JP2000196914A - 動作検知インタ―フェ―ス - Google Patents

動作検知インタ―フェ―ス

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JP2000196914A
JP2000196914A JP29153999A JP29153999A JP2000196914A JP 2000196914 A JP2000196914 A JP 2000196914A JP 29153999 A JP29153999 A JP 29153999A JP 29153999 A JP29153999 A JP 29153999A JP 2000196914 A JP2000196914 A JP 2000196914A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】複数のアイコン表示装置及び視野内の動作を検
出する動作検出回路から構成される電子機器1乃至12
及び16用の遠隔制御装置を提供する。 【解決手段】動作検出回路15は、視野内における、移
動オブジェクト20の画像又は移動オブジェクト20の
所定の動きを、遠隔制御開始の指示として検出し、移動
オブジェクト20の動きを追跡する。また、移動オブジ
ェクト20の動きを示すカーソル制御信号を出力する。
制御回路5乃至8及び13乃至16は、表示装置9、電
子機器1乃至12及び16及び動作検出回路15に接続
し、カーソル制御信号を受信すると、表示装置9を制御
し、移動オブジェクト20の動きに追従する移動可能な
視覚的指示手段24、すなわち、カーソルを表示させ、
電子機器1乃至12及び16に移動可能な視覚的指示手
段24を用いてユーザが選択したアイコン22に対応す
る処理を実行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受像
器等の電子機器用の遠隔制御装置、特に電子機器用の光
学動作感知遠隔制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】遠隔からテレビジョン受像器を制御する
ための一般的な装置として、赤外線遠隔制御装置が用い
られている。しかしながら、従来の遠隔制御装置には欠
点が幾つかある。その一つとしては、遠隔制御装置はな
くなりやすいという点が挙げられる。また、ユーザは、
しばしば、ビデオカセットレコーダの遠隔制御装置とテ
レビジョン受像器の遠隔制御装置とを間違える。実際、
多くの人々が多数の遠隔制御装置を所有している。ま
た、ユーザは遠隔制御装置のどこに何のボタンが位置す
るかを覚えなくてはならない。また、遠隔制御装置は定
期的に電池を取り替えなければならない。テレビジョン
受像器にビデオカメラが備え付けてあり、ユーザの身振
りを読みとることができれば、遠隔制御装置は不要にな
る。しかしながら、テレビジョン受像器において、ビデ
オカメラに写る範囲内で、その他の動きとユーザのジェ
スチャーとを見分けることは容易ではない。例えば、ユ
ーザは、台所にスナックを取りに行くために立ち上がる
たびに、チャンネルを変わってしまっては、不都合であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した実
情に鑑みてなされたものであり、本発明は、電子機器に
おける予測可能な処理を示す複数のアイコンを表示する
表示装置及び視野内の動作を検出する動作検出回路から
構成される遠隔制御装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】動作検出回路はユーザの
手の形及び視野内においてユーザが遠隔制御操作を開始
したことを示す所定の手の動きを検出した後に、その手
の動きを追跡する。なお、オブジェクトは必ずしも手で
ある必要はない。動作検出回路は手の動きを表すカーソ
ル制御信号を出力する。表示装置及び動作検出回路は制
御回路に接続している。制御回路は、カーソル制御信号
を受信し、可動移動可能な視覚的指示手段、すなわち、
カーソルを表示装置上に表示する。カーソルはユーザの
手の動きにあわせて表示装置上を移動する。また、制御
回路が電子機器を制御すると、制御された電子機器は、
ユーザが移動可能な視覚的指示手段を用いてユーザが選
択したアイコンに対応する操作を行う。
【0005】本発明に係る実施例のいくつかにおいて、
ある特定のアイコンと移動可能な視覚的指示手段が表示
装置上で重なると、動作検出回路は、所定の手の動作パ
ターンを検出し、ユーザによるアイコンの選択を検出す
る。例えば、動作検出回路は、ある特定のアイコンと移
動可能な視覚的指示手段が表示装置上で重なった後のあ
る一定の期間における手の動作の休止を、ユーザによる
アイコンの選択として検出する。あるいはまた、ユーザ
がアイコンを押すような動作を行った場合、動作検出回
路は、この動作をボタンを押す操作として検出する。
【0006】本発明の第1の実施例において、動作検出
回路はビデオカメラを備える。また、動作検出回路はビ
デオカメラから出力されるビデオ出力信号を受信し、2
つの連続するビデオフレーム間の各マクロブロックにお
ける動きベクトルを算出する。各ビデオフレームは複数
のブロックから構成される。各ブロックは、検出された
オブジェクトの動作を表すベクトルを有する。動作検出
回路は、隣接するほぼ同方向のベクトルを、1つの領域
としてグループ化する。各フレームについて、オブジェ
クトを追跡するか追跡しないか決定するとき、動作検出
回路は各領域を調査し、この領域が以下に示す(a)及
び(b)の2つの条件を満たすものであるか否かを判断
する。
【0007】(a)このベクトルが時計回り又は反時計
回りに一回転する。 (b)この領域が初めに位置していた位置に戻る。 この領域が上記(a)及び(b)の条件が満たすとき、
動作検出回路はこの領域をロックする。
【0008】本発明の第2の実施例において、動作検出
回路は少なくとも1つのビデオカメラ、ランダムアクセ
スメモリインターフェース(random access memory int
erface)、ランダムアクセスメモリ(random access me
mory)、及びCPUを備える。動作検出回路は、ビデオ
カメラから出力される2つの連続するビデオフレームに
おける各マクロブロックの画素値を比較して、動作を検
出する。2つの連続するビデオフレームにおける2つの
対応するマクロブロックの差分の絶対値がある一定の値
を超えた場合、動作検出回路は、このマクロブロックに
おいて動作が行われたと判断し、この領域を活性領域と
して判断する。
【0009】各ビデオフレームについて、手の動きを追
跡するか追跡しないかを決定するとき、動作検出回路は
検出した活性領域を調査し、この活性領域が以下に示す
(a)及び(b)の2つの条件を満たすものであるか否
かを判断する。
【0010】(a)この活性領域が第1の方向に一直線
状の動きを行う。 (b)この活性領域が初めに位置していた場所に戻る。 この活性領域が上記(a)及び(b)の条件を満たすと
き、動作検出回路はこの活性領域をロックする。上述の
動きのほか、手の動きのロックを指示する動作として、
あらゆる種類の反復動作を用いることができる。
【0011】また、本発明の第3の実施例において、動
作検出回路はビデオカメラから出力されるユーザが選択
した画像部分と予め記憶してある画像とを比較し、この
2つの画像が一致したとき、ビデオカメラから出力され
るユーザが選択した画像部分がユーザの手であると判断
する。上述した方法のほか、様々な方法を用いて、ユー
ザは自分の手を表す画像部分を選択することができる。
【0012】本発明の全ての実施例において、ユーザ及
び動作検出回路間の距離の長短に関わらず、手の移動距
離と移動可能な視覚的指示手段の移動距離との比率を常
に一定に保つため、制御回路は自動カーソル感度調整機
能を備える。自動カーソル感度調節調整機構は、手20
の移動距離に対応する移動可能な視覚的指示手段の移動
距離の比率を算出する。したがって、例えば、ユーザが
手を斜め方向に動かす動作を行った場合、ユーザ及び動
作検出回路間の距離の長短に関わらず、移動可能な視覚
的指示手段は表示画面の対角線上を移動する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電子機器用の
遠隔制御装置及び遠隔制御方法について、図面を参照し
ながら詳細に説明する。
【0014】本発明の第1の実施例において、ユーザ
が、テレビジョン受像器にとって検出が容易な動作を行
うと、テレビジョン受像器はこの手の画像をロックす
る。また、本発明の変形例において、遠隔制御装置は、
視覚的にユーザの手を認識し、ロックする。なお、この
明細書では、「手」という用語を用いるが、このユーザ
の手に代えてその他の判別可能なオブジェクト用いても
よい。
【0015】本発明の全ての実施例において、手の画像
がロックされると、テレビジョン受像器は手の動きを追
跡し、手の動きと同方向に、表示装置上のカーソルを移
動させる。すなわち、ユーザはパーソナルコンピュータ
のマウスを動かすように、手を用いてカーソルを動かす
ことができる。また、ユーザは、カーソルを移動させ、
表示装置上のアイコンから所望のアイコンを選択するこ
とができる。手の画像をロックした後にこの動きを見失
った場合、テレビジョン受像器はユーザに対してメッセ
ージを表示する。メッセージが表示されると、ユーザは
特定の手の動作を行うか、または、表示装置上の手の画
像を再び選択する。上述の方法により、テレビジョン受
像器は、手の画像を再びロックし、この動作を追跡す
る。
【0016】図1は、本発明を適用した遠隔制御装置の
基本的な構造を示すブロック図である。ブロック1乃至
12に示す部分は、従来のデジタルテレビジョン受像器
セットと同様である。アンテナ1は信号を受信する。チ
ューナ2は、アンテナ1が受信した信号を同調する。チ
ューナ2において同調された信号は、復調及び誤り訂正
ブロック3において、復調及び誤り訂正される。デマル
チプレクサ4は、ブロック3から供給された信号を分離
させる。分離表示画面(demultiplexed on-screen:以
下、OSDという)データはOSD回路5に供給され、
映像データはビデオデコーダ6に供給され、また、音声
データは音声デコーダ10に供給される。スーパーイン
ポーザ(superimposer)7はOSDデータ及び復調され
た映像データを混合し、陰極線管(cathode ray tube:
以下、CRTという)ブロック8に供給する。CRTブ
ロック8は、スーパーインポーザ7から供給されたデー
タをCRT9上に表示する。増幅器11は復調された音
声信号を増幅し、ラウドスピーカ12に出力する。
【0017】ブロック13乃至16は、本発明の全ての
実施例において、主要な機能を果たす部位であり、ま
た、各々の実施例において、何らかの異なった機能を果
たす。ビデオカメラ13はCRT9上に載置され、例え
ば、テレビジョン受像器セットの前のユーザ18の画像
を捕捉すると、その画像を動作検出回路15に供給す
る。動作検出回路15はRAM14及びCPU16に接
続している。
【0018】本発明の第1の実施例において、テレビジ
ョン受像器を遠隔操作したい場合、まず、ユーザ18は
手20を使って、判別可能な動作を繰り返し行う。この
判別可能な動作としては、例えば、図2に示すような、
