JP2000181588A - 赤外線通信モジュール付き装置 - Google Patents

赤外線通信モジュール付き装置

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JP2000181588A
JP2000181588A JP10354745A JP35474598A JP2000181588A JP 2000181588 A JP2000181588 A JP 2000181588A JP 10354745 A JP10354745 A JP 10354745A JP 35474598 A JP35474598 A JP 35474598A JP 2000181588 A JP2000181588 A JP 2000181588A
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Masahiko Sekimoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 赤外線信号の送受信方向を装置本体に対して
変更可能に構成し、装置周囲の任意の方向に対して赤外
線通信を行う。 【解決手段】 装置本体10と、装置本体10の内部に
備えられた赤外線通信モジュールとを有し、赤外線通信
モジュールを介して装置本体10と他の装置間で赤外線
信号の送受信が可能な赤外線通信モジュール付き装置で
あって、赤外線通信モジュールが、装置本体10の上面
に方位角方向に回動可能に備えられた赤外線通信部20
内に配設され、通信窓部26を介して行われる赤外線通
信モジュールの信号送受信方向が装置本体10の方位角
方向に対して変更可能となる構成としてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラや
デジタルビデオなどの電子撮像装置,パーソナルコンピ
ュータに代表される情報処理装置等の電子機器装置にお
ける、装置相互間で赤外線通信を行なうための赤外線通
信モジュールを備えた赤外線通信モジュール付き装置に
関し、特に、赤外線通信モジュールの赤外線信号の送受
信方向を装置本体に対して変更可能に構成することによ
って、装置周囲の任意の方向に対して赤外線通信を行う
ことができる赤外線通信モジュール付き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルカメラやデジタルビデ
オ,パーソナルコンピュータ等の電子機器装置において
は、装置相互間で赤外線通信を行なうための赤外線通信
モジュールを備えた各種装置が提供されている。
【0003】このような赤外線通信モジュールを備えた
装置では、装置相互間でケーブルを介在させることなく
信号の送受信が行え、装置間の接続作業を必要とするこ
となく簡単にデータ等の送受信が可能となり、通信速度
が速く、しかも、セキュリティも保持されることから、
特にデジタルカメラやノート型パソコン等の小型の電子
機器装置における通信手段として広く利用されている。
【0004】図9を参照して、この種の赤外線通信モジ
ュールを備えた電子機器装置について説明する。図9
は、従来の赤外線通信モジュール付き装置を示す概略斜
視図であり、装置本体がデジタルカメラを構成する場合
である。同図に示すように、従来の一般的な赤外線通信
モジュール付き装置は、装置本体110の正面部に赤外
線通信部120が備えられており、赤外線信号が送受信
される通信窓部126が装置正面に向かって開口してい
る。
【0005】この赤外線通信部120の通信窓部126
を介して、装置内部に備えられた赤外線モジュール(図
示省略)から赤外線信号が送信され、また、他の装置か
らの赤外線信号が受信されるようになっている。図中、
111は装置本体110を構成するデジタルカメラのレ
ンズであり、113はシャッターボタンである。
【0006】なお、図9では、装置本体110がデジタ
ルカメラである場合を示しているが、この装置本体11
0はパソコンやデジタルビデオ等の他の装置であっても
よく、その場合でも、赤外線モジュールの構成はほぼ同
様となっている。すなわち、赤外線通信部の信号送受信
用の通信窓部は、通常、装置正面部に向かって開口して
おり、装置内に配設された赤外線モジュールの赤外線信
号は装置正面に向かって送受信されるようになってい
る。
【0007】ところで、赤外線通信モジュールを用いた
通信方法は、従来のケーブルを接続して行う通信方法と
比較して、接続作業が不要となる上に、通信速度も速い
ことから、装置相互間で瞬時にデータの送受信が行える
利点がある。このため、赤外線通信モジュールを用いる
ことによって、従来のケーブル接続では実現できなかっ
たような多様なデータ通信方法も可能となる。
【0008】例えば、デジタルカメラに赤外線通信モジ
ュールが備えられると、カメラ内に記録された撮影デー
タを、後に他の装置に転送するといった基本的な使用方
法はもちろんのこと、カメラで撮影している被写体の画
像データを赤外線通信によって同時にパソコン側に転送
し、リアルタイムで被写体データをパソコン上で処理す
ることもできる。さらに、被写体データが転送されたパ
ソコンをネットワーク接続すれば、ネットワークを介し
て別の場所にあるパソコンにもデジタルカメラで撮影し
