JP2000187368A - パッチチャートにより特性補正を行う画像形成装置 - Google Patents

パッチチャートにより特性補正を行う画像形成装置

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JP2000187368A
JP2000187368A JP10365488A JP36548898A JP2000187368A JP 2000187368 A JP2000187368 A JP 2000187368A JP 10365488 A JP10365488 A JP 10365488A JP 36548898 A JP36548898 A JP 36548898A JP 2000187368 A JP2000187368 A JP 2000187368A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランダムに配置したパッチチャートにより、
画面全体の色むらや偏向が少ない特性補正を行う画像形
成装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 原稿画像を読み取る読取部1と、この
原稿画像を用紙に印刷する記録部2と、相互に異なる濃
度・彩度・色相をもつ複数のパッチP11〜P14であ
って、隣り合ったパッチの濃度差が所定値以上になるべ
く分散されて配置される特性補正用パッチチャートP1
を出力するパッチチャート出力部2と、これらのパッチ
の濃度差を検出する検出部36と、この濃度差に基づき
読取部と記録部との階調特性を変更する変更部36とを
もつ画像形成装置。このランダムな配置のパッチチャー
トで特性補正をすることで、画面上の各色相のむらの発
生を阻止することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像形成装置に
関するものであり、パッチチャートを用いて読取特性や
記録特性の調整を行う画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】最近、いわゆる複写機やプリンタ等の画
像形成装置においては、カラー印刷が主流となり、それ
に応じて印刷の色彩濃度についても厳密な色濃度特性が
要求されてきている。そのため、原稿画像を読み取るス
キャナ等の読取部と、画像形成のための画像記録部との
それぞれの色特性を最適とするべく、基準チャートをプ
リンタから出力し、これをスキャナで読み取りこの読取
画像情報に基づき、読取部と画像記録部との偏向を補正
するべく、特性補正が行われる。
【0003】これに関して、例えば、特開平1−611
72によると、特性補正に用いる基準パッチチャート原
稿として、3基準色(RGB)に対して各々8段階の濃
度階調で、濃い方から薄い方へ段階的に変化しているチ
ャートが用いられている。
【0004】又、他の例として図5に示すような従来の
画像形成装置で使用されているパッチチャートP3が考
えられる。このチャートでは、連続的に濃度変化するシ
アンのパッチ列P31、マゼンタのパッチ列P32,イ
エローのパッチ列P33,ブラックのパッチ列P34が
示されており、これにより、各色相の各濃度のそれぞれ
について読取部と画像記録部との偏向が補正されるべく
特性補正がなされることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにパッチ配置が規則的に変化している場合、記録面内
の濃度の不均一性(以下「面内むら」と呼ぶ)の影響を
受け易く、パッチの記録位置によって得られる濃度特性
に偏りができるという問題がある。これはつまり、例え
ば図5のパッチチャートを用いた場合、原稿台のパッチ
チャートの左端の位置については、パッチの分布からシ
アンに関する調整はなされるが、必ずしも面内の他の位
置で同様の濃度特性を示すとは限らず、従って全体とし
て色むらのある調整結果となってしまい、画面の全体に
このパッチチャートの色分布が原因となる色むらが残っ
てしまう。
【0006】また、連続的に濃度階調が変化している場
合、例えば、誤ってパッチとパッチの境界部分を読み取
ってもパッチ間の濃度差は小さく、従って比較される基
準値との差がそれほど大きく出ないため、読取エラー検
出が確実に行われないという問題がある。
【0007】本発明は上記問題に鑑みなされたものであ
り、チャートの全面にわたって各濃度のパッチをランダ
ムに配置したパッチチャートを用いることで、全体に色
むらや偏向の少ない特性補正を実現する画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿台にセッ
トされた原稿のカラー画像を所定方向に読取特性に応じ
