JP2000187740A - テクスチャ使用3次元空間表示装置、空間表示方法及び空間表示方法記録媒体 - Google Patents

テクスチャ使用3次元空間表示装置、空間表示方法及び空間表示方法記録媒体

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JP2000187740A
JP2000187740A JP10366184A JP36618498A JP2000187740A JP 2000187740 A JP2000187740 A JP 2000187740A JP 10366184 A JP10366184 A JP 10366184A JP 36618498 A JP36618498 A JP 36618498A JP 2000187740 A JP2000187740 A JP 2000187740A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 順次抽出して表示する空間表示において、オ
ブジェクト数とシーン数が多くなるとルールを適用して
高速性を保つ。 【解決手段】 高速表示用レンダリングフィールドを持
ち、予め抽出されたテクスチャデータを登録するリソー
スフィールドから必要なテクスチャデータをレンダリン
グフィールドのメモリに書き換え制御するQoS制御手
段を備えて、QoS制御手段は、設定区域でのオブジェ
クトの数により決まる所要メモリ量を計算し、計算した
所要メモリ量がレンダリングフィールドの容量を超える
場合は、表示対象区域とこの区域でのオブジェクト数と
で定まる優先順位を定めたQoS制御ルールに基づいて
対象区域でのオブジェクトの詳細度または数を低減して
レンダリングフィールド容量内に収めるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、表示対象の仮想
世界を構成するコンテンツを表示する際に、使用するテ
クスチャデータの総計値をある一定の値以下に抑えるよ
うに、表示するコンテンツの表示形態を適宜変更する仮
想空間表示装置、仮想空間表示方法、記録媒体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】第1の従来技術として、図12は、特開
平9−212679号公報に示された利用者参加型シス
テムの映像表示方法のフローチャートである。その動作
を説明する。まず、仮想空間を部分領域に分割する(ス
テップ11)。次いで、自分の分身が存在する部分領域
と自分以外の分身が存在する部分領域間の距離(領域間
距離)と表示の詳細度の関係を定める(ステップ1
2)。同一部分領域に含まれる仮想空間のすべての利用
者の表示の詳細度は同じで、他の分身が自分の分身から
遠ざかるにつれて低くなる。ステップ13では、他の分
身各々について自分の分身が属する部分領域との領域間
距離を求める。ステップ14では、ステップ13で求め
た領域間距離によって、表示の詳細度を判定する。ステ
ップ15で、分身を決定した表示の詳細度で表示する。
ここでいう詳細度とは、視線、表情、身振りなどといっ
た非言語的情報を用いて醸し出す表現の多様さと解釈で
きる。よって、詳細度が小さくなればなるほど、アバタ
ー表示のために、持ち合わせる非言語的情報量が少なく
て済み、表示のための計算負荷が低くなるというもので
ある。
【0003】第2の従来技術として、図13は、特開平
10−40423号公報に示された3次元仮想空間表示
方法のフローチャートである。仮想空間内の端末利用者
の視点から仮想空間内に存在する相手までの距離を求め
て(S1)、視点から距離に応じて、複数個の対人距離
帯を設定し(S2)、それぞれの対人距離帯に存在する
相手の人物像をその対人距離帯に対応して、例えば、視
点の近い対人距離帯の人物像はその表情が分かる程度に
詳細に、視点から遠い対人距離帯の人物像は小さく、粗
く表示する(S3)。なお、特開平7−288791号
公報も具体構成は示されていないが、同様趣旨の概念を
持った装置を説明している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、第1の
