JP2000196717A - ル―プ電話線アセンブリおよび方法 - Google Patents
ル―プ電話線アセンブリおよび方法Info
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/738—Interface circuits for coupling substations to external telephone lines
- H04M1/76—Compensating for differences in line impedance
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Communication Cables (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Telephone Function (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、通信およびループ電話線アセンブ
リに関する。 【解決手段】 長距離ループ電話線アセンブリは、デジ
タル加入者線サービスのために十分な範囲までループの
周波数応答を広げるために、音声通信のための均一な応
答を与えるために一般的に使用されるどんな装荷コイル
もないループを提供し、次いで、補足的な鏡像の周波数
応答を有するプリエンファシスフィルタを介して音声通
信信号を送信することにより周波数の不均一性を補正し
て、その結果生じる、電話線の他方の端部にある電話機
で受信した場合の送信通信信号のための合成された実質
的に均一な周波数応答を発生させることによって、普通
の従来の撚りペア長距離ループが、デジタル加入者サー
ビスばかりでなく通常の電話音声通信の両方をサポート
するのを可能にしている。
リに関する。 【解決手段】 長距離ループ電話線アセンブリは、デジ
タル加入者線サービスのために十分な範囲までループの
周波数応答を広げるために、音声通信のための均一な応
答を与えるために一般的に使用されるどんな装荷コイル
もないループを提供し、次いで、補足的な鏡像の周波数
応答を有するプリエンファシスフィルタを介して音声通
信信号を送信することにより周波数の不均一性を補正し
て、その結果生じる、電話線の他方の端部にある電話機
で受信した場合の送信通信信号のための合成された実質
的に均一な周波数応答を発生させることによって、普通
の従来の撚りペア長距離ループが、デジタル加入者サー
ビスばかりでなく通常の電話音声通信の両方をサポート
するのを可能にしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、通信およ
びループ電話線アセンブリに関し、特に、同一の長距離
ループによりデジタル加入者線サービス、すなわちDS
Lサービスと、普通の旧電話サービス、すなわちPOT
Sとを提供することに関する。
びループ電話線アセンブリに関し、特に、同一の長距離
ループによりデジタル加入者線サービス、すなわちDS
Lサービスと、普通の旧電話サービス、すなわちPOT
Sとを提供することに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】180
00フィート、すなわち18kft以下の長さを有する
短距離ループの場合に、同一の撚りペア電話線により、
POTSと、非対称DSL、つまりASDLおよびAD
SLライト(より簡単、より低い複雑さ、より低速度、
分割器なし、より長いリーチ)等のDSLサービスとの
両方を提供する方法は知られている。しかしながら、こ
の二重サービスは、18kftより長い長距離および超
長距離ループにわたる顧客線には提供されていなかっ
た。これは、このような長距離および超長距離線に存在
する装荷コイルとループキャパシタンスが、約3.2k
Hzのカットオフ周波数でゼロに落ちる長距離ループの
周波数応答を引き起こすことに起因している。この周波
数応答は、加入者線の通常の電話サービスに関する良好
な音声通信のために必要な実質的に均一なレベルで維持
されているが、比較的低いカットオフ周波数は、デジタ
ル加入者線サービスのための上述の長距離ループ加入者
線の使用を妨げている。
00フィート、すなわち18kft以下の長さを有する