て領域単位で読み取る読取手段と、前記読取手段により
読み取られた前記カラー画像又は外部から入力された入
力カラー画像に基づいて、記録特性に応じて記録媒体上
にカラー画像を直接記録するあるいは中間記録媒体上に
画像記録後前記記録媒体上に転写記録する画像記録手段
と、相互に異なる濃度・彩度・色相をもつ複数のパッチ
を有する特性補正用パッチチャートであって、前記複数
のパッチが構成する横方向と縦方向のパッチ列は、その
濃度につき連続的に減少又は増加するものではなく、隣
り合ったパッチの濃度差が所定値以上になるべく分散さ
れて配置されることを特徴とする特性補正用のパッチチ
ャートを、前記画像記録手段を用いて所定媒体上に画像
記録させて出力するパッチチャート出力手段と、前記記
録媒体上もしくは前記記録中間媒体上の前記パッチチャ
ートの各パッチの濃度を求める濃度検出手段と、前記濃
度検出手段が検出した各パッチの濃度に基づき、前記読
取手段の前記読取特性と前記画像記録手段の記録特性と
の少なくとも一方を変更する特性変更手段とを具備する
ことを特徴とする画像形成装置である。
【0009】本発明は上記構造により、従来のパッチチ
ャートにあるような、パッチの濃度が読取方向に従って
段階的に濃くなっていったり薄くなっていったりという
ことがなく、従って、隣り合ったパッチ間の濃度差は従
来よりもかなり大きな値となる。従って、読み取り結果
に位置ずれが生じた場合、基準画像と読取画像とを比較
すると、この濃度差が従来に比べて比較的大きな値とな
るため、パッチの位置ずれが比較的大きな差となって現
れるため、このずれをかなり確実に検出することができ
る。これにより、読取部と画像記録部との位置ずれを従
来より確実に検出することができ、特性補正にともなう
位置ずれ補正機能を高性能なものとすることができる。
【0010】又本発明は、原稿台にセットされた原稿の
カラー画像を所定方向に読取特性に応じて領域単位で読
み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られた前
記カラー画像又は外部から入力された入力カラー画像に
基づいて、記録特性に応じて記録媒体上にカラー画像を
直接記録するあるいは中間記録媒体上に画像記録後前記
記録媒体上に転写記録する画像記録手段と、相互に異な
る濃度・彩度・色相をもつ複数のパッチからなる、前記
読取手段の前記所定方向に並行する複数のパッチ列を有
する特性補正用パッチチャートであって、前記各パッチ
列は一つの列中に少なくとも2種以上の色相をもつパッ
チを有することを特徴とする特性補正用のパッチチャー
トを、前記画像記録手段を用いて所定媒体上に画像記録
させて出力するパッチチャート出力手段と、前記記録媒
体上もしくは前記記録中間媒体上の前記パッチチャート
の各パッチの濃度を求める濃度検出手段と、前記濃度検
出手段が検出した各パッチの濃度に基づき、前記読取手
段の前記読取特性と前記画像記録手段の記録特性との少
なくとも一方を変更する特性変更手段と、を具備するこ
とを特徴とする画像形成装置である。
【0011】本発明は上記構造により、従来のように連
続的な濃度変化をもつ色相ごとの列からなるパッチチャ
ートを用いるのではなく、読取方向のパッチの列につい
て、複数の色相のパッチをランダムに配置することによ
り、例えば従来のように図5のパッチチャートを用いた
場合、シアンに関して、左端の列の領域の濃度特性のみ
により特性補正がなされるといった、特性補正の偏りが
生じることがない。つまりどの領域も、各色相のパッチ
が配置されるので、各色相の補正が満遍なくなされるこ
とになる。従って、画面中に色のむらが生じることが無
く、均一な特性補正が実現する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】図1は、本発明に係るデジタル複写機の電
気的接続および制御のための信号の流れを概略的に表わ
すブロック図を示している。図1において、制御系は、
主制御部30内のメインCPU(セントラル・プロセッ
シング・ユニット)91、カラースキャナ部1のスキャ
ナCPU100、および、カラー記録部2のプリンタC
PU110の3つのCPUで構成される。
【0014】メインCPU91は、プリンタCPU11
0と共有RAM(ランダム・アクセス・メモリ)35を
介して双方向通信を行なうものであり、メインCPU9
1は動作指示をだし、プリンタCPU110は状態ステ
ータスを返すようになっている。プリンタCPU110
とスキャナCPU100はシリアル通信を行ない、プリ
ンタCPU110は動作指示をだし、スキャナCPU1
00は状態ステータスを返すようになっている。
【0015】操作パネル40は、液晶表示部42、各種
