JP2000192283A - メッキされたセラミックス/金属複合材料およびその製造方法 - Google Patents

メッキされたセラミックス/金属複合材料およびその製造方法

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JP2000192283A JP10371643A JP37164398A JP2000192283A JP 2000192283 A JP2000192283 A JP 2000192283A JP 10371643 A JP10371643 A JP 10371643A JP 37164398 A JP37164398 A JP 37164398A JP 2000192283 A JP2000192283 A JP 2000192283A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】セラミックス/金属複合材料に対し、均一な厚
さでかつ密着性に優れるようにメッキ皮膜を形成する。 【解決手段】メッキ皮膜18が形成されたセラミックス
/金属複合材料10は、還元剤22を表面に吸着させる
センシタイズ工程と、前記還元剤22と触媒金属20と
を置換するアクチベイティング工程と、少なくとも前記
触媒金属20上に第1のメッキ皮膜18aを形成する電
気メッキ工程と、少なくともセラミックス12上に第2
のメッキ皮膜18bを形成する無電解メッキ工程と、全
体を酸化性ガスが存在しない雰囲気下で乾燥する乾燥熱
処理工程とを含む製造方法により製造される。触媒金属
20を直接吸着させてもよく、または、還元剤22の吸
着とともに該還元剤22と触媒金属20との置換を同時
に行ってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メッキされたセラ
ミックス/金属複合材料およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体のヒートシンク材としては、熱伝
導度が高いことから、CuあるいはAl等が従来から使
用されている。しかしながら、これらの熱膨張率の値
は、半導体回路の基板であるSiあるいはGaAs等の
熱膨張率の値とは差があるため、回路が高温となった場
合には基板とヒートシンク材とが剥離することがある。
したがって、剥離が生じないようにするために、熱伝導
度が高く、かつ熱膨張率の値がSiあるいはGaAs等
のそれの値と近いものをヒートシンク材として使用する
ことが本来は望ましいが、セラミックス単体あるいは金
属単体でそのような条件を満足する材料は知られていな
い。
【0003】そこで、SiC多孔質焼結体の気孔にCu
を含浸してなるSiC/Cu複合材料をヒートシンク材
として使用することが試みられている。SiC/Cu複
合材料は、高熱伝導度を有し、かつ、熱膨張率の値がS
iあるいはGaAs等のそれの値に近いからである。し
たがって、回路が高温となった場合においても、基板か
ら剥離することがないからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、SiC/C
u複合材料をヒートシンク材として用いる際には、Si
C/Cu複合材料をはんだ付けあるいはろう付け等によ
って半導体回路および基板に固着する。しかしながらこ
の場合、SiC/Cu複合材料は、はんだ、ろうに対す
る濡れ性(はんだ付け性、ろう付け性)が良好ではない
という不具合がある。
【0005】はんだ付け性、ろう付け性を向上させるた
めには、SiCおよびはんだあるいはろうに対して濡れ
性が良好な材料、例えばCuからなるメッキ皮膜をSi
C/Cu複合材料の表面に形成することが有効であると
考えられる。
【0006】しかしながら、SiC/Cu複合材料に対
して無電解メッキ処理を施すことによりメッキ皮膜を形
成した場合には、以下のような不都合が生じる。
【0007】すなわち、無電解メッキ処理においては、
SiC/Cu複合材料は、還元剤を含有する溶液やメッ
キ液等に浸漬されるが、この浸漬の際に、これらの溶液
がSiCとCuとの界面に生じている微小な間隙や、S
iCが有する気孔に含浸されてしまう。したがって、例
えば還元剤を含有する溶液が含浸された場合には、この
溶液は、後工程である還元剤と触媒金属とを置換する工
程や無電解メッキ処理を行う工程において徐々に滲み出
る。このように前記溶液が滲み出た状態で形成されたメ
ッキ皮膜は、厚さや密着性が均一でないという問題があ
る。
【0008】また、メッキ皮膜が形成されるまで前記溶