短距離ループの場合に、同一の撚りペア電話線により、
POTSと、非対称DSL、つまりASDLおよびAD
SLライト(より簡単、より低い複雑さ、より低速度、
分割器なし、より長いリーチ)等のDSLサービスとの
両方を提供する方法は知られている。しかしながら、こ
の二重サービスは、18kftより長い長距離および超
長距離ループにわたる顧客線には提供されていなかっ
た。これは、このような長距離および超長距離線に存在
する装荷コイルとループキャパシタンスが、約3.2k
Hzのカットオフ周波数でゼロに落ちる長距離ループの
周波数応答を引き起こすことに起因している。この周波
数応答は、加入者線の通常の電話サービスに関する良好
な音声通信のために必要な実質的に均一なレベルで維持
されているが、比較的低いカットオフ周波数は、デジタ
ル加入者線サービスのための上述の長距離ループ加入者
線の使用を妨げている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、DSL
サービスばかりでなく良好なPOTSの両方を扱うこと
ができる長距離および超長距離ループ電話ハイブリッド
線が提供される。
サービスばかりでなく良好なPOTSの両方を扱うこと
ができる長距離および超長距離ループ電話ハイブリッド
線が提供される。
【0004】これは、好適な一実施例において、デジタ
ル線サービスを提供するのに必要な3.2kHzを越え
る十分な周波数応答を可能にするために音声通信のため
の良好な均一な周波数応答を得るという目的のために、
習慣的に提供される装荷コイルがないような長距離ルー
プ線を提供し、次いで、装荷されない長距離ループ電話
線の周波数応答の実質的な鏡像である周波数応答を有す
るプリエンファシスフィルタの使用により、装荷コイル
の欠如から生じる傾いた周波数応答を補正するすること
により、通常の音声電話サービスのための3.2kHz
範囲までおよび3.2kHz範囲を越えた実質的に均一
な周波数応答を発生させることにより成し遂げられる。
ル線サービスを提供するのに必要な3.2kHzを越え
る十分な周波数応答を可能にするために音声通信のため
の良好な均一な周波数応答を得るという目的のために、
習慣的に提供される装荷コイルがないような長距離ルー
プ線を提供し、次いで、装荷されない長距離ループ電話
線の周波数応答の実質的な鏡像である周波数応答を有す
るプリエンファシスフィルタの使用により、装荷コイル
の欠如から生じる傾いた周波数応答を補正するすること
により、通常の音声電話サービスのための3.2kHz
範囲までおよび3.2kHz範囲を越えた実質的に均一
な周波数応答を発生させることにより成し遂げられる。
【0005】本発明の上述の有利な特徴は詳細に説明さ
れ、他の有利な特徴は、図面に関して与えられる本発明
の好適な実施例の詳細な説明から明らかになるだろう。
れ、他の有利な特徴は、図面に関して与えられる本発明
の好適な実施例の詳細な説明から明らかになるだろう。
【0006】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明のルー
プ電話線アセンブリ10の一実施例は、従来の長距離お
よび超長距離ループと違って、一般に、長距離ループを
構成する撚りペア電話線の分布容量と相互作用するよう
に含められるどんな装荷コイルも欠けている超長距離ル
ープ電話線12を備えている。ここで、良好な音声通信
に必要な実質的に均一な応答を得る目的のための装荷コ
イルの使用に関するさらなる細部について、ベルラボの
ブルーブック“通信用伝送システム",ベル研究所,1
982年の参照を行わなければならない。この開示は、
参照によりここに含まれる。さらに詳細に説明されるよ
うに、本発明によれば、装荷コイルの使用に代わるもの
が、音声信号より高い周波数範囲からなるデジタル加入
者線サービス信号を伝達するのに必要な電話線応答範囲
以下の電話線応答範囲を減ずことなく、音声通信のため
の実質的に均一な周波数応答を得るために備えられてい
る。一般に、装荷コイルが備えられた18,000フィ
ートを超える長距離および超長距離ループは、0.2k
Hzと3.0kHzの間の実質的に均一な周波数応答を
有するが、この応答は、約3.2kHzで実質的にゼロ
にカットオフする。非対称デジタル加入者線サービス等
