JP2000183453A - 外部共振器型光源 - Google Patents

外部共振器型光源

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JP2000183453A
JP2000183453A JP10359696A JP35969698A JP2000183453A JP 2000183453 A JP2000183453 A JP 2000183453A JP 10359696 A JP10359696 A JP 10359696A JP 35969698 A JP35969698 A JP 35969698A JP 2000183453 A JP2000183453 A JP 2000183453A
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reflector
diffraction grating
optical
light
light source
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JP10359696A
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Minoru Maeda
稔 前田
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Ando Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部共振器型光源において、共振器長を長く
すること無しにスペクトル線幅を狭くする。さらに、波
長可変の際に生じる光学部品の角度変動の許容度を広げ
て、安定したレーザ発振で波長可変できるようにする。 【解決手段】 一方の端面に無反射膜1aを施した光増
幅素子1と、光増幅素子1の無反射膜1a側の射出光軸
上に配置され波長選択性を有する回折格子2とを備えた
外部共振器型波長可変光源である。光増幅素子1から回
折格子2に入射し回折格子2で反射される0次回折光の
光軸上に配置されて0次回折光を反射する反射器3A
と、反射器3Aから回折格子2に入射し回折格子2で回
折される1次回折光の光軸上に配置されて1次回折光を
反射する反射器3Bと、反射器3Aをその光軸方向に平
行移動する平行移動機構14と、反射器3Bを回転する
回転機構11とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、光計測
技術分野で使用する外部共振器型光源に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光計測技術で使用する光源には、狭スペ
クトル線幅の単一モード発振で波長安定度が良く、かつ
波長可変が可能な光源が要求されている。従来技術にお
ける外部共振器型光源として、例えば、図5に示すよう
な外部共振器型波長可変光源が知られている。
【0003】図5は、外部共振器型光源の第1の従来例
としての外部共振器型波長可変光源の構成を示すブロッ
ク図である。この外部共振器型波長可変光源は、光増幅
素子1、回折格子2、レンズ4A、4B、4C、光アイ
ソレータ5、光増幅素子駆動回路10、回転機構51、
平行移動機構54等から構成されている。光増幅素子1
は、ファブリ・ペロ型半導体レーザであり、片端面に無
反射膜1aが施され、光増幅素子駆動回路10からの注
入電流に応じて、両端面から光を射出する。光増幅素子
1の無反射膜1a側端面からの射出光は、レンズ4Aで
平行光に変換され、回折格子2に入射する。回折格子2
は、波長選択反射器として使用され、入射される平行光
のうち入射角によって決まる特定の波長の光を反射する
機能を有する。また、回折格子2は、光増幅素子1の無
反射膜1aが施されていない端面とで共振器を形成して
おり、この回折格子2で選択した光を光増幅素子1に再
入射させることで、レーザ発振させることが可能となっ
ている。レンズ4Bは、光増幅素子1の無反射膜1aが
施されていない側の射出光軸上に配置され、光増幅素子
1の端面から射出される光を平行光に変換する。平行光
に変換された射出光は、光アイソレータ5に入射され
る。光アイソレータ5は、出力ファイバ6側からの反射
光が光増幅素子1に戻らないようにするためのもので、
この光アイソレータ5を透過した光は、レンズ4Cで集
光され、出力光として出力ファイバ6に入射される。
【0004】このような、光増幅素子1と回折格子2の
光学配置で選択される波長は、次式で示される。 λ=2×d/M×sin(θ) ・・・(1) ここで、λは回折格子2で選択された波長、dは回折格
子2の溝間隔、Mは回折光の次数、θは回折格子2の法
線と光増幅素子1の射出光軸との角度(回折格子2への
入射角度)、をそれぞれ示している。回折格子2は、回
転機構51により、入射光軸に対する角度を任意の角度
(θ)に調整でき、(1)式で求められる波長の回折光
