JP2000180820A - カラー液晶ディスプレイ - Google Patents

カラー液晶ディスプレイ

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JP2000180820A
JP2000180820A JP10362325A JP36232598A JP2000180820A JP 2000180820 A JP2000180820 A JP 2000180820A JP 10362325 A JP10362325 A JP 10362325A JP 36232598 A JP36232598 A JP 36232598A JP 2000180820 A JP2000180820 A JP 2000180820A
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crystal display
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green
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Sunao Eto
直 江藤
Yasuhiro Matsushima
康浩 松島
Toshiyuki Hirai
敏幸 平井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示装置へ書き込む電圧の極性の反転周
波数が必ずしも高くなく、また、1つの合成画像として
捉える時点により、必ずしも1つの合成画像毎に電圧の
極性を反転している訳ではなかった。 【解決手段】 1つの合成画像を構成する期間での赤
色、緑色及び青色の画像構成期間の各々の期間におい
て、画面の全ての画素へ同じ極性の電圧を書き込んでい
る。1つのフレーム期間では、赤色、緑色及び青色の画
像構成期間毎に1つの画素単位でみたとき、前後の期間
の画像構成期間とは反対の極性となる電圧を書き込み、
次のフレーム期間では、先のフレーム期間の同じ色の画
像構成期間とは、1つの画素単位でみたとき、反対の極
性となる電圧を書き込むという動作を繰り返している。
そうすることにより、1つの画素単位でみたとき、書き
込む電圧の反転周波数はフレーム反転駆動の場合と比較
して3倍となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー液晶ディス
プレイに関し、特に赤色、緑色及び青色の画像に対応す
る映像信号を、1つの合成画像を構成する期間に高速で
切り換えて表示することにより、カラー表示を行う液晶
ディスプレイに関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子を用いたカラーディスプレ
イを実現するものとして、赤色、緑色及び青色のカラー
フィルタ等を用いて空間的に混色を作成しカラー表示を
行う方式と、1つの表示画面へ赤色、緑色及び青色の画
像に対応する映像信号を高速で切り換えて表示すること
により、時分割的に混色を作成しカラー表示を行う方式
とが知られている。現状では、液晶表示素子を用いたカ
ラーディスプレイとして、前者の空間的に混色を作成す
る方式が大多数を占めているが、カラー液晶ディスプレ
イの高精細化に伴う液晶表示パネルの画素数の増加、あ
るいはカラー液晶ディスプレイを構成する部材コストの
削減等が現実的な問題となるに従って、後者の時分割的
に混色を作成する方式に注目が集まってきている。
【0003】実際のところ、時分割的に混色を作成する
方式は、液晶表示パネルの構成部材としてカラーフィル
タを設ける必要がないため、カラー液晶ディスプレイの
コスト削減に貢献する、カラーフィルタを設ける必要が
ないための別の効果として、カラー液晶ディスプレイの
出射光の光量を、カラーフィルタへの吸収分だけ増加す
る、赤色、緑色及び青色に対応する3つの画素により1
つのカラー画素を構成するのではなく、1つの画素で1
つのカラー画素を構成するため、空間的に混色を作成す
る方式と比較して、画素数が1/3となる等の利点を有
する。
【0004】図11は、従来より知られている、時分割
的に混色を作成する方式のカラー液晶ディスプレイの全
体構成を示す。図11において、101は液晶表示パネ
ル及びその駆動回路からなる液晶表示装置、102は液
晶表示装置101を裏面より照らすためのバックライト
装置、103は1つの合成画像を構成する赤色、緑色及
び青色の画像に対応する映像信号を記憶するための画像
メモリ、104は映像信号の画像メモリ103への書き
込み及び読み出し、液晶表示装置101へ入力するタイ
ミング信号及び駆動電圧の作成並びにバックライト装置
102より赤色光、緑色光及び青色光の出射の切り換え
を行うための制御回路である。
【0005】図12は、図11のカラー液晶ディスプレ
イの動作を模式的に示す。図12において、1つの合成
画像の構成期間となる1つのフレーム期間には、赤色、
緑色及び青色の画像構成期間の各々に書き込み期間と照
光期間が存在する。各々の書き込み期間では、液晶表示
装置101へ各色の画像に対応する映像信号を書き込
み、書き込み期間が終了した後の照光期間では、バック
ライト装置102より各色光を出射する。以上のような
動作を、例えば赤色、緑色及び青色の画像構成期間の順
に繰り返して行う。そうすれば、人間の目の残像現象に
より、赤色、緑色及び青色の画像からなる3つの画面を
時系列的に重ね合わせ、1つのカラー画像として認識す
ることができる。
【0006】図13は、液晶表示装置101として、T
FT型液晶表示パネル及びその駆動回路を用いたものを
例に上げて示す。図13において、201はTFT型液
晶表示パネル、202はTFT型液晶表示パネル201
を駆動するためのゲート駆動器、203はTFT型液晶
表示パネル201を駆動するためのデータ駆動器、20
4はゲート駆動器202に接続するゲート線、205は
データ駆動器203に接続するソース線、206はゲー
ト線204とソース線205との交点に形成するTFT
素子、207はTFT素子206に接続する画素電極で
ある。また、図示しないが、TFT型液晶表示パネル2
01の紙面からみて裏面側に共通電極208がある。
【0007】図14は、TFT型液晶表示パネル201
の画素の等価回路を示す。図14において、CLCは画素
電極207と共通電極208との間に液晶表示素子が存
在する画素容量、CSは画素容量CLCの補助容量であ
る。ここで、補助容量CSを形成するための構造として
種々のものがあるが、図14では画素電極207と共通
電極208との間へ補助容量CSを形成している。各画
素では、TFT素子206がオンとなった後、ソース線
205を介して画素電極207へ所要の電圧を印加し、
