JP2000183079A - 素子接合装置 - Google Patents

素子接合装置

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JP2000183079A
JP2000183079A JP35978098A JP35978098A JP2000183079A JP 2000183079 A JP2000183079 A JP 2000183079A JP 35978098 A JP35978098 A JP 35978098A JP 35978098 A JP35978098 A JP 35978098A JP 2000183079 A JP2000183079 A JP 2000183079A
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JP
Japan
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laser
silicon substrate
substrate
components
bonding apparatus
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JP35978098A
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English (en)
Inventor
Masayuki Niitsuma
正行 新妻
Kosuke Sasaki
光祐 佐々木
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L24/00Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
    • H01L24/74Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies
    • H01L24/75Apparatus for connecting with bump connectors or layer connectors

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  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)
  • Die Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒータや超音波振動装置等を不要として構成
の簡略化,低コスト化を図りつつ、基盤上の素子に対す
る位置決めを容易にする。 【解決手段】 シリコン基盤1上に半導体ベアチップ3
a,3b,3cを接合するに当たり、YAGレーザ4を
基盤1の部品実装面とは反対側に設置して、そのレーザ
パワーと発生時間との制御を行なう一方、焦点可変機構
7を設けてレーザのスポットサイズを調整可能とするこ
とにより、余計な部品を無くして簡略化,低コスト化を
図りつつ、部品接合時の位置決めを容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シリコン基盤上
に半導体ベアチップ等を接合して高密度の機能素子を製
造するための、素子接合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、基盤上に半導体等を接合して機能
素子を製造する方法として、基盤に錫,金等からなる半
田合金を付着させ、この上に部品を載せ部品面から赤外
線ランプ等によって部品および基盤全体を加熱し、半田
を溶かして接合する所謂リフロー式がある。しかし、こ
のリフロー式は部品面側から加熱するため、異種の部品
に対してもほぼ同じ温度となり、限界温度の最も低い部
品に合わせて接合する必要があり、最適な温度条件を出
すことが難しい。また、部品の位置を精度良く接合する
ために部品を外部機構で固定しようとしても、照射光を
妨げるなどの問題もある。
【0003】これに対し、図3のような方式もある。こ
れは、シリコン基盤1の光透過性を利用するもので、シ
リコン基盤1に対して部品(半導体素子)3の面の反対
方向からランプ光を集光して、基盤の広い範囲(加熱エ
リア参照)を加熱し半田2を溶かして接合する、所謂ラ
イトビーム方式と呼ばれるものである。このライトビー
ム方式では、光の拡散が大きい他、シリコンに対しても
光吸収が高く、加熱範囲を小さくしようとしてもΦ3〜
5mm程度の広い範囲が加熱される。このため、0.2
mm角程度の部品を0.1mm程度の間隔で接合しよう
としても全体が加熱されることから、高い位置決め精度
で接合できないという問題があり、高密度に微細な素子
を組み合わせてパターンを形成する上で大きな支障とも
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、特開平10−
190209号公報のように、素子実装面の反対側から
のレーザ光による照射と、素子実装面上方からの熱また
は超音波振動の印加とを組み合わせたものが提案されて
いる。しかしながら、この方式は熱または超音波振動の
いずれかを与えるためにヒータまたは超音波振動装置を
必要とするだけでなく、これらが素子実装面上方に設置
されるため位置決めの際の妨げとなり、高精度な位置決
めが困難になるなどの問題がある。したがって、この発
明の課題は、ヒータや超音波振動装置を不要として構成
の簡素化,低コスト化を図りつつ、高精度な位置決めを
容易にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
べく、この請求項1の発明では、導電性を有する物質を
蒸着またはメッキした基盤上に、前記蒸着またはメッキ
層と接する面に導電性を有する物質の半田層を蒸着また
はメッキした半導体素子を接合する素子接合装置におい
て、 前記基盤の素子実装面とは反対側に設けられ、前
記半田を溶融する熱源として用いられるレーザ発生源
と、このレーザ発生源からのレーザ光のスポットサイズ
を調整する焦点可変機構とを設け、前記レーザ発生源か
らのレーザパワーと照射時間とを制御しながら各接合面
を照射ようにしている。
【0006】上記請求項1の発明においては、前記基盤
をシリコン基盤とし、レーザ発生源をYAGレーザとす
ることができる(請求項2の発明)。また、上記請求項
1または2の発明においては、前記レーザパワーを段階
的に制御することができる。さらに、上記請求項2また
は3の発明においては、前記YAGレーザは、各素子当
たりの照射時間を15〜60秒間連続照射とし、YAG
レーザのパワー密度をシリコン基盤の表面で50W/m
2 以下とすることができる(請求項4の発明)。
【0007】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施の形態を示
す断面構造図である。シリコン基盤1には導電性物質と
して錫,金等からなる半田2a,2b,2cを介して
0.2mm角程度の半導体ベアチップ3a,3b,3c
