JP2000184373A - モジュロ時刻基準およびダイナミック時間増分解像度を用いたタイムスタンピング方法および装置 - Google Patents

モジュロ時刻基準およびダイナミック時間増分解像度を用いたタイムスタンピング方法および装置

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JP2000184373A
JP2000184373A JP36251198A JP36251198A JP2000184373A JP 2000184373 A JP2000184373 A JP 2000184373A JP 36251198 A JP36251198 A JP 36251198A JP 36251198 A JP36251198 A JP 36251198A JP 2000184373 A JP2000184373 A JP 2000184373A
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vop
increment
modulo
resolution
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Mei Shen Shen
メイ・シェン シェン
Thiow Keng Tan
ケン・タン ティオ
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N21/20Servers specifically adapted for the distribution of content, e.g. VOD servers; Operations thereof
    • H04N21/23Processing of content or additional data; Elementary server operations; Server middleware
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/10Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
    • H04N19/169Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the coding unit, i.e. the structural portion or semantic portion of the video signal being the object or the subject of the adaptive coding
    • H04N19/184Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the coding unit, i.e. the structural portion or semantic portion of the video signal being the object or the subject of the adaptive coding the unit being bits, e.g. of the compressed video stream

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮されたデータに埋め込まれた異なった画
像/音声ソースのためのローカル時間基準を効率的に符
号化する方法及び装置を提案する。 【解決手段】 ローカル時間基準は、参照時間基準にお
ける特定の時間間隔を指示するモジュロ時刻基準と、参
照時間に基づく時間基準増分からなる。モジュロ時刻基
準および時間基準増分に加えて、ここでは、時間基準増
分のための解像度が導入されることによって、異なった
フレームレートを有する画像/音声を1つのビットスト
リームに符号化および多重化することができ、それと同
時に、いくつかの画像フレームレートのためのビットを
節約することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオ・ビジ
ュアルデータに時間データを付与するタイムスタンプに
関する。
【0002】
【従来の技術】最近のビデオ処理技術においては、オー
ディオ・ビジュアルデータは、符号器で圧縮して保存や
送信が行われ、複合器で伸張して再生する。圧縮前のオ
ーディオ・ビジュアルデータの記録スピードと同じスピ
ードで伸張後のオーディオ・ビジュアルデータを再生す
る必要があるので、記録時には、時間データも記録する
必要がある。この時間データの記録をタイムスタンプ、
または、タイムスタンピングと言う。
【0003】タイムスタンプの付与は、複数のオーディ
オ・ビジュアルストリームを同期させることができるの
で、プレゼンテーションに役に立つ。画像符号化におい
ては、画像フレームのタイムスタンプは、フレーム距離
に応じて動きベクトルをスケーリングする動き補償のた
めだけではなく補間のためにも使用することができる。
本発明は、フレームレートが一定ではなく同一シーケン
ス内で広い範囲にわたって変化する可能性がある場合に
特に有益である。
【0004】タイムスタンピングの概念は新しいもので
はない。それは、MPEG−1およびMPEG−2規格
のシステムレイヤも含めて多くの利用形態で都合好く使
用されてきた。しかしながら、これらの時刻コードは、
通常、表現するのに多くの数のビットを必要とする。例
えば、MPEG−1およびMPEG−2システムの場合
には、タイムスタンプは33ビットを必要とする。
【0005】現在に至るまで、ローカル時間基準を表現
するためには、MPEG−4VM7.1では、モジュロ
時刻基準およびVOP時刻増分が一体のものとして導入さ
れていた。最初のモジュロ時刻基準は、参照時間基準に
おける特定の間隔を指示するグループ時間基準からな
り、第2のVOP時刻増分は、参照時間に基づいた時間基
準の増分からなる。図1および図2は、本発明に関する
従来技術(たとえば)としてのタイムスタンピングの概
念をこれらの2つのパラメーターを用いて示す。
【0006】図1および図2に示されるように、モジュ
ロ時刻基準は、1秒の解像度単位(1,000ms)で
のローカル時間基準を表現する。これは、VOPヘッダ
ーによって伝送されるマーカーとして表現される。
“0”によって追従される連続する“1”の数は、最後
に表示されたI/P−VOPsのモジュロ時刻基準によ
ってマークされた同期点からの経過秒数を指示する(/
は、またはを示す)。2つの例外が存在し、その1つ
は、ファーストI/P−VOPアフターGOVヘッダー
の場合であり、もう1つは、ファーストI−VOPアフ
ターGOVヘッダーに先立つB−VOPs(表示の順
で)の場合である。
【0007】ファーストI/P−VOPアフターGOV
ヘッダーの場合、モジュロ時刻基準は、GOVヘッダー
のtime codeに基づく時間を指示する。
【0008】ファーストI−VOPアフターGOVヘッ
ダーに先立つB−VOPs(表示の順で)の場合、モジ
ュロ時刻基準は、GOVヘッダーのtime code
に基づく時間を指示する。
【0009】なお、ビットストリームがB−VOPsを
包含する場合、デコーダーは、2つのtime bas
