JP2000196831A - 改善されたフラットベッドスキャナ - Google Patents

改善されたフラットベッドスキャナ

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JP2000196831A
JP2000196831A JP11346819A JP34681999A JP2000196831A JP 2000196831 A JP2000196831 A JP 2000196831A JP 11346819 A JP11346819 A JP 11346819A JP 34681999 A JP34681999 A JP 34681999A JP 2000196831 A JP2000196831 A JP 2000196831A
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Daibun Ko
大 文 胡
Ranchu Ko
▲らん▼ 忠 侯
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Syscan Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、通常のフラットベッドスキャナが
成し得たことに加えて、フラットベッドスキャナが抱え
る問題を克服する手段と共に、軽量で携帯可能な新しい
スキャナを提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、フレーム透明型スキャナとク
レードルとを有し、上記フレーム透明型スキャナは着脱
可能に上記クレードルに取り付けられ、上記フレーム透
明型スキャナを把持する機構を含み、上記フレーム透明
型スキャナは蓋によって上記フレーム透明型スキャナに
対して配置された走査シートを走査するフラットベッド
スキャナである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的にフラットベ
ッド走査システムに係わり、特にフレーム透明型スキャ
ナはユーザに走査動作を開始する前に走査対象物を観察
することを許す、フレーム透明型スキャナとクレードル
とを有するフラットベッドスキャナである。
【0002】
【従来の技術】紙ベースの対象物、例えばテキストやグ
ラフィック、をその後解析、分配、記録されうる電子フ
ォーマットに変換するための光学式スキャナを必要とす
る用途が多数ある。最も普及している光学式スキャナの
一つは、写真や紙を含む対象物を例えばウェブページの
構築及び光学式文字認識のために使用され得る画像に変
換するフラットベッドスキャナである。光学式スキャナ
はその出力が一般的にデジタル画像のため時々、画像ス
キャナと称される。
【0003】図1は、フラットベッドスキャナ100を
示す。複写機と同様に、フラットベッドスキャナ100
はカバー又は蓋102及びガラスパネル103を含む。
一般的に走査文書108は、区画104の中の画像検知
機構又はイメージャが走査文書108を正しく走査でき
るよう、ガラスパネル103の上に下向きに、蓋102
を閉められて配置されなくてはならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】フラットベッドスキャ
ナ100は多数の用途に適しているが、日常の用途にお
ける多数の不便性を示す。例えば、フラットベッドスキ
ャナ100を使用して厚い本のページを走査することは
困難であり、蓋102は本の厚さのため殆ど閉まらない
ため使用するのに不便である。もし蓋102が走査ペー
ジを完全に覆わなければ、結果として生じる画像は望ま
しくないアーチファクトを有しうる。更に、フラットベ
ッドスキャナ100は実際に画像が生成されるまでに結
果として生じる画像がどうなり得るかをユーザに事前に
予想させることを許さない。例えば、ユーザは望ましい
角度で走査対象物を走査したいとする。走査対象物が下
向きに置かれ蓋102が覆われている条件下では、繰り
返された試みからの結果として生じた画像を検査する前
にユーザが走査文書を正しく見て、整列する便利な方法
はない。更に、フラットベッドスキャナ100の概念
は、前面照明が設けられる複写機から得られ、走査文書
からの反射率は画像を生成するためにそこから捕捉され
る。従って、フラットベッドスキャナ100を透明また
