JP2000196925A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP2000196925A
JP2000196925A JP10372022A JP37202298A JP2000196925A JP 2000196925 A JP2000196925 A JP 2000196925A JP 10372022 A JP10372022 A JP 10372022A JP 37202298 A JP37202298 A JP 37202298A JP 2000196925 A JP2000196925 A JP 2000196925A
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flange
lens holder
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Yasutaka Kataoka
康孝 片岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、レンズホルダーを固定するための
フランジを固定するための作業を簡素化できる固体撮像
装置を提供する。 【解決手段】かかる課題を解決するために、本発明は、
固体撮像素子1と、この固体撮像素子1の受光面に像を
形成するためのレンズホルダー9と、このレンズホルダ
ー9に保持されて固体撮像素子の受光面に焦点を結ぶレ
ンズとからなる固体撮像装置において、レンズホルダー
9を固定するためのフランジ8を設け、このフランジの
取付部を固体撮像素子のパッケージ2に形成した構成と
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板等に固定され
た固体撮像素子上に、レンズホルダーとこのレンズホル
ダーに保持されて固体撮像素子の受光面に焦点を結ぶレ
ンズとを設けて撮像する固体撮像装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来の固体撮像素子例えばCC
D撮像素子の内部構造の側面要部断面図であり、図2は
そのCCD撮像素子の外観を示す。CCD撮像素子1
は、CCD素子3のリード6を低融点ガラス4で固定
し、その上下をセラミック製のパーケージ2で挟み込
み、そのパッケージ2の上面にガラスキャップ5を取付
けた構造となっている。
【0003】図3は、従来のCCD撮像素子を基板に取
り付けた状態を示す説明図であり、CCD撮像素子1を
用いて撮影するためには、CCD撮像素子1を基板7に
半田付12で固定し、そのCCD撮像素子1上にレンズ
ホルダー9とそのレンズホルダー9をフォーカス調整し
固定するためのフランジ8を設け、そのフランジ8を基
板7にビス11で固定することで、CCD撮像素子1に
よる撮影が可能になっている。なお、10はフォーカス
調整用のネジである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CCD
撮像素子には、レンズホルダーとそのレンズホルダーを
固定するためのフランジの両方が不可欠であり、更に、
フランジを固定するためのビスが必要であり組立上の工
数がかかるため製造コストが高くついた。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、固体撮像素子と、この固体撮
像素子の受光面に像を形成するためのレンズホルダー
と、このレンズホルダーに保持されて固体撮像素子の受
光面に焦点を結ぶレンズとからなる固体撮像装置におい
て、レンズホルダーを固定するためのフランジを設け、
このフランジの取付部を固体撮像素子のパッケージに形
成した構成としている。
【0006】請求項2に記載の発明は、前記パッケージ
の側部、前記フランジの一方に嵌合凹部、他方に嵌合凸
部を形成し、この嵌合凹部、嵌合凸部によって前記フラ
ンジと前記パッケージとを固定する構成としている。
【0007】請求項3に記載の発明は、CCD撮像素子
のパッケージの下部に、当該パッケージの割れを防止す
る複数のスリットを設けた構成としている。
【0008】請求項4に記載の発明は、固体撮像素子
と、この固体撮像素子の受光面に像を形成するためのレ
ンズホルダーと、このレンズホルダーに保持されて固体
撮像素子の受光面に焦点を結ぶレンズとからなる固体撮
像装置において、レンズホルダーを固定するためのフラ
ンジを、固体撮像素子のパッケージの外周部に一体に形
成した構成としている。
【0009】請求項5に記載の発明は、前記フランジに
円柱状の取付凹部を形成した構成としている。請求項6
に記載の発明は前記取付凹部の内面にネジを刻設した構
成としている。請求項7に記載の発明は、前記パッケー
ジにフランジ取付部若しくはフランジを一体に形成した
固体撮像装置用固体撮像素子である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。
【0011】<第1の実施の形態>本発明の第1の実施
の形態を図4から図6に従って詳細に説明する。
【0012】図4は、本発明に係るCCD撮像素子を示
す側面図であり、図5はCCD撮像素子の正面図を示
し、CCD撮像素子1の下部パッケージ2の両側面に嵌
合凹部である溝13を設けている。
【0013】図6は、本発明のCCD撮像素子1を基板
に取り付けた状態を示す説明図であり、CCD撮像素子
1をそのリード6をもって基板7に半田付12にて固定
し、レンズホルダー9を固定するためのフランジ8に設
けた嵌合凸部である突起部14を下部パッケージ2の前
記溝13に嵌合して固定している。
【0014】このような構成にすることにより、CCD
撮像素子1自身でレンズホルダー9を固定するためのフ
ランジ8をビス11等がなくても固定できる。すなわ
ち、下部パッケージ2の溝13がフランジ8の取付部の
働きをするものである。
【0015】この時に、CCD撮像素子1の下部パッケ
ージの溝13とレンズホルダー9の突起部14とは嵌め
合いがきついので、レンズホルダー9のフランジ8の四
隅に細い短冊状のスリットを設ける。このスリットは、
CCD撮像素子1の撮像面に余計な光が入らないよう基
板7から撮像面までの高さに押さえておく。
【0016】<第2の実施の形態>本発明の第2の実施
の形態を図7に従って詳細に説明する。尚、前述した同
様の部分の説明は省略する。
【0017】図7は、図4に示したCCD撮像素子1の
パッケージ下部にスリット15を設けた時のCCD撮像
素子1の側面要部断面図であり、CCD撮像素子1の下
部パッケージ2の一部周囲(リード端子6無側)に設け
た溝13の下に、複数の細長い溝状のスリット15を設
