JP2000183943A - ケーブルモデム及びケーブルモデムシステム - Google Patents

ケーブルモデム及びケーブルモデムシステム

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JP2000183943A
JP2000183943A JP35943798A JP35943798A JP2000183943A JP 2000183943 A JP2000183943 A JP 2000183943A JP 35943798 A JP35943798 A JP 35943798A JP 35943798 A JP35943798 A JP 35943798A JP 2000183943 A JP2000183943 A JP 2000183943A
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cable modem
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cable
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JP35943798A
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Keiichi Ootani
啓一 大溪
Takaya Yamamoto
隆哉 山本
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/2801Broadband local area networks

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルモデムにMACアドレスを付与する
ことなくループを検出/切断することが可能なケーブル
モデム及びケーブルモデムシステムを提供することを目
的とする。 【解決手段】 ケーブルテレビジョン伝送路を利用して
通信を行なうケーブルモデムシステムにおいて、ネット
ワーク構成上の障害であるループを検出するためのルー
プ検出パケットを生成するセンタ装置62と、前記ルー
プ検出パケットが加入者宅側から供給された場合に、前
記ループを検出したと判定するケーブルモデム64a,
bとを有することにより、上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブルモデム及
びケーブルモデムシステムに係り、特に、CATV(C
able Television)伝送路を利用してL
AN(LocalArea Network)接続を行
うケーブルモデム及びケーブルモデムシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ケーブルテレビジョン(以下、CATV
という)は、ヘッドエンドと呼ばれるCATV事業者の
センタ設備から加入者に向けて多段ツリー状あるいは多
段スター型に広がる幹線、及び分岐線を利用して放送信
号等を分配している。幹線及び分岐線は放送信号等の広
帯域信号の伝送に利用されるため、主として同軸ケーブ
ル,光ファイバケーブルが使用されている。したがっ
て、CATVシステムは優れた広帯域伝送能力を有して
いる。
【0003】近年、インターネットの急速な普及によ
り、CATVシステムの優れた広帯域伝送能力に関心が
集まり、そのCATV伝送路をインターネットのアクセ
スネットワークとして利用するための準備が進んでい
る。特に、CATV伝送路を利用して加入者宅からLA
Nインターフェースにてインターネットなどに接続する
ためのケーブルモデムシステムは実用化されつつある。
【0004】以下、図1を利用してケーブルモデムシス
テムを利用する場合のシステム構成について説明する。
図1は、ケーブルモデムシステムの一例の構成図を示
す。ケーブルモデムシステムは、CATVセンタ10,
CATV伝送路20,及び加入者宅30とを含む構成と
なっている。CATVセンタ10は、一方にCATVセ
ンタ内LANを接続され、他方にヘッドエンド装置12
を接続されるセンタ装置11と、映像信号等を変調及び
混合して送出するヘッドエンド装置12と、光/電気変
換器13と、インターネットと接続を行うルータ14
と、必要なデータを格納し各種サービスを提供するサー
バ15と、パソコン16と、LAN同士を接続するブリ
ッジ17とを含む。ここで、ブリッジとは、流れてきた
パケットを監視し、不要なパケット信号を破棄するフィ
ルタリング機能を通じてLAN内を流れるパケット数を
減らし、効率を保つものである。
【0005】また、CATV伝送路20は、光ケーブル
21と、光/電気変換器22と、同軸ケーブル23と、
増幅器24と、タップオフ(TO)25とを含む。な
お、タップオフ25とは、CATV伝送路20と加入者
宅30とを結ぶ分岐又は分配器である。また、加入者宅
30は、ケーブルモデム31a〜31c、パソコン等の
端末装置32a〜32dと、ブリッジ17とを含み、端
末装置32aのような単体の端末装置32a,複数の端
末装置32b〜32d及びブリッジ17で構成される加
入者宅内LAN33がケーブルモデム31a〜31cを
介してCATV伝送路20と接続されている。
【0006】例えば、加入者が端末装置32cを利用し
てインターネット接続を行う場合、端末装置32cから
出力されるパケットがケーブルモデム31b又は31c
に供給され、CATV伝送路20を伝送するためのRF
信号に変換されてタップオフ25からCATV伝送路2
0に供給される。そのRF信号は、CATV伝送路20
上を伝送されることにより少しずつ減衰するため、増幅
器24で増幅されながら伝送される。そして、必要に応
じて光/電気変換器22で電気信号から光信号に変換さ
れ、光ケーブル21上を伝送される。
【0007】光/電気変換器13は、光ファイバ21か
ら供給された光信号を電気信号に変換し、元のRF信号
をヘッドエンド装置12を介してセンタ装置11に供給
する。センタ装置11は、ケーブルモデム31a〜31
cの上り帯域として利用されている所定の周波数帯域を
選択して、その所定の周波数帯域のRF信号を元のパケ
ットに変換して、ルータ14を介してインターネット上
にそのパケットを出力する。また、インタネット上から
パケットを供給された場合、上記パケットを出力する場
合の逆の手順によってパケットの伝送が行われる。以上
のように、加入者はケーブルモデム31a〜31cを利
用してインターネット接続を行うことが可能である。
【0008】ところで、加入者宅内LAN33は、接続
間違い等によりパケットが同じ箇所を巡回してしまうル
ープが構成される可能性がある。このようなループは、
ケーブルモデムシステム全体をダウンさせる可能性を有
するため、ループの検出及び切断をおこなう機能がブリ
ッジ17に付与されているのが普通である。従来のLA
Nシステムにおけるブリッジ17は、スパニングツリー
と呼ばれる自身のMAC(Media Access
Control)アドレスを付与したBPDUメッセー
ジ(パケット)を各ブリッジ17同士がやり取りしてル
ープを自動的に検出し、その検出したループを構成する
ブリッジ17のポートを停止させてループを切断する方
式を採用していた。
【0009】一方、ケーブルモデムシステムは、米国に
おいて進められている標準化仕様の中でケーブルモデム
がブリッジとして動作することが規定されていることか
ら、従来のLANシステムのブリッジと同様にループの
検出/切断をおこなうスパニングツリー方式を一部拡張
して採用している。そこで、図1の構成図を論理的構成
で表した図2を利用して、ケーブルモデムシステムのル
ープの検出/切断をおこなう機能について説明する。図
2は、ケーブルモデムシステムの一例の論理的構成図を
示す。図2のセンタ装置40及びケーブルモデム43a
〜43eは、夫々が一つのブリッジとして構成されてい
るため個別のフィルタリングデータベース44を有して
いる。ここで、フィルタリングデータベースとは、流れ
てきたパケットのMACアドレスに対して中継/破棄の
定義を一定期間記憶するものである。
【0010】図2のケーブルモデムシステムにおいて
は、センタ装置40がブリッジ0,ケーブルモデム43
a〜43nがブリッジ1〜nに対応している。そして、
センタ装置40のポート0側がルータ41を介してイン
ターネットに接続されており、センタ装置40のポート
1側がケーブルモデム43a〜43nのポート0側に接
続されている。また、ケーブルモデム43a〜43nの
ポート1側は、直接端末装置45に接続されているか、
又はハブ46及びブリッジ47を介して端末装置45に
接続されている。
【0011】このように、センタ装置40及びケーブル
モデム43a〜43eは、論理的構成においてもそれぞ
れ別のブリッジとして構成されるので、ブリッジでLA
Nを構成するときに問題となるループを検出/切断する
構成が必要であった。したがって、センタ装置40及び
ケーブルモデム43a〜43eは、各装置ごとにスパニ
ングツリー方式をおこなうように構成されている。
【0012】また、図2と異なる構成によりケーブルモ
デムシステムのループの問題を解決する構成としては、
ケーブルモデム43a〜43nが送出したパケットを必
ずセンタ装置40に中継し、各ケーブルモデム43a〜
43n間の通信を規制することによりループが構成され
ることを防ぐ方式も考えられている。また、ケーブルモ
デムシステムの他の構成としては、ケーブルモデムの負
荷低減及びリソース節約に優れた図3に示す構成があ
る。図3は、ケーブルモデムシステムの一例の論理的構
成図を示す。また、図4はセンタ装置の一例の構成図を