液あるいはメッキ液がSiC/Cu複合材料の内部に残
留した場合には、メッキ皮膜形成後にこれらの溶液が滲
み出る場合がある。その結果、形成されたメッキ皮膜が
変色するとともに、はんだ付けあるいはろう付けを行う
場合には、該メッキ皮膜のはんだ付け性、ろう付け性が
良好でなくなるという問題が引き起こされる。また、メ
ッキ皮膜形成後に残留液の一部が気化することにより、
メッキ皮膜の一部が膨張することがある。
【0009】さらに、無電解メッキ処理によって形成さ
れたメッキ皮膜は、SiC/Cu複合材料に対する密着
性があまり良好ではないという問題がある。
【0010】一方、電気メッキ処理によってメッキ皮膜
を形成することも考えられる。
【0011】しかしながら、メッキ皮膜の原材料をアノ
ードとし、メッキ皮膜が形成される材料をカソードとし
て、この両電極間に電圧を印加して電流を流す電気メッ
キ処理においては、電気伝導度が低い材料、すなわち絶
縁体や半導体にはメッキ皮膜を形成することはできな
い。言い換えれば、SiC/Cu複合材料をカソードと
して電気メッキ処理を行った場合には、メッキ皮膜は、
導電体であるCuが露出した表面には形成されるが、S
iCが露出した表面には形成されない。したがって、電
気メッキ処理のみを行うことによってSiC/Cu複合
材料の表面全体にメッキ皮膜を形成することは事実上不
可能である。
【0012】上記した問題は、他のセラミックス/金属
複合材料においても同様に生じる。
【0013】このように、セラミックス/金属複合材料
に対して厚さや密着性が均一なメッキ皮膜を形成するこ
とは困難であり、その方法は未だに確立されていない。
【0014】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、セラミックス/金属複合材料の表面
に、はんだ付け性、ろう付け性が良好であり、かつ、厚
さや密着性が均一なメッキ皮膜が形成されてなる新規な
メッキされたセラミックス/金属複合材料およびその製
造方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明においては、セラミックス/金属複合材
料の表面上に触媒金属が析出され、少なくとも金属部分
上に析出された前記触媒金属上に電気メッキ処理によっ
て形成された第1のメッキ皮膜が形成され、かつ、前記
セラミックス/金属複合材料の少なくともセラミックス
部分の表面上に、無電解メッキ処理によって形成された
第2のメッキ皮膜が形成されていることを特徴とするメ
ッキされたセラミックス/金属複合材料が提供される。
【0016】この場合、セラミックスの好適例として
は、SiC、AlN、Si3 4 、BeO、Al2 3
のいずれか1つがあげられ、複合材料を構成する金属の
好適例としては、前記各セラミックスに対する濡れ性が
良好なCu、Cu合金、Al、Al合金のいずれか1つ
があげられる。この場合、セラミックスに対する金属の
組成比は、10体積%以上であることが好ましい。ま
た、メッキ皮膜は、Ni、Ni合金、Cu、Cu合金の
いずれか1つからなることが好ましい。
【0017】また、本発明においては、セラミックス/
金属複合材料の表面に還元剤を吸着させるセンシタイズ
工程と、前記還元剤と触媒金属とを置換することによ
り、該触媒金属を前記表面に析出させるアクチベート工
程と、表面に前記触媒金属が析出した前記セラミックス
/金属複合材料に対して電気メッキ処理を行い、少なく
とも前記セラミックス/金属複合材料の金属部分上に析
出している前記触媒金属上に第1のメッキ皮膜を形成す
る電気メッキ工程と、前記第1のメッキ皮膜が形成され
た前記セラミックス/金属複合材料に対して無電解メッ
キ処理を行い、少なくとも前記セラミックス/金属複合
材料のセラミックス部分の表面上に第2のメッキ皮膜を
形成する無電解メッキ工程と、前記第1および第2のメ
ッキ皮膜が形成された前記複合材料を酸化性ガスが存在
しない雰囲気下で乾燥する乾燥熱処理工程とを含むこと
を特徴とするメッキされたセラミックス/金属複合材料
の製造方法が提供される。
【0018】また、本発明においては、セラミックス/
金属複合材料の表面に触媒金属または触媒金属イオンを
吸着させるキャタリスト工程と、表面に前記触媒金属ま
たは前記触媒金属イオンが析出した前記セラミックス/
金属複合材料に対して電気メッキ処理を行い、少なくと
も前記セラミックス/金属複合材料の金属部分上に析出
している前記触媒金属上に第1のメッキ皮膜を形成する
電気メッキ工程と、前記第1のメッキ皮膜が形成された
