JP2000193344A - 積層型エバポレータ - Google Patents
積層型エバポレータInfo
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- JP2000193344A JP2000193344A JP10366693A JP36669398A JP2000193344A JP 2000193344 A JP2000193344 A JP 2000193344A JP 10366693 A JP10366693 A JP 10366693A JP 36669398 A JP36669398 A JP 36669398A JP 2000193344 A JP2000193344 A JP 2000193344A
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Abstract
冷媒の偏流を生じにくくする構造を安価に実現する。 【解決手段】 互いに同一の構造である、複数の単位コ
ア52、52を、フィンを介して重ね合わせる事により
コア部2bを構成する。上記各単位コア52、52の上
流側と下流側とに、それぞれ冷媒分配タンク部54と冷
媒集合タンク部55とを備える。冷媒分配タンク部54
及び冷媒集合タンク部55の一部で、コア部2bの幅方
向中央部に存在する部分に、それぞれ冷媒送り込み管3
と冷媒取り出し管4とを接続する。各単位コア52、5
2の内部を流れる冷媒は、上記冷媒分配タンク部54及
び冷媒集合タンク部55を構成する部分を除いて、これ
ら各単位コア52、52の幅方向中心に関して対称な方
向に流れる。
Description
レータは、自動車用空気調和装置に組み込んで、車室内
を空気調和する為の空気を冷却する。
を蒸発させ、外部を流通する空気を冷却するエバポレー
タを組み込んでいる。この様な、自動車用空気調和装置
に組み込むエバポレータとして従来から、例えば特開昭
62−798号公報、特開平9−170850号公報等
に記載されている様な、複数枚の金属板を互いに積層し
て成る、所謂積層型エバポレータが知られている。図8
は、この様に従来から知られている積層型エバポレータ
のうちの特開平9−170850号公報に記載された積
層型エバポレータを示している。
2枚の金属板を最中状に組み合わせて成る複数の素子を
フィン(図示せず)を介して積層する事により構成した
コア部2と、このコア部2の上流側端部と下流側端部と
にそれぞれ接続した、冷媒送り込み管3及び冷媒取り出
し管4とから構成している。上記各素子は、風下側と風
上側とに独立して高さ方向に長い1対の蒸発流路7、7
と、これら各蒸発流路7、7の両端部にそれぞれ独立し
て存在する4個のタンク空間(図示せず)とを、それぞ
れ内部に有する。
ィンを介して重ね合わせると共に、互いに重ね合わされ
たタンク空間同士を、セパレータ5、5を設けた部分を
除いて互いに連通させる事で、上記コア部2を構成して
いる。又、このコア部2の幅方向一端部(図8の左端
部)に存在する1個の素子の空気調和用の空気の流通方
向に関して異なる側に存在し、且つ高さ方向に離隔した
2個のタンク空間同士を、連通路6により互いに通じさ
せている。冷房時には、上記冷媒送り込み管3を通じて
上記コア部2内に送り込んだ気液混合状態の冷媒をこの
コア部2内で蒸発させて、このコア部2の温度を低下さ
せる。この際、このコア部2の内部を流れる冷媒は、図
8で矢印に示す方向に、互いに連通したタンク空間から
成る複数のタンク空間群8、8から上記複数の蒸発流路
7、7へ分流しつつ流れる。そして、上記コア部2の外
部を流通する空気を冷却する。又、このコア部2内で蒸
発したガス状の冷媒は、上記冷媒取り出し管4から取り
出して、図示しないコンプレッサに送る。この様に冷媒
が上記コア部2の内部を流れる際には、このコア部2の
幅方向片半部(図8の右半部)で、最も低温の冷媒と最
も高温の冷媒とが重畳し、上記コア部2の幅方向他半部
(図8の左半部)で中間温度の冷媒が重畳した状態で流
れる為、このコア部2の温度分布が、幅方向全長に亙り
ほぼ均一になる。従って、このコア部2を通過後の空気
の温度分布がほぼ均一になって、乗員に快適な空気調和
を実現できる。
示す様な積層型エバポレータ1aも発明されている(特
願平10−317145号)。この積層型エバポレータ
1aは、幅方向片半部(図9、11の右半部)を構成す
る複数個の第一素子9、9と、幅方向他半部(図9、1
1の左半部)を構成する複数個の第二素子10、10
と、コルゲート型のフィン11、11とを積層して成る
コア部2aを有する。このうちの第一、第二素子9、1
0の内部構造は互いに異なる。そして、空気調和用の空
気の流通方向(図9の表側から裏側方向、図10の右か
ら左方向、図11の下から上方向)に関する上記コア部
2aの風上側端面(図9の手前側端面、図10の右端
面、図11の下端面)のうち、このコア部2aの幅方向
(図9、11の左右方向、図10の表裏方向)中央部
に、送り込み側コネクタ12と取り出し側コネクタ13
とを設けている。このうちの送り込み側コネクタ12
に、上記コア部2a内に液状若しくは気液混合状態の冷
媒を送り込む為の冷媒送り込み管3の下流側端部を接続
している。又、上記取り出し側コネクタ13に、上記コ
ア部2aからガス状の冷媒を取り出す為の冷媒取り出し
管4の上流側端部を接続している。
0)は、それぞれの片面に凹部を形成した第一金属板1
5、15(第二金属板16、16)をそれぞれ2枚1組
とし、互いの凹部同士を対向させた状態で最中状に重ね
合わせて互いに気密且つ液密に接合する事により造った
もので、内側に扁平な蒸発流路18、19(20)を有
する。この為、上記第一の金属板15、15(第二金属
板16、16)は、芯材(比較的融点が高いアルミニウ
ム合金)の両面にろう材(Siを多く含み、比較的融点が
低いアルミニウム合金)を積層した、所謂両面クラッド
材としている。前記積層型エバポレータ1aを造るに
は、上記第一、第二の金属板15、16と、前記フィン
11、11と、上記送り込み側、取り出し側両コネクタ
12、13と、1対のサイドプレート17、17とを、
図9〜11に示した状態に組み合わせ、加熱炉中で加熱
して、上記ろう材により上記各部材15、16、11、
3、4、12、13、17を、互いにろう付け接合す
る。
する第一素子9、9として、図12(A)に示す様に、
内部の風下側と風上側とに、互いに独立した蒸発流路1
8、19を設けたものを用いる。これに対し、上記コア
部2aの幅方向他半部を構成する上記各第二素子10、
10として、図12(B)に示す様に、内部にU字形に
折り返された1本の蒸発流路20を有するものを用い
る。
(A)(B)に詳示する様な第一金属板15を2枚、最
中状に重ね合わせ、互いにろう付けして成る。アルミニ
ウム合金製の両面クラッド材である素板にプレス加工を
施して成る、上記第一金属板15は、それぞれの上端部