のみを、入射光路と同一光路に回折して、光増幅素子1
に帰還させる。回転機構51は、回転制御回路53から
の信号に基づく回転制御手段52の駆動により回転する
ように構成され、その回転に伴い、回折格子2の角度を
変化させて、回折格子2で選択される波長を変化させ
る。平行移動機構54は、位置制御回路56からの信号
に基づく位置制御手段55の駆動により入射光軸と平行
に移動するように構成され、その移動により共振器長を
変化させて、共振波長を変化させる。
【0005】このように構成される外部共振器型波長可
変光源において、スペクトル線幅を狭くするには、共振
器内の光子数を増やすために共振器長を長くする必要が
ある。しかし、共振器長を長くすると、単一モード発振
が得られ難いという問題点がある。また、上記光学配置
において、回折格子2で得られるフィルター特性を狭く
するには、ビーム径を広くする必要がある。しかし、ビ
ーム径を広くするには、焦点距離の長いレンズを使用す
ることになり、光学部品の角度変動の角度許容度が狭く
なるという問題点がある。角度許容度(Δ)は、次式で
近似できる。 Δ=(ω/2)/f ・・・(2) ここで、ωは光増幅素子1の有効射出径、fはレンズの
焦点距離、をそれぞれ示している。
【0006】図6に、外部共振器型光源の第2の従来例
としての外部共振器型波長可変光源の構成を示す。この
外部共振器型波長可変光源は、光増幅素子1、回折格子
2、レンズ4A、4B、4C、光アイソレータ5、反射
器7、光増幅素子駆動回路10、回転機構61等から構
成されている。なお、図6において、前述した図5と同
一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0007】このような、光増幅素子1と回折格子2と
反射器7の光学配置で選択される波長は、次式で示され
る。 λ=d/M×[sin(α)+sin(β)] ・・・(3) ここで、λは回折格子2で選択された波長、dは回折格
子2の溝間隔、Mは回折光の次数、αは回折格子2の法
線と光増幅素子1の射出光軸との角度(回折格子2への
入射角度)、βは回折格子2の法線と回折格子2で回折
した光の反射光軸との角度(回折格子2からの反射角
度)、をそれぞれ示している。回折格子2は、光増幅素
子1の無反射膜1a側端面からの射出光が入射角度αで
入射される位置に配置され、図には現れない光学ベース
台に固定されている。反射器7は、回転機構61上に配
置され、(3)式で求められる回折格子2からの回折光
の内、反射器7に垂直に入射した波長の光のみを、入射
光路と同一光路に反射して、光増幅素子1に帰還させ、
レーザ発振させる。反射器7に垂直入射しない波長の光
は、入射光路と異なった光路に反射されるため、光増幅
素子1に帰還しない。回転機構61は、回転制御回路6
3の制御による回転制御手段62の駆動により支点C1
を中心に回動するように構成され、その回動に伴い、反
射器7の角度を変化させて、回折格子2により選択され
る波長を変化させる。
【0008】このように構成される外部共振器型波長可
変光源において、スペクトル線幅を狭くするには、前述
の第1の従来例(図5)と同様に、共振器長を長くする
必要があり、そのため、単一モード発振が得られ難いと
いう問題点がある。しかし、上記光学配置では、前述の
第1の従来例(図5)と異なり、光増幅素子1から射出
した光の回折格子2への入射角度αが大きくなるため回
折格子2の有効溝本数が増え、さらに、光増幅素子1か
ら射出した光が回折格子2を2回反射して光増幅素子1
に帰還するようになっているため、ビーム径を広くしな
くても回折格子2で得られるフィルター特性を狭くでき
る。そのため、焦点距離の短いレンズを使用でき、光学
部品の角度変動の角度許容度が広いという利点がある。
【0009】図7に、外部共振器型光源の第3の従来例
としての外部共振器型波長可変光源(特開平06-11
2583)の構成を示す。この外部共振器型波長可変光
源は、光増幅素子1、回折格子2、レンズ4A、4B、
4C、光アイソレータ5、反射器8、ビームスプリッタ
(以下、ビームスプリッタをBSと略称する)9、光増
幅素子駆動回路10、回転機構71、平行移動機構74
等から構成されている。なお、図7において、前述した
図5及び図6と同一部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。
【0010】このような光学配置で選択される波長は、
前述した(1)式で示される。光増幅素子1からの平行
光は、BS9に入射し、BS9の反射率分だけの光が反
射器8に反射され、反射されない平行光は、BS9を透
過する。反射器8は、入射光軸に対して、垂直になるよ
うに配置されている。そのため、反射器8に入射した平
行光は、反射器8で反射され、再度同一光路を通ってB
S9に再入射し、反射する光と透過する光に分けられ
る。反射器8からBS9に入射した光のうち、BS9で
反射した光は、光増幅素子1に再入射するが、回折格子
