JP2000197388A - 電気モ―タによって可動の部分の運動、運動方向及び位置を認識する方法及びこれに適した回路装置 - Google Patents

電気モ―タによって可動の部分の運動、運動方向及び位置を認識する方法及びこれに適した回路装置

Info

Publication number
JP2000197388A
JP2000197388A JP11331710A JP33171099A JP2000197388A JP 2000197388 A JP2000197388 A JP 2000197388A JP 11331710 A JP11331710 A JP 11331710A JP 33171099 A JP33171099 A JP 33171099A JP 2000197388 A JP2000197388 A JP 2000197388A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
movement
voltage
signal
switch means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11331710A
Other languages
English (en)
Inventor
Georg Kaeufl
ゲオルク・カウフル
Erwin Kessler
エルヴイン・ケスレル
Erich Liepold
エーリツヒ・リーポルド
Werner Pollersbeck
ヴエルネル・ポレルスベツク
Reinhold Roedel
ラインホルド・レーデル
Wolfgang Dr Schulter
ヴオルフガング・シユルテル
Klaus Spreng
クラウス・シユプレング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mercedes Benz Group AG
Original Assignee
DaimlerChrysler AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE19855996A external-priority patent/DE19855996C1/de
Application filed by DaimlerChrysler AG filed Critical DaimlerChrysler AG
Publication of JP2000197388A publication Critical patent/JP2000197388A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • G01P3/42Devices characterised by the use of electric or magnetic means
    • G01P3/44Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
    • G01P3/48Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
    • G01P3/481Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
    • G01P3/489Digital circuits therefor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P13/00Indicating or recording presence, absence, or direction, of movement
    • G01P13/02Indicating direction only, e.g. by weather vane
    • G01P13/04Indicating positive or negative direction of a linear movement or clockwise or anti-clockwise direction of a rotational movement
    • G01P13/045Indicating positive or negative direction of a linear movement or clockwise or anti-clockwise direction of a rotational movement with speed indication

