。
【0081】
【発明の効果】パッド装置に連動具を装着した本発明の
ポイントコントロール装置においては、従来のパッド技
術を応用し、パッド面にパッド滑走体を配置し、この滑
走体を指で滑走させることにより、従来のように、直接
指でパッド面を擦る動作と異なり、パッド面との接触面
積が一定であり、また指の汗の影響を受けることがな
く、接触状態や滑り状態が安定しているため、ポイント
の移動動作が極めて円滑であり、微妙なポイントの移動
操作もスムーズに行える。
【0082】さらに、パッド滑走体上部に操作部を設
け、連動具で選択、実行スイッチボタンを連動操作でき
るため、パッド滑走体を滑走しポイントを移動しなが
ら、その場で必要に応じてポイントの選択または実行操
作を連動操作ができため、従来のマウスの操作性と同等
以上の操作性を得ることができる。
【0083】また、構成が簡単であり小型にできるとい
う効果があり、従来のマウスのように、移動する際邪魔
になることがなく、またハンディ用のノートパソコンに
内蔵することが充分可能であるので、わざわざマウスを
持ち歩かなくてのすむ。また、従来のパッドとして指で
の操作も可能である。
【0084】また、パソコン本体側に連動具を後付けが
できるようにしておけば、パソコンユーザーが必要に応
じて連動具の取り付けを行なうことができる。
【0085】また、連動具は前記のごとく構造が簡単で
あり、容易に製造することができる。また、従来と同じ
パッドを位置検出センサーとして使用するため、ポイン
トコントロール装置を駆動するためのソフトは従来と同
じものを使用できるため、低コストで製造することがで
きる。
【0086】また、トラックボール装置に連道具を装着
した本発明のポイントコントロール装置においては、ト
ラックボールをトラックボール操作体を介して操作する
ため、トラックボールの直径を小さくしても操作性を損
なうことがなく、ポイントコントロール装置を薄く構成
することができる。またトラックボールを直接指で操作
しないため、トラックボールの汚れによる誤動作がなく
補修の必要もないという効果を有する。その他の効果に
ついては、前記パッド装置に連動具を装着した本発明の
ポイントコントロール装置と同じ効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のポイントコントロ
ール装置の構成を表わす斜視図。
【図2】本発明の第1の実施の形態のポイントコントロ
ール装置の構成部品の連結アームの下面の詳細を表わす
斜視図。
【図3】本発明の第1の実施の形態のポイントコントロ
ール装置の完成状態を表わす斜視図。
【図4】本発明の第1の実施の形態のポイントコントロ
ール装置の完成状態の断面図。
【図5】本発明の第1の実施の形態のポイントコントロ
ール装置の別の実施例を表わす構成斜視図。
【図6】本発明の第1の実施の形態のポイントコントロ
ール装置の別の実施例を表わす断面図。
【図7】本発明の第2の実施の形態のポイントコントロ
ール装置の構成を表わす斜視図。
【図8】本発明の第2の実施の形態のポイントコントロ
ール装置の完成した状態を表わす斜視図
【図9】本発明の第3の実施の形態のポイントコントロ
ール装置の連動具の構成を表わす斜視図。
【図10】本発明の第3の実施の形態のポイントコント
ロール装置の連動具の完成した状態を表わす斜視図。
【図11】本発明の第4の実施の形態のポイントコント
ロール装置の連動具の構成を表わす斜視図。
【図12】本発明の第4の実施の形態のポイントコント
ロール装置の連動具の完成した状態を表わす斜視図。
【図13】本発明の第4の実施の形態のポイントコント
ロール装置の構成を表わす斜視図。
【図14】本発明の第4の実施の形態のポイントコント
ロール装置の完成した状態を表わす斜視図。
【図15】本発明の第5の実施の形態のポイントコント
ロール装置の連動具の構成を表わす斜視図。
【図16】本発明の第5の実施の形態のポイントコント
ロール装置の連動具の完成した状態を表わす斜視図。
【図17】本発明の第5の実施の形態のポイントコント
ロール装置の構成を表わす斜視図。
【図18】本発明の第5の実施の形態のポイントコント
ロール装置の完成した状態を表わす斜視図。
【図19】本発明の第5の実施の形態のポイントコント
ロール装置の連動具の別の実施例を表わす斜視図。
【図20】本発明の第6の実施の形態のポイントコント
ロール装置の構成を表わす斜視図。
【図21】本発明の第6の実施の形態のポイントコント
ロール装置の完成された状態を表わす斜視図。
【図22】本発明の第6の実施の形態のポイントコント
ロール装置の完成された状態を表わす断面。
【図23】本発明の第6の実施の形態のポイントコント
ロール装置の連動具の別の実施例の構成を表わす斜視
図。
【図24】本発明の第6の実施の形態のポイントコント
ロール装置の連動具の別の実施例の構成を表わす斜視
図。
【図25】本発明の第6の実施の形態のポイントコント
ロール装置の別の実施例の完成した状態の断面図。