前記セラミックス/金属複合材料に対して無電解メッキ
処理を行い、少なくとも前記セラミックス/金属複合材
料のセラミックス部分の表面上に第2のメッキ皮膜を形
成する無電解メッキ工程と、前記第1および第2のメッ
キ皮膜が形成された前記複合材料を酸化性ガスが存在し
ない雰囲気下で乾燥する乾燥熱処理工程とを含むことを
特徴とするメッキされたセラミックス/金属複合材料の
製造方法が提供される。
【0019】さらに、本発明においては、セラミックス
/金属複合材料の表面への還元剤の吸着と、該還元剤と
触媒金属との置換とを同時に行うアクチベイティング工
程と、前記表面上に残留している前記還元剤を前記触媒
金属に置換するアクセラレイティング工程と、表面に前
記触媒金属が析出した前記セラミックス/金属複合材料
に対して電気メッキ処理を行い、少なくとも前記セラミ
ックス/金属複合材料の金属部分上に析出している前記
触媒金属上に第1のメッキ皮膜を形成する電気メッキ工
程と、前記第1のメッキ皮膜が形成された前記セラミッ
クス/金属複合材料に対して無電解メッキ処理を行い、
少なくとも前記セラミックス/金属複合材料のセラミッ
クス部分の表面上に第2のメッキ皮膜を形成する無電解
メッキ工程と、前記第1および第2のメッキ皮膜が形成
された前記複合材料を酸化性ガスが存在しない雰囲気下
で乾燥する乾燥熱処理工程とを含むことを特徴とするメ
ッキされたセラミックス/金属複合材料の製造方法が提
供される。
【0020】このように、段階的にメッキ処理を施すこ
とにより、厚みが均一で密着性の良好なメッキ皮膜を形
成することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るメッキされた
セラミックス/金属複合材料の好適な実施の形態につい
て添付図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図1に、本実施の形態に係るメッキされた
セラミックス/金属複合材料10の概略断面図を示す。
このメッキされたセラミックス/金属複合材料10は、
多孔質焼結体であるセラミックス12の気孔に金属14
が含浸されてなるセラミックス/金属複合材料16の表
面全体に亘り、メッキ皮膜18が形成されてなるもので
ある。また、金属14上には、後述する触媒金属20が
析出している。
【0023】金属14は、図1に示すように、セラミッ
クス(多孔質焼結体ともいう)12の内部に3次元的に
連なって存在する気孔内に含浸されている。すなわち、
金属14は、セラミックス12の内部で3次元網目構造
をなして連なっている。
【0024】多孔質焼結体12を構成するセラミックス
としては、特に限定されるものではないが、SiC、A
lN、Si3 4 、BeO、あるいはAl2 3 のいず
れか1つを好適例としてあげることができる。
【0025】また、前記多孔質焼結体12に含浸される
金属も特に限定されるものではないが、メッキされたセ
ラミックス/金属複合材料10をヒートシンク材に適用
する場合には、熱伝導度が高い金属であることが好まし
い。具体的には、Cu、Cu合金、Al、あるいはAl
合金のいずれか1つが好適である。
【0026】この場合、Cu合金としては、Cu以外の
金属の組成比が5%以下であるCu−Be合金、Cu−
Al合金、Cu−Si合金、Cu−Mg合金、Cu−T
i合金、Cu−Ni合金等を例示することができ、Al
合金としては、Al−Si合金、Al−Mg合金、Al
−Ti合金等を例示することができる。
【0027】セラミックス12および金属14として上
記したものを用いてメッキ皮膜18を形成する場合に
は、セラミックス12に対する金属14の組成比は10
体積%以上に設定することが好ましい。前記各セラミッ
クスは電気伝導度が低いので、複合材料16における金
属14の組成比が10体積%よりも小さいと、複合材料
16全体の電気伝導度が低くなる。したがって、電気メ
ッキ処理を行った場合、充分な厚さのメッキ皮膜が形成
されない場合があるからである。
【0028】メッキ皮膜18は、後述するように、触媒
金属20上に電気メッキ処理によって形成された第1の
メッキ皮膜と、セラミックス/金属複合材料16の少な
くともセラミックス12の表面上に無電解メッキ処理に
よって形成された第2のメッキ皮膜とからなる。第1お
よび第2のメッキ皮膜の材料としては、はんだに対して
濡れ性が良好なものが選定される。具体的には、Cu、
Cu合金、Ni、Ni合金のいずれか1つが好適であ
る。
【0029】触媒金属20は、セラミックス/金属複合
材料16に対して後述するセンシタイズ工程およびアク
