JP2000193732A - 測位装置 - Google Patents

測位装置

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JP2000193732A
JP2000193732A JP36993398A JP36993398A JP2000193732A JP 2000193732 A JP2000193732 A JP 2000193732A JP 36993398 A JP36993398 A JP 36993398A JP 36993398 A JP36993398 A JP 36993398A JP 2000193732 A JP2000193732 A JP 2000193732A
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carrier
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Kenji Itani
健二 井澗
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Furuno Electric Co Ltd
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Furuno Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衛星からの電波のマルチパスの状態が変化し
たり、電波が途絶えたりすることによる位置跳びを実質
的になくして、受信点の移動に伴う測位結果の変化が滑
らかに出力されるようにした測位装置を得る。 【解決手段】 測位用衛星からの信号のキャリアのドッ
プラシフト周波数を検出して受信点の移動速度を求める
とともに、所定時間間隔における受信点の移動距離を、
擬似雑音符号の位相およびキャリア位相に基づく測位結
果の所定時間間隔における受信点の移動距離と、移動速
度から求めた移動距離とを加重平均して求め、これを前
回の出力位置に加える。このことによって、位置跳びを
生じさせることなく且つ高精度な測位結果を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、測位用衛星から
送信される電波を受信して、受信点の測位を行う測位装
置に関し、特に擬似雑音符号の位相とキャリア位相とを
用いて測位を行う装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、GPSにおいては、単独測位では
満足できない高い測位精度が要求される場合に、相対測
位が行われている。
【0003】相対測位には、(1) C/Aコードを利用す
る方式、(2) C/Aコードをキャリア位相で平滑したデ
ータを用いる方式、(3) キャリア位相を直接利用する方
式があった。
【0004】(1) の方式は、いわゆるコードDGPSと
呼ばれている方式であり、既知点に設けられている基地
局で各衛星の観測を行って、計算擬似距離と観測擬似距
離との差を各衛星のC/Aコード位相の誤差として求
め、これを放送し、移動局でC/Aコードの誤差情報を
用いて相対測位を行うものであり、測位精度は5〜10
mである。(2) の方式は、C/Aコード位相のばらつき
を抑えるために、一定周期でC/Aコード位相とキャリ
ア位相を観測すると共に、前回に求めた平均化されたC
/Aコード位相を、前回と今回に観測したキャリア位相
の変化量で補正(外挿)し、この補正したC/Aコード
位相と今回の観測によるC/Aコード位相との加重平均
をとることによって、C/Aコードをキャリア位相で平
滑するものであり、50〜200cm程度の測位精度が
得られる。以下、この方式を「キャリアベースDGP
S」という。(3) の方式は、基地局と移動局の観測値か
ら得られるキャリア位相の二重位相差により測位演算を
行うものであり、5〜10cm程度の測位精度が得られ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記(3) の方式では、
キャリア位相のみを用いるので、高い測位精度が得られ
るが、キャリア位相の整数バイアスを求めるために「初
期化」処理が必要であり、電源投入後、長時間を経ない
と測位結果が得られないという問題がある。これに対し
て(1) のコードDGPS方式や(2) のキャリアベースD
GPS方式では、「初期化」が不要であるため、稼働開
始直後から測位結果が必要となる用途に適している。
(1) のコードDGPS方式は比較的高い測位精度が要求
される航海用機器やカーナビ装置に用いられ、(2) のキ
ャリアベースDGPS方式は更に高い測位精度が要求さ
れる場合に用いられる。例えば、湾岸の埋立工事や浚渫
工事の現場で、所定エリアの水深を測量する測量船など
においては、測位精度が1m程度の測位精度で測量を行
う必要があるため、上記(2) のキャリアベースDGPS
方式で自船(測量船)の測位を行いながら水深を測量す
ることになる。
【0006】ところで、GPSのように、測位用衛星を
用いた測位システムにおいては、測位に用いていた衛星
が何らかの物体の陰に入って、その衛星からの電波が急
に途絶える場合がある。また、衛星からの電波が何らか
