JP2000194600A - フラッシュメモリ付きデ―タ通信カ―ド - Google Patents

フラッシュメモリ付きデ―タ通信カ―ド

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JP2000194600A
JP2000194600A JP10372660A JP37266098A JP2000194600A JP 2000194600 A JP2000194600 A JP 2000194600A JP 10372660 A JP10372660 A JP 10372660A JP 37266098 A JP37266098 A JP 37266098A JP 2000194600 A JP2000194600 A JP 2000194600A
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Shinya Yokodate
伸也 横舘
Kazumi Shishikura
和巳 宍倉
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ通信制御CPU用に割り当てられたプ
ログラム領域中で未使用の領域を携帯情報端末用の外付
けメモリとして使用する。 【解決手段】 データ通信制御CPUのプログラム用に
割り当てられたフラッシュメモリ内で未使用の領域を携
帯情報端末の外付けメモリとして割り当てるように構成
される。この割り当ては、データ通信制御CPUのプロ
グラムがストアされていないフラッシュメモリの空き領
域のサイズをあらかじめ予想し、その空き領域の情報を
ドライバのセットアップ時にセットアップファイルから
供給し、携帯情報端末中に書き込むように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信機器、特に有
線または無線の通信回線を使用してノートパソコンや携
帯型情報機器PDA(Personal Digital Assistants)
等の持ち運び可能な携帯情報端末(以下、携帯情報端末
という)のデータを送受信するデータ通信カードに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】携帯情報端末の普及に伴い、PCMCI
Aインタフェースを有するモデムカード、LANカー
ド、およびPHS無線カード等、様々な通信カードが発
売されている。中でも、PHS無線カードは場所を選ば
ず電子メールの送受信やインターネットへのアクセスが
可能なため、非常に便利であり、多く用いられている。
【0003】図7は従来のデータ通信カード101の一
構成例を示す図である。図7において、1はPCMCI
Aインタフェースに準拠したPCカードホストバスコネ
クタ、2はカード属性情報が書き込まれているアトリビ
ュートメモリ、11はノートパソコンやPDAなどの携
帯情報端末、4はデータ通信カード全体の制御を行うデ
ータ通信制御CPU、3は携帯情報端末11がアトリビ
ュートメモリ2からデータを読み出し、またはデータ通
信制御CPU4との間でデータ/コマンドを受け渡しす
る機能を持つPCカードバスインタフェース回路、5は
データ通信制御CPU4のプログラムをストアするRO
M、6はデータ通信制御CPU4用のRAM、7は携帯
情報端末11からのデータを変調すると共に回線からの
データを復調する変復調回路(モデム)、8は有線また
は無線回線との間でデータ送受信するための回線インタ
フェース回路、9は有線または無線回線である。
【0004】以下に図7における従来のデータ通信カー
ド101の動作を簡単に説明する。データ通信カード1
01を携帯情報端末11に挿入すると、カード挿入を示
すカード検出信号がONとなる。この検出信号を検知し
た携帯情報端末11は、PCカードホストバスコネクタ
1、PCカードバスI/F回路3を介してアトリビュー
トメモリ2中のカード属性情報を読み出す。携帯情報端
末11はこの属性情報からデータ通信カード101をア
クセスするためのソフトウエア(以下、ドライバとい
う)を呼び出し、このドライバを使用してデータ通信カ
ードにアクセスして通信を行う。
【0005】送信時には、ユーザからの送信指示を受け