画素電極207と共通電極208との両電極間の電位差
が実際に液晶表示素子に掛かる電圧となる。尚、画素電
極207を充電した後にTFT素子206をオフとして
も、画素電極207は電荷を保存し、両電極間の液晶表
示素子には所定の電圧が掛かり続ける。
【0008】ゲート駆動器202は、TFT型液晶表示
パネル201の各TFT素子206が各行単位で順次オ
ン又はオフとなるように、制御信号を出力する。例えば
上から1行目より順番に、各ゲート線204へオン信号
を供給する。
【0009】データ駆動器203は、画像データ信号を
各列単位でサンプリングした後、各ソース線205へ所
要の電圧を供給する。
【0010】図15は、データ駆動器203の全体構成
を、3ビットのデジタル駆動器を例に上げて示す。図1
5において、301はシフトレジスタ、302はサンプ
ル・ホールド回路、DSPはデータスタートパルス、D
CKはデータクロック、TSMP(1)〜TSMP(n)(n
は1<nの整数)は各ソース線205に対応するサンプ
ル・ホールド回路302へ供給する標本化パルス、LS
はラッチストローブ信号、D0、D1及びD2は3ビット
のデジタル画像データ信号、Y(1)〜Y(n)はサン
プル・ホールド回路302の出力電圧である。シフトレ
ジスタ301へデータスタートパルスDSP及びデータ
クロックDCKを入力することにより、標本化パルスT
SMP(1)〜TSMP(n)を作成し、各ソース線205に
対応するサンプル・ホールド回路302へ1列目から順
番に供給する。サンプル・ホールド回路302は、デジ
タル画像データ信号D0、D1及びD2を標本化パルスT
SMP(1)〜TSMP(n)のタイミングに応じてサンプル
・ホールドした後、デジタル画像データ信号D0、D1
びD2に応じた出力電圧Y(1)〜Y(n)をラッチス
トローブ信号LSのタイミングに応じて各ソース線20
5へ出力する。
【0011】図16は、i(iは1〜nの整数)列目の
ソース線205に対応するサンプル・ホールド回路30
2の具体例を示す。図16において、MSMPは3ビット
のデジタル画像データ信号D0、D1及びD2を標本化パ
ルスTSMP(i)の立ち上がりタイミングで取り込んで
保持するための標本化メモリ、MHは標本化メモリMSMP
で保持したデジタル画像データ信号D0、D1及びD2
取り込んで保持するための保持メモリ、OPCは保持メ
モリMHで保持したデジタル画像データ信号D0、D1
びD2の値に対応した階調電圧を出力する出力回路部、
0〜V7は出力回路部OPCへ供給する8種類の階調電
圧である。尚、1つの水平期間において、全てのサンプ
ル・ホールド回路302の標本化メモリMSMPへデジタ
ル画像データ信号D0、D1及びD2の取り込みを終了し
た後に、ラッチストローブ信号LSのタイミングに応じ
て、前記のデジタル画像データ信号D0、D1及びD2
保持メモリMHへ移している。
【0012】図17は、サンプル・ホールド回路302
の出力回路部OPCの具体的な回路構成を示す。図17
において、DECは3ビットのデジタル画像データ信号
0、D1及びD2を8つのスイッチ制御信号に変換する
デコーダ、S0〜S7はデジタル画像データ信号D0、D1
及びD2をデコーダDECにより変換した8つのスイッ
チ制御信号、ASW0〜ASW7は階調電圧V0〜V7をス
イッチ制御信号S0〜S7に応じてソース線205へ出力
するためのアナログスイッチである。保持メモリMH
保持したデジタル画像データ信号D0、D1及びD2の値
に応じてスイッチ制御信号S0〜S7の1つを選択し、選
択した信号に対応したアナログスイッチASW0〜AS
7の1つがオンとなり、それに対応した階調電圧V0
7の1つを出力回路部OPCより出力する。例えば
(D0,D1,D2)=(0,0,1)の場合、デコーダ
DECでスイッチ制御信号S4を選択し、アナログスイ
ッチASW4がオンとなる。従って、アナログスイッチ
ASW4に対応した階調電圧V4を、ソース線205へ出
力する。
【0013】図18は、階調電圧V0〜V7を発生する電
源回路の具体的な回路構成を示す。図18において、4
00〜407は階調電圧V0〜V7を発生する電源回路、
408は極性信号を反転するためのインバータ回路、P
OLは極性信号、OPは演算増幅器、Vddは高電位側電
源ライン、Vssは低電位側電源ライン、R1、R2、R30
〜R37及びR40〜R47は抵抗、Q1及びQ2はトランジス
タ、VR0〜VR7は演算増幅器OPの非反転入力端子へ
供給する電圧である。電源回路400〜407は、高電
位側電源ラインVddと低電位側電源ラインVssとの間
に、抵抗R1及びR2とトランジスタQ1及びQ2とを直列
に接続して電流増幅回路を形成し、演算増幅器OPの出
力端子をトランジスタQ1及びQ2の共通のベースへ接続
する構成となる。また、R30〜R37はトランジスタQ1
及びQ2を用いた電流増幅回路の出力端子と演算増幅器
OPの反転入力端子との間に接続した抵抗、R40〜R47
は演算増幅器OPの反転入力端子とインバータ回路40
8との間に接続した抵抗であり、抵抗R30〜R37及びR
40〜R47の抵抗値により演算増幅器OPの増幅率を決定
し、階調電圧V0〜V7を所定値に設定する。
【0014】以上において、液晶表示装置101の一通
りの説明を行ったが、続いて、液晶表示装置101の交
流駆動について説明する。液晶表示素子には直流電圧が
長時間に渡って掛かり続けると、液晶表示素子に本来備
わる特性が劣化するという現象が生じる。この現象を防
止するために、画素電極207へ共通電極208を基準
としてみたときの正極性と負極性の電圧を交互に印加し
ている。このことを、いわゆる液晶表示装置101の交
流駆動と呼ぶ。
【0015】ここで、空間的に混色を作成しカラー表示
を行う方式では、1つの画素単位でみたとき、1つのフ
レーム期間毎に電圧の極性を反転しているものが知られ
ている。この内容に関して、例えば特公平5−2991
6及び特公平1−31346に記載がある。
【0016】次に、前記の内容に関して、時分割的に混
色を作成しカラー表示を行う方式を考えてみる。この方
式の場合では、1つのフレーム期間において、赤色、緑
色及び青色の画像構成期間の各々に書き込み期間が存在
するため、1つの画素単位でみたとき、1つのフレーム
期間の赤色、緑色及び青色の書き込み期間に同じ極性の
電圧を書き込んでいる。
【0017】図19は、1つのフレーム期間毎に画面全
体へ書き込む電圧の極性を反転しているもの、いわゆる
フレーム反転駆動の場合を、6×6=36個の画素構成
の画面を例に上げて示す。図19において、第1フレー
ム期間では、赤色、緑色及び青色の画像構成期間の順に
画面の全ての画素へ正極性の電圧を書き込み、第2フレ
ーム期間では、赤色、緑色及び青色の画像構成期間の順
に画面の全ての画素へ負極性の電圧を書き込んでいる。