チベート工程を行うことによって、該セラミックス/金
属複合材料16の表面に析出されたものである。
【0030】メッキされた複合材料10を製造する際に
は、後述するように、電気メッキ処理が行われるが、こ
の際には導電体にのみメッキ皮膜が形成される。すなわ
ち、セラミックス/金属複合材料16においては、該セ
ラミックス/金属複合材料16の内部で3次元網目構造
をなして連なっている金属14のみが導電体であり、し
たがって第1のメッキ皮膜は、少なくとも金属14上に
析出している触媒金属20上に形成される。さらに、セ
ラミックス12上の金属触媒20も導体であるので、第
1のメッキ皮膜はこの金属触媒20上にも形成される。
【0031】その後、無電解メッキ処理により、セラミ
ックス12の表面上に析出した触媒金属20を核として
第2のメッキ皮膜が形成される。なお、触媒金属20の
好適例としては、Pd、Ni、Fe等があげられる。
【0032】このようにメッキ皮膜18が形成された複
合材料10は、メッキ皮膜が形成されていない複合材料
と比較して、はんだ付け性、ろう付け性が良好となる。
さらには、耐食性、耐摩耗性が向上する。
【0033】次に、メッキされたセラミックス/金属複
合材料10の製造方法について説明する。
【0034】まず、第1の実施の形態に係る製造方法
(以下、第1の製造方法という)について図2および図
3を参照して説明する。
【0035】第1の製造方法の工程のフローチャートを
図2に示し、この図2に示した各工程におけるセラミッ
クス/金属複合材料の表面状態を表す拡大概略図を図3
に示す。
【0036】この第1の製造方法では、まずセンシタイ
ズ工程(S1)において、セラミックス12に対する金
属14の組成比が10体積%以上であるセラミックス/
金属複合材料16の表面全体に亘り、還元剤22が吸着
される。還元剤22としては、還元能力および吸着能力
が高いものが選定され、具体的には、Sn2+イオン等が
好適である。
【0037】還元剤22を吸着させる方法としては、還
元剤22を含有する溶液中にセラミックス/金属複合材
料16を浸漬する方法があげられる。例えば、セラミッ
クス/金属複合材料16をSnCl2 ・2H2 Oの酸性
溶液28に温度20〜30℃で2〜3分間浸漬した場合
には、該セラミックス/金属複合材料16の表面にSn
2+イオンが吸着する。また、セラミックス12と金属1
4との界面の微小な空隙24や、セラミックス12にお
いて金属14が含浸されていない気孔26には、前記溶
液28が含浸される。
【0038】次いで、アクチベート工程(S2)におい
て、還元剤22と触媒金属20とを置換し、前記表面に
触媒金属20を析出させる。
【0039】すなわち、還元剤22が吸着されたセラミ
ックス/金属複合材料16を、触媒金属20のイオンを
含有する酸性溶液に温度20〜30℃で2〜3分間浸漬
し、前記還元剤22により前記触媒金属20のイオンを
還元して、前記触媒金属20を前記表面に析出させる。
例えば、還元剤22がSn2+、触媒金属20がPdであ
る場合、Pdは酸性溶液中でPd2+として存在してお
り、次の(1)式のように反応することによって固体と
して析出する。
【0040】 Sn2++Pd2+ → Sn4++Pd …(1) 必要であれば、センシタイズ工程およびアクチベート工
程は、交互に複数回繰り返して行ってもよい。
【0041】次いで、触媒金属20が析出したセラミッ
クス/金属複合材料16に対して、電気メッキ工程(S
3)を行う。すなわち、この複合材料16をカソードと
し、メッキ皮膜の原料である金属、例えばCuまたはN
i等をアノードとして、これらをメッキ液中において両
電極間に電圧を印加することにより電気メッキ処理を行
う。
【0042】この電気メッキ工程により、セラミックス
/金属複合材料16の表面において電気伝導度が高い箇
所、すなわち金属14上の触媒金属20上に第1のメッ
キ皮膜18aが形成される。この場合、第1のメッキ皮
膜18aは、触媒金属20上だけではなく、その周囲の
セラミックス12上にも形成されてもよい。
【0043】電気メッキ処理を行う際には、電流密度を
0.1〜15A/dm2 とすることが好ましい。0.1
A/dm2 よりも小さいと、第1のメッキ皮膜18aを
形成するのに長時間を要するので、低効率となる。ま
た、15A/dm2 よりも大きいと、均一な厚さの第1
のメッキ皮膜18aが得られない場合がある。より好ま
しい電流密度は、1〜5A/dm2 である。
【0044】次いで、触媒金属20上に第1のメッキ皮