操作キー43、および、これらが接続されたパネルCP
U41を有し、メインCPU91に接続されている。
【0016】主制御部30は、メインCPU91、RO
M(リード・オンリ・メモリ)32、RAM33、NV
RAM34、共有RAM35、画像処理部36、ページ
メモリ制御部37、ページメモリ38、プリンタコント
ローラ39、および、プリンタフォントROM121に
よって構成されている。
【0017】メインCPU91は、全体的な制御を司る
ものである。ROM32は、制御プログラムなどが記憶
されている。RAM33は、一時的にデータを記憶する
ものである。
【0018】NVRAM(持久ランダム・アクセス・メ
モリ:nonvolatileRAM)34は、バッテ
リ(図示しない)にバックアップされた不揮発性のメモ
リであり、電源を遮断しても記憶データを保持するよう
になっている。
【0019】共有RAM35は、メインCPU91とプ
リンタCPU110との間で、双方向通信を行なうため
に用いるものである。
【0020】ページメモリ制御部37は、ページメモリ
38に対して画像情報を記憶したり、読出したりするも
のである。ページメモリ38は、複数ページ分の画像情
報を記憶できる領域を有し、カラースキャナ部1からの
画像情報を圧縮したデータを1ページ分ごとに記憶可能
に形成されている。
【0021】プリンタフォントROM121には、プリ
ントデータに対応するフォントデータが記憶されてい
る。プリンタコントローラ39は、パーソナルコンピュ
ータなどの外部機器122からのプリントデータを、そ
のプリントデータに付与されている解像度を示すデータ
に応じた解像度でプリンタフォントROM121に記憶
されているフォントデータを用いて画像データに展開す
るものである。
【0022】カラースキャナ部1は、全体の制御を司る
スキャナCPU100、制御プログラムなどが記憶され
ているROM101、データ記憶用のRAM102、前
記カラーイメージセンサ15を駆動するCCDドライバ
103、前記第1キャリッジ8などを移動する走査モー
タの回転を制御する走査モータドライバ104、およ
び、画像補正部105などによって構成されている。
【0023】画像補正部105は、カラーイメージセン
サ15から出力されるR,G,Bのアナログ信号をそれ
ぞれデジタル信号に変換するA/D変換回路、カラーイ
メージセンサ15のばらつき、あるいは、周囲の温度変
化などに起因するカラーイメージセンサ15からの出力
信号に対するスレッショルドレベルの変動を補正するた
めのシェーディング補正回路、および、シェーディング
補正回路からのシェーディング補正されたデジタル信号
を一旦記憶するラインメモリなどから構成されている。
【0024】カラー記録部2は、全体の制御を司るプリ
ンタCPU110、制御プログラムなどが記憶されてい
るROM111、データ記憶用のRAM112、前記半
導体レーザ発振器60を駆動するレーザドライバ11
3、前記露光装置50のポリゴンモータ54を駆動する
ポリゴンモータドライバ114、前記搬送機構20によ
る用紙Pの搬送を制御する搬送制御部115、前記帯電
装置、現像ローラ、および、転写装置を用いて帯電、現
像、転写を行なうプロセスを制御するプロセス制御部1
16、前記定着装置80を制御する定着制御部117、
および、オプションを制御するオプション制御部118
などによって構成されている。
【0025】なお、画像処理部36、ページメモリ3
8、プリンタコントローラ39、画像補正部105、レ
ーザドライバ113は、画像データバス120によって
接続されている。
【0026】このような構成の画像形成装置において、
本発明の特徴である特性補正を行う画像処理部36の構
成とその特性補正の処理を以下に詳細に説明する。
【0027】図2は、本発明の概要を画像処理部を中心
に説明するための説明図であり、この画像処理部36
は、原稿画像を光学的に読み取り画像信号を出力する原
稿読取部1と、この画像信号を受け取り直接紙などの記
録媒体上にあるいは感光ドラムなどの中間記録媒体上に
画像形成後に紙などの記録媒体上に複製画像を形成する
記録部2とに連携して、特性補正を行うものである。
【0028】ここで、画像処理部36は、特性補正を行
う、つまり具体的には読取部1と記録部2の補正パラメ
ータ56を計算するものであり、補正パラメータに対応
して読取部1と記録部2は、階調特性を変化させるもの
である。ここで、画像処理部36,すなわち内部パラメ
ータ補正部36が動作するのは、後述するパッチチャー
ト出力部204が動作する時と、複製画像54として記
録された特性補正用パッチ原稿が、読取部1が有する原
稿台上に原稿Dとして置かれたときであり、後者では各
