JP2000197507A - バックル・アセンブリ - Google Patents

バックル・アセンブリ

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JP2000197507A
JP2000197507A JP10366279A JP36627998A JP2000197507A JP 2000197507 A JP2000197507 A JP 2000197507A JP 10366279 A JP10366279 A JP 10366279A JP 36627998 A JP36627998 A JP 36627998A JP 2000197507 A JP2000197507 A JP 2000197507A
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socket
plug
flexible
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Joseph Anscher
アンシャー ジョセフ
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NATL MOLDING CORP
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B11/00Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts
    • A44B11/25Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts
    • A44B11/26Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts with push-button fastenings
    • A44B11/263Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts with push-button fastenings with a push-button acting perpendicularly to the main plane of the buckle

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  • Buckles (AREA)
  • Finger-Pressure Massage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 すべての角度から高い張力が加わっても、不
用意に解放されないバックル。 【解決手段】 プラグ部分20がソケット部分30に挿
入されるときに開口部と係合するようトップ部分の内面
に少なくとも1つの突き出ているレッジを設ける。フレ
キシブル・トング38をボトム部分33と一体に形成
し、プラグ部分がソケット部分に挿入されるときにロッ
キング・ラグ25と係合するための手段を備える。プラ
グ部分がソケット部分に挿入されリリース・ボタンに下
向きの圧力が加わると、開口部が突き出ているレッジか
ら外れる。リリース・ボタンへさらに圧力を加えると、
リリース・ボタンのチップがフレキシブル・トングを曲
げ、ロッキング・ラグをフレキシブル・トングから解放
し、プラグ部分をソケット部分から取り除く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新しいバックル・
アセンブリに関する。特に、本発明はカバンや衣服など
の各種の物品に使うためのプラグ・アンド・ソケット型
のバックル・アセンブリに関する。
【0002】
【従来の技術】プラグ・アンド・ソケット型のバックル
はカバンや上着などの各種の物品の上で皮帯の両端を連
結するのに便利である。これらのタイプのバックルは1
つの皮帯の一端にプラグ・メンバが連結されており、第
2の皮帯の端にソケット・メンバが連結されている。そ
の皮帯はプラグをソケットにロックすることによって連
結される。通常、これらのプラグ・アンド・ソケット型
のバックルは、ソケット上の中央の押しボタンなどによ
ってソケットからプラグを簡単に解放することができる
ようになっている。
【0003】このタイプのデバイスの一例はカサイ(K
asai)に対する米国特許第4,866,819号の
中で示されている。このデバイスにおいては、そのバッ
クルのプラグ側には2つの弾力性のあるロッキング・レ
ッグの付いた薄いプレートの部分がある。各ロッキング
・レッグの下側にロッキング・ラグが配置されている。
プラグがソケットに挿入される時、各ロッキング・レッ
グ上のラグがソケット・メンバの中の保持面に係合し、
プラグとソケットを一緒にロックする。リリース・ボタ