の物体や海面で反射すると、受信機は多重経路で伝搬す
る電波を受信する場合(マルチパス)が生じる。しか
も、このような事態がいつ生じるのかは殆どの場合予測
できない。上記コードDGPS方式やキャリアベースD
GPS方式において、このような、受信機に対する電波
の遮断やマルチパスが生じると、測位結果が不連続に変
化する、いわゆる位置跳びが現れる。
【0007】例えば、図3において各直線は、基準とす
る衛星、他の複数の衛星、および受信点付近の位置関係
により定まる、C/Aコード位相による位置線または、
キャリア位相で補正したC/Aコード位相による位置線
である。これらは、基準とする衛星と他の衛星をそれぞ
れ焦点とする等位相差双曲面と地球表面(海面や地面)
とが交わってできる曲線である。(A)に示す例では、
3本の位置線の重心Stが受信点の位置として求められ
る。ここで、(S1−B)は基準とする衛星Bと他の衛
星S1の組による位置線、(S2−B)は基準とする衛
星Bと他の衛星S2の組による位置線、(S3−B)は
基準とする衛星Bと他の衛星S3の組による位置線であ
る。この例で3つの位置線が1点で交わらないのは、各
衛星のうちいずれかの衛星からの電波に僅かながらもマ
ルチパスが生じているからである。ここで衛星S2から
の電波にマルチパスが生じる(反射波が強くなる)と、
例えば(B)で(S2′−B)に示すように位置線にオ
フセットがかかることになる。その結果、測位結果は図
に示すStからSt′へ突然位置跳びを起こすことにな
る。その後、この衛星S2からの電波のマルチパスがな
くなり、殆ど直接波のみ受信される状態となれば、(受
信点が移動していないものとして)St′からStへ再
び位置跳びを起こすことになる。このように、マルチパ
スの状態が変化すると、その都度位置跳びが生じてしま
う。
【0008】図3ではマルチパスの影響について示した
が、測位に用いる衛星からの電波の遮断や復帰が生じた
場合、図3に示した位置線の数が変化する。その場合、
それらの複数の位置線の交差付近の重心位置が変化する
ため、やはり位置跳びが起こる。
【0009】上記マルチパスによる位置線の最大変位量
は波長の1/4程度であり、C/Aコードの場合、波長
が300mであるから、最大約75mのオフセットがか
かる。(1) のコードDGPS方式では、この影響をその
まま受けてしまう。(2) のキャリアベースDGPS方式
では、波長の短い(19cm)キャリア位相を用いて補
正を行うので、通常は最大50cm程度の位置跳びとな
って現れる。
【0010】このように位置跳びは、無制限に大きくな
ることはなく、或る公称精度を利用者に示すことはでき
る。しかし、例えば全長が高々10m程度の小型の測量
船が、全長200mもある土運船の近傍で測量を行うよ
うなケースは稀ではなく、このような条件下で測量船が
操船しつつ一定時間間隔で、または一定距離走航する毎
に水深などを測量していくと、頻繁に位置跳びが生じ
る。それがたとえ公称精度内での位置跳びであるとはい
え、位置と水深とを関連付けてデータを蓄積する際、デ
ータの連続性を保つ上で、このことは大きな問題とな
る。
【0011】この発明の目的は、衛星からの電波のマル
チパスの状態が変化したり、電波が途絶えたりすること
による上記位置跳びを実質的になくして、受信点の移動
に伴う測位結果の変化が滑らかに出力されるようにした
測位装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の測位
用衛星からの電波の擬似雑音符号の位相またはキャリア
の位相を検出して受信点の位置を求める測位手段を備え
た測位装置において、前記測位手段により求められた受
信点の位置を、当該位置の所定時間間隔における移動距
離と、前記キャリアのドップラシフト周波数から求めた
前記所定時間間隔における受信点の移動距離とで平滑化
する平滑化手段を設ける。
【0013】このようにキャリアのドップラシフト周波
数を基にした、所定時間間隔における受信点の移動距離
によって、測位手段による測位位置の変化を平滑化(ス
ムージング)すれば、マルチパスによる前記オフセット
がかかって測位手段による測位位置自体に位置跳びが生
じても、キャリアのドップラシフト周波数は上記オフセ
ットの影響を受けないので、その変化が緩やかとなり、
最終的な測位結果が急激に変化することがない。しか
も、キャリアのドップラシフト周波数を基にした所定時
間間隔における受信点の移動距離はマルチパスの有無に
関わらず正確に求められるので、測位結果の精度を低下
させることがない。
【0014】上記平滑化のため、例えば、キャリアのド
ップラシフト周波数から求めた移動距離と測位手段によ
り求めた移動距離との加重平均値を所定時間前の前回の
位置に加えることによって、今回の位置を求める。
【0015】このようにキャリアのドップラシフト周波
数を基にした受信点の移動速度と測位手段による測位位
置の変化から求めた移動距離とを加重平均すれば、測位
位置に位置跳びが生じても、移動速度から求めた移動距
離の重みによって最終的な測位結果が急激に変化するこ
とがない。上述のとおり、測位用衛星からの信号のマル
チパスの状態が変化したり、いずれかの衛星からの電波
が途絶えたとしても、キャリアのドップラシフト周波数