のデジタル加入者線サービスは、1.1MHzまでの周
波数範囲であって3.2kHzカットオフ周波数を越え
る周波数範囲を必要とするので、このDSLサービスを
長距離ループや超長距離ループを介して加入者に提供す
ることができなかった。
プ電話線アセンブリ10の一実施例は、従来の長距離お
よび超長距離ループと違って、一般に、長距離ループを
構成する撚りペア電話線の分布容量と相互作用するよう
に含められるどんな装荷コイルも欠けている超長距離ル
ープ電話線12を備えている。ここで、良好な音声通信
に必要な実質的に均一な応答を得る目的のための装荷コ
イルの使用に関するさらなる細部について、ベルラボの
ブルーブック“通信用伝送システム",ベル研究所,1
982年の参照を行わなければならない。この開示は、
参照によりここに含まれる。さらに詳細に説明されるよ
うに、本発明によれば、装荷コイルの使用に代わるもの
が、音声信号より高い周波数範囲からなるデジタル加入
者線サービス信号を伝達するのに必要な電話線応答範囲
以下の電話線応答範囲を減ずことなく、音声通信のため
の実質的に均一な周波数応答を得るために備えられてい
る。一般に、装荷コイルが備えられた18,000フィ
ートを超える長距離および超長距離ループは、0.2k
Hzと3.0kHzの間の実質的に均一な周波数応答を
有するが、この応答は、約3.2kHzで実質的にゼロ
にカットオフする。非対称デジタル加入者線サービス等
のデジタル加入者線サービスは、1.1MHzまでの周
波数範囲であって3.2kHzカットオフ周波数を越え
る周波数範囲を必要とするので、このDSLサービスを
長距離ループや超長距離ループを介して加入者に提供す
ることができなかった。
【0007】しかしながら、本発明によれば、撚りペア
には、DSLサービスを可能にするどんな装荷コイルも
備えられていない。これは、図2に示されるPOTS周
波数応答になり、0.2kHzと3.4kHzの間でだ
んだん実質的に下がり勾配になっているが、電話線12
が24,000フィート以上くらい長い場合でさえ、電
話線12を介するDSLサービスを可能にする拡張範囲
にわたって十分な応答をまだ備えている。この下がり勾
配は、デジタル通信に悪影響を及ぼさないが、実質的に
均一な応答を必要とする良好な電話音声通信のためには
耐えられない。
には、DSLサービスを可能にするどんな装荷コイルも
備えられていない。これは、図2に示されるPOTS周
波数応答になり、0.2kHzと3.4kHzの間でだ
んだん実質的に下がり勾配になっているが、電話線12
が24,000フィート以上くらい長い場合でさえ、電
話線12を介するDSLサービスを可能にする拡張範囲
にわたって十分な応答をまだ備えている。この下がり勾
配は、デジタル通信に悪影響を及ぼさないが、実質的に
均一な応答を必要とする良好な電話音声通信のためには
耐えられない。
【0008】有利なことに、ループ電話線アセンブリ1
0は、ループにDSLサービスをサポートするのに必要
な周波数範囲を保持させながら、音声通信に関するこの
下がり勾配応答問題を克服している。これは、音声通信
のみに対してループの不均一な周波数応答を補正するこ
とによって達成される。好適には、この補正は、音声通
信信号が発信するマルチポート電話スイッチ(図示しな
い)におけるループ12の一方の端部18に接続された
POTS電話線インターフェース回路カード、すなわち
POTS電話線カード17において、プリエンファシス
フィルタ、すなわちPEF16の使用を用いる。POT
S電話線カードで処理された音声通信信号が通過し、プ
リエンファシスフィルタ16による影響を与えられる。
プリエンファシスフィルタ16は、実質的に、長距離ル
ープ12の周波数応答14の鏡像である補足的な不均一
な周波数応答22を有する。この補足的な周波数応答に
より、音声通信信号は、補足的な周波数変数エンファシ
ス、すなわち相対的な増幅周波数応答を伴ってループ1
2の他方の端部24にある電話機20に送信される。
0は、ループにDSLサービスをサポートするのに必要
な周波数範囲を保持させながら、音声通信に関するこの
下がり勾配応答問題を克服している。これは、音声通信
のみに対してループの不均一な周波数応答を補正するこ
とによって達成される。好適には、この補正は、音声通
信信号が発信するマルチポート電話スイッチ(図示しな