膜18aが形成された複合材料16に対して無電解メッ
キ工程(S4)を行い、第2のメッキ皮膜18bを形成
する。
【0045】具体的には、第2のメッキ皮膜18bをC
uで形成する場合、硫酸銅とホルマリンとが共存してい
る溶液中に、第1のメッキ皮膜18aが形成された複合
材料16を浸漬する。この浸漬によって、第2のメッキ
皮膜18bがセラミックス12上の触媒金属20と置換
して析出する(図3参照)。これがすなわち、無電解メ
ッキ処理である。なお、無電解メッキ処理を続行して、
第1のメッキ皮膜18a上にも第2のメッキ皮膜18b
を形成させてもよい。
【0046】第1のメッキ皮膜18aと第2のメッキ皮
膜18bは、同一材料から形成することが好ましい。は
んだ付け性や熱膨張率等の諸特性が均一となるからであ
る。
【0047】最後に、第1のメッキ皮膜18aおよび第
2のメッキ皮膜18bが形成された複合材料を乾燥熱処
理する(S5)。この乾燥熱処理工程により、含浸され
た前記溶液28が蒸発揮散されるので、内部からの溶液
28の滲み出しがないメッキされたセラミックス/金属
複合材料10が得られる。
【0048】この乾燥は、酸化性ガスが存在しない雰囲
気下で行う。酸化性ガスが存在する雰囲気下で乾燥を行
うと、メッキ皮膜18が酸化されるからである。具体的
には、窒素、アルゴン、あるいはこれらの混合ガス等の
不活性ガス雰囲気や水素等の還元性雰囲気とすればよ
い。または、真空ポンプ等によって乾燥装置内を減圧し
ながら乾燥を行ってもよい。
【0049】乾燥する際には、温度を100〜500℃
まで昇温することが好ましい。100℃よりも低いと前
記溶液28を蒸発揮散する効果に乏しくなる。また、5
00℃よりも高いとセラミックス12と金属14とが剥
離することがある。なお、昇温後に一定温度で保持する
ことは必ずしも必要ではない。
【0050】次に、第2の実施の形態に係る製造方法
(以下、第2の製造方法という)について図4を参照し
て説明する。
【0051】この第2の製造方法では、キャタリスト工
程(S10)において、触媒金属20または触媒金属2
0のイオンがセラミックス/金属複合材料16の表面に
直接吸着される。
【0052】以降の工程は、上記第1の製造方法に準拠
すればよい。すなわち、電気メッキ工程(S20)を行
って第1のメッキ皮膜18aを形成し、次いで無電解メ
ッキ工程(S30)を行って第2のメッキ皮膜18bを
形成し、最後に乾燥熱処理工程(S40)を行って複合
材料16内に含浸された溶液を蒸発揮散させればよい。
【0053】次に、第3の実施の形態に係る製造方法
(以下、第3の製造方法という)について図5を参照し
て説明する。
【0054】この第3の製造方法では、アクチベイティ
ング工程(S110)において、還元剤22と触媒金属
20がコロイド状に混合された溶液中に、セラミックス
/金属複合材料16が浸漬される。この浸漬によって、
前記複合材料16の表面への還元剤22の吸着と、該還
元剤22と触媒金属20との置換が同時に営まれる。
【0055】しかしながら、一部の還元剤22は触媒金
属20に置換されず、前記表面上に残留する。そこで、
次にアクセラレイティング工程(S120)を行うこと
により、残留した還元剤22と触媒金属20とを置換す
る。例えば、還元剤22がSn2+イオンであり、触媒金
属20がPdである場合には、アクチベイティング工程
を経た複合材料16を、塩酸溶液、水酸化ナトリウム溶
液、あるいは水酸化アンモニウム溶液等に浸漬すれば、
上記(1)式に示した反応が起こり、金属Pdが前記表
面上に析出する。
【0056】以降の工程は、第1の製造方法に準拠すれ
ばよい。
【0057】第3の製造方法によれば、触媒金属20を
より均一に分散して析出させることができる。したがっ
て、これと置換して形成される第2のメッキ皮膜18b
の厚さがより均一となるので好適である。
【0058】セラミックス/金属複合材料16の金属1
4としてAlあるいはAl合金が使用されている場合に
は、図2、図4、および図5にそれぞれかっこ書きで示
したように、AlあるいはAl合金の表面部分をZnで
置換する前処理工程を行う。
【0059】さらに、図2、図4および図5にそれぞれ
かっこ書きで示したように、乾燥熱処理工程(S5、S
40、S150)を行う前に予備乾燥工程を行ってもよ
い。予備乾燥を行うことにより、メッキ皮膜18を形成
した直後に乾燥熱処理工程を行わない場合であっても、
メッキ皮膜18の酸化を長期間に亘り防止することがで
きる。
【0060】予備乾燥工程における乾燥温度や時間は、