示し、図5はケーブルモデムの一例の構成図を示す。
【0013】図3のケーブルモデムシステムは、センタ
装置51とケーブルモデム52a〜52nとより一つの
論理的なブリッジ50を構成している。論理的なブリッ
ジ50は、センタ装置51のCATVセンタ内LAN
(以下、センタ内LANという)側のポート0と、各ケ
ーブルモデム52a〜52nの加入者宅内LAN側のポ
ート1〜nとを合わせた数のポートを持つブリッジと等
価である。
【0014】図4に示すように、論理的なブリッジ50
を構成するセンタ装置51は、LANインタフェース部
55,ブリッジ処理部56,及びRFインタフェース部
57を含む。また、図5に示すように、論理的なブリッ
ジ50を構成するケーブルモデム52a〜52nは、R
Fインタフェース部57,及びLANインタフェース部
55を含む。図3の論理的なブリッジ50において、ケ
ーブルモデム52a〜52nは電気信号のレベルを中継
する単なるリピータとして動作する。
【0015】フィルタリングデータベース44はセンタ
装置51のみが備え、論理的なブリッジ50の中継処理
を管理する。ブリッジ処理部56はフィルタリングデー
タベース44を検索して、受信したパケットをLANイ
ンタフェース部55,RFインタフェース部57のいず
れかに供給するか、又は破棄するかを決定する。このと
き、受信したパケットをRFインタフェース部57に供
給すると決定した場合、このパケットの宛先となるケー
ブルモデム52a〜52nのいずれか一つを特定するた
めのID番号と、このケーブルモデム52a〜52nに
接続された端末装置のMACアドレスとを対応づけてキ
ャッシュテーブルA53に登録しておく。
【0016】このように、キャッシュテーブルA53に
ケーブルモデム52a〜52nのいずれか一つを特定す
るためのID番号と、このケーブルモデム52a〜52
nに接続された端末装置のMACアドレスとが登録され
ていることにより、ケーブルモデム52a〜52n及び
センタ装置51間またはケーブルモデム52a〜52n
間の通信時にパケットの宛先MACアドレスから送信先
のケーブルモデムのID番号を検索することができる。
【0017】もし、キャッシュテーブルA53にケーブ
ルモデム52a〜52nのいずれか一つを特定するため
のID番号と、このケーブルモデム52a〜52nに接
続された端末装置のMACアドレスとが登録されていな
い場合、全てのケーブルモデム52a〜52nにパケッ
トを供給する。したがって、図3の構成によればケーブ
ルモデム52a〜52nにMACアドレスは必要でな
い。従来、ケーブルモデムシステムは上記のように構成
されていた。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、米国に
おいて進められている各ケーブルモデムがブリッジとし
て動作するケーブルモデムシステムでは、ブリッジとし
ての構成の他に、スパニングツリー方式をおこなうため
の構成も必要となる。したがって、高度な処理性能が求
められると共に、各ケーブルモデムにMACアドレスを
付与する必要があるという問題がある。また、コストも
増大するという問題がある。
【0019】また、ケーブルモデムが送出したパケット
を必ずセンタ装置に中継し、各ケーブルモデム間の通信
を規制するケーブルモデムシステムでは、サービス面に
制約がつくという問題がある。さらに、センタ装置とケ
ーブルモデムとより一つの論理的なブリッジを構成する
ケーブルモデムシステムでは、自動的にループを検出/
切断する機能がないため、加入者宅内LANにループが
構成された場合、システム全体がダウンする可能性があ
る。
【0020】例えば、図3のケーブルモデムシステムに
ループが構成されている場合、ブロードキャストMAC
パケット又はマルチキャストMACパケットがそのルー
プに供給されると、システム全体がダウンする。この原
因は、ブリッジ47がブロードキャストMACパケット
及びマルチキャストMACパケットを受け取ると、反対
側のポートに中継する構成になっているためであり、ル
ープ内をブロードキャストMACパケット及びマルチキ
ャストMACパケットが中継され続けてトラフィックが
急増するためである。
【0021】また、自動的にループを検出/切断する機
能を付けるためには、各ケーブルモデム52a〜52n
にMACアドレスが必要であるが、リピータであるケー
ブルモデム52a〜52nは、MACアドレスが付与さ
れていない。また、インターネットの利用が爆発的に増
加している状況を考慮すると、MACアドレスを各ケー
ブルモデム52a〜52nに付与することなくループを
検出/切断することが望ましい。
【0022】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、ケーブルモデムにMACアドレスを付与することな
くループを検出/切断することが可能なケーブルモデム
及びケーブルモデムシステムを提供することを目的とす
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するため、請求項1記載の本発明は、ケーブルテレビジ
ョン伝送路を利用して通信を行なうケーブルモデムシス
テムにおいて、ネットワーク構成上の障害であるループ
を検出するためのループ検出パケットを生成するセンタ
装置と、前記ループ検出パケットが加入者宅側から供給
された場合に、前記ループを検出したと判定するケーブ
ルモデムとを有することを特徴とする。
【0024】このように、ケーブルテレビジョン伝送路
を利用して通信を行なうケーブルモデムシステムにおい
て、ループ検出パケットを生成するセンタ装置と、その
ループ検出パケットが加入者宅側から供給された場合に
ループを検出したと判定するケーブルモデムとを有する
ことにより、加入者宅内のLANに含まれるループを検
出することができる。
【0025】このループ検出の原理は、加入者宅内LA
Nにループが構成されていなければ、センタ装置から送
出されるループ検出パケットが加入者宅側からケーブル
モデムに供給される可能性がないことを利用している。
したがって、本発明のケーブルモデムシステムは、ルー
プを検出/切断することが可能である。また、請求項2
記載の本発明は、前記ループ検出パケットは、ネットワ
ークに接続されている各装置を識別するアドレスであっ
て、前記各装置に割り当てられない専用のアドレスを宛
先アドレスとして有することを特徴とする。
【0026】このように、ループ検出パケットはネット
ワーク上に存在しない宛先アドレスを有することによ
り、センタ内LAN及び加入者宅内LAN等のケーブル
モデムシステムに接続されている端末装置に影響を与え
ることなく、ルータを越えて他のネットワークに中継さ
れることもない。したがって、本発明のケーブルモデム
システムは、ケーブルモデムシステムに接続されている
端末装置に影響を与えることなく、ループを検出/切断
することが可能である。
【0027】また、請求項3記載の本発明は、前記セン
タ装置は、一定時間毎に前記ループ検出パケットを生成
して送出するループ検出パケット送出部を有することを
特徴とする。このように、センタ装置が一定時間毎にル
ープ検出パケットを生成して送出するループ検出パケッ
ト送出部を有することにより、加入者宅内LANに新た
にループが構成された場合に迅速にループを検出するこ
とができる。
【0028】また、請求項4記載の本発明は、前記ケー
ブルモデムは、加入者宅側から供給されるパケットを監
視し、前記ループ検出パケットを検出すると通信処理を
停止させるループ検出部を有することを特徴とする。こ
のように、ケーブルモデムは、加入者宅側から供給され
るパケットを監視し、ループ検出パケットを検出すると
通信処理を停止させるループ検出部を有することによ
り、ループを検出/切断することが可能である。
【0029】また、請求項5記載の本発明は、ケーブル
テレビジョン伝送路を利用して通信を行なうケーブルモ
デムシステムにおいて、加入者宅側から供給されるブロ
ードキャストパケット及びマルチキャストパケットの数
をカウントし、所定の時間内のカウント数が所定数を超
えた場合に、ネットワーク構成上の障害であるループを
検出したと判定するケーブルモデムを有することを特徴
とする。
【0030】このように、ケーブルテレビジョン伝送路
を利用して通信を行なうケーブルモデムシステムにおい
て、加入者宅側から供給されるブロードキャストパケッ
ト及びマルチキャストパケットの数をカウントし、所定
の時間内のカウント数が所定数を超えた場合に、ループ
を検出したと判定するケーブルモデムを有することによ
り、加入者宅内のLANに含まれるループを検出するこ
とができる。
【0031】このループ検出の原理は、加入者宅内LA
Nにループが構成されていなければ加入者宅側から一定
時間内に供給されるブロードキャストパケット及びマル
チキャストパケットの数が所定の数を超える可能性が低
いことを利用している。したがって、本発明のケーブル
モデムシステムは、加入者宅側から供給されるブロード
キャストパケット及びマルチキャストパケットの数をカ
ウントして監視することにより、ループを検出/切断す
ることが可能である。
【0032】また、請求項6記載の本発明は、前記ケー
ブルモデムは、加入者宅側から供給されるパケットを監
視し、所定の時間内に供給されるブロードキャストパケ
ット及びマルチキャストパケットの数が所定数を超える
と通信処理を停止させるパケット検出部を有することを
特徴とする。このように、ケーブルモデムは、加入者宅
側から供給されるパケットを監視し、所定の時間内に供
給されるブロードキャストパケット及びマルチキャスト