eを記憶する必要があり、その1つは、最後に表示され
たI/P−VOPまたはGOVヘッダーによって指示さ
れるものであり、もう1つは、最後に復号化されたI/
P−VOPによって指示されるものである。
【0010】図1および図2に示されるように、VOP時
刻増分は、msの単位によってローカル時間基準を表現
する。I/PおよにB−VOPの場合、この値は、モジ
ュロ時刻基準によってマークされた同期点からのVOP時
刻増分の絶対値である。
【0011】図1において、表示順による1番目のVO
P(B−VOP)は、I−VOPの前に位置し、ゆえ
に、それのtime baseは、GOVヘッダーのt
ime codeを参照する。3番目のVOP(B−VO
P)は、2番目のVOP(I−VOP)によって指示さ
れるモジュロ時刻基準から1秒の時間間隔だけ離れて位
置し、ゆえに、3番目のVOP(B−VOP)に対する
モジュロ時刻基準は“10”であるべきである。4番目
のVOP(B−VOP)は2番目のVOP(I−VO
P)を参照し、4番目のVOP(B−VOP)に対する
モジュロ時刻基準は“10”であるべきである。5番目
のVOP(P−VOP)は2番目のVOP(I−VO
P)を参照し、5番目のVOP(P−VOP)に対する
モジュロ時刻基準は“110”であるべきである。
【0012】図2において、表示順による3番目のVO
P(I−VOP)は、GOVヘッダーのtime co
deから1秒の時間間隔だけ離れて位置し、3番目のV
OP(I−VOP)に対するモジュロ時刻基準は“1
0”であるべきである。4番目のVOP(B−VOP)
は3番目のVOP(I−VOP)を参照するので、4番
目のVOP(B−VOP)に対するモジュロ時刻基準は
“0”であるべきである。
【0013】所定の時間(表示フレームレートに応じ
て)で画像を生成するためのもっとも簡単な解決方法
は、表示されるべき各VOPのもっとも最近に復号化さ
れたデータを用いることである。考えられるもう1つの
解決方法は、より複雑で非リアルタイムの利用形態の場
合に、必要とされる時刻を時間的に取り囲んでいる2つ
のVOPの発生(occurrence)から、それらを時間的に参
照することによってそれぞれのVOPを補間することで
ある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図1および図2に示さ
れるように、VOP時刻増分は、msの解像度を有する。
今日の産業における様々な利用形態に対しては、例えば
23.976Hz、24Hz、25Hz、29.9H
z、30Hz、50Hz、59.97Hz、60Hz、
などの種々のフレームレートが存在する。フレームレー
トが25Hzの場合、2つのフレーム間の時間距離は4
0ms(1000ms/25)であり、従来技術による
タイムスタンピング技術は、このフレームレートを処理
することができる。しかし、フレームレートが29.9
7Hzの場合には、2つのフレーム間の時間距離は3
3.3667ms(1000ms/29.97)とな
る。従来技術によるタイムスタンピング技術によれば、
VOP時刻増分はそのような数を表現できない。なぜな
ら、VOP時刻増分は、msの単位によるものであるから
である。もしVOP時刻増分の解像度が、従来技術におけ
る値のように固定されたものであれば、それは異なるフ
レームレートを処理することができない。
【0015】コンピュータグラフィックスあるいは合成
画像ソースを含んだ利用形態においては、処理されるべ
き多くの種類のフレームレートが存在する。ゆえに、解
決されるべき課題は、広い範囲のフレームレートを表現
するために、柔軟性のある方法によるだけでなく効率的
な方法によってどのようにしてタイムスタンプを符号化
するかである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述の分析に基づいて、
解決されるべき主たる課題は、多くの異なった種類のフ
レームレートを処理するために、VOP時刻増分(VOP_time
_increment)の解像度を可変量にすることである。これ
は、VOP時刻増分解像度(VOP_time_increment_resolutio
n)と称する新規の構文要素(syntax element)を導入する
ことによって解決することができる。このパラメーター
は、表1および表2に示されるように、GOVレイヤお
よび/またはVOLレイヤに配置されてもよい。表1
は、VideoObjectPlaneからなるグルー
プのシンタックス(構文)で、GOVレイヤにおけるVO
P時刻増分解像度のシンタックスである。表2は、ビデオ
オブジェクトレイヤ(VOL)におけるVOP時刻増分解像度
のシンタックスである。
【0017】
【表1】group_of_VideoObjectPlane(){ No. of bits Mnemonic group_start_code 32 bslbf VOP_time_increment_resolution 15 uimsbf time_code 18 bslfb closed_gov 1 uimsbf broken_link 1 uimsbf next_start_code() }
【0018】
【表2】VideoObjectLayer(){ No. of bits Mnemonic video_object_layer_start_code 32 bslbf video_object_layer_shape 2 uimsbf VOP_time_increment_resolution 15 uimsbf if(video_object_layer_shape!="binary only"){ if(video_object_layer_shape=="rectangular"){ video_object_layer_width 13 uimsbf video_object_layer_height 13 uimsbf } sprite_enable 1 uimsbf ( ) }
【0019】ここで、VOP時刻増分解像度(VOP_time_inc
rement_resolution)とは、VOP時刻増分(VOP_time_incre
ment)の解像度を示す15ビットの符号のない整数であ
って、1モジュロ期間(この場合は1秒)内のクロック
数で表現される。0の値の使用は禁止される。
【0020】ゆえに、この課題を解決するための手段
は、タイムスタンプを2つの部分に分割することであ
る。第1の部分は、モジュロ時刻基準(modulo_time_bas
e)と呼ばれるタイムスタンプを粗く表現した部分であ
る。第2の部分であるVOP時刻増分は、2つの連続する
モジュロ時刻基準の間の時間を細かく表現した部分であ
る。さらに、広い範囲のフレームレートを表現できるよ
うにするという課題を解決するために、2つの連続する
モジュロ時刻基準間のクロックの総数を表すフラグ(ま
たはデータ)を伝送することによって、VOP時刻増分の
解像度がダイナミックに設定される。
【0021】本発明に導入されたVOP時刻増分解像度
は、モジュロ時刻基準およびVOP時刻増分を用い、いか
なるフレームレートに対しても作用することができる。
VOP時刻増分解像度は、1モジュロ期間(2つの連続する
モジュロ時刻基準間)におけるクロックの総数によって
表され、VOP時刻増分は、最後のモジュロ時刻基準によ