円を描く動作や、図14に示すように、手20を20
(a)の位置から20(b)へ移動する動作が例として
挙げられる。テレビジョン受像器は、上述した動作とそ
の他の動作とを区別し、ユーザの遠隔操作を行おうとす
る意図を感知する。このとき、テレビジョン受像器は、
図3及び図21に示すように、CRT9の画面上にメニ
ューボタンアイコン22を表示する。CPU16により
手20の画像が捕捉されると、CPU16はこの動きを
ロックし、CRT9の画面上に表示されたカーソル24
はロックされた手20の動きに追従する。例えば、ユー
ザ18が手20を右に動かすと、同時に、CRT9の画
面上に表示されたカーソル24も右に移動する。手20
及び、カーソル24は、各々、パーソナルコンピュータ
におけるマウス及びカーソルと同様に機能する。なお、
テレビジョン受像器は手20の絶対位置については関知
せず、移動速度及び移動方向のみを感知し、それに対応
して、カーソル24を移動させる。カーソル24がユー
ザ18の希望するメニューボタンアイコンの位置に移動
すると、ユーザ18は、この位置で、約2又は3秒間、
手20を停止した状態を保つ。CPU16は、ボタンを
押す動作として、上述の動作を判断し、メニューボタン
アイコン22が表す機能を実行する。一定時間内に、何
らかの動作が検出されない場合は、CPU16は時間切
れと判断し、メニューボタンアイコン22を画面上から
削除し、再び、所定の動作の検出を始める。
【0019】次に、本発明の第1の実施例における動作
検出回路15について、説明する。まず、動作検出回路
15は、2つの連続するフレーム間における各々のマク
ロブロックの動きベクトルを検出する。このとき、動作
検出回路15は特定の閾値に満たない動きベクトルを削
除する。図4は1つのビデオフレームにおけるマクロブ
ロック全体の具体例を示す図である。なお、説明を簡潔
にするため、図中のマクロブロックを実際よりも少な
く、また大きく示す。動作検出回路15は、動きベクト
ルを検出すると、図4に示すように、ほぼ同じ方向を有
する複数のベクトルを1つの領域としてグループ化す
る。例えば、図4は領域1及び領域2がグループ化され
たことを示す図である。この時点において、動作検出回
路15は、どの領域に手20の画像が属するかについて
は判断せず、全てのフレームに対して上述の処理を行
う。
【0020】次フレーム中に、領域1とほぼ同位置に位
置し、且つ、ほぼ同方向を有するベクトルから構成され
る領域がある場合、動作検出回路15はこの領域を上記
領域1に続く領域としてグループ化する。他の領域も同
様にしてグループ化される。新しい領域には、新しい名
前が与えられる。前フレーム中の領域に続く領域が検出
されない場合、動作検出回路15はこの領域を削除す
る。図5乃至図8は、動きベクトルのスナップショット
を示す図であり、各々の間隔は0.5秒である。円を描
く動作を行う場合、通常3秒間を要する。図6に示すよ
うに、領域1は3秒以内に消滅しているため、動作検出
回路15は、領域1を手20の動作ではないと判断す
る。領域2は、手20の動作が属する領域の候補として
残存する。全てのフレームに対して、動作検出回路15
は各々の領域が以下(1)及び(2)の条件を満たすも
のであるかを検査する。
【0021】(1)このベクトルが時計回り又は反時計
回りに1回転する。 (2)この領域が初めに位置していた位置に戻る。
【0022】ある領域が上述した2つの条件を満たすと
き、動作検出回路15はこの領域を手20の画像である
と判断する。
【0023】動作検出回路15は、図8に示すように、
領域2が手20の画像であると判断すると、次に、図9
に示すように、領域2をロックし、この動きを追跡す
る。動作検出回路15はCPU16に対して、手20の
動きをロックしたことを知らせ、また、手20の動きに
ついての情報をCPU16に供給する。CPU16は動
作検出回路15から受信した情報をOSD回路5に供給
する。OSD回路5は情報を受信すると、CRT9上に
カーソル24を表示させ、手20の動きに追従させる。
【0024】動作検出回路15が手20の進路を見失っ
た場合、動作検出回路15はCPU16にその情報を供
給する。CPU16は情報を受信すると、CRT9上に
「手を右に動かして下さい」というメッセージを表示す
る。ユーザ18がこのメッセージに従うと、次に、動作
検出回路15はCPU16を制御し、CRT9上に「手
を上に動かして下さい」というメッセージを表示させ
る。ユーザ18が、再度、このメッセージに従うと、動
作検出回路15は、最初に右に移動し、次に上に移動す
る画像を検出することにより、手20の画像を再び判断
し、ロックする。
【0025】上述した特定の手20の動作は、円を描く
ような動作に限定されるものではなく、その他の特定で
きる動作であってもよい。また、メニューボタンアイコ
ン22を選択するときも、ユーザ18は手20を止める
だけでなく、その他の特定の動作を行うことが可能であ
る。円を描くような動作の変形例として、ユーザ18は
図10に示すように、例えば、左下から右上のように、
斜め方向に、数回、手20を動かしてもよい。ユーザ1
8が手20を上に動かすと、図11中の領域3に示すよ
うに、動きベクトルは右上を指し、また、ユーザ18が
手20を下に動かすと、図12中の領域3に示すよう
に、動きベクトルは左下を指す。すなわち、ユーザ18
が手20を動かすたびに、動きベクトルは反対方向を指
すことになる。したがって、動作検出回路15は、一定
の時間内で、所定の回数だけ、所定の方向から反対の方
向へ指す動きベクトルを検出することにより、ユーザが
特定の動作を行ったことを判断し、手20の動きをロッ
クする。
【0026】上述した動作は、図2に示す円を描く動作
に比べて、ユーザ18が行いやすい動作であり、また、
動作検出回路15が検出しやすい動作である。しかしな
がら、この動作は、ユーザ18により、意図せずに行わ
れることが頻繁にあり、そのため、誤って検出されるこ
とが多い。例えば、ユーザ18が脚を上下に動かしたと
き、動作検出回路15はその動作を上述した動きとし
て、誤って検出する可能性がある。これは、トレードオ
フである。
【0027】カーソル24のバリエーションとして、O
SD回路5はデジタルサテライトシステム・グラフィカ
ルユーザインターフェース(digital satellite system
graphical user interface)のように、メニューボタ
ンアイコン22を強調表示してもよい。例えば、ユーザ
18が手20を上に動かすと、OSD回路5は上部のメ
ニューボタンアイコン22を強調表示する。ユーザ18
は強調表示されたメニューボタンアイコン22にカーソ
ルをあわせた状態で、手20を停止させ、このメニュー
ボタンアイコン22を選択する。本明細書及び請求の範
囲において、カーソル24は、上述したような手20の
動作に対応したメニューボタンアイコン22の強調表示
を含む、動作検出回路15に検出された手20の動きに
追従する、表示装置上の全ての変化を意味するものとす
る。
【0028】本発明の実施例において、画像認識の方法
は動きベクトルの検出に限定されるものではない。例え
ば、動作検出回路15は、手20の色が描く軌跡を追跡
し、この軌跡が円を描いた場合、この色の領域を手20
の画像として検出し、ロックする。本発明の第2の実施
例においては、パターン照合法を、手20の画像を検出
する方法として用いる。本発明において、最も重視すべ
き点は、ユーザは、動作検出回路15が容易に手20の
動き及びその他の動きの判別できるような、所定の特定
可能な動作を行うという点である。
【0029】また、本発明はデジタルテレビジョン受像
器のみならず、アナログテレビジョン受像器又はパーソ
ナルコンピュータテレビジョン電話等の、ビデオカメラ
及び表示装置を備える装置全般に適用することができ
る。また、CRT9と同様に、例えば、液晶表示装置又
はプロジェクタを用いることもできる。
【0030】テレビジョン会議及びテレビジョン電話に
は、MPEG又はH261ビデオエンコーダを用いる。
図13はビデオエンコーダの一般的な例を示す図であ
る。ビデオカメラ100は、減算ノード101を介し
て、離散コサイン変換回路102に信号を供給し、離散
コサイン変換回路102は受信した信号を圧縮する。予
測フレームの場合には、減算ノードがビデオカメラ10
0から信号を受信し、この信号を復元されたフレーム内
のデータから減算した後、離散コサイン変換回路102
がこの信号を離散コサイン変換処理する。量子化回路1
03は、離散コサイン変換処理された信号を受信し、そ
の信号を量子化し、符号化されたストリームとして出力
する。逆量子化回路104は、量子回路から信号を受信
し、その信号を逆量子化し、逆離散コサイン変換回路1
05に供給する。逆離散コサイン変換回路105は、受
信した信号を圧縮し、加算ノード106を介して、フレ
ーム107に供給する。フレーム107は、受信した信
号を格納する。予測フレームの場合には、加算ノード1
06が、逆離散コサイン変換回路105から信号を受信
し、この信号に復元されたフレーム内のデータを加算し
た後、フレーム107に処理済みの信号を供給する。
【0031】動作検出回路108は、フレームメモリ1
07に接続しており、現フレームと前フレームを比較
し、各々のマクロブロックの動きベクトルを算出する。
動作検出回路108は、上述のように、動きベクトルを
算出し、したがって、与えられた領域における動きベク
トルを算出することにより、手20の円を描く動作を検
出することができる。動作検出回路108は、手20の
動作を示すデータをCPU16に供給する。ブロック1
乃至12は、図1に示すブロック1乃至12と共通す
る。ブロック13乃至15がこのエンコーダの変形例と
置き換えることができる。動作検出回路と符号化装置を
一体化することにより、回路のサイズを縮小し、また、
コストを削減することができる。
【0032】さらに、ビデオカメラ13が、モータ駆動
されている場合、CPU16は、パン、チルト及びズー
ムを自動的に制御し、手20の画像をビデオカメラ13
の視野内において最適な位置、通常は中央に位置させ
る。
【0033】本発明を適用した遠隔制御装置は、色信号
を必要としないため、暗所においては、赤外線カメラを
用いることができる。
【0034】例えば、IEEE(Institute of Electri
cal and Electronics Engineers:米国電気電子技術者
協会)1394インターフェース(以下、単に1394
インターフェースという)等のネットワークインターフ
ェースにCPU16を接続した場合、CPU16は、ネ
ットワークを介して、接続する他の装置に、手20の位
置に関するデータを供給し、その装置を制御することが
できる。
【0035】以下に説明する本発明の第2の実施例にお
いて、動作検出回路15は、RAMインターフェース回
路を備える。その他、上述した第1の実施例と同じ構成
要素には同一の指示符号を付して、同様の機能を有する
場合、それらの説明は省略する。
【0036】CPU16は、動作検出回路15が備える
RAMインターフェース回路内の現ビデオフレームにお
ける各々のマクロブロックの画素値と、RAM14に格
納された前ビデオフレームにおいて対応するマクロブロ
ックの画素値を比較し、ビデオカメラ13の視野内で動
作が行われたかどうか判断する。なお、各々のマクロブ