の風下側と風上側とに、互いに独立した1対の深凹部2
1、22を設けている。又、下端部の風下側と風上側と
に、互いに独立した1対の深凹部23、24を設けてい
る。更に、中間部には、風下側に存在する1対の深凹部
21、23と、風上側に存在する1対の深凹部22、2
4とを、それぞれ連通させる1対の浅凹部25、26を
設けている。
様な第一金属板15を1対ずつ、それぞれの対応する凹
部21〜26同士を対向させた状態で最中状に重ね合わ
せている。そして、上記各深凹部21〜24同士が突き
合わされた部分にそれぞれタンク空間27〜30を形成
している。又、互いに対応する上記各浅凹部25、26
同士が突き合わされた部分をそれぞれ蒸発流路18、1
9として、風下側に存在する1対のタンク空間27、2
9同士、及び風上側に存在する1対のタンク空間28、
30同士を、それぞれ連通させている。
突起31、31を形成している。これら各突起31、3
1の先端面は、上記第一金属板15、15同士を最中状
に組み合わせる際に、これら第一金属板15、15の周
縁部及び上記各浅凹部25、26同士の間部分等と共
に、互いに突き合わされてろう付けされる。この様な突
起31、31は、上記各第一素子9、9の耐圧強度を確
保すると共に、上記各蒸発流路18、19内を流れる冷
媒の流れを攪乱する役目を果たす。
成する、前記第二素子10、10は、図14(A)
(B)に詳示する様な第二金属板16を2枚、最中状に
重ね合わせ、互いにろう付けして成る。アルミニウム合
金製の両面クラッド材である素板にプレス加工を施して
成る、上記第二金属板16は、それぞれの上端部の風下
側と風上側とに、互いに独立した1対の深凹部32、3
3を設けている。又、下端部の風下側と風上側とに、互
いに独立した1対の深凹部34、35を設けている。更
に、中間部には、途中で180度折り返されて、それぞ
れ下端部に存在する2個の深凹部34、35同士を連通
させる、1本の浅凹部36を備える。
述の様な第二金属板16を1対ずつ、それぞれの対応す
る凹部32〜36同士を対向させた状態で最中状に重ね
合わせている。そして、上記各深凹部32〜34同士が
突き合わされた部分にそれぞれタンク空間37〜40を
形成している。又、上記浅凹部36同士が突き合わされ
た部分を前記蒸発流路20として、下端部に存在する2
個のタンク空間39、40同士を連通させている。尚、
上記浅凹部36内にも、前述した第一金属板15に於け
る浅凹部25、26の場合と同様に、多数の突起31、
31を形成している。
片半部を前述の様に構成する複数の第一素子9、9とフ
ィン11、11とを重ね合わせる事により、幅方向他半
部を、それぞれが上述した様に構成する複数の第二素子
10、10とフィン11、11とを重ね合わせる事によ
り、それぞれ構成している。
各第一素子9、9の上端部風下側に存在するタンク空間
27、27同士を連通して、入口タンク部41を構成し
ている。この様にして構成した、入口タンク部41は、
前記送り込み側コネクタ12を介して、前記冷媒送り込
み管3に通じさせている。
一素子9、9の上端部風上側に存在するタンク空間2
8、28同士を連通して、出口タンク部43を構成して
いる。この様にして構成した、出口タンク部43は、前
記取り出し側コネクタ13を介して、前記冷媒取り出し
管4に通じさせている。
一素子9、9の下端部風下側に存在するタンク空間29
と、前記コア部2aの幅方向他半部を構成する各第二素
子10、10の下端部風下側に存在するタンク空間39
とを互いに連通して、上流側冷媒移送タンク部44を構
成している。
第一素子9、9の下端部風上側に存在するタンク空間3
0と、上記コア部2aの幅方向他半部を構成する各第二
素子10、10の下端部風上側に存在するタンク空間4
0とを互いに連通して、下流側冷媒移送タンク部45を
構成している。尚、上述の様に上記入口タンク部41、
出口タンク部43、上流側冷媒移送タンク部44、下流
側冷媒移送タンク部45を構成する為に、複数の金属板
15、16の各深凹部21〜24、32〜35の底部に
は、一部の金属板の深凹部を除いて、冷媒を通過させる
為の通孔42を形成している。
バポレータ1aの使用時には、コンデンサから吐出さ
れ、膨張弁を通過した液状若しくは気液混合状態の冷媒
が、前記冷媒送り込み管3から送り込み側コネクタ12
を介して、前記入口タンク部41に送り込まれ、この入
口タンク部41内から、複数の蒸発流路18〜20へ分
流しつつ流れ、前記出口タンク部43に送り込まれる。
即ち、上記入口タンク部41内から、上記コア部2aの
幅方向片半部風下側部分を構成する第一素子9、9内の
蒸発流路18、18に、上記上流側冷媒移送タンク部4
4から、上記コア部2aの他半部風下側部分を構成する
前記各第二素子10、10内の蒸発流路20、20に、
前記下流側冷媒移送タンク部45から、上記コア部2a
の幅方向片半部風上側部分を構成する上記各第一素子
9、9内の蒸発流路19、19に、それぞれ冷媒が分流
しつつ流れる。そして、上記出口タンク部43に達した
冷媒は、前記取り出し側コネクタ13を介して前記冷媒
取り出し管4に流出し、この冷媒取り出し管4の下流端
に接続した配管を通じて、コンプレッサの吸入口に送ら
れる。この様にして上記コア部2a内を流れる冷媒はこ
のコア部2a内で蒸発して、このコア部2aの温度を低
下させ、このコア部2aを流通する空気を冷却する。
又、このコア部2a内を流れる冷媒のうち、最も低温の
冷媒と最も高温の冷媒とが重畳し、中間温度の冷媒が重
畳した状態で流れる為、上記コア部2aの温度分布が、
幅方向全長に亙りほぼ均一になる。従って、このコア部
2aを通過後の空気の温度分布がほぼ均一になって、乗
員に快適な空気調和を実現できる。
に構成する従来若しくは先発明の積層型エバポレータ
1、1aの場合、コア部2、2aの内部を流れる冷媒の
偏流が生じる可能性がある。即ち、上記各積層型エバポ
レータ1、1aでは、冷媒が、上記複数の流路へ分流し
つつ流れるが、複数の流路の上流端を接続する為にタン
ク空間を連通して成る部分が比較的長い為、この部分の
上流側に接続した流路が下流側に接続した流路よりも冷
媒の流入性が必ずしも良くなく、偏流を生じる可能性が
ある。この様に偏流が生じると、コア部2、2aの内部
に熱交換を行なう事なく冷媒が流れる部分が存在すると
共に、圧力損失が高くなり、熱交換性能を十分に高くす
る事が難しくなる可能性がある。
公報には、上述した様な偏流の問題を生じる事なく、コ
ア部を通過する空気を均一に冷却する積層型エバポレー
タの構造が記載されているが、この構造の場合には、冷
媒を均等に分流する為の複雑な構造を要する為、この積
層型エバポレータを組み込んだ自動車用空気調和装置の
コストが嵩む。
を複雑にする事なく、空気を均一に冷却できる構造を安
価に実現すると共に、内部を流れる冷媒の偏流を生じに
くくする事により、積層型エバポレータを組み込んだ自