ンがそのソケット上にあり、それは保持面のラグを押し
てプラグをソケットから解放する。各種の他のタイプの
プラグ・アンド・ソケット型のバックルが米国特許第
4,802,262号、4,999,886号および
4,864,700号(すべてカサイ(Kasai)に
対する特許)の中で説明されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらのバックルによ
って2つの皮帯を容易にロックおよびアンロックするこ
とができる。しかし、それらはすべて高い張力の下では
強さが十分でないという欠点がある。そのラグはロッキ
ング・レッグの片側だけにしかないので、引っ張られる
皮帯からバックル上に過剰な角度での圧力が加わると、
バックルは不用意に離れてしまう可能性がある。
【0005】従来の技術のデバイスのもう1つの欠点
は、それらが1つの特定の向きにある時だけロックする
ことである。プラグまたはソケットを180度回転する
と、そのデバイスのロックが効かなくなる。これは不都
合であり、特にユーザが慌てているか、あるいは暗がり
の状況でバックルをロックしようとしている場合に不都
合な可能性がある。
【0006】したがって、本発明の目的は、すべての角
度から高い張力が加わっても、不用意に解放されないプ
ラグ・アンド・ソケット型のバックルを提供することで
ある。
【0007】本発明の他の目的は、任意の方向において
ロックできるプラグ・アンド・ソケット型のバックルを
提供することである。
【0008】本発明のさらに他の目的は、ロックおよび
解放が単純であるプラグ・アンド・ソケット型のバック
ルを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のこれらおよび他
の目的は、プラグ部分がベースおよび、それと一体に形
成されているフレキシブル(可撓)なプレートを含むプ
ラグ・アンド・ソケット型のバックル・アセンブリによ
って実現される。ロッキング・ラグ(突出部又は柄)は
そのプレートの自由端を横切って伸びており、そしてそ
のプレートの上下のフラットな表面から突き出ている。
ソケット部分はトップ部分およびボトム部分が一体とし
て成形されていて、プラグ部分を受け取るための空洞を
定義している。そのトップ部分には下方に突き出ている
チップ(先端)の付いた一体に成形されたフレキシブル
なリリース・ボタンがある。
【0010】トップ部分の内面には、プラグ部分がソケ
ット部分に挿入される時にロッキング・プラグの片側に
係合するための、少なくとも1つの突き出ている水平の
レッジ(ledge)(棚状突起部)が配置されてい
る。フレキシブルなトング(tongue)(舌状部)
がボトム部分と一体に形成されており、プラグ部分がソ
ケット部分に挿入される時にロッキング・ラグの反対の
側と係合するための手段を備えている。
【0011】プラグ部分がソケット部分に挿入される時
にリリース・ボタンに下方向の圧力を加えると、ロッキ
ング・ラグが突き出ているレッジから離れる。リリース
・ボタンにさらに圧力をかけると、リリース・ボタンの
チップがフレキシブル・トングを曲げ、ロッキング・ラ
グをフレキシブル・トングから解放し、プラグ部分をソ
ケット部分から取り除く。
【0012】プラグ・エレメント上のフレキシブル・プ
レートは、下の中間部において2つのセグメントに分岐
されることが好ましい。各セグメントはその自由端を横
切って伸びているロッキング・ラグを備えている。この
状況において、ソケット部分のトップ部分にはレッジが
2つ突き出ており、1つの突き出ているレッジはプラグ
部分がソケット部分に挿入される時にフレキシブル・プ
レートの各セグメント上のロッキング・ラグと接触して
いる。その突き出ているレッジはリリース・ボタンの両
側に配置されている。
【0013】フレキシブル・トングはトップ・プレート
とボトム・プレートとの間の空洞の中に伸びており、そ
して2つのショルダーおよびそのショルダーを超えて伸
びているチップを形成している。フレキシブル・トング
上のチップはリリース・ボタンが押された時にリリース
・ボタンのチップと接触する。各ショルダーはフレキシ
ブル・プレートの各セグメント上のロッキング・ラグの
1つのボトム側と係合し、プラグ部分をソケット部分に
ロックする。
【0014】このデバイスの安定性を高めるために、2
つのガイド・アームがフレキシブル・プレートの各サイ
ドにおけるベースから伸びている。そのガイド・アーム
はフレキシブル・プレートより厚い材料から作られてお
り、プラグ部分をソケット部分に入れるのをガイドし、
その2つの部分を一緒に簡単にロックするように働く。
【0015】プラグ部分およびソケット部分は両方とも
皮帯またはベルトの端をバックル・アセンブリに対して
固定するための横方向のバーを備えている。プラグ部分