ってマークされた時点からのクロック数を符号化する。
【0022】VOPの時刻コードは、基準点における時
刻コード(time_code)と、秒刻みでマークされたモジュ
ロ時刻基準の経過数と、VOP時刻増分対VOP時刻増分解像
度との比によって与えられる秒の小数部との和をとるこ
とによって計算することができる。すなわち、 で表される。上の式の第1項目である時刻コードは、あ
る基準点における時刻を表し、第2項目であるモジュロ
時刻基準の経過数は、基準点から経過した時間を秒単位
で表し、第3項目である(VOP時刻増分/VOP時刻増分解
像度)は、秒の小数点以下の値を表す。
【0023】VOP時刻増分解像度は、GOVレイヤおよ
び/またはVOLレイヤに配置され、異なった画像グル
ープ(Group of Video)における異なったソースのための
異なったフレームレートに対応する解像度を指示する。
また、VOP時刻増分は、異なったビットの数を用いるこ
とによって、異なった解像度のためのフレーム距離を表
現することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施例は、個々
のビデオオブジェクト平面ビットストリームのそれぞれ
に対する時間基準を符号化するための効率的な方法、す
なわち、異なった画像ソースに用いられる時間基準を符
号化するための解像度をダイナミックに設定する方法を
含む。
【0025】図1および図2に示される従来技術によれ
ば、本発明におけるVOP時刻増分は可変の解像度を有す
ることを除いて、モジュロ時刻基準およびVOP時刻増分
は同じ意味を有し、その解像度は、GOVレイヤおよび
/またはVOLレイヤにおけるVOP時刻増分解像度によ
って指示される。図3および図4は、異なるフレームレ
ートを有する異なったソースに対する時間基準を表現す
るメカニズムを示す。
【0026】図3において、ある画像ソースのフレーム
レート(1秒間にフレームが現れる回数)は29.97
Hzであり、ゆえに、VOP時刻増分解像度は2997で
ある。すなわち、このフレームレートを正確に計時する
ためには、1秒間のクロック数が2997個であるクロック
を用いる必要がある。このVOP時刻増分解像度の情報
は、GOVレイヤおよび/またはVOLレイヤに配置さ
れる符号のない15ビットの整数で示される。この場
合、VOP時刻増分は、0〜2997の間の数を表現する
のに12ビットを必要とする。1フレーム期間は100
クロック周期を有する。ゆえに、29フレーム期間は2
900クロック周期に等しい。図3に示される30番目
のIフレーム時刻は、29番目のフレーム時刻から数えて
100クロックである。これは、29番目のフレーム時刻か
ら97クロックでモジュロ時刻が1秒進み、その後3クロッ
クを計時した時点に等しい。
【0027】図4において、別の画像ソースのフレーム
レートは25Hzであり、ゆえに、VOP時刻増分解像度
は25である。このフレームレートは、GOVレイヤお
よび/またはVOLレイヤに配置される符号のない15
ビットの整数で示される。この場合、VOP時刻増分は、
0〜25の間の数を表現するのに5ビットを必要とする
だけである。このとき、1フレーム期間は、ちょうど1
クロック周期であり、それは、40msに相当する。こ
れらの5ビットは従来技術での10ビットに比較すれば
かなり少ない。
【0028】したがって、この方式は、異なった種類の
画像ソースに対して異なったフレームレートで時間基準
を符号化するのに非常に柔軟性がありかつ効率的なもの
である。このモジュロ時刻基準およびVOP時刻増分のシ
ンタックスが、表3に示されるようにVOPレイヤに配
置される。
【0029】
【表3】 シンタックス ビット数 VideoObjectPlane(){ VOP_start_code sc+8=32 do{ modulo_time_base 1 } while ( modulo_time_base != "0") VOP_time_increment 1-15
【0030】本発明においては、VOP時刻増分は、クロ
ック数で計時され、1秒単位で増加するモジュロ時刻基
準によってマークされた同期点からVOP時刻増分の絶対
値を表現する。それは、〔0〜VOP時刻増分解像度〕の
範囲にある値をとることができる。この値を表現するた
めに用いられるデータのビット数は、上述の範囲を表現
するのに必要とされる最小限のビット数とされる。ロー
カル時間基準で秒以下の時間を表すためには、VOP時刻
増分をVOP時刻増分解像度で割ることによって得られ
る。
【0031】次に、タイムスタンピングの基本動作につ
いて説明する。図5を参照すると、圧縮されたデータを
ビットストリームデータに符号化するステップの例が示
される。図5の上側の行に示されるように、圧縮された
ビデオデータVOPは、フレームの表示順に、I1、B
1、B2、P1、B3、P2の順序で一列に並べられ、
GOP(グループオブピクチャー)ヘッダーがVOPグ
ループの開始点に挿入される。表示されるとともに、そ
の表示が実行されるローカル時刻が、ローカル時刻クロ
ックを用いてそれぞれのVOPに関して判定される。例
えば、第1のフレーム(I1−VOP)は、ビデオデー
タのまさに開始点からカウントされる1時23分45秒
350ミリ秒(1:23:45:350)に表示され、
第2のフレーム(B1−VOP)は、1:23:45:
750に表示され、また、第3のフレーム(B2−VO
P)は、1:23:46:150に表示され、以下も同
様である。
【0032】フレームを符号化するためには、それぞれ
のフレームに表示時刻データを挿入することが必要であ
る。もし、時、分、秒、およびミリ秒を含む完全な形で
時刻データを挿入するとすれば、それぞれのフレームの
ヘッダー部分にかなりのデータ領域が必要である。本発
明の目的は、そのようなデータ領域を減少させることで
ある。また、フレーム間隔がミリ秒以下の非常に細かい
値であっても、それぞれのフレームに挿入されるべき時
刻データを正確に設定することができるようにすること
である。さらに、異なったフレームレートのビデオデー
タが混在しても、それぞれのビデオデータについて正し
いクロックの設定を可能とすることができるようにする
ことである。
【0033】図5の1番上の横列に示されるVOPのそ
れぞれは、ミリ秒からなる表示時刻データをVOP時刻
増分領域に記憶する。また、1番上の横列にあるVOP
のそれぞれは、一時的に、時、分、秒からなる表示時刻
データも記憶する。GOPヘッダーは、第1のVOP
(I1−VOP)に用いられる時、分、秒からなる表示
データを記憶する。
【0034】図5の2番目の横列に示されるように、V
OPは、バッファー(図示せず)を用いて予め定められ
た時間だけ遅延させられる。双方向予測方式によれば、
バッファーからVOPが生成されるときにVOPの順序
が変わるので、双方向のVOPすなわちB−VOPは、
そのB−VOPが参照するP−VOPの後に位置すべき
である。したがって、VOPは、I1、P1、B1、B
2、P2、B3の順序で一列に並べられる。
【0035】図5の3番目の横列に示されるように、時
刻T1において、すなわち、GOPヘッダーがまさに符
号化されるときに、GOPヘッダーに記憶された時、
分、秒のデータがそのままローカル時刻基準レジスタに
記憶される。図5に示される例では、ローカル時刻基準