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Control Of Direct Current Motors (AREA)
  • Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】1チャネルセンサシステムのみで、位置判定の
偏差がかなりの程度回避できる、電気モータ駆動レギュ
レータなど、ドア窓開閉などの可動部分の位置及び運動
方向を認識する方法を提供すること。 【解決手段】モータMは、その端子が、一方はスイッチ
を介してモータ駆動電圧Uに、他方は、スイッチ
を介してアース側に接続され、所望の運動方向に設
定されたモータ駆動電圧の極性により切換え駆動され
る。ホールセンサ1は、モータの回転数に比例する信号
1.Sを発生する。モータが駆動電圧から遮断した間
に、モータ又は可動部分の運動が生ずると、誘導発電々
圧Uindを生じ、抵抗Rに発電々流Iindが流れ、
測定装置即ち増幅器3はオフセット電圧に基づく増幅出
力信号3.Sを出力し、その信号エッジが運動方向に対
応ずける評価ユニット2が運動方向を認識し、位置カウ
ンタ4が位置を認識する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、とくに自動車の閉
鎖部分の外部力操作される移動の際に、例えば挟み込み
防止部を有する電気駆動されるドア窓レギュレータにお
いて適用可能な、電気モータによって可動の部分の運
動、運動方向及び位置を認識する方法に関する。さらに
本発明は、この方法の実施に適した回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】位置及び回転方向を認識する周知の装置
の1つのグループは、2チャネルセンサシステムを利用
し、これらのセンサシステムの信号は、位相シフトされ
ており、かつ電子ユニットにおいて評価される。利用さ
れるセンサは、おおいに異なった物理的な基本方式(例
えば電気、磁気、誘導、光学)にしたがって動作するこ
とができる。
【0003】ヨーロッパ特許出願公開第0359853
号明細書による電気モータ駆動装置は、例えば互いに角
度的にずらされた2つのホールセンサを利用し、これら
のホールセンサは、電機子軸上に取付けられたリング磁
石に対応している。電機子軸の回転の際に、ホールセン
サから発生された相応して位相シフトされた信号が生
じ、これらの信号は、ディジタル変換の後に、電子ユニ
ットにおいて評価され、かつ回転方向認識のための排他
的な基礎を形成する。それぞれの回転方向に対して相応
する信号パターンが特徴的(異なっている)なので、計
数パルスは、同様に一義的に回転方向に対応付けること
ができる。
【0004】しかしながら周知の技術的な解決策は、2
つより少ないセンサチャネルでは不十分なので、これ
は、構成部分及び導線における相応して多くの費用によ
ってしか実現することができない。そのために空けてお
くべき構成空間も、不利に作用することがあり、しかも
とくに集積電子装置を有する小さな駆動ユニットを利用
する際に不利に作用することがある。1つだけのこのよ
うなセンサを利用する際、モータの行なわれた回転の数
に比例する信号だけしか存在せず、この信号は、この
時、モータ駆動電圧の極性に相応して動かすべき部分の
運動方向に対応付けなければならず、かつ相応してこれ
までの位置に加算し又は減算しなければならない。モー
タ駆動電圧の遮断の後に生じる信号エッジは、対応付け
ることができない。
【0005】特開昭63−304307号公報によれ
ば、モータ駆動装置のための速度制御が公知であり、こ
こでは当該の速度制御パルスとレーザー長さ測定装置の
増加パルスとの間の位相差が連続的に検出される。利用
される制御ループは、さらにパルス変換器、及びモータ
の回転運動を直線運動に変換する機構を有する。直線運
動の測定から変換器において、アップ又はダウン信号が
発生され、しかも操作命令の方向に依存して発生され
る。
【0006】前記の解決策は、物体の移動速度のきわめ
て正確な制御を可能にするが、これは、同時に位置も確
認するには適していない。そのために別の処置を考慮し
なければならない。
【0007】さらにドイツ連邦共和国特許第43156
37号明細書によれば、位置及び運動方向を認識する方
法が公知であり、ここではディジタル変換されたセンサ
信号の信号エッジの他に、運動方向の反転の場合に、基
本的に経験により検出すべき又は数学的に計算すべき固
定の時間閾値によって制限される追従時間に依存して信
号エッジを対応付けることによって、駆動装置の状態が
考慮される。運動方向反転の際のモータ電流の時間的な
経過が、複数のオーダだけ変化するので、強力に変化す
るシステム条件への整合は不可能である。とくに固定の
閾値による制御は、打勝つべき外部要因によってかなり
決められて、常に所定の負荷の場合だけに限定されてい
る。しかしながら例えば窓ガラスの凍結又は挟み込みに
よって生じる増加は、偏差に通じる。自動車において動
作給電電圧は、一方においてバッテリーが空になり、か
つ追加的になお別の負荷要素が動作するとき、全くおお
いに低下することがある。例えば産業上の工作機械の操
作駆動装置におけるように、モータがきわめて頻繁に利
用されると、加熱に基づいてモータの電気的パラメータ
も変化する。これらすべての場合がなおそれにより検出
されるように、時間閾値が、互いに大幅に離れている
と、とくに動きやすい操作装置は、このことが閾値によ
って認識される以前に、すでに反対方向への複数の回転
を行なう。
【0008】ヨーロッパ特許出願公開第0603506
号明細書によれば、位置信号発生器により電気モータに
より2つの方向に駆動される自動車の部分の位置を判定
する方法が明らかであり、ここでは方向交代は、位置信
号発生器の2つのパルスの間の休止の期間に依存して認
識するようにする。急速な方向交代又は不均一なかつ1
つのステップにおいて行なわれないステップ状の部分の
運動によって、このような方法において誤りが生じるこ
とがある。
【0009】1998、10、29に公開される本出願
人のドイツ連邦共和国特許第19733581号明細書
によれば、その上さらに同様に類概念による方法が明ら
かであり、ここでは遅くとも一方の運動方向から他方へ
モータ電圧を切換えるスイッチ手段の制御によって、測
定装置によりモータ電流が検出される。モータ電流は、
外部モータ駆動電圧の極性反転の際に、モータ及びそれ
により動かされる部分、例えば窓ガラスの質量慣性に基
づいて追従によって引起こされ、特徴的な経過を示す。
この運動方向反転に対して電圧が誘導され、この電圧
は、外部モータ駆動電圧に重畳され、かつモータ電流の
特徴的な経過を引起こし、この経過から、モータ駆動電
圧の切換えの時点の明らかに後にある方向反転の実際の
時点が導き出される。センサ信号の信号エッジは、評価
により実際の運動方向に相応して現在の位置に加算さ
れ、又は減算される。直流モータのこの電気機械的な挙
動は、いわゆるいわゆるモータ式によって記述される。
