JP2000196985A - Avシステム - Google Patents

Avシステム

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JP2000196985A
JP2000196985A JP10369316A JP36931698A JP2000196985A JP 2000196985 A JP2000196985 A JP 2000196985A JP 10369316 A JP10369316 A JP 10369316A JP 36931698 A JP36931698 A JP 36931698A JP 2000196985 A JP2000196985 A JP 2000196985A
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isochronous
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JP10369316A
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Nobuo Kuchiki
伸夫 朽木
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、トランスポートストリームでア
イソクロナス転送する第1のAV機器とベースバンドで
アイソクロナス転送する第2のAV機器とが混在するA
Vシステムにおいて、表示・再生方式の固定された1台
のディスプレイ装置上で各AV機器に対する表示・再生
を行うことができるAVシステムを提供することを目的
とする。 【解決手段】 コントローラは内蔵するCPUのバスと
独立してアイソクロナス転送信号専用のバスを備え、ア
イソクロナス転送信号専用のバスは、第1のAV機器か
らのアイソクロナス映像信号を復号化するための復号化
部と、第2のAV機器からのアイソクロナス映像信号の
フォーマットを上記復号化部の出力フォーマットと同じ
フォーマットに変換するフォーマット変換手段を備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IEEE1394
規格に準拠した通信方式を備えた複数のAV機器、ディ
スプレイ装置及びシステムを制御するコントローラから
なるAVシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年AV機器の接続に好適なディジタル
インタフェースの規格としてIEEE1394規格があ
る。IEEE1394規格は、パケット方式のシリアル
双方向通信が可能なディジタルインタフェースである。
またケーブル接続においては、ループが形成されないこ
とを唯一の条件として、任意のノード(各AV機器)間
接続が可能である。
【0003】コントローラを中心として、複数のAV機
器をIEEE1394接続によって構成したAVシステ
ムの従来例が、特開平9−116819「プラグ・アン
ド・プレイAVシステム」に示されている。
【0004】システム構成の1例を図11に示す。図1
1では、コントローラ1からノード分岐され、一方には
デジタル放送受信機2およびデジタルカメラ3が、他方
にはデジタルVCR4が、IEEE1394ケーブルを
介して接続されている。各AV機器から出力される映像
信号や音声信号はコントローラ1で復号化され、D/A
された後、ディスプレイ装置5で表示、再生される。デ
ィスプレイ装置5がIEEE1394インタフェースを
有していれば、ディスプレイ装置5とコントローラ1も
IEEE1394ケーブルで接続される。
【0005】従来におけるコントローラ1の構成を図1
2に示す。映像処理系は、IEEE1394インタフェ
ース6から入力したディジタル映像信号をデコードする
映像信号復号化部7と、デコードされた映像信号をD/
A変換するD/A変換部8と、D/A変換されたアナロ
グ映像信号をディスプレイコントローラ9からのメッセ
ージ信号等と重畳する画像多重化部10とからなり、画
像多重化部10から出力される映像信号は、ディスプレ
イ装置に供給される。
【0006】音声処理系は、IEEE1394インタフ
ェース6から入力したディジタル音声信号をデコードす
る音声信号復号化部11と、デコードされた音声信号を
D/A変換するD/A変換部12とからなり、D/A変
換されたアナログ音声信号は、ディスプレイ装置が備え
る音声信号増幅器及びスピーカに供給され、音に変換さ
れる。
【0007】制御回路系は、CPU13と、CPU13