ロックは、縦16、横16の画素から構成される。
【0037】次に、CPU16がどのように手20の画
像を認識し、ロックするかについて説明する。ここで
は、横352、縦288の画素から構成されるビデオフ
レームを例として用いる。1つのマクロブロックは、縦
16、横16の画素から構成されるので、このビデオフ
レームは縦22、横18のマクロブロックを有する。図
15は、2つの連続するビデオフレームn及びビデオフ
レームn−1を示す図である。MBm(n)は、フレー
ムnにおけるm番目のマクロブロックを意味し、MBm
(n)[i,j]は、MBm(n)において、横i行
目、縦j列目に位置する画素を意味する。2つの連続す
るビデオフレームn−1及びビデオフレームnにおけ
る、MBm(n−1)[i,j]及びMBm(n)
[i,j]の差分は、以下の式で表される。なお、CP
U16は、各々のマクロブロックについての差分を算出
する。関数ABS(x)はxの絶対値を意味する。 j=15 i=15 差分=3 3ABS(MBm(n)[i,j]−MB
m(n−1)[i,j]) j=0 i=0
【0038】CPU16は、上記式によって求めた差分
が所定の閾値に満たないとき、ビデオフレームn−1及
びビデオフレームn間のマクロブロックMBmにおいて
動作が行われなかったと判断する。このマクロブロック
を非活性マクロブロックと呼ぶ。本棚又はソファ等の静
止背景の場合、差分は0又は0に近い値をとる。一方、
差分が所定の閾値を超えたとき、CPU16はマクロブ
ロックMBmにおいて、動作が行われたと判断する。こ
のマクロブロックを活性マクロブロックと呼び、図中に
おいては、斜線部で示す。CPU16は、2つの連続す
るビデオフレームnにおいて対応する各々のマクロブロ
ックについて、画素値を算出する。CPU16は、隣接
する活性マクロブロックを、1つの領域としてグループ
化し、CPU16内部の記憶装置又はRAM14に、こ
の領域を格納する。上述した算出は、前述の構成例にお
いて述べた動きベクトルの推定よりも単純である。この
演算処理は、ソフトウェアにより実現できる。この演算
処理は、ハードウェアを必要としない。
【0039】ユーザ18は、所定の動作を行い、表示装
置上にメニューボタンアイコン22を表示させる。ユー
ザは、例えば、図14に示すように、20(a)の位置
及び20(b)の位置間で、手20を斜め方向に2回動
かす。図16及び図17は、1つのビデオフレーム内の
マクロブロック全体を示す図である。なお、説明を簡潔
にするため、図中のマクロブロックの数を実際よりも少
なく示す。斜線部は活性マクロブロックを示す。ユーザ
18が手20の移動を開始すると領域100における対
応するマクロブロックが活性化する。手20が位置20
(b)の方向に移動するにつれて、活性領域は、右上
(領域101)に移動する。ユーザ18が手20を20
(b)の位置から20(a)の位置へ戻すと、活性領域
は領域100の位置に戻る。ユーザ18が上述の動作を
繰り返したとき、活性領域はユーザ18の手20の動き
にあわせて、領域100及び領域101間の移動を繰り
返す。これにより、活性領域が上述の条件を満たすと
き、CPU16は、この領域を手20の画像として判断
し、手20の位置を検出する。ビデオカメラの視野内に
おいて、その他の手20の動作が行われている場合で
も、CPU16は活性領域の移動を判断することによ
り、手20の所定の動きと手20のその他の動きを区別
できる。
【0040】CPU16は、手20の位置を検出する
と、続いて、OSD回路5にコマンドを供給する。OS
D回路5は、このコマンドを受信して、図21に示すよ
うに、メニューボタンアイコン22を生成する。次に、
CPU16は手20の動きを追跡する。図18乃至図2
1は、ユーザ18が、手20を、20(a)の位置から
20(c)の位置に平行移動させたときの状態を示す図
である。ユーザ18が上述の手20の動作を行うと、C
PU16が検出した活性領域は、図19及び図20に示
すように、領域100から領域102に移動する。CP
U16は、手20が右に移動したと判断し、OSD回路
5を制御して、カーソル24をCRT9上で30の位置
から31の位置へ移動させる。上述のように、カーソル
24は手20の動きに追従する。ユーザ18は、希望す
るメニューボタンアイコン22上でカーソル24を一定
時間停止させ、メニューボタンアイコン22を選択す
る。CPU16は、ユーザ18が選択したメニューボタ
ンアイコン22を認識し、対応するタスクを実行する。
【0041】CPU16は、手20を見失った場合、O
SD回路5を制御して、CRT9上に「手を右に動かし
て下さい」というメッセージを表示させる。ユーザ18
がこのメッセージに従うと、続いて、CPU16はOS
D回路5を制御し、CRT9上に「手を上に動かして下
さい。」というメッセージを表示させる。再び、ユーザ
がこのメッセージに従うと、CPU16は、初めに右に
移動し、次に上に移動する画像を検出するすることによ
り、CPU16は、再び、手20の画像を検出し、ロッ
クする。
【0042】所定の手20の動きは、上述したような直
線状の動きに限定されるものではなく、その他の特定可
能な動作であってもよい。また、メニューボタンアイコ
ン22を選択するときも、ユーザ18は、手20の動き
を止めるだけでなく、その他の特定可能な動作を行うこ
とができる。直線状の動作の変形例として、ユーザ18
は、図28に示すように、例えば、左下から右上のよう
に、斜め方向に、数回、手20を動かしてもよい。
【0043】また、手20の検出に画像認識技術を用い
てもよい。この方法は、上述した認識方法よりも、より
精密な認識方法であり、手20の動きも小さい。ユーザ
18は、図22に示すように、手20を広げる動作を行
うか、また、図23(a)に示すように、手20を握っ
た状態から、図23(b)に示すように、手20を広げ
る動作を行う。CPU16は、このような手20の動作
が行われると、対応するマクロブロックを活性マクロブ
ロックとして認識し、手20の位置を検出する。CPU
16は、手20の位置を検出すると、誤って検出するの
を防ぐため、手20の画像をデジタル処理によりカット
アウト(cutout)し、手20の画像であるかどうか判断
する。
【0044】CPU16は、図24に示すように、カッ
トアウトした手20の画像を2値画像に変換する。広げ
た状態の手20は、各々の指間にV字形が形成される点
を最も大きな特徴とする。CPU16は、例えば、水平
走査線L1上に位置するポイントp1及びポイントq2
のように、2値画像において、同一水平線上に位置する
縁端点の全てを検査する。水平走査線L1よりも下に位
置する水平走査線L2において、ポイントp2及びポイ
ントq2に示すように、2つの縁端点は近づいており、
最終的には一致する。CPU16は、上述のように、同
一の水平走査線上に位置する各々の縁端点間の距離を算
出することにより、画像の外郭がV字形を有するかどう
かを判断する。CPU16は、1又は複数のV字形を検
出した場合、この画像が手20の画像であると判断す
る。手20を検出した後、CPU16は手20の動きを
追跡するが、その方法については、上述した手法と同様
である。上述のような手20の画像認識は、あまり多く
の演算処理を必要としないため、ソフトウェアによる処
理が可能である。
【0045】また、CPU16は、手20の画像の輪郭
を認識するかわりに、手20の画像照合を行うことによ
り、手20を検出してもよい。以下、手20の画像照合
方法について、図25を参照して説明する。まず、ユー
ザ18は、従来の赤外線遠隔制御装置を用いて、OSD
回路5に信号を送信し、ビデオカメラ13が撮影した画
像、すなわち、ユーザ自身の画像を、CRT9上に表示
させる。つづいて、従来のグラフィカルユーザインター
フェースを用いて、手20の画像25を選択する。RA
M14は画像25を格納する。必要に応じて、例えば子
供の手20や、左利きの人の手20等の複数の手20の
画像を格納してもよい。ユーザが手20を固定させる
と、CPU16は、図26に示すように、対応する領域
内の画像26とRAM14に格納された手20の画像2
5を比較し、この両方が最も一致する位置を調査する。
図27は、画像25及び画像26が最も一致した位置を
示す図である。画像25及び画像26は、必ずしも、完
全に一致するとは限らないが、CPU16は、前述した
マクロブロック間の差分の算出と同様に、画像25及び
画像26の差分の算出を行う。CPU16は、画像25
及び画像26の差分が所定の閾値に満たないとき、画像
26を手20であると判断し、手20の動作を追跡す
る。なお、図面を簡略化するため、図26及び図27に
おいては、手20の輪郭を示したが、実際は図24に示
すように、2値画像を用いる。
【0046】以上に述べたように、CPU16は様々な
方法を用いて、ユーザ18の手20をロックする。本発
明において、ユーザ18は、CPU16が、容易に、手
20の動き及びその他の動きを判別又は手20の画像と
ビデオカメラ13の視野内のその他のオブジェクトを区
別できるような、特定の動作を行わなければならない。
【0047】手20の移動距離は、ビデオカメラ13の
視野角及びビデオカメラ13及びユーザ18間の距離に
依存する。図28乃至図30は、ユーザ18が手20を
斜め方向に動かしたときの状態を示す図である。ビデオ
カメラ13の視野角が狭いか、もしくは、ユーザ18及
びビデオカメラ13間の距離が近いときと比較すると、
図29に示すように、ビデオカメラ13の視野角が広い
か、もしくは、ユーザ18がビデオカメラ13から離れ
ているとき、CRT9上のカーソル24の移動距離は短
くなる。また、ビデオカメラ13の視野角が狭いとき、
もしくは、ユーザ18及びビデオカメラ13間の距離が
近いとき、図30に示すように、手20の動きに対応す
るカーソル24の移動距離は長くなる。このよう場合、
カーソル24の感度が一定であるとすると、前者、すな
わち、ビデオカメラ13の視野角が広いか、もしくは、
ユーザ18がビデオカメラ13から離れた場所にいると
き、ユーザ18が手20を大きく動かしても、カーソル
24の移動距離は比較的短くなる。同様に、後者、すな
わち、ビデオカメラ13の視野角が狭いか、もしくは、
ユーザ18及びビデオカメラ13間の距離が近いとき、
ユーザ18が小さく手20を動かしたとしても、カーソ
ル24の移動距離は長くなる。
【0048】上述のような問題点を解決するため、CP
U16は、自動カーソル感度制御機能を備える。ビデオ
カメラ13の視野内における手20の所定の動作が小さ
いとき、CPU16は、カーソル24の移動距離を長く
し、一方、ビデオカメラ13の視野内における手20の
所定の動作が大きいときには、カーソル24の移動距離
を短くする。例えば、図29に示すように、手20の所
定の動作が50画素長であるとき、CPU16は、手2
0が1画素長移動するのに対して、カーソル24を4画
素長移動させる。すなわち、CPU16は、検出した手
20の移動距離に応じて、カーソル24の移動距離を自
動的に算出する。図30に示すように、手20の所定の
動作が200画素長のとき、CPU16は、手20が1
画素長移動するのに対して、カーソル24を1画素長移
動させる。ユーザ18は、ビデオカメラ13の視野角又
はビデオカメラ13からの距離を考慮する必要はなく、
したがって、カーソル24をCRT9の左端から右端ま
