JP2000189524A - 電位治療器の通電シ―ト - Google Patents

電位治療器の通電シ―ト

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JP2000189524A
JP2000189524A JP10371374A JP37137498A JP2000189524A JP 2000189524 A JP2000189524 A JP 2000189524A JP 10371374 A JP10371374 A JP 10371374A JP 37137498 A JP37137498 A JP 37137498A JP 2000189524 A JP2000189524 A JP 2000189524A
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JP
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electrode
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sheet
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JP10371374A
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English (en)
Inventor
Kazunari Suzuki
一成 鈴木
Kazuyoshi Akiyama
和義 秋山
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Marutaka Co Ltd
Original Assignee
Marutaka Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電位治療器において、使用者が他の導電体に
触れたときに被る電撃を防止する。 【解決手段】 通電シート14内の電位出力電極15の
一部を切欠き、切欠部内に使用者の人体電位を検出する
電位検出電極16を配置する。電位検出電極16に誘起
される電位波形から放電パルスを抽出するフィルタ26
と、放電パルス入力時に出力を反転する比較器27を設
けて制御部12に接続する。使用者が導電体に触れて放
電が発生すると、制御部12が昇圧トランス13の駆動
を停止し、タイマーにより一定時間後に電位出力電極1
5への通電を再開する。放電の最初の一波で昇圧トラン
ス13の出力が停止するので、使用者は殆ど電撃を感じ
ることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人体を高電位に
する電位治療器に関するものであり、特に、高電位の人
体が他の導電体に触れたときに被る電撃を防止するよう
に構成した電位治療器に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】人体に
高電位を付与すると、血液中のカルシウムイオンが増大
して、酸性に傾いた血液を弱アルカリ性にする健康増進
効果があることが知られており、この電位作用を利用し
た電位治療器が市販されている。
【0003】図3に示すように、電位治療器1の使用に
際しては、床上に絶縁シート2を敷き、電位治療器の交
流出力ジャックへ通電シート3のケーブル4のプラグを
接続し、通電シート3を絶縁シート2上に直接、または
絶縁シート2上の椅子5等の上に置いて、通電シート3
上に使用者が座すと、通電シート3に接している人体が
アースに対して数千ボルトの高電位となるものである。
尚、図中6は、足を載せるための絶縁マットである。
【0004】電位治療器の使用時には、使用者とアース
との絶縁を保つ必要があり、通電シート上の使用者が、
例えば周囲の人間や金属製のものに触れて絶縁状態が破
壊されると、人体からアースに高電圧の微弱な交流電流
が流れて電撃を受けることがある。この電撃は人体にと
って危険なものではないが、不快に感ずるものである。
【0005】放電による電撃を防止する対策を講じた電
位治療器としては、電位治療器の昇圧トランスの一次側
回路に抵抗を直列に挿入し、この抵抗の両端の電圧の変
化により放電電流を検知して、電流が流れたときに電源
供給を停止するように構成したものが知られている。
【0006】しかし、放電時に流れる電流は微小且つ短
時間であり、放電以外に電源ラインに伝搬される高周波
ノイズとの区別が難しいため、ノイズによる誤動作が起
こり易く、誤動作による電源停止が多発すると非常に不
便であり実用性に問題がある。
【0007】放電の検出精度を高めるには人体の電位を
直接検出する電極を設けることが考えられるが、人体に
対する通電シートと電位検出電極の接触状態に差が生じ
ると、人体に作用する電圧のレベルや放電検知レベルが
ばらついて動作が不安定になる。また、通電シートと電
位検出電極を重ねて使用すると、電位検出電極の影響で
電位出力電極の電位が低下することがあり、電位検出電
極は電位出力電極の影響で放電時の電圧変化を検出でき
ない場合も起こりうる。
【0008】そこで、電位治療器の性能を損なうことな
く放電を確実に検出できるようにして、電位治療器の実
用性を向上させるために解決すべき技術的課題が生じて
くるのであり、本発明は上記課題を解決することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、シート内に電位出
力電極を敷設した電位治療器の通電シートにおいて、通
電シート内の電位出力電極の一部を切欠き、電位検出電
極を電位出力電極の切欠部位に配置し、電位検出電極か
らシートの外部にケーブルを引き出し、電位検出電極の
ケーブルを電位治療器の電位入力ジャックに接続できる
ように形成したことを特徴とする電位治療器の通電シー
トを提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図に従って詳述する。図1は電位治療器11の回路ブロ