更に、図示していないが、第3フレーム期間では、赤
色、緑色及び青色の画像構成期間の順に画面の全ての画
素へ正極性の電圧を書き込んでいる。以上のように、赤
色、緑色及び青色の画像構成期間の各々の期間におい
て、画面の全ての画素へ同じ極性の電圧を書き込んでい
る。1つのフレーム期間では、赤色、緑色及び青色の画
像構成期間に1つの画素単位でみたとき、同じ極性とな
る電圧を書き込み、次のフレーム期間では、先のフレー
ム期間の同じ色の画像構成期間とは、1つの画素単位で
みたとき、反対の極性となる電圧を書き込むという動作
を繰り返している。
【0018】図20は、フレーム反転駆動の場合におけ
る、データ駆動器203の出力のタイミングを示す。図
20において、Vsyncは垂直同期信号、VCOMは共
通電極208への印加電圧、+V0及び−V0は階調電圧
0の正極性及び負極性の電圧、+V4及び−V4は階調
電圧V4の正極性及び負極性の電圧、X(1)〜X
(m)(mは1<mの整数)は各ゲート線204への制
御信号である。極性信号POLは、垂直同期信号Vsy
ncに同期して1つのフレーム期間毎に極性の反転を行
っているが、インバータ回路408により極性信号PO
Lの反転を行った後、階調電圧V0〜V7を発生する電源
回路400〜407へ入力する。階調電圧V0〜V7を発
生する電源回路400〜407は、各々に設定した演算
増幅器OPの増幅率により階調電圧V0〜V7を作成する
が、図20では、階調電圧V0及びV4を取り上げてタイ
ミングを示している。また、図20では、データ駆動器
203の出力電圧として、i列目のサンプル・ホールド
回路302の出力電圧Y(i)を示しているが、斜線と
しているのは、デジタル画像データ信号D0、D1及びD
2の値に応じて出力電圧が異なるためである。斜線の部
分は、階調電圧V0〜V7のいずれかとなるが、いずれに
しても、極性信号POLと同じように1つのフレーム期
間毎に電圧の極性を反転している。尚、各ゲート線20
4への制御信号X(1)〜X(m)は、1つのフレーム
期間に3回ずつ1つの走査線を選択することを示してい
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
時分割的に混色を作成しカラー表示を行う方式のカラー
液晶ディスプレイでは、1つの画素単位でみたとき、1
つの合成画像を構成する期間となる1つのフレーム期間
において、赤色、緑色及び青色の書き込み期間に同じ極
性の電圧を書き込んでいた。そうすることにより、例え
ば映像信号のフレーム周波数を30HZとすると、1つ
の画素単位でみたとき、1つのフレーム期間毎に書き込
む電圧の極性を反転するため、電圧の反転周波数は15
Zとなっていた。また、インターレース駆動方式で
は、2つのフィールド期間により1つのフレーム期間を
構成するが、1つのフィールド期間で1つの合成画像を
構成すると考えれば、1つのフィールド期間を1つの合
成画像を構成する期間と解釈することができる。その場
合に、例えば映像信号のフレーム周波数を30HZとす
ると、フィールド周波数は60HZとなり、電圧の反転
周波数は30HZとなっていた。
【0020】この電圧の反転周波数に関して、空間的に
混色を作成しカラー表示を行う方式の場合も同じ周波数
であることから、表示品位への影響はないと考えられ
る。また、1つの画素単位でみたとき、赤色、緑色及び
青色の画像からなる3つの画面を重ね合わせた1つの合
成画像を構成する期間毎に電圧の極性を反転するため、
連続した合成画像としてみても特に問題はないと考えら
れる。
【0021】しかしながら、反転周波数を30HZある
いはインターレース駆動の場合の60HZとすること
は、必ずしも反転周波数は高いとは言えず、画面のちら
つき等の問題を完全に改善した訳ではなかった。また、
1つの合成画像毎に電圧の極性を反転することに関し
て、1つの合成画像として捉える時点により、必ずしも
1つの合成画像毎に電圧の極性を反転している訳ではな
かった。図19において、第1フレーム期間の青色の画
像構成期間の終了時点で、第1フレーム期間の赤色、緑
色及び青色の画像を1つの合成画像として捉えると、赤
色、緑色及び青色の画像構成期間にはいずれも正極性の
電圧を書き込んでいる。次に、第2フレーム期間の赤色
の画像構成期間の終了時点で、第1フレーム期間の緑色
及び青色の画像並びに第2フレーム期間の赤色の画像を
1つの合成画像として捉えると、緑色及び青色の画像構
成期間には正極性の電圧を書き込んでいるが、赤色の画
像構成期間には負極性の電圧を書き込んでいる。同じよ
うに考えると、第2フレーム期間の緑色の画像構成期間
の終了時点では、青色の画像構成期間には正極性の電圧
を書き込んでいるが、赤色及び緑色の画像構成期間には
負極性の電圧を書き込んでいる。以上のように連続的に
1つの合成画像を捉えていくと、赤色、緑色及び青色の
画像構成期間には必ずしも同じ極性の電圧を書き込んで
いる訳ではない。その結果として、表示品位に悪影響を
及ぼしていた。
【0022】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、時分割的に
混色を作成しカラー表示を行う方式のカラー液晶ディス
プレイにおいて、高い表示品位を有する液晶ディスプレ
イを提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
カラー液晶ディスプレイは、液晶表示パネルと該液晶表
示パネルを駆動するための駆動回路とからなる液晶表示
装置と、前記液晶表示装置を裏面より照らすためのバッ
クライト装置とを有し、1つの合成画像を構成する期間
に赤色、緑色及び青色の画像構成期間を設け、前記赤色
の画像構成期間には、赤色の画像に対応する映像信号に
基づいた電圧を前記液晶表示装置へ書き込んだ後、前記
バックライト装置より対応する赤色の光で照射し、前記
緑色の画像構成期間には、緑色の画像に対応する映像信
号に基づいた電圧を前記液晶表示装置へ書き込んだ後、
前記バックライト装置より対応する緑色の光で照射し、
前記青色の画像構成期間には、青色の画像に対応する映
像信号に基づいた電圧を前記液晶表示装置へ書き込んだ
後、前記バックライト装置より対応する青色の光で照射
するカラー液晶ディスプレイにおいて、前記赤色、緑色
及び青色の画像に対応する映像信号に基づいた電圧は、
基準電位からみたときの正極性と負極性の電圧を有し、
前記赤色、緑色及び青色の画像構成期間に書き込む電圧
は、1つの画素単位でみたとき、前後の期間の画像構成
期間とは反対の極性となる電圧であることを特徴として
いる。
【0024】本発明の請求項2記載のカラー液晶ディス
プレイは、請求項1に記載のカラー液晶ディスプレイに
おいて、前記赤色、緑色及び青色の画像構成期間の各々
