JP2000193359A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents
冷却貯蔵庫Info
- Publication number
- JP2000193359A JP2000193359A JP36921198A JP36921198A JP2000193359A JP 2000193359 A JP2000193359 A JP 2000193359A JP 36921198 A JP36921198 A JP 36921198A JP 36921198 A JP36921198 A JP 36921198A JP 2000193359 A JP2000193359 A JP 2000193359A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooler
- duct
- fan
- cooling
- disposed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 庫内に収納された収納物の影響により、部分
的に温度が上昇することなく、庫内の温度分布を均一に
し、また、収納物が多くなっても、庫内への吐出冷気が
減少せず庫内温度の上昇を抑え、且、冷却スピードも遅
くならないようにすることを目的とする。 【解決手段】 本体1の天井1a内面に配設した冷却器
12と、冷却器用ファン14から成る冷却室16と、該
冷却室12後方に配置した吐出口17と、該吐出口17
から内箱背面3aに配設し、背面吐出孔26aを有する
背面ダクト26と、前記吐出口17から冷却器カバー1
5の下方を通り内箱3前面に配置し、天面吐出孔27a
を有した天面ダクト27を備えた構成により、背面ダク
ト26が塞がれても天面ダクト27からの冷気吐出によ
り、庫内温度の均一化を図る。
的に温度が上昇することなく、庫内の温度分布を均一に
し、また、収納物が多くなっても、庫内への吐出冷気が
減少せず庫内温度の上昇を抑え、且、冷却スピードも遅
くならないようにすることを目的とする。 【解決手段】 本体1の天井1a内面に配設した冷却器
12と、冷却器用ファン14から成る冷却室16と、該
冷却室12後方に配置した吐出口17と、該吐出口17
から内箱背面3aに配設し、背面吐出孔26aを有する
背面ダクト26と、前記吐出口17から冷却器カバー1
5の下方を通り内箱3前面に配置し、天面吐出孔27a
を有した天面ダクト27を備えた構成により、背面ダク
ト26が塞がれても天面ダクト27からの冷気吐出によ
り、庫内温度の均一化を図る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホテル、レストラ
ン等の厨房室で使用される冷却貯蔵庫に関し、特に庫内
の温度分布を均一に保持する冷却貯蔵庫に関する。
ン等の厨房室で使用される冷却貯蔵庫に関し、特に庫内
の温度分布を均一に保持する冷却貯蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ホテル、レストラン等の厨房室で
使用される業務用貯蔵庫は庫内に収納する食品の繊細な
温度管理による食材の鮮度維持ということが重要な要素
となっている。
使用される業務用貯蔵庫は庫内に収納する食品の繊細な
温度管理による食材の鮮度維持ということが重要な要素
となっている。
【0003】従来の冷却貯蔵庫としては特開平9−28
0715号公報に示されているものがある。
0715号公報に示されているものがある。
【0004】以下、図11から図13を参照しながら従
来の冷却貯蔵庫を説明する。図11は、従来の冷却貯蔵
庫の断面図であり、図12は従来の冷却貯蔵庫の斜視図
である。
来の冷却貯蔵庫を説明する。図11は、従来の冷却貯蔵
庫の断面図であり、図12は従来の冷却貯蔵庫の斜視図
である。
【0005】図11,図12において、1は冷却貯蔵庫
の本体であり、外箱2と内箱3と両箱間に充填された発
泡断熱材4にて構成されている。該本体1は前面に支柱
5aを有する開口部5を有しており、断熱扉6にて開閉
自在に閉鎖されている。また、7は本体1の天井面1a
上に配設された機械室で、ユニットベース8上に凝縮器
9,凝縮器ファン10,圧縮機11,が配設され、下に
冷却器12と、該冷却器12に取り付けた除霜ヒーター
13と、冷却器12の近傍に配設した冷却器用ファン1
4と、前記冷却器12全体を覆い下方に配設した冷却器
カバー15と、から成る冷却室16を配設し、該冷却室
12後方に配置し内箱3の背面3aと前記冷却器カバー
15の一辺にて形成した吐出口17と、該吐出口17か
ら背面3a面に配設し、背面吐出孔18aを有する背面
ダクト18と、また、冷却器カバー15の冷却器ファン
14の位置する部分に吸込口19を設け、吸込口カバー
20を配している。また、冷却器カバー15の後部には
ドレン排水口15aを設け、その先にドレンホース21
を装着している。一方、内箱3の側面3bと背面ダクト
18と支柱5aには棚受け22aを掛止した多段調節材
22を配設し、棚受け22aに網棚23を載置してい
る。また、24は庫内に収納された食品等の収納物であ
る。以上のように構成された冷却貯蔵庫について以下そ
の動作について説明する。
の本体であり、外箱2と内箱3と両箱間に充填された発
泡断熱材4にて構成されている。該本体1は前面に支柱
5aを有する開口部5を有しており、断熱扉6にて開閉
自在に閉鎖されている。また、7は本体1の天井面1a
上に配設された機械室で、ユニットベース8上に凝縮器
9,凝縮器ファン10,圧縮機11,が配設され、下に
冷却器12と、該冷却器12に取り付けた除霜ヒーター
13と、冷却器12の近傍に配設した冷却器用ファン1
4と、前記冷却器12全体を覆い下方に配設した冷却器
カバー15と、から成る冷却室16を配設し、該冷却室
12後方に配置し内箱3の背面3aと前記冷却器カバー
15の一辺にて形成した吐出口17と、該吐出口17か
ら背面3a面に配設し、背面吐出孔18aを有する背面
ダクト18と、また、冷却器カバー15の冷却器ファン
14の位置する部分に吸込口19を設け、吸込口カバー
20を配している。また、冷却器カバー15の後部には
ドレン排水口15aを設け、その先にドレンホース21
を装着している。一方、内箱3の側面3bと背面ダクト
18と支柱5aには棚受け22aを掛止した多段調節材
22を配設し、棚受け22aに網棚23を載置してい
