JP2000192803A - タ―ビンロ―タの軸受用冷却系 - Google Patents

タ―ビンロ―タの軸受用冷却系

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度限界を越えずしかも十分な余裕が得られ
るように、軸受を冷却し、かつまた後部シャフトと軸受
を通過する冷却用媒体からの熱伝達を阻止することによ
り軸受を断熱するという要請に応える。 【解決手段】 ガスタービンにおいて、後部軸受の半径
方向内側のボアチューブアセンブリが、タービンのバケ
ットに冷却用蒸気を搬送し、冷却用蒸気をリターンに戻
す。軸受を冷却し、軸受を冷却用蒸気流路から断熱する
ために、輻射シールドが停滞空気ギャップによってボア
チューブアセンブリから離隔されている。また、輻射シ
ールドとロータの一部を形成している後部シャフトの内
面との間には空気通路が設けられている。空気が入口か
ら供給されて通路に沿って流れ、後部シャフトディスク
内のボアを通って半径方向外側に流れて軸受を冷却する
と共に冷却用蒸気からの熱の伝達から軸受を絶縁する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般にタービンに
係り、高温ガス部品を冷却するために閉鎖回路の蒸気冷
却用流路を用いる発電用の陸上ガスタービンに係る。よ
り特定的にいうと、本発明は、タービンロータの軸受を
冷却すると共に、軸受内のボアチューブアセンブリを通
過して流れタービンの高温ガス部品を冷却するのに使わ
れる冷却用媒体から軸受への熱伝達を阻止することによ
り軸受を断熱するための冷却系に係る。
【0002】
【従来の技術】従来より高温ガス路部品、たとえばガス
タービンのバケット(動翼)の冷却が提案されており、
陸上発電プラントでは特に有効であることが判明してい
る。ガスタービンは通常空気冷却されており、たとえば
ジェットエンジンは高温ガス部品を冷却するのに圧縮機
の排出空気を用いているが、冷却剤として蒸気を使用し
た場合の損失が冷却のために圧縮機のブリード空気を抜
き出すことによって生じる損失ほどには大きくないの
で、陸上タービンでは蒸気冷却の方が効率的である。ま
た、複合サイクル運転では、ガスタービン部品を冷却す
る際に蒸気が受け取る熱エネルギーが複合サイクル運転
時の蒸気タービンを駆動するのに有用な仕事として回収
されるので、蒸気冷却が特に有利である。
【0003】本出願の譲受人に譲渡されている米国特許
第5,593,274号には、冷却用の蒸気をロータの
高温ガス部品、たとえばバケットに供給し、使用後の冷
却用蒸気をリターン(帰還)に戻す同軸の蒸気流路を有
するガスタービンが開示されている。この特許から、冷
却用蒸気流路はロータの後部シャフト内で同軸であるこ
とが分かる。本出願の譲受人による最近のガスタービン
設計によると、後部シャフトは、タービンの最終段のバ
ケットを装着したタービンホイールに結合した後部シャ
フトホイールから後方に延び、この後部シャフトホイー
ルと一体になっている。後部シャフトは細長い外側のチ
ューブと内側のチューブを有するボアチューブアセンブ
リを取り囲んでおり、これらチューブは、互いに離隔さ
れ、ロータ軸に対して同心であって、冷却用媒体、すな
わち蒸気をタービンホイールのバケットに向けて1つの
軸方向に搬送しかつ使用後の冷却用媒体を内側のチュー
ブ内でリターンに向けて反対の軸方向に搬送する環状の
流路を定めている。また、後部シャフトホイールは、供
給流路の冷却用蒸気をバケットに搬送するようにロータ
のリムに向けて半径方向を外側に搬送するための半径方
向に延びる複数の導管をもっている。後部シャフトホイ
ール内の別の一組の導管は、使用後の冷却用蒸気をロー
タのバケットおよび外側リムからリターンに向かう内側
の流路に向けて半径方向内側に搬送する。軸方向の流路
と半径方向の導管は、当然に伝導、輻射、強制および自
然の対流により軸受に熱を伝達するので、後部軸受に対
してかなりの熱的な影響を及ぼす。しかし、軸受は所定