およびソケット部分はそれぞれ一体に成形されて作られ
ている。バックル・アセンブリはアセタール、またはナ
イロンまたはポリプロピレンなどの任意の適切な材料か
ら製造することができる。他の材料も想定することがで
きる。
【0016】代わりの実施形態においては、フレキシブ
ル・プレートは二股になっておらず、一体化されたフラ
ットなプレーナ(平坦な)・エレメントとして伸びてい
る。ロッキング・ラグはフレキシブル・プレートのチッ
プ全体にわたって伸びている。二股に分かれているプレ
ートの場合のように2つの突き出ているレッジがリリー
ス・ボタンのどちらかの側に配置される代わりに、ロッ
キング・ラグのトップ側と係合させるためのリリース・
ボタンの下側に単独のレッジが配置されている。
【0017】この代替実施形態においては、レッジはフ
レキシブル・トングの中間部分に形成され、そして空洞
の中へ突き出ている。レッジはフレキシブル・プレート
上のロッキング・ラグと係合し、プラグ部分をソケット
部分の中に固定する。横方向のバーはトングのチップ上
に形成され、また、空洞の中に突き出ている。リリース
・ボタンが押されると、そのリリース・ボタンのチップ
が横方向のバーと接触し、フレキシブル・トングを空洞
から外へ移動させる。この移動によって先ず最初にロッ
キング・ラグのトップがリリース・ボタン上の突き出て
いるレッジから解放され、そして次にロッキング・ラグ
のボタンがトング上のレッジから解放され、したがっ
て、プラグ部分がソケット部分から解放される。
【0018】もう1つの代替実施形態においては、プラ
グ部分の上のロッキング・ラグがそのラグの底面に沿っ
てだけ延びている。上面に沿ってのロッキング・プラグ
の代わりに、そのプレートの中に少なくとも1つの(2
個が好ましい)開口部がある。これらの開口部はソケッ
ト部分の上面にある突き出ているレッジと、上記の実施
形態においてロッキング・ラグが係合していたのと同じ
方法で係合する。プラグの底面上のロッキング・ラグは
ソケット部分の底面上のレッジと係合し、ラグをソケッ
ト部分にロックする。プレートは二股に分かれている
か、あるいは単独の一元のプレートであってよい。これ
らの新しい実施形態に対応しているソケット部分は上記
の2つの実施形態で使われたソケット部分と同じであ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】ここで図面、そして特に図1〜図
3を詳細に参照しながら、本発明によるバックル・アセ
ンブリ10が示される。アセンブリ10はプラグ部分2
0とソケット部分30とを含む。リリース・ボタン31
はソケット部分30の上面と一体に形成されており、プ
ラグ部分20をソケット部分30から切り離す。
【0020】プラグ部分20はベース27とともに一体
に形成されている2つのフレキシブル・セクション21
および22から構成されている、二股に分かれた挿入プ
レートを備えている。ガイド・アーム23および24が
セクション21および22に平行にプラグ部分20の側
面に沿って伸びている。ガイド・アーム23および24
はセクション21および22より厚い。ガイド・アーム
23および24はソケット部分30の内部でプラグ部分
20に正確に位置合わせされていて、2つの部分を一緒
にロックする。
【0021】フレキシブル・セクション21および22
はそれらの自由端を横切って伸びているロッキング・ラ
グ25を備えている。ロッキング・ラグ25はセクショ
ン21および22のフラットな平面のサイドの上下に伸
び、ソケット部分30の中の要素と係合する。また、プ
ラグ部分20も横方向のバー26を備えていて、それに
よって皮帯またはベルトの端がプラグ部分20に装着さ
れるようにすることができる。
【0022】ソケット部分30は、図3に示されている
トップ部分34と一体に成形されている、図2の中に示
されているボトム部分33から構成されている。また、
ソケット部分30は皮帯またはベルトを装着させるため
にその端に横方向のバー21を備えている。
【0023】トップ部分34はそれと一体に形成されて
いるフレキシブルなリリース・ボタン31を備えてい
る。リリース・ボタン31は下方向に突き出ているチッ
プ35を備えている。2つのショルダー・レッジ37が
リリース・ボタン31の両側に配置され、トップ部分3
4とボトム部分33との間の空間に伸びている。
【0024】ボトム部分33は一体に形成されているフ
レキシブル・トング38を備えている。フレキシブル・
トングは2つのショルダー39と、トップ部分34とボ
トム部分33との間の空間に伸びているチップ40とを
備えている。リリース・ボタン31が押されると、下方
向に突き出ているチップ35がチップ45と接触し、ト
ング38をプレート間の空間から移動させる。
【0025】図4〜図6はバックル・アセンブリ10の