る。また、24は庫内に収納された食品等の収納物であ
る。以上のように構成された冷却貯蔵庫について以下そ
の動作について説明する。
【0006】まず、凝縮器9,凝縮器用ファン10,圧
縮機11、の作用により、冷却器12が冷却され、冷却
器用ファン14にて冷気は吐出口17から背面ダクト1
8を通り背面吐出孔18aから庫内に吐きだされ冷却器
カバー15に備えている吸込口19に吸い込まれ冷却器
12に還るという動作を繰り返し庫内は冷却される。ま
た、冷却器12に付着した霜は周期的に除霜ヒーター1
3が発熱し、溶かされた除霜水はドレン排水口15aを
通りドレンホース21にて庫外に排出される。
縮機11、の作用により、冷却器12が冷却され、冷却
器用ファン14にて冷気は吐出口17から背面ダクト1
8を通り背面吐出孔18aから庫内に吐きだされ冷却器
カバー15に備えている吸込口19に吸い込まれ冷却器
12に還るという動作を繰り返し庫内は冷却される。ま
た、冷却器12に付着した霜は周期的に除霜ヒーター1
3が発熱し、溶かされた除霜水はドレン排水口15aを
通りドレンホース21にて庫外に排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成は、網棚23上に載置された収納物24によ
り、背面ダクト18の背面吐出孔18aが塞がれると冷
気が吐出されなくなり、塞がれていない背面吐出孔18
aからのみ排出されるため、収納物24の収納状態によ
り庫内に温度差が生じ、温度分布が均一にならない、ま
た、収納物24が多くなると背面吐出孔18aが塞がれ
易くなり、庫内への吐出冷気が減少し庫内温度が上昇す
るとともに冷却スピードも遅くなるという欠点があっ
た。
来の構成は、網棚23上に載置された収納物24によ
り、背面ダクト18の背面吐出孔18aが塞がれると冷
気が吐出されなくなり、塞がれていない背面吐出孔18
aからのみ排出されるため、収納物24の収納状態によ
り庫内に温度差が生じ、温度分布が均一にならない、ま
た、収納物24が多くなると背面吐出孔18aが塞がれ
易くなり、庫内への吐出冷気が減少し庫内温度が上昇す
るとともに冷却スピードも遅くなるという欠点があっ
た。
【0008】また、断熱扉6を解放すると図12に示す
ように庫内の冷気は下方に排出され、替わりに庫内上部
に外気が流入し庫内収納物24の温度が上昇する、ま
た、冷却器12に外気が触れ霜の付着量が多くなり、そ
の霜により冷却用ファン14からの風量が減少し、庫内
温度が上昇するという欠点があった。
ように庫内の冷気は下方に排出され、替わりに庫内上部
に外気が流入し庫内収納物24の温度が上昇する、ま
た、冷却器12に外気が触れ霜の付着量が多くなり、そ
の霜により冷却用ファン14からの風量が減少し、庫内
温度が上昇するという欠点があった。
【0009】また、背面ダクト18に多段調節材22を
取り付け、棚受け22aから網棚23を保持している関
係から、背面ダクト18にはある程度強度を持たす必要
があり、板厚の厚い材料を使用し、また、補強材を設け
る等、高価なものになっていた。また、板厚も厚く、内
箱3の背面3aの面積に相当する背面ダクト22は大き
く重量もあることから取り付け作業が困難になるという
欠点があった。
取り付け、棚受け22aから網棚23を保持している関
係から、背面ダクト18にはある程度強度を持たす必要
があり、板厚の厚い材料を使用し、また、補強材を設け
る等、高価なものになっていた。また、板厚も厚く、内
箱3の背面3aの面積に相当する背面ダクト22は大き
く重量もあることから取り付け作業が困難になるという
欠点があった。
【0010】本発明は、従来の課題を解決するもので、
網棚23上に載置された収納物24の影響により、部分
的に温度が上昇することなく、庫内の温度分布を均一に
し、また、収納物24が多くなっても、庫内への吐出冷
気が減少せず庫内温度の上昇を抑え、且つ、冷却スピー
ドも遅くならないようにすることを目的とする。
網棚23上に載置された収納物24の影響により、部分
的に温度が上昇することなく、庫内の温度分布を均一に
し、また、収納物24が多くなっても、庫内への吐出冷
気が減少せず庫内温度の上昇を抑え、且つ、冷却スピー
ドも遅くならないようにすることを目的とする。
【0011】また、断熱扉6を解放しても庫内の冷気の
排出量を抑えることで、庫内収納物24の温度上昇を防
止し、また、冷却器12の霜付量を減少させ、霜による
冷却用ファン14からの風量の減少を抑え、庫内温度を
一定に保つことを目的とする。
排出量を抑えることで、庫内収納物24の温度上昇を防
止し、また、冷却器12の霜付量を減少させ、霜による
冷却用ファン14からの風量の減少を抑え、庫内温度を
一定に保つことを目的とする。
【0012】また、背面ダクト18と多段調節材22の
取り付けを容易にし、安価にすることを目的とする。
取り付けを容易にし、安価にすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明の冷却貯蔵庫は本体の天井内面に配置した冷却器
と、冷却器用ファンから成る冷却室と、該冷却室後方に
配置した吐出口と、該吐出口から内箱面に配設し、背面
吐出孔を有する背面ダクトと、前記吐出口から前記冷却
器カバーの下方を通り内箱前面に配置し、天面吐出孔を
有した天面ダクトを備えている。これにより、背面ダク
トが塞がれても天面ダクトより冷気が吐出されるため、
庫内に収納した収納物の影響により、部分的に温度が上
昇することなく、庫内の温度分布が均一となる。また、
収納物が多くなっても、天面ダクトの吐出量が増加し、
庫内への吐出冷気が減少せず庫内温度の上昇を抑え、
且、冷却スピードも遅くならない。また、断熱扉を解放
しても天面ダクト前面からの冷気吐出により、エアーカ
ーテンとなり外気の侵入抑えることで、庫内収納物の温
度上昇を防止し、また、冷却器の霜付量を減少させ、霜
による冷却用ファンからの風量の減少を抑え、庫内温度
が一定に保つことが出来る。
本発明の冷却貯蔵庫は本体の天井内面に配置した冷却器
と、冷却器用ファンから成る冷却室と、該冷却室後方に
配置した吐出口と、該吐出口から内箱面に配設し、背面
吐出孔を有する背面ダクトと、前記吐出口から前記冷却
器カバーの下方を通り内箱前面に配置し、天面吐出孔を
有した天面ダクトを備えている。これにより、背面ダク
トが塞がれても天面ダクトより冷気が吐出されるため、
庫内に収納した収納物の影響により、部分的に温度が上
昇することなく、庫内の温度分布が均一となる。また、