パケットの数が所定数を超えると通信処理を停止させる
ループ検出部を有することにより、ループを検出/切断
することが可能である。
【0033】また、請求項7記載の本発明は、ケーブル
テレビジョン伝送路を利用して通信を行なうケーブルモ
デムシステムにおいて、加入者宅側から供給されるパケ
ットの送信元端末装置を識別するアドレスを記憶してお
き、前記記憶されているアドレスを宛先アドレスとする
パケットが加入者宅側から供給された場合、そのパケッ
トを破棄するケーブルモデムを有することを特徴とす
る。
【0034】このように、ケーブルテレビジョン伝送路
を利用して通信を行なうケーブルモデムシステムにおい
て、加入者宅側から供給されるパケットの送信元端末装
置を識別するアドレスを記憶しておくケーブルモデムを
有することにより、記憶されているアドレスを宛先アド
レスとするパケットが加入者宅側から供給された場合、
そのパケットを破棄することが可能となる。したがっ
て、加入者宅内LAN上での通信に利用するパケットが
ケーブルモデムからセンタ装置に中継されることなく破
棄されるため、通信内容が漏洩することがない。
【0035】また、請求項8記載の本発明は、前記ケー
ブルモデムは、加入者宅側から供給されるパケットの送
信元端末装置を識別するアドレスを記憶しておく第一記
憶手段と、前記第一記憶手段に記憶されているアドレス
を宛先アドレスとするパケットが加入者宅側から供給さ
れた場合、そのパケットを破棄する上りパケットフィル
タリング部とを有することを特徴とする。
【0036】このように、ケーブルモデムは、加入者宅
側から供給されるパケットの送信元端末装置を識別する
アドレスを記憶しておく第一記憶手段と、その第一記憶
手段に記憶されているアドレスを宛先アドレスとするパ
ケットが加入者宅側から供給された場合、そのパケット
を破棄する上りパケットフィルタリング部とを有するこ
とにより、センタ装置に中継する必要のないパケットを
破棄し通信内容の漏洩を防ぐことが可能となる。
【0037】また、請求項9記載の本発明は、ケーブル
テレビジョン伝送路を利用して通信を行なうケーブルモ
デムシステムにおいて、加入者宅側から供給されるパケ
ットの送信元端末装置を識別するアドレスを記憶する第
一記憶手段、及びその第一記憶手段の内容を複製する第
二記憶手段を含むケーブルモデムと、供給されたパケッ
トの送信元端末装置のアドレスと送信元ケーブルモデム
を識別する番号とを対応付けて記憶する第三記憶手段を
含むセンタ装置とを有し、前記センタ装置側からケーブ
ルモデム側に供給されたパケットの前記アドレスを監視
し、前記第二記憶手段に記憶されていないアドレスの場
合にそのパケットを破棄することを特徴とする。
【0038】このように、ケーブルテレビジョン伝送路
を利用して通信を行なうケーブルモデムシステムにおい
て、加入者宅側から供給されるパケットの送信元端末装
置を識別するアドレスを記憶する第一記憶手段、及びそ
の第一記憶手段の内容を複製する第二記憶手段を含むケ
ーブルモデムと、供給されたパケットの送信元端末装置
のアドレスと送信元ケーブルモデムを識別する番号とを
対応付けて記憶する第三記憶手段を含むセンタ装置とを
有することにより、第二記憶手段に記憶されたアドレス
とパケットの宛先アドレスとが異なる場合にパケットを
破棄することができる。
【0039】したがって、各ケーブルモデムは接続され
ている端末装置に中継する必要のないパケットを破棄
し、一の端末装置とインターネット等との通信に利用さ
れるパケットが他の端末装置に中継されることがなく、
通信内容の漏洩を防ぐことが可能となる。また、請求項
10記載の本発明は、ケーブルテレビジョン伝送路を利
用して通信を行なうケーブルモデムシステムにおいて、
ブリッジが送出するそのブリッジ自身を識別するアドレ
スを付与したパケットを削除するセンタ装置及びケーブ
ルモデムを有することを特徴とする。
【0040】このように、ケーブルテレビジョン伝送路
を利用して通信を行なうケーブルモデムシステムにおい
て、ブリッジが送出するそのブリッジ自身を識別するア
ドレスを付与したパケットを削除するセンタ装置及びケ
ーブルモデムを有することにより、ループの検出を行な
うスパニングツリー機能に利用されるパケットがセンタ
内LANと加入者宅内LANとの間で中継されることを
防ぐことができる。
【0041】スパニングツリー方式においては、同一の
ネットワーク上の両端のブリッジ間の経由するブリッジ
数が7台以下でなければその動作が保証されず、特に、
加入者宅内LANのブリッジの数が変化することにより
スパニングツリー機能が正常に動作しなくなる可能性が
ある。したがって、本発明のケーブルモデムシステム
は、スパニングツリー機能に利用されるパケットがセン
タ内LANと加入者宅内LANとの間で中継されないよ
うにすることにより、他のLANのブリッジ数に影響さ
れずにスパニングツリー機能を正常に動作させることが
可能となる。
【0042】また、請求項11記載の本発明は、ケーブ
ルテレビジョン伝送路を利用して通信を行なうケーブル
モデムにおいて、加入者宅側から供給されるパケットを
監視し、ネットワーク構成上の障害であるループを検出
するためのループ検出パケットを検出すると通信処理を
停止させるループ検出部を有することを特徴とする。こ
のように、ケーブルモデムは、加入者宅側から供給され
るパケットを監視し、ループ検出パケットを検出すると
通信処理を停止させるループ検出部を有することによ
り、ループを検出/切断することが可能である。
【0043】また、請求項12記載の本発明は、ケーブ
ルテレビジョン伝送路を利用して通信を行なうケーブル
モデムにおいて、加入者宅側から供給されるパケットを
監視し、所定の時間内に供給されるブロードキャストパ
ケット及びマルチキャストパケットの数が所定数を超え
ると通信処理を停止させるパケット検出部を有すること
を特徴とする。
【0044】このように、ケーブルモデムは、加入者宅
側から供給されるパケットを監視し、所定の時間内に供
給されるブロードキャストパケット及びマルチキャスト
パケットの数が所定数を超えると通信処理を停止させる
ループ検出部を有することにより、ループを検出/切断
することが可能である。また、請求項13記載の本発明
は、前記ケーブルモデムは、加入者宅側から供給される
パケットの送信元端末装置を識別するアドレスを記憶し
ておく第一記憶手段と、前記第一記憶手段に記憶されて
いるアドレスを宛先アドレスとするパケットが加入者宅
側から供給された場合、そのパケットを破棄する上りパ
ケットフィルタリング部とを有することを特徴とする。
【0045】このように、ケーブルモデムは、加入者宅
側から供給されるパケットの送信元端末装置を識別する
アドレスを記憶しておく第一記憶手段と、その第一記憶
手段に記憶されているアドレスを宛先アドレスとするパ
ケットが加入者宅側から供給された場合、そのパケット
を破棄する上りパケットフィルタリング部とを有するこ
とにより、センタ装置に中継する必要のないパケットを
破棄し通信内容の漏洩を防ぐことが可能となる。
【0046】また、請求項14記載の本発明は、前記ケ
ーブルモデムは、加入者宅側から供給されるパケットの
送信元端末装置を識別するアドレスを記憶する第一記憶
手段と、その第一記憶手段の内容を複製する第二記憶手
段とを有し、センタ装置側からケーブルモデム側に供給
されたパケットの前記アドレスを監視し、前記第二記憶
手段に記憶されていないアドレスの場合にそのパケット
を破棄することを特徴とする。
【0047】このように、ケーブルモデムは、加入者宅
側から供給されるパケットの送信元端末装置を識別する
アドレスを記憶する第一記憶手段と、その第一記憶手段
の内容を複製する第二記憶手段とを有し、センタ装置側
からケーブルモデム側に供給されたパケットのアドレス
を監視することにより、第二記憶手段に記憶されたアド
レスとパケットの宛先アドレスとが異なる場合にパケッ
トを破棄することができる。
【0048】したがって、各ケーブルモデムは接続され
ている端末装置に中継する必要のないパケットを破棄
し、一の端末装置とインターネット等との通信に利用さ
れるパケットが他の端末装置に中継されることがなく、
通信内容の漏洩を防ぐことが可能となる。
【0049】
【発明の実施の形態】以下に、ケーブルモデムシステム
に関する本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図
6は、本発明のケーブルモデムシステムの第一実施例の
構成図を示す。また、図7は本発明のセンタ装置の一実
施例の構成図を示し、図8は本発明のケーブルモデムシ
ステムの第二実施例の構成図を示す。図6のケーブルモ
デムシステムは、LAN同士を相互に接続するための装
置であるルータ60,必要なデータを格納し各種サービ
スを提供するサーバ61,CATV伝送路63とセンタ
内LANとを接続するセンタ装置62,CATV伝送路
63と接続される2台のケーブルモデム64a〜64
b,ケーブルモデム64a〜64bと接続されるブリッ
ジ65,ブリッジ65と接続される2台のパソコン等の
端末装置66a〜66bを含む構成となっている。セン
タ装置62及びケーブルモデム64a〜64bは、論理
的なブリッジを構成している。このため、ケーブルモデ
ム64a〜64b自身はMACアドレスを持たない。変
わりにケーブルモデム64a〜64bを特定するID番
号をそれぞれ付与する。
【0050】センタ装置62は、図7に示すように、セ
ンタ内LANと接続するためのLANインタフェース部
68,スパニングツリー方式で使用されるBPDUパケ
ットを破棄するBPDUパケットフィルタリング部6