で移動させるときでも、手20を大きく動かす必要はな
い。上述のような自動カーソル感度制御は、CPU16
に組みこまれたソフトウェアプログラムを用いて行う。
【0049】図28に示すように、ユーザが手20を斜
め方向に動かす所定の動作を行うと、CPU16は手2
0の動きを追跡し、カーソル24を表示画面において、
斜め方向に移動させる。CPU16は、常に、手20の
ストローク距離に対するビデオフレームの斜め方向の距
離の比率を算出する。カーソル24は、この比率に比例
して、制御される。ユーザ18が、常に、一定距離だ
け、手20を動かすと、CPU16は、この距離を検出
が必要とされる最も大きい手20の動作として認識し、
対応するカーソル24の移動距離を算出し、表示画面の
対角線上でカーソル24を移動させる。上述のように算
出された、手20の移動距離及び対応するカーソルの移
動距離における基準は、以後の手20の動きについても
利用される。例えば、認識された手20のストロークが
10インチである場合、CPU16により手20がロッ
クされると、ユーザ18は、斜め方向に、手20を10
インチ動かすことにより、CRT9上のカーソル24を
左下端から右上端まで移動させることができる。同様
に、認識された斜め方向の手20のストロークが20イ
ンチである場合、ユーザ18は、斜め方向に、手20を
20インチ動かすことにより、CRT9上のカーソル2
4を左下端から右上端まで動かすことができる。
【0050】CPU16は、カーソル24のかわりに、
デジタル衛生システムグラフィカルユーザインターフェ
ース(digital satellite system graphical user inte
rface:DSS GUI)のように、メニューボタンア
イコン22を強調表示してもよい。例えば、ユーザ18
が手20を上に上げると、CPU16は上部のメニュー
ボタンアイコン22を強調表示する。本明細書におい
て、「カーソル」とは、例えば、ユーザ18の手20の
動きに対応するメニューボタンアイコン22の強調表示
等の、CPU16が検出したユーザ18の動作を追跡し
た結果の、テレビジョン受像器の表示装置上におけるあ
らゆる変化を含むものとする。
【0051】また、本装置は、3次元の手20の動作の
インターフェースにおいても適用することができる。図
31及び図32に示すように、第2のビデオカメラ31
を、ユーザの右側又は左側に設置する。もしくは、天井
に取り付けてもよい。第2のビデオカメラ31は、Z軸
に示すように、表示画面に対して垂直な方向の手20の
動作を感知する。図31は、本装置の構成を示すブロッ
ク図である。ブロック1乃至16は、図1に示す構成部
1乃至16と共通するものであり、説明を簡潔にするた
め、図31では省略する。ビデオカメラ31はビデオカ
メラ13と同様の機能を有し、RAM32はRAM14
と同様の機能を有し、また、RAMインターフェース3
3はRAMインターフェース15と同様の機能を有し、
RAM32及びRAMインターフェース33では、Z軸
上の動作を検出するために用いる。ビデオカメラ31,
RAM32及びRAMインターフェース33は、ビデオ
カメラ13、RAM14及びRAMインターフェース1
5と同一の動作をする。
【0052】まず、ユーザ18が、例えば、斜め方向に
手20を動かす等の、所定の動作を行うと、CPU16
は、上述のように、活性領域を検査し、X−Y面上の手
20の位置を検出する。また、CPU16は、ビデオカ
メラ31から画像信号を受信し、Y−Z面上で手20の
位置を検出する。ユーザ18が、図32に示すように、
20(a)の位置及び20(b)の位置間で手20を動
かすと、活性領域は、図16及び図17に示すように、
領域100から領域101に移動する。一方、Y−Z面
上の領域は、図33に示すように、領域200及び領域
201間を移動する。これらの活性領域は同時に移動す
るため、CPU16は、容易に、X−Y面上及びY−Z
面上の手20の位置を検出することができる。また、ユ
ーザ18が手20をCRT9に対して垂直方向に動かし
た場合、活性領域は、図34に示すように、領域200
から領域202に移動する。このように、CPU16
は、Z軸上の手20の動作を検出する。
【0053】本発明の3次元インターフェースは、様々
に応用可能である。例えば、3次元インターフェース
は、2次元のOSDにも適用することができる。Z軸上
の動作は、メニューボタンアイコン22を選択するため
に用いられる。メニューボタンアイコン22を選択する
とき、ユーザ18は、まず、所望のメニューボタンアイ
コン22上で手20を停止させる。次に、ユーザ18
は、機械のボタンを押すときの動作と同じように、手2
0をCRT9に近づけ、そして、元の位置に戻す。CP
U16は、このZ軸上の動作をメニューボタンアイコン
22の選択として検出し、検出したメニューボタンアイ
コン22に対応する処理を実行する。
【0054】また、Z軸上の動作は、ズーミングを行う
ときにも、用いることができる。ユーザ18が手20を
CRT9に近づけると、CPU16は、OSD回路5及
びビデオデコーダ6にコマンドを送信する。OSD回路
5及びビデオデコーダ6は、コマンドを受信すると、C
RT9上の手20の画像を拡大する。ユーザ18が手2
0をCRT9から遠ざけると、手20の画像は縮小す
る。このような方法を用いることにより、ユーザ18
は、極めて自然な感覚で、ズーミングを行うことができ
る。また、ユーザ18は、ズーミングを行う前に、カー
ソル24を用いて画像の範囲を選択したり、手20の動
きにあわせてカーソル24を移動させ、ズーミングの中
心を選択することができる。
【0055】ユーザ18は、3次元グラフィックスにお
いて、カーソル24を制御することができるため、本発
明を適用したインターフェースはコンピュータゲームに
も適している。ユーザ18が、手20をCRT9に近づ
けると、カーソル24は小さくなり、3次元グラフィッ
クスにおいて、遠くに位置するように見える。したがっ
て、ユーザ18は、あるオブジェクトの背後に位置する
オブジェクトを選択することができる。例えば、ユーザ
18は、ファイルホルダから書類を検索し、選ぶ動作を
体感することができる。このように、本発明を適用した
遠隔制御装置を用いることにより、ユーザ18は、実際
にものを扱ってるかのような感覚を得ることができる。
【0056】また、本発明を適用した遠隔制御装置は、
デジタルテレビジョン受像器のみならず、アナログテレ
ビジョン受像器、パーソナルコンピュータテレビジョン
電話の他、ビデオカメラ及びモニタ表示装置を備えるあ
らゆる装置に適用できる。また、表示装置は、CRTに
限定されるものではなく、液晶表示装置及びプロジェク
タ等のその他の表示装置を用いることも可能である。
【0057】さらに、ビデオカメラ13が、モータ駆動
されている場合、CPU16は、パン、チルト及びズー
ムを自動的に制御し、手20の画像をビデオカメラ13
の視野内において最適な位置、通常は中央に位置させ
る。
【0058】本発明を適用した遠隔制御装置は、色信号
を必要としないため、暗所においては、赤外線カメラを
用いることができる。
【0059】CPU16を、例えば、1394インター
フェース等のネットワークインターフェースに接続した
場合、本発明を適用した遠隔制御装置は、手の位置に関
するデータを、ネットワークを介して、接続する他の装
置に伝送し、その装置を制御することができる。CPU
16を、テレビジョン受像器と独立して構成してもよ
い。
【0060】本発明の好適な実施の形態を用いて本発明
を説明したが、特許請求の範囲に示す本発明の思想を逸
脱することなく、上述の実施の形態を様々に変形及び修
正することができる。以下の請求の範囲における全ての
機能プラス手段又は機能プラスステップで示される構成
要素に対応する構造、要素、動作及び等価物には、他の
請求項において具体的に明示した構成要素とともに、そ
の機能を実現するあらゆる構造、要素又は動作が含まれ
るものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した遠隔制御装置の基本的な構成
を示すブロック図である。
【図2】ユーザが、どのように、手の動作を用いて、図
1に示す遠隔制御装置に対して、遠隔制御を行う意図を
認識させるかを説明するための図である。
【図3】ユーザが、どのように図1に示す遠隔制御装置
を制御し、ユーザの手の動きに追従するカーソルを表示
画面上で移動させるかを説明するための図である。
【図4】図1に示す遠隔制御装置が動作を算出している
ときの、1つのビデオフレーム内におけるマクロブロッ
ク及び動きベクトルを矢印を用いて示す図である。
【図5】0.5秒間隔でとらえた動きベクトルのスナッ
プショットを示す図である。
【図6】0.5秒間隔でとらえた動きベクトルのスナッ
プショットを示す図である。
【図7】0.5秒間隔でとらえた動きベクトルのスナッ
プショットを示す図である。
【図8】0.5秒間隔でとらえた動きベクトルのスナッ
プショットを示す図である。
【図9】図1に示す遠隔制御装置が手の画像を判断し、
画像をロックしたときのマクロブロックのスナップショ
ットを示す図である。
【図10】ユーザが、どのように、上述した手の動きと
異なる手の動きを用いて、図1に示す遠隔制御装置に対
して、遠隔制御を行う意図を認識させるかを説明するた
めの図である。
【図11】図10に示す手の動作を行ったときの、マク
ロブロック及び図1に示す遠隔制御装置が検出した動き
ベクトルを0.5秒間隔でとらえたスナップショットを
示す図である。
【図12】図10に示す手の動作を行ったときの、マク
ロブロック及び図1に示す遠隔制御装置が検出した動き
ベクトルを0.5秒間隔でとらえたスナップショットを
示す図である。
【図13】電子機器において、MPEGエンコーダを用
いた変形例の基本的な構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の第2の実施例において、ユーザが、
どのように手の動作を用いて、図1に示す遠隔制御装置
に対して、遠隔制御を行う意図を認識させるかを説明す
るための図である。
【図15】本発明の第2の実施例において、どのように
動作が検出されるかを説明するための、2つの時間的に
連続するフレーム及び各々のフレームにおける対応する
マクロブロックを示す図である。
【図16】本発明の第2の実施例における遠隔制御装置
が、斜線部で示す活性領域を演算処理したときの1つの
ビデオフレームにおけるマクロブロックを示す図であ
る。
【図17】本発明の第2の実施例における遠隔制御装置
が、斜線部で示す活性領域を演算処理したときの1つの
ビデオフレームにおけるマクロブロックを示す図であ
る。
【図18】本発明の第2の実施例において、カーソルを
操作するときの、ユーザの手の動きを示す図である。
【図19】本発明の第2の実施例における遠隔制御装置
が、表示画面上のカーソルを操作するユーザの手の動き
を検出をしているときのマクロブロックを示す図であ
る。
【図20】本発明の第2の実施例における遠隔制御装置
が、表示画面上のカーソルを操作するユーザの手の動き
を検出をしているときのマクロブロックを示す図であ
る。
【図21】ユーザが、どのように、本発明の第2の実施
例における遠隔制御装置を制御し、表示画面上のカーソ
ルをユーザの手の動きに追従するように移動させ、表示