収納物が多くなっても、天面ダクトの吐出量が増加し、
庫内への吐出冷気が減少せず庫内温度の上昇を抑え、
且、冷却スピードも遅くならない。また、断熱扉を解放
しても天面ダクト前面からの冷気吐出により、エアーカ
ーテンとなり外気の侵入抑えることで、庫内収納物の温
度上昇を防止し、また、冷却器の霜付量を減少させ、霜
による冷却用ファンからの風量の減少を抑え、庫内温度
が一定に保つことが出来る。
【0014】また、本体の天井内面に配設した冷却器
と、該冷却器の近傍に配設した庫内循環ファンと、該庫
内循環ファンに並設した冷却制御ファンと、前記冷却器
の下方に設けた冷却器カバーと、該冷却器カバーの庫内
循環ファンと冷却制御ファンに相対する位置に設けた吸
込口と、吸込循環口と、該吸込循環口から内箱天井前面
に配設した前部天面ダクトから成り、また、前記断熱扉
の開閉を検知し、前記冷却制御ファンの停止、運転を制
御するスイッチ機構を備えている。
と、該冷却器の近傍に配設した庫内循環ファンと、該庫
内循環ファンに並設した冷却制御ファンと、前記冷却器
の下方に設けた冷却器カバーと、該冷却器カバーの庫内
循環ファンと冷却制御ファンに相対する位置に設けた吸
込口と、吸込循環口と、該吸込循環口から内箱天井前面
に配設した前部天面ダクトから成り、また、前記断熱扉
の開閉を検知し、前記冷却制御ファンの停止、運転を制
御するスイッチ機構を備えている。
【0015】これにより、断熱扉を解放したとき、スイ
ッチ機構により、冷却制御ファンを止めることで冷気の
流れを庫内循環ファンから冷却制御ファン下の吸込循環
口に変え、天面ダクト前面からの冷気吐出により、エア
ーカーテンとなり外気の侵入抑えることで、庫内の冷気
の放出量を抑え、庫内収納物の温度上昇を防止し、ま
た、冷却器の霜付量を減少させ、霜による冷却用ファン
からの風量の減少を抑え、庫内温度を一定に保つことが
出来る。
ッチ機構により、冷却制御ファンを止めることで冷気の
流れを庫内循環ファンから冷却制御ファン下の吸込循環
口に変え、天面ダクト前面からの冷気吐出により、エア
ーカーテンとなり外気の侵入抑えることで、庫内の冷気
の放出量を抑え、庫内収納物の温度上昇を防止し、ま
た、冷却器の霜付量を減少させ、霜による冷却用ファン
からの風量の減少を抑え、庫内温度を一定に保つことが
出来る。
【0016】また、本体前面開口部に設けた支柱と、該
支柱に配設し、複数の空気孔を設けた棚調節前面ダクト
と、内箱背面に配設した棚調節背面ダクトと、内箱側面
に配設した棚調節側面ダクトと、前記各棚調節ダクトの
空気孔に係止した棚受けを備えている。
支柱に配設し、複数の空気孔を設けた棚調節前面ダクト
と、内箱背面に配設した棚調節背面ダクトと、内箱側面
に配設した棚調節側面ダクトと、前記各棚調節ダクトの
空気孔に係止した棚受けを備えている。
【0017】これにより、背面ダクトと多段調節材の機
能を一体にすることで棚調節ダクトの取り付けを容易に
し、かつ構成を簡単なものにでき安価にすることが出来
る。
能を一体にすることで棚調節ダクトの取り付けを容易に
し、かつ構成を簡単なものにでき安価にすることが出来
る。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
本体の天井外面に載置した凝縮器と、凝縮器用ファン
と、圧縮機から成る機械室と、本体の天井内面に配設し
た冷却器と、該冷却器に取り付けた除霜ヒーターと、前
記冷却器の近傍に配設した冷却器用ファンと、前記冷却
器全体を覆い下方に配設した冷却器カバーから成る冷却
室と、該冷却室後方に配置し内箱背面と前記冷却器カバ
ーの一辺にて形成した吐出口と、該吐出口から内箱面に
配設し、背面吐出孔を有する背面ダクトと、前記吐出口
から前記冷却器カバーの下方を通り内箱前面に配置し、
天面吐出孔を有した天面ダクトを備えた構成であり、こ
れにより、背面ダクトの一部が塞がれても天面ダクトよ
り冷気が吐出されるため、庫内に収納した収納物の影響
により、部分的に温度が上昇することなく、庫内の温度
分布が均一となる、また、収納物が多くなっても、庫内
への吐出冷気が減少せず庫内温度の上昇を抑え、且、冷
却スピードも遅くならない。また、断熱扉を解放しても
天面ダクト前面からの冷気吐出により、エアーカーテン
となり外気の侵入抑えることで、庫内収納物の温度上昇
を防止すると共に、冷却器の霜付量を減少させ、霜によ
る冷却用ファンからの風量の減少を抑え、庫内温度を一
定に保つことが出来るという作用を有す。
本体の天井外面に載置した凝縮器と、凝縮器用ファン
と、圧縮機から成る機械室と、本体の天井内面に配設し
た冷却器と、該冷却器に取り付けた除霜ヒーターと、前
記冷却器の近傍に配設した冷却器用ファンと、前記冷却
器全体を覆い下方に配設した冷却器カバーから成る冷却
室と、該冷却室後方に配置し内箱背面と前記冷却器カバ
ーの一辺にて形成した吐出口と、該吐出口から内箱面に
配設し、背面吐出孔を有する背面ダクトと、前記吐出口
から前記冷却器カバーの下方を通り内箱前面に配置し、
天面吐出孔を有した天面ダクトを備えた構成であり、こ
れにより、背面ダクトの一部が塞がれても天面ダクトよ
り冷気が吐出されるため、庫内に収納した収納物の影響
により、部分的に温度が上昇することなく、庫内の温度
分布が均一となる、また、収納物が多くなっても、庫内
への吐出冷気が減少せず庫内温度の上昇を抑え、且、冷
却スピードも遅くならない。また、断熱扉を解放しても
天面ダクト前面からの冷気吐出により、エアーカーテン
となり外気の侵入抑えることで、庫内収納物の温度上昇
を防止すると共に、冷却器の霜付量を減少させ、霜によ
る冷却用ファンからの風量の減少を抑え、庫内温度を一
定に保つことが出来るという作用を有す。
【0019】請求項2記載の発明は、本体の前面開口部
を覆い開閉自在に取り付けた断熱扉と、本体の天井内面
に配設した冷却器と、該冷却器の近傍に配設した庫内循
環ファンと、該庫内循環ファンに並設した冷却制御ファ
ンと、該両ファンの周囲に配設したファンリングと、前
記冷却器の下方に設けた冷却器カバーと、該冷却器カバ
ーの庫内循環ファンと冷却制御ファンに相対する位置に
設けた吸込口と、吸込循環口と、該吸込循環口から内箱
天井前面に配設した前部天面ダクトから成り、また、前
記断熱扉の開閉を検知し、前記冷却制御ファンの停止、
運転を制御するスイッチ機構を備えた構成により、断熱
扉を解放したとき冷却制御ファンを止めることで冷気の
