JP2000195495A - シ―ト電池 - Google Patents

シ―ト電池

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JP2000195495A
JP2000195495A JP10371571A JP37157198A JP2000195495A JP 2000195495 A JP2000195495 A JP 2000195495A JP 10371571 A JP10371571 A JP 10371571A JP 37157198 A JP37157198 A JP 37157198A JP 2000195495 A JP2000195495 A JP 2000195495A
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bipolar
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Yoshinori Takada
善典 高田
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Abstract

(57)【要約】 【課題】 充放電容量にバラツキのあるバイポーラ電極
ユニットを用いても放電容量並びに充放電サイクル特性
が良好なシート電池を提供することを課題とする。 【解決手段】 バイポーラ電極ユニットの一または直列
接続された二以上を有する第1組と第1組と同数のバイ
ポーラ電極ユニットを有する第2組とが端子電極に接続
される電極板を中央として互いに鏡像関係となるように
並列接続されており、且つ第1組に含まれる少なくとも
一のバイポーラ電極ユニットとそれと鏡像関係にある第
2組中のバイポーラ電極ユニットの各複合集電体同士が
リード線により直接電気的に接続されてなることを特徴
とするシート電池。 【効果】 工業的大量生産されたバイポーラ電極ユニッ
トを使用して放電容量並びに充放電サイクル特性が改善
されたシート電池を製造し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リチウム二次シー
ト電池などのシート電池に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯用の電話やパソコンなどの電子機器
用の電池として放電容量の大きいリチウム二次電池が脚
光を浴びている。このリチウム二次電池として、従来は
主として円柱状や箱型などの立体型電池が主流をなして
きたが、近時、スペースファクター並びに軽量の点から
リチウム二次シート電池に関心が高まっている。
【0003】従来のリチウム二次シート電池は、負極集
電体と負極活物質層とからなる負極ユニットと正極集電
体と正極活物質層とからなる正極ユニットとをセパレー
タを介して積層した構造のシート状の発電要素を適当な
防水性シートからなる袋体に収容し、ついで液体の電解
質を充填して封止した構造を有する。液体電解質は、立
体型電池の場合と同様に、セパレータに含浸した状態で
機能する。
【0004】リチウム二次シート電池の長所は、立体型
電池と異なって薄型であるので、放熱性が良好なために
電池内に熱が籠もる程度が低く、このためにたとえ何ら
かの理由で過電流が流れ、あるいは釘などによる貫通傷
が生じても、電池内部のリチウムの燃焼による爆発事故
が起こり難く頗る安全なることである。
【0005】リチウム二次シート電池に限らずシート電
池の電圧や容量を大きくするには、一対の負極ユニット
と正極ユニットとの組み合わせ(以下、単位セル)の複
数を直列接続し、直列接続したものを並列接続して有効
反応面積を大きくする。その際、単位セル間の接続抵抗
が増大する問題があることに鑑みて、特開平8−792
6号公報には、単位セルとしてバイポーラ電極ユニット
を採用する提案がなされている。
【0006】バイポーラ電極ユニットとは、図6にその
断面図を示す(符号1で示す)ように、一方の面側に正
極集電体層21を有し、他方の面側に負極集電体層22
を有する複合集電体2の正極集電体層21の上に正極活
物質層211を有し、負極集電体層22の上に負極活物
質層221を有する構造のものである。バイポーラ電極
ユニット1は、その複数個を直列接続して、あるいは直
列接続した二以上の組を並列接続して使用される。
【0007】図7は、バイポーラ電極ユニットを用いた