取った携帯情報端末11は、PCカードホストバスコネ
クタ1、PCカードバスI/F回路3を介してデータ通
信制御CPU4に送信の指示および送信データを渡す。
データ通信制御CPU4はROM5に書かれたプログラ
ムに従い、送信データを変復調回路7に渡す。ここで符
号化および変調されたデータは、回線インタフェース回
路8で、有線の場合には音声帯域に変換され、無線の場
合には無線帯域(PHSの場合には、たとえば、1.9
GHz)に変換され、回線9に送られる。
【0006】次に、受信時には、上記の逆の処理が行わ
れる。すなわち、回線9から送られてきた受信データ
は、回線インタフェース8を介して変復調回路7で復
調、復号化され、受信データとしてデータ通信制御CP
U4に渡される。このデータを受け取ったデータ通信制
御CPU4はROM5に書かれたプログラムに従い、P
CカードバスI/F回路3、PCカードホストバスコネ
クタ1を介して携帯情報端末11に受信の指示および受
信データを送る。
【0007】なお、図7に示したデータ通信カードの一
構成例ではデータ通信制御CPU4のプログラムを格納
するためのメモリにROM5を使用しているが、最近で
はROMに代えて、書き換え可能なフラッシュメモリを
用いることが多い。このフラッシュメモリを用いるとプ
ログラムが容易に書き換えられるため、ソフトウェアの
バージョンアップ等に素早く対応できるという利点があ
る。
【0008】図8は、拡張メモリカード102の一例を
示す図である。携帯情報端末11では本体の小型化、軽
量化をはかるため、必要最低限のメモリのみ本体に搭載
し、図8に示すように、PCMCIAインタフェースに
準拠した拡張メモリカードを用いて外付けメモリを追加
するタイプのものが多い。図8において、1はPCMC
IAインタフェースに準拠したPCカードホストバスコ
ネクタ、2はカード属性情報が書き込まれているアトリ
ビュートメモリ、10は外付けフラッシュメモリ、3は
携帯情報端末11がアトリビュートメモリ2からデータ
を読み出し、またはフラッシュメモリ10からデータを
読み出しまたは書き込む機能を持つPCカードバスイン
タフェース回路である。このような拡張メモリカード1
02を用いることによって、携帯情報端末11の本体メ
モリを減らすことができる。しかし、ほとんどの携帯端
末ではPCカードスロットが1つのものが多く、データ
通信カードを挿入するか拡張メモリカードを挿入するか
の選択を迫られることになる。最近、高価ではあるがデ
ータ通信カードにフラッシュメモリを搭載した複合カー
ドが出始めている。
【0009】図9は、データ通信カードおよびフラッシ
ュメモリカードを複合したフラッシュメモリ付きデータ
通信カード103の一構成例を示す図である。以下にこ
のフラッシュメモリ付きデータ通信カード103の動作
について図9を用いて説明する。図9において、1はP
CMCIAインタフェースに準拠したPCカードホスト
バスコネクタ、2はカード属性情報が書き込まれている
アトリビュートメモリ、11はノートパソコンやPDA
などの携帯情報端末、4はデータ通信カード全体の制御
を行うデータ通信制御CPU、3は携帯情報端末11が
アトリビュートメモリ2からデータを読み出し、または
フラッシュメモリ10からデータを読み出しまたは書き
込み、さらに、データ通信制御CPU4との間でデータ
/コマンドを受け渡しする機能を持つPCカードバスイ
ンタフェース回路、5はデータ通信制御CPU4のプロ
グラムをストアするROM、6はデータ通信制御CPU
4用RAM、7は携帯情報端末11からのデータを変調
したり、回線からのデータを復調する変復調回路、8は
有線または無線回線との間でデータ送受信するための回
線インタフェース回路、9は有線または無線回線、10
は携帯情報端末11の外付けメモリを供給するフラッシ
ュメモリである。
【0010】フラッシュメモリ付きデータ通信カード1
03を携帯情報端末11に挿入すると、カード挿入を示
す検出信号がONとなる。これを検知した携帯情報端末
11は、PCカードホストバスコネクタ1、PCカード
バスI/F回路3を介してアトリビュートメモリ2内の
カード属性情報を読み出す。アトリビュートメモリ2中
には携帯情報端末11でフラッシュメモリ10の使用可
能なサイズなどのカード属性情報が書き込まれている。