2を経由せずに光増幅素子1に戻ってきた光のみでは、
光強度が弱いので、レーザ発振はしない。反射器8から
BS9に入射した光のうち、BS9を透過した光は、回
折格子2に入射し、(1)式で求められる波長の光のみ
が、入射光路と同一光路でBS9に戻る。回折格子2で
回折した光は、BS9で再度反射する光と透過する光に
分けられる。回折格子2からBS9に入射した光のう
ち、BS9を反射した光は、光増幅素子1には戻らな
い。回折格子2からBS9に入射した光のうち、BS9
を透過した光は、再度反射器8に入射する。以降、反射
器8とBS9と回折格子2の間で、上記と同様のことが
繰り返され、(1)式で求められる波長の光のみが、反
射器8とBS9と回折格子2から形成される共振器で共
振することになる。この反射器8とBS9と回折格子2
から形成される共振器は、光増幅素子1に対して、反射
率変化が急峻な波長反射特性を持つ外部反射器となる。
即ち、光増幅素子1から射出した光を、この外部反射器
として機能する共振器で反射して、光増幅素子1に帰還
させることで、レーザ発振させることができる。そし
て、急峻な波長反射特性の長波長側傾きによって、スペ
クトル線幅が狭窄される。この共振特性を反射特性に変
換する機能的構造は、ROR(Resonant OpticalReflec
tor)構造と呼ばれ、光導波路で研究され、報告(例え
ば、「IEEE J. Quantum Electron., Vol.QE-23, PP.141
9-1425,1987.」や「Appl. Phys. Lett., Vol.58, PP.44
9-451, 1991.」など)されているものを、光学素子で形
成したものである。
【0011】このように構成される外部共振器型波長可
変光源では、スペクトル線幅を狭くするために共振器長
を長くする必要がないので、単一モード発振が得られ易
いという利点がある。しかし、上記光学配置において、
回折格子2で得られるフィルター特性を狭くするには、
前述の第1の従来例(図5)と同様に、ビーム径を広く
する必要があり、光学部品の角度変動の角度許容度が狭
くなるという問題点がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上に述べたように、
第1の従来例(図5)及び第3の従来例(図7)として
示した外部共振器型波長可変光源の光学配置では、回折
格子2で得られるフィルター特性を狭くするために、平
行光のビーム径を広くする必要がある。しかし、ビーム
径を広くするために、レンズ4Aの焦点距離を長くする
と、反射光の角度変化許容度(回折格子2を回転すると
きの回転面と垂直な方向の角度許容度)が狭くなり、回
折格子2を回転させたときの角度変動が問題になり、安
定したレーザ発振で波長可変が得にくい、という問題点
がある。また、第1の従来例(図5)及び第2の従来例
(図6)として示した外部共振器型波長可変光源では、
スペクトル線幅を狭くするために、共振器長を長くする
と、縦モード間隔が狭くなり、単一モード発振が得られ
難くなる、という問題点がある。
【0013】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、波長可変の際に生じる光学部品
の角度変動の許容度が広く、安定したレーザ発振で波長
可変することが可能であると共に、共振器長を長くする
こと無しにスペクトル線幅を狭くすることが可能な外部
共振器型光源を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、一方の端面に無反射膜を
施した光増幅素子と、前記光増幅素子の無反射膜側の射
出光軸上に配置され、波長選択性を有する回折格子と、
を備えた外部共振器型光源において、前記光増幅素子か
ら前記回折格子に入射し前記回折格子で反射される0次
回折光の光軸上に配置されて、前記0次回折光を反射す
る第1の反射器と、前記第1の反射器から前記回折格子
に入射し前記回折格子で回折される1次回折光の光軸上
に配置されて、前記1次回折光を反射する第2の反射器
と、を備えた構成とした。
【0015】この請求項1記載の発明によれば、光増幅
素子から回折格子に入射し回折格子で反射される0次回
折光の光軸上に配置されて0次回折光を反射する第1の
反射器と、第1の反射器から回折格子に入射し回折格子
で回折される1次回折光の光軸上に配置されて1次回折
光を反射する第2の反射器と、を備えたため、光増幅素
子から回折格子に入射した光のうち、特定の波長の光の
みを、第1の反射器と第2の反射器に垂直入射させて、
第1の反射器と第2の反射器と回折格子とからなる共振
器で共振させることができる。この場合、上記共振器
が、光増幅素子に対して、反射率変化の急峻な波長反射
特性を持つ外部反射器となるため、光増幅素子から射出
した光を、この外部反射器として機能する共振器で反射
して光増幅素子に帰還させることで、共振器長を長くす
ること無しに、狭スペクトル線幅のレーザ発振を得るこ