従来の接続例の電気回路図の一例であって、バイポーラ
電極ユニット1として101、102、111、112
の番号を付した4つが用いられており、それら4つとも
図6に示す構造のものであって、複合集電体2、正極活
物質層211、および負極活物質層221を有する。図
7では、2つのバイポーラ電極ユニット101、102
と一つの負極ユニット7とが直列に接続された第1組1
aと2つのバイポーラ電極ユニット111、112と一
つの負極ユニット7とが直列に接続された第2組1bの
2組(バイポーラ電極ユニット数:合計4つ)が、正極
ユニット8を両側から挟むように接続された状態を示
す。正極ユニット8および負極ユニット7はいずれも従
来から周知の通常のものであって、正極ユニット8は正
極集電体81の両面に正極活物質層211を有し、一
方、負極ユニット7は負極集電体71の片面のみに負極
活物質層221を有する。図7は、第1組1aと第2組
1bの2組が正極ユニット8の正極集電体81を中央と
して互いに鏡像関係となるように並列接続された例であ
る。図7において、梨地断面の短い長方形は負極活物質
層221を、斜線入り断面の長い長方形は正極活物質層
211を、二層構造の無地の長方形は複合集電体2をそ
れぞれ示す。よって一つのバイポーラ電極ユニット1
は、梨地断面の長方形と二層構造長方形と斜線入り断面
の長方形との集合からなる。3は電池の正極端子であ
り、4は電池の負極端子であって、正極ユニット8の正
極集電体81は正極端子3に、一方上記二組の各負極ユ
ニット7の負極集電体71は負極端子4にそれぞれ接続
されている。正極集電体81の厚みの中央(X−X線
上)を紙面に垂直方向に切断した切断面は鏡像関係の基
準面となり、バイポーラ電極ユニット101と111、
および102と112とが互いに該基準面に対して鏡像
関係にある。図7では図の簡略化のために固体電解質5
(後記の図8参照)の記載を省略している。
【0008】図8は、図7に対応するシート電池の詳細
な断面図であって、同図における各部の符号は図7での
対応部分のそれらと一致させている。但し図8では、負
極活物質層221と正極活物質層211とが対向する各
間、即ち正極ユニット8とバイポーラ電極ユニット10
1との間、バイポーラ電極ユニット101と102との
間、バイポーラ電極ユニット102と負極ユニット7と
の間、正極ユニット8とバイポーラ電極ユニット111
との間、バイポーラ電極ユニット111と112との
間、バイポーラ電極ユニット112と負極ユニット7と
の間、には固体電解質のシート5が介在している。同図
においても、正極集電体81の厚みの中央(X−X線
上)を紙面に垂直方向に切断した切断面は鏡像関係の基
準面となり、バイポーラ電極ユニット101と111、
および102と112とが互いに該基準面に対して鏡像
関係にある。
【0009】ところでバイポーラ電極ユニットを使用し
て高起電圧で放電容量の大きい二次シート電池を得るに
は図7〜図8に示すような鏡像関係となる並列接続が有
効であるが、かかる並列接続をした二次シート電池は、
しばしば放電容量や充放電サイクル特性が不良となる問
題のあることが本発明者の研究から判明した。
【0010】上記の問題が生じる詳細な理由は目下のと
ころ定かでないが、本発明者はその理由についてつぎの
ように考えている。即ち、工場で生産されるバイポーラ
電極ユニットは、通常、その正極活物質層や負極活物質
層の組成、それらの層の厚みや面積、含有活物質量、活
物質の密度などにバラツキが生じる。かかる種々の要因
のバラツキは、バイポーラ電極ユニットの充放電容量の
バラツキとなる。充放電容量にバラツキがあるバイポー
ラ電極ユニットを用いて図7〜図8に示すように並列接
続して電池を充電すると、複数のバイポーラ電極ユニッ
トのうちで充放電容量の小さいバイポーラ電極ユニット
は少量の電力にて充電が進んで電池の充電中にそれの起
電圧が他よりも早く且つ閾値を越えて上昇し、この結
果、そのバイポーラ電極ユニットの正負極での電解液の
分解、正極でのリチウムの抜き過ぎによる正極活物質の
崩壊、負極上への金属リチウムの析出による正負極間で
局部的な短絡などが集中的に生じ、かかる集中現象によ
り電池全体としての放電容量や充放電サイクル特性が低
下すると考えられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記に鑑み本発明は、
充放電容量にバラツキのあるバイポーラ電極ユニットを