ックを示し、12は制御部、13は昇圧トランスであ
る。14は通電シートであり、通電シート14内には電
位出力電極15が全面的に敷設され、電位出力電極15
の中央部分を切欠いた細長い溝部に電位検出電極16が
配置されている。電位出力電極15と電位検出電極16
は、電位治療器11にそれぞれケーブル17,18を介
して接続される。
【0011】昇圧トランス13の二次巻線の一端は十数
Mオームの抵抗器19を介して一次側回路に接続し、二
次巻線の他端は十数Mオームの抵抗器20を介して出力
ジャック21に接続されていて、出力ジャック21に接
続した通電シート14の電位出力電極15に高電位を印
加する。
【0012】制御部11は、マイクロコンピュータ22
と昇圧トランス制御回路23とによって構成されてお
り、マイクロコンピュータ22に操作回路基板24が接
続されている。操作回路基板24には、図示は省略する
が、スタートボタン、ストップボタン、タイマーボタ
ン、電圧設定ボタン、及び自動コース設定ボタンが備え
られていて、タイマーボタンを押す毎に、治療時間設定
は20分、40分、60分と変化し、電圧設定ボタンを
押す毎に、出力電圧は3000V,6000V,900
0Vと変わる。例えば、時間を20分、電圧を6000
Vに設定してスタートボタンを押せば、昇圧トランスが
6000Vの出力を20分間継続した後に自動的に停止
する。
【0013】また、自動コース選択ボタンを押せば、例
えば20分に設定されている1サイクルの間で出力電圧
が段階的に変化する自動コースが実行される。制御部の
プログラムメモリには自動コースとしてそれぞれ電圧の
変化パターンが異なる複数の出力パターンのプログラム
が格納されていて、任意の自動プログラムを選択するこ
とができる。
【0014】電位検出電極16のケーブル18が接続さ
れている入力ジャック25とマイクロコンピュータ22
の入力ポートとの間にはフィルタ26と比較器27が設
けられている。フィルタ26は、電位検出電極16を介
して検出された電位信号から電位治療器11の交流出力
波形(50Hzまたは60Hz)を除去して高周波数成
分のみを抽出する。比較器27は、フィルタ26を通過
した電圧信号が比較器27の基準電圧を上回ったときに
出力を反転し、マイクロコンピュータ22はこの反転信
号により、昇圧トランス制御回路23のオン動作をオフ
に切換える。
【0015】図2(A)は電位出力電極15の電位波形
を示し、50Hzまたは60Hzの交流波であり、通電
シート14上の使用者が金属や他のひとに触れると、図
2(B)に示すように、使用者から他の導電体に放電し
て、電圧降下によるスパイク上の高調波が交流波形に重
畳される。このとき、図2(C)に示すように、電位検
出電極16を介して検出された電位信号から放電による
高調波がフィルタ26によって抽出され、抽出されたパ
ルスにより図2(D)に示すように、比較器27の出力
が反転する。これにより、図2(E)に示すように、マ
イクロコンピュータ22が昇圧トランス制御回路23を
オフして、タイマーにより一定時間(例えば、数秒間)
通電シート14の電位出力電極15への電位供給を遮断
する。
【0016】放電検出回路を有しない従来の電位治療器
にあっては、使用者が金属や他人に接触している間は5
0サイクルまたは60サイクルの電撃が連続して、非常
な不快感を与えるが、本発明の電位治療器11は、放電
の最初の一波で昇圧トランス13の電位出力が停止する
ので、使用者は殆ど電撃を感じることがない。
【0017】また、一枚の通電シート14内に電位出力
電極15と電位検出電極16とを配置しているので、電
位出力電極15と電位検出電極16とに対する人体の接
触状態に極端な相違が生じることがなく、確実に人体の
放電を検出することができる。
【0018】尚、この発明は上記の実施形態に限定する
ものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の
改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたもの
に及ぶことは当然である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の通電シー
トは、通電シート内の電位出力電極に切欠部を成形して
切欠き内に電位検出電極を配置し、一枚の通電シート内
に電位出力電極と電位検出電極とが重ならないように配
置しているので、電位出力電極と電位検出電極とに対す
る人体の接触状態に極端な相違が生じることがなく、人
体に作用する電圧のレベルや放電による電圧変化の検出
レベルが安定し、確実に人体の放電を検出して電撃を防
止でき、電位治療器の実用性が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示し、電位治療器の回路ブ
ロック図。
【図2】(A)乃至(E)は、電位治療器の各部の動作
のタイミングチャートである。
【図3】電位治療器の使用状態を示す解説図。
【符号の説明】
11 電位治療器 12 制御部 13 昇圧トランス 14 通電シート 15 電位出力電極 16 電位検出電極 22 マイクロコンピュータ 23 昇圧トランス制御回路 24 操作回路基板 26 フィルタ 27 比較器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート内に電位出力電極を敷設した電位
    治療器の通電シートにおいて、 通電シート内の電位出力電極の一部を切欠き、電位検出
    電極を電位出力電極の切欠部位に配置し、電位検出電極
    からシートの外部にケーブルを引き出し、電位検出電極
    のケーブルを電位治療器の電位入力ジャックに接続でき
    るように形成したことを特徴とする電位治療器の通電シ
    ート。
JP10371374A 1998-12-25 1998-12-25 電位治療器の通電シ―ト Pending JP2000189524A (ja)

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