パッチ内の平均濃度を、原稿の原稿台上での位置ずれを
補正しながら測定し、それに基づいてパラメータ56を
計算する。
【0029】次にこの画像処理部36,すなわち内部パ
ラメータ補正部36について、動作を含めて以下に詳述
する。
【0030】パッチチャート出力部204は、本発明の
特徴であるあらかじめ記憶されている特性補正用パッチ
チャート原稿の画像信号58を記録部2に送り、特性補
正用パッチチャート原稿P1,P2として記録部2より
出力する。観測部205は画像信号52を1ライン単位
で入力し、各ライン中の複数の部分領域の部分ライン平
均値AVを出力する。判定部206は、各部分ライン平
均値AVを、ある閾値と比較し、その比較結果より、原
稿Dの位置ずれ量、すなわち原稿の水平方向(主走査方
向)のオフセット61、及び垂直方向(副走査方向)の
オフセット62を求め出力する。副走査方向のオフセッ
ト62は2個所で測定されており、検知部207はその
差を傾きとして検知し、差がある閾値を越えた時は傾き
が大きいとして表示部42にエラー信号を出力する。傾
きが小さければ正常に測定できるものとして、平均オフ
セット63,64を検出部208に送る。検出部208
は平均オフセット63,64を考慮してパッチチャート
原稿P1(感光ドラムに画像形成後転写され複製された
パッチチャートを含む)の位置補正をした上で各パッチ
の濃度平均値66を計算する。調整部209は、各パッ
チの濃度平均値66に基づき階調特性を求め、画像形成
装置の階調特性を補正するパラメータ56を計算する。
【0031】次にこのような構成によって、特性補正を
行う手順を図6に示すフローチャートを用いて詳細に説
明する。
【0032】図6において、本発明の特徴であり図3,
図4を用いて以下に詳細に説明される、あらかじめパッ
チ記録部204より記憶されているパッチチャートのパ
ターンを、記録部2にて出力し、これを特性補正用パッ
チチャート原稿P1とする(S11)。
【0033】次に、上記特性補正用パッチチャート原稿
P1をより正確に読み取るために、あらかじめ読取部1
の画像読み取り用のCCDの設置位置のずれの補正を行
う(S12)。その後、上記の特性補正用パッチチャー
ト原稿P1を読取部1でプリスキャンする。プリスキャ
ンにより各ラインのデータ52を上から順に読込む。そ
して、パッチ原稿P1の位置ずれ(主・副走査方向のオ
フセットおよび傾き)検知を行う。位置ずれ検知は主走
査方向と副走査方向では手順が異なるため、それぞれ別
々に説明を行う。
【0034】まず副走査方向のオフセット量および傾き
検知手順について図7を参照しながら詳述する。図7に
おいて、各ラインjにおいて主走査方向の2位置X1,
X3を左端とし、それぞれ大きさWの2領域のデータの
平均値である部分ライン平均値{d1,d2}AVを観
測部205で求める(S13)。
【0035】次に、判定部206でd1が閾値Th1
を初めて超えたライン位置jを、副走査方向のオフセッ
ト62であるY1とし、同様にd2が閾値Th1を初め
て超えたライン位置jをY2とし、それぞれレジスタに
格納する(S14)。Y1,Y2が所定の値をオーバー
した場合は、所定の値にクリップするか、オーバーフロ
ービットを別に立てる。パッチチャート原稿の読込み開
始側に濃度の高いパッチを配置するのは、無地の濃度
(通常白)とパッチ濃度のコントラストが高くなり、こ
こでの検知の精度を高めるためである。
【0036】そして、検知部207にてCPUがオフセ
ット62であるY1,Y2を読み取り、両者の平均値Y
0を副走査平均オフセット値64とし、両者の差dYを
傾き量として検知する(S15)。dY≧Th2のと
き、傾き量が大きいと判断して、測定者に何等かの形で
警告し再測定を促す(S16)。また、dY<Th2の
ときはステップS17に進む。
【0037】続いて主走査方向のオフセット量検知手順
について図8を参照しながら詳述する。
【0038】初めに、各ラインjのデータを8画素単位
でブロックに分割し、ブロック内のブロック平均値d4
を部分ライン平均値AVとして観測部205にて求める
(S13)。
【0039】次に、各ラインjの部分ライン平均値d4
が左から右に向かって初めて閾値Th3を超えた主走査
位置Xjを、主走査オフセット61として判定部20
6で求める(S14)。Xjが所定の値をオーバーした
場合は所定の値にクリップするか、オーバーフロービッ
トを別に立てる。それから、Ys+Yp{Ys;Y1と
Y2の大きい方}から256ライン内を32ラインずつ
8つの領域に分割し、領域jj(jj=1〜8)内のX
jの平均値AVGXjjを判定部206で求め、レジ
スタに格納する。CPUでAVGXjj(jj=1〜
8)を読み取り平均して、主走査方向の平均オフセット
