JP2000188775A - 通信装置、通信システム、通信方法、及び記憶媒体 - Google Patents

通信装置、通信システム、通信方法、及び記憶媒体

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JP2000188775A
JP2000188775A JP37618198A JP37618198A JP2000188775A JP 2000188775 A JP2000188775 A JP 2000188775A JP 37618198 A JP37618198 A JP 37618198A JP 37618198 A JP37618198 A JP 37618198A JP 2000188775 A JP2000188775 A JP 2000188775A
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station
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Akihiro Koyama
晃広 小山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他通信者に対する不要な干渉電力を抑えて、
システムの通信容量の増大化を可能にする通信システム
を提供する。 【解決手段】 第1の通信局11より送出された送信信
号を第2の通信局13で受信すると、SIR測定回路1
8は、受信信号の信号対干渉電力比(SIR)を測定
し、比較回路22は、既知の基準信号対干渉電力比と比
較し、その結果により第2の通信局13から第1の通信
局11に対して送信電力の増減の指示を行うための送信
電力制御用信号PWを送信する。その際に、SIR測定
履歴回路30は、前記受信信号のSIRK履歴を記録
し、その履歴結果によりRAM29に格納されている基
準SIRの初期値を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばスペクトラ
ム拡散通信方式、さらに言えばCDMA(Code Divisio
n Multiple Access:符号分割多元接続)方式を用いた
通信装置及び通信方法と、この通信装置を含む通信シス
テムと、前記通信方法を実現するための記憶媒体とに関
する。
【0002】
【従来の技術】通常、スペクトラム拡散通信方式は、P
N(Pseudo Noise:擬似雑音)符号等の拡散符号系列を
用いて、伝送するディジタル信号から、原データに比べ
て極めて広い帯域幅を持つ信号を生成し、この信号をR
F(Radio Frequency:無線周波数)信号に変換して伝送
する。
【0003】受信側では、送信側と同一の復調用拡散符
号を用いて受信信号との相関をとる逆拡散復調を行っ
て、受信信号を原データに対応した帯域幅を持つ狭帯域
信号に変換する。続いて通常のデータ復調を行い、原デ
ータを再生する。このようなスペクトラム拡散技術を利
用することにより、多数の利用者が同一周波数帯を使用
して通信を行い得るようにしたCDMA通信システムが
現在盛んに検討されている。
【0004】かかるCDMA通信システムにおいては、
前述の様に複数の利用者が同一周波数帯を使用するため
に、互いの通信に対して干渉ノイズが生ずることにな
る。このような相互の干渉を低減することはシステムに
おける通信容量の増大化に結びつくため、一般的なCD
MA通信システムにおいては緻密な送信電力制御を行
い、相互干渉電力の低減化を図っている。
【0005】図3は、上記のスペクトラム拡散通信方式
及び送信電力制御方式を用いた従来のCDMA通信シス
テムの構成を示すブロック図である。
【0006】同図において、第2の通信局l03が、移
動局100のアンテナ101より送信された拡散変調信
号をアンテナ102にて受信すると、その受信信号は、
送受分配回路104により受信回路105に送られた
後、さらに逆拡散回路106及び復調回路107を経
て、原信号が復調データとして取り出される。
【0007】ここで、復調回路107からの出力は、S
IR測定回路108に入力され、所望信号と干渉信号と
の比(信号対干渉電力比、以下SIR:Signal vs.Inte
rference Ratioと称す)が測定される。このSIRの値
と、第2の通信局103内のRAM(ランダムアタセス
メモリ)111に予め記憶させてある基準SIRの値と
を比較回路112により比較し、その結果、第1の通信
局100に対して、送信電力の増減の指示を行うための
送信電力制御用信号PWを比較回路112から出力す
る。
【0008】信号フレーム生成回路114では、前記送
信電力制御用信号PWと送信データとにより信号フレー
ムを生成する。その後、この信号フレームを変調回路1
15及び拡散回路116を経て送信回路117へ送り、
さらに可変電力増幅回路118で電力増幅を行った後、
送受分配回路104を通してアンテナ102より第1の
通信局100に向けて送信する。
【0009】第1の通信局100も第2の通信局103
と同様の回路構成をもっており、第2の通信局103か
らの送信信号より得られた送信電力制御用信号PWの内
容を解読することにより、以降の通信における自身の送
信電力の増減を行う。同様の送信電力制御は、第2の通