流れを庫内循環ファンから冷却制御ファン下の吸込循環
口に変え、天面ダクト前面から前面開口部に吐出するこ
とで、エアーカーテンとなり外気の侵入抑えることで、
庫内の冷気の放出量を抑え、庫内収納物の温度上昇を防
止し、また、冷却器の霜付量を減少させ、霜による冷却
用ファンからの風量の減少を抑え、庫内温度を一定に保
つことが出来るという作用を有す。
を覆い開閉自在に取り付けた断熱扉と、本体の天井内面
に配設した冷却器と、該冷却器の近傍に配設した庫内循
環ファンと、該庫内循環ファンに並設した冷却制御ファ
ンと、該両ファンの周囲に配設したファンリングと、前
記冷却器の下方に設けた冷却器カバーと、該冷却器カバ
ーの庫内循環ファンと冷却制御ファンに相対する位置に
設けた吸込口と、吸込循環口と、該吸込循環口から内箱
天井前面に配設した前部天面ダクトから成り、また、前
記断熱扉の開閉を検知し、前記冷却制御ファンの停止、
運転を制御するスイッチ機構を備えた構成により、断熱
扉を解放したとき冷却制御ファンを止めることで冷気の
流れを庫内循環ファンから冷却制御ファン下の吸込循環
口に変え、天面ダクト前面から前面開口部に吐出するこ
とで、エアーカーテンとなり外気の侵入抑えることで、
庫内の冷気の放出量を抑え、庫内収納物の温度上昇を防
止し、また、冷却器の霜付量を減少させ、霜による冷却
用ファンからの風量の減少を抑え、庫内温度を一定に保
つことが出来るという作用を有す。
【0020】請求項3記載の発明は、本体前面開口部に
設けた支柱と、該支柱に配設し、複数の空気孔を設けた
棚調節前面ダクトと、内箱背面に配設し、複数の空気孔
を設けた棚調節背面ダクトと、内箱側面に配設し、複数
の空気孔を設けた棚調節側面ダクトと、前記各棚調節ダ
クトの空気孔に係止した棚受けを備えた構成であり、こ
れにより、背面ダクトと多段調節材の機能を一体にする
ことで棚調節ダクトの取り付けを容易にし、安価にする
ことが出来るという作用を有す。
設けた支柱と、該支柱に配設し、複数の空気孔を設けた
棚調節前面ダクトと、内箱背面に配設し、複数の空気孔
を設けた棚調節背面ダクトと、内箱側面に配設し、複数
の空気孔を設けた棚調節側面ダクトと、前記各棚調節ダ
クトの空気孔に係止した棚受けを備えた構成であり、こ
れにより、背面ダクトと多段調節材の機能を一体にする
ことで棚調節ダクトの取り付けを容易にし、安価にする
ことが出来るという作用を有す。
【0021】
【実施例】以下本発明の実施の形態について、図1から
図9を用いて説明する。尚、従来と同一構成については
同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図9を用いて説明する。尚、従来と同一構成については
同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0022】(実施例1)図1から図3は、本発明の実
施例1による冷却貯蔵庫を示し、図1は本発明の冷却貯
蔵庫の断面図、図2は本発明の冷却貯蔵庫の斜視図であ
る。
施例1による冷却貯蔵庫を示し、図1は本発明の冷却貯
蔵庫の断面図、図2は本発明の冷却貯蔵庫の斜視図であ
る。
【0023】図1,図2において、7は本体1の天井面
1a上に配設された機械室で、ユニットベース8上に凝
縮器9,凝縮器ファン10,圧縮機11,が配設され、
下に冷却器12と、該冷却器12に取り付けた除霜ヒー
ター13と、冷却器12の近傍に配設した冷却器用ファ
ン14と、ファンリング25と、前記冷却器12全体を
覆い下方に配設した冷却器カバー15と、から成る冷却
室16を配設し、該冷却室12後方に内箱3の背面3a
と前記冷却器カバー15の一辺にて形成した吐出口17
と、該吐出口17の一部から背面3a面に配設し、背面
吐出孔26aを有する背面ダクト26と、また、冷却器
カバー15の冷却器ファン14の位置する部分に吸込口
19を設け、吸込口カバー20を配している。
1a上に配設された機械室で、ユニットベース8上に凝
縮器9,凝縮器ファン10,圧縮機11,が配設され、
下に冷却器12と、該冷却器12に取り付けた除霜ヒー
ター13と、冷却器12の近傍に配設した冷却器用ファ
ン14と、ファンリング25と、前記冷却器12全体を
覆い下方に配設した冷却器カバー15と、から成る冷却
室16を配設し、該冷却室12後方に内箱3の背面3a
と前記冷却器カバー15の一辺にて形成した吐出口17
と、該吐出口17の一部から背面3a面に配設し、背面
吐出孔26aを有する背面ダクト26と、また、冷却器
カバー15の冷却器ファン14の位置する部分に吸込口
19を設け、吸込口カバー20を配している。
【0024】前記吐出口17から前記冷却器カバー15
の下方を通り内箱3前面に配置し、天面吐出孔27aを
有した天面ダクト27と、内箱3側面に側面吐出孔28
aを設けた側面ダクト28を備えている。以上のように
構成された冷却貯蔵庫について、以下その動作を説明す
る。まず、凝縮器9,凝縮器用ファン10,圧縮機1
1、の作用により、冷却器12が冷却され、冷却器用フ
ァン14にて冷気は吐出口17から背面ダクト26を通
り背面吐出孔26aから庫内に吐きだされ、また、吐出
口17から前面ダクト27を通り前面吐出孔27aから
庫内に吐き出されるというように2系列に区分され、庫
内を冷却後、冷却器カバー15に備えている吸込口19
に吸い込まれ冷却器12に還る。その際、帰還冷気の一
部は側面ダクト28を通り吸込口19に還るという動作
を繰り返し庫内は冷却される。また、冷却器12に付着
した霜は周期的に除霜ヒーター13が発熱し、溶かされ
た除霜水はドレン排水口15aを通りドレンホース21
にて庫外に排出される。
の下方を通り内箱3前面に配置し、天面吐出孔27aを
有した天面ダクト27と、内箱3側面に側面吐出孔28
aを設けた側面ダクト28を備えている。以上のように
構成された冷却貯蔵庫について、以下その動作を説明す
る。まず、凝縮器9,凝縮器用ファン10,圧縮機1
1、の作用により、冷却器12が冷却され、冷却器用フ
ァン14にて冷気は吐出口17から背面ダクト26を通
り背面吐出孔26aから庫内に吐きだされ、また、吐出
口17から前面ダクト27を通り前面吐出孔27aから
庫内に吐き出されるというように2系列に区分され、庫
内を冷却後、冷却器カバー15に備えている吸込口19
に吸い込まれ冷却器12に還る。その際、帰還冷気の一
部は側面ダクト28を通り吸込口19に還るという動作
を繰り返し庫内は冷却される。また、冷却器12に付着