い)におけるループ12の一方の端部18に接続された
POTS電話線インターフェース回路カード、すなわち
POTS電話線カード17において、プリエンファシス
フィルタ、すなわちPEF16の使用を用いる。POT
S電話線カードで処理された音声通信信号が通過し、プ
リエンファシスフィルタ16による影響を与えられる。
プリエンファシスフィルタ16は、実質的に、長距離ル
ープ12の周波数応答14の鏡像である補足的な不均一
な周波数応答22を有する。この補足的な周波数応答に
より、音声通信信号は、補足的な周波数変数エンファシ
ス、すなわち相対的な増幅周波数応答を伴ってループ1
2の他方の端部24にある電話機20に送信される。
【0009】一般に、図2に示されるように、補足的な
周波数応答22は、増加する周波数の信号がだんだん強
調される上がり勾配になっている。一方、電話線周波数
応答14は、増加する周波数の信号がだんだん減衰す
る、すなわち強調解除される、下がり勾配になってい
る。その結果、合成周波数応答26は、図2の点線で示
され、0.2kHz〜3.2kHzと、3.4kHzを
過ぎて越える全音声通信範囲に示されるように、実質的
に一定、すなわちフラットになる。他の解決法は、スイ
ッチの内部または外部のエコーキャンセラー等のネット
ワークの他の場所にあるPEFを含む。
周波数応答22は、増加する周波数の信号がだんだん強
調される上がり勾配になっている。一方、電話線周波数
応答14は、増加する周波数の信号がだんだん減衰す
る、すなわち強調解除される、下がり勾配になってい
る。その結果、合成周波数応答26は、図2の点線で示
され、0.2kHz〜3.2kHzと、3.4kHzを
過ぎて越える全音声通信範囲に示されるように、実質的
に一定、すなわちフラットになる。他の解決法は、スイ
ッチの内部または外部のエコーキャンセラー等のネット
ワークの他の場所にあるPEFを含む。
【0010】したがって、電話線アセンブリ10は、電
話線12が24,000フィートくらいの長さに達した
場合でさえ、通常の音声通信ばかりでなくDSLサービ
スもサポートすることができる。好適な実施例では、ル
ープ12の一方の端部18は、POTS周波数分割器に
接続される。POTS周波数分割器は、PEF16PO
TS電話線カード17と、非対称DSL、すなわちAS
DL等にそれぞれ接続された2つの出力ペア30および
32を有する。一方の出力ペア30は、ローパスフィル
タすなわちLPF34を通過して、比較的低い周波数信
号のみを受信し、ADSL33で発生する信号からPO
TS電話線カードを分離する。他方の出力ペアは、LP
F34で遮断された比較的高い周波数を含む全周波数ス
ペクトラムを伝える。ADSL33は、ADSL送信機
33から出力ペア32を介する低周波数信号を遮断する
ハイパスフィルタすなわちHPF36を有する。
話線12が24,000フィートくらいの長さに達した
場合でさえ、通常の音声通信ばかりでなくDSLサービ
スもサポートすることができる。好適な実施例では、ル
ープ12の一方の端部18は、POTS周波数分割器に
接続される。POTS周波数分割器は、PEF16PO
TS電話線カード17と、非対称DSL、すなわちAS
DL等にそれぞれ接続された2つの出力ペア30および
32を有する。一方の出力ペア30は、ローパスフィル
タすなわちLPF34を通過して、比較的低い周波数信
号のみを受信し、ADSL33で発生する信号からPO
TS電話線カードを分離する。他方の出力ペアは、LP
F34で遮断された比較的高い周波数を含む全周波数ス
ペクトラムを伝える。ADSL33は、ADSL送信機
33から出力ペア32を介する低周波数信号を遮断する
ハイパスフィルタすなわちHPF36を有する。
【0011】電話線12の他方の端部24にある他のP
OTS周波数分割器38は、それぞれ、周波数分割器2
8および関連ローパスフィルタ34と実質的に同じに構
築され、機能するローパスフィルタすなわちLPF42
を介して電話機に接続された一方の出力ペア40を有す
る。同様に、分割器38の他方の出力ペア44は、AD
SL受信翻訳機48のハイパスフィルタすなわちHPF
46に接続される。
OTS周波数分割器38は、それぞれ、周波数分割器2
8および関連ローパスフィルタ34と実質的に同じに構