従来技術の利用者参加型システムの映像表示方法や、第
2の従来技術の3次元仮想空間表示方法では、表示する
コンテンツに貼りつけるテクスチャデータを格納するメ
モリや、テクスチャを高速に表示できる特殊のメモリの
容量が無限にあることを前提にしている。そして、網伝
送もしくは計算機処理機処理時間経路のために取り扱い
映像数を省くようにしている。現在利用できるコンピュ
ータでは、上記テクスチャデータを格納できるメモリ、
高速表示できる特殊のメモリは一般的に有限である。よ
って、上記メモリを超えたテクスチャデータを処理しよ
うとすると、仮想メモリ上にデータを登録して処理する
ことが必要になるため、表示が著しく遅くなるという課
題がある。また、元の精細画を圧縮加工するので、映像
解像度の低下とメモリ領域の圧縮とが直接的に結びつか
ないという課題もあった。
【0005】この発明は、上記の課題を解決するために
なされたもので、予め表示内容が定められていて、それ
らを順次抽出して操作する3次元空間表示の技術におい
て、より多くのコンテンツを高速に表示し、かつ、やむ
を得ない場合にも表示映像品質の低下を押さえた空間表
示装置、空間表示方法及びその記録媒体を得ることを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るテクスチ
ャ使用3次元空間表示装置は、高速表示用レンダリング
フィールドを持ち、テクスチャデータを表示する構成に
おいて、予め抽出されたテクスチャデータを登録するリ
ソースフィールドから必要なテクスチャデータをレンダ
リングフィールドのメモリに書き換え制御するQoS制
御手段を備えて、このQoS制御手段は、設定区域での
オブジェクトの数により決まる所要メモリ量を計算し、
この計算した所要メモリ量がレンダリングフィールドの
容量を超える場合は、表示対象区域とこの区域でのオブ
ジェクト数とで定まる優先順位を定めたQoS制御ルー
ルに基づいて対象区域でのオブジェクトの詳細度または
数を低減してレンダリングフィールド容量内に収めるよ
うにした。
【0007】また更に基本項に加えて、表示対象区域に
おける各オブジェクト毎に複数の詳細度のパターンをリ
ソースフィールドに登録するようにし、QoS制御ルー
ルは、視点存在区域と、隣接する表示対象区域での各オ
ブジェクト群の詳細度を、所定の組合せで低減する優先
順位を示し、QoS制御手段は、レンダリングフィール
ドの容量以下の範囲でQoS制御ルールの最も優先順位
の高いオブジェクトのパターンを選択するようにした。
【0008】また更に基本項に加えて、表示対象区域を
リンクで結びつけて記憶し、QoS制御手段は、視点存
在区域から上記リンクで結ばれた表示対象領域で、かつ
総計して所定の容量以下となる領域のみを選択してレン
ダリングフィールドに書き込むようにした。
【0009】また更に基本項に加えて、QoS制御ルー
ルは、視点を持つユーザが表示対象区域を順次移動する
と、その移動方向によって選択するオブジェクトとオブ
ジェクトのパターンを所定のルールに基づいて制限する
ようにした。
【0010】この発明に係るテクスチャ使用3次元空間
表示方法は、予め抽出されたテクスチャデータを登録す
るリソースフィールドと、この登録データ中の選択され
たデータを記憶する高速表示用レンダリングフィールド
を備えてテクスチャデータを表示する機構を持ち、表示
対象区域でのオブジェクトの数により決まるレンダリン
グのための所要メモリ量を計算するステップと、全レン
ダリング所要メモリ量を合計した結果と高速表示用レン
ダリングフィールドの容量とを比較するステップと、こ
の比較結果で高速表示用レンダリングフィールドが小さ
い場合は、細分化表示対象区域と、その区域内のオブジ
ェクト表示詳細度との組合せを予め定めたQoS制御ル
ールの優先度順に抽出して、この優先度に基づいてレン
ダリングのための所要メモリ量を再計算するステップ
と、以後、再計算結果と高速表示用レンダリングフィー
ルドの容量とを比較するステップと、上記再計算するス
テップとを繰り返して、再計算結果が高速表示用レンダ
リングフィールドの容量以下になると、その再計算結果
時に適用したQoS制御ルールに基づいて高速表示用レ
ンダリングフィールドにデータを書き込むステップとを