いくつかの断面図を、その組み立てられた位置で示して
いる。図5に示されているように、ロッキング・ラグ2
5の底面はトング38上のショルダー39によってしっ
かりと係合されており、そして図6に示されているよう
に、ロッキング・ラグ25の上側はレッジ37によって
トップ・プレート34上に係合されている。
【0026】図7A〜図7Dはプラグ部分20をソケッ
ト部分30の中に挿入してロックするプロセスを示して
いる断面図である。プラグ部分20がソケット部分30
のトップ部分34とボトム部分33との間の空間に滑り
込む際に、ロッキング・ラグ25がレッジ37と接触
し、トング38に対して圧力をかけ、図7Cに示されて
いるようにトング38をその空間から強制的に外へ移動
させる。
【0027】ロッキング・ラグ25がショルダー39と
レッジ37を超えて通過すると、トング38はスナップ
・アクションで元の場所に戻り、プレート21上のロッ
キング・ラグ25をロックする。この点で、プラグ部分
20はソケット部分30にしっかりとロックされる。こ
のロックはあらゆる角度からのねじれのストレスがかか
った状態においても安全である。というのは、ロッキン
グ・ラグ25はその上面およびその底面の両方からロッ
クされているからである。
【0028】図8A〜図8Eはプラグ部分20のソケッ
ト部分30からのアンロックおよび除去を示している。
バックル・アセンブリ10をアンロックするには、リリ
ース・ボタン31を押す。ボタン31が押されると、そ
れはロッキング・ラグ25の上面に接触し、そしてラグ
25を、図8B〜図8Dに示されているように、トップ
・プレート34上でレッジ37をクリアするまで下方向
の位置へ強制的に動かす。ボタン31を押し続けると、
ボタン31の下方向に突き出ているチップ35がトング
38のチップ40に接触し、トング38を強制的に下方
向に移動させる。この下方向への移動によって、ロッキ
ング・ラグ25の底部がショルダー39から解放され、
そしてそれによってプラグ部分20が、図8Eに示され
ているようにソケット部分30からスライドして外へ移
動される。
【0029】ロッキング・ラグ25をトップ部分34上
のレッジとトング38上のショルダーと組み合わせる構
成によって、プラグ部分20がソケット部分30の中に
ロックすること、およびソケット部分からアンロックす
ることが簡単にできるようになる。このロックは極めて
安定である。というのは。ロッキング・ラグ25がトッ
プおよびボトムの両方からロックされているからであ
る。さらに、ロッキング・ラグ25の形状が対称的であ
るので、プラグ部分20を任意の向きにおいてソケット
部分30の中にロックすることができる。
【0030】本発明によるバックル・アセンブリの第2
の実施形態が図9および図10に示されている。この実
施形態においては、バックル・アセンブリ100はプラ
グ部分110とソケット部分120とから構成されてい
る。プラグ部分110の中にはベース116と一体に成
形されているフレキシブル・プレート111がある。図
1〜図8に示されている実施形態とは対照的に、フレキ
シブル・プレート111は二股にはなっていない。ロッ
キング・ラグ112はプレート111の自由端にわたっ
て伸びており、プレート111の平坦な面の上下に突き
出ている。2つのガイド・アーム113および114が
プレート111の側面に沿って伸びており、プレート1
11を正確にソケット120の中にガイドするのを支援
する。横方向のバー115はベース116に成形されて
おり、それによって皮帯またはベルトの端がプラグ部分
110に装着されるようにすることができる。
【0031】また、ソケット部分120の皮帯またはベ
ルトの端を装着させるために一体に成形された横方向の
バー125を備えている。リリース・ボタン121はソ
ケット部分120の上面と一体に形成されている。図1
1に示されているように、リリース・ボタン121は下
方向に突き出ている端122を備えている。2つの下方
向に突き出ているレッジ129および130が、リリー
ス・ボタン121の両側に、ソケット部分120のトッ
プの下側に形成されている。
【0032】上方向に突き出ているフレキシブル・トン
グ126が、ソケット部分120の底面と一体に形成さ
れている。トング126はトング126の中間の部分に
ある一体型に形成された横方向のレッジ127を備えて
いる。トング126の自由端はソケット部分120の空
洞の中に上方向に突き出る横方向のアーム128を備え
ている。横方向のアーム128は、リリース・ボタン1
21が下方向に押された時にリリース・ボタン121の
下方向に突き出ている端122に接触するように位置決
めされている。
【0033】プラグ部分110のソケット部分120へ
の挿入が図13A〜図13Dに示されている。これは図
7A〜図7Dの中で示されているのと同様な方法で進行