した霜は周期的に除霜ヒーター13が発熱し、溶かされ
た除霜水はドレン排水口15aを通りドレンホース21
にて庫外に排出される。
【0025】従って、吐出口17に背面ダクト26と天
面ダクト27の入り口があるため、庫内の収納物24に
より背面ダクト26の一部が塞がれても天面ダクト27
より冷気が吐出されるため、庫内に収納した収納物24
の影響により、部分的に温度が上昇することなく、庫内
の温度分布が均一となる。また、収納物24が多くな
り、背面吐出孔26の大半が塞がれても、天井ダクト2
7方向への冷気量が増加するため、庫内への吐出冷気が
減少せず、庫内温度の上昇を抑え、且、冷却スピードも
遅くならない。また、断熱扉を解放しても天面ダクト前
面からの冷気吐出により、エアーカーテンとなり外気の
侵入抑えることで、庫内収納物の温度上昇を防止し、ま
た、冷却器の霜付量を減少させ、霜による冷却用ファン
からの風量の減少を抑え、庫内温度を一定に保つことが
出来る。
面ダクト27の入り口があるため、庫内の収納物24に
より背面ダクト26の一部が塞がれても天面ダクト27
より冷気が吐出されるため、庫内に収納した収納物24
の影響により、部分的に温度が上昇することなく、庫内
の温度分布が均一となる。また、収納物24が多くな
り、背面吐出孔26の大半が塞がれても、天井ダクト2
7方向への冷気量が増加するため、庫内への吐出冷気が
減少せず、庫内温度の上昇を抑え、且、冷却スピードも
遅くならない。また、断熱扉を解放しても天面ダクト前
面からの冷気吐出により、エアーカーテンとなり外気の
侵入抑えることで、庫内収納物の温度上昇を防止し、ま
た、冷却器の霜付量を減少させ、霜による冷却用ファン
からの風量の減少を抑え、庫内温度を一定に保つことが
出来る。
【0026】(実施例2)図4から図8は、本発明の実
施例2による冷却貯蔵庫を示し、図4,図6は、本発明
の冷却貯蔵庫の断熱扉6、閉鎖時の断面図であり、図
5,図7は本発明の冷却貯蔵庫の断熱扉6、解放時の断
面図である。
施例2による冷却貯蔵庫を示し、図4,図6は、本発明
の冷却貯蔵庫の断熱扉6、閉鎖時の断面図であり、図
5,図7は本発明の冷却貯蔵庫の断熱扉6、解放時の断
面図である。
【0027】図4,図6において、7は本体1の天井面
1a上に配設された機械室で、ユニットベース8の下に
冷却器12と、該冷却器12に取り付けた除霜ヒーター
13と、該冷却器12の近傍に配設した庫内循環ファン
29と、該庫内循環ファン29に並設した冷却制御ファ
ン30と、該両ファン29,30の周囲に配設したファ
ンリング31と、前記冷却器12の下方に設けた冷却器
カバー32と、該冷却器カバー32には後部にドレン排
水口32aを設け、その先にドレンホース21を装着
し、前部に庫内循環ファン29と冷却制御ファン30に
相対する位置に吸込口32aと、吸込循環口32bを設
け、該吸込循環口32bから内箱天井1a前面に天面循
環孔33aを有する前部天面ダクト33を配設し、一
方、吸込口32aには内箱天井中央に天面吸込孔34a
を有する中央天面ダクト34を配置している。また、本
体の前面開口部5aを覆い開閉自在に取り付けた断熱扉
6と、該断熱扉6の開閉により前記冷却制御ファン30
の運転を制御するスイッチ機構35を前面開口部5の断
熱扉6の対応する位置に設け、スイッチ機構35は、図
8に示す様に、制御部35aとドアスイッチ35bから
成り、これに電源35c,冷却制御ファン30を電気的
に接続することで、断熱扉6を解放した時、冷却制御フ
ァン30を止め、断熱扉6を閉鎖した時、冷却制御ファ
ン30を運転するという制御を行う。
1a上に配設された機械室で、ユニットベース8の下に
冷却器12と、該冷却器12に取り付けた除霜ヒーター
13と、該冷却器12の近傍に配設した庫内循環ファン
29と、該庫内循環ファン29に並設した冷却制御ファ
ン30と、該両ファン29,30の周囲に配設したファ
ンリング31と、前記冷却器12の下方に設けた冷却器
カバー32と、該冷却器カバー32には後部にドレン排
水口32aを設け、その先にドレンホース21を装着
し、前部に庫内循環ファン29と冷却制御ファン30に
相対する位置に吸込口32aと、吸込循環口32bを設
け、該吸込循環口32bから内箱天井1a前面に天面循
環孔33aを有する前部天面ダクト33を配設し、一
方、吸込口32aには内箱天井中央に天面吸込孔34a
を有する中央天面ダクト34を配置している。また、本
体の前面開口部5aを覆い開閉自在に取り付けた断熱扉
6と、該断熱扉6の開閉により前記冷却制御ファン30
の運転を制御するスイッチ機構35を前面開口部5の断
熱扉6の対応する位置に設け、スイッチ機構35は、図
8に示す様に、制御部35aとドアスイッチ35bから
成り、これに電源35c,冷却制御ファン30を電気的
に接続することで、断熱扉6を解放した時、冷却制御フ
ァン30を止め、断熱扉6を閉鎖した時、冷却制御ファ
ン30を運転するという制御を行う。
【0028】以上のように構成された冷却貯蔵庫につい
て、以下その動作を説明する。まず、凝縮器9,凝縮器
用ファン10,圧縮機11、の作用により、冷却器12
が冷却され、冷却制御ファン30及び庫内循環ファン2
9にて冷気は吐出口17から背面ダクト18を通り背面
吐出孔18aから庫内に吐きだされ、庫内を冷却後、天
面循環孔33aを有する前部天面ダクト33から吸込循
環口32bに還り、天面吸込34a孔を有する中央天面
ダクト34から吸込口32aに還る。また、断熱扉6を
解放した時、スイッチ機構35の作用により、冷却制御
ファン30の運転が止り、冷気の流れは、庫内循環ファ
ン29により従来通り冷却器12を通り背面ダクト18
に流れる方向と、庫内循環ファン29から吸込循環口3
2bを通り前部天面ダクト33に流れ天面循環孔33a
より庫内に吐出される流れに区分される。
て、以下その動作を説明する。まず、凝縮器9,凝縮器
用ファン10,圧縮機11、の作用により、冷却器12
が冷却され、冷却制御ファン30及び庫内循環ファン2
9にて冷気は吐出口17から背面ダクト18を通り背面
吐出孔18aから庫内に吐きだされ、庫内を冷却後、天
面循環孔33aを有する前部天面ダクト33から吸込循
環口32bに還り、天面吸込34a孔を有する中央天面
ダクト34から吸込口32aに還る。また、断熱扉6を
解放した時、スイッチ機構35の作用により、冷却制御
ファン30の運転が止り、冷気の流れは、庫内循環ファ
ン29により従来通り冷却器12を通り背面ダクト18