備えた。
【0011】この発明に係るテクスチャ使用3次元空間
表示方法記録媒体は、リソースフィールド中の予め登録
されたテクスチャデータから選択されたデータを高速表
示用レンダリングフィールドに書き込むために、表示対
象区域でのオブジェクトの数により決まるレンダリング
のための所要メモリ量を計算するステップと、全レンダ
リング所要メモリ量を合計した結果と高速表示用レンダ
リングフィールドの容量とを比較するステップと、比較
結果で高速表示用レンダリングフィールドが小さい場合
は、細分化表示対象区域と、その区域内のオブジェクト
表示詳細度との組合せを予め定めたQoS制御ルールの
優先度順に抽出して、この優先度に基づいてレンダリン
グのための所要メモリ量を再計算するステップと、以
後、再計算結果と高速表示用レンダリングフィールドの
容量とを比較するステップと、上記再計算するステップ
とを繰り返して、再計算結果が高速表示用レンダリング
フィールドの容量以下になると、その再計算結果時に適
用したQoS制御ルールに基づいて高速表示用レンダリ
ングフィールドにデータを書き込むステップと計算機に
実行させるプログラムを記録したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.実施の形態1で
は、大量のテクスチャを用いたコンテンツにより構成さ
れた仮想世界を高速に表示し、かつ、表示映像品質の低
下を防いだ表示装置を説明する。これは、実写映像など
テクスチャを多量に使用した3次元仮想空間を構成する
コンテンツの表示に使用する映像データサイズの総計
が、高速表示可能なある一定の値を超えないよう制御す
るQoS(クオリティー・オブ・サービス)制御手段を
設けたことに特徴がある。
【0013】図1は、実施の形態1における3次元空間
表示装置の構成ブロック図である。図において、150
0はコンテンツデータベース部で、仮想世界を構成する
モデルデータ(背景、アバター等)を格納する。121
0はテクスチャメモリ部で、仮想世界を構成する各表示
対象構成要素であるオブジェクトにマッピングする(貼
り付ける)テクスチャデータ(絵)を格納する。このテ
クスチャメモリ部1210は、コンテンツデータベース
部1500より抽出したテクスチャデータを登録するリ
ソースフィールド1211と、更に、リソースフィール
ド1211から高速表示するためにレンダリングに必要
なテクスチャデータを記憶しておくレンダリングフィー
ルド1212とで構成される。レンダリングフィールド
1212に記憶されたテクスチャデータは、周知の技術
によって高速に表示部1200に表示される。例えば、
グラフィックスアクセラレーションボード部が専用メモ
リにあって、こうした専用メモリにより高速表示がされ
る。
【0014】こうして、表示部1200は、必要なテク
スチャデータを、テクスチャメモリ部1210のレンダ
リングフィールド1212から取り出しレンダリングす
る。もし、レンダリングフィールドに該当するテクスチ
ャデータが存在しない場合は、リソースフィールド12
11を検索し、該当データをレンダリングフィールド1
212にロードしてそれを高速表示する。更に、リソー
スフィールド1211に該当テクスチャがない場合は、
ハードディスク等から構成されるコンテンツデータベー
ス部1500からリソースフィールド1211経由でレ
ンダリングフィールド1212にロードし、記憶して高
速描画に利用する。こうした場合に、一定容量であるレ
ンダリングフィールド1212及びリソースフィールド
1211に新たなテクスチャデータを記憶するために、
それまでに記憶していた優先度の小さいテクスチャを削
除し、その後にロードする。これらの制御及びその他で
特に各部の機能として説明しない動作は、情報処理部1
700がこれを行う。
【0015】1300は本願において重要な役割を果た
すQoS制御部であり、所定のQoS制御ルールに従っ
てリソースフィールド1211またはコンテンツデータ
ベース部1500中のテクスチャを抽出して、一定容量
の領域しかないレンダリングフィールド1212に記憶
制御する。この際、入れ替えを最小限にするようテクス
チャを記憶させる制御を行う。1400はQoSデータ