する。フレキシブル・プレート111がソケット部分1
20の中に挿入されるにつれて、ロッキング・ラグ11
2がレッジ129を通過し、ロッキング・ラグ126上
のレッジ127の上へ滑り込む。この点で、ロッキング
・ラグ112はレッジ127と129との間のソケット
部分120の内部でしっかりと保持される。フレキシブ
ル・プレート111をソケット部分120から解放する
動作は、第1の実施形態に関して図8A〜図8Eに示さ
れたのと同じ方法で進行する。フレキシブル・プレート
111を解放するには、リリース・ボタン121が押さ
れ、それはロッキング・ラグ112を先ず最初にレッジ
129および130から解放し、そして次にトング12
6がリリース・ボタン121によって押されたのと同様
にレッジ127から解放される。この実施形態は第1の
実施形態と同じ利点を有する。すなわち、それはすべて
の角度からの張力の下で安定であり、そして任意の向き
にロックすることができる。
【0034】本発明のもう1つの代替実施形態が図14
〜図15に示されている。この実施形態においては、プ
ラグ部分210はフレキシブル・プレート211、サイ
ド・リブ213、およびエンゲージメント・バー215
および216も有している。プレート211の底面のエ
ッジに沿ってだけ配置されているロッキング・ラグ20
8がある。フレキシブル・プレート211は、そこから
延びていてプレート211の自由端の近くに配置されて
いる2つの開口部212も備えている。
【0035】ソケット部分120は本質的には図9〜図
12に示されている実施形態のソケット部分120と同
じである。ここでは、ロッキング・ラグ125がソケッ
ト120のトップ部分において突き出ているレッジ12
9および130と係合する代わりに、開口部212が図
11に示されているレッジ129および130と係合す
る。ロッキング・ラグ208はやはり図12に示されて
いる下方のレッジ127と係合する。
【0036】図16および図17に示されているよう
に、バックル・アセンブリのプラグ部分は上記の第1の
実施形態の場合と同様に、2つのセグメント235に分
岐していてもよい。この実施形態においては、ソケット
部分30は本発明の第1の実施形態に関して図1〜図8
に示されているソケット部分30と本質的に同じであ
る。ただし、リリース・ボタン31の係合を助けるため
に、ソケット部分30の下半分において持ち上げられて
いるプラットホーム45がある。プラグ部分210のロ
ッキング・レッジ237はソケット部分30のボトム部
分において肩の部分39と係合し、そしてソケット部分
30のトップ部分にあるレッジ37はプラグ部分210
の中の開口部212と係合する。
【0037】図14および図15に示されている実施形
態におけるバックル・アセンブリのロッキングおよびア
ンロッキングが、図18A〜図18Dおよび図19A〜
図19Eにそれぞれ詳細に示されている。これは上記の
最初の2つの実施形態の場合と本質的に同じ方法で進行
する。
【0038】フレキシブル・プレート211はソケット
部分120の中に挿入され、ロッキング・ラグ208が
トング126上のレッジ127の上をスライドする。同
時に、レッジ129および130(図11に示されてい
る)は開口部212と係合する。この点において、ロッ
キング・ラグ208はレッジ127によってソケット部
分120の内部にしっかりと保持されており、そして開
口部212はレッジ129および130によってしっか
りと保持されている。ソケット部分120からのフレキ
シブル・プレート211の解放は第1の実施形態に関し
て図8A〜図8Eに示されているのと同様な方法で進行
する。フレキシブル・プレート211を解放するため
に、リリース・ボタン121が押され、それは先ず最初
に開口部212をレッジ129および130から解放
し、そして次に、トング126が同様にリリース・ボタ
ン121によって押される時に、レッジ127からロッ
キング・ラグ208を解放する。
【0039】したがって、本発明の2つの実施形態だけ
が示されて記述されてきたが、本発明の精神および適用
範囲から逸脱することなしに多くの変更および修正が可
能であることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
本発明の他の目的および機能は付属図面を参照しなが
ら、上記詳細説明を考慮することによって明らかとな
る。しかし、図面は説明の目的のためだけに描かれてお
り、本発明の限界を定義するものではないことを理解さ
れたい。これらの図の中で、同様な参照文字はいくつか
の図面全体を通して同様な要素を示す。
【図1】組み立てられた状態での本発明によるバックル
・アセンブリの斜視図である。
【図2】ソケット部分のボトム部分が切り離されてい
る、分解された状態でのバックル・アセンブリの好適な