はネガティブの対象物、例えばX線フィルムとオーバー
ヘッド投影器用のマイラーフィルム又はCAD及び写真
のためのフィルムとを走査するために使用することは時
として困難である。
【0005】通常のフラットベッドスキャナは、ホスト
コンピュータへの重要な入力インタフェースとなり、会
社や自宅で多数の通常業務に必要である。しかし、二種
類のスキャナを持つことは必ずしも適当でない。このた
め、通常のフラットベッドスキャナが成し得ることに加
えてフラットベッドスキャナの上記問題を克服する手段
を提供する新しいスキャナの必要性が非常にある。更
に、ユーザが持ち運べるよう、例えば図書館で参考図書
からページを走査するために、非常に軽量で携帯可能な
新しいスキャナも必要である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点及
び必要性を考慮して作られ携帯用及び定置用の両方に使
用し得る特定な用途を有する。改善されたフラットベッ
ドスキャナが開示されており、フレーム透明型スキャナ
とベース及び蓋を含むクレードルとを有する。フレーム
透明型スキャナは、透明及び半透明の両方の走査対象物
を走査しうる独立形の携帯用スキャナである。フレーム
透明型スキャナがクレードルの中に載置するとき、通常
のフラットベッドスキャナらしい、フラットベッドスキ
ャナが構成される。動作は通常のフラットベッドスキャ
ナの動作と変わりない。開示されたフラットベッドスキ
ャナの利点及び利益の一つは、ユーザがスキャナを二
台、典型的には可動用途のための一台及び定置用途のた
めの一台を有する必要がない。現在の開示されたフラッ
トベッドスキャナは、ユーザは可動用途のためにフレー
ム透明型スキャナをクレードルから取り外し、会社や自
宅での定置用途のためにフレーム透明型スキャナをクレ
ードの中に載置できうる。
【0007】一実施例によると、改善されたフラットベ
ッドスキャナは、前面透明パネルと背面透明パネルと前
面透明パネル及び背面透明パネルの間の細長いイメージ
ャとを備え、上記イメージャは前面透明パネルが上記走
査対象物の上に配置され動作命令が活性化されたとき上
記走査対象物の上記画像を生成するために上記走査対象
物を走査する自動式フレーム透明型スキャナと、ベース
と蓋と上記フレーム透明型スキャナが上記前面透明パネ
ルを上向きにクレードルの中に配置されるとき上記フレ
ーム透明型スキャナを上記クレードルに取り付ける固定
手段とを備えるクレードルと、動作命令が活性化された
とき走査シートの画像を生成するために上記蓋によって
上記フレーム透明型スキャナの上記前面透明パネルに押
し付けられて配置される走査シートを走査するフレーム
透明型スキャナとを有する改善されたフラットベッドス
キャナである。
【0008】本発明並びに前述の目的及び特徴は、以降
の説明の本発明の例題によって達成され、添付される図
に示される実施例を結果とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のこれらの特徴並びに他の
特徴、面、及び利点は特許請求の範囲及び以降の説明、
添付される図によって明らかにされる。本発明は、フレ
ーム透明型スキャナと蓋を備えたクレードルとを有する
改善されたフラットベッドスキャナを開示する。フレー
ム透明型スキャナは、透明及び不透明な走査対象物を両
方、走査できる独立形の携帯用スキャナである。フレー
ム透明型スキャナがクレードルで載置されるとき、通常
のフラットベッドスキャナに見えるフラットベッドスキ
ャナが構成される。このフラットベッドスキャナの機能
は通常のフラットベッドスキャナの機能と変わりない
が、利点及び利益は多数ある。例えば、ユーザは二つの
用途、典型的に一つは可動用途、他方は定置用途、のた
めに二つのスキャナを持つ必要はない。現在の開示され
たフラットベッドスキャナによって、可動用途にはフレ
ーム透明型スキャナをクレードルから取り外せ、会社用
にはフレーム透明型スキャナをクレードルに載置できう
る。他の利点及び利益は、以下の説明で認識される。
【0010】図面を参照すると、全ての図面を通じて同
じ数字は同じ部分を示す。図2は、本発明の一実施例に
よる改善されたフラットベッドスキャナ200の斜視図
を示している。スキャナ200は、透明フレームスキャ
ナ202と、蓋206と、ドッキング・ステーション即