及び各制御周辺デバイスを接続するCPUバス14と、
ROM16と、RAM15と、不揮発性メモリ17とか
らなる。
【0008】IEEE1394インタフェース6は、I
EEE1394規格によりIC化された回路と、この回
路に接続されたコネクタソケット18を有している。こ
のコネクタソケット18には、図示されないIEEE1
394ケーブルのプラグが差し込まれるようになってい
る。IEEE1394規格の特徴は、一定の伝送帯域が
保証されるアイソクロナス転送と、確実なデータ伝送が
保証されるアシンクロナス転送が同時にサポートされる
ことである。
【0009】アイソクロナスパケットは、常に一定の時
間間隔でアイソクロナスチャンネルを通じて放送され、
帯域に余裕がなくなれば、その転送が終了するまでは他
のパケットは転送できない。このことからアイソクロナ
ス転送は、動画像データや音声データなどのストリーム
信号の転送に最適である。
【0010】しかしながら、上記従来のコントローラ1
の構成では、図11に示すように、MPEG2のトラン
スポートストリームでアイソクロナス転送するデジタル
放送受信機2およびデジタルVCR4と、ベースバンド
でアイソクロナス転送するデジタルカメラ3といったよ
うに、符号化方式やフォーマット種類が異なるAV機器
が混在するAVシステムにおいて、表示・再生方式の固
定された1台のディスプレイ装置5上で表示・再生を行
うことができない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、トランス
ポートストリームでアイソクロナス転送する第1のAV
機器とベースバンドでアイソクロナス転送する第2のA
V機器とが混在するAVシステムにおいて、表示・再生
方式の固定された1台のディスプレイ装置上で各AV機
器に対する表示・再生を行うことができるAVシステム
を提供することを目的とする。
【0012】また、この発明は、トランスポートストリ
ームでアイソクロナス転送する第1のAV機器とベース
バンドでアイソクロナス転送する第2のAV機器とが混
在するAVシステムにおいて、各AV機器に対する音声
信号の再生を行うことができるAVシステムを提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明による第1のA
V機器は、トランスポートストリームでアイソクロナス
転送する第1のAV機器と、ベースバンドでアイソクロ
ナス転送する第2のAV機器と、ディスプレイ装置と、
システム全体を制御するコントローラからなるAVシス
テムにおいて、各AV機器とコントローラとは、IEE
E1394規格に準拠するディジタルインタフェースを
介して接続されており、各AV機器とコントローラと
は、IEEE1394規格のアイソクロナス転送で映像
信号と音声信号の転送を行うことが可能となっており、
コントローラは内蔵するCPUのバスと独立してアイソ
クロナス転送信号専用のバスを備え、アイソクロナス転
送信号専用のバスは、第1のAV機器からのアイソクロ
ナス映像信号を復号化するための復号化部と、第2のA
V機器からのアイソクロナス映像信号のフォーマットを
上記復号化部の出力フォーマットと同じフォーマットに
変換するフォーマット変換手段を備えていることを特徴
とする。
【0014】この発明による第2のAV機器は、トラン
スポートストリームでアイソクロナス転送する第1のA
V機器と、ベースバンドでアイソクロナス転送する第2
のAV機器と、システム全体を制御するコントローラか
らなるAVシステムにおいて、各AV機器とコントロー
ラとは、IEEE1394規格に準拠するディジタルイ
ンタフェースを介して接続されており、各AV機器とコ
ントローラとは、IEEE1394規格のアイソクロナ
ス転送で映像信号と音声信号の転送を行うことが可能と
なっており、コントローラは内蔵するCPUのバスと独
立してアイソクロナス転送信号専用のバスを備え、アイ
ソクロナス転送信号専用のバスは、第1のAV機器から
のアイソクロナス音声信号を復号化するための復号化部
と、第2のAV機器からのアイソクロナス音声信号のフ
ォーマットを上記復号化部の出力フォーマットと同じフ
ォーマットに変換するフォーマット変換手段を備えてい
ることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
を図11のAVシステムに適用した場合の実施の形態に
ついて説明する。
【0016】図1は、図11に示すように、MPEG2
のトランスポートストリームでアイソクロナス転送する