ている被写体のデータをダイレクトに転送することがで
き、パソコンを用いたテレビ会議等にもカメラの画像デ
ータを利用することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
赤外線通信モジュール付き装置では、図9でも示したよ
うに、赤外線通信モジュールを内蔵した赤外線通信部
が、装置本体の正面側に固定式で配設されており、赤外
線信号の送受信方向は通信窓部が開口する装置正面方向
だけに固定されていた。
【0010】従って、このように赤外線信号の送受信方
向が固定された従来装置で赤外線通信を行なおうとすれ
ば、赤外線の通信方向となる装置本体の正面を必ず相手
方装置に向けなければならなず、上述したデジタルカメ
ラの場合、被写体と相手方装置とが同一方向に存在しな
い限り、被写体データをそのまま相手方装置に送信する
ことはできなかった。
【0011】このため、被写体を撮影しながら同時に他
のパソコン等にもデータを送信するといった使用方法は
現実にはきわめて困難であり、実際には、予め送信デー
タを記録,作成しておき、その後当該データを相手方装
置に転送するという単純な使用方法のみに限られてしま
い、赤外線通信の利点が十分に活用されていないのが実
状であった。例えば、デジタルカメラの場合、まず、カ
メラで静止画像を撮影し、その画像を一度カメラ内に記
録し、その後、カメラの正面部を送信先となるパソコン
に向け直して画像データを転送する、といった使用方法
に限定されていた。
【0012】本発明は、このような従来の技術が有する
問題を解決するために提案されたものであり、赤外線通
信モジュールの赤外線信号の送受信方向を装置本体に対
して変更可能に構成することにより、装置本体周囲の任
意の方向に赤外線通信が行える赤外線通信モジュール付
き装置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の請求項1記載の赤外線通信モジュール付き装置
は、装置本体と、この装置本体に備えられた赤外線通信
モジュールとを有し、この赤外線通信モジュールを介し
て前記装置本体と他の装置間で赤外線信号の送受信が可
能な赤外線通信モジュール付き装置であって、前記赤外
線通信モジュールが、赤外線信号の送受信方向を前記装
置本体に対して変更可能に配設された構成としてある。
【0014】特に、請求項2では、前記赤外線通信モジ
ュールの赤外線信号の送受信方向が、前記装置本体に対
して方位角方向に変更可能な構成としてある。また、請
求項3では、前記赤外線通信モジュールの赤外線信号の
送受信方向が、前記装置本体に対して俯仰角方向に変更
可能な構成としてある。
【0015】具体的には、請求項4では、前記赤外線通
信モジュールが、前記装置本体に回動可能に設けられた
収納部に搭載,収納され、この収納部の回動に伴って前
記装置本体に対して方位角方向及び/又は俯仰角方向に
回動し、前記赤外線信号の送受信方向が変更される構成
としてある。
【0016】このような構成からなる本発明の赤外線通
信モジュール付き装置によれば、赤外線通信を行う赤外
線モジュールが装置本体に回動自在に取り付けられた収
納部に搭載,収納されているので、この収納部を任意に
回動させることにより、赤外線モジュールの信号通信方
向を所望の方位角方向や仰角方向に簡単に設定,変更す
ることができる。
【0017】これにより、装置本体の向きを変えること
なく赤外線の信号通信方向だけを自由に変更することが
でき、例えば装置本体がデジタルカメラである場合、カ
メラで被写体を撮影しつつ、その画像データをカメラの
周囲に設置した任意のパソコン等に直接送信することも
可能となり、赤外線モジュールを用いた多様な通信方法
を実現することができる。
【0018】一方、請求項5では、前記赤外線通信モジ
ュールの信号通信方向前方に、赤外線信号の送受信方向
の角度を変更する信号角度変更手段を回動可能に配設
し、この信号角度変更手段が回動することによって、前
記赤外線信号の送受信方向が変更される請求項1,2,
3又は4記載の赤外線通信モジュール付き装置。
【0019】このような構成からなる本発明の赤外線通
信モジュール付き装置によれば、赤外線モジュールの通
信方向前方に配設した反射板や光屈折部材等の信号角度
変更手段を回動させることにって、赤外線モジュールの
信号通信方向を変更することができる。これにより、上
述した請求項4に記載した収納部を回動させる場合と同
様に、装置本体の向きを変えることなく赤外線の信号通
信方向を自由に変更することができる。
【0020】また、このように反射板等を用いて赤外線
の信号通信方向を変更させることによって、赤外線信号
が経由する通信窓部と赤外線モジュールを分離させるこ
とが可能となり、赤外線モジュールのみを装置本体内の
奥部に配設することもできる。これにより、装置本体の
内部構造等の制約から赤外線モジュールを通信窓部の近
傍に配設できない場合でも、本発明の信号通信方向可変
型の赤外線モジュールを適用することができ、装置の設
計の自由度等もより向上させることができる。従って、
この回動可能な信号角度変更手段を請求項4に記載した
収納部に収納することによって、あらゆる構造の装置に
も本発明を適用することが可能となる。
【0021】そして、請求項6記載の赤外線付きモジュ