レジスタは、1:23:45を記憶する。そして、時刻
T2よりも前において、GOPヘッダーに対応するビッ
トストリームデータが得られ、図5の下側に示されるよ
うに時、分、秒のデータが挿入される。
【0036】そして、時刻T2において、第1のVOP
(I1−VOP)が取り込まれる。時刻符号比較器が、
ローカル時刻基準レジスタに記憶された時刻(時、分、
秒)を第1のVOP(I1−VOP)に一時的に記憶さ
れた時刻(時、分、秒)と比較する。この例によれば、
比較結果は同じとなる。したがって、比較器は、第1の
VOP(I1−VOP)がローカル時刻基準レジスタに
保持されている秒と同じ秒において発生したことを表す
“0”を生成する。比較器によって生成された“0”が
そのまま第1のVOP(I1−VOP)のモジュロ時刻
基準領域に付与される。それと同時に、第1のVOP
(I1−VOP)に一時的に記憶された時、分、秒のデ
ータは除去される。したがって、時刻T3よりも前にお
いて、第1のVOP(I1−VOP)に対応するビット
ストリームデータが得られ、“0”がモジュロ時刻基準
領域に挿入され、“350”がVOP時刻増分領域に挿
入される。
【0037】次に、時刻T3において、第2のVOP
(P1−VOP)が取り込まれる。時刻符号比較器が、
ローカル時刻基準レジスタに記憶された時刻(時、分、
秒)を第2のVOP(P1−VOP)に一時的に記憶さ
れた時刻(時、分、秒)と比較する。この例によれば、
比較の結果は、第2のVOP(P1−VOP)に一時的
に記憶された時刻は、ローカル時刻基準レジスタに記憶
された時刻よりも1秒だけ大きいこととなる。したがっ
て、比較器は、第2のVOP(P1−VOP)がローカ
ル時刻基準レジスタに保持されている秒の次の1秒にお
いて発生したことを表す“10”を生成する。もし第2
のVOP(P1−VOP)が、ローカル時刻基準レジス
タに保持されている秒の次のさらにその次の秒において
発生すれば、比較器は“110”を生成する。
【0038】時刻T3よりも後において、B−VOP時
刻基準レジスタは、時刻T3の直前にローカル時刻基準
レジスタに保持されている時刻と等しい時刻がセットさ
れる。この例では、B−VOP時刻基準レジスタには、
1:23:45がセットされる。また、時刻T3よりも
後において、ローカル時刻基準レジスタは、第2のVO
P(P1−VOP)に一時的に記憶されている時刻に等
しい時刻にインクリメントされる。したがって、この例
においては、ローカル時刻基準レジスタは、1:23:
46にインクリメントされる。
【0039】比較器によって生成された結果として得ら
れた“10”がそのまま第2のVOP(P1−VOP)
のモジュロ時刻基準領域に付与される。それと同時に、
第2のVOP(P1−VOP)に一時的に記憶された
時、分、秒のデータが除去される。したがって、時刻T
4よりも前において、第2のVOP(P1−VOP)に
対応するビットストリームデータが得られ、“10”が
モジュロ時刻基準領域に挿入され、“550”がVOP
時刻増分領域に挿入される。
【0040】そして、時刻T4において、第3のVOP
(B1−VOP)が取り込まれる。時刻符号比較器が、
B−VOP時刻基準レジスタに記憶された時刻(時、
分、秒)を第3のVOP(B1−VOP)に一時的に記
憶された時刻(時、分、秒)と比較する。この例によれ
ば、比較の結果は同じとなる。したがって、比較器は、
第3のVOP(B1−VOP)がB−VOP時刻基準レ
ジスタに保持されている秒と同じ秒において発生したこ
とを表す“0”を生成する。比較器によって生成された
結果として得られた“0”がそのまま第3のVOP(B
1−VOP)のモジュロ時刻基準領域に付与される。そ
れと同時に、第1のVOP(I1−VOP)に一時的に
記憶された時、分、秒のデータが除去される。したがっ
て、時刻T5よりも前において、第3のVOP(B1−
VOP)に対応するビットストリームデータが得られ、
“0”がモジュロ時刻基準領域に挿入され、“750”
がVOP時刻増分領域に挿入され。
【0041】そして、時刻T5において、第4のVOP
(B2−VOP)が取り込まれる。時刻符号比較器が、
B−VOP時刻基準レジスタに記憶された時刻(時、
分、秒)を第4のVOP(B2−VOP)に一時的に記
憶された時刻(時、分、秒)と比較する。この例によれ
ば、比較の結果は、第4のVOP(B2−VOP)に一
時的に記憶された時刻がB−VOP時刻基準レジスタに
記憶された時刻よりも1秒だけ大きいことになる。した
がって、比較器は、第4のVOP(B2−VOP)がB
−VOP時刻基準レジスタに保持されている秒の次の1
秒において発生したことを表す“10”を生成する。
【0042】BタイプのVOPを処理している間には、
どのような結果を比較器が生成しようともそれに関係な
く、ローカル時刻基準レジスタもB−VOP時刻基準レ
ジスタもインクリメントされることはない。
【0043】比較器によって生成された結果として得ら
れた“10”がそのまま第4のVOP(B2−VOP)
のモジュロ時刻基準領域に付与される。それと同時に、
第4のVOP(B2−VOP)に一時的に記憶された
時、分、秒のデータが除去される。したがって、時刻T
6よりも前において、第4のVOP(B2−VOP)に
対応するビットストリームデータが得られ、“10”が
モジュロ時刻基準領域に挿入され、“150”がVOP
時刻増分領域に挿入される。
【0044】そして、時刻T6において、第5のVOP
(P2−VOP)が取り込まれる。時刻符号比較器が、
ローカル時刻基準レジスタに記憶された時刻(時、分、
秒)を第5のVOP(P2−VOP)に一時的に記憶さ
れた時刻(時、分、秒)と比較する。この例によれば、
比較の結果は、第5のVOP(P2−VOP)に一時的
に記憶された時刻がローカル時刻基準レジスタに記憶さ
れた時刻よりも1秒だけ大きいことになる。したがっ
て、比較器は、第5のVOP(P2−VOP)がローカ
ル時刻基準レジスタに保持されている秒の次の1秒にお
いて発生したことを表す“10”を生成する。
【0045】時刻T6よりも後において、B−VOP時
刻基準レジスタは、時刻T6の直前にローカル時刻基準
レジスタに保持されている時刻と等しい時刻にインクリ
メントされる。この例においては、B−VOP時刻基準
レジスタは、1:23:46にインクリメントされる。
さらに、時刻T6よりも後において、ローカル時刻基準
レジスタは、第5のVOP(P2−VOP)に一時的に
記憶された時刻と等しい時刻にインクリメントされる。
したがって、この例では、ローカル時刻基準レジスタ
は、1:23:47にインクリメントされる。
【0046】比較器によって生成された結果として得ら
れた“10”がそのまま第5のVOP(P2−VOP)
のモジュロ時刻基準領域に付与される。それと同時に、
第5のVOP(P2−VOP)に一時的に記憶された
時、分、秒のデータが除去される。したがって、時刻T
7よりも前において、第5のVOP(P2−VOP)に
対応するビットストリームデータが得られ、“10”が
モジュロ時刻基準領域に挿入され、“350”がVOP
時刻増分領域に挿入される。その後、同様の処理が実行
され、それ以降のVOPに対するビットストリームデー
タが形成される。
【0047】このビットストリームデータを復号化する