9,フィルタリングデータベース73及びキャッシュテ
ーブルA74を有し、受信したパケットをLANインタ
フェース部68又はRFインタフェース部72のいずれ
かに供給するか、又は破棄するかを決定するブリッジ処
理部70,ループ検出パケットをブリッジ処理部70に
供給するループ検出パケット送出部71,CATV伝送
路63と接続するためのRFインタフェース部72を含
む。
【0051】また、ケーブルモデム64a〜64bは、
図8に示すように、CATV伝送路63と接続するため
のRFインタフェース部72,キャッシュテーブルBの
コピー81に基づいてCATV伝送路63から受信した
パケットを破棄する下りパケットフィルタリング部7
5,ループ検出部77の制御により受信したパケットの
透過又は破棄を行なう透過/破棄スイッチ部76,ルー
プ検出パケットを検出することによりループを検出する
ループ検出部77,キャッシュテーブルB80に基づい
て加入者宅内LANから受信したパケットを破棄する上
りパケットフィルタリング部78,スパニングツリー方
式で使用されるBPDUパケットを破棄するBPDUパ
ケットフィルタリング部79,加入者宅内LANと接続
するためのLANインターフェース部68とを含む。な
お、キャッシュテーブルB80の内容は、キャッシュテ
ーブルBのコピー81にコピーされ、常に同一の内容と
なっている。
【0052】ここで、図9〜図11を利用して、フィル
タリングデータベース73,キャッシュテーブルA7
4,及びキャッシュテーブルB80の動作について説明
する。図9は、フィルタリングデータベースの一例の構
成図を示す。また、図10はキャッシュテーブルAの一
例の構成図を示し、図11はキャッシュテーブルBの一
例の構成図を示す。
【0053】図7のブリッジ処理部70に含まれるフィ
ルタリングデータベース73は、図9に示すように、受
信したパケットの宛先MACアドレスを記憶し,その宛
先MACアドレスに対応させて受信ポート,送信ポー
ト,及びその宛先MACアドレスを削除するまでの時間
を表すエージングタイマを記憶する。また、キャッシュ
テーブルA74は、受信したパケットの宛先MACアド
レスと、このパケットの宛先となる端末装置66a,6
6bに接続されているケーブルモデム64a,64bを
特定するためのID番号(以下、CID番号という)
と、その宛先MACアドレスを削除するまでの時間を表
すエージングタイマとを対応付けて記憶する。
【0054】さらに、図8の上りパケットフィルタリン
グ部80に含まれるキャッシュテーブルB80は、図1
1に示すように、加入者宅内LAN側に接続された端末
装置66a,66bのMACアドレスを記憶し、そのM
ACアドレスに対応させてそのMACアドレスを削除す
るまでの時間を表すエージングタイマを記憶する。上述
のような構成のケーブルモデムシステムにより、どのよ
うにループを検出するのかについて図12,図13を利
用して説明する。図12は、ループ検出の一例の原理図
を示す。また、図13は、ループ検出パケットの一例の
フォーマットを示す。なお、図12のケーブルモデムシ
ステムは、センタ装置62,ケーブルモデム64a,ブ
リッジ65,及びケーブルモデム64bによりループを
構成しているとする。
【0055】センター装置62において、ループ検出パ
ケット送出部71は、一定期間毎に図13に示すような
フォーマットのループ検出パケットをブリッジ処理部7
0に供給する。図12のループ検出パケットのフォーマ
ットは、端末装置には割り当てない専用のユニキャスト
MACアドレスを宛先MACアドレスとする。センタ装
置62がループ検出パケットをケーブルモデム64aに
供給すると、ケーブルモデム64aはブリッジ65にそ
のループ検出パケットを中継する。ブリッジ65は、ル
ープ検出パケットの宛先MACアドレスを参照するが端
末装置には割り当てない専用のユニキャストMACアド
レスであるために宛先MACアドレスに該当する端末装
置を検出できず、ケーブルモデム64b,端末装置66
a及び66bにそれぞれループ検出パケットを中継す
る。
【0056】ケーブルモデム64bは、加入者宅内LA
N側からループ検出パケットを供給され、LANインタ
フェース部68,BPDUパケットフィルタリング部7
9,上りパケットフィルタリング部78を介してループ
検出部77に供給される。ループ検出部77は、加入者
宅内LAN側から供給されるパケットの宛先MACアド
レスを常に監視しており、ループ検出用として決められ
ているユニキャストMACアドレスを検出するとループ
を検出したとして透過/破棄スイッチ部76にパケット
の中継を中止するように指示する。
【0057】本発明のループ検出の原理は、ループが構
成されていなければ、センター装置62から送出される
ループ検出パケットが加入者宅内LAN側からケーブル
モデム64a,64bに供給されることがないことを利
用している。したがって、ケーブルモデム64a,64
bは、加入者宅内LAN側から供給されるパケットの宛
先MACアドレスを常に監視し、ユニキャストMACア
ドレスであるか否かを検出することによりループの検出
/切断が可能となる。
【0058】なお、ループ検出パケットは端末装置には
割り当てない専用のユニキャストMACアドレスである
ために、センタ内LAN及び加入者宅内LANの端末装
置に影響を与えることがなく、またルータ60を越えて
他のネットワークに中継されることもない。次に、図1
4のシーケンス図を利用して、図6のケーブルモデムシ
ステムのループ検出動作について説明する。図14は、
本発明の第一実施例のケーブルモデムシステムの一例の
シーケンス図を示す。なお、図中に記載されているLo
op−Det(Mlp,Mc )は、送信元MACアドレス
がセンタ装置62,宛先MACアドレスがユニキャスト
MACアドレスであるループ検出パケットを示す。
【0059】また、ARP−REQ(Mbr,Mpc1
は、送信元MACアドレスが端末装置66a,宛先MA
CアドレスがブロードキャストMACアドレスであるパ
ケットを示す。また、例えば、CM=#1はケーブルモ
デム64aからCATV伝送路63を介してセンタ装置
62に伝送されるパケット、又はセンタ装置62からC
ATV伝送路63を介してケーブルモデム64aに伝送
されるパケットを示している。
【0060】図6のケーブルモデムシステムのセンタ装
置62は、定期的にループ検出パケットをルータ60,
ケーブルモデム64a,及びケーブルモデム64bに送
出している。センタ内LAN側に送出されたループ検出
パケットは、センタ内LANのどの端末装置のMACア
ドレスとも一致しないので、影響を与えない。また、ル
ータ60を越えて他のネットワークへ中継されることも
ない。
【0061】一方、CATV伝送路63を介してケーブ
ルモデム64a及びケーブルモデム64bは、それぞれ
受信したループ検出パケットをブリッジ65に中継す
る。ブリッジ65は、ループ検出パケットの宛先MAC
アドレスを参照するが端末装置には割り当てない専用の
ユニキャストMACアドレスであるために宛先MACア
ドレスに該当する端末装置を検出できず、ケーブルモデ
ム64aから供給されたループ検出パケットをケーブル
モデム64b,端末装置66a,及び端末装置66bに
それぞれ中継し、ケーブルモデム64bから供給された
ループ検出パケットをケーブルモデム64a,端末装置
66a,及び端末装置66bにそれぞれ中継する。
【0062】このとき、ケーブルモデム64a及びケー
ブルモデム64bは、加入者宅内LAN側からループ検
出パケットを供給され、LANインタフェース部68,
BPDUパケットフィルタリング部79,上りパケット
フィルタリング部78を介してループ検出部77に供給
される。ループ検出部77は、加入者宅内LAN側から
供給されるパケットの宛先MACアドレスを常に監視し
ており、ループ検出用として決められているユニキャス
トMACアドレスを検出するとループを検出したとして
透過/破棄スイッチ部76にパケットの中継を中止する
ように指示する。したがって、ケーブルモデム64a及
びケーブルモデム64bは、パケット転送を停止するこ
とになる。
【0063】このように、図6のケーブルモデムシステ
ムは、ループ検出パケットを利用して一定間隔毎にルー
プの検出を行い、ループを検出した場合に自動的にケー
ブルモデム64a及びケーブルモデム64bのパケット
転送を停止することにより、システム全体のダウンを防
ぐことができる。その後、例えば、ケーブルモデム64
aのみを再起動させれば、ケーブルモデム64aにより
パケット転送を再開することができる。また、センタ装
置62からループ検出パケットが送出されてもケーブル
モデム64bのパケット転送は停止しており、ケーブル
モデム64aのパケット転送が停止することはない。
【0064】なお、ループ検出パケットは端末装置には
割り当てない専用のユニキャストMACアドレスである
ために、加入者宅内LANの端末装置66a及び端末装
置66bに影響を与えることがない。次に、本発明のケ
ーブルモデムの第三実施例について説明する。図15
は、本発明のケーブルモデムの第三実施例の構成図を示
す。なお、図15のケーブルモデムは、図8のケーブル
モデムと一部を除いて構成が同様であり、同一部分には
同一符号を付して説明を省略する。
【0065】図15のケーブルモデム83a〜83b
は、図8のケーブルモデムシステム64a〜64bと同
様に、図6に示すケーブルモデムシステム上に構成され
る。図15のケーブルモデム83a〜83bは、図15
に示すように、RFインタフェース部72,下りパケッ
トフィルタリング部75,透過/破棄スイッチ部76,
ブロードキャストパケット又はマルチキャストパケット