動車用空気調和装置の性能向上を図るべく発明したもの
である。
ータは、従来から知られ、又は先に発明した積層型エバ
ポレータと同様に、それぞれの片面に凹部を形成した金
属板を2枚1組とし、互いの凹部同士を対向させた状態
で最中状に重ね合わせて互いに気密且つ液密に接合する
事により、内側に扁平な流路を有する素子とし、複数の
素子を、隣り合う素子同士の間にフィンを設けた状態で
重ね合わせる事により構成したコア部を有する。そし
て、このコア部を構成する上記各素子の内部に冷媒を流
通させると共に、これら各素子の外部に空気調和用の空
気を、このコア部の厚さ方向に通過させる状態で使用す
る。
ては、上記コア部を、このコア部の高さ方向及び厚さ方
向の端部に設けられた、このコア部の幅方向に長い折り
返し5タンク部を有し、互いにほぼ同一の構造である複
数の単位コアを、フィンを介して重ね合わせる事により
構成する。この様に重ね合わせた状態で、それぞれが上
記コア部の高さ方向及び厚さ方向の端部で上記折り返し
タンク部と異なる部分に設けられた、上記各単位コアの
内部に冷媒を分配する為の冷媒分配タンク部と、各単位
コアの内部を流れた冷媒が集合する状態で送り込まれる
冷媒集合タンク部とを備える。そして、上記冷媒分配タ
ンク部の一部で、上記コア部の幅方向中央部に存在する
部分に冷媒を外部から送り込み自在とし、上記冷媒集合
タンク部の一部で、上記コア部の幅方向中央部に存在す
る部分から冷媒を外部に取り出し自在とし、上記各単位
コアの内部を流れる冷媒が、上記冷媒分配タンク部及び
冷媒集合タンク部を構成する部分を除いて、これら各単
位コアの幅方向中心に関して対称な方向に流れる。
ータに於いては、複数の素子は、互いに内部構造が異な
る第一素子と第二素子との2種類が、それぞれ複数枚ず
つ存在する。そして、このうちの第一素子は、一端部に
互いに独立した状態で設けられた第一、第二深凹部と、
他端部に互いに独立した状態で設けられた第三、第四深
凹部と、中間部に設けられて、第一素子の幅方向で互い
に異なる側の端部に存在する第二深凹部と第三深凹部と
を連通させる1本の第一浅凹部とを備えた1対の第一金
属板をそれぞれの凹部同士を対向させた状態で最中状に
重ね合わせ、上記第一深凹部同士が突き合わされた部分
に第一タンク空間を、上記第二深凹部同士が突き合わさ
れた部分に第二タンク空間を、上記第三深凹部同士が突
き合わされた部分に第三タンク空間を、上記第四深凹部
同士が突き合わされた部分に第四タンク空間を、上記第
一浅凹部同士が突き合わされた部分に上記第二、第三タ
ンク空間同士を連通させる第一流路を、それぞれ設けた
ものである。又、上記各第二素子は、一端部に互いに独
立した状態で設けられた第五、第六深凹部と、他端部に
互いに独立した状態で設けられた第七、第八深凹部と、
中間部に、途中を180度折り返す状態で設けられ、こ
れら第七、第八深凹部同士を連通させる1本の第二浅凹
部とを備えた1対の第二金属板を、それぞれの凹部同士
を対向させた状態で最中状に重ね合わせ、上記第五深凹
部同士が突き合わされた部分に第五タンク空間を、上記
第六深凹部同士が突き合わされた部分に第六タンク空間
を、上記第七深凹部同士が突き合わされた部分に第七タ
ンク空間を、上記第八深凹部同士が突き合わされた部分
に第八タンク空間を、上記第二浅凹部同士が突き合わさ
れた部分に上記第七、第八タンク空間同士を連通させる
第二流路を、それぞれ設けたものである。そして、上記
第一素子又は複数の第一素子をフィンを介して重ねて成
る第一素子群と、上記第二素子又は複数の第二素子をフ
ィンを介して重ねて成る第二素子群とをフィンを介し
て、内側の素子をフィンを介して偶数枚重ねて成る素子
群の両側に互いに同じ順に同一の素子を重ね合わせる事
で単位コアを構成し、この単位コアを、フィンを介して
複数重ね合わせた状態で、上記複数のタンク空間のうち
の互いに対向するタンク空間のうちの少なくとも一部の
タンク空間同士が連通して、折り返し流路と冷媒分配タ
ンク部と冷媒集合タンク部とを構成する。
タに於いては、複数の素子は、互いに内部構造が異なる
第二素子と第三素子との2種類がそれぞれ複数枚ずつ存
在する。そして、このうちの第二素子は、一端部に互い
に独立した状態で設けられた第五、第六深凹部と、他端
部に互いに独立した状態で設けられた第七、第八深凹部
と、中間部に、途中を180度折り返す状態で設けら
れ、これら第七、第八深凹部同士を連通させる1本の第
二浅凹部とを備えた1対の第二金属板を、それぞれの凹
部同士を対向させた状態で最中状に重ね合わせ、上記第
五深凹部同士が突き合わされた部分に第五タンク空間
を、上記第六深凹部同士が突き合わされた部分に第六タ
ンク空間を、上記第七深凹部同士が突き合わされた部分
に第七タンク空間を、上記第八深凹部同士が突き合わさ
れた部分に第八タンク空間を、上記第二浅凹部同士が突
き合わされた部分に上記第七、第八タンク空間同士を連
通させる第二流路を、それぞれ設けたものである。又、
上記各第三素子は、一端部に互いに独立した状態で設け
られた第九、第十深凹部と、他端部に互いに独立した状
態で設けられた第十一、第十二深凹部と、中間部に設け
られて、第三素子の幅方向で互いに同じ側の端部に存在
する第十深凹部と第十二深凹部とを連通させる1本の第
三浅凹部とを備えた1対の第三金属板をそれぞれの凹部
同士を対向させた状態で最中状に重ね合わせ、上記第九
深凹部同士が突き合わされた部分に第九タンク空間を、
上記第十深凹部同士が突き合わされた部分に第十タンク
空間を、上記第十一深凹部同士が突き合わされた部分に
第十一タンク空間を、上記第十二深凹部同士が突き合わ
された部分に第十二タンク空間を、上記第三浅凹部同士
が突き合わされた部分に上記第十、第十二タンク空間同
士を連通させる第三流路を、それぞれ設けたものであ
る。そして、上記第二素子又は複数の第二素子をフィン
を介して重ねて成る第二素子群と、上記第三素子又は複
数の第三素子をフィンを介して重ねて成る第三素子群と
をフィンを介して、内側の素子をフィンを介して偶数枚
重ねて成る素子群の両側に互いに同じ順に同一の素子を
重ね合わせる事で単位コアを構成し、この単位コアを、
フィンを介して複数重ね合わせた状態で、上記複数のタ
ンク空間のうちの互いに対向するタンク空間のうちの少
なくとも一部のタンク空間同士が連通して、折り返し流
路と冷媒分配タンク部と冷媒集合タンク部とを構成す
る。
タによれば、互いにほぼ同一構造である複数の単位コア
をフィンを介して重ね合わせる事によりコア部を構成す
ると共に、上記各単位コアの内部に冷媒を分流する構造
としている為、上記コア部を通過する空気をこのコア部
の幅方向に亙り均一に冷却する事ができる。又、このコ
ア部を構成する為の各単位コアの内部に送られた冷媒
は、冷媒分配タンク部及び冷媒集合タンク部を構成する
部分を除いて、各単位コアの幅方向中心に関して対称な
方向に流れる為、これら各単位コア内で偏流を生じる事