ために、上述の処理とは逆の処理が実行される。まず最
初に、GOPヘッダーに保持される時刻(時、分、秒)
が読み込まれる。読み込まれた時刻は、ローカル時刻基
準レジスタに記憶される。
【0048】IタイプまたはPタイプのVOPすなわち
Bタイプ以外のVOPを受けた場合、モジュロ時刻基準
領域に記憶されたデータが読み込まれる。もし読み込ま
れたデータが“0”であれば、すなわち、0の前に1が
なければ、ローカル時刻基準レジスタは変更されること
はない。また、B−VOP時刻基準レジスタも変更され
ることはない。もし読み込まれたデータが“10”であ
れば、ローカル時刻基準レジスタに記憶された時刻が1
秒だけインクリメントされる。もし読み込まれたデータ
が“110”であれば、ローカル時刻基準レジスタに記
憶された時刻が2秒だけインクリメントされる。このよ
うに、インクリメントされるべき秒数は、0の前に挿入
された1の数によって決定される。また、読み込まれた
データが“10”または“110”の場合には、メモリ
ーであるB−VOP時刻基準レジスタは、ローカル時刻
基準レジスタがインクリメント直前に保持していた時刻
をコピーする。そして、ローカル時刻基準レジスタに保
持された時刻(時、分、秒)がVOP時刻増分領域に保
持された時刻(ミリ秒)と組み合わされ、Iタイプまた
はPタイプのVOPが生成されるべき時刻が確定され
る。
【0049】BタイプのVOPを受けた場合は、モジュ
ロ時刻基準領域に記憶されたデータが読み込まれる。も
し読み込まれたデータが“0”であれば、B−VOP時
刻基準レジスタに保持された時刻(時、分、秒)がVO
P時刻増分領域に保持された時刻(ミリ秒)と組み合わ
され、BタイプのVOPが生成されるべき時刻が確定さ
れる。もし読み込まれたデータが“10”であれば、B
−VOP時刻基準レジスタに保持された時刻(時、分、
秒)は1秒が加算され、この加算されて得られた時刻が
VOP時刻増分領域に保持された時刻(ミリ秒)と組み
合わされ、BタイプのVOPが生成されるべき時刻が確
定される。もし読み込まれたデータが“110”であれ
ば、B−VOP時刻基準レジスタに保持された時刻
(時、分、秒)に2秒加算され、この加算されて得られ
た時刻がVOP時刻増分領域に保持された時刻(ミリ
秒)と組み合わされ、BタイプのVOPが生成されるべ
き時刻が確定される。
【0050】図6は、時間基準を符号化するためのビッ
トストリーム符号化器のブロック構成図である。51は
イニシャライザーであり、ここで、ビットストリーム符
号器が、ローカル時間基準レジスターを時刻コードの初
期値に初期化することによって動作を開始する。それと
同じ時刻コードの値がビットストリーム内に符号化され
る。次のI−VOPの符号化を開始するとき、時刻コー
ド比較器52が、I−VOPのプレゼンテーション時刻
をローカル時間基準レジスターと比較する。その結果が
モジュロ時刻基準符号器53に送られる。モジュロ時刻
基準符号器53は、すでに経過したモジュロ時刻基準増
分の数に等しい必要とされる数の“1”をビットストリ
ームに挿入する。そして、モジュロ時刻基準コードが終
わりであることを示すためのシンボル“0”がこれに続
く。ローカル時間基準レジスターが、現在のモジュロ時
刻基準に更新される。そして、処理は、VOP時刻基準
増分符号器54に進み、そこで、I−VOPのプレゼン
テーション時刻コードの残りの部分が符号化される。
【0051】以上については、本願出願人が先に行った
出願(国際出願PCT/JP97/02319に基づく特願平10―5050
46号出願)の明細書に詳細に説明されている。
【0052】異なるフレームレートを有する異なった画
像ソースに応じて、VOP時刻増分解像度符号器55は、
例えばフレームレートが29.97Hzの場合には29
97のように1つのモジュロ時刻内のクロックの数に換
算してVOP時刻増分の解像度を指示するための15ビッ
トによる数を配置する。VOP時刻増分解像度符号器55
によって提供される情報に応じて、1つのモジュロ時刻
におけるクロックの最大数を表現するためのビットの数
が、VOP時刻増分符号器54に必要とされる。例えば、
最大数が2997の場合には12ビットが必要とされ
る。
【0053】そして、この処理が、P−VOPである次
の符号化されるビデオオブジェクト平面に対して繰り返
して実行される。時刻コード比較器52は、P−VOP
のプレゼンテーション時刻をローカル時刻基準レジスタ
ーと比較する。その結果が、モジュロ時刻基準符号器5
3に送られる。モジュロ時刻基準符号器53は、すでに
経過したモジュロ時刻基準増分の数に等しい必要とされ
る数の“1”を挿入する。そして、モジュロ時刻基準コ
ードが終わりであることを示すためのシンボル“0”が
これに続く。B−VOP時間基準レジスターがローカル
時間基準レジスターの値に設定され、また、ローカル時
間基準レジスターが現在のモジュロ時刻基準に更新され
る。そして、処理は、VOP時刻基準増分符号器54に
進み、そこで、P−VOPのプレゼンテーション時刻コ
ードの残りの部分が符号化される。
【0054】そして、この処理が、B−VOPである次
の符号化されるビデオオブジェクト平面に対して繰り返
して実行される。時刻コード比較器52は、B−VOP
のプレゼンテーション時刻をローカル時間基準レジスタ
ーと比較する。その結果が、モジュロ時刻基準符号器5
3に送られる。モジュロ時刻基準符号器は、すでに経過
したモジュロ時刻基準増分の数に等しい必要とされる数
の“1”を挿入する。そして、モジュロ時刻基準コード
が終わりであることを示すためのシンボル“0”がこれ
に続く。B−VOP時間基準レジスターおよびローカル
時間基準レジスターのいずれもが、B−VOPを処理し
た後には変更されない。そして、処理は、VOP時刻基
準増分符号器54に進み、そこで、B−VOPのプレゼ
ンテーション時刻コードの残りの部分が符号化される。
【0055】ローカル時刻基準レジスターは、次のVO
Pのグループの開始をマークする次のI−VOPでリセ
ットされる。VOP時刻増分解像度符号器55によって与
えられる解像度は、同じVOPのグループ内の解像度と
同じものである。
【0056】図7は、プレゼンテーションタイムスタン
プを復元するための、モジュロ時刻基準、VOP時刻増分
解像度、および、VOP時刻増分に用いられる復号器を実
現するための概略ブロック構成図を示す。復号化の順序
は符号化の順序と同じであり、ここでは、I−VOPが
復号化され、それに続いて、B−VOPよりも先にP−
VOPが復号化される。
【0057】処理は、イニシャライザー61において開
始し、ここでは、ローカル時間基準レジスターが、ビッ
トストリームから復号化された時刻コードの値に設定さ
れる。そして、処理は、モジュロ時刻基準復号器62に
進み、ここでは、モジュロ時刻基準増分が復号化され
る。復号化されるモジュロ時刻基準増分の総数は、シン
ボル“0”よりも先に復号化された“1”の数によって
与えられる。VOP時刻増分解像度復号器64は、GOV
ヘッダーにおけるビットストリームからの解像度を復号
化し、VOP時刻増分復号器63に送る。そして、VOP時刻
増分復号器63は、VOP時刻増分によって表現される数
を復号化し、VOP時刻増分解像度で除算されることによ
って、現在のVOPに対応する時間増分を得ることがで