ベース部で、本願ではQoS制御部1300と並んで重
要な構成要素である。QoSデータベース部1400
は、QoS制御部1300が3次元世界の描画を制御す
る際に、オブジェクト(各表示対象構成要素)の表現方
法やオブジェクトにマッピングするテクスチャの詳細度
(この場合は、切替表示に使用する映像ファイルまたは
シーンの数)や表示対象区域毎にオブジェクトと詳細度
(シーンの数)の設定関係などを定めたルール等を格納
したQoS制御ルール1410と、それらのルールの適
用手順を定めたQoS適用手順ルール部1420から構
成される。以下、両方合わせてQoS制御ルールと呼
ぶ。1600は短期記憶部で、外部プロセスとQoS制
御部1300及びQoSデータベース部1400との間
に介在して、これらQoS制御ルールを一時格納する。
【0016】図2は、本実施の形態におけるQoS制御
部1300が行う動作の概念を説明する動作説明図であ
る。図において、A,B,C,D,E,Fはそれぞれ表
示対象区域で、図2の場合は簡単のために、ユーザ(視
点)が存在する区域とその周辺区域を表示するものとす
る。そして、ユーザが区域Bから区域Aに視点を移動し
たときに、QoS制御部1300がどのような制御を行
うかを説明する。図の(b)で、ユーザは、区域B10
2にいる。そして、レンダリングフィールド1212に
は、表示対象区域A,B,C,D,Fのテクスチャデー
タが、それぞれ図に示す形で、ちょうどレンダリングフ
ィールド領域に収まっているとする。今、ユーザが区域
Aに視点を移動したとする。表示対象区域Eが新たに表
示対象に加わり、同じくFが不要になる。しかし、表示
対象区域Eには、表示対象オブジェクトが多く、このま
までは高速表示をするレンダリングフィールド1212
の領域をはみ出してしまう。そこで、図2(a)の変更
後に示すように、QoS制御部1300は、QoSデー
タベース部1400のQoS制御ルールを適用して、レ
ンダリングフィールド1212の所定領域内に収まるよ
うに、テクスチャデータの詳細度を変更して、例えば、
区域B,C,D,Eの表示対象オブジェクトの表示に使
用するテクスチャデータの容量を削減して、高速描画性
能を確保する。
【0017】図3は、QoS制御部1300が行う動作
を示したフローチャート図である。図4は、具体的な数
値例を用いてQoS制御部1300の動作を説明する図
である。即ち、区域Aにユーザがいて、区域B及び区域
Cに存在するオブジェクトの表示に使うテクスチャデー
タをいかに少なくするかを説明する、また、その場合に
適用するQoS制御ルールの例を示したものである。以
下、図3と図4を用いて、図2(a)の変更前後の動作
を説明する。図4(b)は、区域B及び区域Cにおいて
の取り扱いオブジェクトと詳細度(シーンの数)の設定
を表す図である。まず、図4(a)の例では、区域Bに
は現在、ブジェクトの数が18、同じく区域Cには40
あるとする。図4(b)の設定では、対応して区域Bで
は詳細度は16であり、区域Cでは詳細度4となる。一
方、ユーザ視点がある区域Aでは、図示のように、現存
するオブジェクト20に対応して詳細度は16である。
【0018】QoS制御部1300は、図4(c)に示
されているQoS制御ルールをそれぞれQoS適応手順
ルールの順に起用して、必要に応じて詳細度を押さえて
テクスチャデータの総量を削減する。ルール1によれ
ば、シーンの数、即ち、詳細度Sは、区域対応でユーザ
視点がある区域より、遠くなるに従って詳細度を落とす
という常識的な関係を示している。また、ルール2によ
れば、ユーザが存在する区域では表示品質を上げるため
に、詳細度は8以上としている。これは例えば、サービ
ス提供者が設定する。そして、図2(a)に示すよう
に、高速表示のためのレンダリングフィールドの容量を
超えるテクスチャデータになった場合には、詳細度を下
げることを行うというルールを定めている。ルール3で
適用しても容量を超える場合には、更にルール4、ルー
ル5を適用するというQoS適用手順ルールがある。
【0019】これらのルールに基づいて、QoS制御部
1300は、図3に示すステップS201において、図
4(a)の区域数とオブジェクト数及び図4(b)の設