がない。従って、本発明の積層型エバポレータは、コア
部での偏流を生じにくくして熱交換性能を十分に高くす
る事ができる。更に、請求項2又は請求項4に記載した
積層型エバポレータによれば、複雑な構造を必要とせ
ず、しかも上記コア部を構成する為の金属板の種類が少
なくて済む為、このエバポレータを組み込んだ自動車用
空気調和装置のコスト低減を図れる。
する、本発明の実施の形態の第1例を示している。尚、
本発明の積層型エバポレータの特徴は、空気を均一に冷
却し、しかもコア部2bを流れる冷媒の偏流を生じにく
くする構造を安価に実現すべく、冷媒を流す為の構造に
工夫をした点にある。細かい部分の構造に就いては、例
えば前述の図9〜15に示した先発明に係る構造と同
様、或は、この先発明に係る構造に常識的な技術的・設
計的事項の配慮をしたものである為、以下の説明では、
細かい部分の構造の説明を省略、若しくは簡略にし、冷
媒を流す為の基本構造の改良点を中心に説明する。
に扁平な流路を有する2種類の第一、第二素子46、1
0aを、コルゲート型のフィン11、11(図9参照)
を介して重ね合わせる事により構成したコア部2bを有
する。このうちの第一、第二素子46、10の内部構造
は互いに異なる。
には、上記コア部2bを互いに同一の構造である、複数
の単位コア52を上記フィン11、11を介して重ね合
わせる事により構成している。これら各単位コア52
は、上記第一、第二素子46、10aをそれぞれ複数ず
つ所定の状態に重ね合わせる事により構成し、上記コア
部2bの高さ方向及び厚さ方向の端部に、このコア部2
bの幅方向に長い2個の折り返しタンク部53a、53
bを備える。そして、複数の単位コア52を重ね合わせ
た状態で、それぞれが上記コア部2bの高さ方向及び厚
さ方向の端部で上記折り返しタンク部53a、53bと
異なる部分に、冷媒分配タンク部54と冷媒集合タンク
部55とを備える。このうちの冷媒分配タンク部54
は、1本の冷媒送り込み管3を通じて上記積層型エバポ
レータ1b内に送り込む冷媒を、上記各単位コア52毎
に分流する為のものであり、上記冷媒集合タンク部55
は、上記各単位コア52毎に流れた冷媒を、1本の冷媒
取り出し管4に送り出す為に集合させるものである。そ
して、上記冷媒分配タンク部54の一部で、上記コア部
2bの幅方向中央部に存在する部分に、上記冷媒送り込
み管3を、図示しない送り込み側コネクタを介して接続
する事により、この部分に冷媒を外部から送り込み自在
としている。又、上記冷媒集合タンク部55の一部で、
上記コア部2bの幅方向中央部に存在する部分に、上記
冷媒取り出し管4を、図示しない取り出し側コネクタを
介して接続している。
様に構成する為、本例の場合には、上記単位コア52を
構成する為の第一、第二素子46、10aを次の様に構
成する。先ず、第一素子46は、図示しない第一金属板
を2枚、最中状に重ね合わせ、互いにろう付けして成
る。この第一の金属板は、アルミニウム合金製の両面ク
ラッド材である素板にプレス加工を施して成る。そし
て、この第一金属板の上端部に互いに独立した状態で、
第一、第二深凹部を設けている。又、下端部に互いに独
立した状態で、第三、第四深凹部を設けている。特に、
本例の第一金属板の場合には、中間部に、幅方向で互い
に異なる側の端部に存在する上記第二深凹部と第三深凹
部とを連通させる1本の第一浅凹部を設けている。この
第一浅凹部の内部には、前述した第一金属板15に設け
る浅凹部25、26の場合と同様に、多数の突起31、
31を形成している。
板を1対ずつ、それぞれの対応する凹部同士を対向させ
た状態で最中状に重ね合わせている。そして、図2
(A)に略示する様に、上記第一深凹部同士が突き合わ
された部分に第一タンク空間47を、上記第二深凹部同
士が突き合わされた部分に第二タンク空間48を、上記
第三深凹部同士が突き合わされた部分に第三タンク空間
49を、上記第四深凹部同士が突き合わされた部分に第
四タンク空間50を、それぞれ形成している。又、上記
第一浅凹部同士が突き合わされた部分が、上記第二、第
三タンク空間48、49同士を連通させる第一流路51
を形成している。図示の例では、この第一流路51は複
数の折れ曲がり部を備える事で、この第一流路51内を
流れる冷媒が風上側と風下側とを交互に流れる様にして
いる。
素子10aは、図示しない第二金属板を2枚、最中状に
重ね合わせ、互いにろう付けして成る。この第二金属板
の構造は、前述の図14に示した従来構造の場合の第二
金属板15と同様である。即ち、アルミニウム合金製の
両面クラッド材である素板にプレス加工を施して成る第
二金属板の上端部で風下側と風上側とに、互いに独立し
た状態で、第五、第六深凹部を設けている。又、下端部
で風下側と風上側とに、互いに独立した状態で、第七、
第八深凹部を設けている。そして、この第二金属板の中
間部に1本の第二浅凹部を、途中で180度折り返す状
態で設けて、これら第七、第八深凹部同士を連通させて
いる。この第二浅凹部の内部には、前述の第一浅凹部の
場合と同様に、多数の突起31、31を形成している。
属板を1対ずつ、それぞれの対応する凹部同士を対向さ
せた状態で最中状に重ね合わせている。そして、上記第
五深凹部同士が突き合わされた部分に第五タンク空間5
6を、上記第六深凹部同士が突き合わされた部分に第六
タンク空間57を、上記第七深凹部同士が突き合わされ
た部分に第七タンク空間58を、上記第八深凹部同士が
突き合わされた部分に第八タンク空間59を、それぞれ
形成している。又、上記第二浅凹部同士が突き合わされ
た部分に、上記第七、第八タンク空間58、59同士を
連通させる第二流路60を形成している。
と、上述の様に構成する第二素子10aとを所定の状態
に重ね合わせる事により、前記単位コア52を構成す
る。即ち、1対の上記第一素子46をフィン11、11
を介して重ねて成る第一素子群を内側部分とし、それぞ
れが1枚ずつの上記第二素子10aを中間部分とし、そ
れぞれが1枚ずつの上記第一素子46で両側面の方向を
上記内側部分の両側面の方向と異ならせた(表裏方向を
逆にした)ものを外側部分とする。
ィン11、11を介して上記中間部分と上記外側部分と
を順に重ねる事により、上記単位コア52を構成する。
この際、上記外側部分の両側面の方向を上記内側部分の
両側面の方向と異ならせている為、この内側部分を構成
する第一素子46の面と、外側部分を構成する第一素子
46の同じ面とが、互いに対向する状態で重なる。又、
この様に単位コア52を構成した状態で、前記冷媒分配
タンク部54の一部と、前記冷媒集合タンク部55の一
部と、前記折り返しタンク部53a、53bとを構成し
ている。即ち、上記内側部分を構成する第一素子46の
第二タンク空間48と上記中間部分を構成する第二素子
10aの第六タンク空間57と上記外側部分を構成する
第一素子46の第一タンク空間47とが互いに連通し