画面上のアイコンを選択するかを説明するための図であ
る。
【図22】ユーザが、どのように、上述した手の動きと
異なる手の動きを用いて、本発明の第2の実施例におけ
る遠隔制御装置に、ユーザの手を認識させるかを説明す
るための図である。
【図23】図23(a)及び図23(b)は、各々、ユ
ーザが、どのように、上述した手の動きと異なる手の動
きを用いて、本発明の第2の実施例における遠隔制御装
置に対して、ユーザの手を認識させるかを説明するため
の図である。
【図24】本発明の第3の実施例において、遠隔制御装
置が、どのように、ユーザの手の画像を認識するかを説
明するための図である。
【図25】本発明の第3の実施例において、遠隔制御装
置が、どのように、ユーザの手の画像を認識するかを説
明するための図である。
【図26】本発明の第3の実施例において、遠隔制御装
置が、どのように、ユーザの手の画像を認識するかを説
明するための図である。
【図27】本発明の第3の実施例において、遠隔制御装
置が、どのように、ユーザの手の画像を認識するかを説
明するための図である。
【図28】ユーザが、どのように、自動カーソル感度調
整機能の設定を行うかを説明するための図である。
【図29】ユーザがテレビジョン受像器の近くに位置す
るとき、図1に示す遠隔制御装置が、どのように、ユー
ザによる斜め方向の手の動きを検出するかを示す図であ
る。
【図30】ユーザがテレビジョン受像器から離れて位置
するとき、図1に示す遠隔制御装置が、どのように、ユ
ーザによる斜め方向の手の動きを検出するかを示す図で
ある。
【図31】本発明の第4の実施例において、3次元の動
きを検出する遠隔制御装置の基本的な構成を示すブロッ
ク図である。
【図32】図31に示す遠隔制御装置を用いた実施例を
示す図である。
【図33】図31に示す遠隔制御装置が活性領域を演算
処理したときの1つのビデオフレームにおけるマクロブ
ロック及びその活性領域を斜線部で示す図である。
【図34】図31に示す遠隔制御装置が斜線部で示す活
性領域を演算処理したときの1つのビデオフレームにお
けるマクロブロックを示す図である。

Claims (93)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器1乃至12及び16用の遠隔制
    御装置において、 電子機器1乃至12及び16が実行可能な処理を表す複
    数のアイコン22を表示する表示装置9と、 視野内の移動オブジェクト20の第1の所定の動きを遠
    隔制御開始の指示として検出し、上記移動オブジェクト
    20の動きに追従し、上記移動オブジェクト20の動き
    を示すカーソル制御信号を出力する動作検出手段15
    と、 上記表示装置9、上記電子機器1乃至12及び16及び
    上記動作検出手段15に接続し、上記カーソル制御信号
    を受信し、上記移動オブジェクト20の動きに追従する
    移動可能な視覚的指示手段24を表示させるように上記
    表示装置9を制御し、上記移動可能な視覚的指示手段2
    4を用いてユーザが選択したアイコン22に対応する動
    作を実行させるように上記電子機器1乃至12及び16
    を制御する制御手段5乃至8及び13乃至16とを備え
    る遠隔制御装置。
  2. 【請求項2】 上記動作検出手段15は、上記移動可能
    な視覚的指示手段24と特定のアイコン22が上記表示
    装置9上で重なったとき、上記移動オブジェクト20の
    第2の所定の動きを検出することにより、ユーザによる
    アイコン22の選択を検出することを特徴とする請求項
    1記載の遠隔制御装置。
  3. 【請求項3】 上記第2の所定の動きは、上記移動可能
    な視覚的指示手段24と特定のアイコン22が上記表示
    装置9上で重なった後のある一定時間内における上記移
    動オブジェクト20の動きの停止であることを特徴とす
    る請求項2記載の遠隔制御装置。
  4. 【請求項4】 上記動作検出手段15は、ビデオカメラ
    13、31を備えることを特徴とする請求項1記載の遠
    隔制御装置。
  5. 【請求項5】 上記移動可能な視覚的指示手段24は、
    カーソルであることを特徴とする請求項1記載の遠隔制
    御装置。
  6. 【請求項6】 上記電子機器1乃至12及び16は、テ
    レビジョン受像器9であることを特徴とする請求項1記
    載の遠隔制御装置。
  7. 【請求項7】 上記表示装置9は、陰極線管であること
    を特徴とする請求項1記載の遠隔制御装置。
  8. 【請求項8】 上記移動オブジェクト20は、ユーザの
    手20であり、上記第1の所定の動きは、円を描く動作
    であることを特徴とする請求項1記載の遠隔制御装置。
  9. 【請求項9】 上記動作検出手段15は、ビデオカメラ
    13、31を備え、上記ビデオカメラ13、31が出力
    する映像信号における2つの連続するビデオフレーム間
    の各々のマクロブロックの動きベクトルを算出すること
    を特徴とする請求項1記載の遠隔制御装置。
  10. 【請求項10】 上記ビデオフレームの各々は、上記移
    動オブジェクト20の動きを示す複数の動きベクトルを
    有する複数のマクロブロックから構成される領域1及び
    領域2を有し、上記領域1及び2において、隣接する複
    数の動きベクトルはほぼ同方向を指すことを特徴とする
    請求項9記載の遠隔制御装置。
  11. 【請求項11】 上記動作検出手段15は、上記移動オ
    ブジェクト20を追跡するか追跡しないかを決定すると
    き、上記ビデオフレームの各々について、上記領域1及
    び2が、(a)上記動きベクトルが時計回り又は反時計
    回りに一回転する、(b)上記領域1及び2が初めに位
    置していた位置に戻るという2つの条件を満たすもので
    あるかを判断し、上記2つの条件を満たす領域をロック
    することを特徴とする請求項10記載の遠隔制御装置。
  12. 【請求項12】 上記動作検出手段15は、カメラ10
    0と、上記カメラ100に接続し、上記カメラ100が
    出力する映像信号を離散コサイン変換する離散コサイン
    変換手段102と、上記離散コサイン変換手段102に
    接続し、離散コサイン変換処理された映像信号を量子化
    する量子化手段103と、上記量子化手段103に接続
    し、離散コサイン変換処理された映像信号を逆離散コサ
    イン変換処理する逆離散コサイン変換手段105と、上
    記逆離散コサイン変換手段105に接続し、上記逆離散
    コサイン変換部からの出力信号を格納するフレームメモ
    リ107と、予測フレームにおいて、上記カメラ100
    及び上記離散コサイン変換回路102間に介在し、上記
    フレームメモリ107が出力する復元されたフレーム内
    のデータから上記カメラ100が出力する映像信号を減
    算する減算ノード101と、予測フレームにおいて、上
    記フレームメモリ及び上記逆離散コサイン変換回路10
    5間に介在し、上記逆離散コサイン変換回路105が出
    力する映像信号に上記フレームメモリが出力する復元さ
    れたフレーム内のデータを加算する加算ノード106
    と、上記フレーム107に接続し、上記フレーム107
    に格納された前フレーム及び現フレームを比較し、前フ
    レーム及び現フレーム間の各々のマクロブロックに関し
    て動きベクトルを算出する動作検出部108とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載の遠隔制御装置。
  13. 【請求項13】 上記ビデオフレームは、上記移動オブ
    ジェクト20の検出された動きを示す動きベクトルを有
    する複数のマクロブロックから構成される領域1及び領
    域2を有し、上記領域1及び領域2において、隣接する
    動きベクトルはほぼ同方向を示すことを特徴とする請求
    項12記載の遠隔制御装置。
  14. 【請求項14】 上記動作検出手段15は、上記移動オ
    ブジェクト20を追跡するか追跡しないかを決定すると
    き、ビデオフレームの各々について、上記領域1及び2
    が、(a)上記動きベクトルが時計回り又は反時計回り
    に一回転する、(b)上記領域1及び領域2が初めに位
    置していた位置に戻るという2つの条件を満たすもので
    あるかを判断し、上記2つの条件を満たす領域をロック
    することを特徴とする請求項13記載の遠隔制御装置。
  15. 【請求項15】 上記遠隔制御装置は、上記動作検出手
    段15が検出した移動オブジェクト20の移動距離に対
    応して、上記表示装置9上に表示される上記移動可能な
    視覚的指示手段24の移動距離を自動的に調整する自動
    カーソル感度制御手段16を備えることを特徴とする請
    求項1記載の遠隔制御装置。
  16. 【請求項16】 上記自動カーソル感度制御手段16
    は、上記動作検出手段15が検出した上記第1の所定の
    動きに対応して、上記表示装置9上の上記移動可能な視
    覚的指示手段24の移動距離が一定となるように制御す
    ることを特徴とする請求項15記載の遠隔制御装置。
  17. 【請求項17】 電子機器1乃至12及び16の遠隔制
    御方法において、 表示装置9上に、上記電子機器1乃至12及び16の実
    行可能な処理を表すアイコン22を表示する表示ステッ
    プと、 視野内の上記移動オブジェクト20の所定の動きを遠隔
    制御開始の指示として検出し、上記移動オブジェクト2
    0の動きを追跡し、上記移動オブジェクト20の動きを
    示すカーソル制御信号を出力する動作検出ステップと、 上記移動オブジェクト20の動きに追従する移動可能な
    視覚的指示手段24を表示させるように上記表示装置9
    を制御し、上記移動可能な視覚的指示手段24を用いて
    ユーザが選択したアイコン22に対応する処理を実行さ
    せるように上記電子機器1乃至12及び16を制御する
    制御ステップと備える遠隔制御方法。
  18. 【請求項18】 ユーザによる上記アイコン22の選択
    を検出するステップは、上記移動可能な視覚的指示手段
    24及び特定のアイコン22が上記表示装置9上で重な
    ったとき、上記移動オブジェクト20の所定の動きを検
    出するステップを有することを特徴とする請求項17記
    載の遠隔制御方法。
  19. 【請求項19】 ユーザによる上記アイコン22の選択
    を検出するステップは、上記移動可能な視覚的指示手段
    24と特定のアイコン22が上記表示装置9上で重なっ
    た後のある一定時間内における、上記移動オブジェクト
    20の動きの停止を検出するステップを有することを特
    徴とする請求項17記載の遠隔制御方法。
  20. 【請求項20】 上記移動可能な視覚的指示手段24
    は、カーソルであることを特徴とする請求項17記載の
    遠隔制御方法。
  21. 【請求項21】 上記電子機器1乃至12及び16は、
    テレビジョン受像器9であることを特徴とする請求項1