定対象表に基づいて関係を定め、ステップS202でオ
ブジェクトの数をカウントする。ステップS203で
は、得られたオブジェクトと設定表からルール1に従っ
て矛盾がないかを検討し、最終シーン数を決定する。S
204では、これらの決定された値を総計して、図2
(a)の変更前である所定のテクスチャメモリ容量を計
算する。S205で、所定の高速領域内に収まっている
場合はよいが、S204での総計値が高速レンダリング
フィールドのサイズを超える場合は、QoS制御ルール
1410の示すところにより削減を行う。図4(c)に
示すルール1によれば、区域Aでの詳細度は16シー
ン、区域Bでの詳細度は同じく16シーン、区域Cのオ
ブジェクトには4シーンが設定されていて、このままで
詳細度に関するルール1は、満足されている。また、ル
ール2の規定も満足する。しかし、領域Eにおいて、必
要テクスチャ量が多い場合には、ルール3により区域B
のオブジェクトに割り当てられるシーンの数を8と1段
階粗くする。
【0020】このように、ステップS206,S20
4,S205のループを繰り返して、テクスチャデータ
の総計がレンダリングフィールド1212内に収まるよ
うに制御する。例えば、ルール3を適用してもレンダリ
ングフィールドの容量を超える場合には、更に、ルール
4を適用し、予め設定しておいた各区域におけるオブジ
ェクトの表示数を状況に応じて動的に変えたり、表示優
先度に合わせて表示の詳細度を、例えば、動作などの表
示するシーンの数を段階的に変更する。また、ルール5
を適用して優先度の低いオブジェクトは、他の3次元C
Gモデルで代替表示させる場合もある。図3に示す動作
フローに従えば、ユーザが区域を変更する毎にレンダリ
ングフィールドに記憶する各区域のテクスチャデータを
抽出記憶させれば、以後の変更は不要で、従って、高速
描画機能を保証することができる。
【0021】図5は、レンダリングフィールドの容量と
区域毎のオブジェクトの数、詳細度の関係を説明する他
の例を示す図である。図5の例では、レンダリングフィ
ールドのテクスチャメモリ(絵用記憶領域)には、64
メガバイトが割り当てられている。このうち、背景分は
40メガバイト必要であるとする。その場合には、残り
の24メガバイトの領域が他のアバター(分身)分に割
り当て可能である。ところで、区域Aのアバターを表示
するために、例えば、歩く動作の1パターンを16シー
ンで表現する。もし、この歩く動作を3通りの違ったパ
ターンで表示すると、16シーン×3パターンで、合計
1アバター分として、4.8メガバイト必要である。従
って、区域Aのアバター分のみ表示すればよい場合は、
4ユーザを表示可能である。一方、区域Bにおいては、
同じ16シーンであるが、歩く動作はせず、直立で方向
のみを表すとすれば、1アバター分で1.6メガバイト
で済み、同じく区域Cでは、1アバター分を8シーンで
表現すると、0.8メガバイトで済む。
【0022】このように、ユーザ視点から遠ざかる区域
に対して詳細度を下げることにより、テクスチャメモリ
量を削減するルールを適用すれば、図5の場合に、A,
B,Cの全区域を表示対象区域としても、その詳細度を
削減することにより、例えば、A区域で1人、B区域3
人、C区域で16人のアバターを表示することができ
る。即ち、図4におけるルール1を適用した例である。
【0023】図6は、他の詳細度削減の例を説明する図
である。図において、レンダリングフィールドに余裕の
ある場合には、(a)の15シーンを連続描画するが、
余裕がなくなると、(b)の間引きをした7シーンのみ
を高速描画用に記憶させる。図7は、回転表示または視
点の方向対応に登録しておいて高速表示する際のファイ
ル(シーン)削減の例を示す図である。この場合は、直
立不動で歩く動作をせず、余裕があれば8シーンを、余
裕がなければ4シーンを登録記憶する。更に、図8は、
説明員アバターの表示シーン数削減を示す図である。余
裕があれば、図(a)に示すように、ユーザが近付くと
説明員アバターはお辞儀をして挨拶する。しかし、レン
ダリングフィールドに余裕がなくなると、図(b)に示
すように、お辞儀を止めて直立不動のテクスチャのみと