に流れる方向と、庫内循環ファン29から吸込循環口3
2bを通り前部天面ダクト33に流れ天面循環孔33a
より庫内に吐出される流れに区分される。
【0029】従って、断熱扉6を解放したとき冷却制御
ファン30を止めることで冷気の流れを庫内循環ファン
29から冷却制御ファン30下の吸込循環口32bに変
え、前部天面ダクト33からの冷気吐出により、エアー
カーテンとなり外気の侵入を抑えることで、庫内の冷気
の放出量を抑え、庫内収納物の温度上昇を防止すること
が出来る。また、前部天面ダクト33から吐出された冷
気は開口部5を通り中央天面ダクト34に吸い込まれる
という循環を繰り返すため、直接外気を冷却器に送り込
まないことから、冷却器12の霜付量を減少させ、霜に
よる冷却器12の目詰まりが少なくなり、断熱扉6を閉
鎖した後も冷却器12を通る冷気の風量の減少を抑え、
庫内温度を一定に保つことが出来る。
ファン30を止めることで冷気の流れを庫内循環ファン
29から冷却制御ファン30下の吸込循環口32bに変
え、前部天面ダクト33からの冷気吐出により、エアー
カーテンとなり外気の侵入を抑えることで、庫内の冷気
の放出量を抑え、庫内収納物の温度上昇を防止すること
が出来る。また、前部天面ダクト33から吐出された冷
気は開口部5を通り中央天面ダクト34に吸い込まれる
という循環を繰り返すため、直接外気を冷却器に送り込
まないことから、冷却器12の霜付量を減少させ、霜に
よる冷却器12の目詰まりが少なくなり、断熱扉6を閉
鎖した後も冷却器12を通る冷気の風量の減少を抑え、
庫内温度を一定に保つことが出来る。
【0030】(実施例3)図9,図10は、本発明の実
施例3による冷却貯蔵庫を示し、図9は本発明の冷却貯
蔵庫の断面図、図10は本発明の冷却貯蔵庫の要部斜視
図である。
施例3による冷却貯蔵庫を示し、図9は本発明の冷却貯
蔵庫の断面図、図10は本発明の冷却貯蔵庫の要部斜視
図である。
【0031】図9,図10において、本体前面開口部5
に設けた支柱5aと、該支柱5aに配設し、複数の空気
孔36aを設けた棚調節前面ダクト36と、内箱2背面
に配設し、複数の空気孔37aを設けた棚調節背面ダク
ト37と、内箱2側面に配設し、複数の空気孔38aを
設けた棚調節側面ダクト38と、前記各棚調節ダクト3
6,37,38の空気孔36a,37a,38aには係
止した棚受け39を備え、その上に、網棚40を載置し
ている。
に設けた支柱5aと、該支柱5aに配設し、複数の空気
孔36aを設けた棚調節前面ダクト36と、内箱2背面
に配設し、複数の空気孔37aを設けた棚調節背面ダク
ト37と、内箱2側面に配設し、複数の空気孔38aを
設けた棚調節側面ダクト38と、前記各棚調節ダクト3
6,37,38の空気孔36a,37a,38aには係
止した棚受け39を備え、その上に、網棚40を載置し
ている。
【0032】以上のように構成された冷却貯蔵庫につい
て、以下その動作について説明する。
て、以下その動作について説明する。
【0033】まず、凝縮器9,凝縮器用ファン10,圧
縮機11の作用により、冷却器12が冷却され、冷却器
用ファン14にて冷気は吐出口17から庫内に吐きださ
れ、吐出口17からの冷気の一部が棚調節背面ダクト3
7を通り空気孔37aより庫内に吐出される。庫内を冷
却した冷気の一部は棚調節側面ダクト38と棚調節前面
ダクト36を通り冷却器カバー15に備えている吸込口
19に吸い込まれ冷却器12に還る、という動作を繰り
返し庫内は冷却される。
縮機11の作用により、冷却器12が冷却され、冷却器
用ファン14にて冷気は吐出口17から庫内に吐きださ
れ、吐出口17からの冷気の一部が棚調節背面ダクト3
7を通り空気孔37aより庫内に吐出される。庫内を冷
却した冷気の一部は棚調節側面ダクト38と棚調節前面
ダクト36を通り冷却器カバー15に備えている吸込口
19に吸い込まれ冷却器12に還る、という動作を繰り
返し庫内は冷却される。
【0034】従って、これにより、背面ダクトと多段調
節材の機能を一体にすることで棚調節ダクト36,3
7,38の取り付けを容易にし、安価にすることが出来
る。また、庫内の収納物が多いと冷気循環する通路が塞
がれ易くなり、庫内下部まで冷気が廻らず上段と下段に
温度差が生じる場合があるが、網棚40が全面塞がれて
も各棚調節ダクト36,37,38の冷気通路は確保さ
れており、庫内下部まで冷気が廻り、庫内温度の均一化
が出来る。
節材の機能を一体にすることで棚調節ダクト36,3
7,38の取り付けを容易にし、安価にすることが出来
る。また、庫内の収納物が多いと冷気循環する通路が塞
がれ易くなり、庫内下部まで冷気が廻らず上段と下段に
温度差が生じる場合があるが、網棚40が全面塞がれて
も各棚調節ダクト36,37,38の冷気通路は確保さ
れており、庫内下部まで冷気が廻り、庫内温度の均一化
が出来る。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、本体の天
井内面に配設した冷却器と、冷却器用ファンと、前記冷
却器全体を覆い下方に配設した冷却器カバーから成る冷
却室と、該冷却室後方に配置した吐出口と、該吐出口か
ら内箱面に配設し、背面吐出孔を有する背面ダクトと、
前記吐出口から前記冷却器カバーの下方を通り内箱前面
に配置し、天面吐出孔を有した天面ダクトを備えた構成
により、背面ダクトが塞がれても天面ダクトより冷気が
吐出されるため、庫内に収納した収納物の影響により、
部分的に温度が上昇することなく、庫内の温度分布が均
一となる。また、収納物が多くなっても、庫内への吐出
冷気が減少せず庫内温度の上昇を抑え、且、冷却スピー
ドも遅くならない。また、断熱扉を解放しても天面ダク
ト前面からの冷気吐出により、エアーカーテンとなり外
気の侵入抑えることで、庫内収納物の温度上昇を防止
し、また、冷却器の霜付量を減少させ、霜による冷却用
ファンからの風量の減少を抑え、庫内温度が一定に保つ
ことが出来る。
井内面に配設した冷却器と、冷却器用ファンと、前記冷
却器全体を覆い下方に配設した冷却器カバーから成る冷
却室と、該冷却室後方に配置した吐出口と、該吐出口か
ら内箱面に配設し、背面吐出孔を有する背面ダクトと、
前記吐出口から前記冷却器カバーの下方を通り内箱前面
に配置し、天面吐出孔を有した天面ダクトを備えた構成
により、背面ダクトが塞がれても天面ダクトより冷気が
吐出されるため、庫内に収納した収納物の影響により、
部分的に温度が上昇することなく、庫内の温度分布が均