自体はその影響を受けず、受信点の移動速度から求めた
移動距離はジャンプすることがなく、且つ常に高精度に
求められるため、移動速度による移動距離側の重みを重
くしても測位精度が低下せず、充分な平滑化が成され
る。
【0016】また、この発明は、前記測位手段として、
前記測位用衛星からの電波に含まれている擬似雑音符号
の位相を前記キャリア位相で補正するとともに平均化し
て受信点の位置を求めるものとする。
【0017】このように擬似雑音符号の位相をキャリア
位相で補正することによって受信点の位置を求めるよう
にしたため、擬似雑音符号の位相のばらつきが抑えられ
て測位精度が高まる。しかもキャリア位相のみを用いた
場合と異なり、キャリア位相の整数バイアスの決定「初
期化」が不要であるため、稼動開始直後から測位を行う
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態である
測位装置の構成を図1〜図5を参照して説明する。図1
は、測位装置の構成を示すブロック図であり、(A)は
基地局のブロック図、(B)は移動局のブロック図であ
る。基地局は(A)に示すようにGPSアンテナ1、G
PS受信機2、データ送信機3およびデータ送信用アン
テナ4とから構成する。ここで、GPS受信機2はアン
テナ1から各衛星までの距離(C/Aコード位相)を観
測する。データ送信機3は、この生のC/Aコード位相
のデータをコード化してデータ送信用アンテナ4から所
定のサービスエリア内に放送する。
【0019】一方、移動局は(B)に示す構成からな
り、GPSアンテナ11は複数の衛星からの信号を受信
して、L1帯増幅回路12はこれを増幅し、ミキサ回路
14はこの信号と局部発振回路13による信号とをミキ
シングして中間周波信号に変換する。中間周波増幅回路
15はこれを増幅し、サンプラ16はこれを所定周期で
サンプリングし、A/Dコンバータ17はその値をディ
ジタルデータに変換する。データ処理回路25はこのデ
ィジタルデータを基に、C/Aコード位相とキャリア位
相を検出するとともに、その追尾を行う。一方、データ
受信機19は上記基地局から放送されたデータをダイバ
シィティ構成のデータ受信用アンテナ18により受信す
る。CPU21はROM22にあらかじめ書き込んだプ
ログラムを実行して、後述する測位を行う。RAM23
はそのプログラムの実行に際してワーキングエリアとし
て用いる。またCPU21はインターフェイス20を介
してデータ受信機19による受信データを読み取る。ま
た、CPU21は測位結果をインターフェイス24を介
して外部へ出力する。
【0020】図2は、図1の(B)に示したデータ処理
回路25の構成を示すブロック図である。ここでキャリ
アNCO31は乗算器32に対してキャリア信号(デー
タ)を与え、乗算器32はA/Dコンバータからのデー
タに対してキャリア信号のデータを乗算することによっ
てキャリア成分を除去する。C/Aコード発生回路33
は所定の位相で所定のC/Aコードを発生する。相関器
34はI相関器、Q相関器およびE−L相関器からな
る。ここでI相関器とQ相関器は、受信信号のキャリア
周波数におけるI成分とQ成分について、キャリアNC
O31の発生したキャリア信号データとの相関を求め
る。また、E−L相関器は、正規のC/Aコード位相か
ら±0.5チップずれたC/Aコードと受信信号のC/
Aコードとの相関値の差を求める。CPUは相関器34
の求めたI相関器とQ相関値を基に、受信信号のキャリ
ア位相を検出し、受信信号のキャリア位相とキャリアN
CO31の発生するキャリア信号データの位相とが一致
するように、キャリアNCO31に対してデータを与え
る。またCPUはE−L相関値を基にC/Aコード位相
を検出し、C/Aコード発生回路33が発生するC/A
コードの位相が受信信号のC/Aコード位相と一致する
ようにC/Aコード発生回路33へ制御データを与え
る。このようにキャリア位相とC/Aコード位相の追尾
を行うことによって、キャリア位相、ドップラシフト周
波数およびC/Aコード位相を求める。
【0021】図4は図1に示した移動局におけるCPU
の処理手順を示すフローチャートである。この処理は周
期T(例えば1秒)毎に実行される。まず前回(1秒
前)に求めたキャリア位相αt-1 と今回(現在)求めた
キャリア位相αt との差Δαを求める。また前回に求め
た平均化C/Aコード位相γt-1 にΔαを加えて今回の
補正C/Aコード位相γt ′とする。そして、この今回
の補正C/Aコード位相γt ′と今回求めた観測による
C/Aコード位相データβt とをw1:(1−w1)の
重み付けで加重平均をとり、その値を今回の平均化C/
Aコード位相γtとして求める。このようにC/Aコー
ド位相をキャリア位相の変化量で補正(外挿)し、この
補正したC/Aコード位相と今回の観測によるC/Aコ
ード位相との加重平均をとることによって、C/Aコー
ド位相のばらつきが抑えられる。各衛星毎に上記γt を
求めて、受信点の観測位置St を算出する。
【0022】続いて、今回検出したドップラシフト周波
数に基づく受信点の移動速度(観測速度)Vt から周期
Tにおける受信点の移動距離ΔVを求める。ここではT
=1とすればΔV=Vt である。また前回の出力位置P