携帯情報端末11は、フラッシュメモリ10を携帯情報
端末11の外付けメモリとして割り当てると共に、この
カード属性情報から得られるドライバを使用してデータ
通信を行う。なお、携帯情報端末11からフラッシュメ
モリ10へのアクセスは、PCカードホストバスコネク
タ1、PCカードバスI/F回路3を経由して行われ
る。なお、データの送受信については、前記データ通信
カード101と同じであるのでその説明を省略する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、小型の
携帯情報端末11には、通常PCカードスロットが1つ
しかないため、PCカードをデータ通信カードまたは拡
張メモリカードの一方にしか使用できず不便であった。
【0012】また、フラッシュメモリカードとデータ通
信カードの2種類を1つのカード複合した従来のフラッ
シュメモリ付きデータ通信カードでは、CPU用ROM
以外にフラッシュメモリが必要であるため、複合PCカ
ードのハードウエア規模が大きくなるという欠点があっ
た。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明にお
いては、データ通信制御CPUのプログラム用に割り当
てられた前記フラッシュメモリ内で未使用の領域を携帯
情報端末の外付けメモリとして割り当てるように構成さ
れる。この割り当ては、データ通信制御CPUのプログ
ラムがストアされていないフラッシュメモリの空き領域
のサイズをあらかじめ予想し、その空き領域の属性情報
をドライバのセットアップ時にセットアップファイルか
ら供給し、携帯情報端末内に書き込むように構成され
る。
【0014】本発明の第2の発明においては、データ通
信制御CPUのプログラム用に割り当てられたフラッシ
ュメモリ内でデータ通信制御CPUが使用していない領
域のサイズに関する属性情報を検出し、その属性情報を
アトリビュートメモリに書き込むことによって、最適な
フラッシュメモリ領域を携帯情報端末に割り当てるよう
に構成される。
【0015】本発明の第3の発明においては、携帯情報
端末用に割り当てる複数のフラッシュメモリのサイズ情
報をドライバのセットアップファイルに組み込み、フラ
ッシュメモリ付きデータ通信カードで使用するドライバ
を最初にインストールする時に、ドライバと共にその複
数のフラッシュメモリサイズの情報が書かれたセットア
ップファイルを前記携帯情報端末内に取り込むように構
成される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態のフ
ラッシュメモリ付きデータ通信カード104の構成を示
す図である。図1において、1はPCMCIAインタフ
ェースに準拠したPCカードホストバスコネクタ、2は
カード属性情報が書き込まれているアトリビュートメモ
リ、3は携帯情報端末11がアトリビュートメモリ2か
らデータを読み出し、またはデータ通信制御CPU4か
らアトリビュートメモリ2にデータを書き込み、さら
に、携帯情報端末11とデータ通信制御CPU4との間
でデータ/コマンドを受け渡しする機能を持つPCカー
ドバスインタフェース回路、4はデータ通信の制御を行
うデータ通信制御CPU、6はデータ通信制御CPU4
用RAM、7は携帯情報端末11からのデータを変調し
たり、回線からのデータを復調する変復調回路、8は有
線または無線回線との間でデータ送受信するための回線
インタフェース回路、9は有線または無線回線、10は
データ通信制御CPUのプログラム領域10aおよび携
帯情報端末11の外付けメモリ領域10bを有するフラ
ッシュメモリである。
【0017】本発明の実施の形態のフラッシュメモリ付
きデータ通信カード104の動作について、図1〜図6
を用いて説明する。なお、ここでは、Windows9
5をOSとして使用した例で説明する。 図2は本発明
の実施の形態のフラッシュメモリ付きデータ通信カード
の動作フローチャートを示す図である。図3は携帯情報
端末とデータ通信カードとをPCMCIAインタフェー
ス(PCカードホストバスコネクタ)で接続した場合の
ソフトウェアを含んだ構成図である。
【0018】図4は本発明のアトリビュートメモリの一