一となる。また、収納物が多くなっても、庫内への吐出
冷気が減少せず庫内温度の上昇を抑え、且、冷却スピー
ドも遅くならない。また、断熱扉を解放しても天面ダク
ト前面からの冷気吐出により、エアーカーテンとなり外
気の侵入抑えることで、庫内収納物の温度上昇を防止
し、また、冷却器の霜付量を減少させ、霜による冷却用
ファンからの風量の減少を抑え、庫内温度が一定に保つ
ことが出来る。
【0036】また、本体の天井内面に配設した冷却器
と、該冷却器の近傍に配設した庫内循環ファンと、該庫
内循環ファンに並設した冷却制御ファンと、前記冷却器
の下方に設けた冷却器カバーと、該冷却器カバーの庫内
循環ファンと冷却制御ファンに相対する位置に設けた吸
込口と、吸込循環口と、該吸込循環口から内箱天井前面
に配設した前部天面ダクトから成り、また、前記扉の開
閉を検知し、前記冷却制御ファンの停止,運転を制御す
るスイッチ機構を備えた構成により、断熱扉を解放した
とき冷却制御ファンを止めることで冷気の流れを庫内循
環ファンから冷却制御ファン下の吸込循環口に変え、天
面ダクト前面からの冷気吐出により、エアーカーテンと
なり外気の侵入を抑えることで、庫内の冷気の放出量を
抑え、庫内収納物の温度上昇を防止し、また、冷却器の
霜付量を減少させ、霜による冷却用ファンからの風量の
減少を抑え、庫内温度を一定に保つことが出来る。
と、該冷却器の近傍に配設した庫内循環ファンと、該庫
内循環ファンに並設した冷却制御ファンと、前記冷却器
の下方に設けた冷却器カバーと、該冷却器カバーの庫内
循環ファンと冷却制御ファンに相対する位置に設けた吸
込口と、吸込循環口と、該吸込循環口から内箱天井前面
に配設した前部天面ダクトから成り、また、前記扉の開
閉を検知し、前記冷却制御ファンの停止,運転を制御す
るスイッチ機構を備えた構成により、断熱扉を解放した
とき冷却制御ファンを止めることで冷気の流れを庫内循
環ファンから冷却制御ファン下の吸込循環口に変え、天
面ダクト前面からの冷気吐出により、エアーカーテンと
なり外気の侵入を抑えることで、庫内の冷気の放出量を
抑え、庫内収納物の温度上昇を防止し、また、冷却器の
霜付量を減少させ、霜による冷却用ファンからの風量の
減少を抑え、庫内温度を一定に保つことが出来る。
【0037】また、本体前面開口部に設けた支柱と、該
支柱に配設し、複数の空気孔を設けた棚調節前面ダクト
と、内箱背面を配設した棚調節背面ダクトと、内箱側面
に配設した棚調節側面ダクトと、前記各棚調節ダクトの
空気孔に係止した棚受けを備えた構成により、背面ダク
トと多段調節材の機能を一体にすることで棚調節ダクト
の取り付けを容易にし、安価にすることが出来る。
支柱に配設し、複数の空気孔を設けた棚調節前面ダクト
と、内箱背面を配設した棚調節背面ダクトと、内箱側面
に配設した棚調節側面ダクトと、前記各棚調節ダクトの
空気孔に係止した棚受けを備えた構成により、背面ダク
トと多段調節材の機能を一体にすることで棚調節ダクト
の取り付けを容易にし、安価にすることが出来る。
【図1】本発明による冷却貯蔵庫の実施例1の断面図
【図2】本発明による冷却貯蔵庫の実施例1の斜視図
【図3】本発明による冷却貯蔵庫の実施例1の斜視図
【図4】本発明による冷却貯蔵庫の実施例2の断面図
【図5】本発明による冷却貯蔵庫の実施例2の断面図
【図6】本発明による冷却貯蔵庫の実施例2の横断面図
【図7】本発明による冷却貯蔵庫の実施例2の横断面図
【図8】本発明による冷却貯蔵庫の実施例2のスイッチ
機構の回路図
機構の回路図
【図9】本発明による冷却貯蔵庫の実施例3の断面図
【図10】本発明による冷却貯蔵庫の実施例3の要部拡
大斜視図
大斜視図
【図11】従来の冷却貯蔵庫の断面図
【図12】従来の冷却貯蔵庫の斜視図
【図13】従来の冷却貯蔵庫の断面図
1 本体 5a 前面開口部 5 支柱 6 断熱扉 7 機械室 9 凝縮器 10 凝縮器用ファン 11 圧縮機 12 冷却器 13 除霜ヒーター 14 冷却器用ファン 15,32 冷却器カバー 16 冷却室 17 吐出口 26a 背面吐出孔 26 背面ダクト 27a 天面吐出孔 27 天面ダクト 29 庫内循環ファン 30 冷却制御ファン 31 ファンリング 32a 吸込口 32b 吸込循環口 35 スイッチ機構 36a,37a,38a 空気 36 棚調節前面ダクト 37 棚調節背面ダクト 38 棚調節側面ダクト 39 棚受け
Claims (3)
- 【請求項1】 本体の天井外面に載置した凝縮器と、凝
縮器用ファンと、圧縮機から成る機械室と、本体の天井
内面に配設した冷却器と、該冷却器に取り付けた除霜ヒ
ーターと、前記冷却器の近傍に配設した冷却器用ファン
と、前記冷却器全体を覆い下方に配設した冷却器カバー
と、から成る冷却室と、該冷却室後方に配置し内箱背面
と前記冷却器カバーの一辺にて形成した吐出口と、該吐
出口から内箱面に配設し、背面吐出孔を有する背面ダク
トと、前記吐出口から前記冷却器カバーの下方を通り内
箱前面に配置し、天面吐出孔を有した天面ダクトを備え
たことを特徴とする冷却貯蔵庫。 - 【請求項2】 本体の前面開口部を覆い開閉自在に取り
付けた断熱扉と、本体の天井内面に配設した冷却器と、
該冷却器の近傍に配設した庫内循環ファンと、該庫内循
環ファンに並設した冷却制御ファンと、該両ファンの周
囲に配設したファンリングと、前記冷却器の下方に設け
た冷却器カバーと、該冷却器カバーの庫内循環ファンと
冷却制御ファンに相対する位置に設けた吸込口と、吸込
循環口と、該吸込循環口から内箱天井前面に配設した前
部天面ダクトから成り、また、前記断熱扉の開閉を検知
し、前記冷却制御ファンの停止、運転を制御するスイッ
チ機構を設けたことを特徴とする請求項1記載の冷却貯
蔵庫。 - 【請求項3】 本体前面開口部に設けた支柱と、該支柱
に配設し、複数の空気孔を設けた棚調節前面ダクトと、
内箱背面に配設し、複数の空気孔を設けた棚調節背面ダ
クトと、内箱側面に配設し、複数の空気孔を設けた棚調
節側面ダクトと、前記各棚調節ダクトの空気孔に係止し
た棚受けを備えたことを特徴とする請求項1記載の冷却
