JP2000198488A - 浮遊物回収用双胴船 - Google Patents

浮遊物回収用双胴船

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JP2000198488A
JP2000198488A JP10377176A JP37717698A JP2000198488A JP 2000198488 A JP2000198488 A JP 2000198488A JP 10377176 A JP10377176 A JP 10377176A JP 37717698 A JP37717698 A JP 37717698A JP 2000198488 A JP2000198488 A JP 2000198488A
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JP
Japan
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catamaran
recovery
floating matter
floating
monohulls
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JP10377176A
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English (en)
Inventor
Masahiro Tamashima
正裕 玉島
Michio Nakawatari
道夫 仲渡
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NAKATANI ZOSEN KK
NISHI NIPPON RYUTAI GIKEN KK
Original Assignee
NAKATANI ZOSEN KK
NISHI NIPPON RYUTAI GIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 双胴船の船体中心面に対して左右の各単胴船
の外側舷をそれぞれ平行に形成して、各単胴船の船首側
での海水面の乱れを小さくし、且つ左右の各単胴船の外
側舷側での波の発生を小さくすることによって、更に、
双胴船の回収口の間口つまり幅間隔を拡げることによっ
て、回収時に浮遊物の拡散を少なくして浮遊物の回収効
率を高めることにある。 【解決手段】 海水面に浮遊するゴミや油などの浮遊物
aを、二隻の単胴船2,3を左右に並列に甲板4上で結
合しその左右の単胴船2,3間の内側に取り込んで回収
するようにした浮遊物回収用双胴船1において、双胴船
1の船体中心面1aに対して単胴船2,3の外側舷2
a,3aをそれぞれ平行に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、海水面に浮遊す
るゴミや油などの浮遊物を、二隻の単胴船を左右に並列
に甲板上で結合した双胴船の内側に取り込んで回収する
ようにした浮遊物回収用双胴船に係り、特に、双胴船の
船体中心面に対して左右の各単胴船の外側舷をそれぞれ
平行に形成して、回収時に浮遊物の拡散を少なくして浮
遊物の回収効率を高めるようにした浮遊物回収用双胴船
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、二隻の単胴船を左右に並列に甲板
上で結合した双胴船によって、海水面に浮遊するゴミや
油などの浮遊物を左右の単胴船間の内側に取り込んで回
収するようにした浮遊物回収用双胴船が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
双胴船にあっては、左右の二隻の単胴船はそれぞれ各単
胴船の船体中心面に対して左右対称の形状に形成されて
いる。つまり、左右の各単胴船は船首から船尾に向かっ
て左右両舷が幅方向に対称に膨らんでいる。
【0004】このため、双胴船の速度を速めると、左右
の各単胴船の船首側で海水面の乱れが大きくなって海水
面の浮遊物が拡散し易くなり、高速での浮遊物の回収が
困難になるという課題がある。
【0005】また、回収のために双胴船が前進すると、
左右の単胴船の外側舷側は外側に膨らんでいるために波
が起こり、その波によって、回収されなかった浮遊物が
回収海水域で拡散するため、浮遊物を再度回収する場合
にその回収作業が容易でなかった。
【0006】さらにまた、双胴船の回収口の間口つまり
幅間隔は、左右の各単胴船の船首の間隔となるが、左右
の各単胴船はその船首が両舷の中央に位置するため、双
胴船の全幅つまり両外側舷間より一つの単胴船の船幅分