の数を検出することによりループを検出するブロードキ
ャストパケット/マルチキャストパケット検出部82,
上りパケットフィルタリング部79,BPDUパケット
フィルタリング部79,LANインターフェース部68
を含む。
【0066】なお、キャッシュテーブルB80の内容
は、キャッシュテーブルBのコピー81にコピーされ、
常に同一の内容となっている。また、ブロードキャスト
パケット/マルチキャストパケット検出部82は、図8
のケーブルモデムのループ検出部77と同様な位置に構
成されており、上りパケットフィルタリング部78から
パケットを供給され、透過/破棄スイッチ部76にパケ
ットを中継する。
【0067】上述のような構成のケーブルモデムシステ
ムにより、どのようにループを検出するのかについて図
16を利用して説明する。図16は、ループ検出の一例
の原理図を示す。なお、図16のケーブルモデムシステ
ムは、センタ装置62,ケーブルモデム83a,ブリッ
ジ65,及びケーブルモデム83bによりループを構成
しているとする。
【0068】例えば、加入者が端末装置66aを使用し
て、インターネット接続を行なう場合について考える
と、加入者の操作により、端末装置66aからブロード
キャストMACパケットがケーブルモデム83a及びケ
ーブルモデム83bに送出される。ケーブルモデム83
aは、センタ装置62にブロードキャストMACパケッ
トを中継する。また、ケーブルモデム83bは、センタ
装置62にブロードキャストMACパケットを中継す
る。ここで、ブロードキャストMACパケットとは、宛
先MACアドレスがブロードキャストMACアドレスに
より構成されているパケットである。
【0069】センタ装置62は、供給されたパケットが
ブロードキャストMACパケットなので、ケーブルモデ
ム83aから供給されたブロードキャストMACパケッ
トをケーブルモデム83a及びケーブルモデム83bに
夫々中継し、ケーブルモデム83bから供給されたブロ
ードキャストMACパケットをケーブルモデム83a及
びケーブルモデム83bに夫々中継する。このように、
ブロードキャストMACパケットは、センタ装置62と
ブリッジ65との間を繰り返し中継され続け、その数が
増加していく。
【0070】ケーブルモデム83a及びケーブルモデム
83bに含まれるブロードキャストパケット/マルチキ
ャストパケット検出部82は、加入者宅内LAN側から
受信したパケットの宛先MACアドレスを監視すること
により、宛先MACアドレスがブロードキャストMAC
アドレスにより構成されているブロードキャストMAC
パケットの数をカウントしている。
【0071】そして、ブロードキャストパケット/マル
チキャストパケット検出部82は、一定時間内に供給さ
れるブロードキャストMACパケットの数が所定の数を
超えた場合に、ループを検出したとして透過/破棄スイ
ッチ部76にパケットの中継を中止するように指示す
る。本発明のループ検出の原理は、ループが構成されて
いなければ、加入者宅内LAN側から一定時間内に供給
されるブロードキャストMACパケットの数が所定の数
を超える可能性が低いことを利用している。したがっ
て、ケーブルモデム83a,83bは、加入者宅内LA
N側から一定時間内に供給されるブロードキャストMA
Cパケットの数をカウントすることにより、ループの検
出/切断が可能となる。なお、ブロードキャストMAC
パケットに限ることなくマルチキャストパケットでも同
様な効果を得ることができる。
【0072】次に、図17のシーケンス図を利用して、
図15のケーブルモデムを図6のケーブルモデムシステ
ムに利用した場合のループ検出動作について説明する。
図17は、本発明の第三実施例のケーブルモデムを利用
するケーブルモデムシステムの一例のシーケンス図を示
す。なお、図中に記載されているLoop−Det(M
lp,Mc )等の記載は図14のシーケンス図と同様であ
り説明を省略する。
【0073】加入者が端末装置66aからルータ60を
経由してインターネット接続を行なう場合、端末装置6
6aはブロードキャストMACパケットであるARP−
REQパケットをブリッジ65に送出する。ブリッジ6
5は、供給されたパケットがブロードキャストMACパ
ケットであるので、端末装置66aから供給されたブロ
ードキャストMACパケットをケーブルモデム64a,
ケーブルモデム64b,及び端末装置66bにそれぞれ
中継する。
【0074】このとき、ケーブルモデム64a及びケー
ブルモデム64bは、加入者宅内LAN側から供給され
るパケットの宛先MACアドレスをブロードキャストパ
ケット/マルチキャストパケット検出部82で監視して
いるが、所定の時間Tの間に加入者宅内LAN側から供
給されるブロードキャストMACパケットの数が一定数
(例えば、5を一定数とする)を超えていないのでパケ
ットの中継を続行する。
【0075】ケーブルモデム64a及びケーブルモデム
64bは、センタ装置62にブロードキャストMACパ
ケットをそれぞれ中継する。センタ装置62は、供給さ
れたパケットがブロードキャストMACパケットである
ので、ケーブルモデム64aから供給されたブロードキ
ャストMACパケットをケーブルモデム64a,ケーブ
ルモデム64bに中継し、ケーブルモデム64bから供
給されたブロードキャストMACパケットをケーブルモ
デム64a,ケーブルモデム64bに中継する。
【0076】ケーブルモデム64aは、センタ装置62
から二つのブロードキャストMACパケットを供給さ
れ、その二つのブロードキャストMACパケットをブリ
ッジ65に中継する。また、ケーブルモデム64bは、
センタ装置62から二つのブロードキャストMACパケ
ットを供給され、その二つのブロードキャストMACパ
ケットをブリッジ65に中継する。
【0077】ブリッジ65は、供給されたパケットがブ
ロードキャストMACパケットであるので、ケーブルモ
デム64aから供給された二つのブロードキャストMA
Cパケットをそれぞれケーブルモデム64b,端末装置
66a,及び端末装置66bにそれぞれ中継し、ケーブ
ルモデム64bから供給された二つのブロードキャスト
MACパケットをそれぞれケーブルモデム64a,端末
装置66a,及び端末装置66bにそれぞれ中継する。
【0078】このとき、ケーブルモデム64a及びケー
ブルモデム64bは、それぞれ二つのブロードキャスト
MACパケットを供給されるが、所定の時間Tの間に加
入者宅内LAN側から供給されるブロードキャストMA
Cパケットの数が一定数(5)を超えていないのでパケ
ットの中継を続行する。ケーブルモデム64a及びケー
ブルモデム64bは、センタ装置62に二つのブロード
キャストMACパケットをそれぞれ中継する。センタ装
置62は、供給されたパケットがブロードキャストMA
Cパケットであるので、ケーブルモデム64aから供給
された二つのブロードキャストMACパケットをケーブ
ルモデム64a,ケーブルモデム64bに中継し、ケー
ブルモデム64bから供給された二つのブロードキャス
トMACパケットをケーブルモデム64a,ケーブルモ
デム64bに中継する。このとき、ケーブルモデム64
a及びケーブルモデム64bは、それぞれ四つのブロー
ドキャストMACパケットが供給されるようになる。
【0079】このように、ブロードキャストMACパケ
ットはループの存在によりセンタ装置62とブリッジ6
5間で急増し、やがて所定の時間Tの間にブロードキャ
ストパケット/マルチキャストパケット検出部82に加
入者宅内LAN側から供給されるブロードキャストMA
Cパケットの数が一定数(5)を超える。ブロードキャ
ストパケット/マルチキャストパケット検出部82は、
ループを検出したとして透過/破棄スイッチ部76にパ
ケットの中継を中止するように指示する。
【0080】したがって、ケーブルモデム64a及びケ
ーブルモデム64bは、所定の時間の間に加入者宅内L
AN側から供給されるブロードキャストMACパケット
の数をカウントすることにより、自動的にループを検出
してパケット転送を停止することにより、システム全体
のダウンを防ぐことができる。次に、本発明のケーブル
モデムシステムの第四実施例について説明する。図18
は、本発明のケーブルモデムシステムの第四実施例の構
成図を示す。なお、図18のケーブルモデムシステム
は、図6のケーブルモデムシステムと一部を除いて構成
が同様であり、同一部分には同一符号を付して説明を省
略する。
【0081】図18のケーブルモデムシステムは、ルー
タ60,サーバ61,センタ装置62,ケーブルモデム
64,ケーブルモデム64と接続されるハブ85,ハブ
85と接続される2台の端末装置66a〜66bを含む
構成となっている。なお、ケーブルモデム64は、例え
ば図8又は図15に示す構成であり、上りパケットフィ
ルタリング部78を含む構成である。また、ハブ85は
リピ−タハブであるとする。
【0082】上記のような構成のケーブルモデムシステ
ムの動作について、図19のシーケンス図を利用して説
明する。図19は、本発明の第四実施例のケーブルモデ
ムシステムの一例のシーケンス図を示す。なお、図中に
記載されているLoop−Det(Mlp,Mc )等の記
載は、図14のシーケンス図と同様であり説明を省略す
る。
【0083】加入者が端末装置66aと端末装置66b
とを接続して加入者宅内LAN通信を行なう場合、端末
装置66aは端末装置66bのMACアドレスを検出す
るためブロードキャストMACパケットであるARP−
REQパケットをハブ85に送出する。ハブ85は、リ
ピータハブであるので、端末装置66aから供給された
ARP−REQパケットをケーブルモデム64,及び端