実施形態の斜視図である。
【図3】トップ部分が切り取られている図2の好適な実
施形態の底面の斜視図である。
【図4】図1のIV−IVの線に沿って取られた断面図
である。
【図5】図1のV−Vの線に沿って取られた断面図であ
る。
【図6】図1のVI−VIの線に沿って取られた断面図
である。
【図7】図2に示されている実施形態のソケット部分の
中に挿入されてロックされているプラグ部分の断面図を
示す。
【図8】図2に示されている実施形態のソケット部分か
らプラグ部分が取り除かれている断面図を示す。
【図9】本発明の代替実施形態の底面の斜視図である。
【図10】図9に示されている実施形態の平面図を示
す。
【図11】図9に示されている実施形態のソケット部分
のトップ部分の斜視図を示す。
【図12】図10に示されている実施形態のソケット部
分のボトム部分の斜視図を示す。
【図13】図9に示されている実施形態のソケット部分
に挿入されてロックされているプラグ部分の断面図を示
す。
【図14】本発明のもう1つの代わりの実施形態の上面
の斜視図を示す。
【図15】図14に示されている実施形態の底面の斜視
図を示す。
【図16】ソケット部分が断面で示されている、図14
に示されている実施形態の一変形の上面の斜視図を示
す。
【図17】ソケット部分が断面で示されている、図16
に示されている変形版の底面の斜視図を示す。
【図18】図14に示されている実施形態のソケット部
分に挿入されてロックされているプラグ部分の側面の断
面を示す。
【図19】図14に示されている実施形態のソケット部
分から解放されているプラグ部分の側面の断面図を示
す。
【符号の説明】
10、100...バックル・アセンブリ、20、11
0、210...プラグ部分、21、22、111、2
11...フレキシブル・セクション(プレート)、2
3、24、113、114...ガイドアーム、25、
112、126、208...ロッキング・ラグ、2
6、115...バー、 27、116...ベース、
30、120...ソケット部分、 31、12
1...リリース・ボタン、33...ボトム部分、
34...トップ部分、35、40、45...チップ
(先端部)、37、127、129、130、...レ
ッジ(棚状突起部)、38、126...フレキシブル
・トング(舌状部)、39...ショルダー、 12
8...アーム、 212...開口部 215、216...エンゲージメント・バー

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックル・アセンブリであって、 (a) プラグ部分と、 (b) 前記プラグ部分に結合されるために適合されて
    いるソケット部分とを備え、 前記プラグ部分が、 (i) ベースと、 (ii) 前記ベースと一体に形成されていて、上面、
    底面および自由端を備え、貫通している少なくとも1つ
    の開口部を備えているフレキシブル(可撓)・プレート
    と、 (iii) 底面および前記フレキシブル・プレートの
    自由端に沿って配置され、前記フレキシブル・プレート
    の底面の下に突き出ているロッキング・ラグ(突出部)
    とを含み、 前記ソケット部分が、 (i) 外側の面および内側の面を有しているトップ部
    分と、 (ii) 前記トップ部分と一体に形成されていて、下
    の方向に突き出ているチップ(先端)を備えているフレ
    キシブルなリリース・ボタンと、 (iii) 前記プラグ部分が前記ソケット部分に挿入
    される時、前記少なくとも1つの開口部と係合するため
    に前記トップ部分の内側の面に配置されている少なくと
    も1つの突き出ているレッジ(棚状突起部)と、 (iv) ボトム部分が前記トップ部分と一体に形成さ
    れていて、外側の面と内側の面とを有し、前記トップ部
    分およびボトム部分は前記プラグ部分の挿入のための空
    洞を形成しているボトム部分と、 (v) 前記ボトム部分と一体に形成されていて、前記
    プラグ部分が前記ソケット部分に挿入される時に、前記
    ロッキング・ラグに係合するための手段を備えているフ
    レキシブルなトングとを含み、 前記プラグ部分が前記ソケット部分に挿入される時に前
    記リリース・ボタンに下向きに圧力が加わると、前記少
    なくとも1つの開口部を前記少なくとも1つの突き出て
    いるレッジから外し、そして前記リリース・ボタン上に
    さらに下向きに圧力が加わると、フレキシブル・トング
    が曲がり、そしてロッキング・ラグをフレキシブル・ト
    ングから解放して前記プラグ部分を前記ソケット部分か
    ら取り除くようになっているアセンブリ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のバックル・アセンブリ