信局103においても実施される。
【0010】また、前述の基準SIRの値に関して説明
すると、通信開始時の初期値は、ROM(リードオンリ
ーメモリ)113に予め記憶させてある初期基準SIR
値を基準SIR値として使用し、その後の通信時におい
ては受信品質監視回路110により復調データの受信品
質(ビット誤り率、またはフレーム誤り率)を監視し、
その結果によって制御回路109よりRAM111内の
基準SIR値を適宜に更新する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、通信開始直後の送信電力制御において、基準S
IR値(初期基準SIR値)として固定値を使用してお
り、この値が通信開始時における通信局の状態に応じた
最適な値でない場合には正確な送信電力制御を行うこと
ができない。そのために、場合によっては必要以上の送
信電力で信号を送信してしまうことがあり、それが他の
通信者に対して干渉電力となる結果、システムの通信容
量が低減するという問題があった。
【0012】本発明は上記従来の問題点に鑑み、他通信
者に対する不要な干渉電力を抑えて、システムの通信容
量の増大化を可能にする通信装置、通信システム、通信
方法及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明に係る通信装置では、他局から
の信号を受信し、前記受信信号の信号対干渉電力比を測
定して基準信号対干渉電力比と比較し、その比較結果に
基づいて前記他局に対して送信電力の増減の指示を行う
ための信号を送信する通信装置において、前記受信信号
の信号対干渉電力比の履歴を記録し、その履歴結果に基
づいて前記基準信号対干渉の電力比の初期値を更新する
ことを特徴とする。
【0014】請求項2記載の発明に係る通信装置では、
請求項1記載の通信装置において、前記基準信号対干渉
電力比の初期値を格納するランダムアクセスメモリを備
えたことを特徴とする。
【0015】請求項3記載の発明に係る通信装置では、
請求項2記載の通信装置において、前記受信信号の信号
対干渉電力比の履歴に基づいて、前記ランダムアクセス
メモリ内の基準信号対干渉電力比の初期値を更新するこ
とを特徴とする。
【0016】請求項4記載の発明に係る通信システムで
は、第1の局より送出された送信信号を第2の局で受信
し、受信信号の信号対干渉電力比を測定して基準信号対
干渉電力比と比較し、その比較結果に基づいて前記第2
の局から前記第1の局に対して送信電力の増減の指示を
行うための信号を送信する通信システムにおいて、前記
第2の局は、前記受信信号の信号対干渉電力比の履歴を
記録し、その履歴結果に基づいて前記基準信号対干渉電
力比の初期値を更新する構成にしたことを特徴とする。
【0017】請求項5記載の発明に係る通信システムで
は、請求項4記載の通信システムにおいて、前記第2の
局は、前記基準信号対干渉電力比の初期値を格納するラ
ンダムアクセスメモリを備えたことを特徴とする。
【0018】請求項6記載の発明に係る通信システムで
は、請求項5記載の通信システムにおいて、前記第2の
局は、前記受信信号の信号対干渉電力比の履歴に基づい
て、前記ランダムアクセスメモリ内の基準信号対干渉電
力比の初期値を更新する構成にしたことを特徴とする。
【0019】請求項7記載の発明に係る通信方法では、
他局からの信号を受信し、前記受信信号の信号対干渉電
力比を測定して基準信号対干渉電力比と比較し、その比
較結果に基づいて前記他局に対して送信電力の増減の指
示を行うための信号を送信する通信方法において、前記
受信信号の信号対干渉電力比の履歴を記録し、その履歴
結果に基づいて前記基準信号対干渉の電力比の初期値を
更新することを特徴とする。
【0020】請求項8記載の発明に係る通信方法では、
請求項7記載の通信方法において、前記基準信号対干渉
電力比の初期値は、ランダムアクセスメモリに格納した
ことを特徴とする。
【0021】請求項9記載の発明に係る通信方法では、
請求項8記載の通信方法において、前記受信信号の信号
対干渉電力比の履歴に基づいて、前記ランダムアクセス
メモリ内の基準信号対干渉電力比の初期値を更新するこ
とを特徴とする。
【0022】請求項10記載の発明に係る通信方法で
は、第1の局より送出された送信信号を第2の局で受信
し、受信信号の信号対干渉電力比を測定して基準信号対
干渉電力比と比較し、その比較結果に基づいて前記第2
の局から前記第1の局に対して送信電力の増減の指示を
行うための信号を送信する通信方法において、前記受信
信号の信号対干渉電力比の履歴を記録し、その履歴結果
に基づいて前記基準信号対干渉電力比の初期値を更新す
ることを特徴とする。
【0023】請求項11記載の発明に係る通信方法で
は、請求項10記載の通信方法において、前記基準信号
対干渉電力比の初期値は、ランダムアクセスメモリに格
納したことを特徴とする。
【0024】請求項12記載の発明に係る通信方法で
は、請求項11記載の通信方法において、前記受信信号
の信号対干渉電力比の履歴に基づいて、前記ランダムア
クセスメモリ内の基準信号対干渉電力比の初期値を更新
することを特徴とする。
【0025】請求項13記載の発明に係る記憶媒体で
は、他局からの信号を受信し、前記受信信号の信号対干