とができる。また、第1の反射器と第2の反射器を備え
たことにより、光増幅素子から射出した光の回折格子へ
の入射角度を大きくして回折格子の有効溝本数を増やす
ことができ、また、光増幅素子に帰還する光が、帰還す
るまでに少なくとも2回以上回折格子を回折するため、
平行光の光ビーム径が小さくても、回折格子のフィルタ
ー特性を狭くでき、単一モード性を良くすることができ
る。従って、平行光変換用レンズに、焦点距離の短いレ
ンズを使用することができ、波長可変の際に生じる光学
部品の角度変動の許容度を広くして、安定したレーザ発
振で波長可変することが可能になる。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
外部共振器型光源において、前記第1の反射器をその光
軸方向に平行移動する平行移動機構と、前記平行移動機
構を駆動する位置制御手段と、を備えた構成とした。
【0017】この請求項2記載の発明によれば、第1の
反射器をその光軸方向に平行移動する平行移動機構と、
平行移動機構を駆動する位置制御手段とを備えたため、
位置制御手段が平行移動機構を駆動することによって、
第1の反射器をその光軸方向に平行移動することができ
る。従って、第1の反射器と回折格子と第2の反射器と
で形成される共振器の共振器長を変化させて、共振波長
を変化させることができる。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
記載の外部共振器型光源において、前記第2の反射器を
回転する回転機構と、前記回転機構を駆動する回転制御
手段と、を備えた構成とした。
【0019】この請求項3記載の発明によれば、第2の
反射器を回転する回転機構と、回転機構を駆動する回転
制御手段とを備えたため、回転制御手段が回転機構を駆
動することによって、第2の反射器を回転することがで
きる。従って、回折格子で選択されるブラック波長を変
化させることができる。
【0020】請求項4記載の発明は、請求項1に記載の
外部共振器型光源において、前記第1の反射器をその光
軸方向に平行移動する平行移動機構と、前記平行移動機
構を駆動する位置制御手段と、前記第1の反射器の平行
移動によって、前記第2の反射器を回転させる回転機構
と、を備えた構成とした。
【0021】この請求項4記載の発明によれば、第1の
反射器をその光軸方向に平行移動する平行移動機構と、
平行移動機構を駆動する位置制御手段と、第1の反射器
の平行移動によって第2の反射器を回転させる回転機構
とを備えたため、位置制御手段が平行移動機構を駆動す
ることによって、第1の反射器をその光軸方向に平行移
動することができ、同時に、この第1の反射器の平行移
動によって、第2の反射器を回転させることができる。
即ち、位置制御手段を制御することによって、第1の反
射器の位置と第2の反射器の回転角度を同時に制御する
ことができるため、波長可変の制御方法が簡単になる。
【0022】請求項5記載の発明は、請求項1に記載の
外部共振器型光源において、前記第2の反射器を回転す
る回転機構と、前記回転機構を駆動する回転制御手段
と、前記第2の反射器の回転によって、前記第1の反射
器をその光軸方向に平行移動させる平行移動機構と、を
備えた構成とした。
【0023】この請求項5記載の発明によれば、第2の
反射器を回転する回転機構と、回転機構を駆動する回転
制御手段と、第2の反射器の回転によって第1の反射器
をその光軸方向に平行移動させる平行移動機構とを備え
たため、回転制御手段が回転機構を駆動することによっ
て、第2の反射器を回転することができ、同時に、第2
の反射器の回転によって、第1の反射器をその光軸方向
に平行移動させることができる。即ち、回転制御手段を
制御することによって、第2の反射器の回転角度と第1
の反射器の位置を同時に制御することができるため、波
長可変の制御方法が簡単になる。
【0024】請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何
れかに記載の外部共振器型光源において、前記第1の反
射器が、直角プリズムを使用したダイヘドラルミラーで
ある構成とした。
【0025】この請求項6記載の発明によれば、第1の
反射器が直角プリズムを使用したダイヘドラルミラーで
あるため、第1の反射器を平行移動したときに、第1の
反射器の反射面の向きに変化が生じたとしても、第1の
反射器に入射した光を入射光路と同一光路に反射するこ
とができ、レーザ発振が不安定になることがない。
【0026】請求項7記載の発明は、請求項1〜5の何
れかに記載の外部共振器型光源において、前記第1の反
射器が、コーナーキューブプリズムである構成とした。
【0027】この請求項7記載の発明によれば、第1の
反射器が、コーナーキューブプリズムであるため、第1
の反射器を平行移動したときに第1の反射器の反射面の
向きに変化が生じたとしても、第1の反射器に入射した
光を入射光路と同一光路に反射することができ、レーザ
発振が不安定になることがない。