ール付き装置は、前記装置本体が電子撮像装置からなる
構成としてある。一方、請求項7記載の赤外線付きモジ
ュール装置は、前記装置本体が情報処理装置からなる構
成としてある。
【0022】このような構成からなる本発明の赤外線通
信モジュール付き装置によれば、デジタルカメラやデジ
タルビデオカメラなどの電子撮像装置や、パーソナルコ
ンピュータに代表される情報処理装置等、赤外線モジュ
ールが備えられる各種の電子機器装置に適用することが
でき、本発明による赤外線モジュールを用いた多様な通
信方法をあらゆる電子機器装置において実現することが
可能となる。
【0023】特に、デジタルカメラのように撮像の際に
必ず被写体側に向かわなければない撮像装置や、パーソ
ナルコンピュータのようにデータ作成の際に必ずディス
プレイに向かわなければならない情報処理装置に本発明
を適用することによって、撮像操作やデータ作成操作と
同時に、被写体やディスプレイとは異なる方向に向けて
赤外線通信を行うことが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の赤外線通信モジュ
ール付き装置の実施形態について、図面を参照して説明
する。
【0025】[第一実施形態]まず、本発明の赤外線通
信モジュール付き装置の第一実施形態について図1〜図
3を参照して説明する。図1は、本発明の第一実施形態
にかかる赤外線通信モジュール付き装置を示す概略斜視
図である。図2は、図1に示す本実施形態にかかる赤外
線モジュール付き装置の赤外線通信部の取付部分を示す
一部断面側面図である。また、図3は、本実施形態にか
かる赤外線モジュール付き装置の使用状態を示す説明図
であり、(a)は赤外線通信部を装置本体の正面側に向
けて通信を行う場合であり、(b)は赤外線通信部を装
置本体の背面側に向けて通信を行う場合である。
【0026】これらの図に示すように、本実施形態の赤
外線通信モジュール付き装置は、装置本体10がデジタ
ルカメラを構成しており、装置本体10の上面右側に赤
外線通信部20が備えられて、パソコン等の相手方装置
と赤外線通信ができるようになっている。
【0027】このデジタルカメラを構成する装置本体1
0には、正面部のほぼ中央に被写体の像を取り込むため
のレンズ11が備えられるとともに、レンズ11の実装
面と反対側の背面部には、図3(a)に示すように、取
り込んだ画像を表示するディスプレイ12が備えられて
いる。また、装置本体10の上面部左側にはシャッター
ボタン13が備えられている。
【0028】赤外線通信部20は、図2に示すように、
ケーブルを用いることなく赤外線信号によりデータの送
受信を行う赤外線通信モジュール21と、この赤外線通
信モジュール21が実装され当該赤外線通信モジュール
21を動作させる回路基板22を備えている。赤外線通
信モジュール21は、実装される回路基板22によって
作動され、一定方向(図2においては図面右方向)に向
かって赤外線信号を送受信するようになっている。
【0029】そして、これら赤外線通信モジュール21
及び回路基板22が、回動部23に搭載されるとともに
ケースカバー25内に収納されるようになっている。回
動部23は、図2に示すように、赤外線通信モジュール
21と回路基板22とが搭載される平板部23aと、こ
の平板部23aの底面中央から装置上面側に突出する円
筒状の軸部23bとからなっている。
【0030】平板部23aは、赤外線通信モジュール2
1が実装された回路基板22が搭載可能な円板状に形成
されている。軸部23bは、図2に示すように、装置本
体10の上面に形成された円筒状のボス部10aに回動
可能状態で挿通されるようになっている。この軸部23
bの挿通方向先端には、回動部23が装置側のボス部1
0aから脱落しないように固定リング23cが巻装して
ある。また、回動部23の底面と装置本体10の上面の
間には、スペーサとして機能する板ばね24が配設して
あり、回動部23は弾性をもって装置上面と一定間隔で
離間している。
【0031】そして、この回動部23の全体がケースカ
バー25によって覆われている。ケースカバー25は、
底面が開口したほぼ円筒状のケース部材であり、回動部
23の上方に配設されて、底面開口部の内縁が平板部2
3aの外縁と嵌合することにより、回動部23の全体を
覆っている。これによって、本実施形態では、回動部2
3及びケースカバー25によって、赤外線通信モジュー
ル21を収納する収納部を構成している。
【0032】なお、図1に示すように、装置本体10の
上面部右側は、円筒状のカバーケース25が配設され、
かつ、このカバーケース25が回動できるだけの空間が
形成してある。また、装置本体10の内部には図示しな
い各種の電子部品やデバイスが収納されており、回動部
23の軸部23bを経由して配設される図示しないケー
ブルを介して赤外線通信部20の回路基板22と接続さ
れるようになっている。
【0033】そして、ケースカバー25に、赤外線通信
モジュール21の赤外線信号が送受信可能に通過する通
信窓部26が形成してある。この通信窓部26は、ケー
スカバー25の側面壁部に穿設された孔に透明体が埋め
込まれて構成されており、ケースカバー25の内外に赤
外線信号が通過できるようになっている。従って、ケー
スカバー25は、図2に示すように、この通信窓部26
が赤外線通信モジュール21の赤外線送受信方向の前方
に位置するように回動部23に組み立てられる。
【0034】以上のような構成からなる本実施形態の赤
外線通信部20は、ケースカバー25で覆われた回動部
23が軸部23bを中心軸として回動することができ、
赤外線通信モジュール21の赤外線信号の送受信方向を
装置本体10の方位角方向に変更することができる。こ
れによって、赤外線通信部20を任意の方位角方向に回
動させることにより、装置本体周囲の任意の場所に位置
する相手方装置との間で赤外線通信を行うことが可能と
なる。
【0035】次に、このような構成からなる本実施形態
の赤外線通信モジュール付き装置の動作について、図3
を参照して説明する。まず、装置本体10のデジタルカ
メラ内にすでに取り込まれている画像データを相手方の
パーソナルコンピュータ50に転送する場合には、図3
(a)に示すように、赤外線通信部20を装置方位角方
向に回動させ、通信窓部26が装置本体10の正面部に
向くように位置させる。これによって、赤外線信号をパ
ーソナルコンピュータ50の赤外線送受信部51に送信
する。
【0036】この場合には、通常カメラで被写体を撮影
する場合と同様の握り方によって装置本体10のデジタ
ルカメラを保持して画像データを転送することができ
る。また、このとき、装置本体10に取り込まれている
画像データは装置背面側のディスプレイ12に表示され
るので、ディスプレイ12で転送する画像を選択,確認
しながら画像データを転送することができる。
【0037】このように、装置本体10内に取り込んで
あるデータを転送する際には、赤外線通信部20を回動
させて、通信窓部26を装置本体10の正面部に向くよ
うに位置させることで、カメラの握り勝手を損なうこと
なく、かつ、ディスプレイ12によって転送する画像を
確認しながら画像転送可能となるので、赤外線通信時の
操作性を良好に保つことができる。
【0038】一方、装置本体10内に被写体の画像を一
度取り込んだ後ではなく、装置本体10のレンズ11を
向けている被写体の静止画像又は動画像を、装置本体1
0を経由して直接パソコン50にも取り込む場合には、
図3(b)に示すように、赤外線通信部20を回動させ
て通信窓部26が装置本体10の背面部に向くように位
置させるとともに、装置本体10の全体はレンズ11を
備えた正面部が被写体1を向くように配設する。この状
態で被写体1の撮影とデータの転送を同時に行うことが
できる。
【0039】通常、被写体の画像をカメラの撮影と同時
に送信してパソコン50にも取り込もうとする場合、レ
ンズ11は被写体の方向に向けるとともに、赤外線通信
部20の通信窓部26はパソコン50の赤外線送受信部
51に向いていなければならない。
【0040】このため、赤外線の通信方向が装置正面の
一方向のみに固定されていた従来の装置では、パソコン
側に同時送信できる被写体の範囲はきわめて狭い範囲に
限られており、被写体とパソコンとが対向する位置にあ
るような場合、被写体データの同時送信は不可能であっ
た。
【0041】本実施形態では赤外線通信部20が装置本
体10に対して方位角方向に回動可能に構成されている
ので、図3(b)に示すように、被写体とパソコン50
とが対向して反対方向に位置する場合には、赤外線通信
部20を回動することにより、装置本体10のレンズ1
1を被写体に向けたままの状態で、通信窓部26を装置
本体10の背面部側に向かせ、赤外線の信号方向をパソ
コン50側にすることができる。
【0042】従って、この状態で、赤外線信号をパーソ
ナルコンピュータ50の赤外線送受信部51に向けて送
信することができ、装置本体10で被写体を撮像すると
同時に、その画像データをそのままパソコン50にも取
り込ませることができ、パソコン50のモニタ52に装
置本体10が撮影している被写体1の画像をそのまま同
時に表示させることが可能となる。
【0043】これによって、本実施形態にかかる装置本
体10によれば、カメラ内に一度画像を書き込むことな
く、カメラのレンズ11を向けている被写体の静止画像
や動画像を、装置本体10を介して直接パソコン50に
取り込むような使い方が可能となり、赤外線通信による
画像データ転送方法を用いた新たな使用方法を提供する
ことができる。
【0044】なお、赤外線通信部20を方位角方向に回
動させて装置正面側と背面側の途中の位置で位置合わせ
することにより、装置本体10の側面方向に向かって赤
外線通信を行うことも可能である。従って、この場合、
赤外線通信部20を装置本体10の方位角方向の任意の
位置で位置決めできる位置決め手段を設けることが好ま
しい。
【0045】このような位置決め手段としては、折畳み
式のノート型パソコン等においてディスプレイの展開角
度を位置決めする公知の位置決め手段を採用することが
でき、例えば、回動部23の軸部23bと装置本体10
のボス部10aの回動部分に板ばね等の回動規制手段を
設けたり、回動部23と装置本体10に段階的に係合す
る爪部を設けることにより、赤外線通信部20の回動位
置を任意の角度で位置決めすることが可能となる。
【0046】以上説明したように、本実施形態の赤外線
通信モジュール付き装置によれば、赤外線通信を行う赤
外線モジュール21が装置本体10に回動自在に取り付
けられた回動部23及びケースカバー25に搭載,収納
されることにより、この回動部23及びケースカバー2
5を任意に回動させることで、赤外線モジュール21の
信号通信方向を所望の方位角方向に簡単に設定,変更す
ることができる。
【0047】これにより、装置本体10の向きを変える
ことなく赤外線の信号通信方向を自由に変更することが
でき、本実施形態のように装置本体10がデジタルカメ
ラを構成する場合、カメラで被写体1を撮影しつつ、そ
の画像データをカメラの背面側に設置したパソコン50
に直接送信することも可能となり、赤外線モジュールを
用いた多様な通信方法を実現することができる。
【0048】なお、本実施形態では、装置本体10はデ
ジタルカメラを構成しているが、回動可能な赤外線通信
部20を備える限り、装置本体10は他の電子機器装
置、例えばノート型パーソナルコンピュータとすること
もできる。すなわち、本実施形態の回動自在な赤外線通
信部20は、デジタルカメラやデジタルビデオカメラな
どの電子撮像装置や、パーソナルコンピュータに代表さ
れる情報処理装置等、赤外線モジュールが備えられる各
種の電子機器装置に適用することができる。
【0049】[第二実施形態]次に、本発明の赤外線通
信モジュール付き装置の第二実施形態について図4及び
図5を参照して説明する。図4は、本発明の第二実施形
態にかかる赤外線通信モジュール付き装置を示す概略斜
視図である。図5は、図4に示す本実施形態にかかる赤
外線モジュール付き装置の赤外線通信部の取付部分を示
す、(a)は一部断面正面図、(b)は一部断側面図で
ある。
【0050】これらの図に示すように、本実施形態の赤
外線通信モジュール付き装置は、上述した第一実施形態
における赤外線通信モジュール付き装置の変更実施形態
であり、第一実施形態では方位角方向に回動可能に構成
されていた赤外線通信部20を俯仰各方向に回動可能に
構成したものである。
【0051】すなわち、本実施形態では、図5に示すよ
うに、ケースカバー25が、内部に赤外線通信モジュー
ル21を実装した回路基板22が収納できる有底中空状
に形成してあり、このケースカバー25が赤外線通信モ
ジュール21及び回路基板22を搭載,収納する収納部
を構成している。そして、本実施形態のケースカバー2
5には、両側面から水平方向に突出する回動軸25aが
設けてある。
【0052】一方、装置本体10の上面右側には、ケー
スカバー25の全体が配設可能な凹部空間10bが形成
してある。この凹部空間10bは、図4に示すように、
装置本体10の正面側及び背面側に開口するほぼコ字形
状に形成された凹部となっており、凹部内壁がケースカ
バー25の両側面に対向するように形成してある。
【0053】そして、この凹部空間10bにケースカバ
ー25が配設されるとともに、ケースカバー25の両側
面から突出する回動軸25aが凹部空間10bの内壁に
よって軸支されるようになっている。これによって、本
実施形態のケースカバー25は、回動軸25aを中心と
して凹部空間10b内で俯仰角方向に回転し、ケースカ
バー25の通信窓部26が俯仰角方向に沿って移動し、
装置本体10の正面部及び背面部に位置するようになっ
ている。
【0054】ここで、凹部空間10b及びケースカバー
25は、ケースカバー25が凹部空間10b内を俯仰角
方向に回動できる大きさとなっている。具体的には、本
実施形態では、ケースカバー25の長手方向(赤外線通
信方向)の長さが凹部空間10bのほぼ3/4程度とな
っており、また、凹部空間10bの底面部ほぼ中央は、
ケースカバー25の後端部が干渉しないように曲面状の
窪みが形成してある。
【0055】なお、装置本体10の内部に配設される各
種電子部品と回路基板22とは、ケースカバー25の回
動軸25aを経由して配設される図示しないケーブルを
介して接続されるようになっている。また、本実施形態
では特に図示していないが、赤外線通信部20を装置本
体10の俯仰角方向の任意の位置で位置決めする位置決
め手段を設けることで、装置本体10の斜め前方や斜め
後方に向けて赤外線通信を行うことも可能である。位置
決め手段としては、折畳み式のノート型パソコン等にお
いてディスプレイの展開角度を位置決めする板ばね等の
公知の位置決め手段を採用することができる。
【0056】このような構成からなる本実施形態の赤外
線通信モジュール付き装置によれば、赤外線モジュール
21を収納したケースカバー25を装置本体10に対し
て俯仰角方向に回動可能に配設してあるので、ケースカ
バー25を任意に回動させることで、赤外線モジュール
21の信号通信方向を所望の俯仰角方向に設定,変更す
ることができる。
【0057】これにより、第一実施形態の場合と同様
に、装置本体10の向きを変えることなく赤外線の信号
通信方向を自由に変更することができ、赤外線モジュー
ルを用いた多様な通信方法が実現できる。また、本実施
形態では、ケースカバー25を装置本体10の俯仰角方
向の任意の位置で位置決めすることにより、装置本体1
0を動かすことなく、装置本体10の斜め前方や斜め後
方に向けて赤外線通信を行うことも可能となる。
【0058】[第三実施形態]次に、本発明の赤外線通
信モジュール付き装置の第三実施形態について図6及び
図7を参照して説明する。図6は、本発明の第三実施形
態にかかる赤外線通信モジュール付き装置を示す概略斜
視図である。図7は、図6に示す本実施形態にかかる赤
外線モジュール付き装置の赤外線通信部の取付部分を示
す一部断面側面図である。
【0059】これらの図に示すように、本実施形態の赤
外線通信モジュール付き装置は、上述した第一及び第二
実施形態における赤外線通信モジュール付き装置の変更
実施形態であり、第一実施形態で方位角方向に回動可能
に構成され、第二実施形態で俯仰角方向に回動可能に構
成されていた赤外線通信部20を組み合わせることによ
って、方位角方向及び俯仰角方向の双方に回動可能に構
成したものである。
【0060】すなわち、本実施形態では、図7に示すよ
うに、ケースカバー25が、内部に赤外線通信モジュー
ル21を実装した回路基板22が収納できる有底中空状
に形成してあり、このケースカバー25が赤外線通信モ
ジュール21及び回路基板22が搭載,収納されるよう
になっている。また、ケースカバー25の両側面から回
動軸25aが突設してある。
【0061】一方、回動部23は、図6に示すように、
ケースカバー25の全体が配設可能な凹部空間23dを
備えた構成となっている。すなわち、回動部23は、赤
外線通信モジュール21と回路基板22を収納したケー
スカバー25が配設される平板部23aと、平板部23
aの底面から装置上面側に突出する軸部23bとを備
え、さらに、平板部23aの上面に凹部空間23dが形
成されている。
【0062】凹部空間23dは、図6に示すように、平
板部23aの上面側に設けられた装置本体10の正面側
及び背面側に開口するほぼコ字形状に形成された凹部と
なっており、凹部内壁がケースカバー25の両側面に対
向するようしてある。そして、この凹部空間23dにケ
ースカバー25が配設されるとともに、ケースカバー2
5の両側面から突出する回動軸25aが凹部空間10b
の内壁によって軸支されるようになっている。
【0063】なお、軸部23bは、図7に示すように、
装置本体10の上面に形成されたボス部10aに回動可
能状態で挿通され、先端部に固定リング23されてボス
部10aから脱落しないようになっている。また、回動
部23の底面と装置本体10の上面の間には、板ばね2
4が配設され、回動部23は弾性をもって装置上面と一
定間隔で離間している。
【0064】このように、本実施形態では、回動部23
及びケースカバー25が一体となって赤外線通信モジュ
ール21を収納,搭載する収納部を構成している。そし
て、このような構成からなる赤外線通信部20は、赤外
線通信モジュール21を収納したケースカバー25が回
動軸25aを中心として回動部23の凹部空間23d内
で俯仰角方向に回転するとともに、このケースカバー2
5が配設された回動部23が、ケースカバー25と一体
で方位角方向に回動することになる。従って、ケースカ
バー25に設けた通信窓部26は、装置本体10に対し
て方位角方向及び俯仰角方向の双方に移動して、装置本
体10の周囲の任意の位置に信号送受信方向を向けるこ
とができる。
【0065】これによって、本実施形態の赤外線通信モ
ジュール付き装置では、第一及び第二実施形態の場合と
同様に、装置本体10の向きを変えることなく赤外線の
信号通信方向を自由に変更することができ、赤外線モジ
ュールを用いた多様な通信方法が実現できる。また、本
実施形態では、ケースカバー25及び回動部23を装置
本体10の方位角及び俯仰角方向の双方において、任意
の位置で位置決めすることにより、装置本体10を動か
すことなく、赤外線通信方向を装置本体10に対して三
次元方向に設定,変更することが可能となり、装置本体
10の周囲のあらゆる方向に向けて赤外線通信が行える
ようになる。
【0066】[第四実施形態]次に、本発明の赤外線通
信モジュール付き装置の第四実施形態について図8を参
照して説明する。図8は、本発明の第四実施形態にかか
る赤外線通信モジュール付き装置を示す一部断面側面図
であり、(a)は右側面図、(b)は左側面図である。
【0067】これらの図に示すように、本実施形態の赤
外線通信モジュール付き装置では、上述した第一から第
三実施形態における赤外線通信モジュール付き装置の場
合と異なり、赤外線通信モジュール21及び回路基板2
2を装置本体10の内部に配設し、赤外線通信モジュー
ル21の信号通信方向前方に、赤外線信号の送受信方向
の角度を変更する信号角度変更手段として反射板30を
回動可能に配設してある。
【0068】赤外線通信モジュール21は、図8に示す
ように、回路基板22に実装された状態で、装置本体1
0の内部に固定されており、赤外線の通信方向が装置上
面に向くように配設してある。そして、この赤外線通信
方向の前方である装置上面側に、反射板30が配設さ
れ、この反射板30がケースカバー25によって覆われ
ている。
【0069】ケースカバー25は、内部に反射板30を
収納可能な中空状に形成され、装置本体10の上面に方
位角方向に回動可能に取り付けられている。図8に示す
ように、ケースカバー25の底面側には装置上面に向か
って突出する開口部25bが形成してあり、この開口部
25bの突出部分が、装置本体10の上面に形成された
円筒状のボス部10aに回動可能状態で挿通されるよう
になっている。
【0070】また、この開口部25bが装置側のボス部
10aに挿通されることによって、ケースカバー25と
装置内部が連通され、装置内の赤外線通信モジュール2
1に赤外線信号が送受信されるようになっている。従っ
て、開口部25bは、赤外線通信モジュール21の赤外
線信号が通過できる大きさに開口するように形成され
る。
【0071】そして、ケースカバー25に赤外線通信モ
ジュール21の赤外線信号が送受信可能に通過する通信
窓部26が形成してある。通信窓部26は、ケースカバ
ー25の側面壁部に穿設された孔に透明体が埋め込まれ
て構成されており、ケースカバー25の内外に赤外線信
号が通過できるようになっている。これにより、ケース
カバー25が回動することによって通信窓部26は装置
本体10の方位角方向に沿って移動することになる。
【0072】反射板30は、ケースカバー25において
反射面が赤外線通信モジュール21側に向くように配設
され、入射角に対して赤外線信号をほぼ90度反射して
装置正面又は背面方向に反射するようになっている。そ
して、この反射板30は、反射面の角度がほぼ90度間
隔で回動して装置の正面側又は背面側に向くように装置
本体10側に取り付けられている(図8(a),(b)
参照)。
【0073】ここで、反射板30の回動構造は、例え
ば、反射板30の両側面から突出する回動軸30aを設
け、この回動軸を装置本体10の内壁によって回動可能
に軸支するとともに、所定の角度で回動が停止する位置
決め手段を設けることによって構成することができる。
【0074】これにより、反射板30を回動させるとと
もに、反射板30の反射方向に対応してケースカバー2
5の通信窓部26の位置を装置正面又は背面側に回動さ
せることによって、赤外線通信方向を装置本体10の正
面方向と背面方向に任意に変更することができる。
【0075】例えば、図8(a)に示すように、反射板
30の反射面を装置正面方向に向けて位置させ、通信窓
部26を装置正面に位置合わせしてケースカバー25を
回動させると、装置内の赤外線通信モジュール21から
装置上面に向かって送信された赤外線信号は、反射板3
0によって装置正面方向に90度反射されて通信窓部2
6を介して装置正面側の相手方装置に送信される。
【0076】一方、図8(b)に示すように、反射板3
0を90度回動させて反射面を装置背面に向けて位置さ
せ、通信窓部26を装置背面に位置合わせしてケースカ
バー25を回動させると、赤外線通信モジュール21か
らの赤外線信号は、反射板30によって装置背面方向に
90度反射されるので、通信窓部26を介して装置背面
側に送信される。
【0077】なお、本実施形態では、赤外線信号の角度
変更手段として反射板30を採用してあるが、これ以外
にも赤外線信号の送受信方向を変更できる手段であれ
ば、反射板30以外の手段を用いることもできる。例え
ば、赤外線通信モジュールより発せられた赤外線の方向
を変更可能なプリズム等の光屈折部材を採用し、この光
屈折部材を回動可能に装置本体10側に配設してプリズ
ム等の光屈折部材を通った後の赤外線の発せられる方向
を変えることができる。
【0078】また、本実施形態では、赤外線信号が通過
する通信窓部26をケースカバー25の側面一箇所に設
けていたが、これを例えば装置本体10の正面及び背面
に一箇所ずつ設けることもできる。このようにすると、
ケースカバー25を回動させることなく、反射板30を
90度回動させるのみで赤外線通信方向を装置本体10
の正面方向と背面方向に変更することができる。
【0079】以上のように、本実施形態の赤外線通信モ
ジュール付き装置によれば、反射板30を回動させるこ
とによって装置本体10の向きを変えることなく赤外線
の信号通信方向を自由に変更することができ、多様な赤
外線通信方法にも対応することができる。
【0080】また、このように反射板30等の信号角度
変更手段を用いて赤外線の信号通信方向を変更させるこ
とによって、赤外線信号が経由する通信窓部26と赤外
線モジュール21を分離させることが可能となり、赤外
線モジュール21のみを装置本体内の奥部に配設するこ
とができる。
【0081】これにより、装置本体10の内部構造等に
よって、赤外線モジュール21と通信窓部26とを近接
して配設できない場合でも、本発明の信号通信方向可変
型の赤外線モジュールを適用することができる。従っ
て、この回動可能な反射板30を上述した第一から第三
実施形態で示した回動部23及びケースカバー25から
なる収納部に収納することによって、より広範囲な信号
通信方向の変更が可能となる。
【0082】なお、本発明の赤外線通信モジュール付き
装置は、上述した実施形態にのみ限定されるものではな
く、本発明の要旨の範囲で種々の変更実施が可能である
ことは言うまでもない。例えば、上述した実施形態で
は、いずれも、装置本体がデジタルカメラを構成する場
合を例にとって説明しているが、回動可能な赤外線通信
部を備え、赤外線通信方向を変更できる限り、装置本体
は他の電子機器装置であってもよい。すなわち、ノート
型やデスクトップ型のパーソナルコンピュータ、デジタ
ルカメラやデジタルビデオカメラ等、赤外線モジュール
が備えられる各種の電子機器装置に適用することができ
る。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明の赤外線通信
モジュール付き装置によれば、赤外線通信モジュールの
赤外線信号の送受信方向を装置本体に対して任意に変更
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態にかかる赤外線通信モジ
ュール付き装置を示す概略斜視図である。
【図2】図1に示す本発明の第一実施形態にかかる赤外
線モジュール付き装置の赤外線通信部の取付部分を示す
一部断面側面図である。
【図3】本発明の第一実施形態にかかる赤外線モジュー
ル付き装置の使用状態を示す説明図であり、(a)は赤
外線通信部を装置本体の正面側に向けて通信を行う場合
であり、(b)は赤外線通信部を装置本体の背面側に向
けて通信を行う場合である。
【図4】本発明の第二実施形態にかかる赤外線通信モジ
ュール付き装置を示す概略斜視図である。
【図5】図4に示す本発明の第二実施形態にかかる赤外
線モジュール付き装置の赤外線通信部の取付部分を示
す、(a)は一部断面正面図、(b)は一部断面側面図
である。
【図6】本発明の第三実施形態にかかる赤外線通信モジ
ュール付き装置を示す概略斜視図である。
【図7】図6に示す本発明の第三実施形態にかかる赤外
線モジュール付き装置の赤外線通信部の取付部分を示す
一部断面側面図である。
【図8】本発明の第四実施形態にかかる赤外線通信モジ
ュール付き装置を示す一部断面側面図であり、(a)は
右側面図、(b)は左側面図である。
【図9】従来の赤外線通信モジュール付き装置を示す概
略斜視図である。
【符号の説明】 10 装置本体 20 赤外線通信部 21 赤外線通信モジュール 22 回路基板 23 回動部 24 板ばね 25 ケースカバー 26 通信窓部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体と、この装置本体に備えられた
    赤外線通信モジュールとを有し、この赤外線通信モジュ
    ールを介して前記装置本体と他の装置間で赤外線信号の
    送受信が可能な赤外線通信モジュール付き装置であっ
    て、 前記赤外線通信モジュールが、赤外線信号の送受信方向
    を前記装置本体に対して変更可能に配設されたことを特
    徴とする赤外線通信モジュール付き装置。
  2. 【請求項2】 前赤外線通信モジュールの赤外線信号の
    送受信方向が、前記装置本体に対して方位角方向に変更
    可能な請求項1記載の赤外線モジュール付き装置。
  3. 【請求項3】 前記赤外線通信モジュールの赤外線信号
    の送受信方向が、前記装置本体に対して俯仰角方向に変
    更可能な請求項1又は2記載の赤外線通信モジュール付
    き装置。
  4. 【請求項4】 前記赤外線通信モジュールが、前記装置
    本体に回動可能に設けられた収納部に搭載,収納され、
    この収納部の回動に伴って前記装置本体に対して方位角
    方向及び/又は俯仰角方向に回動し、 これによって、前記赤外線信号の送受信方向が変更され
    る請求項1,2又は3記載の赤外線通信モジュール付き
    装置。
  5. 【請求項5】 前記赤外線通信モジュールの信号通信方
    向前方に、赤外線信号の送受信方向の角度を変更する信
    号角度変更手段を回動可能に配設し、 この信号角度変更手段が回動することによって、前記赤
    外線信号の送受信方向が変更される請求項1,2,3又
    は4記載の赤外線通信モジュール付き装置。
  6. 【請求項6】 前記装置本体が電子撮像装置からなる赤
    外線通信モジュール付き装置。
  7. 【請求項7】 前記装置本体が情報処理装置からなる赤
    外線通信モジュール付き装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7463216B2 (en) 2003-01-14 2008-12-09 Sanyo Electric Co., Ltd. Captured image outputting system, display control apparatus, liquid crystal projector and digital camera that transmit images via wireless network
US10372311B2 (en) 2013-04-05 2019-08-06 Denso Corporation Display control device

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US7463216B2 (en) 2003-01-14 2008-12-09 Sanyo Electric Co., Ltd. Captured image outputting system, display control apparatus, liquid crystal projector and digital camera that transmit images via wireless network
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