ちクレードル204とを有する。図示されるとおり、ス
キャナ200の機能は、図1で示された通常のフラット
ベッドスキャナ100と変わりなく、即ち走査シートが
(閉じた)蓋206によって前面又は走査パネル203
を向いて配置され得る。写真複写機と同様に、スキャナ
200は走査シートを走査するが、その画像を生成す
る。
【0011】以下に説明されるとおり、スキャナ200
を通常のフラットベッドスキャナから本質的に区別させ
るのは、スキャナ200はモジュール式、即ちスキャナ
200の透明フレームスキャナ202はそれに着脱可能
に取り付けられており、他の走査対象物を走査するため
に取り外され、更に透明フレームスキャナ202自体が
自動であることであり、以下により詳しく説明される。
【0012】図3は、本発明の一実施例による透明フレ
ームスキャナ202及びクレードル204の斜視図を示
している。図示されるとおり、透明フレームスキャナ2
02をクレードル204と一緒に通常のフラットベッド
スキャナとして機能する図2で示されたフラットベッド
スキャナ200に変換する必要性がある場合、透明フレ
ームスキャナ202はクレードル204に取り外し可能
且つ確実に取り付けられうる。
【0013】クレードル204は、ベース208と蓋2
06と、任意に区画210とを有する。ベース208は
透明フレームスキャナ202がベース208の中に配置
されるとき、ベース208は透明フレームスキャナ20
2を支持及び保持する機構を提供する。透明フレームス
キャナ202の片側には、ベース208のレセプタクル
212に挿入され、着脱可能に掛けられる幾つかの延在
する部在210があることが好ましい。選択肢として、
延在する部材210のうち一つは、クレードル204へ
の電気的接続のための手段を提供し得る。例えば、クレ
ードル204は透明フレームスキャナ202の充電式バ
ッテリーを充電する手段を提供し、典型的には充電手段
は区画210の中に隠されている。次に、コネクタに設
けられている電気的接続を介して、透明フレームスキャ
ナ202の中の充電式バッテリーは透明フレームスキャ
ナ202がクレードル204の中に載置するときに充電
されうる。
【0014】一般的に、クレードル204は固体プラス
チック材料によって作られ又モールド成形される。ベー
ス208は、平坦なパネルであり、又透明フレームスキ
ャナがあるときは透明フレームスキャナ202がクレー
ドル204から外れないよう透明フレームスキャナ20
2を把持する手段を提供することが好ましい。本発明の
利点の一つは、最小限の力で透明フレームスキャナを通
常のフラットベッドスキャナに変換しうる効果的な機構
を提供することである。図2は、透明フレームスキャナ
202が簡単にクレードル204に取り付けられ又外さ
れる、本発明の一実施例を示している。しかしながら、
図示され又説明される本発明の特徴は、必ずしも本発明
を特定的に制限しているのではない。与えられた説明か
ら、当業者は様々な種類の透明フレームスキャナ及び対
応するクレードル又はドッキング・ステーションを引き
出し得る。
【0015】例えば、透明フレームスキャナ及びクレー
ドルは透明フレームスキャナがクレードルに一致するよ
うに相互に形取られ、この場合透明フレームスキャナ
は、クレードルによって把持される延在する部材を必要
としない。或いは、ロック手段が解除された後にクレー
ドルから取り外せるような透明フレームスキャナを締め
るロック手段がクレードルの中に設計され得る。更に、
クレードルは一般的に定置であり寸法又は重量で必ずし
も制限されないため、透明フレームスキャナ又はその後
構造されうるフラットベッドスキャナへの追加的な特徴
を提供するために多くの特徴がクレードルに導入されう
る。それらの特徴は、透明フレームスキャナで作られる
画像をある一定の標準入力又は出力ポートに変換するた
めの電気的アダプタと、透明フレームスキャナからの画
像を記憶する記憶装置と、透明フレームスキャナがクレ
ードルに着脱可能且つ確実に取り付けられるとき、透明
フレームスキャナに追加的能力を与える補助電気回路と
を含んでもよいがそれらに限られるものではない。
【0016】本発明の原理を更に理解するためには、フ
レーム透明型スキャナ及びそれが提供する利点の詳述を
以下に記する。図4は、走査対象物252の上にあるフ
レーム透明型スキャナ250を示している。フレーム透