渉電力比を測定して基準信号対干渉電力比と比較し、そ
の比較結果に基づいて前記他局に対して送信電力の増減
の指示を行うための信号を送信する通信方法を実行す
る、コンピュータで読み出し可能なプログラムを格納し
た記憶媒体であって、前記通信方法は、前記受信信号の
信号対干渉電力比の履歴を記録し、その履歴結果に基づ
いて前記基準信号対干渉の電力比の初期値を更新するス
テップことを特徴とする。
【0026】請求項14記載の発明に記憶媒体係るで
は、請求項13記載の記憶媒体において、前記基準信号
対干渉電力比の初期値は、ランダムアクセスメモリに格
納することを特徴とする。
【0027】請求項15記載の発明に係る記憶媒体で
は、請求項14記載の記憶媒体において、前記受信信号
の信号対干渉電力比の履歴に基づいて、前記ランダムア
クセスメモリ内の基準信号対干渉電力比の初期値を更新
することを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0029】図1は、本発明の実施の一形態を示すCD
MA通信システムの構成を示すブロック図である。
【0030】このCDMA通信システムは、第1の通信
局(例えば移動局)10と第2の通信局(例えば基地
局)13を有している。図中の11,12は、第1及び
第2の通信局10,13にそれぞれ設置された拡散信号
送受信用アンテナである。
【0031】第2の通信局13は、前記アンテナ12に
接続された送受分配回路14を有し、受信部として、受
信回路15、逆拡散回路16、及び復調回路17を備え
ている。そして、復調回路17からの復調データは、S
IR測定回路18と受信品質監視回路20にそれぞれ入
力される他、外部の例えば制御局へ供給される。
【0032】また、第2の通信局13の送信部として、
信号フレーム生成回路24、変調回路25、拡散回路2
6、送信回路27、及び可変電力増幅回路28を備え、
可変電力増幅回路28の出力側が前記送受分配回路14
に接続されている。
【0033】そして、第2の通信局13の動作を制御す
る制御回路19には、復調回路17と、受信品質監視回
路20と、基準SIR値を格納するRAM21と、前記
可変電力増幅回路28と、初期基準SIR値を格納する
RAM29と、本発明の特徴を成すSIR測定履歴回路
30とが接続されている。SIR測定履歴回路30は、
過去の通信履歴において最頻出のSIR値を基に、RA
M29に記憶されている初期基準SIR値を更新する機
能を有する。
【0034】前記RAM21に格納された基準SIR値
と前記SIR測定回路18の測定値とは比較回路22で
比較され、その比較結果が送信電力制御用信号PWとし
て、前記信号フレーム生成回路24の一方の入力側に入
力される。また、信号フレーム生成回路24の他方の入
力側には、外部の例えば制御局から出力された送信デー
タが入力されるようになっている。
【0035】また、第1の通信局100も上記第2の通
信局13と同様の回路構成をもっている。
【0036】次に、本実施形態の動作を説明する。
【0037】第1の通信局10のアンテナ11より拡散
変調された無線信号が送信されたとする。第2の通信局
13では、上記第1の通信局10から送信された信号を
アンテナ12にて受信する。受信された信号は送受分配
回路14により受信回路15に送られ、ここで中間周波
数にダウンコンバートされる。その後、逆拡散回路16
と復調回路17により逆拡散及び復調され、原信号が復
調データとして取り出される。
【0038】また、復調回路17からの出力は、SIR
測定回路18に入力され、SIRが測定される。このS
IRの値と、第2の通信局13内のRAM21に予め記
憶させてある基準SIRの値とを比較回路22により比
較し、その結果、第1の通信局100に対して送信電力
の増減の指示を行うための送信電力制御用信号PWを比
較回路22より出力する。
【0039】信号フレーム生成回路24では、この送信
電力制御用信号PWと送信データとをフレーミングし、
図2に示すような信号フレームを生成する。その後、変
調回路25と拡散回路26にてデータ変調及び拡散変調
を行い、送信回路27にて搬送周波数にアップコンバー
トし、さらに可変電力増幅回路28により電力増幅を行
った後、送受分配回路14を通してアンテナ12より第
1の通信局100に向けて送信する。
【0040】第1の通信局100も第2の通信局13と
同様の回路構成をもっており、第2の通信局13からの
信号を受信及び復調して図2に示すような信号フレーム
構成の復調データ(データ信号と送信電力制御用信号)
を得るが、このうちの送信電力制御用信号の内容を解読
することにより、以降の通信における自身の送信電力の
増減を行う。
【0041】同様の送信電力制御は第2の通信局13に
おいても実施される。すなわち、第2の通信局13内の
復調回路17において図2に示すような信号フレーム構
成の復調データを得るが、このうちの送信電力制御用信
号の内容が制御回路19に出力される。制御回路19で
は、この送信電力制御用信号を解読し、その結果に応じ
て可変電力増幅回路28の増幅率を可変して、自身の送
信電力のコントロールを行う。
【0042】ここで、通信中のSIR測定回路18から
の出力(SIR測定結果)は、SIR測定履歴回路30