の期間では、前記液晶表示装置の画面の全ての画素へ同
じ極性の電圧を書き込むことを特徴としている。
【0025】本発明の請求項3記載のカラー液晶ディス
プレイは、請求項1に記載のカラー液晶ディスプレイに
おいて、前記赤色、緑色及び青色の画像構成期間の各々
の期間では、前記液晶表示装置の画面の1つの行毎の画
素へ反対の極性の電圧を書き込むことを特徴としてい
る。
【0026】本発明の請求項4記載のカラー液晶ディス
プレイは、請求項1に記載のカラー液晶ディスプレイに
おいて、前記赤色、緑色及び青色の画像構成期間の各々
の期間では、前記液晶表示装置の画面の1つの列毎の画
素へ反対の極性の電圧を書き込むことを特徴としてい
る。
【0027】本発明の請求項5記載のカラー液晶ディス
プレイは、請求項1に記載のカラー液晶ディスプレイに
おいて、前記赤色、緑色及び青色の画像構成期間の各々
の期間では、前記液晶表示装置の画面の1つの行かつ1
つの列毎の画素へ反対の極性の電圧を書き込むことを特
徴としている。
【0028】本発明の請求項6記載のカラー液晶ディス
プレイは、請求項1に記載のカラー液晶ディスプレイに
おいて、前記赤色、緑色及び青色の画像に対応する映像
信号に基づいた電圧の極性を決定する信号の作成手段を
備えることを特徴としている。
【0029】以下、上記構成による作用を説明する。本
発明の請求項1記載のカラー液晶ディスプレイは、1つ
の合成画像を構成する期間の赤色、緑色及び青色の画像
構成期間毎に、1つの画素単位でみたとき、前後の期間
の画像構成期間とは反対の極性となる電圧を書き込んで
いるため、書き込む電圧の極性の反転周波数を高くする
ことができ、反転周波数が低いことによる画面のちらつ
き等の問題を改善することができる。また、1つの合成
画像を構成する期間を連続してみても、画像に悪影響を
及ぼすことがない。その結果として、高い表示品位を有
するカラー液晶ディスプレイを実現することができる。
【0030】本発明の請求項2記載のカラー液晶ディス
プレイは、赤色、緑色及び青色の画像構成期間の各々の
期間において、画面の全ての画素へ同じ極性の電圧を書
き込んでいるため、データ駆動器203より各ソース線
205へ出力する電圧の極性は、比較的低い反転周波数
となる。その結果として、低消費電力のカラー液晶ディ
スプレイを実現することができる。
【0031】本発明の請求項3記載のカラー液晶ディス
プレイは、赤色、緑色及び青色の画像構成期間の各々の
期間において、1つの行毎の画素へ反対の極性の電圧を
書き込んでいるため、1つの画面でみたとき、正極性と
負極性の電圧による液晶の透過率の微妙な違いによるフ
リッカの問題を、隣合う行の画素同士で打ち消し合うこ
とができる。その結果として、更なる高い表示品位を有
するカラー液晶ディスプレイを実現することができる。
【0032】本発明の請求項4記載のカラー液晶ディス
プレイは、赤色、緑色及び青色の画像構成期間の各々の
期間において、1つの列単位の画素へ同じ極性の電圧を
書き込んでいるため、データ駆動器203より各ソース
線205へ出力する電圧の極性は、比較的低い反転周波
数となる。また、赤色、緑色及び青色の画像構成期間の
各々の期間において、1つの列毎の画素へ反対の極性の
電圧を書き込んでいるため、1つの画面でみたとき、正
極性と負極性の電圧による液晶の透過率の微妙な違いに
よるフリッカの問題を隣合う列の画素同士で打ち消し合
うことができる。その結果として、低消費電力であると
共に、更なる高い表示品位を有するカラー液晶ディスプ
レイを実現することができる。
【0033】本発明の請求項5記載のカラー液晶ディス
プレイは、赤色、緑色及び青色の画像構成期間の各々の
期間において、1つの行かつ1つの列毎の画素へ反対の
極性の電圧を書き込んでいるため、1つの画面でみたと
き、正極性と負極性の電圧による液晶の透過率の微妙な
違いによるフリッカの問題を隣合う行かつ列の画素同士
で打ち消し合うことができる。その結果として、請求項
3及び請求項4記載のカラー液晶ディスプレイよりも、
更なる高い表示品位を有するカラー液晶ディスプレイを
実現することができる。
【0034】本発明の請求項6記載のカラー液晶ディス
プレイは、電圧の極性を決定する信号の作成手段を設け
ることにより、1つの合成画像を構成する期間の赤色、
緑色及び青色の画像構成期間毎に、1つの画素単位でみ
たとき、前後の期間の画像構成期間とは反対の極性とな
る電圧を容易に作り出すことができる。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1の場合
を、6×6=36個の画素構成の画面を例に上げて示
す。図1において、第1フレーム期間では、赤色及び青
色の画像構成期間に画面の全ての画素へ正極性の電圧を
書き込み、緑色の画像構成期間に画面の全ての画素へ負
極性の電圧を書き込み、第2フレーム期間では、赤色及
び青色の画像構成期間に画面の全ての画素へ負極性の電
圧を書き込み、緑色の画像構成期間に画面の全ての画素
へ正極性の電圧を書き込んでいる。更に、図示していな
いが、第3フレーム期間では、赤色及び青色の画像構成
期間に画面の全ての画素へ正極性の電圧を書き込み、緑
色の画像構成期間に画面の全ての画素へ負極性の電圧を
書き込んでいる。以上のように、赤色、緑色及び青色の
画像構成期間の各々の期間において、画面の全ての画素
へ同じ極性の電圧を書き込んでいる。1つのフレーム期
間では、赤色、緑色及び青色の画像構成期間毎に1つの
画素単位でみたとき、前後の期間の画像構成期間とは反
対の極性となる電圧を書き込み、次のフレーム期間で
は、先のフレーム期間の同じ色の画像構成期間とは、1
つの画素単位でみたとき、反対の極性となる電圧を書き
込むという動作を繰り返している。そうすることによ
り、1つの画素単位でみたとき、書き込む電圧の反転周
波数はフレーム反転駆動の場合と比較して3倍となる。
【0036】図2は、本発明の実施の形態1の場合にお
ける、データ駆動器203の出力のタイミングを示す。
極性信号POLは、垂直同期信号Vsyncに同期した
1つのフレーム期間における赤色、緑色及び青色の画像
構成期間毎に反転しているが、インバータ回路408に
より極性信号POLの反転を行った後、階調電圧V0
7を発生する電源回路400〜407へ入力する。階
調電圧V0〜V7を発生する電源回路400〜407は、
各々に設定した演算増幅器OPの増幅率により階調電圧
0〜V7を作成するが、図2では、階調電圧V0及びV4
を取り上げてタイミングを示している。また、図2で
は、データ駆動器203の出力電圧として、i列目のサ
ンプル・ホールド回路302の出力電圧Y(i)を示し
ているが、斜線としているのは、デジタル画像データ信
号D0、D1及びD2の値に応じて出力電圧が異なるため