だけ狭くなり、その分、浮遊物の回収効率が低くなると
いう課題があった。
【0007】この発明は、上記のような課題に鑑み、そ
の課題を解決すべく創案されたものであって、その目的
とするところは、双胴船の船体中心面に対して左右の各
単胴船の外側舷をそれぞれ平行に形成して、各単胴船の
船首側での海水面の乱れを小さくし、且つ左右の各単胴
船の外側舷側での波の発生を小さくすることによって、
更に、双胴船の回収口の間口つまり幅間隔を拡げること
によって、回収時に浮遊物の拡散を少なくして浮遊物の
回収効率を高めることのできる浮遊物回収用双胴船を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、この発明は、海水面に浮遊するゴミや油などの浮
遊物を、二隻の単胴船を左右に並列に甲板上で結合しそ
の左右の単胴船間の内側に取り込んで回収するようにし
た浮遊物回収用双胴船において、双胴船の船体中心面に
対して左右の単胴船の外側舷をそれぞれ平行に形成した
手段よりなるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に記載の発明の実施の
形態に基づいて、この発明をより具体的に説明する。こ
こで、図1は浮遊物回収用双胴船の平面図、図2は浮遊
物回収用双胴船の側断面図、図3は浮遊物回収用双胴船
の正面図である。
【0010】図において、浮遊物回収用双胴船1は、二
隻の単胴船2,3を左右に間をあけて並列に配置し、こ
れを甲板4上で結合した構造からなり、海水面に浮遊す
るゴミや油などの浮遊物aを左右の単胴船2,3間の内
側に取り込んで回収するようにしたものである。
【0011】左右の各単胴船2,3の外側舷2a,3a
は、浮遊物回収用双胴船1の船体中心面1aに対してそ
れぞれ平行に形成されている。この船体中心面1aは図
1に図示するように、浮遊物回収用双胴船1の中心を船
首から船尾に向けて直線状に通り且つ水面に対して垂直
となる面である。
【0012】即ち、単胴船2の外側舷2aは平面からみ
て、船首から船尾の全域にわたって直線状の船体中心面
1aに対して平行な直線状に形成されている。また、単
胴船2の外側舷2aは正面からみて、船首から船尾の全
域にわたって水面に対して垂直に形成されている。この
ように、単胴船2の外側舷2aは船体中心面1aに平行
且つ水面に対して垂直な平坦面に形成されている。
【0013】同様に、単胴船3の外側舷3aは平面から
みて、船首から船尾の全域にわたって直線状の船体中心
面1aに対して平行な直線状に形成されている。また、
単胴船3の外側舷3aは正面からみて、船首から船尾の
全域にわたって水面に対して垂直に形成されている。こ
のように、単胴船3の外側舷3aは船首から船尾の全域
にわたって船体中心面1aに平行且つ水面に対して垂直
な平坦面に形成されている。
【0014】これに対して、単胴船2の内側舷2bは平
面からみて、船首側が内側に向けて膨らんでいる。単胴
船3の内側舷3bも平面からみて、船首側が内側に向け
て膨らんでいて、左右の単胴船2,3の内側舷2b,3
bは船体中心面1aを挟んで左右対称の形状に形成され
ている。
【0015】即ち、単胴船2の内側舷2bの船首側は、
その船首先端が外側舷2aの船首先端と同一箇所に位置
し、そこから後方側に向けて除々に内側に向かって膨ら
んでいる。内側舷2bの中間及び船尾は、平面からみて
外側舷2aと平行になっている。又内側舷2bは正面か
らみてその下部側が船底側に向けて湾曲状に丸みを帯び
た形状に形成されている。
【0016】同様に、単胴船3の内側舷3bの船首側
は、その船首先端が外側舷3aの船首先端と同一箇所に
位置し、そこから後方側に向けて除々に内側に向かって
膨らんでいる。内側舷3bの中間及び船尾は、平面から
みて外側舷3aと平行になっている。又内側舷3bは正
面からみてその下部側が船底側に向けて湾曲状に丸みを
帯びた形状に形成されている。
【0017】左右の単胴船2,3の内側には、海水面に
浮遊するゴミや油などの浮遊物aを回収するための浮遊
物回収装置5が装備されている。浮遊物回収装置5はネ
ット型コンベア6と、ネット型コンベア6で回収された
浮遊物aを収容する収容容器7から構成される。
【0018】ネット型コンベア6は、船尾側に向けて斜
め上向きに傾斜するように取付けられ、その下部側は水
面下に取付けられ、その上部側は甲板4を貫通してその
上方に延びている。甲板4にはネット型コンベア6の上
部側が貫通するためのコンベア開通孔4aが形成されて
いる。
【0019】ネット型コンベア6は、無端状の幅広で通
水性のネット6a、下部ローラー6b、上部ローラー6
cから主に構成されていて、ネット6aが下部ローラー