デジタル放送受信機2およびデジタルVCR4と、ベー
スバンドでアイソクロナス転送するデジタルカメラ3と
が混在するAVシステムに適用されるコントローラ1を
示している。
【0017】図1において、図12と同じものには、同
じ符号を付してその説明を省略する。なお、以下におい
ては、簡略化のため映像信号系に関してのみ説明する。
【0018】図1のコントローラ1は、アイソクロナス
転送信号専用バス19を備えている。映像信号復号化部
7は、アイソクロナス転送信号専用バス19に接続され
ている。
【0019】また、コントローラ1は、デジタルカメラ
3(図11参照)から供給されるベースバンド映像信号
のフォーマット変換のためにフォーマット変換部20を
備えている。フォーマット変換部20は、アイソクロナ
ス転送信号専用バス19に接続されている。
【0020】ディスプレイコントローラ21は、ITU
−R656形式のデジタルで映像信号切り換えを行う。
ディスプレイコントローラ21の出力は、D/A変換器
22でD/A変換された後、ディスプレイ装置5(図1
1参照)に供給される。
【0021】CPUバス14とアイソクロナス転送信号
専用バス19との間は、バスブリッジ23で相互に乗り
入れできるようになっている。メッセージ信号などのグ
ラフィック画像は、CPUバス14上のRAM15で展
開された後、アイソクロナス転送信号専用バス19上の
DMAコントローラ24を用いて、ディスプレイコント
ローラ21内のVRAM(図示略)にバスブリッジ23
を介してDMA転送される。
【0022】コントローラ1は、バス初期化後、接続さ
れている各AV機器2、3、4(図11参照)から、機
器の種類、転送データの種類などのデータを取得し、そ
の結果をテーブルとして不揮発性メモリ17に記憶す
る。
【0023】アイソクロナス転送時には、予め映像信号
復号化部7、フォーマット変換部20およびディスプレ
イコントローラ21に、転送されるアイソクロナス信号
の処理に関する情報、即ち、信号はトランスポートスト
リームかベースバンドか、ディスプレイコントローラ2
1は映像信号復号化部7、フォーマット変換部20また
はRAM15からDMA転送されたグラフィック画像の
うちのどの信号を選択して、或いは多重化して表示する
かといった情報が与えられる。
【0024】CPU13は、アイソクロナス転送の必要
なAV機器からアイソクロナスチャネル、バンド幅など
のデータを取得した後、図示しないIEEE1394ケ
ーブルを介して各AV機器固有のアイソクロナスパケッ
トフォーマットに準じた形式で転送を行う。転送された
データはアイソクロナス転送信号専用バス19上に展開
される。
【0025】転送信号がトランスポートストリームであ
れば、アイソクロナス信号は映像信号復号化部7によっ
て復号化されてITU−R656信号に変換される。得
られたITU−R656信号は、ディスプレイコントロ
ーラ21で展開・エンコードされ、D/A変換部22で
D/A変換された後、ディスプレイ装置5(図11参
照)に送られる。
【0026】転送信号がベースバンドであれば、アイソ
クロナス信号はフォーマット変換部20によってITU
−R656信号にフォーマット変換される。得られたI
TU−R656信号は、ディスプレイコントローラ21
で展開・エンコードされ、D/A変換部22でD/A変
換された後、ディスプレイ装置5(図11参照)に送ら
れる。
【0027】図2は、フォーマット変換部20の構成の
一例を示している。
【0028】フォーマット変換部20は、2つの非同期
にアクセス可能なポートを有するフレームメモリ25
と、フレームメモリタイミング制御部26とによって構
成されている。フレームメモリタイミング制御部26
は、フレームメモリ書込み制御部27と、フレームメモ
リ読出し制御部28とから構成されている。
【0029】デジタルカメラ3(図11参照)のアイソ
クロナスパケットフォーマットを図3に示す。アイソク
ロナスパケットは、ヘッダ(Header)部と、ヘッダ部のCR
C(Header CRC) と、ビデオデータペイロード(Video dat
a payload)部(以下、データ部という)と、データ部の
CRC(Data CRC) とからなる。
【0030】ヘッダ部には、Data length(データフィー
ルドのバイト数) 、tg(0にセットされる) 、channel(ア
イソクロナスチャンネル番号) 、tCode(トランザクショ
ンコード) およびsy( フレームの先頭アイソクロナスデ
ータブロックを示す識別子)が含まれている。syは、フ
レームの先頭となるアイソクロナスデータブロック転送