t-1 と、今回の観測により求めた位置St との差から移
動距離ΔPを求める。そして、上記ΔVとΔPとをw
2:(1−w2)の重み付けで加重平均をとって平均移
動距離ΔLを求める。この値を前回の出力位置Pt-1 に
加算して、その結果を今回の出力位置Pt とする。この
値を今回の測位結果として出力する。
【0023】上記重みw2は0≦w2≦1の関係であ
る。この場合、ドップラシフト周波数から求めた速度の
誤差は秒速±2cm程度と高精度であり、一方のC/A
コード位相をキャリア位相で補正して求めた観測位置S
t の精度は±100cm程度であるので、w2:(1−
w2)=100:2として、w2=0.98とする。な
お、測位に用いる衛星数が多い程、一般に速度の検出精
度の向上より測位精度の向上が大きいので、測位に用い
る衛星数が増す程、重みw2を小さくするようにしても
よい。
【0024】図5は、上記前回の出力位置Pt-1 、今回
の観測位置St 、今回の観測速度に基づく移動距離Δ
V、観測位置の変化による移動距離ΔPおよび今回の出
力位置Pt との関係を示している。いずれかの衛星から
の電波にマルチパスが生じると、図3に示したように、
その衛星を含む対による位置線にオフセットがかかり、
上記観測による位置St が位置跳びするが、この図5に
示すように、ΔVとΔPとをw2:(1−w2)の重み
付けで加重平均をとって平均移動距離ΔLを求め、これ
を前回の出力位置Pt-1 に加算することによって、今回
の出力位置Pt を求める。
【0025】なお、実施形態では、比例配分による加重
平均を求めたが、例えば相乗平均等のその他の平均化方
法を用いて、測位手段により求められた位置を、当該位
置の所定時間間隔における移動距離と、前記キャリアの
ドップラシフト周波数から求めた所定時間間隔における
受信点の移動距離で平滑化してもよい。例えば、上記Δ
VとΔPとをw3:(1−w3)の重み付け(w3は0
≦w3≦1の関係)で相乗平均をとる場合、ΔL=ΔV
w3・ΔP(1-w3)として平均移動距離ΔLを求め、これを
前回の出力位置Pt-1 に加算して、その値を今回の出力
位置Pt として出力するようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】請求項1,2に係る発明によれば、測位
結果として出力される位置データの精度が低下すること
なく、位置の変化が平滑化(スムージング)される。
【0027】請求項3に係る発明によれば、擬似雑音符
号の位相のばらつきが抑えられて測位精度が高まる。し
かもキャリア位相のみを用いた場合と異なり、キャリア
位相の整数バイアスの決定「初期化」が不要であり、稼
動開始直後から測位を行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る測位装置の構成を示
すブロック図
【図2】データ処理回路部分の構成を示すブロック図
【図3】測位のための位置線とそのオフセットの変化の
例を示す図
【図4】移動局におけるCPUの処理手順を示すフロー
チャート
【図5】出力位置のスムージングの作用を説明する図
【符号の説明】
1,11−GPSアンテナ 4−データ送信用アンテナ 18−データ受信用アンテナ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の測位用衛星からの電波の擬似雑音
    符号の位相またはキャリアの位相を検出して受信点の位
    置を求める測位手段を備えた測位装置において、 前記測位手段により求められた受信点の位置を、当該位
    置の所定時間間隔における移動距離と、前記キャリアの
    ドップラシフト周波数から求めた前記所定時間間隔にお
    ける受信点の移動距離とで平滑化する平滑化手段を設け
    たことを特徴とする測位装置。
  2. 【請求項2】 前記平滑化手段は、前記ドップラシフト
    周波数から求めた移動距離と前記測位手段により求めた
    移動距離との加重平均値を前記所定時間間隔前の受信点
    の位置に加えて、今回の受信点の位置として求めるもの
    である請求項1に記載の測位装置。
  3. 【請求項3】 前記測位手段は、前記測位用衛星からの
    電波に含まれている擬似雑音符号の位相を前記キャリア
    の位相で補正するとともに平均化して受信点の位置を求
    めるものである請求項1または2に記載の測位装置。
JP36993398A 1998-12-25 1998-12-25 測位装置 Pending JP2000193732A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010071686A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Sumitomo Electric Ind Ltd 測位装置、コンピュータプログラム及び測位方法
JP2011053223A (ja) * 2010-11-19 2011-03-17 Mitsubishi Electric Corp Gps受信機

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