きる。時間基準計算器65において、I−VOPのプレ
ゼンテーション時刻が復元される。復号化されたモジュ
ロ時刻基準増分の値の和が、ローカル時間基準レジスタ
ーに加算される。そして、VOP時刻増分解像度で除算さ
れたVOP時間基準増分が、ローカル時間基準レジスタ
ーに加算されてI−VOPのプレゼンテーション時刻が
得られる。すなわち、 I−VOPのプレゼンテーション時刻=time code+ モジュロ時刻基準+ VOP時刻増分/VOP time increment resolution が、計算される。そして、処理は、ビデオオブジェクト
復号器66に進み、ここで、ビデオオブジェクトが復号
化される。
【0058】P−VOPの場合には、モジュロ時刻基準
復号器62において処理が繰り返され、ここでは、モジ
ュロ時刻基準増分が復号化される。復号化されるモジュ
ロ時刻基準増分の総数は、シンボル“0”よりも先に復
号化された“1”の数によって与えられる。VOP時刻増
分解像度復号器64が、GOVおよび/またはVOLヘ
ッダーにおけるビットストリームからの解像度を復号化
し、VOP時刻増分復号器63に送る。そして、VOP時刻増
分復号器63は、VOP時刻増分によって表現される数を
復号化し、VOP時刻増分解像度で除算されることによっ
て、現在のVOPに対応する時間増分を得ることができ
る。時間基準計算器65において、P−VOPのプレゼ
ンテーション時刻が復元される。B−VOPモジュロ時
刻基準レジスターは、ローカル時間基準レジスターにお
ける値に設定される。復号化されたモジュロ時刻基準増
分の値の和が、ローカル時間基準レジスターに加算され
る。そして、VOP時刻増分解像度で除算されたVOP時
間基準増分が、ローカル時間基準レジスターに加算され
てP−VOPのプレゼンテーション時刻が得られる。す
なわち、 P−VOPのプレゼンテーション時刻=time code+ モジュロ時刻基準+ VOP時刻増分/VOP time increment resolution が、計算される。そして、処理は、ビデオオブジェクト
復号器66に進み、ここで、ビデオオブジェクトが復号
化される。
【0059】B−VOPの場合には、モジュロ時刻基準
復号器62において処理が繰り返され、ここでは、モジ
ュロ時刻基準増分が復号化される。復号化されるモジュ
ロ時刻基準増分の総数は、シンボル“0”よりも先に復
号化された“1”の数によって与えられる。VOP時刻増
分解像度復号器64が、GOVヘッダーにおけるビット
ストリームからの解像度を復号化し、VOP時刻増分復号
器63に送る。そして、VOP時刻増分復号器63は、VOP
時刻増分によって表現される数を復号化し、VOP時刻増
分解像度で除算されることによって、現在のVOPに対
応する時間増分を得る。時間基準計算器65において、
B−VOPのプレゼンテーション時刻が復元される。復
号化されたモジュロ時刻基準増分の値の和、および、VO
P時刻増分解像度で除算されたVOP時間基準増分が、
B−VOP時間基準レジスターに加算されてB−VOP
のプレゼンテーション時刻が得られる。すなわち、 B−VOPのプレゼンテーション時刻=time code+ モジュロ時刻基準+ VOP時刻増分/VOP time increment resolution が計算される。
【0060】B−VOPモジュロ時刻基準レジスターお
よびローカル時間基準レジスターのいずれもが、変更さ
れないままである。そして、処理は、ビデオオブジェク
ト復号器66に進み、ここで、ビデオオブジェクトが復
号化される。
【0061】ローカル時間基準レジスターは、VOPの
次のグループの開始をマークする次のI−VOPでリセ
ットされる。VOP時刻増分解像度復号器は、VOPの次
のグループに用いられるVOP時刻増分のための解像度を
復号化する。
【0062】図8は、図6の符号器の動作、特にVOP時
刻増分符号器54、VOP時刻増分解像度符号器55での
動作を示すフローチャートである。送られてきたフレー
ムレートXが、後にある表4で示す23.976Hz、24Hz、25
Hz、29.97Hz、30Hz、50Hz、59.97Hz、60Hzのいずれかで
あるとする。まず、フレームレートXを読み出す。
【0063】ステップ#1で、フレームレートXに小数
点以下の数値が無いかどうかを判断する。小数点以下の
数値が無い場合、例えば、フレームレートXが24Hz、25
Hz、30Hz、50Hz、60Hzのいずれかの場合であれば、ステ
ップ#2に進み、フレームレートX通りのクロックを生
成する。ステップ#3では、フレームレートXの1クロ
ック周期をカウントし、ステップ#13で、1フレーム
分の時間が経過したとしてフレームカウンタをインクリ
メントする。
【0064】ステップ#4で、フレームレートXに小数
点以下第1位までの数値があるかどうかを判断する。小
数点以下第1位までの数値がある場合であれば、ステッ
プ#5に進み、フレームレートXの10倍、すなわち1
0XHzのクロックを生成する。ステップ#6では、フレ
ームレート10Xの10クロック周期をカウントし、ス
テップ#13で、1フレーム分の時間が経過したとして
フレームカウンタをインクリメントする。
【0065】ステップ#7で、フレームレートXに小数
点以下第2位までの数値があるかどうかを判断する。小
数点以下第2位までの数値がある場合、例えばフレーム
レートXが29.97Hz、59.97Hzのいずれかの場合であれ
ば、ステップ#8に進み、フレームレートXの100
倍、すなわち100XHzのクロックを生成する。ステッ
プ#9では、フレームレート100Xの100クロック
周期をカウントし、ステップ#13で、1フレーム分の
時間が経過したとしてフレームカウンタをインクリメン
トする。
【0066】ステップ#10で、フレームレートXに小
数点以下第3位までの数値があるかどうかを判断する。
小数点以下第3位までの数値がある場合、例えばフレー
ムレートXが23.976Hzの場合であれば、ステップ#11
に進み、フレームレートXの1000倍、すなわち10
00XHzのクロックを生成する。ステップ#12では、
フレームレート1000Xの1000クロック周期をカ
ウントし、ステップ#13で、1フレーム分の時間が経
過したとしてフレームカウンタをインクリメントする。
【0067】図9は、VOP時刻増分解像度符号器55の
一例を示す。第1、第2、第3、第4、第5、第6、第
7、第8クロック生成器80,81,82,83,84,8
5,86,87は、それぞれ23976Hz、24Hz、25Hz、2997H
z、30Hz、50Hz、5997Hz、60Hzの周波数を有するクロッ
クを生成する。第1、第2、第3、第4、第5、第6、
第7、第8クロック生成器80,81,82,83,84,
85,86,87は、それぞれ第1スイッチ88の端子
a,b,c,d,e,f,g,hに加えられ、第1スイ
ッチ88の端子iは、第2スイッチ89の端子eに加え
られる。また、第2スイッチ89の端子aは第3スイッチ
93の端子aに加えられ、第2スイッチ89の端子b,
c,dは、それぞれ10−カウンタ90、100−カウンタ
91、1000−カウンタ92に加えられ、更に第3スイッ
チ93の端子b,c,dに加えられる。第3スイッチ9
3の端子eは、1フレーム期間に相当する信号を出力す
る。
【0068】入力されたフレームレートが23.976Hzの場