て、上記冷媒分配タンク部54の一部を構成する。
の第三タンク空間49と上記中間部分を構成する第二素
子10aの第七タンク空間58とが互いに連通して、折
り返しタンク部53aを構成する。この折り返しタンク
部53aは、上記内側部分を構成する第一素子46の内
部に設けられた第一流路51と、上記中間部分を構成す
る第二素子10aの内部に設けられた第二流路60とを
通じさせる。
の第四タンク空間50と、上記中間部分を構成する第二
素子10aの第八タンク空間59と、上記外側部分を構
成する第一素子46の第三タンク空間49とが、互いに
連通して折り返しタンク部53bを構成する。この折り
返しタンク部53bは、上記中間部分を構成する第二素
子10aの内部に設けられた第二流路60と、上記外側
部分を構成する第一素子46の内部に設けられた第一流
路51とを通じさせる。
の第一タンク空間47と、上記中間部分を構成する第二
素子10aの第五タンク空間56と、上記外側部分を構
成する第一素子46の第二タンク空間48とが、互いに
連通して、冷媒集合タンク部55の一部を構成する。
数個(図示の例では4個)の単位コア52を、フィン1
1、11を介して、上記コア部2bの幅方向に重ね合わ
せる事により構成し、このコア部2bの中央部に存在す
る単位コア52の内側部分を構成する1対の第一素子4
6同士の間部分に、前記送り込み側コネクタと取り出し
側コネクタを設けている。そして、上記送り込み側コネ
クタに前記冷媒送り込み管3の下流端を、上記取り出し
側コネクタに前記冷媒取り出し管4の上流端を、それぞ
れ接続している。そして、上述の様に組み合わせた状態
で、上記コア部2bを構成する第一、第二素子46、1
0aと、上記フィン11、11と、上記送り込み側、取
り出し側両コネクタと、上記冷媒送り込み管3と、冷媒
取り出し管4とを、加熱炉中で加熱して、少なくとも一
部の部材の表面に積層したろう材を溶融する事により、
互いにろう付け接合して、積層型エバポレータ1bを構
成する。
レータの使用時には、コンデンサから吐出され、膨張弁
を通過した液状若しくは気液混合状態の冷媒を、前記冷
媒送り込み管3から送り込み側コネクタを介して、前記
冷媒分配タンク部54に送り込む。この冷媒分配タンク
部54に送り込まれた冷媒は、図1に実線矢印イで示す
様に、この冷媒分配タンク部54全体に広がる。この冷
媒分配タンク部54内に広がった冷媒は、続いて、図
1、3に実線矢印ロ、ロで示す様に、各単位コア52を
構成する内側部分の第一素子46内の第一流路51内
を、一方の折り返しタンク部53aに向けて、図1の矢
印β方向に流れる空気との間で熱交換を行ないつつ流れ
る。
53a内に流れ込んだ冷媒は、この折り返しタンク部5
3a内を、図3に実線矢印ハで示す様に、コア部2bの
幅方向両側に向けて流れる。この際、上記内側部分の第
一素子46内の第一流路51を上記単位コア52の幅方
向中心に関して対称に設けている為、上記第一流路51
から折り返しタンク部53aに送られてこの折り返しタ
ンク部53a内を流れる冷媒は、幅方向両側に向けて均
等に流れる。そして、この折り返しタンク部53a内を
流れた冷媒は、上記中間部分を構成する第二素子10a
内の第二流路60内に流入する。これら各第二流路60
内に流入した冷媒は、図1、3に点線矢印ニ、ニで示す
様に、第二流路60内を他方の折り返しタンク部53b
に向けて上記空気との間で熱交換を行ないつつ流れる。
53b内に流れ込んだ冷媒は、この折り返しタンク部5
3b内を、図3に点線矢印ホで示す様に、各単位コア5
2の幅方向両側に向けて流れる。この際、上記一方の折
り返しタンク部53a内での場合と同様、冷媒は、各単
位コア52の幅方向両側に向けて均等に流れる。そし
て、この様に他方の折り返しタンク部53b内を流れた
冷媒は、上記外側部分を構成する第一素子46内の第一
流路51内に流入する。これら各第一流路51内に流入
した冷媒は、図1、3に鎖線矢印ヘ、ヘで示す様に、第
一流路51内を冷媒集合タンク部55に向けて上記空気
との間で熱交換を行ないつつ流れる。
た過熱状態のガス状冷媒は、図1に鎖線矢印トで示す様
にこの冷媒集合タンク部55内を流れ、前記取り出し側
コネクタを介して前記冷媒取り出し管4に流出し、この
冷媒取り出し管4の下流端に接続した配管を通じて、コ
ンプレッサの吸入口に送られる。
2bの外部を通過する空気との間で熱交換を行ない、こ
の空気を冷却する、本発明の積層型エバポレータの場合
には、互いに同一の構造である複数の単位コア52をフ
ィン11、11を介して重ね合わせる事によりコア部2
bを構成すると共に、上記各単位コア52の内部に冷媒
を分流する構造としている。従って、上記コア部2bを
通過する空気をこのコア部2bの幅方向に亙り均一に冷
却する事ができる。又、このコア部2bを構成する為の
各単位コア52の内部に送られた冷媒は、冷媒分配タン
ク部54及び冷媒集合タンク部55を構成する部分を除
いて、上記各単位コア52の幅方向中心に関して対称な
方向に流れる為、これら各単位コア52内で偏流を生じ
る事がない。しかも本例の場合には、内側部分を構成す
る第一素子46を1対とし、中間部を構成する第二素子
10a及び外側部分を構成する第一素子46を両側にそ
れぞれ1枚ずつ配置している為、上記各単位コア52の
半部を流れる冷媒が、各流路の間でも均等に流れ、この
点からも偏流を生じる事がない。従って、本発明の積層
型エバポレータは、上記コア部2bでの偏流を生じにく
くして熱交換性能を十分に高くする事ができる。更に、
本例の場合には、2種類の第一、第二素子46、10a
とフィン11、11とにより、上記コア部2bを構成し
ている。従って、複雑な構造を必要とせず、しかも上記
コア部2bを構成する為の金属板の種類を3種類(第一
金属板が2種類、第二金属板が1種類)と少なくして、
このエバポレータを組み込んだ自動車用空気調和装置の
コスト低減を図れる。
応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本
例の場合には、コア部を構成する為の素子を、第二、第
三素子10a、61の2種類としている。即ち、上述し
た第1例の場合と異なり、第一素子46(図2)の代わ
りにこの第一素子46と内部構造の異なる第三素子61
を使用する。この第三素子61は、図示しない第三金属
板を2枚、最中状に重ね合わせ、互いにろう付けして成
り、上端部に互いに独立した状態で第九、第十深凹部
を、下端部に互いに独立した状態で第十一、第十二深凹
部を、それぞれ設けている。特に、本例の第三金属板の
場合には、中間部に、幅方向で互いに同じ側の端部に存
在する上記第十深凹部と第十二深凹部とを連通させる1
本の第三浅凹部を設けている。
板を1対ずつ、それぞれの対応する凹部同士を対向させ
た状態で最中状に重ね合わせている。そして、上記第九
深凹部同士が突き合わされた部分に第九タンク空間62
を、上記第十深凹部同士が突き合わされた部分に第十タ