6bと上部ローラー6cとの間を循環して海水面に浮遊
物aを回収する構造になっている。
【0020】無端状のネット6aは通水性の網状のもの
から形成されていて、ネット6aの前面側から相対的に
押し寄せる海水は通過してその後方側に流れ、海水面に
浮遊する浮遊物aだけがネット6aの表面に付着する。
このため、ネット6aが浮遊物回収用双胴船1の進行の
妨げとなることはない。
【0021】通水性で無端状のネット6aは、下部ロー
ラー6bと上部ローラー6cとの間に回装張設されて、
上面側が斜め上向きに又下面側が斜め下向きに循環動す
ることによって、ネット6aの表面に流着した浮遊物a
を上面側に引き上げて回収させるようになっている。
【0022】下部ローラー6bは左右の単胴船2,3の
内側で船首と船尾との中間部位に左右方向に横設されて
いる。下部ローラー6bは、その左端側は単胴船2の内
側舷2bの下部の水面下に没している部分に軸支されて
おり、又その右端側は単胴船3の内側舷3bの下部の水
面下に没している部分に軸支されている。
【0023】上部ローラー6cは甲板4上方の船尾側に
下部ローラー6bと平行に左右方向に横設されている。
上部ローラー6cは、その左端側は単胴船2の内側舷2
b側の上方の甲板4上に設置された軸受け6dに軸支さ
れている。その右端側は単胴船3の内側舷3b側の上方
の甲板4上に設置された軸受け6eに軸支されている。
この上部ローラー6cは図示しない駆動モーターに動力
伝達ベルトなどを介して連動連結されている。
【0024】ネット型コンベア6で回収された浮遊物a
を収容する収容容器7は、甲板4上の船尾側に左右方向
に細長に設置されている。収容容器7はネット型コンベ
ア6の上部ローラー6cの真下位置に設置されていて、
上部ローラー6cで反転された浮遊物aはその下方に落
下してその真下位置に設置された収容容器7に入って回
収される。
【0025】左右の各単胴船2,3の船尾側の下部に
は、スクリュー2c,3cがそれぞれ取付けられてい
る。又スクリュー2c,3cの後方には舵2d,3dが
それぞれ取付けられていて、これらのスクリュー2c,
3cと舵2d,3dによって、浮遊物回収用双胴船1は
浮遊物aの回収域の海水面を回収のために推進する。
【0026】次に、上記発明の実施の形態の構成に基づ
く作用について以下説明する。海水面で浮遊する浮遊物
aに向かって、浮遊物回収用双胴船1を前進させると、
左右の各単胴船2,3の船首側では波があたり、その波
によって内側舷2b,3b側寄りで渦が発生するが、外
側舷2a,3a側では渦は余り発生することがない。
【0027】しかも、船が前進することによって生じる
波紋は、図4、図5に図示するように、直線状の外側舷
2a,3aでは非常に小さくなることが実験結果よりも
容易に理解される。これにより、浮遊物回収用双胴船1
の両外側方となる直線状の外側舷2a,3aでは、従来
のような脹らみを有する側舷に比べて、波紋が左右後方
に広がるのを小さくすることが可能となる。
【0028】このため、浮遊物回収用双胴船1で回収さ
れたなかった浮遊物aが、左右後方に広がりながら進行
する波によって、回収海水域で分散されることが殆どな
く、再度の回収作業が容易となる。
【0029】浮遊物回収用双胴船1が前進すると、左右
の各単胴船2,3の船首間に前方側の海水面で浮遊する
浮遊物aは、相対的に左右の各単胴船2,3の内側に入
り込んでくる。特に浮遊物回収用双胴船1が高速で前進
することによって、左右の各単胴船2,3の内側に入り
込む流れが発生する。
【0030】そして、左右の各単胴船2,3の内側に入
り込んだ浮遊物aは、前進する浮遊物回収用双胴船1の
内側に設置されたネット型コンベア6のネット6a表面
に流着する。ネット6aは通水性のため、浮遊物aだけ
がネット6a表面に付着し、海水はネット6aを通過し
てその後方に相対的に流れる。
【0031】浮遊物aが付着するネット6aの表面側は
後方に向かって斜め上向き移動しており、浮遊物aはこ
のネット6aによって斜め上向き引き上げられ、コンベ
ア開通孔4aを通過して、甲板4上に引き上げられ、甲
板4の上方に位置する上部ローラー6cでネット6aが
斜め下向きに反転した際に、自重によって落下し、その
真下に設置された収容容器7内に落下回収される。
【0032】浮遊物aが収容容器7内に落下して離れた
ネット6aは、前方に向かって斜め下向きに移動して海
水面下に没し、海水面下に横設された下部ローラー6b
で斜め上向きに反転して海水面下から海水面に向かって
移動する。そして、海水面で出たネット6aには浮遊物
aが流着し、以下同様な動作で海水面で浮遊する浮遊物
aが回収される。
【0033】なお、この発明は上記発明の実施の形態に