値X0(63)を求める。この際、ノイズ等によるAV
GXjjの異常値をチェックし、異常値の場合は平均計
算から除外する。主走査方向では傾き検知を行わないの
で、続いてステップS17へと移る。
【0040】ここでは、本スキャンを行い、主走査方向
の平均オフセット値X0(63)、および副走査方向の
平均オフセット値Y0(64)を考慮し、読み取り範囲
をシフトさせて、パッチを読込む(S17)。パッチサ
イズ、パッチ数、パッチ配置については、パッチ記録部
204であらかじめ設定されている。また、各パッチの
予測値もパッチ記録部204であらかじめ設定されてお
り、異常値がある場合は測定者に再測定を促す。また、
ここで不規則に配置されていたパッチの読取データを連
続的なデータに変換する。各パッチの濃度平均値66の
測定は、パッチサイズよりも小さく、格子状に配置され
た領域を測定領域とする。
【0041】次に、ステップS17で求められた濃度平
均値66に基づき、本画像形成装置のγ変換、シェーデ
ィング補正等の内部パラメータ56を補正する(S1
8)。この補正は例えば、記録部2のγ特性を表す原稿
P1を読み取り、これを最小2乗法により近似関数をパ
ラメータ56として求め、その逆関数を記録部2内部の
公知のγ変換部において施すことにより、記録部2のγ
特性を補正することができる。
【0042】以上のような特性補正処理において用いら
れる、本発明の特徴である特性補正用パッチチャートの
二つの例を以下に詳細に説明する。
【0043】図3、図4はそれぞれ、画像形成装置内部
の色変換パラメータ等を補正する際の特性補正用パッチ
チャート原稿のモデル図である。図3において、このパ
ッチチャート原稿P1は、特性補正のうち色偏向補正に
用いられるもので、各パッチが、隣り合うパッチ間で濃
度・彩度・色相の差が所定の値よりも大きくなるように
配置されている。つまり、パッチP11とパッチP13
との間では、色相や濃度について大きく異なることが、
数値を見ても明らかである。
【0044】また、各パッチの濃度等のデータは、本来
パッチチャート出力部204から発生されたもので、既
知の値であるため、各パッチの平均濃度測定時に予測値
としてこれを活用できる。これにより、位置ずれ補正が
正しく行われていることを確認することができる。
【0045】例えば図3の右下の網点の領域P18のよ
うに、複数のパッチをまたがって一つの領域として誤検
知したときに、濃度・彩度・色相の近いパッチが隣り合
って配置された場合、平均濃度の測定値が予測値と近い
値を示し、誤検知であることが判断し難い。しかしなが
ら、濃度・彩度・色相の近いパッチが隣り合わないよう
に配置されていれば、複数のパッチをまたがって一つの
領域として検知したときに、求めた実際の平均濃度と予
測値が大きく異なる値を示すため、誤検知であることが
容易に判断でき、その場合、測定者に再測定を促すこと
が可能である。
【0046】また、もう一つの有効なポイントとして、
図3の特性補正用パッチチャート原稿P1を用いること
により、面内むらを吸収できることが挙げられる。記録
面中の濃度特性は必ずしも一様ではなく、同一濃度で記
録したとしても、面内の部位によって、実際の測定され
る濃度に偏りが生じる場合がある。また、この面内むら
は機体によってもその特性、偏り方が異なる。したがっ
て、規則的にパッチを配置した場合、つまり従来の例の
ように、左列からシアン、マゼンタ、イエロー、ブラッ
クのグラデーションのパッチチャートを使用した場合な
どは、濃度・彩度・色相の近いパッチが連続して隣り合
っているため、例えば、ある色の濃度カーブ特性を観測
した場合、面内の他の部位に同一のパッチを配置した場
合とは異なる観測結果が得られる。
【0047】しかしながら、本発明のように濃度・彩度
・色相の近いパッチが隣り合わないように配置されてい
れば、例えば、ある色の濃度カーブ特性は、連続した濃
度の階調が面内の各部位に分散されているため、偏りが
現われずに平均された特性となるため、面内むらを吸収
することができるのである。このとき、面内のパッチの
配置は装置内に記憶されているため既知であり、分散し
て配置されたパッチの読取データを連続的に並べ替えて
濃度カーブ特性を算出する。
【0048】本発明に用いる特性補正用パッチチャート
原稿のもう一つの特徴として、図3に示す例のようにパ
ッチチャート原稿の読込み開始側に濃度の高いパッチを
配置している。読込み開始側に濃度の高いパッチを配置
することにより、原稿上でのパッチチャートの開始点を
検知することができる。
【0049】又更に図4では、主に特性補正のうちγ補
正に用いられるパッチチャートの例を挙げている。この
パッチチャートP2では、CMYKの各パッチとして、