合は、第1スイッチ88は、端子aに接続され、第2ス
イッチ89は、端子dに接続され、第3スイッチ90は
端子dに接続される。したがって、フレームレートが2
3.976Hzの場合は、23976Hzのクロックが1000個カウント
されて1フレーム期間に相当する信号が、第3スイッチ
93の端子eから出力される。
【0069】入力されたフレームレートが24Hzの場合
は、第1スイッチ88は、端子bに接続され、第2スイ
ッチ89は、端子aに接続され、第3スイッチ90は端
子aに接続される。したがって、フレームレートが24Hz
の場合は、24Hzのクロックが1個カウントされて1フレ
ーム期間に相当する信号が、第3スイッチ93の端子e
から出力される。
【0070】このように、第1スイッチ88は、入力さ
れたフレームレートにより切り替わり、第2、第3スイ
ッチ89,90は、入力されたフレームレートの小数点
以下の桁数により切り替わる。第2、第3スイッチ8
9,90において、入力されたフレームレートの小数点
以下がゼロ桁の場合は、それぞれ端子aが接続され、小
数点以下が1桁の場合は、それぞれ端子bが接続され、
小数点以下が2桁の場合は、それぞれ端子cが接続さ
れ、小数点以下が3桁の場合は、それぞれ端子dが接続
される。
【0071】図9の回路構成をコンピュータ処理で行う
場合、23976Hz、24Hz、25Hz、2997Hz、30Hz、50Hz、599
7Hz、60Hzは、それぞれ15ビット、5ビット、5ビッ
ト、12ビット、5ビット、6ビット、13ビット、6
ビット有れば表現することができる。すなわち、時刻コ
ードを表現するのに最高15ビットあれば十分である。
また、フレームレートが異なることにより、必要ビット
数を調整することも可能である。
【0072】
【発明の効果】本発明の効果は、異なる符号器によって
符号化された異なる画像ソースからのビデオオブジェク
ト平面が多重化されることを可能にすることである。そ
れは、異なるフレームレートを有する異なる画像/音声
ソースを同期させるための効率的で柔軟性のあるタイム
スタンピング技術を提供する。時間増分解像度を使用す
ることによって、msからなる整数ではないフレーム周
期を有するフレームレートを表現することができる。次
の表は、頻繁に使用される表現可能なフレームレートを
示すと共に時間増分解像度と時間増分との組み合わせを
示す。
【0073】
【表4】レート 周期 従来 本発 時解 時増 ビット 23.976Hz 41.70837504171ms 不可 可 23976 1000 15 24Hz 41.66666666667ms 不可 可 24 1 5 25Hz 40.0ms 可 可 25 1 5 29.97Hz 33.36670003337ms 不可 可 2997 100 12 30Hz 33.33333333333ms 不可 可 30 1 5 50Hz 20.0ms 可 可 50 1 6 59.97Hz 16.67500416875ms 不可 可 5997 100 13 60Hz 16.66666666667ms 不可 可 60 1 6
【0074】表4において用いられた略字は以下の内容
を表す。 レート:フレームレート 周期:フレーム周期 従来:従来技術でコード化 本発:本発明でコード化 時解:時間増分解像度 時増:時間増分 ビット:必要ビット数
【0075】この表4からも理解されるように、従来技
術によりコード化できなかったフレームレートも本発明
を用いることにより容易にコード化することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術(1)による符号化処理におけるタ
イムスタンピング方法を示すタイムチャート。
【図2】 従来技術(2)による符号化処理におけるタ
イムスタンピング方法を示すタイムチャート。
【図3】 29.97Hzのフレームレートを表現する
ための新規のタイムスタンピング方法を示すタイムチャ
ーチ。
【図4】 25Hzのフレームレートを表現するための
新規のタイムスタンピング方法を示すタイムチャート。
【図5】 タイムスタンピングの基本動作のタイムチャ
ート。
【図6】 時間基準を符号化するためのビットストリー
ム符号器のブロック図。
【図7】 時間基準を復号化するためのビットストリー
ム復号器のブロック図。
【図8】 フレームレートによりクロックを振り分ける
フローチャート。
【図9】 VOP時刻増分解像度符号器の一例を示すブロ
ック図。
【符号の説明】 51…シャライザー 52…時刻コード比較器 53…モジュロ時刻基準符号器 54…VOP時刻基準増分符号器 55…VOP時刻増分解像度符号器 56…ビデオオブジェクト符号器 61…イニシャライザー 62…モジュロ時刻基準復号器 63…VOP時刻増分復号器 64…VOP時間増分解像度復号器 65…時間基準計算器 66…ビデオオブジェクト復号器
フロントページの続き (72)発明者 ティオ ケン・タン シンガポール534415シンガポール、タイ・ セン・アベニュー、ブロック1022、04− 3530番、タイ・セン・インダストリアル・ エステイト、パナソニック・シンガポール 研究所株式会社内 Fターム(参考) 5C059 KK33 MA14 MA33 PP05 PP06 PP07 PP28 RB18 RC04 TA07 TB03 TC21 UA02 UA05 UA09 UA34

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオ・ビジュアルシーケンスのプ
    レゼンテーション時刻のコード化表現をダイナミックレ
    ンジによる時間基準解像度でもって符号化するタイムス
    タンピング方法であって、 時間的なサンプリングによってオーディオ・ビジュアル
    シーケンスのインスタンスを得る段階と、 圧縮されたデータに符号化されるべきオーディオ・ビジ
    ュアルシーケンスの前記インスタンスのローカル時間基
    準を決定する段階と、 そのローカル時間基準において均等に隔てられた一定間
    隔からなる一連の参照時間の発生をマークするモジュロ
    時刻基準と、前記一定間隔内のクロックの総数を与える
    時間増分解像度と、参照時間の発生に基づいたクロック
    単位による時間増分と、からなる3つの部分に前記ロー
    カル時間基準を符号化する段階と、 時間増分解像度のコード化表現をオーディオ・ビジュア
    ルシーケンスの開始点に挿入する段階と、 1つかまたはそれ以上の一定間隔が経過してしまうたび
    に、モジュロ時刻基準のコード化表現をオーディオ・ビ
    ジュアルシーケンスの前記インスタンスの圧縮されたデ
    ータに挿入する段階と、 時間基準増分のコード化表現をオーディオ・ビジュアル
    シーケンスの前記インスタンスの圧縮されたデータ内に
    挿入する段階と、 からなることを特徴とするタイムスタンピング方法。
  2. 【請求項2】 オーディオ・ビジュアルシーケンスのプ
    レゼンテーション時刻のコード化表現をダイナミックレ
    ンジによる時間基準解像度でもって復号化するタイムス
    タンピング方法であって、 ローカル時間基準において均等に隔てられた一定間隔か
    らなる一連の参照時間の発生をマークするモジュロ時刻
    基準と、前記一定間隔内のクロックの総数を与える時間