である。斜線の部分は、階調電圧V0〜V7のいずれかと
なるが、いずれにしても、極性信号POLと同じように
垂直同期信号Vsyncに同期した1フレーム期間にお
ける赤色、緑色及び青色の画像構成期間毎に電圧の極性
を反転している。尚、各ゲート線204への制御信号X
(1)〜X(m)は、1つのフレーム期間に3回ずつ1
つの走査線を選択することを示している。
【0037】図3は、本発明の実施の形態1の場合にお
ける、極性信号POLの作成回路の具体例を示す。図3
において、11はインバータ回路、12はオア回路、1
3は計数器、14は比較器、15及び16はDフリップ
フロップ回路、Hsyncは水平同期信号、(/Hsy
nc)は反転した水平同期信号、C10〜C19は計数器1
3の出力パルス、V10〜V19は2進数の設定信号、OU
11は比較器14の出力パルス、OUT12はDフリップ
フロップ回路15の出力パルス、OUT13はDフリップ
フロップ回路16の反転出力端子の出力パルスである。
インバータ回路11は、水平同期信号Hsyncにより
反転した水平同期信号(/Hsync)を作成する。計
数器13は、垂直同期信号Vsyncと比較器14の出
力パルスOUT11とのオア回路12を通った信号により
リセットとなり、反転した水平同期信号(/Hsyn
c)の立ち上がり毎にカウントを行って、出力パルスC
10〜C19を出力する。比較器14は、予め赤色、緑色及
び青色の画像構成期間を考慮した2進数の設定信号V10
〜V19を入力し、計数器13の出力パルスC10〜C19
2進数の設定信号V10〜V19とが一致した場合に、出力
パルスOUT11を出力する。Dフリップフロップ回路1
5は、出力パルスOUT11をデータ信号として入力し、
反転した水平同期信号(/Hsync)の立ち上がりタ
イミングで取り込んで保持し、出力パルスOUT12を出
力する。Dフリップフロップ回路16は、出力パルスO
UT12を入力し、その出力パルスOUT12の立ち上がり
タイミング毎に、Dフリップフロップ回路16の反転出
力端子の出力パルスOUT13を取り込んで保持し、出力
する信号が極性信号POLとなる。
【0038】図4は、本発明の実施の形態1の場合にお
ける、極性信号POLの作成回路の出力タイミングを示
す。図4では、垂直同期信号Vsyncに同期した1つ
のフレーム期間における、赤色、緑色及び青色の画像構
成期間毎に極性信号POLが反転していることを示して
いる。
【0039】(実施の形態2)図5は、本発明の実施の
形態2の場合を、6×6=36個の画素構成の画面を例
に上げて示す。図5において、第1フレーム期間では、
赤色及び青色の画像構成期間に奇数行の画素へ正極性の
電圧を書き込み、偶数行の画素へ負極性の電圧を書き込
み、緑色の画像構成期間に奇数行の画素へ負極性の電圧
を書き込み、偶数行の画素へ正極性の電圧を書き込み、
第2フレーム期間では、赤色及び青色の画像構成期間に
奇数行の画素へ負極性の電圧を書き込み、偶数行の画素
へ正極性の電圧を書き込み、緑色の画像構成期間に奇数
行の画素へ正極性の電圧を書き込み、偶数行の画素へ負
極性の電圧を書き込んでいる。更に、図示していない
が、第3フレーム期間では、赤色及び青色の画像構成期
間に奇数行の画素へ正極性の電圧を書き込み、偶数行の
画素へ負極性の電圧を書き込み、緑色の画像構成期間に
奇数行の画素へ負極性の電圧を書き込み、偶数行の画素
へ正極性の電圧を書き込んでいる。以上のように、赤
色、緑色及び青色の画像構成期間の各々の期間におい
て、1つの行毎の画素へ反対の極性の電圧を書き込んで
いる。1つのフレーム期間では、赤色、緑色及び青色の
画像構成期間毎に1つの画素単位でみたとき、前後の期
間の画像構成期間とは反対の極性となる電圧を書き込
み、次のフレーム期間では、先のフレーム期間の同じ色
の画像構成期間とは、1つの画素単位でみたとき、反対
の極性となる電圧を書き込むという動作を繰り返してい
る。そうすることにより、1つの画素単位でみたとき、
書き込む電圧の反転周波数は、1つのフレーム期間毎に
電圧の極性を反転しているものと比較して3倍となる。
【0040】図6は、本発明の実施の形態2の場合にお
ける、データ駆動器203の出力のタイミングを示す。
極性信号POLは、垂直同期信号Vsyncに同期した
1つのフレーム期間における赤色、緑色及び青色の画像
構成期間で1つの行毎の期間に反転しているが、インバ
ータ回路408により極性信号POLの反転を行った
後、階調電圧V0〜V7を発生する電源回路400〜40
7へ入力する。階調電圧V0〜V7を発生する電源回路4
00〜407は、各々に設定した演算増幅器OPの増幅
率により階調電圧V0〜V7を作成するが、図6では、階
調電圧V0及びV4を取り上げてタイミングを示してい
る。また、図6では、データ駆動器203の出力電圧と
して、i列目のサンプル・ホールド回路302の出力電
圧Y(i)を示しているが、斜線としているのは、デジ
タル画像データ信号D0、D1及びD2の値に応じて出力
電圧が異なるためである。斜線の部分は、階調電圧V0
〜V7のいずれかとなるが、いずれにしても、極性信号
POLと同じように垂直同期信号Vsyncに同期した
1つのフレーム期間における赤色、緑色及び青色の画像
構成期間で1つの行毎に電圧の極性を反転している。
尚、各ゲート線204への制御信号X(1)〜X(m)
は、1つのフレーム期間に3回ずつ1つの走査線を選択
することを示している。
【0041】図7は、本発明の実施の形態2の極性信号
POLを作成するための回路の具体例を示す。図7にお
いて、21及び27はインバータ回路、22、28及び
33はオア回路、23及び29は計数器、24及び30
は比較器、25、26、31及び32はDフリップフロ
ップ回路、34はエクスクルーシブオア回路、CKはデ
ータクロック、(/CK)は反転したデータクロック、
20〜C29は計数器23の出力パルス、C30〜C39は計
数器29の出力パルス、H20〜H29は2進数の設定信
号、V30〜V39は2進数の設定信号、OUT21は比較器
24の出力パルス、OUT22はDフリップフロップ回路
25の出力パルス、OUT23はDフリップフロップ回路
26の出力パルス、OUT24はDフリップフロップ回路
26の反転出力端子の出力パルス、OUT31は比較器3
0の出力パルス、OUT32はDフリップフロップ回路3
1の出力パルス、OUT33はDフリップフロップ回路3
2の出力パルス、OUT34はDフリップフロップ回路6
12の反転出力端子の出力パルスである。インバータ回
路21は、データクロックCKにより反転したデータク
ロック(/CK)を作成する。計数器23は、水平同期
信号Hsyncと比較器24の出力パルスOUT21との
オア回路22を通った信号によりリセットとなり、反転
したデータクロック(/CK)の立ち上がり毎にカウン