末装置66bにそれぞれ中継する。ケーブルモデム64
は、供給されたARP−REQパケットの宛先MACア
ドレスがブロードキャストMACアドレスであるので、
供給されたARP−REQパケットをセンタ装置62に
中継すると共に、そのARP−REQパケットの送信元
MACアドレスMpc1 をキャッシュテーブルB80に記
憶する。また、端末装置66bはARP−REQパケッ
トを供給され、端末装置66a宛のARP−REPパケ
ットをハブ85に送出する。
【0084】ハブ85は、リピータハブであるので、端
末装置66bから供給されたARP−REPパケットを
ケーブルモデム64,及び端末装置66aにそれぞれ中
継する。ケーブルモデム64の上りパケットフィルタリ
ング部78は、加入者宅内LAN側から供給されるパケ
ットの宛先MACアドレスを監視しており、供給された
ARP−REPパケットの宛先MACアドレスMpc1
キャッシュテーブルB80に記憶されているか否かを判
定する。
【0085】このとき、キャッシュテーブルB80には
MACアドレスMpc1 が既に登録されているため、ケー
ブルモデム64は供給されたARP−REPパケットを
破棄すると共に、そのARP−REPパケットの送信元
MACアドレスMpc2 をキャッシュテーブルB80に記
憶する。一方、端末装置66aは、ARP−REPパケ
ットを受信することにより、端末装置66bのMACア
ドレスを検出することができる。
【0086】以降の端末装置66aと端末装置66bと
の間の通信では、出力されるDATAパケットの宛先M
ACアドレスであるMpc1 ,Mpc2 が上りパケットフィ
ルタリング部78のキャッシュテーブルB80に記憶さ
れているので、ケーブルモデム64でそのデータパケッ
トが破棄され、センタ装置62に中継されない。したが
って、加入者宅内LAN上での通信に利用するパケット
がケーブルモデム64からセンタ装置62に中継される
ことなく破棄されるため、加入者宅内LAN上での通信
内容が漏洩することがない。
【0087】次に、本発明のケーブルモデムシステムの
第五実施例について説明する。図20は、本発明のケー
ブルモデムシステムの第五実施例の構成図を示す。な
お、図20のケーブルモデムシステムは、図6のケーブ
ルモデムシステムと一部を除いて構成が同様であり、同
一部分には同一符号を付して説明を省略する。図20の
ケーブルモデムシステムは、ルータ60,サーバ61,
センタ装置62,2台のケーブルモデム64a及びケー
ブルモデム64b、その2台のケーブルモデム64a及
びケーブルモデム64bと接続される2台の端末装置6
6a〜66bを含む構成となっている。なお、ケーブル
モデム64a及びケーブルモデム64bは、例えば図8
又は図15に示す構成であり、上りパケットフィルタリ
ング部78及び下りパケットフィルタリング部75を含
む構成である。
【0088】上記のような構成のケーブルモデムシステ
ムの動作について、図21のシーケンス図を利用して説
明する。図21は、本発明の第五実施例のケーブルモデ
ムシステムの一例のシーケンス図を示す。なお、図中に
記載されているLoop−Det(Mlp,Mc )等の記
載は、図14のシーケンス図と同様であり説明を省略す
る。
【0089】ケーブルモデム64aのキャッシュテーブ
ルB80には、既に端末装置66aのMACアドレスM
pc1 が記憶されているものとする。ここで、加入者が端
末装置66bからルータ60を経由してインターネット
接続を行なう場合、端末装置66bはブロードキャスト
MACパケットであるARP−REQパケットをケーブ
ルモデム64bに送出する。
【0090】ケーブルモデム64bは、供給されたAR
P−REQパケットの宛先MACアドレスがブロードキ
ャストMACアドレスであるので、供給されたARP−
REQパケットをセンタ装置62に中継すると共に、そ
のARP−REQパケットの送信元MACアドレスM
pc2 をキャッシュテーブルB80に記憶する。センタ装
置62は、供給されたARP−REQパケットの送信元
MACアドレスMpc2 と送信元ケーブルモデム64bの
CID=#2をキャッシュテーブルA74に記憶すると
共に、そのARP−REQパケットをルータ60に中継
する。また、センタ装置62は、供給されたARP−R
EQパケットにブロードキャストCID番号を付与した
ARP−REQパケットをCATV伝送路63に中継す
る。
【0091】センタ装置62からARP−REQパケッ
トを供給されたルータ60は、端末装置66b宛のAR
P−REPパケットをセンタ装置62に送出する。セン
タ装置62のブリッジ処理部70は、センタ内LAN側
から供給されるパケットの宛先MACアドレスを監視し
ており、供給されたARP−REPパケットの宛先MA
CアドレスMpc2 に対応しているCID番号をキャッシ
ュテーブルA74から検索する。検索結果により、セン
タ装置62はルータ60から供給されたARP−REP
パケットに宛先MACアドレスに対応しているCID=
#2をヘッダとして付与して、ケーブルモデム64bに
中継する。
【0092】ケーブルモデム64bは、供給されたAR
P−REPパケットを端末装置66bに中継する。この
ように、端末装置66bはARP−REPパケットを供
給され、ルータ60のMACアドレスを検出することが
できる。以降、端末装置66bは、宛先MACアドレス
をルータ60のMACアドレスとしたDATAパケット
をケーブルモデム64bに送出する。ケーブルモデム6
4bは、端末装置66bから供給されたDATAパケッ
トをCATV伝送路63を介してセンタ装置62に中継
する。また、センタ装置62は、そのDATAパケット
をルータ60に中継する。ルータ60は、供給されたD
ATAパケットをインターネットに送出し、インターネ
ットからの応答DATAパケットをセンタ装置62に中
継する。
【0093】センタ装置62は、ブリッジ処理部70に
より供給されたDATAパケットの宛先MACアドレス
pc2 に対応しているCID番号をキャッシュテーブル
A74から検索して、そのDATAパケットに宛先MA
Cアドレスに対応しているCID=#2をヘッダとして
付与して、ケーブルモデム64bに中継する。そして、
ケーブルモデム64bは、そのDATAパケットを端末
装置66bに中継する。
【0094】その後、センタ装置62とケーブルモデム
64a及びケーブルモデム64b間で無通信状態が続く
と、キャッシュテーブルA74に記憶されていたMAC
アドレスMpc1 とCID=#2とがタイムアウトにより
削除される。削除後に、インターネット側から端末装置
66b宛のDATAパケットが供給されると、ルータ6
0はそのDATAパケットをセンタ装置62に中継す
る。
【0095】センタ装置62は、ブリッジ処理部70に
より供給されたDATAパケットの宛先MACアドレス
pc2 に対応しているCID番号をキャッシュテーブル
A74から検索するが、そのDATAパケットの宛先M
ACアドレスが記憶されていないため、ブロードキャス
トのCID=Brをヘッダとして付与して、全てのケー
ブルモデム64a及びケーブルモデム64bに中継す
る。
【0096】ケーブルモデム64bは、そのDATAパ
ケットを受信すると下りパケットフィルタリング部81
のキャッシュテーブルBのコピー81を検索し、そのD
ATAパケットの宛先MACアドレスと一致するMAC
アドレスが記憶されているか否かを判定する。ケーブル
モデム64bは、そのDATAパケットの宛先MACア
ドレスと一致するMACアドレスがキャッシュテーブル
Bのコピー81に記憶されているので、端末装置66b
にデータパケットを中継する。一方、ケーブルモデム6
4aは、そのDATAパケットの宛先MACアドレスと
一致するMACアドレスがキャッシュテーブルBのコピ
ー81に記憶されていないので、端末装置66aにデー
タパケットを中継しない。
【0097】このように、ケーブルモデム64a及びケ
ーブルモデム64bは、接続されている端末装置である
端末装置66a及び端末装置66bのMACアドレスを
下りパケットフィルタリング部75のキャッシュテーブ
ルBのコピー81に記憶し、その記憶されたMACアド
レスと宛先MACアドレスとが異なる場合にパケットを
破棄するため、インターネット等との通信内容が他の加
入者に漏洩することがない。
【0098】次に、本発明のケーブルモデムシステムの
第六実施例について説明する。図22は、本発明のケー
ブルモデムシステムの第六実施例の構成図を示す。な
お、図22のケーブルモデムシステムは、図6のケーブ
ルモデムシステムと一部を除いて構成が同様であり、同
一部分には同一符号を付して説明を省略する。図22の
ケーブルモデムシステムは、ルータ60,サーバ61,
センタ装置62,7台のブリッジ87a〜87h,ケー
ブルモデム64を含む構成となっている。7台のブリッ
ジ87a〜87hのうち、4台のブリッジ87a〜87
dがセンタ内LANに接続されており、残りの4台のブ
リッジ87e〜87hが加入者宅内LANに接続されて
いる。
【0099】なお、加入者宅内LANに接続された4台
のブリッジ87e〜87hのうち、ブリッジ87eは従
来から接続されていたもので、残りの3台のブリッジ8
7f〜87hは増設されたものである。また、センタ装
置62は、例えば図7に示す構成であり、BPDUパケ
ットフィルタリング部69を含む構成である。ケーブル
モデム64は、例えば図8又は図15に示す構成であ
り、BPDUパケットフィルタリング部79を含む構成
である。
【0100】スパニングツリープロトコルをサポート
し、BPDUパケットをやり取りするブリッジからなる
同一のネットワークにおいて、両端のブリッジ間の経由