の最高温度を超えてはならず、また後部シャフトは前部
空気/油シールの下で最高温度を超えることができない
という要請がある。そこで、本発明は、これらの温度限
界を越えず、しかも十分な余裕が得られるように、軸受
を冷却し、そして後部シャフトと軸受を通過する冷却用
媒体からの熱伝達を阻止することにより軸受を断熱する
という要請に応えるものである。
【0004】
【発明の簡単な要約】本発明は、ガスタービンの後部軸
受内のボアチューブアセンブリを通って流れる冷却用媒
体、たとえば蒸気から、後部シャフトと後部軸受への熱
伝達を、後部軸受と後部シャフトの空気/油シール下の
部分との運転温度限界が十分な余裕をもつように、阻止
するための冷却・絶縁系を提供する。ボアチューブアセ
ンブリは一対の同心チューブを含んでおり、その外側と
内側の同心チューブの間に環状の冷却剤蒸気供給流路を
定めると共に、内側のチューブ内に使用後の冷却用蒸気
帰還流路を定めている。ボアチューブアセンブリとこの
ボアチューブを包囲している後部シャフトはロータの回
転構造体の一部を形成している。後部シャフトの前方端
は半径方向に突き出た後部シャフトホイールを含んでお
り、この後部シャフトホイールはガスタービンの最終段
のホイールの後部側に固定されている。チューブの性質
をした導管が後部シャフトホイール内でボアチューブア
センブリの供給流路および帰還流路とそれぞれ連通して
半径方向に配置されている。したがって、環状の冷却用
蒸気供給流路は冷却用蒸気を一組の半径方向導管に供給
し、次にこれら導管が冷却用蒸気をタービンの選定され
た段の蒸気冷却されるバケットに送るためにロータのリ
ムに冷却用蒸気を供給する。後部シャフトホイール内の
別の組の半径方向導管は熱くなった使用後の冷却用蒸気
を蒸気冷却されたバケットから内側のチューブに戻す。
【0005】軸受を冷却し、蒸気供給流路および帰還流
路ならびに導管の熱から軸受を絶縁するために、外側の
チューブの回りに輻射シールドを配置し、外側のチュー
ブと共にそれとの間に停滞空気ギャップを定める。こう
して、外側のチューブから後部シャフトへの直接の伝導
熱伝達から後部シャフトを絶縁する。本発明において
は、この熱シールドと後部シャフトの内側表面との間に
冷却用流体通路を設ける。冷却用の流体は後部軸受キャ
ビティー内の冷却用空気またはその他の適当な供給源か
ら供給される空気が好ましいが、他のタイプの冷却用流
体も使用できる。空気は通路を通って前方に流れるよう
に後部軸受の後方の入口を介して供給される。こうし
て、絶縁・冷却用の空気の流れが提供され、冷却用蒸気
から後部シャフトへの熱伝達が阻止される。
【0006】冷却用流体の通路は後部軸受の軸方向前方
で複数の半径方向に突出した冷却用経路で止まり、これ
ら後者の経路は冷却用流体を後部シャフトホイールと前
部閉鎖プレートとの間の前部閉鎖キャビティーに空け放
つ。この閉鎖キャビティーは最終バケット段の後ろで、
かつ空気流体通路への入口の半径方向外側の位置で高温
ガス路と連通している。
【0007】本発明の系の顕著な利点は、流路を通り半
径方向外側に高温ガス路中に入る冷却用空気の自然な流
れを得るために現存のターボ機構を使用することにあ
る。たとえば、軸受キャビティーは通常周囲の圧力より
高い圧力で供給される冷却用空気によって冷却され、し
たがってこの軸受キャビティー内の冷却用空気は自然に
空気流体通路中に流れる。また、冷却用流体通路への空
気の入口は空気出口の半径方向内側にある。したがって
ポンプ作用が生じ、冷却用流体は軸受キャビティーから
通路に沿って導管中に送られ、高温ガス流中に流出す
る。さらに、空気流体通路の出口は軸受キャビティーの
圧力より低い圧力で高温ガス流中に流出する。したがっ
て、冷却用流体を流すために追加のポンプ等は必要とさ
れない。
【0008】本発明の好ましい態様においては、タービ
ンバケットを装着した複数のタービンホイールを含み、
ある軸の回りで回転可能なロータと、互いに離隔され前
記軸に対して同心であって冷却用媒体を前記タービンホ