【0028】請求項8記載の発明は、請求項1〜7の何
れかに記載の外部共振器型光源において、前記第2の反
射器が、直角プリズムを使用したダイヘドラルミラーで
ある構成とした。
【0029】この請求項8記載の発明によれば、第2の
反射器が、直角プリズムを使用したダイヘドラルミラー
であるため、第2の反射器を回転したときに、その回転
軸が傾く方向に、第2の反射器の反射面の向きが変化し
たとしても、第2の反射器に入射した光を入射光路と同
一光路に反射することができ、レーザ発振が不安定にな
ることがない。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る外部共振器
型光源の各実施の形態例について、図1〜図4の図面を
参照しながら詳細に説明する。
【0031】<第1の実施の形態例>図1は本発明に係
る外部共振器型光源の第1の実施の形態例としての外部
共振器型波長可変光源の構成を示すブロック図である。
図2は、光増幅素子、反射器3A(第1の反射器)、反
射器3B(第2の反射器)から回折格子に入射する各光
の入射角度と反射角度(回折方向)の関係を説明するた
めの図である。
【0032】この外部共振器型波長可変光源は、光増幅
素子1、回折格子2、反射器3A、3B、光増幅素子1
の射出光軸上に配置されるレンズ4A、4B、4C、光
アイソレータ5、光増幅素子駆動回路10、回転機構1
1、平行移動機構14等から構成されている。
【0033】光増幅素子1は、ファブリ・ペロ型半導体
レーザであり、片端面に無反射膜1aが施されている。
光増幅素子1は、光増幅素子駆動回路10と接続され、
この光増幅素子駆動回路10からの注入電流に応じて、
両端面から光を射出する。レンズ4Aは、光増幅素子1
の無反射膜1a側の射出光軸上に配置され、光増幅素子
1の無反射膜1a側端面から射出される光を平行光に変
換する。平行光に変換された射出光は、回折格子2に入
射される。
【0034】回折格子2は、光増幅素子1の無反射膜1
a側端面からの射出光が入射角度αで入射される位置に
配置されている。回折格子2は、通常波長選択反射器と
して機能し、図2に示すように、光増幅素子1から入射
角度αで入射された平行光のうち、前述した(3)式で
示される波長の光の大半(反射率分)を1次回折光とし
て角度βで回折する一方、(3)式で示される波長の光
で回折されない光を、0次回折光として角度α’(α’
=α)で反射する。
【0035】反射器3Aは、光増幅素子1から回折格子
2に入射されて角度α’で反射された0次回折光が垂直
に入射される位置に配置され、光増幅素子1から回折格
子2に入射されて角度α’で反射された0次回折光を、
再度同一光軸上に反射する。反射器3Aで反射されて再
度回折格子2に入射した平行光のうち、(3)式で示さ
れる波長の光の大半は、1次回折光として角度β’
(β’=β)で回折される一方、(3)式で示される波
長の光で回折されない光は、0次回折光として角度αで
反射されて光増幅素子1に帰還する。
【0036】反射器3Bは、反射器3Aから回折格子2
に入射されて角度β’で回折された1次回折光が垂直に
入射される位置に配置され、反射器3Aから回折格子2
に入射されて角度β’で回折された1次回折光を、再度
同一光軸上に反射する。反射器3Bで反射されて再度回
折格子2に入射した平行光のうち、(3)式で示される
波長の光の大半は、1次回折光として角度α’で回折さ
れて反射器3Aに戻る一方、(3)式で示される波長の
光で回折されない光は、0次回折光として角度βで反射
される。
【0037】以降、反射器3Aと回折格子2と反射器3
Bの間で、上記と同様のことが繰り返され、光増幅素子
1から回折格子2に入射角度αで入射した平行光のう
ち、(3)式で示される波長の光のみが、反射器3Aと
反射器3Bに垂直入射して、反射器3Aと回折格子2と
反射器3Bから形成される共振器で共振することにな
る。一方、反射器3Aと反射器3Bに垂直入射しない波
長の光は、反射器3A、3Bで入射光路と異なる光路に
反射されるため、共振することはない。この反射器3A
と回折格子2と反射器3Bから形成される共振器は、光
増幅素子1に対して、反射率変化が急峻な波長反射特性
を持つ外部反射器となる。即ち、光増幅素子1から射出
した光を、この外部反射器として機能する共振器で反射
して光増幅素子1に帰還させることで、レーザ発振させ
ることができる。そして、急峻な波長反射特性の長波長
側傾きによって、スペクトル線幅が狭窄される。
【0038】また、反射器3Aは、平行移動機構14上
に配置されている。平行移動機構14は、位置制御回路
16からの信号に基づく位置制御手段15の駆動により
反射器3Aの入射光軸方向に平行移動するように構成さ
れ、その移動により、反射器3A、3Bと回折格子2で
形成される共振器の共振器長を変化させて、共振波長を
変化させる。反射器3Aは、通常、平面ミラーを使用し
ている。しかし、反射器3Aを、直角プリズムを使用し