    7記載の遠隔制御方法。
  22. 【請求項22】 上記表示ステップは、陰極線管9上に
    表示するステップを有することを特徴とする請求項17
    記載の遠隔制御方法。
  23. 【請求項23】 上記所定の動きは、上記移動オブジェ
    クト20による円を描く動きであること特徴とする請求
    項17記載の遠隔制御方法。
  24. 【請求項24】 上記動作検出ステップにおいて、ビデ
    オカメラ13、31を用いることを特徴とする請求項1
    7記載の遠隔制御方法。
  25. 【請求項25】 上記動作検出ステップは、上記ビデオ
    カメラ13、31が出力する映像信号における2つの連
    続するビデオフレーム間の各々のマクロブロックの動き
    ベクトルを算出するステップを有することを特徴とする
    請求項24記載の遠隔制御方法。
  26. 【請求項26】 上記ビデオフレームの各々は、上記移
    動オブジェクト20の動きを示す複数の動きベクトルを
    有する複数のマクロブロックから構成される領域1及び
    領域2を有し、上記領域1及び2において、隣接する複
    数の動きベクトルはほぼ同方向を指すことを特徴とする
    請求項25記載の遠隔制御方法。
  27. 【請求項27】 上記移動オブジェクト20を追跡する
    か追跡しないかを決定するとき、ビデオフレームの各々
    について、上記領域1及び領域2が、(a)上記動きベ
    クトルが時計回り又は反時計回りに一回転する、(b)
    上記領域1及び領域2が初めに位置していた位置に戻る
    という2つの条件を満たすものであるかを判断し、上記
    2つの条件を満たす領域をロックするステップを有する
    請求項26記載の遠隔制御方法。
  28. 【請求項28】 上記検出ステップは、上記ビデオカメ
    ラ13,31が出力する画像信号をMPEG規格に基づ
    いて符号化するステップに属し、上記ビデオカメラ1
    3,31が出力する映像信号における前ビデオフレーム
    及び現ビデオフレーム間の各々のマクロブロック間に関
    して動きベクトルを算出するステップを有することを特
    徴とする請求項24記載の遠隔制御方法。
  29. 【請求項29】 上記ビデオフレームは、上記移動オブ
    ジェクト20の検出された動きを示す動きベクトルを有
    する複数のマクロブロックから構成される領域1及び領
    域2を有し、上記領域1及び領域2において、隣接する
    動きベクトルはほぼ同方向を示すことを特徴とする請求
    項28記載の遠隔制御方法。
  30. 【請求項30】 上記移動オブジェクト20を追跡する
    か追跡しないかを決定するとき、ビデオフレームの各々
    について、上記領域1及び領域2が、(a)上記動きベ
    クトルが時計回り又は反時計回りに一回転する、(b)
    上記領域1及び領域2が初めに位置していた位置に戻る
    という2つの条件を満たすものであるかを判断し、上記
    2つの条件を満たす領域をロックするステップを有する
    請求項28記載の遠隔制御方法。
  31. 【請求項31】 上記動作検出ステップにおいて検出さ
    れた上記移動オブジェクト20の移動距離に対応して、
    上記表示装置9上に表示される上記移動可能な視覚的指
    示手段24の移動距離を自動的に調整するステップを有
    する請求項17記載の遠隔制御方法。
  32. 【請求項32】 上記表示装置9上に表示される上記移
    動可能な視覚的指示手段24の移動距離を自動的に調整
    するステップは、上記動作検出ステップにおいて検出さ
    れた所定の動きに対応して、上記表示装置9上の上記移
    動可能な視覚的指示手段24の移動距離が一定であるよ
    うに調整するステップを有することを特徴とする請求項
    31記載の遠隔制御方法。
  33. 【請求項33】 電子機器1乃至12及び16用の遠隔
    制御装置において、 電子機器1乃至12及び16が実行可能な処理を表す複
    数のアイコン22を表示する表示装置9と、 視野内の移動オブジェクトの動きを検出する動作検出手
    段15であって、視野内の移動オブジェクト20を遠隔
    制御開始の指示として検出し、上記移動オブジェクト2
    0の動きに追従し、上記移動オブジェクト20の動きを
    示すカーソル制御信号を出力する動作検出手段15と、 上記表示装置9、上記電子機器1乃至12及び16及び
    上記動作検出手段15に接続し、上記カーソル制御信号
    を受信し、上記移動オブジェクト20の動きに追従する
    移動可能な視覚的指示手段24を表示させるように上記
    表示装置9を制御し、上記移動可能な視覚的指示手段2
    4を用いてユーザが選択したアイコン22に対応する動
    作を実行させるように上記電子機器1乃至12及び16
    を制御する制御手段5乃至8及び13乃至16とを備え
    る遠隔制御装置。
  34. 【請求項34】 上記動作検出手段15は、上記移動可
    能な視覚的指示手段24と特定のアイコン22が上記表
    示装置9上で重なったとき、上記移動オブジェクトの所
    定の動きを検出することにより、ユーザによるアイコン
    22の選択を検出することを特徴とする請求項33記載
    の遠隔制御装置。
  35. 【請求項35】 上記所定の動きは、上記移動可能な視
    覚的指示手段24と特定のアイコン22が上記表示装置
    9上で重なった後のある一定時間内における上記移動オ
    ブジェクト20の動きの停止であることを特徴とする請
    求項34記載の遠隔制御装置。
  36. 【請求項36】 上記所定の動きは、上記移動可能な視
    覚的指示手段24と特定のアイコン22が上記表示装置
    9上で重なった後のある一定時間内における、上記移動
    オブジェクト20の上記表示装置9に対する垂直軸上の
    動きであることを特徴とする請求項33記載の遠隔制御
    装置。
  37. 【請求項37】 上記動作検出手段15は、初めに、視
    野内の上記移動オブジェクト20の所定の動きを遠隔制
    御開始の指示として検出することを特徴とする請求項3
    3記載の遠隔制御装置。
  38. 【請求項38】 上記動作検出手段15は、少なくとも
    1つのビデオカメラ13を備えることを特徴とする請求
    項33記載の遠隔制御装置。
  39. 【請求項39】 上記動作検出手段15は、上記ビデオ
    カメラ13が出力する画像信号における、時間的に連続
    する2つのビデオフレームn−1及びビデオフレームn
    間の互いに対応する各々のマクロブロックMBm(n−
    1)、MBm(n)の画素値を比較し、上記マクロブロ
    ックMBmに関して、2つのビデオフレームn−1及び
    ビデオフレームn間の画素値の差が所定の閾値を超える
    とき、上記マクロブロックMBmにおいて動作が行われ
    たと判断し、上記マクロブロックMBmを活性領域であ
    ると判断することを特徴する請求項38記載の遠隔制御
    装置。
  40. 【請求項40】 上記動作検出手段15は、上記移動オ
    ブジェクト20を検出するとき、時間的に連続する2つ
    のビデオフレームn−1及びビデオフレームnにおける
    各々のマクロブロックMBm(n−1)、MBm(n)
    を検査し、1つのビデオフレーム内の隣接する複数のマ
    クロブロックの集合が、活性領域化し、続いて非活性領
    域化する所定のパターンを示すものであるかを判断する
    ことを特徴とする請求項39記載の遠隔制御装置。
  41. 【請求項41】 上記動作検出手段15は、上記移動オ
    ブジェクト20を検出するとき、1つのビデオフレーム
    内の隣接する複数のマクロブロックの集合が、活性領域
    化し、続いて非活性化領域する所定のパターンを示すも
    のであることを判断した後、現活性領域が有する画像及
    び格納された画像を比較し、上記現活性領域が有する画
    像及び上記格納された画像が一致するとき、上記ビデオ
    カメラ13が出力する画像の現活性領域は上記移動オブ
    ジェクト20であることを判断することを特徴とする請
    求項40記載の遠隔制御装置。
  42. 【請求項42】 上記動作検出手段15は、上記移動オ
    ブジェクト20を検出するとき、上記ビデオカメラ13
    が出力する画像においてユーザが選択した画像部分25
    及び格納された画像を比較し、上記ビデオカメラ13が
    出力する画像においてユーザが選択した画像部分25と
    格納された画像が一致するとき、上記画像部分25を上
    記移動オブジェクト20であると判断することを特徴と
    する請求項38記載の遠隔制御装置。
  43. 【請求項43】 上記移動可能な視覚的指示手段24
    は、カーソルであることを特徴とする請求項33記載の
    遠隔制御装置。
  44. 【請求項44】 上記電子機器1乃至12及び16は、
    テレビジョン受像器9であることを特徴とする請求項3
    3記載の遠隔制御装置。
  45. 【請求項45】 上記表示装置9は、陰極線管であるこ
    とを特徴とする請求項33記載の遠隔制御装置。
  46. 【請求項46】 上記遠隔制御装置は、上記動作検出手
    段15が検出した移動オブジェクト20の移動距離に対
    応して、上記表示装置9上に表示される上記移動可能な
    視覚的指示手段24の移動距離を自動的に調整する自動
    カーソル感度制御手段16を備えることを特徴とする請
    求項33記載の遠隔制御装置。
  47. 【請求項47】 上記自動カーソル感度制御手段16
    は、上記動作検出手段15が検出した上記第1の所定の
    動きに対応して、上記表示装置9上の上記移動可能な視
    覚的指示手段24の移動距離が一定となるように制御す
    ることを特徴とする請求項46記載の遠隔制御装置。
  48. 【請求項48】 上記動作検出手段15は、互いに直角
    をなすように設置され、ユーザを監視する2つのビデオ
    カメラ13、31を備えることを特徴とする請求項33
    記載の遠隔制御装置。
  49. 【請求項49】 上記動作検出手段15は、上記ビデオ
    カメラ13、31が出力する画像信号における、時間的
    に連続する2つのビデオフレームn−1及びビデオフレ
    ームn間の互いに対応する各々のマクロブロックMBm
    (n−1)、MBm(n)の画素値を比較し、上記マク
    ロブロックMBmに関して、2つのビデオフレームn−
    1及びビデオフレームn間の画素値の差が所定の閾値を
    超えるとき、上記マクロブロックMBmにおいて動作が
    行われたと判断し、上記マクロブロックMBmを活性領
    域であると判断することを特徴する請求項48記載の遠
    隔制御装置。
  50. 【請求項50】 上記動作検出手段15は、上記移動オ
    ブジェクト20を検出するとき、上記ビデオカメラ1
    3、31が出力する画像信号における、時間的に連続す