トを行って、出力パルスC20〜C29を出力する。比較器
24は、予め1つの行毎の期間を考慮した2進数の設定
信号H20〜H29を入力し、計数器23の出力パルスC20
〜C29と2進数の設定信号H20〜H29とが一致した場合
に、出力パルスOUT21を出力する。Dフリップフロッ
プ回路25は、出力パルスOUT21をデータ信号として
入力し、反転したデータクロック(/CK)の立ち上が
りタイミングで取り込んで保持し、出力パルスOUT22
を出力する。Dフリップフロップ回路26は、出力パル
スOUT22を入力し、その出力パルスOUT22の立ち上
がりタイミング毎に、Dフリップフロップ回路26の反
転出力端子の出力パルスOUT24を取り込んで保持し、
出力パルスOUT23を出力する。
【0042】また、インバータ回路27は、水平同期信
号Hsyncにより反転した水平同期信号(/Hsyn
c)を作成する。計数器29は、垂直同期信号Vsyn
cと比較器30の出力パルスOUT31とのオア回路28
を通った信号によりリセットとなり、反転した水平同期
信号(/Hsync)の立ち上がり毎にカウントを行っ
て、出力パルスC30〜C39を出力する。比較器30は、
予め赤色、緑色及び青色の画像構成期間を考慮した2進
数の設定信号V30〜V39を入力し、計数器29の出力パ
ルスC30〜C39と2進数の設定信号V30〜V39とが一致
した場合に、出力パルスOUT31を出力する。Dフリッ
プフロップ回路31は、出力パルスOUT31をデータ信
号として入力し、反転した水平同期信号(/Hsyn
c)の立ち上がりタイミングで取り込んで保持し、出力
パルスOUT32を出力する。Dフリップフロップ回路3
2は、出力パルスOUT32を入力し、その出力パルスO
UT32の立ち上がりタイミング毎に、Dフリップフロッ
プ回路32の反転出力端子の出力パルスOUT34を取り
込んで保持し、出力パルスOUT33を出力する。
【0043】更に、出力パルスOUT23及びOUT33
エクスクルーシブオア回路34を通った信号が極性信号
POLとなる。尚、Dフリップフロップ回路26へその
反転出力端子の出力パルスOUT24以外に、Dフリップ
フロップ回路611の出力パルスOUT32とのオア回路
33を通った信号をデータとして入力しているのは、極
性信号POLが1つの行の期間毎に極性を反転するだけ
でなく、1つの行単位でみると、赤色、緑色及び青色の
画像構成期間毎に極性を反転するためである。
【0044】図8は、本発明の実施の形態2の場合にお
ける、極性信号POLの作成回路の出力タイミングを示
す。図8では、1つの行の期間毎に極性を反転するだけ
でなく、1つの行単位でみたとき、垂直同期信号Vsy
ncに同期した1つのフレーム期間における、赤色、緑
色及び青色の画像構成期間毎に極性信号POLが反転し
ていることを示している。
【0045】(実施の形態3)図9は、本発明の実施の
形態3の場合を、6×6=36個の画素構成の画面を例
に上げて示す。図9において、第1フレーム期間では、
赤色及び青色の画像構成期間に奇数列の画素へ正極性の
電圧を書き込み、偶数列の画素へ負極性の電圧を書き込
み、緑色の画像構成期間に奇数列の画素へ負極性の電圧
を書き込み、偶数列の画素へ正極性の電圧を書き込み、
第2フレーム期間では、赤色及び青色の画像構成期間に
奇数列の画素へ負極性の電圧を書き込み、偶数列の画素
へ正極性の電圧を書き込み、緑色の画像構成期間に奇数
列の画素へ正極性の電圧を書き込み、偶数列の画素へ負
極性の電圧を書き込んでいる。更に、図示していない
が、第3フレーム期間では、赤色及び青色の画像構成期
間に奇数列の画素へ正極性の電圧を書き込み、偶数列の
画素へ負極性の電圧を書き込み、緑色の画像構成期間に
奇数列の画素へ負極性の電圧を書き込み、偶数列の画素
へ正極性の電圧を書き込んでいる。以上のように、赤
色、緑色及び青色の画像構成期間の各々の期間におい
て、1つの列毎の画素へ反対の極性の電圧を書き込んで
いる。1つのフレーム期間では、赤色、緑色及び青色の
画像構成期間毎に1つの画素単位でみたとき、前後の期
間の画像構成期間とは反対の極性となる電圧を書き込
み、次のフレーム期間では、先のフレーム期間の同じ色
の画像構成期間とは、1つの画素単位でみたとき、反対
の極性となる電圧を書き込むという動作を繰り返してい
る。そうすることにより、1つの画素単位でみたとき、
書き込む電圧の反転周波数は、1つのフレーム期間毎に
電圧の極性を反転しているものと比較して3倍となる。
【0046】尚、本発明の実施の形態3の場合におけ
る、データ駆動器203の出力のタイミングを示す図は
省略するが、基本的な考え方は、本発明の実施の形態1
と同じである。但し、本発明の実施の形態1では、図2
に示すように、極性信号POL、階調電圧V0及びV4
1つの波形のみ存在するが、本発明の実施の形態3で
は、奇数列と偶数列とは互いに信号の極性を反転したも
のであるため、極性信号POL、階調電圧V0及びV4
2つの波形が存在する。その2つの波形は、例えば図2
に示したものが奇数列に相当するとすれば、その反転し
たものが偶数列に相当するのである。
【0047】また、本発明の実施の形態3の場合におけ
る、極性信号POLの作成回路の具体例を示す図は省略
するが、基本的な考え方は、本発明の実施の形態1と同
じである。但し、本発明の実施の形態3では、極性信号
POLは互いに極性の反転した2つの波形が存在するた
め、例えば図3に示した回路により作成する極性信号P
OLを奇数列に相当するとすれば、その信号をインバー
タ回路等へ入力することにより偶数列に相当する極性信
号POLを作成することができる。
【0048】(実施の形態4)図10は、本発明の実施
の形態4の場合を、6×6=36個の画素構成の画面を
例に上げて示す。図10において、第1フレーム期間で
は、赤色及び青色の画像構成期間に奇数行かつ奇数列及
び偶数行かつ偶数列の画素へ正極性の電圧を書き込み、
奇数行かつ偶数列及び偶数行かつ奇数列の画素へ負極性
の電圧を書き込み、緑色の画像構成期間に奇数行かつ奇
数列及び偶数行かつ偶数列の画素へ負極性の電圧を書き
込み、奇数行かつ偶数列及び偶数行かつ奇数列の画素へ
正極性の電圧を書き込み、第2フレーム期間では、赤色
及び青色の画像構成期間に奇数行かつ奇数列及び偶数行
かつ偶数列の画素へ負極性の電圧を書き込み、奇数行か
つ偶数列及び偶数行かつ奇数列の画素へ正極性の電圧を
書き込み、緑色の画像構成期間に奇数行かつ奇数列及び
偶数行かつ偶数列の画素へ正極性の電圧を書き込み、奇
数行かつ偶数列及び偶数行かつ奇数列の画素へ負極性の
電圧を書き込んでいる。更に、図示していないが、第3
フレーム期間では、赤色及び青色の画像構成期間に奇数
行かつ奇数列及び偶数行かつ偶数列の画素へ正極性の電
圧を書き込み、奇数行かつ偶数列及び偶数行かつ奇数列