例を示す図である。図4に示すように、たとえば、アト
リビュートメモリ2は複数のタプル21〜25から構成
され、各タプルはそれぞれ異なった情報を書き込むよう
になっている。第1のタプル21にはコモンメモリの情
報、たとえば、メモリの種類、速度、サイズ等が記憶さ
れる。同様に、第2のタプル22には、たとえば、カー
ドの製品情報、たとえば、製造メーカ、製品の型名、バ
ージョン等が記憶され、第3のタプル23には、たとえ
ば、アトリビュートメモリの情報、たとえば、メモリの
種類、速度、サイズ等が記憶され、第4のタプル24に
は、たとえば、カードの詳細情報、第5のタプル25に
は、たとえば、アトリビュートメモリ情報の終了コード
FFHが記憶される。
【0019】図5は本発明のアトリビュートメモリの第
1のタプル、および第2のタプルの詳細を示す図であ
る。図5(a)において、第1のタプル21の第0バイ
トにはCISTPL_DEVICE(コモンメモリ)の指定、第1バ
イトには、次のタプルへのポインタ指定、第2バイトに
は、デバイス種別、第3バイトにはメモリサイズ、第4
バイトにはデバイス情報タプルの終了が記憶される。た
とえば、フラッシュメモリの外付けメモリ領域10bが
4Mバイトの時には、アトリビュートメモリ2の第1の
タプル21の第3バイトにメモリサイズ4Mバイトを示
す値「3D」が書き込まれる。また、たとえば、メモリ
サイズが8Mバイトの場合、アトリビュートメモリ2の
第1のタプル21の第3バイトにメモリサイズ8Mバイ
トを示す値「7D」が書き込まれる。図5(b)は、図
4に示すアトリビュートメモリ2の第2のタプル22の
詳細例を示す図である。第2のタプル22の第4〜17
バイトには、たとえば、製造メーカ(MITSUBISHI)、製
品の型名(TL-DC500)を示すデータがストアされてい
る。
【0020】<PCカードの挿入検知:ステップS31
>まず、携帯情報端末11にデータ通信カード104を
挿入した時、携帯情報端末11がデータ通信カード10
4中のアトリビュートメモリ2から属性情報を読み出す
動作について説明する。図3において、フラッシュメモ
リ付きデータ通信カード104が携帯情報端末11に挿
入され、PCMCIAインタフェースを介して携帯情報
端末11からフラッシュメモリ付きデータ通信カード1
04に電源が供給されると、携帯情報端末11中のPC
カード標準規格に準拠したソケットサービス(SS)1
12およびカードサービス(CS)113を介してカー
ド検出情報が携帯情報端末11のOS(Operation Syst
em、ここでは、Windows95を例にとる)に伝えられ(図
2のステップS31)、OSはフラッシュメモリ付きデ
ータ通信カード104を動作させるための処理を開始す
る。
【0021】<携帯情報端末11の一時待機:ステップ
S32>一方、フラッシュメモリ付きデータ通信カード
104のデータ通信制御CPU4は、フラッシュメモリ
10a内のプログラムに従い、ビジー信号をPCカード
バスI/F回路3、PCカードホストバスコネクタ1経
由で携帯情報端末11に送り、携帯情報端末11を一時
待機させる(図2のステップS32)。
【0022】携帯情報端末11が一時待機している間、
データ通信制御CPU4は、PCカードバスI/F回路
3を介して、アトリビュートメモリ2にアクセスし、フ
ラッシュメモリ付きデータ通信カード104のアトリビ
ュートメモリ2の第1のタプル21内にストアされたメ
モリサイズの情報を読み出す。そして、この値と現在の
フラッシュメモリの空き領域(10b)の値が異なって
いる場合には、アトリビュートメモリを現在のメモリサ
イズの値に書き換える(図2のステップS32−2)。
その後、携帯情報端末11の一時待機を解除する(図2
のステップS32−3)。
【0023】<アトリビュートメモリの読み出し:ステ
ップS33>携帯情報端末11への一時待機状態が解除
されると、OSは、CS、SSを介してアトリビュート
メモリ2を読み出す。その後、OSは、アトリビュート
メモリ2から読み出されたカードの製品情報「MISTUBIS
HI-TL-DC500」およびアトリビュートメモリ全体からチ
ェックサムを計算し、4桁の数値、たとえば、「1234」
を導き出す。OSはこれらの情報に基づいて、「MISTUB