イールの少なくとも1つのバケットに向けて1つの軸方
向に搬送する第一の流路および使用後の冷却用媒体をリ
ターンに向けて前記1つの方向とは反対の軸方向に搬送
する第二の流路を規定している細長い外側チューブおよ
び内側チューブを有する回転可能なボアチューブアセン
ブリと、前記ボアチューブアセンブリの回りでそれと共
に回転可能な後部シャフトと、前記後部シャフトの回り
の軸受とを有するガスタービンにおいて、前記ボアチュ
ーブアセンブリの回りで同心であり、前記外側チューブ
と前記後部シャフトとの間で軸方向に延び、そして前記
軸受の半径方向内側に延びる冷却用通路を含み、前記軸
受を通過して流れるように冷却用流体を前記通路に導く
ための入口と、冷却用流体を受容するための出口とを含
んでおり、これにより冷却用流体が前記軸受を冷却す
る、軸受を冷却するための冷却系が提供される。
【0009】また、本発明の別の好ましい態様において
は、タービンバケットを装着した複数のタービンホイー
ルを含み、ある軸の回りで回転可能なロータと、互いに
離隔され前記軸に対して同心であって冷却用媒体を前記
タービンホイールの少なくとも1つのバケットに向けて
1つの軸方向に搬送する第一の流路および使用後の冷却
用媒体をリターンに向けて前記1つの方向とは反対の軸
方向に搬送する第二の流路を規定している細長い外側チ
ューブおよび内側チューブを有する回転可能なボアチュ
ーブアセンブリと、前記ボアチューブアセンブリの回り
でそれと共に回転可能な後部シャフトと、前記後部シャ
フトの回りの軸受とを有するガスタービンにおいて、冷
却用媒体から軸受への熱伝達を最小にするための方法で
あって、前記ボアチューブアセンブリの回りで同心であ
り、前記外側チューブと前記後部シャフトとの間で軸方
向に延び、そして前記軸受の半径方向内側に延びる冷却
用通路を設け、前記軸受を通過して冷却用流体を前記通
路に流して、前記ボアチューブアセンブリ内の冷却用流
体から前記軸受への熱の伝達を最小にすることを含んで
なる方法が提供される。
【0010】したがって、本発明の主たる目的は、ガス
タービンロータの軸受を通過する冷却用媒体から前記軸
受への熱伝達を阻止することによって前記軸受を冷却す
るための冷却・断熱系およびこの系を作動させる方法を
提供することである。
【0011】
【発明の詳細な記述】図1は、本発明を具体化した単純
サイクル一軸型強力ガスタービン10の概略図である。
このガスタービンは、ロータまたはロータシャフト14
を有する多段軸流圧縮機12を含むものと考えることが
できる。空気は16で圧縮機の入口に入り、軸流圧縮機
12で圧縮された後、燃焼器18に排出される。この燃
焼器では、天然ガスのような燃料が燃焼してタービン2
0を駆動する高エネルギーの燃焼ガスが得られる。ター
ビン20では高温ガスのエネルギーが仕事に変換され、
そのうちのいくらかはシャフト14を介して圧縮機12
を駆動するのに使われ、残りは電気を産み出すためにロ
ータシャフト24によって発電機22のような負荷を駆
動する有用な仕事に利用可能である。典型的な単純サイ
クルガスタービンは、投入燃料の30〜35%をシャフ
ト出力に変換する。残りの1〜2%以外はすべて廃熱の
形態で、26でタービン20を出ていく。タービン排気
流中のエネルギーを追加の有用な仕事に変換する複合サ
イクル形式のガスタービン10を利用することによっ
て、より高い効率を得ることができる。
【0012】図2に、最も簡単な形態の複合サイクルを
示す。この場合、26でタービン20を出た排気ガス
は、ボイラーのようにして水を蒸気に変換する熱回収蒸
気発生器28に入る。こうして得られた蒸気は1個以上
の蒸気タービン30を駆動し、このタービンで付加的な
仕事が引き出され、シャフト32を介して第二の発電機
34のような追加の負荷を駆動し、この発電機で付加的
な電力を生成する。いくつかの構成ではタービン20と
30が共通の発電機を駆動する。電力のみを生成する複
合サイクルは通常熱効率が50〜60%であり、本発明