ンク空間63を、上記第十一深凹部同士が突き合わされ
た部分に第十一タンク空間64を、上記第十二深凹部同
士が突き合わされた部分に第十二タンク空間65を、そ
れぞれ形成している。又、上記第三浅凹部同士が突き合
わされた部分に、上記第十、第十二タンク空間63、6
5同士を連通させる第三流路66を形成している。図示
の例では、この第三流路66は複数の折れ曲がり部を備
える事で、この第三流路66内を流れる冷媒が風上側と
風下側とに交互に流れる様にしている。
と、前述した第1例の場合に用いたものと同様の第二素
子10aとを、それぞれ複数ずつ所定の状態に重ね合わ
せる事により、上記コア部を構成する為の単位コア52
aを構成する。即ち、1対の上記第三素子61をフィン
11、11(図1参照)を介して重ねて成る第三素子群
を内側部分とし、それぞれが1枚ずつの上記第三素子6
1で両側面の方向を上記内側部分の両側面の方向と異な
らせたものを中間部分とし、それぞれが1枚ずつの上記
第二素子10aを外側部分とする。
ィン11、11を介して上記中間部分と上記外側部分と
を順に重ねる事により、上記単位コア52aを構成す
る。又、この様に単位コア52aを構成した状態で、冷
媒分配タンク部54の一部と、冷媒集合タンク部55
(図1参照)の一部と、折り返しタンク部67a、67
bとを構成している。即ち、上記内側部分を構成する第
三素子61の第十タンク空間63と、上記中間部分を構
成する第三素子61の第九タンク空間62と、上記外側
部分を構成する第二素子10aの第六タンク空間57と
が互いに連通して、上記冷媒分配タンク部54の一部を
構成する。
の第十二タンク空間65と、上記中間部分を構成する第
三素子61の第十一タンク空間64と、上記外側部分を
構成する第二素子10aの第八タンク空間59とが互い
に連通して、折り返しタンク部67aを構成する。この
折り返しタンク部67aは、上記内側部分を構成する第
三素子61の内部に設けられた第三流路66と、上記外
側部分を構成する第二素子10aの内部に設けられた第
二流路60とを通じさせる。
の第十一タンク空間64と、上記中間部分を構成する第
三素子61の第十二タンク空間65と、上記外側部分を
構成する第二素子10aの第七タンク空間58とが互い
に連通して、折り返しタンク部67bを構成する。この
折り返しタンク部67bは、上記中間部分を構成する第
三素子61の内部に設けられた第三流路66と、上記外
側部分を構成する第二素子10aの内部に設けられた第
二流路60とを通じさせる。但し、この折り返しタンク
部67bを構成する為には、中間部分を構成する第三素
子61の第十一タンク空間64は必ずしも必要なもので
はない。従って、素子同士の共通化を多少犠牲にする代
わりに、この第十一タンク空間64を構成する為の第三
金属板の第十一深凹部に通孔を設けず、盲状とする事も
できる。
の第九タンク空間62と、上記中間部分を構成する第三
素子61の第十タンク空間63と、上記外側部分を構成
する第二素子10aの第五タンク空間56とが互いに連
通して、前記冷媒集合タンク部55の一部を構成する。
ィン11、11を介して重ね合わせる事により前記コア
部を構成する、本例の積層型エバポレータの場合、この
コア部の内部を冷媒が流れる経路は前述した第1例の場
合と異なる。但し、上記折り返し流路67a、67b内
で、冷媒がコア部の幅方向両側に向けて均等に流れると
共に、上記各単位コア52aの内部を流れる冷媒が、上
記冷媒分配タンク部54及び冷媒集合タンク部55を構
成する部分を除いて、これら各単位コア52aの幅方向
中心に関して対称な方向に流れるのは、第1例の場合と
同様である。その他の構成及び作用に就いては、前述し
た第1例の場合と同様である為、重複する部分の図示並
びに説明は省略する。
る、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例の
場合は、上述した第1例の場合と異なり、互いに対称な
構造を有する、2個の単位コア69a、69bにより、
積層型エバポレータ1cのコア部2cを構成している。
そして、これら各単位コア69a、69bを構成する為
に、図7に示す2種類の第二、第三素子10a、61a
を使用している。即ち、上述した各例の場合に用いた第
二素子10aと、幅方向で互いに同じ側の端部に存在す
る第九、第十一タンク空間47、49同士を連通させる
第三流路66aを有する第三素子61aとを、それぞれ
複数ずつフィン11、11(図1参照)を介して所定の
状態に重ね合わせる事により、コア部2cを構成してい
る。尚、本例の場合、上記第三流路66aは、第2例の
場合の第三流路66(図4参照)異なり、C字形に形成
している。
単位コア69a、69bは、それぞれ複数枚(図示の例
では4枚)の上記第二素子10aを、フィン11、11
(図9参照)を介して重ねて成る第二素子群を内側部分
とし、それぞれが1枚ずつの上記第二素子10aで上下
を上記内側部分の上下と異ならせたものを第一中間部分
とし、それぞれが1対ずつの上記第三素子61aをフィ
ン11、11を介して重ねて成る第三素子群を第二中間
部分とし、それぞれが1枚ずつの上記第二素子10aで
上下を上記第一中間部分の上下と同じとしたものを外側
部分としている。
ィン11、11を介して上記第一中間部分と上記第二中
間部分と上記外側部分とを順に重ねる事により、上記単
位コア69a、69bを構成する。又、この様に複数の
素子10a、61aを重ね合わせて上記単位コア69
a、69bを構成した状態で、互いに対向する複数のタ
ンク空間のうちの一部のタンク空間47〜50、56〜
59同士を連通させる事により、冷媒分配タンク部54
aの半部と、冷媒集合タンク部55aの半部と、折り返
しタンク部68a、68bとを構成している。
a、69bを、上記冷媒分配タンク部54aの半部同士
が突き合わされる状態で、フィン11、11を介して重
ね合わせる事により前記コア部2cを構成する。又、上
記冷媒分配タンク部54aの一部で、上記コア部2cの
幅方向中央部に存在する部分に、このコア部2cに冷媒
を送り込む為の冷媒送り込み管3を、上記冷媒集合タン
ク部54aの一部で、上記コア部2cの幅方向中央部に
存在する部分に、このコア部2cから冷媒を取り出す為
の冷媒取り出し管4を、それぞれ図示しない送り込み側
コネクタと取り出し側コネクタを介して接続する。その
他の構成及び作用に就いては、前述した第2例の場合と
同様である為、重複する説明は省略する。
した各例の構造に限定するものではなく、互いにほぼ同
一の構造である、複数の単位コアをフィンを介して重ね
合わせる事によりコア部を構成し、重ね合わせた状態
で、上記コア部の高さ方向及び厚さ方向の端部に、冷媒
分配タンク部と、冷媒集合タンク部とを、それぞれ設
け、上記冷媒分配タンク部の一部で、上記コア部の幅方
向中央部に存在する部分に冷媒を外部から送り込み自在
とし、上記冷媒集合タンク部の一部で、上記コア部の幅