時に0001H 、その他のアイソクロナスデータブロック転
送時に0000H となる。
【0031】図4は、データ部のフォーマットを示して
いる。図4において、Pnは1パケット当たりのピクセル
数を示している。また、Pn×N を1フレーム当たりのト
ータルピクセル数とすると、K=Pn×n(n =0 、1 …N-
1)となる。
【0032】図4の例では、ビデオフォーマットがYU
V4:1:1で640×480画素、つまり12bit/pi
xel であり、30フレーム/秒の転送時には2line/pac
ket( = 1280pixel/packet )となる。
【0033】IEEE1394インタフェース6は、図
3のフォーマットからヘッダ部のCRC及びデータ部の
CRCを取り除いたビデオデータを出力するとともに、
内蔵するアイソクロナスポートを読出すアイソクロナス
クロックと、送出データがヘッダであることを示すヘッ
ダフラグと、送出データがビデオデータであることを示
すビデオデータフラグを出力する。
【0034】図5は、ITU−R656信号のフォーマ
ットを示している。デコードクロックは通常27MHz
に設定され、また有効画像データストリームの先頭には
SAV(Start Active Video)データパケットが、終わ
りにはEAV(End Active Video)データパケットが付
加される。
【0035】フォーマット変換部20は、図3及び図4
の例に示すフォーマットで転送されるアイソクロナスビ
デオデータを、図7に示すITU−R656信号フォー
マットに変換する。
【0036】図6は、図2のフレームメモリ書込み制御
部27の構成を示している。図7は、フレームメモリ書
込み制御部27によるフレームメモリ書込みタイミング
を示している。
【0037】IEEE1394インタフェース6から供
給されるアイソクロナスビデオデータとヘッダフラグ
(c) から、sy検出部29においてsyが0001H となるデー
タブロックを検出し、sy = 0001Hのsy検出信号(d) に基
づいて書込み水平カウンタ30及び書込み垂直カウンタ
32をリセットする。
【0038】書込み水平カウンタ30は、ビデオデータ
フラグ(e) がアサートされる期間にアイソクロナスクロ
ック(a) をカウントし、ビデオデータフラグ(e) のニゲ
ート期間には書込み水平カウンタ30をディスエーブル
する。第1デコーダ31は、書込み水平カウンタ30が
640画素をカウントするのを検出(カウント値(b)が
639となったことを検出)する毎に、書込み垂直カウ
ンタクロック(f) を出力するとともに、書込み水平カウ
ンタ30をリセットする。
【0039】書込み垂直カウンタ32は、書込み垂直カ
ウンタクロック(f) をカウントする。第2デコーダ33
は、書込み垂直カウンタ32が480ラインをカウント
するのを検出(カウント値(g) が479となったことを
検出)すると、その出力(h)によって次のsy検出信号(d)
が入力されるまで書込み垂直カウンタ32と書込み水
平カウンタ30を、ビデオデータフラグの状態に係わら
ずディスエーブルする。
【0040】ビデオデータフラグ(e) と第2デコーダ3
3の出力(h) のAND信号に基づいて、フレームメモリ
25の書込み列アドレスポインタがストップ/インクリ
メントせしめられる。つまり、ビデオデータフラグ(e)
と第2デコーダ33の出力(h) のAND信号がHレベル
である場合には、アイソクロナスクロックに同期して書
込み列アドレスポインタがインクリメントされ、ビデオ
データフラグ(e) と第2デコーダ33の出力(h) のAN
D信号がLレベルのときには、書込み列アドレスポイン
タがストップせしめられる。
【0041】また、書込み垂直カウンタクロック(f) に
よってフレームメモリ25の書込み列アドレスポインタ
がリセットせしめられるとともに書込み行アドレスポイ
ンタがインクリメントせしめられる。また、sy検出信号
(d) によって、書込み行アドレスポインタ、書込み列ア
ドレスポインタがともにリセットせしめられる。
【0042】図8は、図2のフレームメモリ読出し制御
部28の構成を示している。図9は、フレームメモリ読
出し制御部28によるフレームメモリ読出しタイミング
を示している。
【0043】同期信号発生部34は、フリーランで水平
同期信号と同周期の水平基準信号(c) と、垂直同期信号
と同周期の垂直基準信号と、フィールド信号と、基準ク
ロック(a) とを出力する。読出し水平第1カウンタ35
は、水平基準信号(c) でリセットされ、基準クロック