に記録される。SIR測定履歴回路30では、過去の通
信履歴において最頻出のSIR値を算出し、この値を基
にRAM29に記憶させている初期基準SIR値を更新
する。
【0043】一方、基準SIR値に関して説明すると、
通信開始時の初期値はRAM29の初期基準SIR値を
使用し、その後の通信時においては受信品質監視回路2
0により復調データの受信品質(ビット誤り率、または
フレーム誤り率)を監視し、その結果によって制御回路
19よりRAM21内の基準SIR値を適宜に更新す
る。
【0044】このように、通信開始直後の送信電力制御
において使用される基準SIR値(初期基準SIR値)
は、過去の通信の履歴によりその値が選択されるので、
従来の固定値方式と比較して通信開始直後より正確な送
信電力制御を行え、他の通信者に対する不要な干渉電力
を抑えることができ、その結果、システムの通信容量が
増大する。
【0045】本発明は、上述した実施形態の装置に限定
されず、複数の機器から構成されるシステムに適用して
も、1つの機器から成る装置に適用してもよい。前述し
た実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム
コードを記憶した記憶媒体をシステムあるいは装置に供
給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(また
はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラム
コードを読み出し実行することによっても、完成される
ことは言うまでもない。
【0046】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピーデ
ィスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディス
ク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性の
メモリーカード、ROMを用いることができる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
ではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コン
ピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部
または全部を行い、その処理によって前述した実施形態
の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0047】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指
示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニット
に備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部ま
たは全部を行い、その処理によって前述した実施形態の
機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1乃至請求
項3記載の発明に係る通信装置、請求項4乃至請求項6
記載の発明に係る通信システム、請求項7乃至請求項1
2記載の発明に係る通信方法、及び請求項13乃至請求
項15記載の発明に係る記憶媒体によれば、通信開始直
後の送信電力制御において使用される基準SIR値(初
期基準SIR値)は、過去の通信の履歴によりその値が
選択されるので、通信開始直後より正確な送信電力制御
を行うことができる。これにより、他通信者に対する不
要な干渉電力を抑えることができ、その結果、システム
の通信容量を増大させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るCDMA通信システム
の構成を示すブロック図である。
【図2】信号フレームのフォーマットを示す図である。
【図3】従来のCDMA通信システムの構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
10 第1の通信局(例えば移動局) 11,12 拡散信号送受信用アンテナ 13 第2の通信局(例えば基地局) 14 送受分配回路 15 受信回路 16 逆拡散回路 17 復調回路 18 SIR測定回路 19 制御回路 20 受信品質監視回路 21 RAM 22 比較回路 24 信号フレーム生成回路 25 変調回路 26 拡散回路 27 送信回路 28 可変電力増幅回路 29 RAM 30 SIR測定履歴回路 PW 送信電力制御用信号

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他局からの信号を受信し、前記受信信号
    の信号対干渉電力比を測定して基準信号対干渉電力比と
    比較し、その比較結果に基づいて前記他局に対して送信
    電力の増減の指示を行うための信号を送信する通信装置
    において、 前記受信信号の信号対干渉電力比の履歴を記録し、その
    履歴結果に基づいて前記基準信号対干渉の電力比の初期