それぞれ一色による複数のパッチから構成されるもので
あり、同じ色相や近い濃度のパッチが隣り合わないよう
に配置されている。
【0050】このようなパッチチャートによっても、図
3の例と同様に従来のパッチチャートにあるような、面
内むらと言われる記録面内の偏向を回避することがで
き、更に位置ずれ検出についても、パッチ間の濃度差が
大きくなるため、確実に検出することが可能となる。
【0051】以上は階調パッチを濃度・彩度・色差に関
して分散させる例を挙げたが、この他にもパッチを分散
させて配置する方法にパッチを規則的に分散させるよう
配置する方法がある。例えば、チャートの四隅に面内む
らの影響を受け易い低濃度のパッチを配置し、中央に近
づくにつれ面内むらの影響の少ない濃度の高いパッチを
配置するなどといった配置パターンが考えられる。この
方法はあらかじめ配置法に規則があるので容易にパッチ
の配置を決定できるというメリットの反面、定めた規則
によって特定の傾向を持ったむらが現れる可能性がある
といったデメリットもある。
【0052】さらに分散させる方法として、全くランダ
ムにパッチを配置する方法がある。この方法ではランダ
ム関数に従いパッチを配置するため、パッチの配置決定
が容易であるが、濃度・彩度・色差が近いパッチが偶然
隣り合う可能性も高いと考えられる。
【0053】また別の配置法として、濃度・彩度・色相
が離れる程値が高くなる評価関数を作り、反復演算で最
適解を求めるという方法がある。この方法も評価関数に
従いパッチ配置を決定するため、パッチの配置決定が容
易であり、なおかつ濃度・彩度・色相についても各パッ
チを分散して配置できる。しかしながら、計算量が増え
るといったデメリットがある。
【0054】以上に述べた各パッチ配置方法は、階調パ
ッチを濃度・彩度・色差に関して分散させる例と同よう
に、あらかじめパッチ配置が記憶されているため誤検知
である場合が容易に判断でき、また、連続した濃度の階
調が面内の各部位におおよそ分散されているため、面内
むらを吸収することができるといった有効なポイントが
ある。
【0055】また、各パッチ配置方法について、時間的
にパッチ配置を変更するといった方法がある。この方法
は記録部2の記録特性の経時変動等を考慮する上で有効
である。
【0056】
【発明の効果】以上本発明によれば、特性補正用パッチ
チャート原稿の各パッチを、隣り合うパッチ間で濃度・
彩度・色相が大きく異なるように配置することで、容易
にパッチ読取エラーの検知を行うことができる。また、
規則的にパッチを配置した場合に比べ、記録面内の濃度
特性(むら)を平均した階調特性を測定できるため、記
録面内の偏向(面内むら)を解消でき、均等で確実なパ
ラメータ特性の補正処理を実現する画像形成装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一例を示すブロッ
クダイアグラム。
【図2】本発明の概要を画像処理部を中心に説明するた
めの説明図。
【図3】本発明の特徴となる第1のパッチチャートを示
す平面図。
【図4】本発明の特徴となる第2のパッチチャートを示
す平面図。
【図5】従来の画像形成装置で使用されているパッチチ
ャートを示す平面図。
【図6】本発明に係る画像形成装置の動作の一例を説明
するフローチャート。
【図7】本発明による副走査方向のオフセット量及び傾
き検知手順を説明するための説明図。
【図8】本発明による主走査方向のオフセット量の検知
手順を説明するための説明図。
【符号の説明】
36 … 画像処理部(内部パラメータ補正部) P1 … 色偏向補正用パッチチャート P2 … γ補正用パッチチャート P3 … 従来のパッチチャート 204 … パッチチャート出力部 205 … 観測部 206 … 判定部 207 … 検知部 208 … 検出部 209 … 調整部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA21 DE02 DE07 EB04 EC03 EC06 EC07 EC11 EC20 FA28 HB06 2H030 AA02 AA03 AD12 AD13 AD16 BB42

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿台にセットされた原稿のカラー画像を
    所定方向に読取特性に応じて領域単位で読み取る読取手
    段と、 前記読取手段により読み取られた前記カラー画像又は外
    部から入力された入力カラー画像に基づいて、記録特性
    に応じて記録媒体上にカラー画像を直接記録する或いは
    中間記録媒体上に画像記録後前記記録媒体上に転写記録
    する画像記録手段と、 相互に異なる濃度・彩度・色相をもつ複数のパッチを有