築され、機能するローパスフィルタすなわちLPF42
を介して電話機に接続された一方の出力ペア40を有す
る。同様に、分割器38の他方の出力ペア44は、AD
SL受信翻訳機48のハイパスフィルタすなわちHPF
46に接続される。
【0012】本発明の好適な方法によれば、デジタル加
入者線サービスと通常の電話サービスは、まず、慣例上
ループに接続される装荷コイルなしに組み立てて、通常
の音声通信とデジタル加入者線サービスの両方のために
必要な全周波数を含む範囲に及ぶ不均一な周波数応答を
長距離ループに提供することにより、18,000フィ
ートを超えて24,000フィートくらい長い長距離の
普通の従来の撚りペアループを介して提供される。この
組み立てステップは、ループの最初の架設中に実行され
る。かけがえとして、組み立ては、既存の装荷コイル
を、既にそれらを備えている長距離ループから除去する
ことによって成し遂げられる。これが成し遂げられる
と、ループは、不均一な周波数応答で機能することがで
きるDSLサービスをサポートすることが可能になる。
次いで、音声通信信号に関して不均一な周波数応答を補
正するステップが実行され、同一ループによる良好な音
声通信が可能となる。送信音声通信信号は、普通の従来
の撚りペアループ12の不均一な周波数応答の実質的な
鏡像である補足的な不均一な周波数応答で送信され、そ
の結果生じる受信中の送信音声通信信号のための合成さ
れた実質的に均一な周波数応答を発生させるので、たと
え、ループ12自体が不均一な周波数応答を欠いていて
も、良好な音声通信が得られる。
入者線サービスと通常の電話サービスは、まず、慣例上
ループに接続される装荷コイルなしに組み立てて、通常
の音声通信とデジタル加入者線サービスの両方のために
必要な全周波数を含む範囲に及ぶ不均一な周波数応答を
長距離ループに提供することにより、18,000フィ
ートを超えて24,000フィートくらい長い長距離の
普通の従来の撚りペアループを介して提供される。この
組み立てステップは、ループの最初の架設中に実行され
る。かけがえとして、組み立ては、既存の装荷コイル
を、既にそれらを備えている長距離ループから除去する
ことによって成し遂げられる。これが成し遂げられる
と、ループは、不均一な周波数応答で機能することがで
きるDSLサービスをサポートすることが可能になる。
次いで、音声通信信号に関して不均一な周波数応答を補
正するステップが実行され、同一ループによる良好な音
声通信が可能となる。送信音声通信信号は、普通の従来
の撚りペアループ12の不均一な周波数応答の実質的な
鏡像である補足的な不均一な周波数応答で送信され、そ
の結果生じる受信中の送信音声通信信号のための合成さ
れた実質的に均一な周波数応答を発生させるので、たと
え、ループ12自体が不均一な周波数応答を欠いていて
も、良好な音声通信が得られる。
【0013】一般に、これらの同じステップが、ループ
がDSLサービスをサポートするために使用されている
か否かにかかわらず、多数の装荷コイルの取り付けに必
要な時間と材料のコストなしに、音声通信用長距離ルー
プから良好な均一な周波数応答を得るために実行され
る。したがって、包括的には、本発明は、まず、ループ
に慣例上接続される装荷コイルなしに組み立てて、通常
の音声電話通信に必要な全周波数を含む範囲に及ぶ不均
一な周波数応答を長距離ループに提供し、次いで、普通
の従来の撚りペアループの不均一な周波数応答の実質的
な鏡像である補足的な不均一な周波数応答で音声通信信
号を送信することにより音声通信信号に関して不均一な
周波数応答を補正して、受信した時に送信音声通信信号
のためにその結果生じる合成された実質的に均一な周波
数応答を発生させることによって、長距離の普通の従来
の撚りペアループに通常の音声通信のための実質的に均
一な応答を提供する方法を企図している。
がDSLサービスをサポートするために使用されている
か否かにかかわらず、多数の装荷コイルの取り付けに必
要な時間と材料のコストなしに、音声通信用長距離ルー
プから良好な均一な周波数応答を得るために実行され
る。したがって、包括的には、本発明は、まず、ループ
に慣例上接続される装荷コイルなしに組み立てて、通常
の音声電話通信に必要な全周波数を含む範囲に及ぶ不均
一な周波数応答を長距離ループに提供し、次いで、普通