ISHI-TL-DC500-1234」なる情報を生成する。
【0024】<属性情報の検索:ステップS34>次
に、OSは、この「MISTUBISHI-TL-DC500-1234」なる属
性情報が入っているファイルが携帯情報端末11内(W
indows95の場合は、C:\windows\infのディレク
トリ等)に存在するか否かを検索する。この属性情報
「MISTUBISHI-TL-DC500-1234」が書き込まれているファ
イルが携帯情報端末11内にあれば(図2のステップS
34)、OSは、それに対するドライバ「PHSDRV.VXD」
をWindows95の場合は、C:\windows\system下
から呼び出す(図2のステップS38)。
【0025】<セットアップファイルのセット:ステッ
プS35>初めて携帯情報端末11にカードを挿入した
時や「MISTUBISHI-TL-DC500-1234」等の情報が見つから
ない場合には、OSは図2のステップS34において、
「使用可能なドライバがあるか」に対して答えは「N
o」であるので、ステップS35において、「ドライバ
の入ったFDまたはCDをセットして下さい。」のメッ
セージが表示される。こらえに対応して、ユーザはドラ
イバの入ったFDまたはCDをセットする。もし、セッ
トしたFDまたはCDに使用可能なドライバ情報がない
場合には、再度セットするように要求する画面が出され
る(ステップS36)。
【0026】図6は、ドライバのセットアップファイル
の一例を示す図である。図6において、「MISTUBISHI-T
L-DC500-Modem Setup File」31はこのドライバセット
アップファイルのタイトルである。「%Modem1%=Modem1,
PCMCIA\MITSUBISHI-TL-DC500-1234"」32は、フラッシ
ュメモリの空き領域4Mを有する通信カードの属性番号
であり、「%Modem1%=Modem1," PCMCIA\MITSUBISHI-TL-D
C500-2345"」33は、フラッシュメモリの空き領域8M
を有する通信カードの属性番号であり、「%Modem1%=Mod
em1," PCMCIA\MITSUBISHI-TL-DC500-3456"」34は、フ
ラッシュメモリの空き領域4.5Mを有する通信カード
の属性番号であり、「%Modem1%=Modem1," PCMCIA\MITSU
BISHI-TL-DC500-4567"」35は、フラッシュメモリの空
き領域5Mを有する通信カードの属性番号であり、「%M
odem1%=Modem1," PCMCIA\MITSUBISHI-TL-DC500-5678"」
36は、フラッシュメモリの空き領域5.5Mを有する
通信カードの属性番号であり、「%Modem1%=Modem1," PC
MCIA\MITSUBISHI-TL-DC500-6789"」37は、フラッシュ
メモリの空き領域8.5Mを有する通信カードの属性番
号であり、「%Modem1%=Modem1," PCMCIA\MITSUBISHI-TL
-DC500-7890"」38は、フラッシュメモリの空き領域9
Mを有する通信カードの属性番号であり、「%Modem1%=M
odem1," PCMCIA\MITSUBISHI-TL-DC500-8901"」39は、
フラッシュメモリの空き領域9.5Mを有する通信カー
ドの属性番号であり、「CopyFiles = PHSDRV.Copy」4
0は、これらのモデム用ドライバ「PHSDRV.VXD」を携帯
情報端末11に登録(格納)する命令である。ここで、
1234,…,8901の数字は一例であり、実際にはアトリビ
ュートメモリ全体から計算した値が用いられる。
【0027】<セットアップファイルおよびドライバの
取り込み:ステップS37>OSはFDまたはCDがセ
ットされるとFDまたはCDに記述されたセットアップ
ファイルに従い、ドライバを携帯情報端末11に登録
(取り込み)すると共にカード属性情報「MISTUBISHI-T
L-DC500-1234」等全ての情報が格納されているセットア
ップファイルを(Windows95の場合は、C:\win
dows\infのディレクトリの下などに)取り込む。
【0028】<ドライバの読み出し、フラッシュメモリ