方向中央部に存在する部分に冷媒を外部に取り出し自在
とし、上記各単位コアの内部を流れる冷媒を、冷媒分配
タンク部及び冷媒集合タンク部を構成する部分を除い
て、これら各単位コアの幅方向中心に関して対称な方向
に流す構造であれば、各種構造を採用できる。
述べた通り構成され作用するので、構造を複雑にする事
なく、空気を均一に冷却できる構造を安価に実現すると
共に、内部を流れる冷媒の偏流を生じにくくする事によ
り、この冷媒と空気との間の熱交換を効率良く行なわせ
て、積層型エバポレータの熱交換性能、延てはこの積層
型エバポレータを組み込んだ自動車用空気調和装置の性
能向上を図れる。
媒の流れ状態を示す、略透視斜視図。
示しており、(A)は第一素子を、(B)は第二素子
を、それぞれ示す略透視図。
コアの内部の冷媒の流れ状態を、冷媒分配タンク部及び
冷媒集合タンク部を構成する部分を除いて示す略透視
図。
ータを構成する素子を示しており、(A)は第三素子
を、(B)は第二素子を、それぞれ示す略透視図。
コアの内部の冷媒の流れ状態を、冷媒分配タンク部及び
冷媒集合タンク部を構成する部分を除いて示す略透視
図。
媒の流れ状態を示す、略透視斜視図。
示しており、(A)は第三素子を、(B)は第二素子
を、それぞれ示す略透視図。
を示す、略透視斜視図。
を、それぞれ図9の左側方から見た状態で示す略透視
図。
一金属板を示しており、(A)は図9と同方向から、
(B)は図10と同方向から、それぞれ見た図。
二金属板を示しており、(A)は図9と同方向から、
(B)は図10と同方向から、それぞれ見た図。
示す、略透視斜視図。
Claims (5)
- 【請求項1】 それぞれの片面に凹部を形成した金属板
を2枚1組とし、互いの凹部同士を対向させた状態で最
中状に重ね合わせて互いに気密且つ液密に接合する事に
より、内側に扁平な流路を有する素子とし、複数の素子
を、隣り合う素子同士の間にフィンを設けた状態で重ね
合わせる事により構成したコア部を有し、このコア部を
構成する上記各素子の内部に冷媒を流通させると共に、
これら各素子の外部に空気調和用の空気を、このコア部
の厚さ方向に通過させる状態で使用する積層型エバポレ
ータに於いて、 上記コア部を、このコア部の高さ方向及び厚さ方向の端
部に設けられた、このコア部の幅方向に長い折り返しタ
ンク部を有し、互いにほぼ同一の構造である複数の単位
コアを、フィンを介して重ね合わせる事により構成し、
重ね合わせた状態で、それぞれが上記コア部の高さ方向
及び厚さ方向の端部で上記折り返しタンク部と異なる部
分に設けられた、上記各単位コアの内部に冷媒を分配す
る為の冷媒分配タンク部と、各単位コアの内部を流れた
冷媒が集合する状態で送り込まれる冷媒集合タンク部と
を備え、上記冷媒分配タンク部の一部で、上記コア部の
幅方向中央部に存在する部分に冷媒を外部から送り込み
自在とし、上記冷媒集合タンク部の一部で、上記コア部
の幅方向中央部に存在する部分から冷媒を外部に取り出
し自在とし、上記各単位コアの内部を流れる冷媒が、上
記冷媒分配タンク部及び冷媒集合タンク部を構成する部
分を除いて、これら各単位コアの幅方向中心に関して対
称な方向に流れる事を特徴とする積層型エバポレータ。 - 【請求項2】 複数の素子は、互いに内部構造が異なる
第一素子と第二素子との2種類がそれぞれ複数枚ずつ存
在し、 このうちの第一素子は、一端部に互いに独立した状態で
設けられた第一、第二深凹部と、他端部に互いに独立し
た状態で設けられた第三、第四深凹部と、中間部に設け
られて、第一素子の幅方向で互いに異なる側の端部に存
在する第二深凹部と第三深凹部とを連通させる1本の第
一浅凹部とを備えた1対の第一金属板をそれぞれの凹部
同士を対向させた状態で最中状に重ね合わせ、上記第一
深凹部同士が突き合わされた部分に第一タンク空間を、
上記第二深凹部同士が突き合わされた部分に第二タンク
空間を、上記第三深凹部同士が突き合わされた部分に第
三タンク空間を、上記第四深凹部同士が突き合わされた
部分に第四タンク空間を、上記第一浅凹部同士が突き合
わされた部分に上記第二、第三タンク空間同士を連通さ
せる第一流路を、それぞれ設けたものであり、 上記各第二素子は、一端部に互いに独立した状態で設け
られた第五、第六深凹部と、他端部に互いに独立した状
態で設けられた第七、第八深凹部と、中間部に、途中を
180度折り返す状態で設けられ、これら第七、第八深
凹部同士を連通させる1本の第二浅凹部とを備えた1対
の第二金属板を、それぞれの凹部同士を対向させた状態
で最中状に重ね合わせ、上記第五深凹部同士が突き合わ
された部分に第五タンク空間を、上記第六深凹部同士が
突き合わされた部分に第六タンク空間を、上記第七深凹
部同士が突き合わされた部分に第七タンク空間を、上記
第八深凹部同士が突き合わされた部分に第八タンク空間
を、上記第二浅凹部同士が突き合わされた部分に上記第
七、第八タンク空間同士を連通させる第二流路を、それ
ぞれ設けたものであり、 上記第一素子又は複数の第一素子をフィンを介して重ね
て成る第一素子群と、上記第二素子又は複数の第二素子
をフィンを介して重ねて成る第二素子群とをフィンを介
して、内側の素子をフィンを介して偶数枚重ねて成る素
子群の両側に互いに同じ順に同一の素子を重ね合わせる
事で単位コアを構成し、この単位コアを、フィンを介し
て複数重ね合わせた状態で、上記複数のタンク空間のう
ちの互いに対向するタンク空間のうちの少なくとも一部
のタンク空間同士が連通して、折り返しタンク部と冷媒
分配タンク部と冷媒集合タンク部とを構成する、請求項
1に記載した積層型エバポレータ。 - 【請求項3】 第一素子をフィンを介して複数枚重ねて
成る第一素子群を内側部分とし、上記第二素子又はこの
第二素子をフィンを介して内側部分の第一素子群の半数
枚重ねて成る第二素子群を中間部分とし、上記第一素子
又はこの第一素子をフィンを介して内側部分の第一素子
群の半数枚重ねて成る第一素子群で両側面の方向を上記
内側部分の両側面の方向と異ならせたものを外側部分と
し、上記内側部分の両側にそれぞれフィンを介して上記
中間部分と上記外側部分とを順に重ね合わせる事により
単位コアを構成し、 上記内側部分を構成する第一素子の第二タンク空間と上
記中間部分を構成する第二素子の第六タンク空間と上記
外側部分を構成する第一素子の第一タンク空間とが互い
に連通して冷媒分配用タンク部の一部を構成し、 上記内側部分を構成する第一素子の第三タンク空間と上
記中間部分を構成する第二素子の第七タンク空間とが互
いに連通して、上記内側部分を構成する第一素子の内部
に設けられた第一流路と上記中間部分を構成する第二素
子の内部に設けられた第二流路とを通じさせる折り返し
タンク部を構成し、 上記内側部分を構成する第一素子の第四タンク空間と上
記中間部分を構成する第二素子の第八タンク空間と上記
外側部分を構成する第一素子の第三タンク空間とが互い