用いても放電容量並びに充放電サイクル特性が良好なシ
ート電池を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、つぎのシ
ート電池により解決することができる。 (1) 一方の面側に正極集電体層を有し、他方の面側に負
極集電体層を有する複合集電体の正極集電体層の上に正
極活物質層を有し、負極集電体層の上に負極活物質層を
有するバイポーラ電極ユニットの一または直列接続され
た二以上を有する第1組と第1組と同数のバイポーラ電
極ユニットを有する第2組とが一方の端子電極に接続さ
れる電極板を中央として互いに鏡像関係となるように並
列接続されており、且つ第1組に含まれる少なくとも一
のバイポーラ電極ユニットとそれと鏡像関係にある第2
組中のバイポーラ電極ユニットの各複合集電体同士がリ
ード線により直接電気的に接続されてなることを特徴と
するシート電池。 (2) 第1組のバイポーラ電極ユニットの全部が、鏡像関
係にある第2組中の各バイポーラ電極ユニットと互いの
複合集電体同士間で直接電気的に接続されてなる上記
(1) 記載のシート電池。 (3) 対向する正極活物質層と負極活物質層との間に固体
電解質のシートを有する上記(1) または(2) 記載のシー
ト電池。 (4) 電極板が、その両面に正極活物質層を有する正極ユ
ニットの正極集電体、またはその両面に負極活物質層を
有する負極ユニットの負極集電体である上記(1)〜(3)
のいずれかに記載のシート電池。 (5) リチウム二次電池である上記(1) 〜(4) のいずれか
に記載のシート電池。
【0013】
【作用】第1組に含まれる少なくとも任意の一つのバイ
ポーラ電極ユニットとそれと鏡像関係にある第2組中の
バイポーラ電極ユニットとの各複合集電体同士をリード
線により直接電気的に接続して常に同電位とすることに
より、充電中における個々のバイポーラ電極ユニットの
起電圧の突出的な上昇が防止されて第1組と第2組との
充電特性がバランス化する方向に改善される。この充電
特性のバランス化により充電特性もバランス化し、この
結果、放電容量並びに充放電サイクル特性が良好なシー
ト電池を得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明で用いられるバイポーラ電
極ユニットは、一般的には前記の図6に示す従来構造と
基本的に同じものであってよいので、以下においてはバ
イポーラ電極ユニットの説明は引き続き図6による。図
6に示すバイポーラ電極ユニット1の各部の構成材料
は、従来から周知の材料でよい。そこで以下には、リチ
ウム二次シート電池の場合を例にとって各層の周知材料
のうちの若干例を挙げておく。
【0015】正極集電体層21の材料としては、アルミ
ニウム、アルミニウム合金、チタンなどの導電性金属を
例示し得る。就中、アルミニウムが特に好ましい。一
方、負極集電体層22の材料としては、銅、ニッケル、
銀、SUSなどの導電性金属を例示し得る。就中、銅が
特に好ましい。複合集電体2における正極集電体層21
および負極集電体層22の各厚みは、通常通りでよく両
層とも例えば1〜100μm程度である。
【0016】複合集電体2においては、正極集電体層2
1と負極集電体層22とは、互いに直接あるいは第三の
材料からなる中間層(図6では図示せず)を介して電気
的に接続している。バイポーラ電極ユニット1を採用す
る趣旨は、前記した通り従来の単位セル間の接続抵抗の
増大を軽減することにあるが、それと共にシート電池全
体の厚みを薄くする狙いもある。後者の場合には、上記
した中間層を排して正極集電体層21と負極集電体層2
2とを直接接合することが好ましい。また正極集電体層
21と負極集電体層22との電気的接続を一層良好とな
すために、両層は単に物理的に密着しているよりも金属
結合していることが好ましい。両層が金属結合した複合
集電体2は、例えば、一方の極の集電体層となる金属箔
の片面に他方の極の集電体層となる金属を電気メッキ、
どぶ漬けメッキなどにてメッキする方法、負極集電体層
となる金属と正極集電体層となる金属のクラッド材を圧
延する方法、などにより得ることができる。
【0017】正極集電体層21がアルミニウムであり、
負極集電体層22が銅である複合集電体2をメッキ方法
により製造する際には、アルミニウム箔の片面に銅を通
常の方法で電気メッキすると、2μm前後の薄い銅層か
らなる負極集電体層を容易に形成することができる。