の割り付け>もし、使用可能なドライバ情報があれば、
OSはそのドライバ情報に対応したドライバを読み出
す。そしてアトリビュートメモリ2の第1タプル、第3
バイトのデータ(図5(a)参照)に従い、そこに書き
込まれたフラッシュメモリのバイト数を情報携帯端末1
1の外付けメモリとして割り付ける。例えば、フラッシ
ュメモリ全体が12MBとして、データ通信制御CPU
4プログラム用に4MB、外付けメモリ用に8MB割り
付けた場合には、データ通信制御CPU4はステップS
32−2を実行時、アトリビュートメモリ2の第2タプ
ル、第3バイトに8MBを示すデータ「7D」を書き込
む。ここで、アトリビュートメモリ全体から計算した4
桁の数値は「2345」になっている。
【0029】一方、通信カードのバージョンアップなど
でデータ通信制御CPU4プログラムが4MBから8M
Bに増えてしまった(情報携帯端末11の外付けフラッ
シュメモリは8MBから4MBに減少する)場合を考え
る。なお、このバージョンアップがなされたという情報
はデータ通信制御CPU4の新しいプログラムに入って
いるとする。新しくプログラムが書き換えられたカード
が挿入されると、今までと同様図2のフローチャートに
従い動作する。そして、図2のフローチャートステップ
S32−2を実行時、アトリビュートメモリ2の第1タ
プル、第3バイトのデータ(図5(a)参照)が8MB
を示すデータ「7D」から4MBを示す「4D」に書き
換えられる。この時のアトリビュートメモリ全体から計
算した4桁の数値は「1234」である。一般にこの4
桁の数値が変わるとアトリビュートメモリ2の第2タプ
ルのデータ(図5(b)参照)のメーカ情報、バージョ
ン情報が同じでも異なるカードと見なされ、「新しいド
ライバのFDまたはCDを挿入しして下さい」というメ
ッセージが表示されるが、本発明ではあらかじめ(初め
のインストール時に)セットアップ情報が情報携帯端末
11内に取り込まれているので、このようなメッセージ
は表示されない。
【0030】このように、使用が予想される種々のフラ
ッシュメモリのサイズに関する情報が入ったセットアッ
プファイルを一番最初のインストール時にドライバと共
に携帯情報端末11内に格納しておくことによって、後
にフラッシュメモリのサイズを変更し、またはデータ通
信制御CPU4のプログラム領域が変更された場合で
も、何らの操作をすることなく新しくバージョンアップ
されたカードや種々のフラッシュメモリを使用できる。
【0031】<通信:ステップS39>OS(携帯情報
端末11)は上記で設定されたドライバを用いてフラッ
シュメモリ付きデータ通信カード104を介して通信を
行う(図2のステップS39)。携帯情報端末11は、
PCカードホストバスコネクタ1、PCカードバスI/
F回路3を経由してフラッシュメモリ10の外付けメモ
リ10bをアクセスする。
【0032】次にフラッシュメモリ付きデータ通信カー
ド104におけるデータの送受信動作について説明す
る。送信時には、ユーザからの送信指示を受け取った携
帯情報端末11は、PCカードホストバスコネクタ1、
PCカードバスI/F回路3を介してデータ通信制御C
PU4に送信の指示および送信データを渡す。データ通
信制御CPU4はフラッシュメモリのデータ通信制御C
PU4に割り当てられた領域10aに書かれたプログラ
ムに従い、送信データを変復調回路7に渡す。ここで符
号化および変調されたデータは、回線インタフェース回
路8で、有線の場合には音声帯域に変換され、無線の場
合には無線帯域(PHSの場合には1.9GHz)に変
換され、回線9に送られる。
【0033】次に、受信時には、上記の逆の処理が行わ
れる。すなわち、回線9から送られてきた受信データ
は、回線インタフェース8を介して、変復調回路7で復
調、復号化され、受信データとしてデータ通信制御CP
U4に渡される。このデータを受け取ったデータ通信制
御CPU4はフラッシュメモリ中の領域10aに書かれ
たプログラムに従い、PCカードバスI/F回路3、P
Cカードホストバスコネクタ1を介して携帯情報端末1
1に受信の指示および受信データを送る。なお、携帯情
報端末11の外付けメモリとして割り付けられたフラッ
シュメモリ10の10b領域は、必要に応じて帯情報端
末11からアクセスされる。