に連通して、上記中間部分を構成する第二素子の内部に
設けられた第二流路と上記外側部分を構成する第一素子
の内部に設けられた第一流路とを通じさせる折り返しタ
ンク部を構成し、 上記内側部分を構成する第一素子の第一タンク空間と上
記中間部分を構成する第二素子の第五タンク空間と上記
外側部分を構成する第一素子の第二タンク空間とが互い
に連通して、冷媒集合用タンク部の一部を構成する、 請求項2に記載した積層型エバポレータ。 - 【請求項4】 複数の素子は、互いに内部構造が異なる
第二素子と第三素子との2種類がそれぞれ複数枚ずつ存
在し、 このうちの第二素子は、一端部に互いに独立した状態で
設けられた第五、第六深凹部と、他端部に互いに独立し
た状態で設けられた第七、第八深凹部と、中間部に、途
中を180度折り返す状態で設けられ、これら第七、第
八深凹部同士を連通させる1本の第二浅凹部とを備えた
1対の第二金属板を、それぞれの凹部同士を対向させた
状態で最中状に重ね合わせ、上記第五深凹部同士が突き
合わされた部分に第五タンク空間を、上記第六深凹部同
士が突き合わされた部分に第六タンク空間を、上記第七
深凹部同士が突き合わされた部分に第七タンク空間を、
上記第八深凹部同士が突き合わされた部分に第八タンク
空間を、上記第二浅凹部同士が突き合わされた部分に上
記第七、第八タンク空間同士を連通させる第二流路を、
それぞれ設けたものであり、 上記各第三素子は、一端部に互いに独立した状態で設け
られた第九、第十深凹部と、他端部に互いに独立した状
態で設けられた第十一、第十二深凹部と、中間部に設け
られて、第三素子の幅方向で互いに同じ側の端部に存在
する第十深凹部と第十二深凹部とを連通させる1本の第
三浅凹部とを備えた1対の第三金属板をそれぞれの凹部
同士を対向させた状態で最中状に重ね合わせ、上記第九
深凹部同士が突き合わされた部分に第九タンク空間を、
上記第十深凹部同士が突き合わされた部分に第十タンク
空間を、上記第十一深凹部同士が突き合わされた部分に
第十一タンク空間を、上記第十二深凹部同士が突き合わ
された部分に第十二タンク空間を、上記第三浅凹部同士
が突き合わされた部分に上記第十、第十二タンク空間同
士を連通させる第三流路を、それぞれ設けたものであ
り、 上記第二素子又は複数の第二素子をフィンを介して重ね
て成る第二素子群と、上記第三素子又は複数の第三素子
をフィンを介して重ねて成る第三素子群とをフィンを介
して、内側の素子をフィンを介して偶数枚重ねて成る素
子群の両側に互いに同じ順に同一の素子を重ね合わせる
事で単位コアを構成し、この単位コアを、フィンを介し
て複数重ね合わせた状態で、上記複数のタンク空間のう
ちの互いに対向するタンク空間のうちの少なくとも一部
のタンク空間同士が連通して、折り返しタンク部と冷媒
分配タンク部と冷媒集合タンク部とを構成する、 請求項1に記載した積層型エバポレータ。 - 【請求項5】 第三素子をフィンを介して複数枚重ねて
成る第三素子群を内側部分とし、上記第三素子又はこの
第三素子をフィンを介して内側部分の第三素子群の半数
枚重ねて成る、第三素子群で両側面を上記内側部分の両
側面と異ならせたものを中間部分とし、上記第二素子又
はこの第二素子をフィンを介して内側部分の第三素子群
の半数枚重ねて成る第二素子群を外側部分とし、上記内
側部分の両側にそれぞれフィンを介して上記中間部分と
上記外側部分とを順に重ね合わせる事により単位コアを
構成し、 上記内側部分を構成する第三素子の第十タンク空間と上
記中間部分を構成する第三素子の第九タンク空間と上記
外側部分を構成する第二素子の第六タンク空間とが互い
に連通して冷媒分配用タンク部の一部を構成し、 上記内側部分を構成する第三素子の第十二タンク空間と
上記中間部分を構成する第三素子の第十一タンク空間と
上記外側部分を構成する第二素子の第八タンク空間とが
互いに連通して、上記内側部分を構成する第三素子の第
三流路と上記外側部分を構成する第二素子の第二流路と
を通じさせる折り返しタンク部を構成し、 上記内側部分を構成する第三素子の第十一タンク空間と
上記中間部分を構成する第三素子の第十二タンク空間と
上記外側部分を構成する第二素子の第七タンク空間とが
互いに連通して、上記中間部分を構成する第三素子の第
三流路と上記外側部分を構成する第二素子の第二流路と
を通じさせる折り返しタンク部を構成し、 上記内側部分を構成する第三素子の第九タンク空間と上
記中間部分を構成する第三素子の第十タンク空間と上記
外側部分を構成する第二素子の第五タンク空間とが互い
に連通して、冷媒集合用タンク部の一部を構成する、 請求項4に記載した積層型エバポレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10366693A JP2000193344A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 積層型エバポレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10366693A JP2000193344A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 積層型エバポレータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000193344A true JP2000193344A (ja) | 2000-07-14 |
Family
ID=18487424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10366693A Pending JP2000193344A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 積層型エバポレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000193344A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004518101A (ja) * | 2000-12-28 | 2004-06-17 | 昭和電工株式会社 | 積層型熱交換器 |
-
1998
- 1998-12-24 JP JP10366693A patent/JP2000193344A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004518101A (ja) * | 2000-12-28 | 2004-06-17 | 昭和電工株式会社 | 積層型熱交換器 |
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Legal Events
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