複合材料16表面のメッキ液を蒸発揮散せしめる程度で
あればよく、具体的には、60〜90℃で5分間以上保
持する程度でよい。
【0061】このようにして形成されたメッキ皮膜18
には、セラミックス/金属複合材料16から剥離した箇
所が認められない。また、はんだ付け性や密着性に優れ
る。したがって、このメッキされたセラミックス/金属
複合材料10を半導体回路のヒートシンク材として使用
する場合、半導体回路への固着が容易であり、また、熱
膨張等によるメッキ皮膜18の剥離が発生しないため、
長期間に亘る使用が可能である。
【0062】なお、上述した実施の形態においては、セ
ラミックス/金属複合材料としてセラミックスの多孔質
焼結体に金属を含浸したものを使用したが、セラミック
スの粉末と金属の粉末とがともに焼結されたものであっ
てもよい。
【0063】
【実施例】[実施例1]SiC(70体積%)の多孔質
焼結体の気孔にCu(30体積%)が含浸されてなるS
iC/Cu複合材料を使用して、図2に示した第1の製
造方法により、NiがメッキされたSiC/Cu複合材
料を製造した。
【0064】なお、センシタイズ工程およびアクチベー
ト工程は交互に2回ずつ行い、各々の工程における液へ
の浸漬時間はそれぞれ3分、2分、1分、1分とした。
還元剤としてはSn2+イオンを、触媒金属としてはPd
をそれぞれ使用した。また、第1のメッキ皮膜を形成す
る電気メッキ処理は5A/dm2 の電流密度で3分間行
い、第2のメッキ皮膜を形成する無電解メッキ処理はメ
ッキ液の温度を60℃として60分間行った。その後、
第1および第2のメッキ皮膜が形成されたSiC/Cu
複合材料を、一旦70℃で20分間乾燥し、次いで窒素
と水素とを3:1の体積比となるように流通させながら
300℃で1分間乾燥して、実施例1に係るメッキされ
たセラミックス/金属複合材料を得た。 [実施例2]図4に示した第2の製造方法により製造し
た以外は実施例1に準拠して、実施例2に係るメッキさ
れたセラミックス/金属複合材料を製造した。この場
合、キャタリスト工程は1回行い、浸漬時間は1分とし
た。 [比較例1]電気メッキ処理および乾燥熱処理を行わな
い以外は実施例1に準拠して、比較例1に係るメッキさ
れたセラミックス/金属複合材料を製造した。 [比較例2〕電気メッキ処理を行わない以外は実施例1
に準拠して、比較例2に係るメッキされたセラミックス
/金属複合材料を製造した。 [評価]これらを目視にて観察したところ、実施例1、
2ではメッキ皮膜が均一な厚さで形成されていた。ま
た、比較例1、2においてもメッキ皮膜の厚さはほぼ均
一であったが、メッキ皮膜が複合材料表面から剥離して
いる箇所があることが認められた。
【0065】次に、これらのはんだ付け性および密着性
の評価を行った。はんだ付け性は、AlNを実施例1、
2、比較例1、2のそれぞれとはんだ付けによって接合
し、未接合部分の割合がどの程度であるかを求めた。こ
の数字が大きいほど、未接合部分が多く、はんだ付け性
が良好でないことを表す。また、密着性は、JIS−H
8504に規定された方法に従うメッキ皮膜引き剥がし
試験によって評価した。以上の結果を、目視観察結果と
併せて表1に示す。
【0066】
【表1】
【0067】表1から、実施例1、2がはんだ付け性お
よび密着性にも優れていることが明らかである。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のメッキさ
れたセラミックス/金属複合材料によれば、メッキ皮膜
とセラミックス/複合材料とが良好に密着し、はんだ付
け性にも優れている。
【0069】また、本発明のメッキされたセラミックス
/金属複合材料の製造方法によれば、メッキ皮膜が複合
材料表面から剥離することなく、かつ、均一な厚さで形
成される。さらに、製造過程において複合材料の内部に
含浸された溶液は、最終的には蒸発揮散せしめられる。
したがって、メッキされたセラミックス/金属複合材料
をはんだ付けする際に溶液が滲み出ることがないので、
はんだに対する濡れ性が低下しない。
【0070】この製造方法によって製造されたメッキさ
れたセラミックス/金属複合材料は、例えば、半導体回
路のヒートシンク材として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るメッキされたセラミックス
/金属複合材料の断面概略図である。
【図2】第1の製造方法を示すフローチャートである。
【図3】第1の製造方法の各工程に対応したセラミック
ス/金属複合材料の表面の状態を示す概念図である。