(a) をカウントする。読出し水平第1カウンタ35の出
力(b) は、第3デコーダ36に供給される。
【0044】第3デコーダ36は、読出し水平第1カウ
ンタ35の出力(b) に基づいて、SAV領域信号(d) 、
EAV領域信号、左背景領域信号(e) 、右背景領域信
号、水平表示画像領域信号(f) 、第1読出し行アドレス
ポインタ制御信号(n) と、読出し垂直カウンタクロック
が出力される。SAV領域信号(d) 、EAV領域信号、
左背景領域信号(e) 、右背景領域信号および水平表示画
像領域信号(f) は、マルチプレクサ43に送られる。
【0045】左背景領域信号(e) と右背景領域信号は、
デジタルカメラの画像出力が640画素しかなく、一般
のディスプレイ装置で表示する場合に左右に像欠け部分
が生じるため、これらの像欠け部分を中間輝度の背景色
を表示する領域として設定するために用いられる。第1
読出し行アドレスポインタ制御信号(n) は、水平表示画
像領域の最後に読出し列アドレスポインタをリセットし
て読出し行アドレスポインタを2ライン分インクリメン
トするために用いられる。
【0046】本実施の形態では、デジタルカメラ出力フ
ォーマットはYUV4:1:1である。一方、ITU−
R656信号フォーマットはYUV4:2:2であり、
色解像度が高い。従ってフォーマット変換に際して、フ
ォーマットをYUV4:1:1からYUV4:2:2に
変換する必要がある。そのために、読出し水平第2カウ
ンタ37が設けられている。
【0047】読出し水平第2カウンタ37は、3bitのカ
ウンタであり、水平表示画像領域信号(f) のアサート期
間のみイネーブルされて、基準クロック(a) をカウント
する。読出し水平第2カウンタ37の出力は、第4デコ
ーダ38に供給される。
【0048】第4デコーダ38は、第2カウンタ37の
出力に基づいて、Cbラッチタイミング(i) 、Crラッチタ
イミング、Y2n (n = 0,1・・ )ラッチタイミング(k) 、
Y2n+ 1 (n = 0,1・・ )ラッチタイミング、データマルチ
プレクス信号および第1読出し列アドレスポインタ制御
信号(g) を出力する。
【0049】第1読出し列アドレスポインタ制御信号
(g) は、フレームメモリ25からのビデオデータ読出し
列アドレスポインタをストップ/インクリメントするた
めに用いられる。つまり、第1読出し列アドレスポイン
タ制御信号(g) がHレベルである場合には、基準クロッ
クに同期してビデオデータ読出し列アドレスポインタが
インクリメントされ、第1読出し列アドレスポインタ制
御信号(g) がLレベルのときには、ビデオデータ読出し
列アドレスポインタがストップせしめられる。
【0050】Cbラッチ39は、フレームメモリ25から
読み出されたビデオデータ(h) をCbラッチタイミング
(i) でラッチする。Crラッチ40は、フレームメモリ2
5から読み出されたビデオデータ(h) をCrラッチタイミ
ングでラッチする。Y2n ラッチ41は、フレームメモリ
25から読み出されたビデオデータ(h) をY2n ラッチタ
イミング(k) でラッチする。Y2n+1 ラッチ42は、フレ
ームメモリ25から読み出されたビデオデータ(h) をY
2n+1 ラッチタイミングでラッチする。
【0051】マルチプレクサ43は、Cbラッチ39にラ
ッチされたCbデータ(j) と、Crラッチ40にラッチされ
たCrデータと、Y2n ラッチ41にラッチされたY2n デー
タ(l) と、Y2n+1 ラッチ42にラッチされたY2n+1 デー
タと、固定データ列であるSAVデータ列と、固定デー
タ列であるEAVデータ列と、中間輝度値(データ階調
8bitの場合80H )を、データマルチプレクス信号と、S
AV領域信号と、EAV領域信号と、左背景領域信号
と、右背景領域信号と、水平表示画像領域信号によって
マルチプレクスする。
【0052】つまり、SAV領域信号が入力されている
期間においては、SAVデータ列が出力される。左背景
領域信号が入力されている期間においては、中間輝度値
のデータが出力される。水平表示画像領域信号が入力さ
れている期間においては、YUV4:2:2の信号フォ
ーマットに応じた信号が得られるように、データマルチ
プレクス信号に基づいて、Cbラッチ39にラッチされた
Cbデータ(j) 、Crラッチ40にラッチされたCrデータ、
Y2n ラッチ41にラッチされたY2n データ(l)またはY
2n+1 ラッチ42にラッチされたY2n+1 データが、選択
されて出力される。右背景領域信号が入力されている期