【0018】正極活物質としては、対向する正負極活物
質層間の電位差を少なくとも1Vとなし得るもの、例え
ば、LiCoO2 などのLi・Co系複合酸化物、Li
NiO2 などのLi・Ni系複合酸化物、LiMn2
4 などのLi・Mn系複合酸化物、Li−Co−P系複
合酸化物などのLi−遷移金属系複合酸化物類、あるい
はV2 5 、MnO2 、TiS2 、MoS2 、MoO3
などの遷移金属の酸化物や硫化物類が例示される。就
中、Li−遷移金属系複合酸化物類は、高放電容量の電
池を得る上で好ましい。正極活物質の結着剤としてはポ
リテトラフルオロエチレン、ポリビニリデンフルオリ
ド、ポリエチレン、エチレン−プロピレン−ジエン系ポ
リマーなどが例示され、導電剤としては各種導電性黒鉛
や導電性カーボンブラックなどが例示される。正極活物
質の使用量は、正極活物質、結着剤、および導電剤の合
計量100重量部あたり80〜95重量部程度であり、
結着剤の使用量は正極活物質100重量部あたり1〜1
0重量部程度であり、また導電剤の使用量は正極活物質
100重量部あたり3〜15重量部程度である。正極活
物質層211は、正極集電体層21の上に正極活物質、
結着剤、および導電剤からなる混合組成物を塗布し、充
分に乾燥後、圧延して形成することができ、その厚さは
20〜500μm程度、特に50〜200μm程度であ
る。
【0019】負極活物質としては、各種の天然黒鉛や人
造黒鉛、例えば繊維状黒鉛、鱗片状黒鉛、球状黒鉛など
の黒鉛類、および各種のリチウム合金類などである。そ
の結着剤としては、ポリテトラフルオロエチレン、ポリ
ビニリデンフルオリド、ポリエチレン、エチレン−プロ
ピレン−ジエン系ポリマーなどが例示され、負極活物質
の使用量は、負極活物質と結着剤との合計量100重量
部あたり80〜96重量部程度である。負極活物質層2
21は、負極集電体層22の上に負極活物質と結着剤と
からなる混合組成物を塗布し、充分に乾燥後、圧延して
形成することができ、その厚さは20〜500μm程
度、特に50〜200μm程度である。
【0020】工場で生産されたバイポーラ電極ユニット
は、前記の理由にてその充放電容量にバラツキがある。
本発明者の研究によれば、該バラツキは主として正極活
物質層における正極活物質並びに負極活物質層における
負極活物質の各含有量のバラツキに基づく。したがっ
て、実際的には該各含有量のバラツキの大きさにてバイ
ポーラ電極ユニットの充放電容量のバラツキの大きさを
監視することができる。各含有量のバラツキは、通常、
平均含有量(前記した各重量部)±2重量部程度以下で
あるが、本発明では該平均含有量±5重量部程度の大き
なバラツキのあるバイポーラ電極ユニットを用いてもシ
ート電池の放電容量並びに充放電サイクル特性上に改良
がみられる。
【0021】本発明のシート電池は、一般的にシート状
の発電要素を有し、水分との接触を嫌うリチウム二次シ
ート電池である場合には、該シート状の発電要素は防水
性のフィルムからなる袋体内に収容される。シート状の
発電要素は、発電要素単位として上記したバイポーラ電
極ユニットのみからなっていてもよく、またバイポーラ
電極ユニットの直列接続中や並列接続中の適当な個所に
通常の正極ユニット、即ち正極集電体の片面または両面
に正極活物質層を設けたもの、および/または通常の負
極ユニット、即ち負極集電体の片面または両面に負極活
物質層を設けたもの、を組み入れてもよい。
【0022】本発明において用いられる発電要素が、バ
イポーラ電極ユニットのみからなる場合でも、あるいは
バイポーラ電極ユニットの直列接続中や並列接続中の適
当な個所に通常の正極ユニットおよび/または負極ユニ
ットを含む場合でも、正極活物質層と負極活物質層とが
対向する個所には、両層間に固体電解質のシートやセパ
レータなどが介在せしめられる。しかしセパレータを使
用した場合には、シート電池の内部を液体電解質で満た
す必要があり、この液体電解質が一つのバイポーラ電極
ユニット内において正負極活物質層間での短絡路となっ
て短絡現象を生ぜしめることがある。よって本発明で
は、かかる短絡路を生ぜしめることのない固体電解質シ
ートの使用が特に好ましい。
【0023】固体電解質としては、Li3 N、Li2
−B2 3 −SiO2 系、B2 3−Li2 S−LiI
系、22 5 −Li2 S−LiI系、GeS2 −Li2
S−LiI系、SiS2 −Li2 S−LiI系などの無