【0034】なお、上の例ではデータ通信制御CPU4
のプログラムを携帯情報端末11から書き換え(バージ
ョンアップし)た後で、カード挿入時にCPU4がフラ
ッシュメモリの領域10aの空き領域を検出し、アトリ
ビュートメモリ2へカード属性情報を書き込む例を示し
たが、データ通信制御CPU4のプログラムを携帯情報
端末11から書き換えると同時に、携帯情報端末11が
フラッシュメモリの領域10aの空き領域情報をアトリ
ビュートメモリ2へ書き込んでも同様の効果を有する。
この場合は、カード挿入時に、データ通信制御CPU4
がフラッシュメモリの空き領域を検出し、アトリビュー
トメモリ2を書き換える必要がなくなるため、図2のス
テップS32からステップS32−3までが省略でき
る。
【0035】また、本発明においては、バージョンアッ
プ時にプログラム領域が種々変化しても、あらかじめ想
定された領域値(たとえば、4.5M,5M,5.5
M,8.5M,9M,9.5M等)である場合は、最初
のインストール時にドライバと共に携帯情報端末11内
にこれらの情報がコピーされるので、次のバージョンア
ップ時にドライバファイルのインストールを促すメッセ
ージがOSから出されなくなり、バージョンアップ時の
操作が容易になる。
【0036】
【発明の効果】本発明の第1の発明においては、データ
通信制御CPUのプログラム用に割り当てられた前記フ
ラッシュメモリ内で未使用の領域を携帯情報端末の外付
けメモリとして割り当てるように構成されるので、デー
タ通信制御CPUのバージョンアップ等でデータ通信制
御CPUのプログラムサイズが変わっても、フラッシュ
メモリの有効利用がはかれる。
【0037】本発明の第2の発明においては、データ通
信制御CPUのプログラム用に割り当てられたフラッシ
ュメモリ内でデータ通信制御CPUが使用していない領
域のサイズに関する属性情報を検出し、その属性情報を
アトリビュートメモリに書き込むことによって、最適な
フラッシュメモリ領域を携帯情報端末に割り当てるよう
に構成されるので、CPUのプログラムのバージョンが
変わり、プログラム領域の容量が変更されている場合で
も、プログラム領域中の空き領域を携帯情報端末に外付
けメモリとして割り当てることができる。
【0038】本発明の第3の発明においては、携帯情報
端末用に割り当てる複数のフラッシュメモリのサイズ属
性情報をドライバのセットアップファイルに組み込み、
フラッシュメモリ付きデータ通信カードで使用するドラ
イバを最初にインストールする時に、その複数のフラッ
シュメモリサイズの情報を携帯情報端末内にコピーする
ように構成されるので、バージョンアップ等でCPUの
プログラムが書き替わり、プログラム領域の容量が変化
しても、携帯情報端末のドライバを入れ替えることが不
要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態のフラッシュメモリ付
きデータ通信カードの構成を示す図である。
【図2】 本発明の一実施の形態のフラッシュメモリ付
きデータ通信カードの動作フローチャートを示す図であ
る。
【図3】 本発明の一実施の形態において、情報端末と
データ通信カードとをPCMCIAインタフェース(P
Cカードホストバスコネクタ)で接続した場合のソフト
ウェアを含んだ構成図である。
【図4】 本発明の一実施の形態のアトリビュートメモ
リの一例を示す図である。
【図5】 本発明の一実施の形態のアトリビュートメモ
リの第1〜第2のタプルの例を示す図である。
【図6】 本発明の一実施の形態におけるドライバのセ
ットアップファイルの一例を示す図である。
【図7】 従来のデータ通信カードの一構成を示す図で
ある。
【図8】 従来の拡張メモリカードの一構成を示す図で
ある。
【図9】 従来のフラッシュメモリ付きデータ通信カー
ドの一構成を示す図である。
【符号の説明】
1・・・PCカードホストバスコネクタ 2・・・アトリビュートメモリ 3・・・PCカードバスインタフェース回路 4・・・データ通信制御CPU 5・・・データ通信制御CPU用ROM 6・・・データ通信制御CPU用RAM 7・・・変復調回路 8・・・回線インタフェース回路 9・・・有線または無線回線 10,10a,10b・・・フラッシュメモリ 11・・・携帯情報端末 101・・・従来のデータ通信カード 102・・・従来の拡張メモリカード 103・・・従来のフラッシュメモリ付きデータ通信カー