    増分解像度と、参照時間の発生に基づいたクロック単位
    による時間増分と、からなる3つの部分に前記ローカル
    時間基準を復号化する段階と、 オーディオ・ビジュアルシーケンスの開始点において時
    間増分解像度のコード化表現を抽出する段階と、 時間増分解像度から1つのクロックの期間を計算する段
    階と、 オーディオ・ビジュアルシーケンスの前記インスタンス
    の圧縮されたデータからモジュロ時刻基準のコード化表
    現を抽出し、すでに経過した適切な数の一定間隔だけ時
    間基準を増加させる段階と、 オーディオ・ビジュアルシーケンスの前記インスタンス
    の圧縮されたデータ内の時間基準増分のコード化表現を
    抽出し、それに1つのクロックの期間を掛けて、時間基
    準に基づいてオーディオ・ビジュアルシーケンスのイン
    スタンスの時間基準増分を得る段階と、 時間基準増分を時間基準に加算して、オーディオ・ビジ
    ュアルシーケンスのインスタンスのローカル時間基準を
    得る段階と、 からなることを特徴とするタイムスタンピング方法。
  3. 【請求項3】 符号器時間基準の時刻コードのコード化
    表現をオーディオ・ビジュアルシーケンスの開始点に挿
    入する段階をさらに備えた請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 符号器時間基準の時刻コードのコード化
    表現をオーディオ・ビジュアルシーケンスの開始点から
    抽出し、それを復号器のローカル時間基準を得るのに使
    用する段階をさらに備えた請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 モジュロ時刻基準のコード化表現が、一
    連の連続する“1”とそれに続く“0”とからなり、そ
    れによって、それぞれの“1”が、マークされた最後の
    同期点からのすでに経過した一定間隔の数を指示する、
    請求項1または2のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 時間基準増分のコード化表現が、符号の
    ない2進整数からなり、それによって、その整数の長さ
    は、時間基準増分解像度によって与えられるクロックク
    ロックの最大数を表現するのに必要な最少の数の2進ビ
    ットである、請求項1または2のいずれかに記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 モジュロ時刻基準において、一定間隔が
    1秒の間隔からなる請求項1または2のいずれかに記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 オーディオ・ビジュアルシーケンスのプ
    レゼンテーション時刻のコード化表現をダイナミックレ
    ンジによる時間基準解像度でもって符号化するタイムス
    タンピング装置であって、 時間的なサンプリングによってオーディオ・ビジュアル
    シーケンスのインスタンスを得る手段と、 圧縮されたデータに符号化されるべきオーディオ・ビジ
    ュアルシーケンスの前記インスタンスのローカル時間基
    準を決定する手段と、 そのローカル時間基準において均等に隔てられた一定間
    隔からなる一連の参照時間の発生をマークするモジュロ
    時刻基準と、前記一定間隔内のクロックの総数を与える
    時間増分解像度と、参照時間の発生に基づいたクロック
    単位による時間増分と、からなる3つの部分に前記ロー
    カル時間基準を符号化する手段と、 時間増分解像度のコード化表現をオーディオ・ビジュア
    ルシーケンスの開始点に挿入する手段と、 1つかまたはそれ以上の一定間隔が経過してしまうたび
    に、モジュロ時刻基準のコード化表現をオーディオ・ビ
    ジュアルシーケンスの前記インスタンスの圧縮されたデ
    ータに挿入する手段と、 時間基準増分のコード化表現をオーディオ・ビジュアル
    シーケンスの前記インスタンスの圧縮されたデータ内に
    挿入する手段と、 からなることを特徴とするタイムスタンピング装置。
  9. 【請求項9】 オーディオ・ビジュアルシーケンスのプ
    レゼンテーション時刻のコード化表現をダイナミックレ
    ンジによる時間基準解像度でもって復号化するタイムス
    タンピング装置であって、 ローカル時間基準において均等に隔てられた一定間隔か
    らなる一連の参照時間の発生をマークするモジュロ時刻
    基準と、前記一定間隔内のクロックの総数を与える時間
    増分解像度と、参照時間の発生に基づいたクロック単位
    による時間増分と、からなる3つの部分に前記ローカル
    時間基準を復号化する手段と、 オーディオ・ビジュアルシーケンスの開始点において時
    間増分解像度のコード化表現を抽出する手段と、 時間増分解像度から1つのクロックの期間を計算する手
    段と、 オーディオ・ビジュアルシーケンスの前記インスタンス
    の圧縮されたデータからモジュロ時刻基準のコード化表
    現を抽出し、すでに経過した適切な数の一定間隔だけ時
    間基準を増加させる手段と、 オーディオ・ビジュアルシーケンスの前記インスタンス
    の圧縮されたデータ内の時間基準増分のコード化表現を
    抽出し、それに1つのクロックの期間を掛けて、時間基
    準に基づいてオーディオ・ビジュアルシーケンスのイン
    スタンスの時間基準増分を得る手段と、 時間基準増分を時間基準に加算して、オーディオ・ビジ
    ュアルシーケンスのインスタンスのローカル時間基準を
    得る手段と、 からなることを特徴とするタイムスタンピング装置。
  10. 【請求項10】 符号器時間基準の時刻コードのコード
    化表現をオーディオ・ビジュアルシーケンスの開始点に
    挿入する手段をさらに備えた請求項8に記載の装置。
  11. 【請求項11】 符号器時間基準の時刻コードのコード
    化表現をオーディオ・ビジュアルシーケンスの開始点か
    ら抽出し、それを復号器のローカル時間基準を得るのに
    使用する手段をさらに備えた請求項9に記載の装置。
  12. 【請求項12】 モジュロ時刻基準のコード化表現が、
    一連の連続する“1”とそれに続く“0”とからなり、
    それによって、それぞれの“1”が、マークされた最後
    の同期点からのすでに経過した一定間隔の数を指示す
    る、請求項8または9のいずれかに記載の装置。
  13. 【請求項13】 時間基準増分のコード化表現が、符号
    のない2進整数からなり、それによって、その整数の長
    さは、時間基準増分解像度によって与えられるクロック
    クロックの最大数を表現するのに必要な最少の数の2進
    ビットである、請求項8または9のいずれかに記載の装
    置。
  14. 【請求項14】 モジュロ時刻基準において、一定間隔
    が1秒の間隔からなる請求項8または9のいずれかに記
    載の装置。
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