【0010】しかしながら実験系列において、それでも
なお別の効果に基づいて、さらに位置判定に無視できな
い偏差が生じ、これらの偏差が車両の寿命にわたって加
算されることが確認された。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、位置
判定における偏差がかなりの程度まで回避されるよう
に、1チャネルセンサシステムだけにより電気モータに
おける可動に支持された部分の位置及び運動方向を認識
する方法を引続き開発することにある。さらに適当な回
路装置が提供される。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求の範囲
第1項における方法及び請求の範囲第6項による回路装
置により、次のようにして解決される。すなわち方法に
関して、遅くともモータ駆動電圧を遮断する停止命令の
時点以後に、運動するモータに基づいて発生される発電
機電圧及び/又はその結果生じる発電機電流が検出され
ることによって、モータ駆動電圧を切離した後に、モー
タの運動が検出され、かつ生じた信号エッジが、運動方
向に対応付けられる。すなわち回路装置に関して、モー
タを遮断するためにスイッチ手段が設けられており、こ
れらのスイッチ手段が、モータをモータ駆動電圧から切
離し、かつ電圧降下を発生する少なくとも1つの電気構
成要素、とくにダイオード又は抵抗を介して短絡し、そ
の際、この電圧降下に比例する測定信号を発生する少な
くとも1つの測定装置が設けられており、この測定信号
が、運動方向にセンサ信号の信号エッジを対応付けるた
めに評価ユニットに供給可能である。本発明の有利な変
形は、請求の範囲従属請求項から明らかである。
【0013】位置判定の際に従来の技術においてさらに
生じる偏差に対する主な原因として、モータ駆動電圧の
遮断の後に、信号エッジが生じ、とくにモータの停止の
際にこれまで無視された追従が生じるが、これが全くモ
ータの数回転の期間を有し、したがって数個の信号エッ
ジが評価されず、又は誤って評価されることが確認され
た。この誤りは、反対の運動方向における相応する追従
によってはもはや補償されない。さらに外部の機械的な
力によって、例えば機械的な振動、可動の部分の手動運
動によって、又はストッパに達した後のわずかな跳ね戻
りによって、このような偏差が生じることがある。モー
タ内において場合によっては利用されるゴムダンパ、可
動の部分とモータとの間の結合のために場合によっては
利用されるケーブル列のカバーのための締付けばね、又
はストッパにおけるゴムバッファ又はパッキンは、所定
の弾性を有し、この弾性は、追従の際にまず緊張され、
かつそれに続いてこのような跳ね戻りによって解消され
る。モータのこれらの運動変化のそれぞれが、発電機の
方式による電圧誘導に通じる。しかしながらこれらの偏
差が生じるが、一方モータは、すでに外部モータ駆動電
圧から切離されているので、この発電機電圧又は/及び
発電機電流は検出することができ、この発電機電流は、
その際、モータの巻線端子の通常実現される短絡の際に
生じる。発電機電流及び発電機電圧は、実際の運動方向
に対する信号エッジへの対応付けを可能にする。
【0014】方法の変形は、遮断の直前に存在する運動
方向への追従及び反対方向への跳ね戻りの考慮を含んで
いる。さらになお例えば機械的な力によるモータ駆動電
圧を遮断した際のモータのその他の運動は認識すること
ができ、かつそれから種々の構成によって反応すること
ができる。それから運動方向の知識の下に、センサ信号
の信号エッジをこれまでの位置に加算し、又は減算する
ことができる。
【0015】電気モータによって可動の部分のの運動、
運動方向及び位置を認識する回路装置は、特殊性とし
て、モータを停止するために設定されたモータの巻線端
子の間の短絡分路における電圧降下を発生する電気構成
要素を有する。分離した測定抵抗の他に、構成要素の、
とくにスイッチ手段の内部抵抗も、すでに十分に大きな
電圧降下を発生することができる。測定抵抗は、明らか
に複数の個々の測定抵抗に分割してもよく、又は分離し
た構成要素の代わりに相応する導体路抵抗によって実現
することができる。その上さらに電圧降下は、発電機電
圧に対して導通方向に極性付けられたダイオードにわた
っても検出することができる。発電機電圧の所定の閾値
は、この場合、ダイオードの導通電圧(ほぼ0.7ボル
ト)である。測定抵抗に対してダイオードは、はっきり
と小さな内部抵抗という利点を有する。
【0016】回路装置は、発電機電圧の検出を可能にす
るだけでなく、なお補充的に、モータ駆動電圧の接続さ
れた際にモータ駆動電流の検出のために利用することが
でき、とくにドイツ連邦共和国特許第19733581
号明細書にしたがって、モータ駆動電圧の方向の交代の
際に方向反転の時点を検出するためにも使用することが
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に本発明を実施例及び図面によ
って詳細に説明する。
【0018】図1は、電気モータMによって可動の部分
の運動、運動方向及び位置を認識する回路装置の略図を
示している。モータMは、その端子によって2つのスイ
ッチ手段S1、S2を介して、一方においてモータ駆動
電圧UBに、かつ他方において基準電位(アース⊥)に
接続されており、その際、モータ駆動電圧UBによって
モータを駆動するために、それぞれ正確に常に一方のス
イッチ手段S1/S2はUBの方向に、他方のスイッチ
手段S2/S1は基準電位(アース⊥)の方向に接続さ
れている。モータMは、所望の運動方向に相当するスイ
ッチ手段S1、S2を介して設定されたモータ駆動電圧
UBの極性によって駆動される。
【0019】モータMを遮断するために、両方のスイッ
チ手段S1、S2は基準電位(アース⊥)に置かれるの
で、モータMを介して外部モータ駆動電圧はもはや加わ
らない。
【0020】基準電位に接続されたスイッチ手段S1及
びS2のスイッチ点は、測定抵抗R2を介して互いに短
絡されており、かつその上さらに測定抵抗R1を介して
基準電位⊥に接続されており、それにより基準電位に接
続されたすべてのスイッチ点が接続されるR1とR2の
間の接続点は、常に基準電位における基準を有する。適
当な様式で電圧降下を発生する構成要素の別の構成は、
なお図6に関連して説明する。
【0021】測定装置3は、この実施例において簡単な
増幅回路として実現されており、この増幅回路は、基準
電位⊥に対してR1及びR2を介して降下する電圧UM
1、2を検出する。後続の信号処理のそれ以上の簡単化
のために、増幅器は、オフセット電圧Uoffsetを
有するように動作し、このオフセット電圧は、符号を伴
う信号の代わりに、相応して正にシフトされた信号を
(正の)振幅によって評価することを可能にする。その
ために評価部2は、アナログ的に又はディジタル的にも
閾値との比較を行ない、運動方向に相応してセンサ信号
1.Sの信号エッジを対応付けし、かつそれに関連した
位置カウンタ4を相応して変更する。明らかに検出され