たダイヘドラルミラーや、コーナーキューブプリズムに
より構成すると、反射器3Aの反射面の向きに変化が生
じたとしても、反射器3Aに入射した光を入射光路と同
一光路に反射できるようになる。
【0039】また、反射器3Bは、回転機構11上に配
置されている。回転機構11は、回転制御回路13から
の信号に基づく回転制御手段12の駆動により回転する
ように構成され、その回転に伴い、回折格子2に対する
反射器3Bの角度を変化させて、回折格子2で選択され
る波長を変化させる。反射器3Bは、通常、平面ミラー
を使用している。しかし、反射器3Bを、直角プリズム
を使用したダイヘドラルミラーにより構成すると、反射
器3Bを回転したときに、その回転軸が傾く方向に反射
器3Bの反射面の向きが変化したとしても、反射器3B
に入射した光を入射光路と同一光路に反射できるように
なる。
【0040】レンズ4Bは、光増幅素子1の無反射膜1
aが施されていない側の射出光軸上に配置され、光増幅
素子1の端面から射出される光を平行光に変換する。平
行光に変換された射出光は、光アイソレータ5に入射さ
れる。光アイソレータ5は、出力ファイバ6側からの反
射光が光増幅素子1に戻らないようにするためのもの
で、この光アイソレータ5を透過した光は、レンズ4C
で集光され、出力光として出力ファイバ6に入射され
る。
【0041】以上のように、第1の実施の形態例の外部
共振器型波長可変光源によれば、光増幅素子1から回折
格子2に入射し回折格子2で反射される0次回折光の光
軸上に配置されて0次回折光を反射する反射器3Aと、
この反射器3Aから回折格子2に入射し回折格子2で回
折される1次回折光の光軸上に配置されて1次回折光を
反射する反射器3Bとを備えたため、光増幅素子1から
回折格子2に入射角度αで入射した平行光のうち、前述
した(3)式で示される波長の光のみを、反射器3Aと
反射器3Bに垂直入射させて、反射器3Aと反射器3B
と回折格子2とからなる共振器で共振させることができ
る。この場合、上記共振器が、光増幅素子1に対して、
反射率変化の急峻な波長反射特性を持つ外部反射器とな
るため、光増幅素子1から射出した光を、この外部反射
器として機能する共振器で反射して光増幅素子1に帰還
させることで、共振器長を長くすること無しに、狭スペ
クトル線幅のレーザ発振を得ることができる。また、上
記構成の外部共振器型波長可変光源によれば、光増幅素
子1から射出した光の回折格子2への入射角度αを大き
くして回折格子2の有効溝本数を増やすことができ、ま
た、光増幅素子1に帰還する光が、帰還するまでに少な
くとも2回以上回折格子2で回折されるため、平行光の
光ビーム径が小さくても、回折格子2のフィルター特性
を狭くでき、単一モード性を良くすることができる。従
って、平行光変換用のレンズ4Aに、焦点距離の短いレ
ンズを使用することができ、波長可変の際に生じる光学
部品の角度変動の許容度を広くして、安定したレーザ発
振で波長可変することが可能になる。
【0042】<第2の実施の形態例>図3は、本発明に
係る外部共振器型光源の第2の実施の形態例としての外
部共振器型波長可変光源の構成を示すブロック図であ
る。なお、図3において、前述した図1と同一部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。第2の実施の形
態例の外部共振器型波長可変光源では、回転機構21
が、平行移動機構24の平行移動に従属して回転角度変
化する構成としている。
【0043】反射器3Aは、前述の第1の実施の形態例
と同様に、光増幅素子1から回折格子2に入射されて角
度α’で反射された0次回折光が垂直に入射される位置
に、配置されている。そして、反射器3Aは、その入射
光軸に対して平行に移動可能な平行移動機構24上に設
けられて、平行移動機構24と一体に移動可能となって
いる。平行移動機構24は、位置制御回路26からの信
号に基づく位置制御手段25の駆動により、反射器3A
の入射光軸方向に平行移動し、該移動により、反射器3
A、3Bと回折格子2で形成される共振器の共振器長を
変化させて、共振波長を変化させる。
【0044】反射器3Bは、前述の第1の実施の形態例
と同様に、反射器3Aから回折格子2に入射されて角度
β’で回折された1次回折光が垂直に入射される位置
に、配置されている。そして、反射器3Bは、回折格子
2の回折面上の支点C0を中心に回動可能な回転機構2
1上に設けられて、回転機構21と一体に回動可能とな
っている。回転機構21は、平行移動機構24の移動に
伴い、その先端部が平行移動機構24の一辺(平行移動
機構24の移動方向に対して垂直な一辺)に沿って摺動
して、回折格子2の回折面上の支点C0を中心に回動す
る。そして、その回動に伴い、回折格子2に対する反射
器3Bの角度を変化させて、回折格子2で選択される波
長を変化させるようになっている。
【0045】即ち、位置制御回路26からの信号に基づ
く位置制御手段25の駆動により、平行移動機構24が