ド 104・・・本発明のフラッシュメモリ付きデータ通信カ
ード 111・・・アダプタ 112・・・ソケットサービス(SS) 113・・・カードサービス(CS) 114・・・OS 115・・・通信アプリケーション 116・・・通信カードドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B060 AA09 AA12 AA14 AC19 MM15 5B089 GA08 GA25 GA35 HA01 HA13 JA32 KA11 MB02 5K067 AA41 BB04 BB21 DD51 EE02 FF02 HH23 KK15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノートパソコンやPDAなどの携帯情報
    端末のPCカードスロットに接続するためのPCMCI
    Aコネクタと、データ通信カードの属性情報をストアす
    るアトリビュートメモリと、携帯情報端末とデータ通信
    カード間でコマンドやデータの受け渡しを行うためのイ
    ンタフェース回路と、データ通信カード全体の制御を行
    うデータ通信制御CPUと、このデータ通信制御CPU
    のプログラムが格納されているフラッシュメモリと、送
    受信データの変復調を行う変復調回路(モデム)と、有
    線または無線回線と接続するための回線インタフェース
    とを備えたデータ通信PCカードにおいて:データ通信
    制御CPUのプログラム用に割り当てられた前記フラッ
    シュメモリ内で未使用の領域を携帯情報端末の外付けメ
    モリとして割り当てることを特徴とするフラッシュメモ
    リ付きデータ通信カード。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のフラッシュメモリ付きデ
    ータ通信カードにおいて:データ通信制御CPUのプロ
    グラム用に割り当てられた前記フラッシュメモリ内でデ
    ータ通信制御CPUが使用していない領域のサイズを検
    出し、その情報を前記アトリビュートメモリに書き込む
    ことによって、最適なフラッシュメモリ領域を携帯情報
    端末に割り当てることを特徴とするフラッシュメモリ付
    きデータ通信カード。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のフラッシュメモリ付きデ
    ータ通信カードにおいて:前記携帯情報端末用に割り当
    て可能な複数のフラッシュメモリのサイズ情報をドライ
    バのセットアップファイルに組み込み、フラッシュメモ
    リ付きデータ通信カードで使用するドライバを最初にイ
    ンストールする時に、ドライバと共にその複数のフラッ
    シュメモリサイズの情報が書かれたセットアップファイ
    ルを前記携帯情報端末内に取り込むことを特徴とするフ
    ラッシュメモリ付きデータ通信カード。
JP10372660A 1998-12-28 1998-12-28 フラッシュメモリ付きデ―タ通信カ―ド Pending JP2000194600A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007183879A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Seiko Epson Corp 情報処理装置
US8996586B2 (en) 2006-02-16 2015-03-31 Callplex, Inc. Virtual storage of portable media files
US10303783B2 (en) 2006-02-16 2019-05-28 Callplex, Inc. Distributed virtual storage of portable media files

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