の画素へ負極性の電圧を書き込み、緑色の画像構成期間
に奇数行かつ奇数列及び偶数行かつ偶数列の画素へ負極
性の電圧を書き込み、奇数行かつ偶数列及び偶数行かつ
奇数列の画素へ正極性の電圧を書き込んでいる。以上の
ように、赤色、緑色及び青色の画像構成期間の各々の期
間において、1つの行かつ1つの列毎の画素へ反対の極
性の電圧を書き込んでいる。1つのフレーム期間では、
赤色、緑色及び青色の画像構成期間毎に1つの画素単位
でみたとき、前後の期間の画像構成期間とは反対の極性
となる電圧を書き込み、次のフレーム期間では、先のフ
レーム期間の同じ色の画像構成期間とは、1つの画素単
位でみたとき、反対の極性となる電圧を書き込むという
動作を繰り返している。そうすることにより、1つの画
素単位でみたとき、書き込む電圧の反転周波数は、1つ
のフレーム期間毎に電圧の極性を反転しているものと比
較して3倍となる。
【0049】尚、本発明の実施の形態4の場合におけ
る、データ駆動器203の出力のタイミングを示す図は
省略するが、基本的な考え方は、本発明の実施の形態2
と同じである。但し、本発明の実施の形態2では、図6
に示すように、極性信号POL、階調電圧V0及びV4
1つの波形のみ存在するが、本発明の実施の形態4で
は、奇数列と偶数列とは互いに信号の極性を反転したも
のであるため、極性信号POL、階調電圧V0及びV4
2つの波形が存在する。その2つの波形は、例えば図6
に示したものが奇数列に相当するとすれば、その反転し
たものが偶数列に相当するのである。
【0050】また、本発明の実施の形態4の場合におけ
る、極性信号POLの作成回路の具体例を示す図は省略
するが、基本的な考え方は、本発明の実施の形態2と同
じである。但し、本発明の実施の形態4では、極性信号
POLは互いに極性の反転した2つの波形が存在するた
め、例えば図7に示した回路により作成する極性信号P
OLを奇数列に相当するとすれば、その信号をインバー
タ回路等へ入力することにより偶数列に相当する極性信
号POLを作成することができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカラー液
晶ディスプレイにおいては、以下のような効果を奏す
る。本発明の請求項1記載のカラー液晶ディスプレイ
は、1つの合成画像を構成する期間の赤色、緑色及び青
色の画像構成期間毎に、1つの画素単位でみたとき、前
後の期間の画像構成期間とは反対の極性となる電圧を書
き込んでいるため、書き込む電圧の極性の反転周波数を
高くすることができ、反転周波数が低いことによる画面
のちらつき等の問題を改善することができる。また、1
つの合成画像を構成する期間を連続してみても、画像に
悪影響を及ぼすことがない。その結果として、高い表示
品位を有するカラー液晶ディスプレイを実現することが
できる。
【0052】本発明の請求項2記載のカラー液晶ディス
プレイは、赤色、緑色及び青色の画像構成期間の各々の
期間において、画面の全ての画素へ同じ極性の電圧を書
き込んでいるため、データ駆動器203より各ソース線
205へ出力する電圧の極性は、比較的低い反転周波数
となる。その結果として、低消費電力のカラー液晶ディ
スプレイを実現することができる。
【0053】本発明の請求項3記載のカラー液晶ディス
プレイは、赤色、緑色及び青色の画像構成期間の各々の
期間において、1つの行毎の画素へ反対の極性の電圧を
書き込んでいるため、1つの画面でみたとき、正極性と
負極性の電圧による液晶の透過率の微妙な違いによるフ
リッカの問題を、隣合う行の画素同士で打ち消し合うこ
とができる。その結果として、更なる高い表示品位を有
するカラー液晶ディスプレイを実現することができる。
【0054】本発明の請求項4記載のカラー液晶ディス
プレイは、赤色、緑色及び青色の画像構成期間の各々の
期間において、1つの列単位の画素へ同じ極性の電圧を
書き込んでいるため、データ駆動器203より各ソース
線205へ出力する電圧の極性は、比較的低い反転周波
数となる。また、赤色、緑色及び青色の画像構成期間の
各々の期間において、1つの列毎の画素へ反対の極性の
電圧を書き込んでいるため、1つの画面でみたとき、正
極性と負極性の電圧による液晶の透過率の微妙な違いに
よるフリッカの問題を隣合う列の画素同士で打ち消し合
うことができる。その結果として、低消費電力であると
共に、更なる高い表示品位を有するカラー液晶ディスプ
レイを実現することができる。
【0055】本発明の請求項5記載のカラー液晶ディス
プレイは、赤色、緑色及び青色の画像構成期間の各々の
期間において、1つの行かつ1つの列毎の画素へ反対の
極性の電圧を書き込んでいるため、1つの画面でみたと
き、正極性と負極性の電圧による液晶の透過率の微妙な
違いによるフリッカの問題を隣合う列の画素同士で打ち
消し合うことができる。その結果として、請求項3及び
請求項4記載のカラー液晶ディスプレイよりも、更なる
高い表示品位を有するカラー液晶ディスプレイを実現す
ることができる。
【0056】本発明の請求項6記載のカラー液晶ディス
プレイは、電圧の極性を決定する信号の作成手段を設け
ることにより、1つの合成画像を構成する期間の赤色、
緑色及び青色の画像構成期間毎に、1つの画素単位でみ
たとき、前後の期間の画像構成期間とは反対の極性とな
る電圧を容易に作り出すことができる。
【0057】従って、高い表示品位を有するカラー液晶
ディスプレイを実現するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の場合を、6×6=36
個の画素構成の画面を例に上げて示す図である。
【図2】本発明の実施の形態1の場合における、データ
駆動器203の出力のタイミングを示す図である。
【図3】本発明の実施の形態1の場合における、極性信
号POLの作成回路の具体例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態1の場合における、極性信
号POLの作成回路の出力タイミングを示す図である。
【図5】本発明の実施の形態2の場合を、6×6=36
個の画素構成の画面を例に上げて示す図である。
【図6】本発明の実施の形態2の場合における、データ
駆動器203の出力のタイミングを示す図である。
【図7】本発明の実施の形態2の極性信号POLを作成
するための回路の具体例を示す図である。
【図8】図8は、本発明の実施の形態2の場合におけ
る、極性信号POLの作成回路の出力タイミングを示す
図である。
【図9】本発明の実施の形態3の場合を、6×6=36
個の画素構成の画面を例に上げて示す図である。
【図10】本発明の実施の形態4の場合を、6×6=3
6個の画素構成の画面を例に上げて示す図である。
【図11】従来より知られている、時分割的に混色を作