反射器3Aの入射光軸に対して平行に移動して、共振器
長が変化すると共に、平行移動機構24の移動により回
転機構21が回折格子2の回折面上の支点C0を中心に
回動して、回折格子2で選択される波長が変化する。
【0046】第2の実施の形態例の外部共振器型波長可
変光源によれば、位置制御回路26による位置制御手段
25の駆動制御により、光増幅素子1に対する反射器3
Aの位置と、回折格子2に対する反射器3Bの回転角度
を同時に制御できるため、波長可変の電気制御方法が簡
単になる。
【0047】<第3の実施の形態例>図4は、本発明に
係る外部共振器型光源の第3の実施の形態例としての外
部共振器型波長可変光源の構成を示すブロック図であ
る。なお、図4において、前述した図1と同一部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。第3の実施の形
態例の外部共振器型波長可変光源では、平行移動機構
が、回転機構の回転角度変化に従属して平行移動する構
成としている。
【0048】反射器3Bは、前述の第1の実施の形態例
と同様に、反射器3Aから回折格子2に入射されて角度
β’で回折された1次回折光が垂直に入射される位置
に、配置されている。そして、反射器3Bは、回折格子
2の回折面上の支点C0を中心に回動可能な回転機構3
1上に設けられて、回転機構31と一体に回動可能とな
っている。回転機構31は、回転制御回路33からの信
号に基づく回転制御手段32の駆動により、回折格子2
の回折面上の支点C0を中心に回動し、その回動に伴
い、回折格子2に対する反射器3Bの角度を変化させ
て、回折格子2で選択される波長を変化させるようにな
っている。
【0049】反射器3Aは、前述の第1の実施の形態例
と同様に、光増幅素子1から回折格子2に入射されて角
度α’で反射された0次回折光が垂直に入射される位置
に、配置されている。そして、反射器3Aは、その入射
光軸と平行に移動可能な平行移動機構34上に設けられ
て、平行移動機構34と一体に移動可能となっている。
平行移動機構34は、その移動方向に対して垂直な一辺
に、回転機構31の先端部が当接した状態となってい
て、回転機構31の回転に伴い、回転機構31の先端部
に押圧又は引張られて、反射器3Aの入射光軸に対して
平行に移動する。そして、その移動により、反射器3
A、3Bと回折格子2で形成される共振器の共振器長を
変化させて、共振波長を変化させるようになっている。
【0050】即ち、回転制御回路33からの信号に基づ
く回転制御手段32の駆動により、回転機構31が回折
格子2の回折面上の支点C0を中心に回動して、回折格
子2で選択される波長が変化すると共に、回転機構31
の回動により、平行移動機構34が反射器3Aの入射光
軸に対して平行に移動して、共振器長が変化する。
【0051】第3の実施の形態例の外部共振器型波長可
変光源によれば、回転制御回路33による回転制御手段
32の駆動制御により、回折格子2に対する反射器3B
の回転角度と、光増幅素子1に対する反射器3Aの位置
を同時に制御できるため、波長可変の電気制御方法が簡
単になる。
【0052】なお、以上の各実施の形態例では、光増幅
素子1として、半導体レーザを例示したが、これに限ら
れるものではなく、例えば、固体レーザ、気体レーザ、
ファイバレーザなどとしても良い。
【0053】
【発明の効果】本発明に係る外部共振器型光源によれ
ば、光増幅素子から回折格子に入射し回折格子で反射さ
れる0次回折光の光軸上に配置されて0次回折光を反射
する第1の反射器と、第1の反射器から回折格子に入射
し回折格子で回折される1次回折光の光軸上に配置され
て1次回折光を反射する第2の反射器と、を備えたた
め、光増幅素子から回折格子に入射した光のうち、特定
の波長の光のみを、第1の反射器と第2の反射器に垂直
入射させて、第1の反射器と第2の反射器と回折格子と
からなる共振器で共振させることができる。この場合、
上記共振器が、光増幅素子に対して、反射率変化の急峻
な波長反射特性を持つ外部反射器となるため、光増幅素
子から射出した光を、この外部反射器として機能する共
振器で反射して光増幅素子に帰還させることで、共振器
長を長くすること無しに、狭スペクトル線幅のレーザ発
振を得ることができる。また、第1の反射器と第2の反
射器を備えたことにより、光増幅素子から射出した光の
回折格子への入射角度を大きくして回折格子の有効溝本
数を増やすことができ、また、光増幅素子に帰還する光
が、帰還するまでに少なくとも2回以上回折格子を回折
するため、平行光の光ビーム径が小さくても、回折格子
のフィルター特性を狭くでき、単一モード性を良くする
ことができる。従って、平行光変換用レンズに、焦点距
離の短いレンズを使用することができ、波長可変の際に
生じる光学部品の角度変動の許容度を広くして、安定し
たレーザ発振で波長可変することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る外部共振器型光源の第1の実施の