貯蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36921198A JP2000193359A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 冷却貯蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36921198A JP2000193359A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 冷却貯蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000193359A true JP2000193359A (ja) | 2000-07-14 |
Family
ID=18493860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36921198A Withdrawn JP2000193359A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 冷却貯蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000193359A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102317715A (zh) * | 2009-01-21 | 2012-01-11 | Lg电子株式会社 | 冰箱的相关技术 |
EP3055631B1 (en) * | 2013-10-07 | 2020-12-16 | B/E Aerospace, Inc. | Improved chilled air plenum system for aircraft galleys |
-
1998
- 1998-12-25 JP JP36921198A patent/JP2000193359A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102317715A (zh) * | 2009-01-21 | 2012-01-11 | Lg电子株式会社 | 冰箱的相关技术 |
CN102317715B (zh) * | 2009-01-21 | 2013-09-04 | Lg电子株式会社 | 冰箱的相关技术 |
US8534091B2 (en) | 2009-01-21 | 2013-09-17 | Lg Electronics Inc. | Refrigerator related technology |
EP3055631B1 (en) * | 2013-10-07 | 2020-12-16 | B/E Aerospace, Inc. | Improved chilled air plenum system for aircraft galleys |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5896752A (en) | Refrigerator for discharging cool air from a door by using an air curtain generating device | |
US6044654A (en) | Refrigerator | |
US7665320B2 (en) | Damper assembly and methods for a refrigeration device | |
US20080148765A1 (en) | Refrigerated Drawer Structure | |
US5826437A (en) | Refrigeration for discharging cool air from a door | |
JP2002174480A (ja) | 冷蔵庫の冷気流路装置 | |
JPH0252974A (ja) | 冷蔵庫 | |
US11828517B2 (en) | Single air passageway and damper assembly in a variable climate zone compartment | |
US5992164A (en) | Apparatus for and method of supplying cold air in refrigerators | |
WO2007010267A2 (en) | Improvements in or relating to cold storage | |
US20220341648A1 (en) | Variable climate zone compartment | |
JP3399880B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2000193359A (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
US11747074B2 (en) | Heater in a variable climate zone compartment | |
JPH0719700A (ja) | 冷蔵庫 | |
KR100245570B1 (ko) | 냉장고의 냉기 순환구조 | |
JP2001248949A (ja) | 冷気強制循環式貯蔵庫 | |
JPH07218093A (ja) | オープンショーケース | |
JPH10246568A (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JP2001033142A (ja) | 冷蔵庫 | |
KR20000051790A (ko) | 냉장고 | |
KR100271878B1 (ko) | 2단온도기능의 개방형 쇼케이스 | |
JP2004340449A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2001041634A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2001343180A (ja) | 冷蔵庫 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051215 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20060112 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20070614 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |