JP2000182203A - ハ―ドディスク・ドライブ書込みヘッドの調節可能なライタ―・オ―バ―シュ―ト - Google Patents

ハ―ドディスク・ドライブ書込みヘッドの調節可能なライタ―・オ―バ―シュ―ト

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JP2000182203A
JP2000182203A JP11359406A JP35940699A JP2000182203A JP 2000182203 A JP2000182203 A JP 2000182203A JP 11359406 A JP11359406 A JP 11359406A JP 35940699 A JP35940699 A JP 35940699A JP 2000182203 A JP2000182203 A JP 2000182203A
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M Tetaraddo Patrick
エム、テタラッド パトリック
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 書込みヘッド駆動電流のオーバーシュートを
制御する。 【解決手段】 ハードディスク・ドライブ(100)の
Hブリッジ駆動回路の調節可能なライター駆動回路及び
オーバーシュートを提供する改良された書込み駆動回
路。本発明は、可変キャパシタ回路(22,24)を用
い、書込み駆動トランジスタ(44,46)に初期ブー
ストを提供する。好ましい実施例において、可変キャパ
シタのキャパシタンスは、シリアル制御ポートを介して
ディスク駆動プリアンプに書き込まれたワードによって
制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスク・
ドライブ(HDD)の書込み駆動回路に関連する。更に
詳細に言えば、立上り時間と立下がり時間、及びディス
クに書込む動作の他の特性を最適化するよう、書込みヘ
ッド駆動電流のオーバーシュートを調節するハードディ
スク・ドライブ書込みヘッド及び回路に関連する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】ハードディスク・ドライブ
記憶装置は、磁化可能な材料で表面が被覆された1つ又
はそれ以上の回転するディスク又はプラッタ(platte
r)を典型的に有する。各プラッタ表面に関連する読出
し/書込みヘッドは、ヘッドを横切った半径方向に一緒
に動き、トラックと呼ばれ、同心円上に位置するアドレ
ス指定可能なデータ領域に到達する。現在は個別の読出
しヘッド及び書込みヘッドを有することが一般的であ
る。書込みヘッドは本質的にワイヤの小さなコイルであ
り、これは、トラックに沿ってディスク・プラッタの小
さな領域を磁化することによってデータを記憶する。書
込みヘッドを介して駆動された電流が一時的な磁界をつ
くり、これが、書込みヘッドの現在の位置でディスクの
小さな領域を磁化する。書込みヘッドを介して電流を駆
動するために用いられる電子回路は、図1に示すような
Hブリッジを典型的に用いる。例えば、ハシモトらに発
行され、参照のためここに引用した米国特許番号第6,
638,012号が、書込み駆動回路にHブリッジを用
いている。Hブリッジの用途は、電流が書込みヘッドを
介していずれの方向にも駆動されるようにすることであ
る。電流が1方向に駆動されるとき磁界はN極で1方向
につくられ、電流が逆方向に駆動されるとき磁界はN極
で逆方向につくられる。Hブリッジは、1対のトランジ
スタをオンにすることによって、ヘッドを介する駆動電
流を切替え、電流が供給源から接地へのパスを流れるよ
うにする。例えば、トランジスタYをオンにし、トラン
ジスタ
【外1】 をオフにするとき、書込みヘッドを介する電流はHX
らHYへ流れる。同様に、トランジスタ
【外2】 をオンにし、トランジスタYをオフにするとき、電流は
逆方向に流れる。tr,tf(立上り時間,立下がり時
間)は、HDD書込みヘッドの誘導負荷を介して電流が
逆転し得る速度に対応する時間である。
【0003】HDDプラッタの1つのトラックに記憶さ
れ得るデータの量を増やすためには、電流の流れの変化
速度を速めることが望ましい。tr,tfを減らす際の
制約は、オーバーシュートの量である。図2は、典型的
な先行技術のHDD書込みヘッドへのテスト入力に対す
る電流波形を示す。ヘッドを介する電流のスイッチング
速度を速めると、オーバーシュート20がヘッドで生成
される。いくらかのオーバーシュートは許容され得る
が、幾つかの用途では、あまりにオーバーシュートが多
いと、ヘッド、及びその結果として駆動装置全体の性能
に有害な影響を及ぼすことがある。先行技術では、図1
に示すようなキャパシタ16,18を加えることによっ
てオーバーシュートが増大される。この回路では、駆動
サイクルの始めに、キャパシタ16,18を介して付加
的な電流が書込みヘッド・ノードにダンプ(dump)され
る。
【0004】
【課題を達成するための手段及び作用】本発明は、Hブ
リッジ・ヘッド駆動回路のオーバーシュート過渡電流の
制御を調節可能にする改良された書込み駆動回路を提供
する。一実施例において、本発明は、切替え過渡電流期
間の間ヘッド駆動に注入される電流を選択的に決めるこ
とができるよう、ヘッド駆動回路に可調節(adjustabl
e)キャパシタを提供する。この可変キャパシタは、プ
リアンプ・デバイスへのシリアル入力を介して制御され
得、ハードディスク・ドライブのオーバーシュート特性
をプログラム可能にすることができる。本発明の別の実
施例では、可調節オーバーシュート回路は、並列に配置
され、その回路に集積回路の最終金属化層で選択的に接
続された幾つかのキャパシタを有する可変キャパシタを
含む。本発明の更に別の実施例において、Hブリッジ・
トランジスタを駆動する固定キャパシタと共同する可調
節電流インバータが提供される。この可調節電流インバ
ータは、個別の制御入力を有するいくつかのトランジス
タを含み得る。これらの制御されたトランジスタは、キ
ャパシタを介してHブリッジ・トランジスタを駆動する
1つ又はそれ以上のトランジスタを選択するために用い
ることができる。本発明の利点は、HDDメーカーが、
電流オーバーシュート量を選択することができる性質を
用いてヘッドの性能を最適化できることである。最適化
は、特定のディスクドライブ設計において、又は特定の
ドライブにおいてバーン・イン中に、又はヘッドがディ
スク・プラッタの別トラック又は別セクションにアクセ
スするとき「オン・ザ・フライ」にて成され得る。
【0005】
【実施例】本発明の特徴とされる新規な特性を添付の特
許請求の範囲に示す。しかし、本発明及び本発明の他の
特性と利点は、添付の図面に関連させて以下の詳細な説
明を参照することによって最もよく理解されよう。上述
のように、図1の先行技術の回路で示すように、Hブリ
ッジを典型的に用いるHDD書込みヘッドを介して電流
を駆動するために電子回路が用いられる。この図面は簡
略した書込みドライバの回路を示し、これは「ライタ
ー」回路と呼ばれることもある。典型的には、書込み駆
動回路は、電流の値を設定する上側2つ又は下側2つの
トランジスタを備えた、Y入力及び
【外3】 入力を駆動するための付加的な回路を有する。例とし
て、前述した米国特許番号第6,638,012号を参
照されたい。Hブリッジの用途は、電流が書込みヘッド
を介していずれの方向へも駆動されるようにすることで
ある。電流が1方向へ駆動されるとき、磁界がN極で1
方向につくられ、電流が反対の方向へ駆動されるとき、
磁界はN極で反対の方向につくられる。この磁界はその
後、ディスク・プラッタの小さな領域を磁化することに
よってディスク・プラッタにデータを「書き込む」ため
に用いられる。Hブリッジは、一対のトランジスタをオ
ンにすることによってヘッドを介する駆動電流を切替
え、電流が供給源から接地へのパスを流れるようにする
よう動作する。例えば、トランジスタYをオンにし、ト
ランジスタ
【外4】 をオフにするとき、電流はHXからHYへ書込みヘッドを
介して流れる。同様に、トランジスタ
【外5】 をオンにし、トランジスタYをオフにするとき、電流は
逆の方向へ流れる。定状態の電流がヘッドを介して流れ
るとき、書込みヘッドのDC動作点は、そのヘッドのい
ずれかの側の電圧である。
【0006】HDD書込みヘッドは誘導負荷であるた
め、図2に示すように、ヘッドを介する電流が急速に反
転するとき、HX出力及びHY出力に電圧及び電流スウィ
ング(特有の過渡電流リング)が生じる。製造中など
に、全体のディスク・ドライブ性能を選択的に最適化す
るよう制御可能な方法で、書込みヘッド電流遷移tr/
tfの書込み周波数を増加させることが望ましい。本発
明の一実施例を図3に示す。この回路は、バイアス電圧
を生成する回路と可調節オーバーシュート回路に加え
て、上述のH駆動回路20を含む。可調節オーバーシュ
ート回路は、書込みヘッドの上側駆動トランジスタ及び
下側駆動トランジスタの間に接続される可変キャパシタ
22,24を含む。可調節オーバーシュート回路は、調
節可能な初期電流を書込みヘッドに駆動し、それにより
オーバーシュートの制御が調節可能となる。更に図3に
関し、電圧バイアス回路26は、ノード28に電圧VB
を提供する。電圧バイアス回路26は、図示するよう
に、トランジスタ32のゲート及びコレクタに接続され
る電流源30を含み、そのトランジスタのエミッタはレ
ジスタ34を介して接地に接続される。図示した実施例
では、バイアス電圧VBは、2つのMOSトランジスタ
36,38のソース入力に接続される。2つのMOSト
ランジスタ36,38のドレインは、下側Hブリッジ・
トランジスタ40,42のゲートに接続される。これら
のトランジスタのゲートは、駆動信号Y及び
【外6】 に接続される。従って、トランジスタ36,38は、下
側Hブリッジ・トランジスタ40,42のゲートへの電
圧バイアス電流VBを、駆動信号Y及び
【外7】 によって制御されたように切替える。VBの電圧は、所
望の定状態のヘッド電流を提供するように選択される。
上述のように、図3の回路のオペレーションは、書込み
制御信号Y及び
【外8】 によって制御される書込みヘッド10を介する交流駆動
電流をつくることができる。回路オペレーションの一例
として、トランジスタ46及び42を介して流れる電流
を生じさせる、高から低へのYの遷移を説明する。Yの
高から低への遷移では、トランジスタ40からバイアス
電圧を取り除き、それをトランジスタ42へ印加するた
め、トランジスタ36がオフになり、トランジスタ38
がオンになる。同様に、インバータ48を介するYの遷
移がトランジスタ46をオンにする。更に、高から低へ
のYの遷移と同時に低から高へ遷移する
【外9】 がインバータ50に供給され、トランジスタ44がオフ
になる。インバータ48の出力が低から高に遷移する
と、可変キャパシタ22は、トランジスタ42のゲート
に流れる電流に初期低インピーダンスを提供する。従っ
て、キャパシタ22は、トランジスタ42に初期駆動電
流を提供して、トランジスタ42をより高速にオンにす
る。トランジスタ42へのこの初期駆動は、一層高速な
tf/tf及び対応するオーバーシュートを提供する。
可変キャパシタ22は充電されるため、トランジスタ4
2を駆動するための更なる定状態電流を提供しない。ヘ
ッドを介する定状態電流は、トランジスタ42のゲート
に印加されるVBによって決定される。Yの低から高へ
の遷移は、上述したものと同様の方法で、書込みヘッド
を介して反対方向に流れる電流を供給する。
【0007】図4は本発明の別の実施例を示す。この実
施例では、図3で示した包括的な可変キャパシタは、図
4に示すような可変キャパシタ22,24で置き換えら
れている。可変キャパシタ22,24は、並列に接続さ
れる1つ又はそれ以上のキャパシタ52(C1からC
4)を有する。それぞれのキャパシタ52は、トランジ
スタ54への一方の又は両方の端子に接続される。トラ
ンジスタ54は、トランジスタ54をオンにするようト
ランジスタ・ゲートに接続された制御ライン56を有す
る。このトランジスタがオンになると、このトランジス
タに関連するキャパシタのキャパシタンスが図3の回路
に加えられる。可変キャパシタ22,24の制御は、図
4に示すように実行される。典型的には「プリ・アン
プ」チップである集積回路へのシリアル入力は、先行技
術のシリアル入力プロトコルに従って、シリアル・ポー
ト回路58によって処理され得る。その後、シリアル・
ポート回路58は、イネーブル情報をキャパシタ・イネ
ーブル・レジスタ60にロードする。キャパシタ・イネ
ーブル・レジスタ60は、その可変キャパシタに適する
それぞれのキャパシタに対し1ビット・レジスタを有す
る。キャパシタ・イネーブル・レジスタ60の出力は可
変キャパシタのトランジスタのゲートを駆動する。この
ように、可変キャパシタは、個別のキャパシタンスを所
望の全キャパシタンスまで加えるよう、適当なトランジ
スタをオンにすることによって、シリアル・ポートを介
して調節され得る。図5は本発明の更に別の実施例を示
す。この実施例では、図3に示した包括的な可変キャパ
シタは、図5に示すような可変キャパシタ62で置き換
えられている。可変キャパシタ62は、並列に接続され
る1つ又はそれ以上のキャパシタ52(C1からC5)
を含む。キャパシタ52のそれぞれは、共通端子64へ
の1つの端子に接続される。各キャパシタ52の第2の
端子は、端子66に接続されても接続されなくてもよ
い。第2の端子の接続は、チップ製造プロセス中の最終
金属化工程によって決まる。このように、プロセスの金
属化工程を変えることによって、しかし、下にある回路
設計を変えることなく、所望とされる特定の応答用に集
積回路を修正することができる。
【0008】図6は本発明の別の実施例を示す。この実
施例は、Hブリッジ・トランジスタを駆動するキャパシ
タと共同する可調節電流インバータ70を含む。この実
施例は、インバータ48,50を図6に示すような可調
節電流インバータで置き換えることを除けば、図3に示
したものと同じ全体の回路を用いることができる。可調
節駆動インバータを含む好ましい実施例において、可調
節キャパシタ22,24の代りに固定キャパシタが用い
られることが好ましい。可調節電流インバータ70は、
入力72と出力73を有する。図示した可調節電流イン
バータは、参照電圧VCCとGNDの間に接続されるト
ランジスタ対PMOS 75およびNMOS 76を含む
基本的なインバータ74を含む。付加的なPMOSトラ
ンジスタ78,80,82により、付加的な電流を出力
76に供給することができる。対応する制御トランジス
タ84,86,88が、それぞれ制御入力CTRB0、
CTRB1、CTRB2によってイネーブルにされると
き、入力72はアクティブであり、イネーブルにされた
それぞれのPMOSトランジスタは、電源VCCへ付加
的な電流を供給する。制御入力は、図4に示したよう
に、シリアル・ポート回路を介してイネーブル・レジス
タによって駆動されてもよい。当業者であれば明白なよ
うに、制御されたオーバーシュートの付加的な段階とし
て、制御入力を備えた任意の数の付加的なPMOSトラ
ンジスタを用いることができる。図3の回路と共同して
用いるとき、可変電流インバータ70は、可変電流能力
でキャパシタ24を駆動する。好ましくは、PMOSト
ランジスタ75は、キャパシタ22,24に関連して、
制御ラインがディスエーブルになるとき最小オーバーシ
ュートとなり、各制御ラインがイネーブルになるとき最
大オーバーシュートとなるよう、充分に小さな電流容量
に選択される。更に、トランジスタ78,80,82
は、インバータ駆動電流が段階的に増加し得るように、
例えば1:2:4という比率で増加する電流駆動のもの
であり得る。
【0009】図7は本発明のHDDシステム・レベルの
図面である。ハードディスク・ドライブ100は、コン
トローラ102を介してコンピュータ104に接続され
る。ハードディスク・ドライブ100は、図示するよう
に回転するモータ108で駆動されるディスク・プラッ
タ106を有する。読出しおよび書き込みヘッド110
は、ボイス・コイル・モータ114によって駆動される
アクチュエータ・メカニズム112上で動く。ヘッドに
よって検出されたデータは、プリアンプ116およびそ
の後読出しチャネル118を介して送られ、ヘッド・ア
クチュエータ位置決めシステム120へフィードバック
を提供するためにも用いられる。HDDからのデータ信
号は、コントローラ102へ供給され、その後コンピュ
ータ104へ送られる。本発明は、上述のように書込み
ヘッド110に対する駆動回路の改良点に関する。本発
明は例示用の実施例を参照して説明されたが、本説明が
限定的な意味に解釈されることは意図していない。これ
らの例示用の実施例の種々の変形及び組合せばかりでな
く本発明の他の実施例も、本説明を参照すれば当業者に
とって明白である。したがって、添付の特許請求の範囲
はあらゆるこれらの変形及び組合せを包含することを意
図する。例えば、好ましい実施例としてNPNトランジ
スタを示したが、NMOSトランジスタなど他の種類も
本発明によって考慮されている。更に、種々の電流イン
バータは、供給電流の代りに可変シンク電流を供給する
よう変更され得る。
【0010】以上の説明に関して更に次の項を開示す
る。 (1) コンピュータ・システムのハードディスク・ド
ライブであって、1つ又はそれ以上の表面に磁気媒体を
有する1つ又はそれ以上のプラッタと、磁気媒体を有す
る前記表面の少なくとも1つに関連する書込みヘッド
と、前記書込みヘッドを介する電流を駆動することが可
能で、2つの上側トランジスタと2つの下側トランジス
タを含むHブリッジ回路と、前記Hブリッジ回路を駆動
するよう調節可能な初期駆動電流を供給する回路とを含
むハードディスク・ドライブ。 (2) ハードディスク・ドライブの書込みヘッドを駆
動する集積回路であって、前記書込みヘッドを介する電
流を駆動することが可能で、2つの上側トランジスタと
2つの下側トランジスタを含むHブリッジ回路と、前記
Hブリッジ回路を駆動するよう調節可能な初期駆動電流
を供給する回路とを含む集積回路。 (3) 前述の項のいずれかに従った発明であって、前
記調節可能な初期駆動電流は、前記上側トランジスタの
ゲートと、前記Hブリッジの反対側の前記下側トランジ
スタのゲートとの間に接続される可調節キャパシタ回路
を含む。 (4) 前述の項のいずれかに従った発明であって、前
記可変キャパシタは、前記トランジスタ・ゲートへの接
続を有する一群のキャパシタのうちの少なくとも1つで
あり、回路の製造中の最終金属化工程の間は接続が成さ
れないため、前記一群のキャパシタの残りは接続を有さ
ない。 (5) 前述の項のいずれかに従った発明であって、前
記可変キャパシタは、前記トランジスタ・ゲートへのプ
ログラム可能な接続を有する複数のキャパシタである。 (6) 前述の項のいずれかに従った発明であって、前
記トランジスタ・ゲートへの前記プログラム可能な接続
は、トランジスタに接続される少なくとも1つの端子を
備えたキャパシタのアレイを含み、前記トランジスタの
ゲートは、キャパシタの前記アレイの接続のプログラム
可能な制御のため、イネーブル・レジスタによってイネ
ーブルにされる。 (7) 前述の項のいずれかに従った発明であって、前
記調節可能な初期駆動電流回路は、キャパシタを介して
前記Hブリッジ・トランジスタを駆動する可調節インバ
ータ回路を含む。 (8) 前述の項のいずれかに従った発明であって、前
記可調節インバータ回路は、イネーブル・トランジスタ
を介して参照電圧に接続される1つ又はそれ以上の付加
的なPMOSトランジスタが後に続くNMOS及びPM
OS対を含み、前記NMOS及びPMOS対は、前記キ
ャパシタに結合されて限定された量の電流を前記Hブリ
ッジに供給することが可能であり、前記付加的なPMO
Sトランジスタは、前記付加的なPMOSトランジスタ
がそれらに対応するイネーブル・トランジスタにオンに
させるとき、前記キャパシタに付加的な電流を供給する
ことも可能である。 (9) 前述の項のいずれかに従った発明であって、前
記付加的なPMOSトランジスタは、階段状に増加する
電流容量である。
【0011】(10) ハードディスク・ドライブ(1
00)のHブリッジ駆動回路の調節可能なライター駆動
回路及びオーバーシュートを提供する改良された書込み
駆動回路。本発明は、可変キャパシタ回路(22,2
4)を用い、書込み駆動トランジスタ(44,46)に
初期ブーストを提供する。好ましい実施例において、可
変キャパシタのキャパシタンスは、シリアル制御ポート
を介してディスク駆動プリアンプに書き込まれたワード
によって制御される。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術に従ったHブリッジ駆動回路を示す
図。
【図2】先行技術に従った図1のHブリッジ駆動回路に
供給したテストパルスへの応答を示す図。
【図3】本発明の一実施例に従った書込みドライバの可
調節リング回路を示す図。
【図4】本発明の一実施例に従った書込みドライバのた
めの可調節キャパシタ回路を示す図。
【図5】本発明の一実施例の可調節キャパシタ回路を示
す図。
【図6】本発明の一実施例の可調節リング回路を示す
図。
【図7】本発明の一実施例のHDDシステム・レベルを
示す図。
【符号の説明】
10 書込みヘッド 20 H駆動回路 22,24 可変キャパシタ 26 電圧バイアス回路 28 ノード 30 電流源 32,36,38,40,42,44,46 トランジ
スタ 34 レジスタ 48,50 インバータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ・システムのハードディス
    ク・ドライブであって、 1つ又はそれ以上の表面に磁気媒体を有する1つ又はそ
    れ以上のプラッタと、 磁気媒体を有する前記表面の少なくとも1つに関連する
    書込みヘッドと、 前記書込みヘッドを介する電流を駆動することが可能
    で、2つの上側トランジスタと2つの下側トランジスタ
    を含むHブリッジ回路と、 前記Hブリッジ回路を駆動するよう調節可能な初期駆動
    電流を供給する回路とを含むハードディスク・ドライ
    ブ。
  2. 【請求項2】 ハードディスク・ドライブの書込みヘッ
    ドを駆動する集積回路であって、 前記書込みヘッドを介する電流を駆動することが可能
    で、2つの上側トランジスタと2つの下側トランジスタ
    を含むHブリッジ回路と、 前記Hブリッジ回路を駆動するよう調節可能な初期駆動
    電流を供給する回路とを含む集積回路。
JP11359406A 1998-12-17 1999-12-17 ハ―ドディスク・ドライブ書込みヘッドの調節可能なライタ―・オ―バ―シュ―ト Pending JP2000182203A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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