明型スキャナ250は、本発明の一実施例によるフラッ
トベッドスキャナを形成するために上記クレードルと併
せて使用され得る。フレーム透明型スキャナ250は、
図5の断面的な表示でより明白かもしれない一対の平坦
な透明パネル254と256とを有する。上パネル及び
下パネルの双方は、ガラス又は透明なプラスチック材料
で、均一な厚さ、例えば3ミリメートルで作られてもよ
い。更に、上パネル254及び下パネル256は、例え
ば12.7ミリメートル離間されフレーム258に統合
される。フレーム258はアルミニウム又は堅いプラス
チック材料のような軽重量であるが固い材料から作られ
ることが望ましい。
【0017】フレームホルダ260は選択的な特徴とし
てフレーム透明型スキャナ250を保持するようユーザ
に利便性を提供し、そこにある全ての電気的、機械的部
品を収容する区画を設けてもよい。スキャナを動作させ
る電気的、機械的部品は当業者に既知であるため、本発
明では必要のない不明瞭な面を回避するために詳しく説
明されない。しかしながら、フレームホルダ260は選
択であり本発明を実行するためには必要ではないことを
理解されなくてはならない。当業者は、電気的、機械的
部品は本発明の機能に影響を及ぼさずにフレーム縁に統
合されてもよいことを理解する。
【0018】上パネル254と下パネル256との間に
は、走査対象物252の画像を生成するために使用され
るイメージャ262がある。イメージャ262は、接触
画像センサ(CIS)であり、1346リッダー パー
ク ドライブ、サン ホゼCA131に所在するSca
nvision Incorporatedが製造する
CIS100でもよい。離間される上パネル254と下
パネル256との間に保持される中空の空間は、走査対
象物252が完全に走査されるようにフレーム透明型ス
キャナの片側からフレーム透明型スキャナの反対側まで
イメージャ262が移動できるような空間を提供する。
図示せず当業者に既知である運動機構は、走査を生成す
る命令が作動した後、イメージャ252を直線的に制御
された速度で動かす要因である。一実施例によると、イ
メージャ262はベルト264を介して運動機構によっ
て動かされる。
【0019】走査対象物252を与えられ、フレーム透
明型スキャナ250は走査対象物252の上に配置され
る。フレーム透明型スキャナ250が上透明パネル25
4及び下透明パネル256の対を通して確かに透明であ
るため、ユーザはフレーム透明型スキャナ250を通し
て見ることができ、満足がいくまで必要な調整を実施で
きる。走査の動作が開始され、即ちイメージャ262が
走査対象物252を一端から他端まで走査し、その走査
対象物252の画像を生成する。他の実施例によると、
上透明パネル254は目盛が印刷されてもよい。図6
は、ユーザがグリッド線264を参照してフレーム透明
型スキャナ250を走査文書の上に揃えられるよう、グ
リッド線264の組が上透明パネル254に印刷された
模範例を示す。更に、上透明パネル254は目盛266
が印刷されてもよい。目盛266は、ユーザによって走
査対象物が結果となる画像のどこに現れるべきかを正確
に前もって決定することを支援する。
【0020】当業者には、フレーム透明型スキャナ25
0がユーザに実際に対して走査が開始する前に調整を実
施できる利便性を与えることが認識されよう。更に、本
発明の主な特徴は、通常のフラットベッドスキャナにお
いては不可能である背面照明を使用する可能性があるこ
とにある。具体的には、走査対象物252はネガティブ
又はX線フィルムのような透明対象物であってもよい。
走査透過対象物は背面照明を使用しなくてはならず、即
ち透過対象物300がイメージャ302と光源304と
の間に配置されることを示す図7に示されるとおり、光
源は透明対象物の後ろからである。イメージャ302か
ら見ると、光源304はイメージャ302が透過対象物
300を走査しうるように透過対象物300に背面照明
を与える。ある環境においては、光源304は、太陽か
らの自然光でもよく、従って透過対象物300は窓に向
かって配置されてもよく、図1のフレーム透明型スキャ
ナ200はイメージャ212の中の内部照明源を使用す
ることなく走査透過対象物300の上に配置されうる。
【0021】図8は、図1のフレーム透明型スキャナ2
00がどのようにしてライトテーブル310を使用して