【図4】第2の製造方法を示すフローチャートである。
【図5】第3の製造方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…メッキされたセラミックス/金属複合材料 12…セラミックス(多孔質焼結体) 14…金属 16…セラミックス/金属複合材料 18、18a、
18b…メッキ皮膜 20…触媒金属 22…還元剤 24…空隙 26…気孔 28…溶液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 健 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内 (72)発明者 徳田 博 愛知県名古屋市西区菊井一丁目20番11号 上村工業株式会社名古屋支店内 (72)発明者 田邊 大之輔 愛知県名古屋市西区菊井一丁目20番11号 上村工業株式会社名古屋支店内 Fターム(参考) 4K022 AA02 AA04 AA37 AA41 BA08 BA14 BA31 BA32 BA36 CA06 CA17 CA18 CA21 DA01 DA03 EA02 4K024 AA03 AA09 AA14 AB02 AB03 AB17 BA15 BB09 BB12 BC07 BC10 CA06 DA08 DA10 DB01 GA14 GA16

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミックス/金属複合材料の表面上に触
    媒金属が析出され、 少なくとも金属部分上に析出された前記触媒金属上に電
    気メッキ処理によって形成された第1のメッキ皮膜が形
    成され、かつ、 前記セラミックス/金属複合材料の少なくともセラミッ
    クス部分の表面上に、無電解メッキ処理によって形成さ
    れた第2のメッキ皮膜が形成されていることを特徴とす
    るメッキされたセラミックス/金属複合材料。
  2. 【請求項2】請求項1記載のメッキされたセラミックス
    /金属複合材料において、 セラミックスがSiC、AlN、Si3 4 、BeO、
    Al2 3 のいずれか1つであり、金属がCu、Cu合
    金、Al、Al合金のいずれかで1つであり、前記第1
    および第2のメッキ皮膜がNi、Ni合金、Cu、Cu
    合金のいずれか1つであることを特徴とするメッキされ
    たセラミックス/金属複合材料。
  3. 【請求項3】請求項2記載のメッキされたセラミックス
    /金属複合材料において、 前記セラミックスに対する前記金属の組成比が、10体
    積%以上であることを特徴とするメッキされたセラミッ
    クス/金属複合材料。
  4. 【請求項4】セラミックス/金属複合材料の表面に還元
    剤を吸着させるセンシタイズ工程と、 前記還元剤と触媒金属とを置換することにより、該触媒
    金属を前記表面に析出させるアクチベート工程と、 表面に前記触媒金属が析出した前記セラミックス/金属
    複合材料に対して電気メッキ処理を行い、少なくとも前
    記セラミックス/金属複合材料の金属部分上に析出して
    いる前記触媒金属上に第1のメッキ皮膜を形成する電気
    メッキ工程と、 前記第1のメッキ皮膜が形成された前記セラミックス/
    金属複合材料に対して無電解メッキ処理を行い、少なく
    とも前記セラミックス/金属複合材料のセラミックス部
    分の表面上に第2のメッキ皮膜を形成する無電解メッキ
    工程と、 前記第1および第2のメッキ皮膜が形成された前記複合
    材料を酸化性ガスが存在しない雰囲気下で乾燥する乾燥
    熱処理工程と、 を含むことを特徴とするメッキされたセラミックス/金
    属複合材料の製造方法。
  5. 【請求項5】セラミックス/金属複合材料の表面に触媒
    金属または触媒金属イオンを吸着させるキャタリスト工
    程と、 表面に前記触媒金属または前記触媒金属イオンが析出し
    た前記セラミックス/金属複合材料に対して電気メッキ
    処理を行い、少なくとも前記セラミックス/金属複合材
    料の金属部分上に析出している前記触媒金属上に第1の
    メッキ皮膜を形成する電気メッキ工程と、 前記第1のメッキ皮膜が形成された前記セラミックス/
    金属複合材料に対して無電解メッキ処理を行い、少なく
    とも前記セラミックス/金属複合材料のセラミックス部
    分の表面上に第2のメッキ皮膜を形成する無電解メッキ
    工程と、 前記第1および第2のメッキ皮膜が形成された前記複合