間においては、中間輝度値のデータが出力される。EA
V領域信号が入力されている期間においては、EAVデ
ータ列が出力される。
【0053】読出し垂直カウンタ44は、第3デコーダ
36から出力される読出し垂直カウンタクロックをカウ
ントし、垂直基準信号でリセットされる。読出し垂直カ
ウンタ44の出力は第5デコーダ45に供給される。第
5デコーダ45は、読出し垂直カウンタ44の出力に基
づいて、垂直表示領域信号と、読出し行・列ポインタリ
セット信号とを出力する。読出し行・列ポインタリセッ
ト信号は、垂直同期信号の入力毎に、読出し行アドレス
ポインタ、列アドレスポインタをともにリセットするた
めに用いられる。
【0054】一方、フィールド信号と基準クロック信号
(a) は、フィールド切り換え検出部46に入力される。
フィールド切り換え検出部46は、第1フィールドから
第2フィールドへの切り換え直後に読出し行アドレスポ
インタを1ライン分インクリメントするための第2読出
し行アドレスポインタ制御信号を出力する。
【0055】フィールド切り換え直後に読出し行アドレ
スポインタを1ライン分インクリメントする理由は、読
み出した出力が通常のディスプレイ装置に表示できるよ
うなインタレース信号となるように読出し制御を行うた
めである。つまり、図10に示すように、第1フィール
ドでは、奇数行が読み出され、第2フィールドでは、偶
数行が読み出される。
【0056】フレームメモリ25からの画像データの読
出しは、第5デコーダ45から出力される読出し行・
列ポインタリセット信号と、第1読出し列アドレスポ
インタ制御信号(g)と垂直表示領域信号のANDによ
って出力される第2読出し列アドレスポインタ制御信号
と、第1読出し行アドレスポインタ制御信号(n) と第
2読出し行アドレスポインタ制御信号のOR出力と垂直
表示領域信号のANDによって出力される第3読出し行
アドレスポインタ制御信号とによって制御される。
【0057】この一連の制御により、マルチプレクサ4
3の出力は、IEEE1394アイソクロナス転送信号
から、自動的にITU−R656信号(m) のフォーマッ
トに変換され、MPEG2復号化部7の出力とフォーマ
ットが統一され、ディスプレイコントローラ21で共通
の処理を施され、ディスプレイ装置5(図11参照)で
表示されるようになる。
【0058】上記実施の形態によれば、トランスポート
ストリームでアイソクロナス転送するAV機器とベース
バンドでアイソクロナス転送するAV機器とが混在する
AVシステムにおいて、表示・再生方式の固定された1
台のディスプレイ装置上で各AV機器に対する表示・再
生を行うことができるようになる。
【0059】なお、映像処理系についてのみ説明した
が、音声処理系についても、アイソクロナス転送信号専
用バス19にトランスポートストリームでアイソクロナ
ス転送するAV機器からのアイソクロナス音声信号を復
号化するための音声信号復号化部と、ベースバンドでア
イソクロナス転送するAV機器からのアイソクロナス音
声信号のフォーマットを上記音声信号復号化部の出力フ
ォーマットと同じフォーマットに変換するフォーマット
変換部とを設けることによって、映像処理系と同様な効
果を得ることができる。
【0060】
【発明の効果】この発明によれば、トランスポートスト
リームでアイソクロナス転送する第1のAV機器とベー
スバンドでアイソクロナス転送する第2のAV機器とが
混在するAVシステムにおいても、表示・再生方式が固
定されたディスプレイ装置上で各AV機器に対する表示
・再生を行うことができるようになる。
【0061】また、この発明によれば、トランスポート
ストリームでアイソクロナス転送する第1のAV機器と
ベースバンドでアイソクロナス転送する第2のAV機器
とが混在するAVシステムにおいても、各AV機器に対
する音声信号の再生を行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】AVシステムのコントローラの構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図1のフォーマット変換部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】デジタルカメラのアイソクロナスパケットフォ
ーマットを示す模式図である。
【図4】デジタルカメラのアイソクロナスパケットにお
けるデータ部のフォーマット例を示す模式図である。
【図5】ITU−R656信号のフォーマットを示す模
式図である。