機固体電解質が例示される。固体電解質の他の例では、
LiI、LiClO4 、LiCF3 SO3 、LiBF 4
などのリチウム化合物と有機高分子との混合物があり、
例えばエチレンカーボネートとプロピレンカーボネート
とポリアクリロニトリルとポリ−テトラエチレングリコ
ール−ジ−アクリレートとLiClO4 との混合物、プ
ロピレンカーボネートとポリアクリロニトリルとLiC
lO4 との混合物、エチレンカーボネートとプロピレン
カーボネートとポリアクリロニトリルとポリ−テトラエ
チレングリコール−ジ−アクリレートとLiBF4 との
混合物、プロピレンカーボネートとポリアクリロニトリ
ルとLiCF3 SO3 との混合物などが例示される。
【0024】本発明において、いま2n個のバイポーラ
電極ユニットを用いるとして、nは1以上であり、好ま
しくは2〜10程度、特に2〜5程度である。該2n個
のバイポーラ電極ユニットを2分し、その半分に図7で
の符号付け方法を踏襲して101、102、103、・
・・10nと番号を付して第1組1aとする。一方、残
る半分についても111、112、113、・・・11
nと番号を付して第2組1bとする。第1組内では10
1〜10nの順に直列接続し、第2組内では111〜1
1nの順に直列接続する。ついで該第1組と第2組とを
正極端子または負極端子と接続される電極板を中央とし
て互いに鏡像関係となるように並列接続する。かくする
と、101と111、102と112、103と11
3、・・・10nと11nの各バイポーラ電極ユニット
同士が中央の電極板に対して鏡像関係となる。そして、
上記の各鏡像関係のバイポーラ電極ユニット同士の任意
の少なくとも一組、例えば102と112の各複合集電
体同士が、好ましくは上記の101と111、102と
112、103と113、・・・10nと11nの全組
の各複合集電体同士がリード線により直接電気的に接続
される。
【0025】なお本発明において言う鏡像関係とは、厳
密な意味での鏡像関係(バイポーラ電極ユニットの各部
位の1対1鏡対称)である必要は必ずしもなく、基準面
の両側の第1組1aと第2組1bが同数のバイポーラ電
極ユニットを有し、且つ両組の各バイポーラ電極ユニッ
ト同士が鏡像関係となる位置に設置してあればよい。そ
の各設置位置も、厳密な鏡像関係の位置から多少ずれて
いてもよい。さらに上記の2n個のバイポーラ電極ユニ
ットは、互いに形状、サイズ、充放電容量などが異なっ
ていてもよい。しかし第1組1aに含まれるn個のバイ
ポーラ電極ユニットが有する正極活物質の合計含有量並
びに負極活物質の合計含有量をいずれも100としたと
き、第2組1bに含まれるn個のバイポーラ電極ユニッ
トが有する正極活物質の合計含有量並びに負極活物質の
合計含有量とも100±20の範囲内、特に100±1
0の範囲内にあることが、放電容量並びに充放電サイク
ル特性が良好なシート電池を得る上から好ましい。
【0026】上記の中央の電極板としては、前記した正
極集電体層21や負極集電体層22を構成する導電性金
属の少なくとも一種からなる板材が好ましい。中央の電
極板は、その両面に正負極活物質層を有しない状態、即
ち電極板単独で用いてもよいが、電極板が正極集電体層
21と同種の材質である場合にはその両側に正極活物質
層を有する状態(後記の図1および図2参照)や、電極
板が負極集電体層22と同種の材質である場合にはその
両側に負極活物質層を有する状態(後記の図3および図
4参照)で用いると、発電要素の内部抵抗や電池自体の
体積を低減させ得るので好ましい。
【0027】図1〜図4は、いずれも本発明におけるバ
イポーラ電極ユニットの接続例を示す電気回路図であ
る。図5は、本発明のシート電池の実施例の断面図であ
る。図1〜図5において、図6〜図8に示された各部位
と同一の部位については図6〜図8の場合と同じ符号を
使用する。よって図1〜図4においては、前記の図7の
場合と同じく、梨地断面の短い長方形は負極活物質層2
21を、斜線入り断面の長い長方形は正極活物質層21
1を、二層構造の無地の長方形は複合集電体2をそれぞ
れ示し、梨地断面の長方形と二層構造の長方形と斜線入
り断面の長方形との集合は一つのバイポーラ電極ユニッ
ト1を示す。3は電池の正極端子、4は電池の負極端
子、6は二つのバイポーラ電極ユニットの複合集電体2
間を電気的に接続するリード線、7は通常の負極ユニッ
ト、8は通常の正極ユニットである。
【0028】図1の接続例は、バイポーラ電極ユニット
101と111の各複合集電体がリード線6にて電気的
に接続されている点のみにおいて前出の図7と異なる。
一方、図2の接続例は、バイポーラ電極ユニット101
と111との各複合集電体のみならず、バイポーラ電極
ユニット102と112との各複合集電体もリード線6
にて電気的に接続されている点においてのみ図1の接続
例と異なる。
【0029】図3の接続例では、バイポーラ電極ユニッ
ト101〜104および正極ユニット8が直列接続され
た第1組1aとバイポーラ電極ユニット111〜114
および正極ユニット8が直列接続された第2組1bと
が、負極集電体71の両面に負極活物質層221を有す
る負極ユニット7の該負極集電体71を中心として、換
言すると同図のX−X線を基準面として互いに鏡像関係
に並列接続されており、しかしてバイポーラ電極ユニッ
ト101と111、102と112、103と113、
104と114とが鏡像関係となっている。これら4つ
の鏡像関係のうち、バイポーラ電極ユニット102と1
12および104と114の各複合集電体間のみがリー
ド線6にて電気的に接続されている。第1組および第2
組の2組の各末端の正極ユニット8は、その正極集電体
81の片面のみに正極活物質層211を有し、該2組の
両正極ユニット8の各正極集電体81が正極端子3に接
続されている。
【0030】図4の接続例は、バイポーラ電極ユニット
101と111、102と112、103と113、1
04と114のすべてがリード線6にて電気的に接続さ
れている点において図3の接続例と異なる。
【0031】図5は、従来例の図8とは、2つのバイポ
ーラ電極ユニット101と111、並びに2つのバイポ
ーラ電極ユニット102と112の各複合集電体間がリ
ード線6にて電気的に接続されている点のみにおいて異
なる。
【0032】
【実験例】実験例1 厚さ15μmのアルミニウム箔の片面に厚さ0.05μ
mの亜鉛合金を置換メッキし、その上に電気メッキによ
り厚さ2μmの銅層を施して厚さ約17μmのアルミニ
ウム−銅複合集電体を作成した。かくして得た複合集電
体のアルミニウム側の上にLiCoO2 90重量部、導
電性黒鉛7重量部、およびポリビニリデンフルオリド3
重量部との組成物からなる正極活物質層をペースト法に
より形成し、一方、銅側の上には繊維状黒鉛90重量部
とポリビニリデンフルオリド10重量部との組成物から
なる負極活物質層をペースト法により形成し、最後に圧
延処理を施してバイポーラ電極ユニットを得た。該バイ
ポーラ電極ユニットにおける正極活物質層は、厚さ15
0μm、幅100mm、長さ100mmであり、負極活
物質層は、厚さ160μm、幅104mm、長さ104
mmであった。厚さ15μmのアルミニウム箔の両面に
LiCoO2 90重量部、導電性黒鉛7重量部、および
ポリビニリデンフルオリド3重量部との組成物からなる
正極活物質層をペースト法により形成し、最後に圧延処
理を施して正極ユニットを得た。該正極ユニットの両面
の正極活物質層とも、厚さ100μm、幅100mm、
長さ100mmであった。厚さ15μmの銅箔の片面に
繊維状黒鉛90重量部とポリビニリデンフルオリド10
重量部との組成物からなる負極活物質層をペースト法に
より形成し、最後に圧延処理を施して負極ユニットを得
た。該負極ユニットの負極活物質層は、厚さ100μ
m、幅104mm、長さ104mmであった。上記のバ
イポーラ電極ユニット、正極ユニットおよび負極ユニッ
トを用い、正極ユニットを鏡像中心とする図1の接続例
の通りに並列接続した。但し、第1組および第2組に含
まれるバイポーラ電極ユニットの数は1個とし、両バイ
ポーラ電極ユニットの複合集電体同士を外径0.4mm
の銅線にて電気的に接続した。また第1組および第2組
の直列接続に際しては、正極活物質層と負極活物質層と
が対向する各個所には、エチレンカーボネートとプロピ
レンカーボネートとポリアクリロニトリルとポリ−テト
ラエチレングリコール−ジ−アクリレートとLiClO
4 との混合物からなる厚さ0.1mmの固体電解質シー
トを介在させた。かくして得たシート状の発電要素をポ
リエチレンテレフタレート層とアルミニウム箔とエチレ
ン−アクリル酸共重合体(エチレンモノマー成分1モル
あたりアクリル酸モノマー成分の量:0.08モル、M
I:5)との層とからなる三層構造の防水シートの2枚
を使用して水密状態でシールし、かくしてシート状リチ