が配置される。なお、ここでは図示を省略しているが、
シリコン基盤1と半田2a,2b,2cの間には、導電
性物質として金を含む合金がシリコン基盤1にメッキさ
れており、また、半導体ベアチップ3a,3b,3cの
下部にも導電性物質として金を含む合金がメッキされて
いる。ここで、シリコン基盤1にメッキされる導電性物
質は、半田2a,2b,2cにメッキされる導電性物質
より融点が高い。これらのベアチップ部品は、位置決め
用の顕微鏡9およびハンドリング8等により、概略的な
位置決めが予めなされている。なお、この位置決めにつ
いては従来と同様なので、説明は省略する。
【0008】一方、シリコン基盤1の下部には、YAG
レーザ発振器4から集光用の凸レンズ5を介して、YA
Gレーザ収束光が所定の部品の下部に照射されるよう、
レーザビーム6の位置が決められる。また、レーザのス
ポットサイズを可変にするため、ここでは焦点可変機構
7を有している。この焦点可変機構としては、例えば歯
車機構を結合するなどして、凸レンズ5をレーザ光の光
軸方向に移動させるものが考えられるが、これに限らな
いことは勿論である。
【0009】基盤1の材料としては、シリコンの他にセ
ラミックスやガラスなどが挙げられるが、YAGレーザ
に対する透過性を考慮すれば、シリコンが透過性の点で
優れていると言える。すなわち、YAGレーザはシリコ
ンに対して80%以上は透過する性質があり、光学レン
ズによってΦ0.1mm程度まで集光可能であることに
着目し、シリコン基盤の部品実装面とは反対方向から照
射することで、シリコン基盤1全体を加熱することなく
個々の部品の接合面を直接加熱できるようにしたもので
ある。
【0010】YAGレーザ発振器4は通常Krアークラ
ンプによって励起される。そこで、この発明では図示さ
れない電力または電流制御手段を用いて、上記ランプに
流す電流を制御することによりレーザパワー(またはパ
ワー密度)を制御し、結果的に基盤表面の温度の制御を
行なうようにしている。その場合の時間と温度(基盤表
面の温度)との関係例を、図2に示す。すなわち、横軸
は時間で、Tは各素子当たりの照射時間を示し、ここで
は大体15〜60秒とされる。また、温度を、ここでは
照射時間Tの前半では比較的低くなるように、後半では
比較的高くなるよう上記ランプに流す電流を2段階に分
けて制御している。これは、レーザパワーを強くして長
時間照射すると基盤まで傷めてしまうので、最初は少し
弱めにして仮接合し、その後温度を高くして本接合する
ためである。なお、仮接合または本接合による位置ずれ
を防ぐため、必要に応じて加圧等の手段が付与される。
【0011】また、縦軸の温度を所定値にするための単
位面積当たりのパワー、つまりパワー密度としては50
W/mm2 以下としている。これはこの値以上にする
と、シリコン基盤まで溶融してしまうだけでなく、半田
も酸化および蒸発してしまうためである。したがって、
上記ランプに流す電流の制御にもとづくパワー制御をし
ても、焦点可変機構7によるスポットサイズの制御にも
とづきパワー密度は変化するので、スポットサイズを最
小に絞った状態でも、そのパワー密度が50W/mm2
以下となるような配慮が別途必要となる。
【0012】以上のような構成において、例えば半導体
ベアチップ3bをシリコン基盤1に接合する場合、半導
体ベアチップ3bの大きさは予め分かっているので、こ
の大きさよりも若干大き目のレーザスポットが当該部品
の下部に照射されるよう、凸レンズ5と基盤1の間隔が
焦点可変機構7により調整される。レーザビーム6はシ
リコン基盤1を透過して半田2bに照射され、加熱され
るので、半導体ベアチップ3bがシリコン基盤1に接合
されることになる。このとき、位置決め用顕微鏡9およ
びハンドリング8によって位置を微調整する。なお、こ
の発明では、位置決め用顕微鏡9およびハンドリング8
を接合部品の真上に位置させることが可能なため、接合
部品の斜め方向から位置決めするよりも高精度な位置決
めが可能となる。次に、シリコン基盤1上の別なベアチ
ップ3cを接合する場合も、上記と同様にレーザビーム
6,焦点可変機構7,ハンドリング8および位置決め用
顕微鏡9を移動させて接合する。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、シリコン基盤の部品
実装面とは反対方向からYAGレーザを適切なスポット
サイズにして照射することができ、シリコン基盤全体を
加熱することがないため、位置決め接合を終了した部品
を再加熱して位置を狂わすおそれもなく、したがって、
構成が簡単かつ安価となり、位置決めも容易になるとい
う利点が得られる。また、部品実装面とは反対方向から
の照射であるため、容易に顕微鏡,ハンドリングによる
位置決めができることから、高精度の位置決めが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す構造断面図であ
る。
【図2】レーザパワーの制御例を示す特性図である。
【図3】従来例を示す構造断面図である。
【符号の説明】
1…基盤(シリコン基盤)、2,2a,2b,2c…半
田、3…部品(半導体素子)、3a,3b,3c…半導
体ベアチップ、4…レーザ発振器、5…凸レンズ、6…
レーザビーム、7…焦点可変機構、8…ハンドル、9…
位置決め用顕微鏡。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/34 507 H05K 3/34 507C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性を有する物質を蒸着またはメッキ
    した基盤上に、前記蒸着またはメッキ層と接する面に導
    電性を有する物質の半田層を蒸着またはメッキした半導
    体素子を接合する素子接合装置において、 前記基盤の素子実装面とは反対側に設けられ、前記半田
    を溶融する熱源として用いられるレーザ発生源と、この
    レーザ発生源からのレーザ光のスポットサイズを調整す
    る焦点可変機構とを設け、前記レーザ発生源からのレー
    ザパワーと照射時間とを制御しながら各接合面を照射す
    ることを特徴とする素子接合装置。
  2. 【請求項2】 前記基盤をシリコン基盤とし、レーザ発
    生源をYAGレーザとすることを特徴とする請求項1に
    記載の素子接合装置。
  3. 【請求項3】 前記レーザパワーを段階的に制御するこ
    とを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の素
    子接合装置。
  4. 【請求項4】 前記YAGレーザは、各素子当たりの照
    射時間を15〜60秒間連続照射とし、YAGレーザの
    パワー密度をシリコン基盤の表面で50W/mm2 以下
    とすることを特徴とする請求項2または3のいずれかに
    記載の素子接合装置。
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