の従来の撚りペアループの不均一な周波数応答の実質的
な鏡像である補足的な不均一な周波数応答で音声通信信
号を送信することにより音声通信信号に関して不均一な
周波数応答を補正して、受信した時に送信音声通信信号
のためにその結果生じる合成された実質的に均一な周波
数応答を発生させることによって、長距離の普通の従来
の撚りペアループに通常の音声通信のための実質的に均
一な応答を提供する方法を企図している。
【0014】重大には、本発明は、ループのカットオフ
周波数がDSLサービスに必要なもの以下である超長距
離ループと共に使用された場合に最大の利点を得ること
ができ、音声通信の使用は、装荷コイルの必要性なしに
どんな長さのループにおいても均一な応答を提供する一
般的な方法を提供する。好都合にも、音声通信のための
均一な応答範囲は、線路コイルを有する長距離負荷の
3.2kHzを越えて延長される。
周波数がDSLサービスに必要なもの以下である超長距
離ループと共に使用された場合に最大の利点を得ること
ができ、音声通信の使用は、装荷コイルの必要性なしに
どんな長さのループにおいても均一な応答を提供する一
般的な方法を提供する。好都合にも、音声通信のための
均一な応答範囲は、線路コイルを有する長距離負荷の
3.2kHzを越えて延長される。
【0015】好適には、補正は、ループ自体の周波数応
答に対して補足的な周波数応答を有するプリエンファシ
スフィルタの使用により達成される。かけがえとして、
補正は、スイッチの内部または外部のエコーキャンセラ
ー等のネットワークの他の場所にあるPEFを含む他の
解決法の使用により達成される。
答に対して補足的な周波数応答を有するプリエンファシ
スフィルタの使用により達成される。かけがえとして、
補正は、スイッチの内部または外部のエコーキャンセラ
ー等のネットワークの他の場所にあるPEFを含む他の
解決法の使用により達成される。
【0016】プリエンファシス化は、中央局から顧客構
内機器まで生じるが、エコーキャンセラーは、好適に
は、発振を防ぐためにPEFで使用される。かけがえと
して、2つのワイヤリピーター式PEFが使用される。
さらに、ポストエンファシス化は、顧客構内機器から中
央局への方向に線路カードで生じる。
内機器まで生じるが、エコーキャンセラーは、好適に
は、発振を防ぐためにPEFで使用される。かけがえと
して、2つのワイヤリピーター式PEFが使用される。
さらに、ポストエンファシス化は、顧客構内機器から中
央局への方向に線路カードで生じる。
【0017】この開示の恩恵を受ける当業者は、本発明
が、多くの形態と実施例を採用することができることが
わかるだろう。いくつかの実施例が、本発明の理解を与
えるために提供され、説明された。これらの実施例は、
例示的なものであり、H所ん発明を制限するものではな
いことが意図されている。むしろ、本発明は、付随の請
求項で定義されるような本発明の精神と範囲内にある全
ての修正、同等物および代替物をカバーしていることが
意図されている。
が、多くの形態と実施例を採用することができることが
わかるだろう。いくつかの実施例が、本発明の理解を与
えるために提供され、説明された。これらの実施例は、
例示的なものであり、H所ん発明を制限するものではな
いことが意図されている。むしろ、本発明は、付随の請
求項で定義されるような本発明の精神と範囲内にある全
ての修正、同等物および代替物をカバーしていることが
意図されている。
【図1】POTS/DSLハイブリッド線の好適な実施
例の機能ブロック図である。
例の機能ブロック図である。
【図2】プリエンファシスフィルタの周波数応答と、装
荷コイルなしの長距離ループ線の周波数応答と、その結
果生じる実質的に均一な周波数応答の図である。
荷コイルなしの長距離ループ線の周波数応答と、その結
果生じる実質的に均一な周波数応答の図である。
フロントページの続き (72)発明者 アルバート ジェイ. ソウヤー アメリカ合衆国 60187 イリノイス,ホ イートン,イースト ハウゾーン ブウル ヴァード 318
Claims (27)
- 【請求項1】 通常の音声電話通信とデジタル加入者線
サービスの両方に必要な周波数を全て含む範囲に及ぶ不
均一な周波数応答を有する普通の従来の撚りペアループ
と、 音声通信信号に関して上記不均一な周波数応答を補正す