    材料を酸化性ガスが存在しない雰囲気下で乾燥する乾燥
    熱処理工程と、 を含むことを特徴とするメッキされたセラミックス/金
    属複合材料の製造方法。
  6. 【請求項6】セラミックス/金属複合材料の表面への還
    元剤の吸着と、該還元剤と触媒金属との置換とを同時に
    行うアクチベイティング工程と、 前記表面上に残留している前記還元剤を前記触媒金属に
    置換するアクセラレイティング工程と、 表面に前記触媒金属が析出した前記セラミックス/金属
    複合材料に対して電気メッキ処理を行い、少なくとも前
    記セラミックス/金属複合材料の金属部分上に析出して
    いる前記触媒金属上に第1のメッキ皮膜を形成する電気
    メッキ工程と、 前記第1のメッキ皮膜が形成された前記セラミックス/
    金属複合材料に対して無電解メッキ処理を行い、少なく
    とも前記セラミックス/金属複合材料のセラミックス部
    分の表面上に第2のメッキ皮膜を形成する無電解メッキ
    工程と、 前記第1および第2のメッキ皮膜が形成された前記複合
    材料を酸化性ガスが存在しない雰囲気下で乾燥する乾燥
    熱処理工程と、 を含むことを特徴とするメッキされたセラミックス/金
    属複合材料の製造方法。
  7. 【請求項7】請求項4〜6のいずれか1項に記載のメッ
    キされたセラミックス/金属複合材料の製造方法におい
    て、 前記センシタイズ工程、前記キャタリスト工程、あるい
    は前記アクチベイティング工程のいずれかの工程の前
    に、セラミックス/金属複合材料の金属部分の表面をZ
    nに置換する前処理工程を行うことを特徴とするメッキ
    されたセラミックス/金属複合材料の製造方法。
  8. 【請求項8】請求項4〜7のいずれか1項に記載のメッ
    キされたセラミックス/金属複合材料の製造方法におい
    て、 前記乾燥熱処理工程の前に、予備乾燥工程を備えること
    を特徴とするメッキされたセラミックス/金属複合材料
    の製造方法。
  9. 【請求項9】請求項4〜8のいずれか1項に記載のメッ
    キされたセラミックス/金属複合材料の製造方法におい
    て、 前記電気メッキ処理を、0.1〜15A/dm2 の電流
    密度で行うことを特徴とするメッキされたセラミックス
    /金属複合材料の製造方法。
  10. 【請求項10】請求項4〜9のいずれか1項に記載のメ
    ッキされたセラミックス/金属複合材料の製造方法にお
    いて、 前記乾燥熱処理工程における乾燥時の温度が、100〜
    500℃であることを特徴とするメッキされたセラミッ
    クス/金属複合材料の製造方法。
  11. 【請求項11】請求項4〜10のいずれか1項に記載の
    メッキされたセラミックス/金属複合材料の製造方法に
    おいて、 セラミックスをSiC、AlN、Si3 4 、BeO、
    Al2 3 のいずれか1つとし、金属をCu、Cu合
    金、Al、Al合金のいずれか1つとし、前記第1およ
    び第2のメッキ皮膜をNi、Ni合金、Cu、Cu合金
    のいずれか1つとすることを特徴とするメッキされたセ
    ラミックス/金属複合材料の製造方法。
  12. 【請求項12】請求項11記載のメッキされたセラミッ
    クス/金属複合材料の製造方法において、 前記セラミックスに対する前記金属の組成比が、10体
    積%以上であることを特徴とするメッキされたセラミッ
    クス/金属複合材料の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002212758A (ja) * 2001-01-22 2002-07-31 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 複合材料製耐熱部材
GB2382082A (en) * 2001-11-16 2003-05-21 Ngk Insulators Ltd Composite Material and Method for Producing the Same
JP2007098563A (ja) * 2005-09-07 2007-04-19 Central Res Inst Of Electric Power Ind ナノ構造体およびその製造方法

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