    る2つのビデオフレームn−1及びビデオフレームn間
    の互いに対応する各々のマクロブロックMBm(n−
    1)、MBm(n)を検査し、1つのビデオフレーム内
    の隣接する複数のマクロブロックの集合が、活性領域化
    し、続いて非活性領域化する所定のパターンを示すもの
    であるかを判断することを特徴とする請求項49記載の
    遠隔制御装置。
  51. 【請求項51】 上記動作検出手段15は、移動オブジ
    ェクト20を検出するとき、上記ビデオカメラ13、3
    1の各々が出力する1つのビデオフレーム内の隣接する
    複数のマクロブロックの集合が、活性領域化し、続いて
    非活性化領域する所定のパターンを示すものであること
    を判断した後、上記ビデオカメラ13、31の両方が出
    力する画像の活性領域を活性領域としてロックすること
    を特徴とする請求項50記載の遠隔制御装置。
  52. 【請求項52】 上記動作検出手段15は、上記移動オ
    ブジェクト20を検出するとき、1つのビデオフレーム
    内の隣接する複数のマクロブロックの集合が、活性領域
    化し、続いて非活性化領域する所定のパターンを示すも
    のであることを判断した後、現活性領域が有する画像及
    び格納された画像を比較し、上記現活性領域が有する画
    像及び上記格納された画像が一致するとき、上記ビデオ
    カメラ13、31が出力する画像の現活性領域は上記移
    動オブジェクト20であることを判断することを特徴と
    する請求項50記載の遠隔制御装置。
  53. 【請求項53】 上記動作検出手段15は、上記移動オ
    ブジェクト20を検出するとき、上記ビデオカメラ1
    3、31が出力する画像においてユーザが選択した画像
    部分25及び格納された画像を比較し、上記ビデオカメ
    ラ13、31が出力する画像においてユーザが選択した
    画像部分25と格納された画像が一致するとき、上記画
    像部分25を上記移動オブジェクト20であると判断す
    ることを特徴とする請求項48記載の遠隔制御装置。
  54. 【請求項54】 上記動作検出手段15は、上記移動可
    能な視覚的指示手段24と特定のアイコン22が上記表
    示装置9上で重なったとき、上記移動オブジェクト20
    の所定の動きを検出することにより、ユーザによるアイ
    コン22の選択を検出することを特徴とする請求項48
    記載の遠隔制御装置。
  55. 【請求項55】 上記所定の動きは、上記移動可能な視
    覚的指示手段24と特定のアイコン22が上記表示装置
    9上で重なった後のある一定時間内における上記移動オ
    ブジェクト20の動きの停止であることを特徴とする請
    求項54記載の遠隔制御装置。
  56. 【請求項56】 上記所定の動きは、上記移動可能な視
    覚的指示手段24と特定のアイコン22が上記表示装置
    9上で重なった後のある一定時間内における、上記移動
    オブジェクト20の上記表示装置9に対する垂直軸上の
    動きであることを特徴とする請求項54記載の遠隔制御
    装置。
  57. 【請求項57】 電子機器1乃至12及び16の遠隔制
    御方法において、 表示装置9上に、上記電子機器1乃至12及び16の実
    行可能な処理を表すアイコン22を表示する表示ステッ
    プと、 視野内の移動オブジェクトの動きを検出する動作検出ス
    テップであって、上記移動オブジェクト20を遠隔制御
    開始の指示として検出し、上記移動オブジェクト20の
    動きを追跡し、上記移動オブジェクト20の動きを示す
    カーソル制御信号を出力する動作検出ステップと、 上記移動オブジェクト20の動きに追従する移動可能な
    視覚的指示手段24を表示させるように上記表示装置9
    を制御し、上記移動可能な視覚的指示手段24を用いて
    ユーザが選択したアイコン22に対応する処理を実行さ
    せるように上記電子機器1乃至12及び16を制御する
    制御ステップと備える遠隔制御方法。
  58. 【請求項58】 上記動作検出ステップは、上記移動可
    能な視覚的指示手段24と上記特定のアイコン22が上
    記表示装置9上で重なったとき、上記移動オブジェクト
    20の所定の動きを検出することにより、ユーザが上記
    アイコン22を選択したことを判断するステップを有す
    ることを特徴とする請求項57記載の遠隔制御方法。
  59. 【請求項59】 上記所定の動きは、上記移動可能な視
    覚的指示手段24と特定のアイコン22が上記表示装置
    9上で重なった後のある一定時間内における上記移動オ
    ブジェクト20の動きの停止であることを特徴とする請
    求項57記載の遠隔制御方法。
  60. 【請求項60】 上記所定の動きは、上記移動可能な視
    覚的指示手段24と特定のアイコン22が上記表示装置
    9上で重なった後のある一定時間内における、上記移動
    オブジェクト20の上記表示装置9に対する垂直軸上の
    動きであることを特徴とする請求項57記載の遠隔制御
    方法。
  61. 【請求項61】 上記動作検出ステップは、初めに、視
    野内の上記移動オブジェクト20の所定の動きを遠隔制
    御開始の指示として検出するステップを有することを特
    徴とする請求項57記載の遠隔制御方法。
  62. 【請求項62】 上記動作検出ステップは、上記ビデオ
    カメラ13を用いて、視野内の画像を生成するステップ
    を有することを特徴とする請求項57記載の遠隔制御方
    法。
  63. 【請求項63】 上記動作検出ステップは、上記ビデオ
    カメラ13が出力する画像信号における時間的に連続す
    る2つのビデオフレーム間の各々の対応するマクロブロ
    ックの画素値を比較し、上記マクロブロックにおける2
    つのビデオフレーム間の差分が所定の閾値を超えたと
    き、上記マクロブロックにおいて動作が行われたと判断
    し、上記マクロブロックが活性領域であると判断するス
    テップを有することを特徴とする請求項62記載の遠隔
    制御方法。
  64. 【請求項64】 上記動作検出ステップは、上記移動オ
    ブジェクト20を検出するとき、時間的に連続する2つ
    のビデオフレームにおける各々対応する上記マクロブロ
    ックを検査し、1つのビデオフレーム内において、隣接
    する複数のマクロブロックの集合が、活性領域化し、続
    いて非活性領域化する所定のパターンを示すものである
    かを判断するステップを有することを特徴とする請求項
    63記載の遠隔制御方法。
  65. 【請求項65】 上記動作検出ステップは、上記移動オ
    ブジェクト20を検出するとき、上記ビデオカメラ1
    3、31の各々が出力する1つのビデオフレーム内にお
    いて、隣接する複数のマクロブロックの集合が、活性領
    域化し、続いて非活性領域化する所定のパターンを示す
    ことを判断した後、現活性領域が有する画像及び格納さ
    れた画像を比較し、上記現活性領域が有する画像と格納
    された画像が一致するとき、上記ビデオカメラ13、3
    1が出力する画像の現活性領域は上記移動オブジェクト
    20であることを判断するステップを有することを特徴
    とする請求項63記載の遠隔制御方法。
  66. 【請求項66】 上記動作検出ステップは、上記移動オ
    ブジェクト20を検出するとき、1つのビデオフレーム
    内において、隣接する複数のマクロブロックの集合が活
    性領域化し、続いて非活性領域化する所定のパターンを
    示すことを判断した後、現活性領域が有する画像と格納
    された画像を比較し、現活性領域が有する画像と格納さ
    れた画像が一致するとき、上記ビデオカメラ13が出力
    する画像の現活性領域は上記移動オブジェクト20であ
    ることを判断するステップを有することを特徴とする請
    求項65記載の遠隔制御方法。
  67. 【請求項67】 上記動作検出ステップは、上記移動オ
    ブジェクト20を検出するとき、上記ビデオカメラ13
    が出力する画像においてユーザが選択した画像部分及び
    格納された画像を比較し、上記ビデオカメラ13が出力
    する画像においてユーザが選択した画像部分と上記格納
    された画像が一致するとき、ユーザが選択した画像部分
    は上記移動オブジェクト20であることを判断するステ
    ップを有することを特徴とする請求項66記載の遠隔制
    御方法。
  68. 【請求項68】 上記移動可能な視覚的指示手段24
    は、カーソルであることを特徴とする請求項57記載の
    遠隔制御方法。
  69. 【請求項69】 上記電子機器1乃至12及び16は、
    テレビジョン受像器であることを特徴とする請求項57
    記載の遠隔制御方法。
  70. 【請求項70】 上記表示装置9は、陰極線管であるこ
    とを特徴とする請求項57記載の遠隔制御方法。
  71. 【請求項71】 上記動作検出ステップにおいて検出さ
    れた上記移動オブジェクト20の移動距離に対応して、
    上記表示装置9上に表示される上記移動可能な視覚的指
    示手段24の移動距離を自動的に調整するステップを有
    する請求項57記載の遠隔制御方法。
  72. 【請求項72】 上記表示装置9上に表示される上記移
    動可能な視覚的指示手段24の移動距離を自動的に調整
    するステップは、上記動作検出ステップにおいて検出さ
    れた所定の動きに対応して、上記表示装置9上の上記移
    動可能な視覚的指示手段24の移動距離が一定であるよ
    うに調整するステップを有することを特徴とする請求項
    71記載の遠隔制御方法。
  73. 【請求項73】 上記動作検出ステップは、互いに直角
    をなすよう設置され、ユーザを監視する上記ビデオカメ
    ラ13、31を用いて、同時に2つの画像を生成するス
    テップを有することを特徴とする請求項57記載の遠隔
    制御方法。
  74. 【請求項74】 上記動作検出ステップは、上記ビデオ
    カメラ13、31が出力する画像信号における時間的に
    連続する2つのビデオフレーム間の各々の対応するマク
    ロブロックの画素値を比較し、上記マクロブロックにお
    ける2つのビデオフレーム間の差分が所定の閾値を超え
    たとき、上記マクロブロックにおいて動作が行われたと
    判断し、上記マクロブロックが活性領域であると判断す
    るステップを有することを特徴とする請求項73記載の
    遠隔制御方法。
  75. 【請求項75】 上記動作検出ステップは、上記移動オ
    ブジェクト20を検出するとき、ビデオカメラ13、3
    1が出力する画像信号における時間的に連続する2つの
    ビデオフレーム内のマクロブロックを検査し、1つのビ
    デオフレーム内において、隣接する複数のマクロブロッ
    クの集合が、活性領域化し、続いて非活性領域化する所
    定のパターンを示すものであるかを判断するステップを