フィルムを走査するかを示している。ライトテーブル3
10はポジティブ又はネガティブのフィルムのいずれか
が見れる均一の照明条件を提供することが理解される。
ユーザがライトテーブル310によって与えられた背面
照明を用いてフィルム314を明確に見れるようにフィ
ルム314は、ライトテーブル310の表面312の上
に配置される。フレーム透明型スキャナ200はフィル
ム314の上に配置され得、ユーザはスキャナの透明パ
ネルを通して望ましい調整を実施して、続いて背面照明
によってフィルムを走査しうる。
【0022】本発明を更に理解するためには、図2のフ
レーム透明型スキャナ200のイメージャとして使用さ
れることが好ましい典型的な接触画像センサ400の断
面図が示される図9を参照する。色光源404は三つの
異なる照明、例えば赤、緑、及び青の光、を図2の10
6に対応する下パネル406の下で上向きの走査対象物
402に与える。典型的に、接触画像センサ400はモ
ジュール式の細長く伸びた管408の中に作られてお
り、走査対象物402に向く開口部412は好ましくは
透明材料によって保護されてもよい。光源414が41
6で示されるようにカバーの開口部412を通して光を
走査対象物402に放つとき、再び開口部412を通し
て走査対象物402から反射された光が光学レンズ41
8に向けられる。一般的に光学レンズ418は一対一の
正立グレーデッドインデックスマイクロ(円柱又は棒
状)レンズの配列である。本発明は光学レンズ及び光源
からは独立していることが理解されよう。特定の光源及
びこの構成における光学レンズ配列の使用は、本発明の
説明を容易にするものであり、本発明を制限するもので
はない。更に、光源404はオン、オフ状態を制御で
き、特に透明走査対象物が背面照明の下で走査されると
きはオフにされ、しかしクレードルの中で使用されると
きはオンにされる。光学レンズ418の真上には、CM
OS又はCCDセンサーから作られた光検出器の配列を
有する画像センサ420がある。配列は、典型的には一
次元の配列であり、度々線形なセンサと称される。光学
レンズ418は反射光の強度を比例的に表す電子信号に
変換する光センサ上に反射光を集める。電子信号は、次
に読出し操作のためにデータバス422に伝送される。
【0023】下パネル406の下の走査対象物402が
完全に走査されるためには、接触画像センサ400が走
査対象物402に沿って動かなくてはならない。接触画
像センサ400の動きは、走査解像度を決定する図示さ
れない運動機構によって実行される。つまり、運動速度
は結果として生じる画像の画像垂直解像度に従い、それ
ゆえに、発振器によって生じるセンサクロック信号によ
って同期される。これらは、従来技術により周知であり
ここでは詳細しない。
【0024】図9は、フレーム透明型スキャナが透明又
は半透明のいずれかの走査対象物を走査するために作動
される、即ちフレーム透明型スキャナが走査対象物の上
に配置される場合について示されることに注意されるべ
きである。フレーム透明型スキャナが図2のようにクレ
ードルの中に配置されるとき、上パネル254は実際は
ベース208に向けられ、下パネル256(走査パネ
ル)は上向きである。通常のフラットベッドスキャナを
動作させるのと同様に、ユーザは走査シートを下向きに
(走査パネル向きに)配置し、蓋206を閉める。透明
スキャナのイメージャは、従って走査シートを走査しう
る。
【0025】本発明は、具体例を用いて詳細に説明され
た。本発明の実施例の開示は模範例に過ぎず、請求項に
係わる発明の精神及び範囲を逸脱することなく部品の配
置及び組合せの種々の変形をなし得ることが、当業者に
理解できよう。したがって、本発明の範囲は、実施例の
説明ではなく特許請求の範囲に記載された事項によって
定められる。
【0026】本願は、1998年7月20日出願の「F
rame TransparentScanner」な
る名称の米国特許出願第09/119,704号の一分
継続出願であり、本願と同じ発明者によるものであり、
その全体がここに参照として組み入れられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】現在市販されているフラットベッドスキャナの
斜視図である。
【図2】本発明の一実施例による改善されたフラットベ
ッドスキャナの斜視図である。