して、登録記憶に必要なメモリ領域を圧縮することがで
きる。即ち、アバターの演ずる動作を適宜カットするこ
とにより、レンダリングフィールドに登録記憶するテク
スチャを削減する。よって、アバターに近付いても挨拶
しなくなる。声は聞こえるが、直立不動のままとなる。
【0024】実施の形態2.本実施の形態においては、
先の実施の形態で示されたQoS制御部1300の繰り
返し削減手順とは別の手法によりテクスチャデータをレ
ンダリングフィールドの領域内に納める装置を説明す
る。図9は、本実施の形態における表示対象区域の関係
を説明する図である。図において、区域A,B,C,
D,F,Eは、ユーザ視点がそれぞれ移動する場合の該
当区域範囲を示している。先の実施の形態における図2
の場合では、区域は、それぞれ網の目のように結ばれて
いた。本実施の形態では、図6(b)に示すように、3
01ないし306の各区域は、312ないし315のリ
ンクと呼ばれる接続関係で、互いの隣接状態を示してい
る。
【0025】本実施の形態におけるQoS制御部130
0のレンダリングフィールド削減動作を説明する。予め
システムにおいて、表示対象区域の優先度を定めてお
く。例えば、ユーザが区域A301にいる場合に、表示
対象区域は、リンク2つまで接続される区域まで表示で
きればよいと定めてあるとする。このルールがあれば、
QoS制御部1300は、図3に示す動作フローのS2
05において、表示すべきテクスチャデータの量がレン
ダリングフィールドを超えた場合には、本実施の形態に
おいては、表示対象区域を順次削減し、例えば、リンク
311と312で結ばれる区域A,B,Cのみの対象オ
ブジェクトを表示する。こうして、リンクの考えを導入
し、それで結ばれる区域を優先度の順で削減することに
より、テクスチャデータの数を制限することができる。
【0026】実施の形態3.本実施の形態においては、
QoS制御ルールとして先の実施の形態とは異なる概念
のルールを適用して、テクスチャデータを削減する動作
を説明する。図10は、ユーザ視点から見たオブジェク
トの方向によって不要なシーンを削減する概念を説明す
る図である。図において、401はユーザが現在いる区
域A411から見た他の区域421にある移動しないオ
ブジェクトOを示す。ユーザは、区域Aを移動するが、
オブジェクトO401に対しては、接点M412と接点
N413の方向からしかオブジェクトO401を見な
い。この場合には、実施の形態1の図4の(b)で説明
したシーンのうちで、接点MとNの方向から見える以外
のシーンは、レンダリングフィールドに収める必要がな
い。こうして、QoS制御ルールにユーザ視点の設定移
動範囲から決まるオブジェクトのシーンの範囲を定めて
おくことにより、必要なレンダリングフィールドを削減
できる。
【0027】図11は、ユーザの進行ルートに伴って対
象オブジェクトを制限することで、レンダリングフィー
ルドを削減する動作を説明する図である。図において、
501ないし507はそれぞれ表示対象区域AないしG
であり、ユーザは、視野512の範囲で進行ルート51
0に従って移動する。この場合に、先の実施の形態1に
おけるルールを適用すれば、ユーザ511が区域F50
6にいる図の位置の状態では、表示対象区域は、F,
D,A,Gである。ユーザ511がその位置を区域D5
04の位置2に移動したとする。この場合には、通常
は、表示対象区域は、F,D,E,A,B,C,Gであ
る。本実施の形態においては、ユーザは、予め進行ルー
ト510を辿ると指定されているとする。この場合に、
本実施の形態においては、ユーザ511が区域D504
の2の位置にきた場合にも、QoS制御ルールは、図1
1の進行方向優先のルールで、表示対象区域はD,Eに
絞ると記述しておく。または、視野角から自動判定して
絞り込む。こうすることで、通常の場合に必要であった
A,B,C,F,Gの領域のテクスチャデータが不要に
なる。このように、予めユーザの進行方向がほぼ決まっ
ている場合には、高速描画機能を優先することができ
る。
【0028】なお、また、先の実施の形態で説明したQ
oS制御部は、専用のハードウェア手段でなくても相当
するソフトウェアで構成してもよい。また、同様に、図
3に示される動作と図4に示されるルールを汎用化し