た発電機電流から、補間により個々の側定点からなる運
動の最終時点も得ることができる。
【0022】別の可能性が、図1に破線で暗示されてお
り、ここでは測定抵抗R3が、スイッチ手段S1、S2
の間の中にモータに直列に接続されており、かつここに
おいて電圧UM3が測定装置に供給される。この構成
は、基本的にそのまま可能であるが、直接の基準電位を
持たず、かつそれ故にフローティングされているので、
効果的な同相除去比を有する相応して高級な差動増幅器
を使用しなければならず、このことは、多くのコストを
引起こす。しかしながら発電機電流は、基本的に正確に
検出することができ、かつそれにより運動が認識でき、
その際に生じる信号エッジに相応して運動の方向及び位
置が検出できる。
【0023】モータMは、この実施例において磁極輪
(N=N極、S=S極)、及び所属のホールセンサ1を
有し、このホールセンサは、モータの行なわれる回転の
数に比例する信号1.Sを発生する。例えば電気接触パ
ルス発生器等のような別のセンサタイプも、同様に可能
である。しかしながらこの回転信号は、運動方向の一義
的な対応付けを可能にしない。モータ駆動電圧UBを介
した駆動の間に、一般に運動方向は、モータ駆動電圧の
選ばれた極性に相当することを前提とすることができ
る。しかしながらモータ駆動電圧UBを遮断すると、追
従効果の他に、跳ね戻り等も生じることがあるので、こ
の対応付けは、もはや疑いなく可能というわけではな
い。
【0024】この時、図1におけるように、モータがモ
ータ駆動電圧UBから切離されている間に、モータ又は
これに結合された可動の部分の運動が生じると、発電機
電圧Uindの誘導が生じ、この発電機電圧は、抵抗R
2を介して短絡に基づいて、検出可能な発電機電流Ii
ndを引起こす。これは、運動の方向に相応した方向を
有する。相応してR2を介して電圧降下が生じ、この電
圧降下は、増幅器3によって検出される。オフセット電
圧Uoffsetに基づいて、増幅された出力信号3.
Sは、機能的に主要な範囲において常にゼロに等しいも
のより大きい。信号3.Sからこのようなものとしての
運動及びその方向を導き出すだけでもよいので、その際
に精度は決定的なものではない。
【0025】抵抗R1、及びR1及びR2による共通の
電圧降下UM1、2の検出は、この測定装置3によって
モータ駆動電圧UBの遮断された間においても、この時
にスイッチ手段S1/S2の位置に応じてR1又はR1
とR2を介して流れるモータ駆動電流を検出することを
可能にする。
【0026】モータが複数の駆動電圧によって動作させ
られるか、又は複数の巻線端子によって巻線数が交代可
能である場合、測定抵抗R2は、常に遮断のために設け
られたスイッチ点の間に配置することができる。これが
複数である場合、すべて1つの測定抵抗R2を有する。
しかしながら常にちょうど1つのスイッチ状況だけしか
仮定することができないので、さらに適当に整合された
測定装置は、例えばオープンコレクタ回路等によって、
すべての測定抵抗を並列に検出することができる。
【0027】図1に概略的に補充されたホールセンサ信
号1.S、R1及びR2の電圧降下UM1、2及び位置
カウンタ4.1のタイムチャートは、動作様式のはっき
りした明確化を可能にする。
【0028】時点t0から、モータMは、S2によりU
BからかつS1により基準電位の方向に電流流通され
る。ホールセンサ信号1.Sは、周波数の増大とともに
モータMの回転速度に相当する信号エッジを有する。電
圧降下UM1、2は、この時間範囲においてモータ駆動
電流UBを示している。時点t1に、スイッチ手段S1
及びS2を両方とも基準電位⊥に接続することによっ
て、モータ駆動電圧UBが遮断される。しかしながら質
量慣性に基づいて、モータは追従回転し、しかも以前の
運動方向に追従回転するので、この実施例においてちょ
うど反対に向けられた電圧誘導Uind及び相応して反
対の発電機電流Iindが生じるが、この発電機電流
は、きわめて低オーム性の測定抵抗R2を介して急速に
減少する。それでもなおt1とt3の間においてホール
センサ信号1.Sに、例えばまだ全体で3つの別の信号
エッジが生じる。その際、数は、動かされるシステムの
機械的なパラメータに強力に依存している。発電機電流
の方向認識なしでは、モータ駆動電圧UBの遮断後のこ
れらの信号エッジを最大1つで、以前の運動方向に対応
付けることができ、又はこれを無視しなければならな
い。この実施例においてR1及びR2を介した電圧降下
UM1、2として発電機電圧又は/及び発電機電流を検
出する方法によって、まずt1とt2の間に負の発電機
電流が流れるが、この発電機電流が時点t2にゼロ交差
点を有し、かつ次にt3まで正の振幅を有することを認
識することができる。このことは、以前の運動方向への
追従の後に、新しい反対の運動方向への跳ね戻りが生じ
たときに生じる。それ故にt1ないしt3の間に生じる
3つの信号エッジのうちの最後のものが、反対方向にあ
り;誤判定は、これが位置カウンタ4の記号的に視覚化
された出力信号4.Sのタイムチャートによって明らか
なように、その都度位置カウンタ4における2つのステ
ップだけの偏差に通じる。t0からt1までの外部モー
タ駆動の間に、位置カウンタ4の増加が生じ、この位置
カウンタは、t1とt2の間にも追従に基づいて継続す
るが(+1、+1)、t2とt3の間に生じる信号エッ
ジは、反対の発電機電流方向にしたがって認識されかつ
位置カウンタ4に(−1)と考慮される跳ね戻り(−
1)である。
【0029】図2a)ないし図4f)は、この実施例に
対して電気ドア窓レギュレータによって測定された種々
の運動状況に対して測定装置3によって転送される測定
信号3.Sのタイムチャートを示している。
【0030】図2a)は、まずt0からt1までドア窓
レギュレータの上昇(閉じ)を示し、その際、この時間
範囲において検出されたモータ駆動電流は、まずモータ
の停止に基づいて強力に上昇し、かつ回転速度の増大と
ともに低下し、その際、時点t1に、その際に窓ガラス
がすでに物体又は上側ストッパ又は障害物に当たること
なく、手動で又はソフトウエア技術により遮断される。
運動するシステムの質量慣性に基づいて、遮断の後に、
さらに上に追従が生じ、この追従は、発電機電流に基づ
く負の電圧降下を引起こすが、この発電機電流は、オフ
セット電圧に基づいて正にシフトされ、かつ残りの破線
で示した尖頭値は評価されず、擬似的に切取られる。測
定された電圧降下UM1、2の振幅において変換された
発電機電流の符号、及び例えば所定の公差を有する相応
する上及び下側の閾値によって近似されるゼロレベルに
到達するまでの期間が、唯一評価にとって重要である。
公差は、測定信号に不可避に生じる整流雑音を受け止め
るために使うことができる。これと同様にt2及びt3
を判定する補間法も考えることができる。t1とt2の
間に生じる信号エッジは、以前の運動方向に、上昇に一
義的に対応付けることができる。
【0031】図2b)は、この時、時点t1における手
動又はソフトウエア技術による遮断を含む窓ガラスの低