するブリッジ数(以下、ブリッジ直径という)を最大で
7台に抑えることがIEEE(米国電気電子技術者協
会)802.1Dで推奨されている。これは、各ブリッ
ジがデフォルトに設定されている場合にスパニングツリ
ー機能が正常に動作することを保証する値である。
【0101】図22のケーブルモデムシステムは、加入
者宅内LANにブリッジ87f〜87hが増設される前
のブリッジ直径が5であり、スパニングツリー機能が正
常に動作する。しかし、加入者宅内LANにブリッジ8
7f〜87hが増設されたことにより、図22のケーブ
ルモデムシステムはブリッジ直径が8となり、スパニン
グツリー機能が正常に動作しない可能性がある。
【0102】そこで、図22のケーブルモデムシステム
は、センタ装置62,ケーブルモデム64にBPDUパ
ケットを破棄するBPDUパケットフィルタリング部6
9,79を備えている。センタ装置62は、ブリッジ8
7aから供給されるBPDUパケットをBPDUパケッ
トフィルタリング部69で破棄している。また、ケーブ
ルモデム64は、ブリッジ87eから供給されるBPD
UパケットをBPDUパケットフィルタリング部79で
破棄している。
【0103】したがって、センタ内LANと加入者宅内
LANとの間でBPDUパケットのやり取りがなくな
り、CATVセンタ内LAN及び加入者宅内LANは、
同一のケーブルモデムシステムに接続される他のLAN
のブリッジ直径に影響を与えることがない。なお、特許
請求の範囲に記載したアドレスはMACアドレスに対応
し、パケット検出部はブロードキャストパケット/マル
チキャストパケット検出部に対応し、第一記憶手段はキ
ャッシュテーブルBに対応し、第二記憶手段はキャッシ
ュテーブルBのコピーに対応し、第三記憶手段はキャッ
シュテーブルAに対応し、送信元ケーブルモデムを識別
する番号はCID番号に対応し、ブリッジ自身を識別す
るアドレスを付与したパケットはBPDUパケットに対
応する。
【0104】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の本発明によ
れば、ケーブルテレビジョン伝送路を利用して通信を行
なうケーブルモデムシステムにおいて、ループ検出パケ
ットを生成するセンタ装置と、そのループ検出パケット
が加入者宅側から供給された場合にループを検出したと
判定するケーブルモデムとを有することにより、加入者
宅内のLANに含まれるループを検出することができ
る。
【0105】このループ検出の原理は、加入者宅内LA
Nにループが構成されていなければ、センタ装置から送
出されるループ検出パケットが加入者宅側からケーブル
モデムに供給される可能性がないことを利用している。
したがって、本発明のケーブルモデムシステムは、ルー
プを検出/切断することが可能である。また、請求項2
記載の本発明によれば、ループ検出パケットはネットワ
ーク上に存在しない宛先アドレスを有することにより、
センタ内LAN及び加入者宅内LAN等のケーブルモデ
ムシステムに接続されている端末装置に影響を与えるこ
となく、ルータを越えて他のネットワークに中継される
こともない。したがって、本発明のケーブルモデムシス
テムは、ケーブルモデムシステムに接続されている端末
装置に影響を与えることなく、ループを検出/切断する
ことが可能である。
【0106】また、請求項3記載の本発明によれば、セ
ンタ装置が一定時間毎にループ検出パケットを生成して
送出するループ検出パケット送出部を有することによ
り、加入者宅内LANに新たにループが構成された場合
に迅速にループを検出することができる。また、請求項
4記載の本発明によれば、ケーブルモデムは、加入者宅
側から供給されるパケットを監視し、ループ検出パケッ
トを検出すると通信処理を停止させるループ検出部を有
することにより、ループを検出/切断することが可能で
ある。
【0107】また、請求項5記載の本発明によれば、ケ
ーブルテレビジョン伝送路を利用して通信を行なうケー
ブルモデムシステムにおいて、加入者宅側から供給され
るブロードキャストパケット及びマルチキャストパケッ
トの数をカウントし、所定の時間内のカウント数が所定
数を超えた場合に、ループを検出したと判定するケーブ
ルモデムを有することにより、加入者宅内のLANに含
まれるループを検出することができる。
【0108】このループ検出の原理は、加入者宅内LA
Nにループが構成されていなければ加入者宅側から一定
時間内に供給されるブロードキャストパケット及びマル
チキャストパケットの数が所定の数を超える可能性が低
いことを利用している。したがって、本発明のケーブル
モデムシステムは、加入者宅側から供給されるブロード
キャストパケット及びマルチキャストパケットの数をカ
ウントして監視することにより、ループを検出/切断す
ることが可能である。
【0109】また、請求項6記載の本発明によれば、ケ
ーブルモデムは、加入者宅側から供給されるパケットを
監視し、所定の時間内に供給されるブロードキャストパ
ケット及びマルチキャストパケットの数が所定数を超え
ると通信処理を停止させるループ検出部を有することに
より、ループを検出/切断することが可能である。ま
た、請求項7記載の本発明によれば、ケーブルテレビジ
ョン伝送路を利用して通信を行なうケーブルモデムシス
テムにおいて、加入者宅側から供給されるパケットの送
信元端末装置を識別するアドレスを記憶しておくケーブ
ルモデムを有することにより、記憶されているアドレス
を宛先アドレスとするパケットが加入者宅側から供給さ
れた場合、そのパケットを破棄することが可能となる。
したがって、加入者宅内LAN上での通信に利用するパ
ケットがケーブルモデムからセンタ装置に中継されるこ
となく破棄されるため、通信内容が漏洩することがな
い。
【0110】また、請求項8記載の本発明によれば、ケ
ーブルモデムは、加入者宅側から供給されるパケットの
送信元端末装置を識別するアドレスを記憶しておく第一
記憶手段と、その第一記憶手段に記憶されているアドレ
スを宛先アドレスとするパケットが加入者宅側から供給
された場合、そのパケットを破棄する上りパケットフィ
ルタリング部とを有することにより、センタ装置に中継
する必要のないパケットを破棄し通信内容の漏洩を防ぐ
ことが可能となる。
【0111】また、請求項9記載の本発明によれば、ケ
ーブルテレビジョン伝送路を利用して通信を行なうケー
ブルモデムシステムにおいて、加入者宅側から供給され
るパケットの送信元端末装置を識別するアドレスを記憶
する第一記憶手段、及びその第一記憶手段の内容を複製
する第二記憶手段を含むケーブルモデムと、供給された
パケットの送信元端末装置のアドレスと送信元ケーブル
モデムを識別する番号とを対応付けて記憶する第三記憶
手段を含むセンタ装置とを有することにより、第二記憶
手段に記憶されたアドレスとパケットの宛先アドレスと
が異なる場合にパケットを破棄することができる。
【0112】したがって、各ケーブルモデムは接続され
ている端末装置に中継する必要のないパケットを破棄
し、一の端末装置とインターネット等との通信に利用さ
れるパケットが他の端末装置に中継されることがなく、
通信内容の漏洩を防ぐことが可能となる。また、請求項
10記載の本発明によれば、ケーブルテレビジョン伝送
路を利用して通信を行なうケーブルモデムシステムにお
いて、ブリッジが送出するそのブリッジ自身を識別する
アドレスを付与したパケットを削除するセンタ装置及び
ケーブルモデムを有することにより、ループの検出を行
なうスパニングツリー機能に利用されるパケットがセン
タ内LANと加入者宅内LANとの間で中継されること
を防ぐことができる。
【0113】スパニングツリー方式においては、同一の
ネットワーク上の両端のブリッジ間の経由するブリッジ
数が7台以下でなければその動作が保証されず、特に、
加入者宅内LANのブリッジの数が変化することにより
スパニングツリー機能が正常に動作しなくなる可能性が
ある。したがって、本発明のケーブルモデムシステム
は、スパニングツリー機能に利用されるパケットがセン
タ内LANと加入者宅内LANとの間で中継されないよ
うにすることにより、他のLANのブリッジ数に影響さ
れずにスパニングツリー機能を正常に動作させることが
可能となる。
【0114】また、請求項11記載の本発明によれば、
ケーブルモデムは、加入者宅側から供給されるパケット
を監視し、ループ検出パケットを検出すると通信処理を
停止させるループ検出部を有することにより、ループを
検出/切断することが可能である。また、請求項12記
載の本発明によれば、ケーブルモデムは、加入者宅側か
ら供給されるパケットを監視し、所定の時間内に供給さ
れるブロードキャストパケット及びマルチキャストパケ
ットの数が所定数を超えると通信処理を停止させるルー
プ検出部を有することにより、ループを検出/切断する
ことが可能である。
【0115】また、請求項13記載の本発明によれば、
ケーブルモデムは、加入者宅側から供給されるパケット
の送信元端末装置を識別するアドレスを記憶しておく第
一記憶手段と、その第一記憶手段に記憶されているアド
レスを宛先アドレスとするパケットが加入者宅側から供
給された場合、そのパケットを破棄する上りパケットフ
ィルタリング部とを有することにより、センタ装置に中
継する必要のないパケットを破棄し通信内容の漏洩を防
ぐことが可能となる。
【0116】また、請求項14記載の本発明によれば、
ケーブルモデムは、加入者宅側から供給されるパケット
の送信元端末装置を識別するアドレスを記憶する第一記
憶手段と、その第一記憶手段の内容を複製する第二記憶
手段とを有し、センタ装置側からケーブルモデム側に供