る手段とを含みループ電話線アセンブリ。 - 【請求項2】 請求項1記載のループ電話線アセンブリ
において、前記範囲は少なくとも3.4kHzまで及ぶ
ループ電話線アセンブリ。 - 【請求項3】 請求項1記載のループ電話線アセンブリ
において、前記補正手段は、前記不均一な周波数応答を
実質的に3.2kHzまで補正するループ電話線アセン
ブリ。 - 【請求項4】 請求項1記載のループ電話線アセンブリ
において、不均一な周波数応答を補正する手段は、普通
の従来の撚りペアループの不均一な周波数応答の実質的
な鏡像である補足的な不均一な周波数応答で音声通信信
号を送信し、受信中の送信信号に関してその結果生じる
合成された実質的に均一の周波数応答を発生させる手段
を含むループ電話線アセンブリ。 - 【請求項5】 請求項4記載のループ電話線アセンブリ
において、前記補正手段はプリエンファシスフィルタを
含むループ電話線アセンブリ。 - 【請求項6】 請求項5記載のループ電話線アセンブリ
において、前記プリエンファシスフィルタは、音声通信
送信機と前記ループ間でインターフェースされるループ
電話線アセンブリ。 - 【請求項7】 請求項1記載のループ電話線アセンブリ
において、普通の従来の撚りペアの両端部のうちの一方
において、前記信号を、2つの出力ペアを介してそれぞ
れ供給される全周波数スペクトラムの中の、比較的低周
波数のみと少なくとも補足的な比較的高い周波数のみと
に分割する信号分割器を含むループ電話線アセンブリ。 - 【請求項8】 請求項7記載のループ電話線アセンブリ
において、2つの出力ペアのうちの一方に前記比較的低
い周波数音声信号のみを通過させるローパスフィルタを
含むループ電話線アセンブリ。 - 【請求項9】 請求項8記載のループ電話線アセンブリ
において、1つの出力ペアのうちの他方に接続されたデ
ジタル加入者線翻訳ユニットを含むループ電話線アセン
ブリ。 - 【請求項10】 請求項9記載のループ電話線アセンブ
リにおいて、前記デジタル加入者線翻訳ユニットは、出
力ペアのうちの他方に表れる低周波数入力信号を全て遮
断するハイパスフィルタを備えているループ電話線アセ
ンブリ。 - 【請求項11】 請求項8記載のループ電話線アセンブ
リにおいて、2つの出力ペアのうちの一方に接続され、
2つの出力ペアのうちの一方と電話スイッチの間の音声
通信をインターフェースする電話線カードを含むループ
電話線アセンブリ。 - 【請求項12】 請求項11記載のループ電話線アセン
ブリにおいて、2つの出力ペアのうちの他方に接続され
たデジタル加入者線送信用翻訳ユニットを含むループ電
話線アセンブリ。 - 【請求項13】 請求項8記載のループ電話線アセンブ
リにおいて、2つの出力ペアのうちの一方に接続された
電話機を含むループ電話線アセンブリ。 - 【請求項14】 請求項13記載のループ電話線アセン
ブリにおいて、デジタル加入者線受信用翻訳ユニットを
含むループ電話線アセンブリ。 - 【請求項15】 請求項14記載のループ電話線アセン
ブリにおいて、前記受信用翻訳ユニットは、前記ローパ
スフィルタで前記電話機へ通された比較的低い周波数信
号の受信を遮断するハイパスフィルタを含むループ電話
線アセンブリ。 - 【請求項16】 請求項7記載のループ電話線アセンブ
リにおいて、従来の撚りペアループの両端部のうちの他
方の端部において、前記信号を比較的高い周波数と比較
的低い周波数に分割する他の信号分割器を含むループ電
話線アセンブリ。 - 【請求項17】 請求項16記載のループ電話線アセン
ブリにおいて、前記他の信号分割器は2つの出力ペアを
有すると共に、ローパスフィルタを含むループ電話線ア
センブリ。 - 【請求項18】 請求項1記載のループ電話線アセンブ
リにおいて、 ループの一方の端部に接続されたデジタル加入者線送信
用翻訳ユニットおよび補正手段と、 上記一方の端部と対向する上記ループの他方の端部に接
続されたデジタル加入者線受信用翻訳ユニットおよび電
話機とを含むループ電話線アセンブリ。 - 【請求項19】 請求項1記載のループ電話線アセンブ
リにおいて、ループの長さは18,000フィートより
長いループ電話線アセンブリ。 - 【請求項20】 請求項1記載のループ電話線アセンブ
リにおいて、前記不均一な周波数応答は、実質的に、さ