けることで、突起部14のあるフランジ8をCCD撮像
素子1に嵌合させた場合、嵌合するまでの無駄な応力を
スリット15で逃がし、CCD撮像素子1の下部パッケ
ージ2の割れ等を防ぐことができる。
【0018】<第3の実施の形態>本発明の第3の実施
の形態を図8から図10に従って詳細に説明する。尚、
前述したと同様の部分の説明は省略する。
【0019】図8は、CCD撮像素子1のパッケージ2
外枠形状を4角柱形16に伸ばし、その内部を円柱状に
くり貫いた構造を示した要部断面図であり、図9は平面
図を示している。
【0020】図10は図8で示したCCD撮像素子1を
基板7に固定し、その円柱状にくり貫いたフランジ17
にレンズホルダー9を嵌入し、フォーカス調整用ネジ1
0で取付けたことを示す概略図であり、CCD撮像素子
1のパッケージ2で、フランジ8の役目を果たし、レン
ズホルダー9自身を直接CCD撮像素子1に挿入できる
構成となっている。
【0021】<第4の実施の形態>本発明の第4の実施
の形態を図11から図12に従って詳細に説明する。
尚、前述した同様の部分の説明は省略する。
【0022】図11は、図8で示したCCD撮像素子1
のパッケージ2外枠形状を4角柱形16に伸ばし、その
内部を円柱状にくり貫いた部分にらせん状のネジ切り溝
18を設けたことを示した概略図であり、図12は、図
11に示したCCD撮像素子1を基板7に固定し、その
円柱状にくり貫いたフランジ17部分にレンズホルダー
9を取付けたことを示す概略図であり、CCD撮像素子
1のパッケージ2で、フランジ8の役目を果たし、レン
ズホルダー9自身を直接CCD撮像素子1の挿入でき、
さらに、ネジ切り溝18に沿ってレンズホルダー9の溝
が動くために、レンズホルダーの動きがスムーズでフォ
ーカス調整を容易にする。
【0023】
【発明の効果】本発明の固体撮像装置は上記のように構
成するため、請求項1記載の発明によれば、固体撮像素
子自身でレンズホルダーを固定するためのフランジをビ
ス等が無しで固定できるようになる。
【0024】その他の請求項の発明によれば、前記フラ
ンジと固体撮像素子とを嵌合によって固定できるので固
定作業が容易になる。また、その作業時においてパッケ
ージかかる応力をスリットが逃がすので下部パッケージ
の割れ等を防ぐことができる。更にパッケージにフラン
ジを一体形成したので、フランジの取り付け作業が不要
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のCCD撮像素子の内部構造の側面要部断
面図である。
【図2】従来のCCD撮像素子の外観図である。
【図3】従来のCCD撮像素子を基板に取り付けた状態
を示す説明図である。
【図4】本発明の第一の実施の形態に係るCCD撮像素
子の側面図である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】図4のCCD撮像素子を基板に取り付けた状態
を示す説明図である。
【図7】図4に示したCCD撮像素子のパッケージ下部
にスリットを設けた時の側面要部断面図である。
【図8】他の実施の形態にかかるCCD撮像素子の構造
を示した要部断面図である。
【図9】図8に示したCCD撮像素子の平面図である。
【図10】図8で示したCCD撮像素子を基板に固定
し、レンズホルダーを取付けたことを示す概略図であ
る。
【図11】更に他の実施の形態にかかるCCD撮像素子
の構造を示した概略図である。
【図12】図11に示したCCD撮像素子を基板に固定
し、レンズホルダーを取付けたことを示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1 CCD撮像素子 2 パッケージ 3 CCD素子 4 低融点ガラス 5 ガラスキャップ 6 リード足 7 基板 8 フランジ 9 レンズホルダー 10 フォーカス調整用ビス 11 ネジ 12 半田付 13 溝 14 突起部 15 スリット 16 フランジ(四角柱形パッケージ) 17 円形のくり貫き穴 18 ネジ切り溝

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像素子と、この固体撮像素子の受
    光面に像を形成するためのレンズホルダーと、このレン
    ズホルダーに保持されて固体撮像素子の受光面に焦点を
    結ぶレンズとからなる固体撮像装置において、 レンズホルダーを固定するためのフランジを設け、この
    フランジの取付部を固体撮像素子のパッケージに形成し
    た固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記パッケージの側部、前記フランジの
    一方に嵌合凹部、他方に嵌合凸部を形成し、この嵌合凹
    部、嵌合凸部によって前記フランジと前記パッケージと
    を固定する請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 CCD撮像素子のパッケージの下部に、
    当該パッケージの割れを防止する複数のスリットを設け
    た請求項1又は請求項2に記載の固定撮像装置。
  4. 【請求項4】 固体撮像素子と、この固体撮像素子の受
    光面に像を形成するためのレンズホルダーと、このレン
    ズホルダーに保持されて固体撮像素子の受光面に焦点を
    結ぶレンズとからなる固体撮像装置において、 レンズホルダーを固定するためのフランジを、固体撮像
    素子のパッケージの外周部に一体に形成した固体撮像装
    置。
  5. 【請求項5】 前記フランジは円柱状の取付凹部が形成
    されている請求項4に記載の固体撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記フランジは円柱状の取付凹部の内面
    にネジが刻設されている請求項5に記載の固体撮像装
    置。
  7. 【請求項7】 パッケージにフランジ取付部若しくはフ
    ランジを一体に形成した請求項1乃至請求項6の何れか
    に記載の固体撮像装置用固体撮像素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010252283A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Shinten Sangyo Co Ltd 可変焦点液晶レンズ組込撮像装置
JP2014002222A (ja) * 2012-06-15 2014-01-09 Ricoh Co Ltd カメラユニット及び測距装置

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