給されたパケットのアドレスを監視することにより、第
二記憶手段に記憶されたアドレスとパケットの宛先アド
レスとが異なる場合にパケットを破棄することができ
る。
【0117】したがって、各ケーブルモデムは接続され
ている端末装置に中継する必要のないパケットを破棄
し、一の端末装置とインターネット等との通信に利用さ
れるパケットが他の端末装置に中継されることがなく、
通信内容の漏洩を防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ケーブルモデムシステムの一例の構成図であ
る。
【図2】ケーブルモデムシステムの一例の論理的構成図
である。
【図3】ケーブルモデムシステムの一例の論理的構成図
である。
【図4】センタ装置の一例の構成図である。
【図5】ケーブルモデムの一例の構成図である。
【図6】本発明のケーブルモデムシステムの第一実施例
の構成図である。
【図7】本発明のセンタ装置の一実施例の構成図であ
る。
【図8】本発明のケーブルモデムの第二実施例の構成図
である。
【図9】フィルタリングデータベースの一例の構成図で
ある。
【図10】キャッシュテーブルAの一例の構成図であ
る。
【図11】キャッシュテーブルBの一例の構成図であ
る。
【図12】ループ検出の一例の原理図である。
【図13】ループ検出パケットの一例のフォーマットで
ある。
【図14】本発明の第一実施例のケーブルモデムシステ
ムの一例のシーケンス図である。
【図15】本発明のケーブルモデムの第三実施例の構成
図である。
【図16】ループ検出の一例の原理図である。
【図17】本発明の第三実施例のケーブルモデムを利用
するケーブルモデムシステムの一例のシーケンス図であ
る。
【図18】本発明のケーブルモデムシステムの第四実施
例の構成図である。
【図19】本発明の第四実施例のケーブルモデムシステ
ムの一例のシーケンス図である。
【図20】本発明のケーブルモデムシステムの第五実施
例の構成図である。
【図21】本発明の第五実施例のケーブルモデムシステ
ムの一例のシーケンス図である。
【図22】本発明のケーブルモデムシステムの第六実施
例の構成図である。
【符号の説明】
60 ルータ 61 サーバ 62 センタ装置 63 CATV伝送路 64,64a,64b,83a,83b ケーブルモ
デム 65,87a〜h ブリッジ 66a,66b 端末装置 68 LANインタフェース部 69,79 BPDUパケットフィルタリング部 70 ブリッジ処理部 71 ループ検出パケット送出部 72 RFインタフェース部 75 下りパケットフィルタリング部 76 透過/破棄スイッチ部 77 ループ検出部 78 上りパケットフィルタリング部 80 キャッシュテーブルB 81 キャッシュテーブルBのコピー 82 ブロードキャストパケット/マルチキャストパ
ケット検出部 85 ハブ
フロントページの続き Fターム(参考) 5C064 BA01 BA02 BA07 BB05 BC10 BC16 BC20 BC27 BD01 BD07 BD09 5K033 AA06 AA08 BA07 CC01 DA06 DA13 DA15 DB09 DB12 EA04 5K042 AA01 AA04 CA05 CA13 CA18 DA32 EA01 EA08 FA08

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルテレビジョン伝送路を利用して
    通信を行なうケーブルモデムシステムにおいて、 ネットワーク構成上の障害であるループを検出するため
    のループ検出パケットを生成するセンタ装置と、 前記ループ検出パケットが加入者宅側から供給された場
    合に、前記ループを検出したと判定するケーブルモデム
    とを有することを特徴とするケーブルモデムシステム。
  2. 【請求項2】 前記ループ検出パケットは、ネットワー
    クに接続されている各装置を識別するアドレスであっ
    て、前記各装置に割り当てられない専用のアドレスを宛
    先アドレスとして有することを特徴とする請求項1記載
    のケーブルモデムシステム。
  3. 【請求項3】 前記センタ装置は、一定時間毎に前記ル
    ープ検出パケットを生成して送出するループ検出パケッ
    ト送出部を有することを特徴とする請求項2記載のケー
    ブルモデムシステム。
  4. 【請求項4】 前記ケーブルモデムは、加入者宅側から
    供給されるパケットを監視し、前記ループ検出パケット
    を検出すると通信処理を停止させるループ検出部を有す
    ることを特徴とする請求項3記載のケーブルモデムシス
    テム。
  5. 【請求項5】 ケーブルテレビジョン伝送路を利用して
    通信を行なうケーブルモデムシステムにおいて、 加入者宅側から供給されるブロードキャストパケット及
    びマルチキャストパケットの数をカウントし、所定の時
    間内のカウント数が所定数を超えた場合に、ネットワー
    ク構成上の障害であるループを検出したと判定するケー
    ブルモデムを有することを特徴とするケーブルモデムシ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記ケーブルモデムは、加入者宅側から
    供給されるパケットを監視し、所定の時間内に供給され
    るブロードキャストパケット及びマルチキャストパケッ
    トの数が所定数を超えると通信処理を停止させるパケッ
    ト検出部を有することを特徴とする請求項5記載のケー
    ブルモデムシステム。
  7. 【請求項7】 ケーブルテレビジョン伝送路を利用して
    通信を行なうケーブルモデムシステムにおいて、 加入者宅側から供給されるパケットの送信元端末装置を
    識別するアドレスを記憶しておき、前記記憶されている
    アドレスを宛先アドレスとするパケットが加入者宅側か
    ら供給された場合、そのパケットを破棄するケーブルモ
    デムを有することを特徴とするケーブルモデムシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記ケーブルモデムは、加入者宅側から
    供給されるパケットの送信元端末装置を識別するアドレ
    スを記憶しておく第一記憶手段と、 前記第一記憶手段に記憶されているアドレスを宛先アド
    レスとするパケットが加入者宅側から供給された場合、
    そのパケットを破棄する上りパケットフィルタリング部
    とを有することを特徴とする請求項7記載のケーブルモ
    デムシステム。
  9. 【請求項9】 ケーブルテレビジョン伝送路を利用して
    通信を行なうケーブルモデムシステムにおいて、 加入者宅側から供給されるパケットの送信元端末装置を
    識別するアドレスを記憶する第一記憶手段、及びその第
    一記憶手段の内容を複製する第二記憶手段を含むケーブ
    ルモデムと、 供給されたパケットの送信元端末装置のアドレスと送信
    元ケーブルモデムを識別する番号とを対応付けて記憶す
    る第三記憶手段を含むセンタ装置とを有し、 前記センタ装置側からケーブルモデム側に供給されたパ
    ケットの前記アドレスを監視し、前記第二記憶手段に記
    憶されていないアドレスの場合にそのパケットを破棄す
    ることを特徴とするケーブルモデムシステム。
  10. 【請求項10】 ケーブルテレビジョン伝送路を利用し
    て通信を行なうケーブルモデムシステムにおいて、 ブリッジが送出するそのブリッジ自身を識別するアドレ
    スを付与したパケットを削除するセンタ装置及びケーブ
    ルモデムを有することを特徴とするケーブルモデムシス
    テム。
  11. 【請求項11】 ケーブルテレビジョン伝送路を利用し
    て通信を行なうケーブルモデムにおいて、 加入者宅側から供給されるパケットを監視し、ネットワ
    ーク構成上の障害であるループを検出するためのループ
    検出パケットを検出すると通信処理を停止させるループ
    検出部を有することを特徴とするケーブルモデム。
  12. 【請求項12】 ケーブルテレビジョン伝送路を利用し
    て通信を行なうケーブルモデムにおいて、 加入者宅側から供給されるパケットを監視し、所定の時
    間内に供給されるブロードキャストパケット及びマルチ
    キャストパケットの数が所定数を超えると通信処理を停
    止させるパケット検出部を有することを特徴とするケー
    ブルモデム。
  13. 【請求項13】 前記ケーブルモデムは、 加入者宅側から供給されるパケットの送信元端末装置を
    識別するアドレスを記憶しておく第一記憶手段と、 前記第一記憶手段に記憶されているアドレスを宛先アド
    レスとするパケットが加入者宅側から供給された場合、
    そのパケットを破棄する上りパケットフィルタリング部
    とを有することを特徴とする請求項11又は12記載の
    ケーブルモデム。
  14. 【請求項14】 前記ケーブルモデムは、 加入者宅側から供給されるパケットの送信元端末装置を
    識別するアドレスを記憶する第一記憶手段と、 その第一記憶手段の内容を複製する第二記憶手段とを有
    し、 センタ装置側からケーブルモデム側に供給されたパケッ
    トの前記アドレスを監視し、前記第二記憶手段に記憶さ
    れていないアドレスの場合にそのパケットを破棄するこ
    とを特徴とする請求項11乃至13記載のケーブルモデ
    ム。
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