下(開き)を示し、このことは、運動方向に相応して、
この時にt1とt2の間の発電機電流に基づく正の電圧
降下に通じるので、ここに生じる信号エッジは、同様に
前の運動方向に、したがって低下に一義的に対応付ける
ことができる。
【0032】この時、図3c)に、すでにストッパ又は
障害物にある窓ガラスがもう一度この方向に電流流通さ
れる場合について測定信号3.Sの経過が示されてい
る。経過から明らかなように、モータは小さな公差又は
弾性に打勝った後に、すぐに再びロックされ、かつ回転
速度はゼロに、したがって電流は唯一t5におけるモー
タのオーム性内部抵抗によって制限されて相応して上昇
するので、モータ電流の短時間の降下の後に、再び直接
強力な上昇が生じる。このことは、評価によって同様に
認識され、かつハード又はソフトウエア技術的にモータ
動作電圧の遮断を引起こす。この場合、ロックされたモ
ータにおいて追従は不可能なので、図2a)において観
察される負の電圧降下は生じない。時点t1及びt2
は、t1/2において直接重なっている。しかしこれと
は相違して、複数の窓ガラスの際に個々の構成群の公差
及び弾性に強力に依存して、多かれ少なかれ強力な跳ね
戻りが、かつそれにより引起こされて発電機電流に基づ
く正の電圧降下が観察され、このことは、時点t3にお
いて少なくとも閾値の下に低下する。テストされた個々
の装置においてt1、2とt3の間のこの時間の間に、
実際に信号エッジが生じ、これらの信号エッジが、この
方法のためだけに後方に向けられていると認められ、か
つ相応して位置計数の際に考慮することができること
を、実験が示している。
【0033】この時、図3d)は、すでに図1に挿入さ
れた上昇の際の場合によっては弾性的にたわむ障害物へ
の軽い突き当たりの場合を示しており、このことは、時
点t5にモータ電流の上昇を引起こすが、このモータ電
流の上昇は、上側過電流遮断閾値の相応する構成の際
に、すでに急速に遮断に至る。この場合、次に負の測定
信号の振れに相応して、t1とt2の間に以前の運動方
向への追従が観察できるが、t2とt3の間に跳ね戻り
が観察できる。この時に時点t0におけるモータ駆動電
圧の接続の直後にt4に観察される強力な低下、及びそ
の次の通常レベルへの上昇は、モータの短期間の無負荷
回転によって理由付けられており、ここにおいて例えば
運動する個々の構成群の間においてスリップ公差が克服
される。
【0034】この時、なお図4e)は、提案された回路
装置によって古典的なモータの駆動及び停止の他に、公
開されていないドイツ連邦共和国特許第1973358
1号明細書によるS1及びS2のスイッチ手段位置の交
代によるモータ駆動電圧の直接の極性反転の際の過程も
観察することができることを示しており、提案された回
路装置とともに、ドイツ連邦共和国特許第197335
81号明細書において及びこの出願において請求された
方法が適用できる。外部配線の際に測定抵抗R1を介し
て降下する電圧は、t6にゼロになるが、以前の運動方
向へのモータ回転速度の低下とともに上昇し、かつ時点
t7に最大値に達し、この最大値は、方向反転の時点と
して評価することができ、その際、この最大値の振幅
は、現在の負荷トルクに強力な依存性を有し、かつ閾値
は、なるべく相応して前の値から導き出すようにする。
したがってこの回路装置は、これらの2つのそれ自体異
なった方法のために短絡レーンにおける測定抵抗R2以
外に、追加的な構成要素を必要とすることなく、モータ
駆動電圧の極性反転の際に運動方向の反転の時点も検出
することができる。とくに評価部2が、相応して整合さ
れるとき、1つの測定装置3だけしか必要なく、このこ
とは、マイクロコントローラとして実現する際に、ソフ
トウエア技術的にわけなく可能である。
【0035】この時、なお図4fは、自動車におけるド
ア窓レギュレータの場合に、例えば底部の凹凸によって
引起こされるが、工作機械の操作駆動装置においても別
の機械等の振動によって生じることがあるような、外部
の機械的な障害の際の測定信号の2つの異なった場合f
1及びf2を示している。とくにt1以後にモータ駆動
電圧を遮断した際に、追従は、このような信号によって
延長され、又は短縮されることがある。しかしながらf
1に対する正しい追従時間t21、及びf2に対するt
22は、正確に判定することができ、かつ生じる信号エ
ッジを疑いなく対応付けることができる。
【0036】モータ駆動電圧を遮断した際のモータの停
止状態において生じる運動を発電機電圧又は発電機電流
に基づいて検出し、その運動方向を検出し、かつ位置カ
ウンタを相応してアップデートすることも、明らかに可
能である。このことは、工具の交換の際に、意図するこ
となく可動の工具支持アームを動かすとき、例えば工作
機械の操作駆動装置において有利なことがある。調節経
過は、省略することができる。
【0037】図5は、別の回路装置を示しており、ここ
では基準電位に接続すべきスイッチ手段S1、S2のス
イッチ点の接続点と基準電位との間に、測定抵抗R1が
設けられておらず、測定抵抗R2は、この接続点の両側
にR21、R22として分割される。この回路装置は、
R21とR22を同じに構成すれば、両方の運動方向に
モータ駆動電圧を接続する間に、同じ電気抵抗が生じる
という利点を有する。発電機電流を検出するために、両
方の測定抵抗R21又はR22のうちの一方にわたる1
つの測定装置3だけしか必要ないが、一方モータ駆動動
作の際に、測定装置によって1つのレーンだけしか検出
できないので、2つの測定装置3.1及び3.2が必要
である。これらは、同じに構成されているが、特殊性と
して抵抗5.1又は5.2を介して帰還を有する。再び
オフセット電圧Uoff1及びUoff2が利用され、
このオフセット電圧は、同じ割合として、それぞれ抵抗
8.1及び8.2を介して、演算増幅器として構成され
た測定装置3.1又は3.2のそれぞれの正の入力端子
に加えられる。負の入力端子は、それぞれ抵抗6.1又
は6.2を介して基準電位⊥に関して帰還を有する。
【0038】測定装置3.1及び3.2の出力端子は、
“ワイヤードアナログOR”としてそれぞれ1つのダイ
オード4.1及び4.2を挿入することによってまとめ
て連結することができ、それにより評価部における分離
した2つの入力端子の代わりに、1つだけしか必要ない
が、“OR”重畳された信号は、これらが互いに区別さ
れないので、モータ駆動電圧を接続した際に極性に相応
して対応付けなければならない。しかし発電機の場合、
電流は、ループになったR21及びR22を通って流れ
るので、基準電位に対して検出される電圧降下は、反対
の符号を有し、かつそれぞれ正のものだけが転送され
る。しかし評価部2の2つの入力端子が切離されている
場合、測定装置3.1及び3.2の信号から、再び運動
方向を直接導き出すことができる。
【0039】図6は、方法を実施する回路装置を示して
おり、ここでは4つのスイッチ手段S11、S12、S
21、S22が、Hブリッジになるように接続されて、
モータMの両方の巻線端子に接続されている。その際、
スイッチ手段S11及びS12は、それぞれモータ動作