のチューブアセンブリが一部を構成するさらに進歩した
ガスタービンを用いると効率は60%を越えることが可
能である。
【0013】図3に、ロータシャフト24のタービンセ
クション(全体を36で示す)の一部を示す。このター
ビンセクション36はいくつかの段を含み、たとえば、
回転するロータシャフトに装着されその一部を形成して
いるタービンホイール38、40、42、44からなる
4つの連続した段を含み、各タービンホイールは一列の
バケットを担持している。2つのバケットBがそれぞれ
ホイール38および40に関して図示されている。これ
らバケットはホイールから半径方向外側に突き出てい
る。もちろん、これらバケットは固定ノズル(図示して
ない)間で交互に配列されている。ホイール38、4
0、42、44の間にはスペーサディスク39、41、
43が設けられている。後部シャフト76と一体部分を
形成している冷却材供給・帰還後部ディスク45が最終
段タービンホイール44の後部側に設けられている。通
常のガスタービンの構造と同様に、ホイールとディスク
は、円周方向に間隔をもって離れ軸方向に延びる複数の
ボルト(図示してない)によって互いに固定されてい
る。
【0014】本発明の冷却・断熱系を有するボアチュー
ブアセンブリの全体を48で示す。アセンブリ48は、
ロータの一部を形成しており、ロータ軸Aの回りで回転
するように装着されており、冷却供給・帰還後部ディス
ク45に接続されている。ボアチューブアセンブリ48
と後部ディスク45が共同することにより、少なくとも
1つのタービン段のタービンバケット、好ましくはター
ビンの最初の2つの段への冷却用媒体、たとえば蒸気の
流れと、使用後の冷却用媒体、たとえば蒸気のリターン
R(図6)への流れのための流路とが得られる。この冷
却系は複合サイクルシステムにおける閉鎖回路蒸気冷却
供給・帰還系の一部として提供することができる。すな
わち、この冷却系は、高圧の蒸気タービン排気から分割
してもよいし、または、現存のプラント内供給源から供
給してもよい。
【0015】ボアチューブアセンブリ48は、外側チュ
ーブ50と、ロータシャフト24の回転軸Aに関して外
側のチューブ50と同心の内側チューブ52とを含んで
いる。この外側チューブ50と内側チューブ52は環状
の冷却用蒸気供給流路54を定め、一方内側チューブ5
2により使用後の冷却用蒸気帰還流路56が得られる。
図5と図6に示されているように、ボアチューブアセン
ブリの回りには蒸気グランド58が配置されている。こ
の蒸気グランド58は固定されており、ボアチューブア
センブリはロータシャフト軸Aの回りで回転することが
分かる。適切な供給源(図示してない)からの蒸気供給
源に接続された蒸気プレナム60は、外側チューブ50
と内側チューブ52との間の流路54に冷却用蒸気を供
給するために外側チューブ50を貫通して形成された蒸
気入口62と連通している。外側チューブ50の回りを
シールするために蒸気グランド58の両側にラビリンス
タイプのシール64および66、好ましくはねじ偏位式
のものが設けられている。この蒸気グランド58の後部
端はリターンRで概略的に示されている使用後の冷却用
蒸気のための静止蒸気パイプと接続されている。蒸気グ
ランドはまた、ラビリンスシールを通り越して漏れる蒸
気が前方の後部主軸受74に向かって流れていかないよ
うにそのような蒸気を収集するための漏出蒸気プレナム
70、72も含んでいる。
【0016】図4と5に示されている軸受74は通常の
軸受である。軸受74はディスク48と一体となった後
部シャフト76を包囲しており、後部シャフト76はボ
アチューブアセンブリ48と共に回転可能である。後部
主軸受をシールするために後部シャフトと共働可能な各
種シールが主軸受の両端に配置されている。
【0017】図4に示されているように、ボアチューブ
アセンブリの前部端は、同一出願人の米国特許出願(そ
の開示内容は引用により本明細書に含まれているものと
する)に詳細に記載されているエンドキャップ(全体を