ウム二次電池を製造した。なお、上記の全工程は、露点
温度がマイナス40℃の除湿環境下で行なった。
【0033】実験例2 両バイポーラ電極ユニットの複合集電体同士を銅線にて
電気的に接続しない点のみ実験例1と異なるシート状リ
チウム二次電池を製造した。
【0034】実験例1および実験例2の各シート状リチ
ウム二次電池に就いて、下記の試験方法にて充放電サイ
クル試験を行なった。その結果、100サイクル目にお
ける放電容量維持率において、実験例1の電池は91%
であったのに対して、実験例2の電池は45%であっ
て、両バイポーラ電極ユニットの複合集電体同士を電気
的に接続することの効果が顕著であることが判る。
【0035】〔充放電サイクル試験方法〕20℃におい
て、500mAの定電流で12.5Vまで充電し、つい
で1000mAの定電流のもとで端子電圧が8Vとなる
時点まで放電させ、この後1時間充放電を休止する。以
上の充放電並びに休止を1サイクルとして100回繰り
返し、各サイクル毎の放電容量を測定し、初回のサイク
ルの放電容量に対する各サイクル毎の放電容量の比、即
ち放電容量維持率(%)を算出する。
【0036】
【発明の効果】使用するバイポーラ電極ユニットの充放
電容量にバラツキがあっても、あるいは正極活物質層や
負極活物質層に含有されている各活物質の含有量にバラ
ツキがあっても、本発明により放電容量並びに充放電サ
イクル特性が改善されたシート電池を製造することがで
きる。よって本発明は、工業的大量生産された、しかし
てかかるバラツキがあり得るバイポーラ電極ユニットの
使用を可能にする顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明でのバイポーラ電極ユニットの接続例を
示す電気回路図である。
【図2】本発明でのバイポーラ電極ユニットの他の接続
例を示す電気回路図である。
【図3】本発明でのバイポーラ電極ユニットの他の接続
例を示す電気回路図である。
【図4】本発明でのバイポーラ電極ユニットの他の接続
例を示す電気回路図である。
【図5】本発明のシート電池の実施例の断面図である。
【図6】従来および本発明で用いるバイポーラ電極ユニ
ットの断面図である。
【図7】バイポーラ電極ユニットを用いた従来の接続例
の電気回路図である。
【図8】バイポーラ電極ユニットを用いた従来のシート
電池の断面図である。
【符号の説明】
1 バイポーラ電極ユニット 2 複合集電体 211 正極活物質層 221 負極活物質層 3 電池の正極端子 4 電池の負極端子 5 固体電解質 6 リード線 7 負極ユニット 8 正極ユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の面側に正極集電体層を有し、他方
    の面側に負極集電体層を有する複合集電体の正極集電体
    層の上に正極活物質層を有し、負極集電体層の上に負極
    活物質層を有するバイポーラ電極ユニットの一または直
    列接続された二以上を有する第1組と第1組と同数のバ
    イポーラ電極ユニットを有する第2組とが一方の端子電
    極に接続される電極板を中央として互いに鏡像関係とな
    るように並列接続されており、且つ第1組に含まれる少
    なくとも一のバイポーラ電極ユニットとそれと鏡像関係
    にある第2組中のバイポーラ電極ユニットの各複合集電
    体同士がリード線により直接電気的に接続されてなるこ
    とを特徴とするシート電池。
  2. 【請求項2】 第1組のバイポーラ電極ユニットの全部
    が、鏡像関係にある第2組中の各バイポーラ電極ユニッ
    トと互いの複合集電体同士間で直接電気的に接続されて
    なる請求項1記載のシート電池。
  3. 【請求項3】 対向する正極活物質層と負極活物質層と
    の間に固体電解質のシートを有する請求項1または2記
    載のシート電池。
  4. 【請求項4】 電極板が、その両面に正極活物質層を有
    する正極ユニットの正極集電体、またはその両面に負極
    活物質層を有する負極ユニットの負極集電体である請求
    項1〜3のいずれかに記載のシート電池。
  5. 【請求項5】 リチウム二次電池である請求項1〜4の
    いずれかに記載のシート電池。
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