電圧UBに接続されており、スイッチ手段S21及びS
22は、接続点及び抵抗R1を介して基準電位⊥に接続
されている。モータMを駆動するためにS11及びS2
2が、又は相応して反対の回転方向のためにS12及び
S21が閉じられる。
【0040】スイッチ手段S11、S12、S21及び
S22は、MOSFETトランジスタとして構成されて
おり、これらのトランジスタの基板端子Bは、図6aに
示すように、ソースに接続されている。その際、図6a
において、それによりMOSFET内に固有のダイオー
ドDIが形成されることが、すでに暗示され、このダイ
オードは、それぞれドレインDからソースSに向かって
遮断方向に接続されており、したがって反対の回転方向
にモータMを駆動する間にスイッチ手段が開いた際に電
流を通さない。
【0041】動作様式を説明するために、図6にスイッ
チ手段S11−S22に対してMOSFETの代わり
に、それぞれスイッチSW11−SW22、内部抵抗R
I及びこれに対して並列に接続されたダイオードDIか
らなる等価回路が利用されている。
【0042】評価ユニット2に、再び回転速度に比例す
る信号エッジを検出するホールセンサ1、及び測定装置
3.1及び3.2が接続されており、これらの測定装置
は、それぞれ短絡の場合に電圧降下を有する決定的な構
成要素としてダイオードD22及びD21を介してかつ
通常動作の場合に追加的にR1を介して、電圧降下UM
を検出する。評価ユニット2は、スイッチSW11−S
W22を制御する出力端子を有し、かつホールセンサの
信号エッジと電圧降下から導き出される回転速度及び回
転方向情報を位置カウンタ4(同様に図1も参照)に転
送する。測定装置3.1及び3.2は、再び電圧オフセ
ットUoffset1、2を有し、それにより次になお
説明する考慮される電圧信号UMは、基準電位に対して
この値Uoffsetだけ高くなる(図7参照)。
【0043】図6、7及び8によって方法の経過を説明
し、その際、図7は、測定装置3.2のために検出可能
な電圧降下UMを示し、かつ図6は、スイッチ手段S1
1ないしS22の制御の時間経過を示している。
【0044】モータMは、時点t0において停止するよ
うにする。その前に(t<t0)、スイッチSW12及
びSW21が閉じ、したがってUBからSW12を介し
てモータMに、かつここからSW21及びR1を介して
モータ駆動電流IA(t<t0)が流れることによっ
て、このモータは一方の回転方向に駆動される。スイッ
チSW11及びSW22は開いており、かつ固有のダイ
オードDI11及びDI22は遮断方向に向けられてい
る。
【0045】駆動電流IA(t<t0)は、抵抗R1に
電圧降下を発生し、この電圧降下は、図7に認められる
ように、測定装置3.2によって検出される。
【0046】時点t0に、スイッチSW12及びSW2
1が開かれ、スイッチSW22は、図6に暗示され、か
つ図8からなおはっきりと認められるように、逆に閉じ
られる。この時、モータは、発電機方式及び質量慣性に
基づいて、発電機電圧を発生し、この発電機電圧は、モ
ータを急速に停止するために短絡される。この短絡は、
短絡電流IK(t>t0’)によって暗示するように、
閉じたスイッチS22及びMOSFETスイッチ手段S
21のダイオードDI21を介して行なわれる。発電機
電圧は、ちょうどモータ駆動電圧(UB→⊥)に対して
反対の極性を有し、かつダイオードDI21は導通にな
る。図1による測定抵抗R2を介した短絡に対してこの
橋絡の特別な利点は、ダイオード導通電圧の上の電圧に
対して、ダイオードの極端に小さな内部抵抗にあるの
で、電圧降下は、これを介してたいしたことがない程度
にしか上昇せず、かつ比較的大きな短絡電流が流れるこ
とができ、それによりモータは、相応して急速に停止状
態に至る。t1においてダイオードを介した電圧降下
が、近似的にダイオード電圧UDにあることができる所
定の閾値USの下に低下すると、ダイオードDIに対し
て並列の短絡回路において基準電位に接続された第2の
スイッチSW21も閉じられる。この時に測定可能な電
圧降下UMは、なおスイッチ手段S21の内部抵抗RI
だけを介して降下する。
【0047】時点t2に、電流はゼロ点に達し、したが
ってモータMも停止状態に達する。しかしながら次にな
おモータ又はこれに結合された構成群の跳ね戻りが生じ
ることがあるので、再び逆の発電機電圧が生じ、この発
電機電圧は、基本的に閉じたスイッチ手段S21及びS
22の内部抵抗RIを介して測定することができ、かつ
引続き生じる信号エッジは、発電機電圧の符号に相応し
て回転方向に対応付けることができる。機械的な部品の
相応した構成の際、t1又はt2の後に生じる信号エッ
ジを評価せず、又は簡単化して一般に逆の運動方向に対
応付けることによって、この跳ね戻りは、無視すること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気モータ(M)によって可動の部分の運動、
運動方向及び位置を認識する回路装置の略図である。
【図2】種々の運動の場合の測定信号3.Sのタイムチ
ャートである。
【図3】種々の運動の場合の測定信号3.Sのタイムチ
ャートである。
【図4】種々の運動の場合の測定信号3.Sのタイムチ
ャートである。
【図5】回路装置の別の実施例の図である。
【図6】遮断方向に向けられたそれぞれ1つのダイオー
ドブリッジを含みモータに対してHブリッジに接続され
た4つのスイッチ手段を有する回路装置、及びソース、
したがって固有のダイオードに基板接続を有するMOS
FETトランジスタとしてのスイッチ手段の構成の図で
ある。
【図7】図6による回路に対するモータの停止の前及び
後の測定電圧経過を示す図である。
【図8】図6及び7によるスイッチ手段の時間的な制御
を示す図である。
【符号の説明】
1 ホールセンサ 2 評価ユニット 3 測定装置 4 位置カウンタ 3.1 測定装置 3.2 測定装置、 1.S センサ信号 3.S 測定信号 4.S カウンタ出力信号 D ダイオード DI ダイオード Iind 発電機電流 M モータ R 測定抵抗 RI 内部抵抗 S スイッチ手段 SW スイッチ手段 t 時点 UB モータ駆動電圧 Uind 発電機電圧 UM 電圧降下 ⊥ 基準電位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エルヴイン・ケスレル ドイツ連邦共和国ザウルガウ・イム・ハー ゼンエシユレ8 (72)発明者 エーリツヒ・リーポルド ドイツ連邦共和国ケツシング・フリユーリ ングシユトラーセ24 (72)発明者 ヴエルネル・ポレルスベツク ドイツ連邦共和国プフエリング・フオーブ ルゲル・シユトラーセ54 (72)発明者 ラインホルド・レーデル ドイツ連邦共和国ノイシユタツト・アウヴ エーク7 (72)発明者 ヴオルフガング・シユルテル ドイツ連邦共和国メールスブルク・クロー ネンシユトラーセ7 (72)発明者 クラウス・シユプレング ドイツ連邦共和国インゴルシユタツト・ア ネツテ−コルプ−シユトラーセ93