    有することを特徴とする請求項74記載の遠隔制御方
    法。
  76. 【請求項76】 上記動作検出ステップは、上記移動オ
    ブジェクト20を検出するとき、上記ビデオカメラ1
    3、31の各々が出力する1つのビデオフレーム内にお
    いて、隣接する複数のマクロブロックの集合が、活性領
    域化し、続いて非活性領域化する所定のパターンを示す
    ことを判断した後、現活性領域が有する画像及び格納さ
    れた画像を比較し、上記現活性領域が有する画像と格納
    された画像が一致するとき、上記ビデオカメラ13、3
    1が出力する画像の現活性領域は上記移動オブジェクト
    20であることを判断するステップを有することを特徴
    とする請求項45記載の遠隔制御方法。
  77. 【請求項77】 上記動作検出ステップは、上記移動オ
    ブジェクト20を検出するとき、上記ビデオカメラ1
    3、31が出力する画像においてユーザが選択した画像
    部分及び格納された画像を比較し、上記ビデオカメラ1
    3、31が出力する画像においてユーザが選択した画像
    部分と上記格納された画像が一致するとき、ユーザが選
    択した画像部分は上記移動オブジェクト20であること
    を判断するステップを有することを特徴とする請求項7
    3記載の遠隔制御方法。
  78. 【請求項78】 上記動作検出ステップは、上記移動可
    能な視覚的指示手段24及び特定のアイコン22が上記
    表示装置上で重なったとき、上記移動オブジェクト20
    の所定の動きを検出することにより、ユーザによるアイ
    コンの選択を検出するステップを有することを特徴とす
    る請求項73記載の遠隔制御方法。
  79. 【請求項79】 上記第2の所定の動きは、上記移動可
    能な視覚的指示手段24と特定のアイコン22が上記表
    示装置9上で重なった後のある一定時間内における上記
    移動オブジェクト20の動きの停止であることを特徴と
    する請求項78記載の遠隔制御方法。
  80. 【請求項80】 上記所定の動きは、上記移動可能な視
    覚的指示手段24と特定のアイコン22が上記表示装置
    9上で重なった後のある一定時間内における、上記移動
    オブジェクト20の上記表示装置9に対する垂直軸上の
    動きであることを特徴とする請求項33記載の遠隔制御
    方法。
  81. 【請求項81】 電子機器1乃至12及び16用の遠隔
    制御装置において、 電子機器1乃至12及び16の実行可能な動作を表すア
    イコン22を表示する表示装置9と、 視野内のユーザの体の一部20を遠隔制御開始の指示と
    して検出し、続いて、体の一部20の動きを追跡し、上
    記ユーザの体の一部20の動きを示すカーソル制御信号
    を出力する動作検出手段15と、 上記表示装置9、上記電子機器1乃至12及び16及び
    上記動作検出手段15に接続し、上記カーソル制御信号
    を受信し、上記ユーザの体の一部20の動きに追従する
    移動可能な視覚的指示手段24を表示させるように上記
    表示装置9を制御し、上記移動可能な視覚的指示手段2
    4を用いてユーザが選択した上記アイコン22に対応す
    る動作を実行させるように上記電子機器1乃至12及び
    16を制御する制御手段5乃至8及び13乃至16とを
    備え、 上記動作検出手段15は、ビデオカメラ13と、ランダ
    ムアクセスメモリ(random access memory)14と、
    上記ビデオカメラ13が出力する画像信号を上記ランダ
    ムアクセスメモリ14に格納するランダムアクセスメモ
    リインターフェース15と、上記ランダムアクセスメモ
    リインターフェース15に接続し、上記ビデオカメラ1
    3が出力する画像信号における、時間的に連続した2つ
    のビデオフレームn−1及びビデオフレームn間の互い
    に対応する各々のマクロブロックMBm(n−1)、M
    Bm(n)の画素値を比較し、マクロブロックMBmに
    関して、上記2つのビデオフレームn−1及びビデオフ
    レームn間の画素値の差が所定の閾値を超えたとき、上
    記マクロブロックMBmにおいて動作が行われたと判断
    し、上記マクロブロックMBmを活性領域であると判断
    する中央制御装置16とを備え、 上記制御手段5乃至8及び13乃至16は、上記中央処
    理装置16が制御する分離表示画面回路5を備えること
    を特徴とする遠隔制御装置。
  82. 【請求項82】 上記動作検出手段15は、視野内の上
    記ユーザの体の一部20の所定の動きを遠隔制御開始の
    指示として検出することを特徴とする請求項81記載の
    遠隔制御装置。
  83. 【請求項83】 上記中央処理装置16は、上記ユーザ
    の体の一部20を検出するとき、時間的に連続する2つ
    のビデオフレームにおける各々の対応するマクロブロッ
    クを検査し、1つのビデオフレーム内の隣接する複数の
    マクロブロックの集合が、活性領域化し、続いて非活性
    領域化する所定のパターンを示すものであるかを判断す
    ることを特徴とする請求項82記載の遠隔制御装置。
  84. 【請求項84】 上記中央処理装置16は、上記ユーザ
    の体の一部20を検出するとき、1つのビデオフレーム
    内の隣接する複数のマクロブロックの集合が、活性領域
    化し、続いて非活性領域化する所定のパターンを示すも
    のであることを判断した後、現活性領域が有する画像及
    び上記ランダムアクセスメモリ14に格納された画像を
    比較し、上記現活性領域が有する画像及び上記ランダム
    アクセスメモリ14に格納された画像が一致するとき、
    上記ビデオカメラ13が出力する画像の現活性領域は上
    記ユーザの体の一部20であると判断することを特徴と
    する請求項83記載の遠隔制御装置。
  85. 【請求項85】 上記中央処理装置16は、上記ユーザ
    の体の一部20を検出するとき、上記ビデオカメラ13
    が出力する画像においてユーザが選択した画像部分25
    及び格納された画像を比較し、上記ビデオカメラ13が
    出力する画像においてユーザが選択した上記画像部分2
    5と格納された画像が一致するとき、上記画像部分25
    は上記ユーザの体の一部20であると判断することを特
    徴とする請求項82記載の遠隔制御装置。
  86. 【請求項86】 上記中央処理装置16は、上記移動可
    能な視覚的指示手段24及び特定のアイコン22が上記
    表示装置9上で重なったとき、上記ユーザの体の一部2
    0の所定の動きを検出することにより、ユーザによる上
    記アイコン22の選択を検出することを特徴とする請求
    項81記載の遠隔制御装置。
  87. 【請求項87】 上記所定の動きは、上記移動可能な視
    覚的指示手段24と特定のアイコン22が上記表示装置
    9上で重なった後の、ある一定時間内における上記ユー
    ザの体の一部20の動きの停止であることを特徴とする
    請求項86記載の遠隔制御装置。
  88. 【請求項88】 上記所定の動きは、上記移動可能な視
    覚的指示手段24と特定のアイコン22が上記表示装置
    9上で重なった後の、ある一定時間内における、上記ユ
    ーザの体の一部20の上記表示装置9に対する垂直軸上
    の動きであることを特徴とする請求項86記載の遠隔制
    御装置。
  89. 【請求項89】 上記動作検出手段15は、第1のビデ
    オカメラ13と、上記第1のビデオカメラ13に対して
    垂直方向に設置され、ユーザを監視する第2のビデオカ
    メラ31と、第2のランダムアクセスメモリ32と、第
    2のランダムアクセスメモリインターフェース33とを
    備えることを特徴とする請求項81記載の遠隔制御装
    置。
  90. 【請求項90】 上記中央処理装置16は、上記ビデオ
    カメラ13、31の各々が出力する画像信号における、
    時間的に連続する2つのビデオフレーム間の互いに対応
    する各々のマクロブロックMBm(n−1)、MBm
    (n)の画素値を比較し、第1のマクロブロックに対応
    する2つのランダムアクセスメモリ14、32のうち、
    第1のランダムアクセスメモリに格納された2つのビデ
    オフレーム間の差分が、所定の閾値を超えたとき、上記
    第1のマクロブロックにおいて動作が行われたと判断
    し、上記第1のマクロブロックを活性領域として判断
    し、第2のマクロブロックに対応する2つのランダムア
    クセスメモリ14、32のうち、第2のランダムアクセ
    スメモリに格納された2つのビデオフレーム間の差分
    が、所定の閾値を超えたとき、上記第2のマクロブロッ
    クにおいて動作が行われたと判断し、上記第2のマクロ
    ブロックを活性領域として判断することを特徴とする請
    求項88記載の遠隔制御装置。
  91. 【請求項91】 上記中央処理装置16は、上記ユーザ
    の体の一部20を検出するとき、上記ビデオカメラ1
    3、31が出力する画像信号における時間的に連続する
    2つのビデオフレーム内の各々対応するマクロブロック
    を検査し、1つのビデオフレーム内において、隣接する
    複数のマクロブロックの集合が、活性領域化し、続い
    て、非活性領域化する所定のパターンを示すものである
    かを判断することを特徴とする請求項90記載の遠隔制
    御装置。
  92. 【請求項92】 上記中央処理装置16は、上記ユーザ
    の体の一部20を検出するとき、1つのビデオフレーム
    内の隣接する複数のマクロブロックの集合が、活性領域
    化し、続いて非活性化領域する所定のパターンを示すも
    のであることを判断した後、現活性領域が有する画像及
    び格納された画像を比較し、上記現活性領域が有する画
    像及び格納された画像が一致するとき、上記ビデオカメ
    ラ13、31が出力する画像の現活性領域は上記ユーザ
    の体の一部20であることを判断することを特徴とする
    請求項91記載の遠隔制御装置。
  93. 【請求項93】 上記中央処理装置16は、上記ユーザ
    の体の一部20を検出するとき、ビデオカメラ13、3
    1が出力する画像においてユーザが選択した画像部分2
    5及び上記ランダムアクセスメモリ14、32のどちら
    か一方のランダムアクセスメモリに格納された画像を比
    較し、上記ビデオカメラ13、31が出力する画像にお
    いてユーザが選択した画像部分25と上記ランダムアク
    セスメモリ14、32のどちらか一方のランダムアクセ
    スメモリに格納された画像が一致するとき、上記画像部
    分25は上記ユーザの体の一部20であると判断するこ
    とを特徴とする請求項92記載の遠隔制御装置。
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