【図6】図2のフレームメモリ書込み制御部の構成を示
すブロック図である。
【図7】フレームメモリ書込み制御部によるフレームメ
モリ書込みタイミングを示すタイムチャートである。
【図8】図2のフレームメモリ読出し制御部の構成を示
すブロック図である。
【図9】フレームメモリ読出し制御部によるフレームメ
モリ読出しタイミングを示すタイムチャートである。
【図10】ライン読出し手順を説明するための模式図で
ある。
【図11】AVシステムの構成例を示す図である。
【図12】従来のコントローラの構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 コントローラ 6 IEEE1394インタフェース 7 映像信号復号化部 13 CPU 14 CPUバス 15 RAM 16 ROM 17 不揮発性メモリ 18 IEEE1394ソケット 19 アイソクロナス転送信号専用バス 20 フォーマット変換部 21 ディスプレイコントローラ 22 D/A変換部 23 バスブリッジ 24 DMAコントローラ
フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA21 HA33 JA01 KA05 LA06 LA11 LA14 5K033 AA09 BA15 CA11 CB02 DA01 DA11 DB10 DB17 5K034 AA20 CC02 CC05 FF01 FF02 FF13 HH04 HH06 HH16 HH61 KK12 LL01 MM36

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスポートストリームでアイソクロ
    ナス転送する第1のAV機器と、ベースバンドでアイソ
    クロナス転送する第2のAV機器と、ディスプレイ装置
    と、システム全体を制御するコントローラからなるAV
    システムにおいて、 各AV機器とコントローラとは、IEEE1394規格
    に準拠するディジタルインタフェースを介して接続され
    ており、各AV機器とコントローラとは、IEEE13
    94規格のアイソクロナス転送で映像信号と音声信号の
    転送を行うことが可能となっており、コントローラは内
    蔵するCPUのバスと独立してアイソクロナス転送信号
    専用のバスを備え、アイソクロナス転送信号専用のバス
    は、第1のAV機器からのアイソクロナス映像信号を復
    号化するための復号化部と、第2のAV機器からのアイ
    ソクロナス映像信号のフォーマットを上記復号化部の出
    力フォーマットと同じフォーマットに変換するフォーマ
    ット変換手段を備えていることを特徴とするAVシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 トランスポートストリームでアイソクロ
    ナス転送する第1のAV機器と、ベースバンドでアイソ
    クロナス転送する第2のAV機器と、システム全体を制
    御するコントローラからなるAVシステムにおいて、 各AV機器とコントローラとは、IEEE1394規格
    に準拠するディジタルインタフェースを介して接続され
    ており、各AV機器とコントローラとは、IEEE13
    94規格のアイソクロナス転送で映像信号と音声信号の
    転送を行うことが可能となっており、コントローラは内
    蔵するCPUのバスと独立してアイソクロナス転送信号
    専用のバスを備え、アイソクロナス転送信号専用のバス
    は、第1のAV機器からのアイソクロナス音声信号を復
    号化するための復号化部と、第2のAV機器からのアイ
    ソクロナス音声信号のフォーマットを上記復号化部の出
    力フォーマットと同じフォーマットに変換するフォーマ
    ット変換手段を備えていることを特徴とする。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007028482A (ja) * 2005-07-21 2007-02-01 Victor Co Of Japan Ltd 画像変換装置及び画像変換方法
JP2015149727A (ja) * 2015-03-09 2015-08-20 日立マクセル株式会社 携帯型映像機器
JP2016192788A (ja) * 2016-06-22 2016-11-10 日立マクセル株式会社 表示装置

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