80で示す)を含んでいる。このエンドキャップ80は
同心の円筒状部材またはスリーブ83、84を含んでお
り、これらスリーブは流路54と連通している外側通路
と、流路56と連通している内側通路とを定めている。
エンドキャップは、半径方向外側へ向けてロータの周辺
および冷却すべきバケットに蒸気を供給し、また使用後
の蒸気をロータバケットからチューブ94を介して内側
流路56を通りリターンRに戻すためのチューブ92お
よび94と連通している複数の組の半径方向開口を含ん
でいる。軸方向および半径方向に延びる冷却用蒸気供給
・帰還流路は軸受74に近接しており、そのためかなり
の量の熱が後部シャフトディスク内を含めてボアチュー
ブアセンブリから後部シャフトを介して軸受に伝達され
得ることに注意されたい。所定の温度限界を越えて軸受
74に伝達される熱はタービンの運転に対して壊滅的な
悪影響を及ぼし得る。これを防止し、そして軸受を冷却
すると共に蒸気冷却用流路からの熱伝達から軸受を熱的
に絶縁するために、外側チューブ50の回りに同心で熱
シールド142を設ける。この熱シールドと外側チュー
ブ50との間には停滞空気ギャップ143も設けられ、
そのため流路54と56から後部シャフトと軸受への半
径方向外側に向かう伝導による熱伝達が阻止される。
【0018】本発明においては、軸受74内の熱シール
ド142と後部シャフト76との間に冷却剤流通路が設
けられる。冷却用の流体、好ましくは空気は冷却用流体
入口140(図5)からこの通路100を通って流れ
る。図に示されているように、この冷却用流体入口14
0は軸受キャビティーハウジング104内で軸受キャビ
ティー102と連通している。キャビティー102を定
めている軸受ハウジングには周囲圧力より少し高い圧力
で冷却用流体、すなわち空気が供給される。したがっ
て、キャビティー102内の空気は通路100への入口
140と自由に連通している。通路100の軸方向反対
側の端で軸受74の前方には、通路100に沿って前方
に流れる冷却用空気を受容するための経路を形成してい
るほぼ半径方向に延びるボアが複数設置されている。こ
の半径方向経路106は後部ディスク内で、軸受74
と、それぞれ蒸気をバケットに供給しまた使用後の蒸気
をリターンRに搬送する半径方向に延びる導管92およ
び94との間で延びている。したがってボア106はこ
の領域で後部シャフトディスク45を冷却する。また、
ボア106は前部閉鎖プレートキャビティー108中に
空け放たれ、これがさらに後部シャフトディスクを冷却
する。このキャビティー108自体は最終段バケットホ
イールのダブテール上のエンゼルウイングを介して連通
しているので、空気は閉鎖プレートキャビティー108
から高温ガス流中に出ていくことができる。
【0019】冷却用流体、すなわち空気は、外部のポン
プ等の助けがなくても通路100に沿って、また経路1
06を通って自然に流れることが分かる。軸受キャビテ
ィー102内の空気圧は周囲圧より十分に高いので、空
気はこのキャビティーから入口140に入り、通路10
0に沿って半径方向経路106に自然に流れる。また、
入口140は半径方向経路106への出口より半径方向
内側に位置しているので、ロータの回転の結果ポンプ作
用が生じ、この作用により、冷却用流体が軸受キャビテ
ィー102から前部閉鎖プレートキャビティー108中
に送られる。さらに、高温のガス流は非常に低い圧力で
タービンの最終段を出るので、軸受キャビティー102
での圧力と冷却用空気の出口領域における高温ガス流の
圧力との圧力差により、通路100に沿って経路106
および閉鎖プレートキャビティー108を通る前方への
流れが誘発される。
【0020】その結果、軸受の内方で後部シャフト76
の内面に沿って内側に冷却用流体を供給することによっ
て、空気/油シールおよび軸受74自体がボアチューブ
アセンブリを介してロータバケットに供給される冷却用
蒸気から熱的に絶縁される。さらに、半径方向経路10
6を通る冷却用空気の流れが、軸受に向かう後部方向に