    において、前記フレキシブル・プレートが2つのセグメ
    ントに分岐されているバックル・アセンブリ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のバックル・アセンブリ
    において、2つの突き出ているレッジおよび2つの開口
    部があり、1つの突き出ているレッジは前記フレキシブ
    ル・プレートの各セグメント上のロッキング・ラグに接
    触しているアセンブリ。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のバックル・アセンブリ
    において、前記フレキシブル・トングは空洞の中へ延び
    ており、2つのショルダーを形成し、チップがリリース
    ・ボタンのチップに接触するために前記ショルダーを超
    えて延びていて、前記ショルダーは前記ロッキング・ラ
    グに係合するための手段を形成しているアセンブリ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のバックル・アセンブリ
    において、前記ロッキング・ラグに係合するための手段
    が前記トングの中間部分にある空洞の中に突き出ている
    横方向のレッジを含み、そして前記トングのチップにあ
    る横方向のバーをさらに含んでおり、前記第2の横方向
    のバーは空洞の中に突き出ており、前記リリース・ボタ
    ンが押された時、前記リリース・ボタンのチップに接触
    するようになっているアセンブリ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のバックル・アセンブリ
    において、横方向のレッジはリリース・ボタンと一体に
    形成されており、その中間の部分を横切って延びている
    アセンブリ。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のバックル・アセンブリ
    において、前記フレキシブル・プレートの各サイド上の
    ベースから延び出している2つのガイド・アームをさら
    に含んでいて、前記ガイド・アームは前記プラグ部分を
    前記ソケット部分の中にガイドするようになっているア
    センブリ。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のバックル・アセンブリ
    において、前記プラグ部分の上および前記ソケット部分
    の上に前記プラグ部分および前記ソケット部分をストラ
    ップに対して付加するための手段をさらに含むアセンブ
    リ。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のバックル・アセンブリ
    において、前記プラグ部分は一体にモールドされてお
    り、そして前記ソケット部分は一体にモールドされてい
    るアセンブリ。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載のバックル・アセンブ
    リにおいて、フレキシブル・プレートの中の2つの開口
    部およびソケット部分の上の2つの突き出ているレッジ
    があるアセンブリ。
  11. 【請求項11】 プラグ・アンド・ソケット・タイプの
    バックル・アセンブリにおいて、ソケットの中に挿入す
    るためのプラグ・デバイスであって、 ベースと、 前記ベースと一体に形成され、上面、底面および自由端
    を備え、ソケットと係合するための貫通している少なく
    とも1つの開口部を有しているフレキシブル・プレート
    と、 底面および前記自由端にまたがって延びていて、プレー
    トの底面を超えて突き出ており、プラグ部分をソケット
    にロックするために適用されている突合せ部分を形成し
    ているロッキング・ラグとを含むデバイス。
  12. 【請求項12】 請求項15に記載のプラグ・デバイス
    において、前記フレキシブル・プレートが2つのセグメ
    ントに分岐されているデバイス。
  13. 【請求項13】 請求項15に記載のプラグ・デバイス
    において、前記フレキシブル・プレートの各サイド上の
    ベースから延び出している2つのガイド・アームをさら
    に含み、前記ガイド・アームは前記プラグを前記ソケッ
    トの中にガイドするようになっているデバイス。
  14. 【請求項14】 請求項11に記載のプラグ・デバイス
    において、プレートの中に2つの開口部があるデバイ
    ス。
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