【図26】本発明の第7の実施の形態のポイントコント
ロール装置の連動具の構成を表す斜視図。
【図27】本発明の第8の実施の形態のポイントコント
ロール装置の連動具の別の実施例の組み立てられた状態
を表わす斜視図。
【図28】本発明の第8の実施の形態のポイントコント
ロール装置の構成部品であるパッド滑走体の構成を表わ
す断面図。
【図29】本発明の第9の実施の形態のポイントコント
ロール装置の構成部品であるパッド装置の構成を表わす
斜視図。
【図30】本発明の実施の形態のポイントコントロール
装置をパソコンに搭載した状態を示す斜視図。
【図31】従来のポイントコントロール装置のひとつで
あるパッドをパソコンに搭載した状態を表わす斜視図。
【図32】従来のポイントコントロール装置のひとつで
あるトラックボールをパソコンに搭載した状態を表わす
斜視図。
【図33】従来のポイントコントロール装置のひとつで
あるマウスを表わす斜視図。
【符号の説明】
1、3、4、5、7 パッド装置 1A、3A、4A、5A、7A パッド面 1B、1C、2B、2C、3B、3C、4B、4C、5B、5C、
6B、7B、7C 選択、実行スイッチボタン 1D、2D、4D、98A 案内溝 2、6トラックボール装置 2A、6A トラックボール 3D、5D、6D 連結アーム支持軸 10、13、20、30、40、50、60、70、8
0、90 連動具 11、95 パッド滑走体 11A、 アーム支持部 11B、11C、 保持ピン 12、14、22、31、32、41、51、61、7
2、82、92 連結アーム 12A、12B、14A、14B、22A、22B、31A、
32A、42A、52A、75、75A、75B、85 操
作部 12C、14C、31C、41C、51C、92C 回転ピボ
ット 12D、12E、14D、14E、22D、22E、31D、
32E、43A、53A、72D、72E、82D、82E、
92D、92E ボタン押部 12F、22F、31F、77C 滑走体支持部 12G、12H、22G、22H、31G、31H、77B、
87B 保持孔 15、61B、88 トラックボール操作体 22C、72A、82A 案内孔 23、73、83 アーム押え 24、74、76、84、86 ネジ 31J ヒンジ軸 32J、32K ヒンジ軸受 41A、51A 操作レバー取付軸 41D、51D 駆動レバー取付軸 42、52 操作レバー 42B、52B 操作レバー軸受 42C、43C 連結突辺 43、53 駆動レバー 43B、53B 駆動レバー軸受 44 連結棒 44A、44B、91A 軸受 52C、53C 連結部 72C、82C 回転中心孔 77、87 操作部保持板 77A、87A 案内片 91 回転ボタン 92A 回転ボタン取付軸 92B 回転止め 96 浮上片 97 コイルばね 98 案内具

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータ等のディスプレー上のポイン
    トをコントロールするための静電容量式タッチパッド面
    やトラックボールの上部に接触または係合しながら縦横
    に自由に水平滑走するパッド滑走体又はトラックボール
    操作体を介してポイントを操作するポイントコントロー
    ル装置で、前記パッド滑走体又は前記トラックボール操
    作体の上部に設けた操作部と選択、実行スイッチボタン
    とを連動具にて連結し、前記操作部を操作することによ
    り、前記連動具で連動動作された前記選択、実行スイッ
    チボタンがON、OFFすることを特徴とするポイント
    コントロール装置。
  2. 【請求項2】静電容量式タッチパッド装置のパッド面上
    を導電性の部材で形成したパッド滑走体が摺動し、かつ
    パッド滑走体を介してパッド面と指を導通させることに
    よりポイントの移動コントロールを行う請求項1記載の
    ポイントコントロール装置。
  3. 【請求項3】トラックボールを回転させポイントの移動
    を行うトラックボール装置の前記トラックボールの上部
    にトラックボール操作体の下面を当接させ、このトラッ
    クボール操作体の移動操作に伴って前記トラックボール
    が回転動作する請求項1に記載のポイントコントロール
    装置。
  4. 【請求項4】連結アームの根元を、選択、実行スイッチ
    ボタンの近くに回転と摺動ができるように係止し、前記
    連結アームの先端にトラックボール操作体、又はパッド
    滑走体を設けた請求項1〜3のいずれかに記載のポイン
    トコントロール装置。
  5. 【請求項5】連結アームの先端部に設けた操作部を押す
    ことによりこの連結アームが揺動動作を行い選択、実行
    スイッチボタンを作動させることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載のポイントコントロール装置。