    値を更新することを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記基準信号対干渉電力比の初期値を格
    納するランダムアクセスメモリを備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 前記受信信号の信号対干渉電力比の履歴
    に基づいて、前記ランダムアクセスメモリ内の基準信号
    対干渉電力比の初期値を更新することを特徴とする請求
    項2記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 第1の局より送出された送信信号を第2
    の局で受信し、受信信号の信号対干渉電力比を測定して
    基準信号対干渉電力比と比較し、その比較結果に基づい
    て前記第2の局から前記第1の局に対して送信電力の増
    減の指示を行うための信号を送信する通信システムにお
    いて、 前記第2の局は、前記受信信号の信号対干渉電力比の履
    歴を記録し、その履歴結果に基づいて前記基準信号対干
    渉電力比の初期値を更新する構成にしたことを特徴とす
    る通信システム。
  5. 【請求項5】 前記第2の局は、前記基準信号対干渉電
    力比の初期値を格納するランダムアクセスメモリを備え
    たことを特徴とする請求項4記載の通信システム。
  6. 【請求項6】 前記第2の局は、前記受信信号の信号対
    干渉電力比の履歴に基づいて、前記ランダムアクセスメ
    モリ内の基準信号対干渉電力比の初期値を更新する構成
    にしたことを特徴とする請求項5記載の通信システム。
  7. 【請求項7】 他局からの信号を受信し、前記受信信号
    の信号対干渉電力比を測定して基準信号対干渉電力比と
    比較し、その比較結果に基づいて前記他局に対して送信
    電力の増減の指示を行うための信号を送信する通信方法
    において、 前記受信信号の信号対干渉電力比の履歴を記録し、その
    履歴結果に基づいて前記基準信号対干渉の電力比の初期
    値を更新することを特徴とする通信方法。
  8. 【請求項8】 前記基準信号対干渉電力比の初期値は、
    ランダムアクセスメモリに格納したことを特徴とする請
    求項7記載の通信方法。
  9. 【請求項9】 前記受信信号の信号対干渉電力比の履歴
    に基づいて、前記ランダムアクセスメモリ内の基準信号
    対干渉電力比の初期値を更新することを特徴とする請求
    項8記載の通信方法。
  10. 【請求項10】 第1の局より送出された送信信号を第
    2の局で受信し、受信信号の信号対干渉電力比を測定し
    て基準信号対干渉電力比と比較し、その比較結果に基づ
    いて前記第2の局から前記第1の局に対して送信電力の
    増減の指示を行うための信号を送信する通信方法におい
    て、 前記受信信号の信号対干渉電力比の履歴を記録し、その
    履歴結果に基づいて前記基準信号対干渉電力比の初期値
    を更新することを特徴とする通信方法。
  11. 【請求項11】 前記基準信号対干渉電力比の初期値
    は、ランダムアクセスメモリに格納したことを特徴とす
    る請求項10記載の通信方法。
  12. 【請求項12】 前記受信信号の信号対干渉電力比の履
    歴に基づいて、前記ランダムアクセスメモリ内の基準信
    号対干渉電力比の初期値を更新することを特徴とする請
    求項11記載の通信方法。
  13. 【請求項13】 他局からの信号を受信し、前記受信信
    号の信号対干渉電力比を測定して基準信号対干渉電力比
    と比較し、その比較結果に基づいて前記他局に対して送
    信電力の増減の指示を行うための信号を送信する通信方
    法を実行する、コンピュータで読み出し可能なプログラ
    ムを格納した記憶媒体であって、 前記通信方法は、前記受信信号の信号対干渉電力比の履
    歴を記録し、その履歴結果に基づいて前記基準信号対干
    渉の電力比の初期値を更新するステップことを特徴とす
    る記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記基準信号対干渉電力比の初期値
    は、ランダムアクセスメモリに格納することを特徴とす
    る請求項13記載の記憶媒体。
  15. 【請求項15】 前記受信信号の信号対干渉電力比の履
    歴に基づいて、前記ランダムアクセスメモリ内の基準信
    号対干渉電力比の初期値を更新することを特徴とする請
    求項14記載の記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004193851A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Nec Corp 携帯端末およびその送信電力制御方法
WO2009081538A1 (ja) * 2007-12-26 2009-07-02 Panasonic Corporation 生体試料測定装置およびこれを備えた生体試料測定システム

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