もなければループの均一な周波数応答を得るために用い
られるループに接続される慣例上の装荷コイルの欠如に
起因しているループ電話線アセンブリ。 - 【請求項21】 長距離の普通の従来の撚りペアループ
を介してデジタル加入者線サービスと通常の音声電話サ
ービスの両方を可能にする方法であって、 通常の音声電話通信とデジタル加入者線サービスの両方
に必要な全周波数を含む範囲に及ぶ不均一な周波数応答
を長距離ループに与えるために、ループに接続された慣
例上の装荷コイルなしにループを組み立てるステップ
と、 音声通信信号のみに関して不均一な周波数応答を補正す
るステップとを含む方法。 - 【請求項22】 請求項21記載の方法において、前記
範囲は少なくとも3.4kHzまで達している方法。 - 【請求項23】 請求項21記載の方法において、前記
補正手段は、前記不均一な周波数応答を実質的に3.2
kHzまで補正する方法。 - 【請求項24】 請求項21記載の方法において、前記
不均一な周波数応答を補正するステップは、普通の従来
の撚りペアループの不均一な周波数応答の実質的な鏡像
である補足的不均一な周波数応答で音声通信信号を送信
し、その結果生じる、受信中の送信音声通信信号のため
の合成された実質的に均一な周波数応答を発生させるス
テップを含む方法。 - 【請求項25】 請求項24記載の方法において、前記
補正ステップは、補足的な周波数応答を有するプリエン
ファシスフィルタを介して送信音声通信信号を通すステ
ップを含む方法。 - 【請求項26】 通常の音声通信のための実質的に均一
な応答を長距離の普通の従来の撚りペアループに提供す
る方法であって、 通常の音声電話通信に必要な全周波数を含む範囲に及ぶ
不均一な周波数応答を上記長距離ループに与えるため
に、上記ループに接続される慣例上の装荷コイルなしに
上記ループを組み立てるステップと、 普通の従来の撚りペアループの不均一な周波数応答の実
質的な鏡像である補足的な不均一な周波数応答で音声通
信信号を送信し、その結果生じる、受信中の送信音声通
信信号のための実質的に均一な周波数応答を発生させる
ことにより、音声通信信号に関して不均一な周波数応答
を補正するステップとを含む方法。 - 【請求項27】 請求項26記載の方法において、前記
補正ステップは、j補足的な周波数応答を有するプリエ
ンファシスフィルタを介して送信音声通信信号を通すス
テップを含む方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US22017498A | 1998-12-23 | 1998-12-23 | |
US09/220174 | 1998-12-23 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=22822382
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP2000196717A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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GB2093666B (en) * | 1980-12-18 | 1984-08-30 | Standard Telephones Cables Ltd | Adaptive equaliser |
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US6128369A (en) * | 1997-05-14 | 2000-10-03 | A.T.&T. Corp. | Employing customer premises equipment in communications network maintenance |
-
1999
- 1999-12-10 EP EP99309983A patent/EP1014657A1/en not_active Withdrawn
- 1999-12-22 JP JP36358699A patent/JP2000196717A/ja active Pending
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