伝えられる熱を後部シャフトディスク45から十分に奪
うので、後部シャフトおよび主軸受の温度が所定の温度
より低く維持され、また高温ガスの摂取に伴う問題を回
避するのに十分な余裕が得られる。
【0021】現在のところ最も実際的で好ましいと考え
られる具体例に関して本発明を説明してきたが、本発明
は開示された具体例に限定されることはなく、逆に特許
請求の範囲の思想と範囲内に入るさまざまな修正および
等価な変更を包含するものと理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるタービンの後部軸受用冷
却・断熱系を有するガスタービンを含む発電システムの
概略図である。
【図2】図2は、ガスタービンと効率を良くするための
熱回収蒸気発生器を使用した本発明に含まれる複合サイ
クルシステムの概略図である。
【図3】図3は、本発明に従って構築したボアチューブ
アセンブリと包囲する後部軸受および主ロータの一部の
断面を示す一部切り欠いた部分透視図である。
【図4】図4は、ボアチューブアセンブリと包囲する後
部軸受の部分拡大断面図であり、図4、5、6は図示し
た分離線に沿って互いに連続している。
【図5】図5は、ボアチューブアセンブリと包囲する後
部軸受の部分拡大断面図であり、図4、5、6は図示し
た分離線に沿って互いに連続している。
【図6】図6は、ボアチューブアセンブリと包囲する後
部軸受の部分拡大断面図であり、図4、5、6は図示し
た分離線に沿って互いに連続している。
【図7】図7は、本発明の後部軸受冷却・断熱系の冷却
用空気出口路を示す部分断面図である。
【符号の説明】
24 ロータシャフト 38、40、42、44 タービンホイール 48 ボアチューブアセンブリ 50 外側チューブ 52 内側チューブ 54 環状の冷却用蒸気供給流路 56 冷却用蒸気帰還流路 74 軸受 76 後部シャフト 92、94 冷却用蒸気チューブ 100 冷却用空気通路 106 半径方向経路 140 冷却用流体入口 142 熱シールド 143 停滞空気ギャップ A ロータ軸 B バケット。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タービンバケットを装着した複数のター
    ビンホイールを含み、ある軸の回りで回転可能なロータ
    と、互いに離隔され前記軸に対して同心であって冷却用
    媒体を前記タービンホイールの少なくとも1つのバケッ
    トに向けて1つの軸方向に搬送する第一の流路および使
    用後の冷却用媒体をリターンに向けて前記1つの方向と
    は反対の軸方向に搬送する第二の流路を規定している細
    長い外側チューブおよび内側チューブを有する回転可能
    なボアチューブアセンブリと、前記ボアチューブアセン
    ブリの回りでそれと共に回転可能な後部シャフトと、前
    記後部シャフトの回りの軸受とを有するガスタービンに
    おいて、軸受を冷却するための冷却系であって、 前記ボアチューブアセンブリの回りで同心で、前記外側
    チューブと前記後部シャフトとの間で軸方向に、そして
    前記軸受の半径方向内側に延びる冷却用通路を含んでお
    り、前記軸受を通過して流れるように冷却用流体を前記
    通路に導くための入口と、冷却用流体を受容するための
    出口とを含んでおり、これにより冷却用流体が前記軸受
    を冷却する、冷却系。
  2. 【請求項2】 前記外側のチューブの回りを軸方向に延
    び、前記冷却用流体通路の半径方向内部表面部分を規定
    する熱シールドを含んでいる、請求項1記載の冷却系。
  3. 【請求項3】 前記熱シールドと前記外側のチューブが
    それらの間に前記熱シールドの半径方向内側に環状断熱
    ギャップを規定している、請求項2記載の冷却系。
  4. 【請求項4】 前記軸受の回りに周囲圧力より高い圧力
    で冷却用流体を収容するためのキャビテイーを規定する