て、記憶媒体に組み込み、この記憶媒体を用いて他の計
算機で行うようにしてもよい。また更に、詳細度を変更
する他の方法として、予め解像度を違えたシーンを用意
し、遠くのオブジェクトの場合は、解像度を下げたシー
ンを用いるようにしてもよい。また更に、表示エリアが
小さいオブジェクトがある場合には、表示範囲が小さい
場合には解像度を下げたシーンを用意しておき、削減す
ることもできる。更に、図4で代表される表示優先度の
選択基準として、ユーザが重要と考えるものの優先度を
高くし、それ以外のものの優先度を低くする方法もあ
る。更に、オブジェクトを動的なオブジェクトと静的な
オブジェクトに分けて、静的なオブジェクトは優先度を
高くし、動的なオブジェクトの優先度を低くすることも
できる。または、動的なオブジェクトに対しては、優先
度を低くし、シーン数を少なくすることもできる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、優
先順位を定めたQoS制御ルールに基づいて、オブジェ
クトの詳細度や数を軽減したり、優先度に基づく軽減を
するので、表示品質の低下を押さえて高速表示ができる
効果がある。
【0030】また更に、各表示区域毎の詳細度割り当て
ルールを定め、または区域間の接続リンクを定め、また
はユーザの進行方向や進行ルートを定めることにより、
それら情報やルールを用いたQoS制御を実施するため
に必要なQoS制御ルールを設定したので、多くのオブ
ジェクトを表示する場合でも、削減する割合を高めて、
高速表示を保証する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る3次元空間表示装置の構成の例
を示した図である。
【図2】 本発明のQoS制御部が行うテクスチャデー
タ削減の概念を説明する図である。
【図3】 本発明の実施の形態1におけるQoS制御部
の動作フローチャート図である。
【図4】 実施の形態1におけるQoS制御ルールの例
を示した図とシーン削減動作の説明図である。
【図5】 実施の形態1におけるテクスチャとオブジェ
クトの使用メモリを説明する図である。
【図6】 実施の形態1における歩く動作を示すオブジ
ェクトの削減例を説明する図である。
【図7】 実施の形態1における方向表示の削減例を説
明する図である。
【図8】 実施の形態1におけるお辞儀表示の削減例を
説明する図である。
【図9】 本発明の実施の形態2における区域とリンク
の関係を示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態3における視点方向に
よるオブジェクトのシーン数削減を説明する図である。
【図11】 実施の形態3におけるユーザの進行方向と
区域の関係及び削減動作を説明する図である。
【図12】 第1の従来例における映像表示方法のフロ
ーチャート図である。
【図13】 第2の従来例における3次元仮想空間表示
方法のフローチャート図である。
【符号の説明】
1210 テクスチャメモリ部、1211 リソースフ
ィールド、1212レンダリングフィールド、1300
QoS制御部、1400 QoSデータベース部、1
410 QoS制御ルール部、1420 QoS適用手
順ルール部、1500 コンテンツデータベース部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速表示用レンダリングフィールドを持
    ち、テクスチャデータを表示する構成において、 予め抽出されたテクスチャデータを登録するリソースフ
    ィールドから必要なテクスチャデータを上記レンダリン
    グフィールドのメモリに書き換え制御するQoS制御手
    段を備えて、 上記QoS制御手段は、設定区域でのオブジェクトの数
    により決まる所要メモリ量を計算し、該計算した所要メ
    モリ量が上記レンダリングフィールドの容量を超える場
    合は、表示対象区域と該区域でのオブジェクト数とで定
    まる優先順位を定めたQoS制御ルールに基づいて該区
    域でのオブジェクトの詳細度または数を低減して上記レ
    ンダリングフィールド容量内に収めるようにしたことを