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ(M)が、所望の運動方向に相当
    するモータ駆動電圧(UB)の極性によって駆動され、
    かつモータの回転の数に比例する信号(1.S)の信号
    エッジが、動かすべき部分の運動方向に対応付けられ
    (2)、かつ相応して計数される(4.S)、 電気モータ(M)によって可動の部分の、とくに電気ド
    ア窓レギュレータの運動、運動方向及び位置を認識する
    方法において、 遅くともモータ駆動電圧(UB)を遮断する停止命令の
    時点(t1)以後に、運動するモータに基づいて発生さ
    れる発電機電圧(Uind)及び/又はその結果生じる
    発電機電流(Iind)が検出されることによって、 モータ駆動電圧(UB)を切離した後に、モータ(M)
    の運動が検出され、かつ生じた信号エッジが、運動方向
    に対応付けられることを特徴とする、 電気モータ(M)によって可動の部分の、とくに電気ド
    ア窓レギュレータの運動、運動方向及び位置を認識する
    方法。
  2. 【請求項2】 発電機電圧(Uind)及び/又は発電
    機電流(Iind)が初めて所定の閾値を上回るまで、
    モータ駆動電圧(UB)の遮断の直後に生じる信号エッ
    ジが、従来の運動方向に対応付けられることを特徴とす
    る、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 外部モータ駆動電圧(UB)を遮断した
    際に所定の閾値を初めて上回った後に生じる信号エッジ
    が、 a)評価されず、又は b)一般に反対の運動方向に対応付けられ、又は c)その際に生じる発電機電圧(Uind)又は発電機
    電流(Iind)の符号に依存して、この符号に相当す
    る運動方向に対応付けられることを特徴とする、請求項
    2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 以前の運動方向からモータを停止するた
    めに、モータ(M)が、まずモータ駆動電圧(UB)か
    ら切離され、かつ発電機電圧に相応して導通方向に極性
    を向けられたダイオード(DI21)を介して短絡さ
    れ、ダイオード(DI21)を介した電圧降下(UM)
    が検出され、電圧降下(UM)の期間(t0→t1)に
    よって、以前の運動方向への追従回転の期間が判定さ
    れ、かつ追従の間に生じるセンサ信号(1.S)の信号
    エッジが、相応する運動方向に対応付けられることを特
    徴とする、請求項1ないし3の1つに記載の方法。
  5. 【請求項5】 以前の運動方向への追従回転(t1)の
    制動の後に、ダイオードに対して並列に接続されたスイ
    ッチ手段(SW21)が閉じられ、かつ追従して生じる
    センサ信号(1.S)の信号エッジが、位置判定の際
    に、 a)考慮されず、又は b)一般に反対の運動方向に対応付けられ、又は c)スイッチ手段(SW21)の内部抵抗を介して検出
    可能な電圧降下の符号に依存して、この符号に相当する
    運動方向に対応付けられることを特徴とする、請求項4
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】 モータ(M)が、所望の運動方向に相応
    して一方においてモータ駆動電圧(UB)にかつ他方に
    おいて基準電位(⊥)に接続されており、モータの回転
    の数に比例するセンサ信号(1.S)を発生するセン
    サ、及び運動方向にセンサ信号(1.S)の信号エッジ
    を対応付けかつ運動方向に対応する信号エッジに相応し
    て位置カウンタ(4)をアップデートする評価ユニット
    (2)が設けられている、 電気モータ(M)によって可動の部分の、とくに電気ド
    ア窓レギュレータの運動、運動方向及び位置を認識する
    回路装置において、 モータを遮断するためにスイッチ手段(S1,S2)が
    設けられており、これらのスイッチ手段が、モータをモ
    ータ駆動電圧から切離し、かつ電圧降下を発生する少な
    くとも1つの電気構成要素、とくにダイオード(D1,
    D2)又は抵抗(R2,R3,R2.1,R2.2)を
    介して短絡し、 その際、この電圧降下に比例する測定信号(3.S)を
    発生する少なくとも1つの測定装置(3,3.1,3.
    2)が設けられており、この測定信号が、運動方向にセ
    ンサ信号(1.S)の信号エッジを対応付けるために評
    価ユニットに供給可能であることを特徴とする、 電気モータ(M)によって可動の部分の、とくに電気ド
    ア窓レギュレータの運動、運動方向及び位置を認識する
    回路装置。
  7. 【請求項7】 それぞれ2つの電子スイッチ手段(S1
    1,S12又はS21,S22)が、モータの巻線端子
    に接続されており、その際、一方(S11,S12)が
    それぞれモータ駆動電圧(UB)に、かつ他方(S2
    1,S22)が基準電位(⊥)に接続されており、 一方の運動方向にモータを駆動するために、一方の巻線
    端子に、モータ駆動電圧(UB)に接続されたスイッチ
    手段(S12)が、かつ他方の巻線端子に、基準電位
    (⊥)に接続されたスイッチ手段(S21)が接続され
    ているが、その他のスイッチ手段(S11,S22)が
    開いており、 基準電位(⊥)に接続された両方のスイッチ手段(S2
    1,S22)が、接続点において接続されており、かつ
    それぞれダイオード(DI21,DI22)によって橋
    絡されており、このダイオードが、それぞれ接続点に向
    かって遮断方向に接続されていることを特徴とする、請
    求項6に記載の回路装置。
  8. 【請求項8】 スイッチ手段(S11,S12,S2
    1,S22)が、閉じた状態において固有の内部抵抗
    (RI)を有し、かつこれにわたる電圧降下が測定され
    ることを特徴とする、請求項6又は7に記載の回路装
    置。
  9. 【請求項9】 スイッチ手段(S11−S22)及びダ
    イオード(DI11−DI22)が、ソース基板接続に
    よる固有のダイオードを有するエンハンスメントタイプ
    MOSFETとして形成されていることを特徴とする、
    請求項7又は8に記載の回路装置。
  10. 【請求項10】 短絡のために基準電位(⊥)に接続さ
    れた両方のスイッチ手段の間に、少なくとも1つの測定
    抵抗(R2,R3,R2.1,R2.2)が設けられて
    おり、この測定抵抗が、スイッチ手段(S1,S2)内
    においてモータ(M)に直列(R3)に、又はモータか
    らスイッチ手段(S1,S2)の間の外において並列
    (R2,R2.1,R2.2)に配置されており、 その際、1つの測定抵抗(R2,R3)又は複数の測定
    抵抗(R2.1,R2.2)にわたって、少なくとも1
    つの電位測定信号(3.S)を発生する測定装置(3,
    3.1,3.2)が設けられており、この測定信号が、
    運動方向にセンサ信号(1.S)の信号エッジを対応付
    けるために供給可能であることを特徴とする、請求項6
    に記載の回路装置。
  11. 【請求項11】 別の測定抵抗(R1)が、基準電位
    (⊥)と接続点との間に接続されており、その際、測定
    装置(3)が、一方において電圧降下を発生する電気構
    成要素にわたって及び他方において別の測定抵抗(R
    1)にわたって基準電位(⊥)に対して降下する電圧降
    下(UM1,2)を測定し、かつ評価ユニット(2)に
    転送することを特徴とする、請求項6ないし10の1つ
    に記載の回路装置。
  12. 【請求項12】 測定抵抗(R1,R2,R3,R2.
    1,R2.2)が低オーム性であり、なるべく1オーム
    より小さいことを特徴とする、請求項10又は11に記
    載の回路装置。
  13. 【請求項13】 測定抵抗(R1,R2,R3)が、回
    路を接続する導体路の一部として構成されていることを
    特徴とする、請求項10、11又は12に記載の回路装
    置。
  14. 【請求項14】 測定装置(3,3.1,3.2)が、
    オフセット電圧(Uoffset)を有する増幅器を有
    し、このオフセット電圧が、生じた電圧降下を少なくと
    も部分的に正にシフトするように決められており、かつ
    評価ユニット(2)によって測定装置の正の信号のみが
    評価されることを特徴とする、請求項6ないし13の1
    つに記載の回路装置。
JP11331710A 1998-10-27 1999-10-19 電気モ―タによって可動の部分の運動、運動方向及び位置を認識する方法及びこれに適した回路装置 Pending JP2000197388A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19849430.0 1998-10-27
DE19849430 1998-10-27
DE19855996A DE19855996C1 (de) 1998-10-27 1998-12-04 Verfahren zur Erkennung der Bewegung, Bewegungsrichtung und der Position eines mittels eines elektrischen Motors bewegbaren Teils sowie geeignete Schaltungsanordnung
DE19855996.8 1998-12-04