    ハウジングを含んでおり、前記キャビティーが前記通路
    の前記冷却用流体入口と連通している、請求項1記載の
    冷却系。
  5. 【請求項5】 前記冷却用流体出口が前記通路の前記冷
    却用流体入口の半径方向外側の位置にあり、それによ
    り、前記ボアチューブアセンブリと前記後部シャフトの
    回転によって、前記冷却用流体が前記通路の前記冷却用
    流体入口から前記冷却用流体出口に向けてポンプ作用に
    より送られる、請求項2記載の冷却系。
  6. 【請求項6】 前記タービンが高温ガス路を形成してい
    る複数の段をもっており、前記冷却用流体出口が前記段
    の下流で前記高温ガス路と連通している、請求項1記載
    の冷却系。
  7. 【請求項7】 前記軸受の回りに周囲圧力より高い圧力
    で冷却用流体を収容するためのキャビテイーを規定する
    ハウジングを含んでおり、前記キャビティーが前記通路
    の前記冷却用流体入口と連通しており、前記冷却用流体
    出口が前記通路の前記冷却用流体入口の半径方向外側の
    位置にあり、それにより、前記ボアチューブアセンブリ
    と前記後部シャフトの回転によって、前記冷却用流体が
    前記通路の前記冷却用流体入口から前記冷却用流体出口
    に向けてポンプ作用により送られる、請求項1記載の冷
    却系。
  8. 【請求項8】 前記冷却用流体出口が前記通路の前記冷
    却用流体入口の半径方向外側の位置にあり、それによ
    り、前記ボアチューブアセンブリと前記後部シャフトの
    回転によって、前記冷却用流体が前記通路の前記冷却用
    流体入口から前記冷却用流体出口に向けてポンプ作用に
    より送られ、前記タービンが高温ガス路を形成する複数
    の段をもっており、前記冷却用流体出口が前記段の下流
    で前記高温ガス路と連通している、請求項1記載の冷却
    系。
  9. 【請求項9】 前記軸受の回りに周囲圧力より高い圧力
    で冷却用流体を収容するためのキャビテイーを規定する
    ハウジングを含んでおり、前記キャビティーが前記通路
    の前記冷却用流体入口と連通している、請求項8記載の
    冷却系。
  10. 【請求項10】 前記後部シャフトがタービンの最終段
    の一部を形成しているホイールと接続された後部シャフ
    トホイールを含んでおり、また前記後部シャフトホイー
    ル内で前記流路と連通してほぼ半径方向に延びる複数の
    導管の第一と第二の組を含んでおり、前記導管は前記軸
    受から軸方向に離隔しており、さらに前記後部シャフト
    が前記後部シャフトホイール内に前記通路と連通して配
    置された後部シャフトホイールを冷却するための複数の
    冷却用経路を含んでおり、これにより、導管から後部シ
    ャフトホイールへの熱伝達の結果生じる後部シャフトホ
    イール内の熱が軸受へ伝達されるのを阻止する、請求項
    1記載の冷却系。
  11. 【請求項11】 前記後部シャフトホイール内の前記経
    路が前記導管と前記軸受との間で軸方向に延びている、
    請求項10記載の冷却系。
  12. 【請求項12】 前記軸受の回りに周囲圧力より高い圧
    力で冷却用流体を収容するためのキャビテイーを規定す
    るハウジングを含んでおり、前記キャビティーが前記通
    路の前記冷却用流体入口と連通している、請求項11記
    載の冷却系。
  13. 【請求項13】 前記冷却用流体出口が前記通路の前記
    冷却用流体入口の半径方向外側の半径方向位置にあり、
    それにより、前記ボアチューブアセンブリと前記後部シ
    ャフトの回転によって、前記冷却用流体が前記通路の前
    記冷却用流体入口から前記冷却用流体出口に向けてポン
    プ作用により送られる、請求項11記載の冷却系。
  14. 【請求項14】 前記タービンが高温ガス路を形成して