【図3】図2を参照にした透明フレームスキャナ及びク
レードルの斜視図である。
【図4】本発明の一実施例によるフレーム透明型スキャ
ナの斜視図である。
【図5】一組の透明パネル並びにその間にあるイメージ
ャ(例えば接触画像センサ)を示すために図4のフレー
ム透明型スキャナの断面図の一部分を示す図である。
【図6】目盛に関して走査対象物を整列させられるよう
に、ユーザを支援するための目盛を備えた模範的な下パ
ネルを示す図である。
【図7】背面照明の概念を示す図である。
【図8】ライトテーブルによって照らされた透明フィル
ムの上のフラットベッドスキャナの使用を示す図であ
る。
【図9】図4のフレーム透明型スキャナに使用される接
触画像センサの概略図である。
【符号の説明】
100 通常のフラットベッドスキャナ 102、206 蓋 103 ガラスパネル 104 区画 108 走査文書 200 改善されたフラットベッドスキャナ 202 透明フレームスキャナ 203 走査パネル 204 クレードル 208 ベース 210 部材 212 レセプタクル 250 フレーム透明型スキャナ 252、402 走査対象物 254 透明上パネル 256 透明下パネル 258 フレーム 260 フレームホルダ 262、302 イメージャ 264 ベルト 266 目盛 300 透過対象物 304、404 光源 310 ライトテーブル 314 フィルム 400、420 画像センサ 408 管 418 光学レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 侯 ▲らん▼ 忠 アメリカ合衆国,カリフォルニア州 95131 サン・ノゼ ヴァレイ・クレス ト・ドライヴ 1601

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム透明型スキャナと、 蓋を備えたクレードルとを有し、 上記クレードルは、フレーム透明型スキャナが着脱可能
    にクレードル上に配置されるとき、上記フレーム透明型
    スキャナを把持する機構を含むフラットベッドスキャナ
    であって、 上記フレーム透明型スキャナは蓋によって上記フレーム
    透明型スキャナに対して配置された走査シートを走査す
    るフラットベッドスキャナ。
  2. 【請求項2】 前側及び後側を有するフレームと、 上記フレームの前側に取り付けられた第1の平坦な透明
    パネルと、 上記第1の平坦なパネルとの間に中空の空間が形成され
    るように上記フレームの後側に取り付けられた第2の平
    坦な透明パネルと、 上記第1のパネル及び上記第2の平坦な透明パネルの間
    に可動に組込まれた細長いイメージャとを有し、 走査対象物の画像を生成するために上記フレーム透明型
    スキャナの後側が上記走査対象物の上に配置されると
    き、上記細長いイメージャは上記走査対象物を走査する
    よう水平に移動する請求項1記載のフラットベッドスキ
    ャナ。
  3. 【請求項3】 上記第1の平坦なパネルは基準印を含
    み、それによりユーザは上記イメージャによって上記走
    査対象物の上記画像を撮像する命令が実行される前に上
    記基準印に関して上記走査対象物を整列できる請求項2
    記載のフラットベッドスキャナ。
  4. 【請求項4】 上記イメージャは光源を有し、上記光源
    は上記走査対象物が半透明のときイメージャによって上
    記走査対象物を走査するためにオンにされる請求項3記
    載のフラットベッドスキャナ。
  5. 【請求項5】 上記イメージャは光源を有し、上記光源
    は上記走査対象物が透明のときイメージャによって上記
    走査対象物を走査するためにオフにされる請求項3記載
    のフラットベッドスキャナ。
  6. 【請求項6】 上記フレーム透明型スキャナがクレード
    ル上に着脱可能に配置されるとき、上記第2の平坦な透
    明パネルは上向きである請求項3記載のフラットベッド
    スキャナ。
  7. 【請求項7】 上記イメージャは光源を有し、上記光源
    は上記走査シートが閉じられた蓋によって第2の平坦な
    透明パネルに対して配置されるとき、上記イメージャに
    よって走査シートを走査するためにオンにされる請求項
    6記載のフラットベッドスキャナ。