  6. 【請求項6】選択、実行スイッチボタンの近くに案内溝
    を設け、連結アームの根元下部に回転ピボットを設け、
    前記案内溝にこの回転ピボットを回転と摺動と揺動がで
    きるように勘合し、さらに前記連結アームの根元に前記
    選択、実行スイッチボタンの上部を押さえるためのボタ
    ン押部を設け、前記連結アーム先端部には操作部を設
    け、操作部の下部にトラックボール操作体またはパッド
    滑走体を設けた請求項5に記載のポイントコントロール
    装置。
  7. 【請求項7】連結アームの根元部にスリット状の案内孔
    を設け、この案内孔を、選択、実行スイッチボタンの近
    くに回転と摺動と揺動ができるように連結アーム支持軸
    で係止し、さらに連結アームの根元に前記選択、実行ス
    イッチボタンの上部を押さえるためのボタン押部を設
    け、前記連結アームの先端部には操作部を設け、操作部
    の下部にパッド滑走体またはボール操作体を設けた請求
    項5に記載のポイントコントロール装置。
  8. 【請求項8】二つの連結アームをヒンジ状に揺動回転自
    由に結合した請求項5〜7のいずれかに記載のポイント
    コントロール装置。
  9. 【請求項9】連結アームの先端部に操作レバーを回転で
    きるように取り付け、また前記連結アームの根元には駆
    動レバーを回転できるように取り付け、前記操作レバー
    の一部と前記駆動レバーの一部とを連結棒で連結し、前
    記操作レバーの操作部を操作することにより前記連結棒
    を介して前記駆動レバーが回転駆動し、選択、実行スイ
    ッチを作動することを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    か一つに記載のポイントコントロール装置。
  10. 【請求項10】操作レバーを連結アーム先端部に回転自
    由に取り付け、さらに駆動レバーを前記連結アームの根
    元部に回転自由に取り付け、前記操作レバーの操作する
    操作部の反対の端と前記駆動レバーの一端を連結し、前
    記操作レバーの操作部を押し込むことにより、前記駆動
    レバーを駆動させることを特徴とするに請求項1〜4の
    いずれか一つに記載のポイントコントロール装置。
  11. 【請求項11】選択、実行スイッチの近傍にスリット状
    の案内溝を設け、この案内溝に連結アームの根元に設け
    た回転ピボットを摺動自由にかつ回転できるように取り
    付けた請求項9又は10に記載のポイントコントロール
    装置。
  12. 【請求項12】連結アームの根元部を選択、実行スイッ
    チボタンの近くに回転と揺動ができるように連結アーム
    支持軸で係止し、更にこの連結アームの根元に前記選
    択、実行スイッチボタンの上部を押さえるためのボタン
    押部を設け、さらに前記連結アームの先端部には操作部
    とボール操作体又はパッド滑走体を連結アームの長手方
    向に摺動できるように係止すると共に、前記操作部と前
    記連結アームが共に揺動動作ができるようにした請求項
    1〜3のいずれかひとつに記載のポイントコントロール
    装置。
  13. 【請求項13】連結アームの根元部を連結アーム支持軸
    で回転自由に係止し、連結アームの先端中央部にスリッ
    ト状の案内孔を設け、このスリット状の案内孔に上方か
    ら操作部、下方から操作部保持板を取り付け、この操作
    部保持板の下部にトラックボール操作体またはパッド滑
    走体を設けた請求項12に記載のポイントコントロール
    装置。
  14. 【請求項14】連結アームの先端に回転操作ボタンを取
    付け、この回転操作ボタンが水平方向に自転ができるよ
    うにした請求項1〜11のいずれかひとつに記載のポイ
    ントコントロール装置。
  15. 【請求項15】パッド滑走体またはトラックボール操作
    体、及び連結アームが上方向に押し上げられるようにば
    ねを取り付けた請求項1〜14のいずれかひとつに記載
    のポイントコントロール装置。
  16. 【請求項16】連動具がパソコンまたはパッド装置また
    はトラックボール装置に取り付け、取り外しができるよ
    うにした請求項1〜16のいずれかひとつに記載ポイン
    トコントロール装置。
  17. 【請求項17】連結アームの根元を回転と揺動又は摺動
    ができるように支持するための案内溝、または連結アー
    ム支持軸を別の部材で形成し、ポイントコントロール装
    置またはパソコンの選択、実行スイッチボタンの近傍に
    取り付けまたは取り外しができるようにした請求項17
    に記載のポイントコントロール装置。
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