形態例としての外部共振器型波長可変光源の構成を示す
ブロック図である。
【図2】光増幅素子、反射器3A(第1の反射器)、反
射器3B(第2の反射器)から回折格子に入射する各光
の入射角度と反射角度(回折方向)の関係を説明するた
めの図である。
【図3】本発明に係る外部共振器型光源の第2の実施の
形態例としての外部共振器型波長可変光源の構成を示す
ブロック図である。
【図4】本発明に係る外部共振器型光源の第3の実施の
形態例としての外部共振器型波長可変光源の構成を示す
ブロック図である。
【図5】外部共振器型光源の第1の従来例としての外部
共振器型波長可変光源の構成を示すブロック図である。
【図6】外部共振器型光源の第2の従来例としての外部
共振器型波長可変光源の構成を示すブロック図である。
【図7】外部共振器型光源の第3の従来例としての外部
共振器型波長可変光源の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 光増幅素子 1a 無反射膜 2 回折格子 3A 反射器(第1の反射器) 3B 反射器(第2の反射器) 4A、4B、4C レンズ 5 光アイソレータ 6 光ファイバ 10 光増幅素子駆動回路 11、21、31 回転機構 12、32 回転制御手段 13、33 回転制御回路 14、24、34 平行移動機構 15、25 位置制御手段 16、26 位置制御回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の端面に無反射膜を施した光増幅素子
    と、 前記光増幅素子の無反射膜側の射出光軸上に配置され、
    波長選択性を有する回折格子と、 を備えた外部共振器型光源において、 前記光増幅素子から前記回折格子に入射し前記回折格子
    で反射される0次回折光の光軸上に配置されて、前記0
    次回折光を反射する第1の反射器と、 前記第1の反射器から前記回折格子に入射し前記回折格
    子で回折される1次回折光の光軸上に配置されて、前記
    1次回折光を反射する第2の反射器と、 を備えたことを特徴とする外部共振器型光源。
  2. 【請求項2】前記第1の反射器をその光軸方向に平行移
    動する平行移動機構と、 前記平行移動機構を駆動する位置制御手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の外部共振器型
    光源。
  3. 【請求項3】前記第2の反射器を回転する回転機構と、 前記回転機構を駆動する回転制御手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の外部
    共振器型光源。
  4. 【請求項4】前記第1の反射器をその光軸方向に平行移
    動する平行移動機構と、 前記平行移動機構を駆動する位置制御手段と、 前記第1の反射器の平行移動によって、前記第2の反射
    器を回転させる回転機構と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の外部共振器型
    光源。
  5. 【請求項5】前記第2の反射器を回転する回転機構と、 前記回転機構を駆動する回転制御手段と、 前記第2の反射器の回転によって、前記第1の反射器を
    その光軸方向に平行移動させる平行移動機構と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の外部共振器型
    光源。
  6. 【請求項6】前記第1の反射器は、直角プリズムを使用
    したダイヘドラルミラーであることを特徴とする請求項
    1〜5の何れかに記載の外部共振器型光源。
  7. 【請求項7】前記第1の反射器は、コーナーキューブプ
    リズムであることを特徴とする請求項1〜5の何れかに
    記載の外部共振器型光源。
  8. 【請求項8】前記第2の反射器は、直角プリズムを使用
    したダイヘドラルミラーであることを特徴とする請求項
    1〜7の何れかに記載の外部共振器型光源。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105157832A (zh) * 2015-09-28 2015-12-16 厦门大学 一种紧凑型光栅更换装置
KR20200139564A (ko) * 2019-06-04 2020-12-14 김은규 소형 라인 레이저 장치

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105157832A (zh) * 2015-09-28 2015-12-16 厦门大学 一种紧凑型光栅更换装置
KR20200139564A (ko) * 2019-06-04 2020-12-14 김은규 소형 라인 레이저 장치
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