限定されるものではなく、この発明の精神を逸脱しない
範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。
【0034】
【発明の効果】以上の記載より明らかなように、この発
明に係る浮遊物回収用双胴船によれば、海水面に浮遊す
るゴミや油などの浮遊物を、二つの単胴船を左右に並列
に甲板上で結合した双胴船の内側に取り込んで回収する
ようにした浮遊物回収用双胴船において、双胴船の船体
中心面に対して左右の各単胴船の外側舷をそれぞれ平行
に形成したことにより、左右の各単胴船の船首側は内側
には膨らんでいるが外側には平行になって真っ直ぐにな
っているため、左右の各単胴船の船首の外側では波の乱
れが起こりにくくなって、左右の各単胴船の船首の外側
へは浮遊物が拡散しにくくなり、左右の各単胴船の船首
側での浮遊物の拡散を小さくして、浮遊物の回収効率を
高めることができる。
【0035】しかも、左右の各単胴船の船首側は内側に
は膨らんでいるが外側には平行になって真っ直ぐになっ
ているため、回収のために双胴船が前進したときに、左
右の単胴船の外側舷側では波が起こりにくくなり、この
ため、回収されなかった浮遊物を回収海水域で波で拡散
させることが少なくなり、浮遊物を再度回収する場合に
その回収作業を容易にすることができる。
【0036】さらに、双胴船の回収口の間口つまり幅間
隔は、左右の各単胴船の船首の間隔となるが、左右の各
単胴船はその船首が外側舷の直線上に位置するため、双
胴船の回収口の幅間隔を双胴船の全幅つまり両外側舷間
と同じにすることができ、これにより、従来の双胴船に
比べて、一つの単胴船の船幅分だけ拡げることができ、
その分、浮遊物の回収効率を高めることができる等、極
めて新規的有益なる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す浮遊物回収用双胴
船の平面図である。
【図2】この発明の実施の形態を示す浮遊物回収用双胴
船の側断面図である。
【図3】この発明の実施の形態を示す浮遊物回収用双胴
船の正面図である。
【図4】側舷形状による波紋の状態を示す実験図であ
る。
【図5】側舷形状による波紋の状態を示す実験図であ
る。
【符号の説明】
1 浮遊物回収用双胴船 1a 船体中心面 2 単胴船 2a 外側舷 2b 内側舷 2c スクリュー 2d 舵 3 単胴船 3a 外側舷 3b 内側舷 3c スクリュー 3d 舵 4 甲板 4a コンベア開通孔 5 浮遊物回収装置 6 ネット型コンベア 6a ネット 6b 下部ローラー 6c 上部ローラー 6d 軸受け 6e 軸受け 7 収容容器 a 浮遊物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海水面に浮遊するゴミや油などの浮遊物
    を、二隻の単胴船を左右に並列に甲板上で結合しその左
    右の単胴船間の内側に取り込んで回収するようにした浮
    遊物回収用双胴船において、双胴船の船体中心面に対し
    て左右の単胴船の外側舷をそれぞれ平行に形成したこと
    を特徴とする浮遊物回収用双胴船。
JP10377176A 1998-12-29 1998-12-29 浮遊物回収用双胴船 Pending JP2000198488A (ja)

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JP10377176A JP2000198488A (ja) 1998-12-29 1998-12-29 浮遊物回収用双胴船

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JP (1) JP2000198488A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2241412A1 (es) * 2002-12-19 2005-10-16 Juan Carlos Santalo Barrios Embarcacion para la recogida continua de residuos en superficie.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2241412A1 (es) * 2002-12-19 2005-10-16 Juan Carlos Santalo Barrios Embarcacion para la recogida continua de residuos en superficie.

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