  8. 【請求項8】 上記クレードルの中に電子回路を隠すた
    めに更なる区画が形成される請求項1記載のフラットベ
    ッドスキャナ。
  9. 【請求項9】 上記電子回路は上記透明スキャナが上記
    クレードルの中に配置されるとき上記フレーム透明型ス
    キャナの中の充電式バッテリーを充電する請求項8記載
    のフラットベッドスキャナ。
  10. 【請求項10】 前面透明パネルと背面透明パネルと前
    面透明パネル及び背面透明パネルの間の細長いイメージ
    ャとを備え、上記イメージャは前面透明パネルが上記走
    査対象物の上に配置され動作命令が活性化されたとき上
    記走査対象物の上記画像を生成するために上記走査対象
    物を走査する自動式フレーム透明型スキャナと、 ベースと蓋と上記フレーム透明型スキャナが上記前面透
    明パネルを上向きにクレードルの中に配置されるとき上
    記フレーム透明型スキャナを上記クレードルに取り付け
    る固定手段とを備えるクレードルと、 動作命令が活性化されたとき走査シートの画像を生成す
    るために上記蓋によって上記フレーム透明型スキャナの
    上記前面透明パネルに押し付けられて配置される走査シ
    ートを走査するフレーム透明型スキャナとを有するフラ
    ットベッドスキャナ。
  11. 【請求項11】 ユーザが前面及び背面透明パネルの両
    方を通して見て、動作命令が活性化される前に上記走査
    対象物を目盛りに対して調整しうるように上記背面透明
    パネルは目盛りを含む請求項10記載のフラットベッド
    スキャナ。
  12. 【請求項12】 上記フレーム透明型スキャナが上記ク
    レードルの中に配置されるとき、上記背面透明パネルは
    上記クレードルの上記ベースに対向する請求項11記載
    のフラットベッドスキャナ。
  13. 【請求項13】 上記クレードルは更に電子回路を含む
    請求項10記載のフラットベッドスキャナ。
  14. 【請求項14】 上記電子回路は上記クレードルの中に
    形成された区画の中に隠される請求項13記載のフラッ
    トベッドスキャナ。
  15. 【請求項15】 上記フレーム透明型スキャナが上記ク
    レードルの中に配置されるとき、上記電子回路は上記フ
    レーム透明型スキャナの中で使用されるバッテリーを充
    電する請求項14記載のフラットベッドスキャナ。
  16. 【請求項16】 上記電子回路は上記フレーム透明型ス
    キャナとホストコンピュータとの間の画像データを伝達
    する入力及び出力機能を与え、上記画像データは上記フ
    レーム透明型スキャナから生成される請求項14記載の
    フラットベッドスキャナ。
  17. 【請求項17】 前面透明パネルと背面透明パネルと前
    面透明パネル及び背面透明パネルの間の細長いイメージ
    ャとを備え、上記背面パネルはユーザが上記走査対象物
    を整列するための目盛を含み、上記イメージャは前面透
    明パネルが上記走査対象物の上に配置され動作命令が活
    性化されたとき上記走査対象物の上記画像を生成するた
    めに上記走査対象物を走査する自動式フレーム透明型ス
    キャナと、 二つの端を備えるベースと上記ベースの一端にある隆起
    された壁と上記ベースの他端に旋回可能に接続された蓋
    と、上記フレーム透明型スキャナが上記前面透明パネル
    を上向きにクレードルの中に配置されるとき上記フレー
    ム透明型スキャナを上記クレードルに取り付ける固定手
    段とを有するクレードルと、 動作命令が活性化されたとき走査シートの画像を生成す
    るために上記蓋が閉められたときに上記フレーム透明型
    スキャナの上記前面透明パネルに押し付けられて配置さ
    れる走査シートを走査するフレーム透明型スキャナとを
    有するフラットベッドスキャナ。
  18. 【請求項18】 上記フレーム透明型スキャナが上記ク
    レードルの中に配置されるとき上記クレードルは上記フ
    レーム透明型スキャナと電子接続を確立する請求項17
    記載のフラットベッドスキャナ。
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