    いる複数の段をもっており、前記冷却用流体出口が前記
    段の下流で前記高温ガス路と連通している、請求項11
    記載の冷却系。
  15. 【請求項15】 前記軸受の回りに周囲圧力より高い圧
    力で冷却用流体を収容するためのキャビテイーを規定す
    るハウジングを含んでおり、前記キャビティーが前記通
    路の前記冷却用流体入口と連通しており、前記冷却用流
    体出口が前記通路の前記冷却用流体入口の半径方向外側
    の半径方向位置にあり、それにより、前記ボアチューブ
    アセンブリと前記後部シャフトの回転によって、前記冷
    却用流体が前記通路の前記冷却用流体入口から前記冷却
    用流体出口に向けてポンプ作用により送られる、請求項
    11記載の冷却系。
  16. 【請求項16】 前記冷却用流体出口が前記通路の前記
    冷却用流体入口の半径方向外側の半径方向位置にあり、
    それにより、前記ボアチューブアセンブリと前記後部シ
    ャフトの回転によって、前記冷却用流体が前記通路の前
    記冷却用流体入口から前記冷却用流体出口に向けてポン
    プ作用により送られ、前記タービンが高温ガス路を形成
    する複数の段をもっており、前記冷却用流体出口が前記
    段の下流で前記高温ガス路と連通している、請求項11
    記載の冷却系。
  17. 【請求項17】 前記軸受の回りに周囲圧力より高い圧
    力で冷却用流体を収容するためのキャビテイーを規定す
    るハウジングを含んでおり、前記キャビティーが前記通
    路の前記冷却用流体入口と連通している、請求項16記
    載の冷却系。
  18. 【請求項18】 タービンバケットを装着した複数のタ
    ービンホイールを含み、ある軸の回りで回転可能なロー
    タと、互いに離隔され前記軸に対して同心であって冷却
    用媒体を前記タービンホイールの少なくとも1つのバケ
    ットに向けて1つの軸方向に搬送する第一の通路および
    使用後の冷却用媒体をリターンに向けて前記1つの方向
    とは反対の軸方向に搬送する第二の通路を規定している
    細長い外側チューブおよび内側チューブを有する回転可
    能なボアチューブアセンブリと、前記ボアチューブアセ
    ンブリの回りでそれと共に回転可能な後部シャフトと、
    前記後部シャフトの回りの軸受とを有するガスタービン
    において、冷却用媒体から前記軸受への熱伝達を最小に
    するための方法であって、 前記ボアチューブアセンブリの回りで同心で、前記外側
    チューブと前記後部シャフトとの間で軸方向に、そして
    前記軸受の半径方向内側に延びる冷却用通路を設け、 前記軸受を通過して冷却用流体を前記通路に流して、前
    記ボアチューブアセンブリ内の冷却用媒体から前記軸受
    への熱の伝達を最小にすることを含んでなる方法。
  19. 【請求項19】 前記後部シャフト上にタービンの最終
    段の一部を形成しているホイールと接続された後部シャ
    フトホイールを設け、前記後部シャフトホイール内で前
    記流路と連通してほぼ半径方向に延び、前記軸受から軸
    方向に離隔された複数の導管の第一と第二の組を設け、
    前記後部シャフトホイール内に前記通路と連通して配置
    された冷却用経路を設け、冷却用流体を前記通路から後
    部シャフトホイールを冷却するための前記経路中に流
    し、これにより、導管から後部シャフトホイールへの熱
    伝達の結果生じる後部シャフトホイール内の熱が軸受へ
    伝達されるのを阻止する、請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記経路を前記後部シャフトホイール
    内で前記導管と前記軸受との間で軸方向に配置する、請
    求項19記載の方法。
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