    特徴とするテクスチャ使用3次元空間表示装置。
  2. 【請求項2】 表示対象区域における各オブジェクト毎
    に複数の詳細度のパターンをリソースフィールドに登録
    するようにし、QoS制御ルールは、視点存在区域と、
    隣接する表示対象区域での各オブジェクト群の詳細度
    を、所定の組合せで低減する優先順位を示し、 QoS制御手段は、レンダリングフィールドの容量以下
    の範囲で上記QoS制御ルールの最も優先順位の高いオ
    ブジェクトのパターンを選択するようにしたことを特徴
    とする請求項1記載のテクスチャ使用3次元空間表示装
    置。
  3. 【請求項3】 表示対象区域をリンクで結びつけて記憶
    し、 QoS制御手段は、視点存在区域から上記リンクで結ば
    れた表示対象領域で、かつ総計して所定の容量以下とな
    る領域のみを選択してレンダリングフィールドに書き込
    むようにしたことを特徴とする請求項1記載のテクスチ
    ャ使用3次元空間表示装置。
  4. 【請求項4】 QoS制御ルールは、視点を持つユーザ
    が表示対象区域を順次移動すると、該移動方向によって
    選択するオブジェクトとオブジェクトのパターンを所定
    のルールに基づいて制限することを特徴とする請求項1
    記載のテクスチャ使用3次元空間表示装置。
  5. 【請求項5】 予め抽出されたテクスチャデータを登録
    するリソースフィールドと、該登録データ中の選択され
    たデータを記憶する高速表示用レンダリングフィールド
    を備えてテクスチャデータを表示する機構を持ち、 表示対象区域でのオブジェクトの数により決まるレンダ
    リングのための所要メモリ量を計算するステップと、 全レンダリング所要メモリ量を合計した結果と上記高速
    表示用レンダリングフィールドの容量とを比較するステ
    ップと、 上記比較結果で、高速表示用レンダリングフィールドが
    小さい場合は、細分化表示対象区域と、該区域内のオブ
    ジェクト表示詳細度との組合せを予め定めたQoS制御
    ルールの優先度順に抽出して、該優先度に基づいてレン
    ダリングのための所要メモリ量を再計算するステップ
    と、 以後、再計算結果と上記高速表示用レンダリングフィー
    ルドの容量とを比較するステップと、上記再計算するス
    テップとを繰り返して、 再計算結果が上記高速表示用レンダリングフィールドの
    容量以下になると、該再計算結果時に適用したQoS制
    御ルールに基づいて高速表示用レンダリングフィールド
    にデータを書き込むステップとを備えたテクスチャ使用
    3次元空間表示方法。
  6. 【請求項6】 リソースフィールド中の予め登録された
    テクスチャデータから選択されたデータを高速表示用レ
    ンダリングフィールドに書き込むために、 表示対象区域でのオブジェクトの数により決まるレンダ
    リングのための所要メモリ量を計算するステップと、 全レンダリング所要メモリ量を合計した結果と上記高速
    表示用レンダリングフィールドの容量とを比較するステ
    ップと、 上記比較結果で、高速表示用レンダリングフィールドが
    小さい場合は、細分化表示対象区域と、該区域内のオブ
    ジェクト表示詳細度との組合せを予め定めたQoS制御
    ルールの優先度順に抽出して、該優先度に基づいてレン
    ダリングのための所要メモリ量を再計算するステップ
    と、 以後、再計算結果と上記高速表示用レンダリングフィー
    ルドの容量とを比較するステップと、上記再計算するス
    テップとを繰り返して、 再計算結果が上記高速表示用レンダリングフィールドの
    容量以下になると、該再計算結果時に適用したQoS制
    御ルールに基づいて高速表示用レンダリングフィールド
    にデータを書き込むステップと計算機に実行させるプロ
    グラムを記録したテクスチャ使用3次元空間表示方法記
    録媒体。
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