    する特性補正用パッチチャートであって、前記複数のパ
    ッチが構成する横方向と縦方向のパッチ列は、その濃度
    につき連続的に減少又は増加するものではなく、隣り合
    ったパッチの濃度差が所定値以上になるべく分散されて
    配置されることを特徴とする特性補正用のパッチチャー
    トを、前記画像記録手段を用いて所定媒体上に画像記録
    させて出力するパッチチャート出力手段と、 前記記録媒体上もしくは前記記録中間媒体上の前記パッ
    チチャートの各パッチの濃度を求める濃度検出手段と、 前記濃度検出手段が検出した各パッチの濃度に基づき、
    前記読取手段の前記読取特性と前記画像記録手段の記録
    特性との少なくとも一方を変更する特性変更手段と、を
    具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】原稿台にセットされた原稿のカラー画像を
    所定方向に読取特性に応じて領域単位で読み取る読取手
    段と、 前記読取手段により読み取られた前記カラー画像又は外
    部から入力された入力カラー画像に基づいて、記録特性
    に応じて記録媒体上にカラー画像を直接記録するあるい
    は中間記録媒体上に画像記録後前記記録媒体上に転写記
    録する画像記録手段と、 相互に異なる濃度・彩度・色相をもつ複数のパッチから
    なる、前記読取手段の前記所定方向に並行する複数のパ
    ッチ列を有する特性補正用パッチチャートであって、前
    記各パッチ列は一つの列中に少なくとも2種以上の色相
    をもつパッチを有することを特徴とする特性補正用のパ
    ッチチャートを、前記画像記録手段を用いて所定媒体上
    に画像記録させて出力するパッチチャート出力手段と、 前記記録媒体上もしくは前記記録中間媒体上の前記パッ
    チチャートの各パッチの濃度を求める濃度検出手段と、 前記濃度検出手段が検出した各パッチの濃度に基づき、
    前記読取手段の前記読取特性と前記画像記録手段の記録
    特性との少なくとも一方を変更する特性変更手段と、を
    具備することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記濃度検出手段が検出した各パッチ濃度
    の平均濃度を求め、これを記憶領域に予め記憶されてい
    る所定値と比較することで、前記読取手段と前記画像記
    録手段との少なくとも一方の正当性を判断する判断手段
    を更に有する請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記パッチチャート出力手段は、濃度・彩
    度・色相について規則的に前記パッチを分散させて配置
    したパッチチャートを出力する手段を更に有することを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記パッチチャート出力手段は、濃度・彩
    度・色相について前記パッチをランダムに配置したパッ
    チチャートを出力する手段を更に有することを特徴とす
    る請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記パッチチャート出力手段は、時間的に
    前記複数のパッチの配置が変更された複数のパッチチャ
    ートを出力する手段を更に有することを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1303807C (zh) * 2002-12-24 2007-03-07 佳能株式会社 图像处理方法和图像处理装置
US7253925B2 (en) 2003-03-06 2007-08-07 Kabushiki Kaisha Toshiba System and method for performing halftone processing of color and monochrome data
JP2011166788A (ja) * 2010-02-12 2011-08-25 Toshiba Corp 画像形成装置及び画像形成方法
JP2012203313A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2020014034A (ja) * 2018-07-13 2020-01-23 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及び曲がり補正方法

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