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000197388A true JP2000197388A (ja) 2000-07-14

Family

ID=26049781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11331710A Pending JP2000197388A (ja) 1998-10-27 1999-10-19 電気モ―タによって可動の部分の運動、運動方向及び位置を認識する方法及びこれに適した回路装置

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0997736B1 (ja)
JP (1) JP2000197388A (ja)
ES (1) ES2210941T3 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180119031A (ko) * 2017-04-24 2018-11-01 엘지전자 주식회사 냉장고

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI20075147L (fi) * 2007-02-28 2008-08-29 Iws Int Oy Älykäs virranjakelusolmu

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4319170A (en) * 1980-04-21 1982-03-09 Brent Allan L Motor control method and system
DE4315637C2 (de) * 1993-05-11 1996-12-19 Brose Fahrzeugteile Verfahren zur Erkennung der Position und der Bewegungsrichtung eines bewegbar gelagerten Teils
JP3458436B2 (ja) * 1994-01-31 2003-10-20 松下電器産業株式会社 回転方向検出装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180119031A (ko) * 2017-04-24 2018-11-01 엘지전자 주식회사 냉장고
KR102393923B1 (ko) * 2017-04-24 2022-05-03 엘지전자 주식회사 냉장고

Also Published As

Publication number Publication date
ES2210941T3 (es) 2004-07-01
EP0997736A3 (de) 2000-08-23
EP0997736B1 (de) 2003-11-26
EP0997736A2 (de) 2000-05-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11166943A (ja) 電動機において可動に支持された部分の位置及び運動方向を認識する方法
US6545439B2 (en) Method and circuit arrangement for detecting motion, direction and position of a part driven by an electric motor
US7285930B2 (en) Method and device for controlling a multiphase electronically commutated motor
US8217612B2 (en) Collision monitoring system
US8552715B2 (en) Method and device for determining the actuation position of an adjusting element of a motor vehicle
AU2013266894B2 (en) Method and controller for an electric motor with fault detection
US8362734B2 (en) Stepping motor driver
US7579802B2 (en) Collision monitoring system
JP2009065806A5 (ja)
US8212513B2 (en) Method and device for detecting the rotation of a brush-operated d.c. motor
US7548070B2 (en) Method and circuit arrangement for detecting a wire break
WO2011019038A1 (ja) 負荷駆動制御装置及び負荷駆動制御方法
US8810171B2 (en) Motor controller
JP3566214B2 (ja) モータ駆動制御装置
EP2345148B1 (en) Method of detecting an operating condition of an electric stepper motor
JPH04272600A (ja) 電動駆動部材の駆動装置
JP2000197388A (ja) 電気モ―タによって可動の部分の運動、運動方向及び位置を認識する方法及びこれに適した回路装置
US20230017386A1 (en) Electric motor furniture drive
KR20110027758A (ko) 센서의 적어도 하나의 제 1 내부 파라미터를 결정하는 방법
JP4395441B2 (ja) 電気駆動装置の過電流識別のための方法
KR101686528B1 (ko) 전자기계 조정 디바이스를 동작시키기 위한 디바이스 및 방법
US8836269B2 (en) Method for detecting blockages of electrically commutated electric motors
US9647587B2 (en) System and method for determining the position of a moving part driven by an electric motor
JP2021013261A (ja) モータ制御装置
WO2017130854A1 (ja) モータ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090213

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090514

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091013