成する方式のカラー液晶ディスプレイの全体構成を示す
図である。
【図12】図11のカラー液晶ディスプレイの動作を模
式的に示す図である。
【図13】液晶表示装置101として、TFT型液晶表
示パネル及びその駆動回路を用いたものを例に上げて示
す図である。
【図14】TFT型液晶表示パネル201の画素の等価
回路を示す図である。
【図15】データ駆動器203の全体構成を、3ビット
のデジタル駆動器を例に上げて示す図である。
【図16】i(iは1〜nの整数)列目のソース線20
5に対応するサンプル・ホールド回路302の具体例を
示す図である。
【図17】サンプル・ホールド回路302の出力回路部
OPCの具体的な回路構成を示す図である。
【図18】階調電圧V0〜V7を発生する電源回路の具体
的な回路構成を示す図である。
【図19】1つのフレーム期間毎に画面全体へ書き込む
電圧の極性を反転しているもの、いわゆるフレーム反転
駆動の場合を、6×6=36個の画素構成の画面を例に
上げて示す図である。
【図20】フレーム反転駆動の場合における、データ駆
動器203の出力のタイミングを示す図である。
【符号の説明】
11 インバータ回路 12 オア回路 13 計数器 14 比較器 15 Dフリップフロップ回路 16 Dフリップフロップ回路 21 インバータ回路 22 オア回路 23 計数器 24 比較器 25 Dフリップフロップ回路 26 Dフリップフロップ回路 27 インバータ回路、 28 オア回路 29 計数器 30 比較器 31 Dフリップフロップ回路 32 Dフリップフロップ回路 33 オア回路 34 エクスクルーシブオア回路 101 液晶表示装置 102 バックライト装置 103 画像メモリ 104 制御回路 201 TFT型液晶表示パネル 202 ゲート駆動器 203 データ駆動器 204 ゲート線 205 ソース線 206 TFT素子 207 画素電極 208 共通電極 301 シフトレジスタ 302 サンプル・ホールド回路 400〜407 電源回路 408 インバータ回路 Hsync 水平同期信号 (/Hsync) 反転した水平同期信号 CK データクロック (/CK) 反転したデータクロック C10〜C19 計数器13の出力パルス C20〜C29 計数器23の出力パルス C30〜C39 計数器29の出力パルス V10〜V19 2進数の設定信号 H20〜H29 2進数の設定信号 V30〜V39 2進数の設定信号 OUT11 出力パルス OUT12 出力パルス OUT13 反転出力パルス OUT21 出力パルス OUT22 出力パルス OUT23 出力パルス OUT24 反転出力パルス OUT31 出力パルス OUT32 出力パルス OUT33 出力パルス OUT34 反転出力パルス CLC 画素容量 CS 補助容量 DSP データスタートパルス DCK データクロック TSMP(1)〜TSMP(n) 標本化パルス LS ラッチストローブ信号 D0〜D2 3ビットのデジタル画像データ信号 Y(1)〜Y(n) 出力電圧 MSMP 標本化メモリ MH 保持メモリ OPC 出力回路部 V0〜V7 階調電圧 DEC デコーダ S0〜S7 スイッチ制御信号 ASW0〜ASW7 アナログスイッチ POL 極性信号 OP 演算増幅器 Vdd 高電位側電源ライン Vss 低電位側電源ライン R1 抵抗 R2 抵抗 R30〜R37 抵抗 R40〜R47 抵抗 Q1 トランジスタ Q2 トランジスタ VR0〜VR7 演算増幅器OPへ供給する電圧 Vsync 垂直同期信号 VCOM 共通電極208への印加電圧 +V0 階調電圧V0の正極性の電圧 −V0 階調電圧V0の負極性の電圧 +V4 階調電圧V4の正極性の電圧 −V4 階調電圧V4の負極性の電圧 X(1)〜X(m) 各ゲート線204への制御信
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/36 G09G 3/36 (72)発明者 平井 敏幸 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H093 NA16 NA32 NA33 NA43 NA53 NA65 NC16 NC23 NC25 NC27 NC34 ND06 ND10 ND17 ND39 5C006 AA22 AC21 AC26 BB16 BC11 BF11 EA01 FA23 5C080 AA10 BB05 CC03 DD01 DD06 FF07 FF10 JJ01 JJ02 JJ03 JJ04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示パネルと該液晶表示パネルを駆
    動するための駆動回路とからなる液晶表示装置と、前記
    液晶表示装置を裏面より照らすためのバックライト装置
    とを有し、 1つの合成画像を構成する期間に赤色、緑色及び青色の
    画像構成期間を設け、 前記赤色の画像構成期間には、赤色の画像に対応する映
    像信号に基づいた電圧を前記液晶表示装置へ書き込んだ
    後、前記バックライト装置より対応する赤色の光で照射
    し、 前記緑色の画像構成期間には、緑色の画像に対応する映
    像信号に基づいた電圧を前記液晶表示装置へ書き込んだ
    後、前記バックライト装置より対応する緑色の光で照射
    し、 前記青色の画像構成期間には、青色の画像に対応する映
    像信号に基づいた電圧を前記液晶表示装置へ書き込んだ
    後、前記バックライト装置より対応する青色の光で照射
    するカラー液晶ディスプレイにおいて、 前記赤色、緑色及び青色の画像に対応する映像信号に基
    づいた電圧は、基準電位からみたときの正極性と負極性
    の電圧を有し、 前記赤色、緑色及び青色の画像構成期間に書き込む電圧
    は、1つの画素単位でみたとき、前後の期間の画像構成
    期間とは反対の極性となる電圧であることを特徴とする
    カラー液晶ディスプレイ。
  2. 【請求項2】 前記赤色、緑色及び青色の画像構成期間
    の各々の期間では、前記液晶表示装置の画面の全ての画
    素へ同じ極性の電圧を書き込むことを特徴とする、請求
    項1に記載のカラー液晶ディスプレイ。
  3. 【請求項3】 前記赤色、緑色及び青色の画像構成期間
    の各々の期間では、前記液晶表示装置の画面の1つの行
    毎の画素へ反対の極性の電圧を書き込むことを特徴とす
    る、請求項1に記載のカラー液晶ディスプレイ。
  4. 【請求項4】 前記赤色、緑色及び青色の画像構成期間
    の各々の期間では、前記液晶表示装置の画面の1つの列
    毎の画素へ反対の極性の電圧を書き込むことを特徴とす
    る、請求項1に記載のカラー液晶ディスプレイ。
  5. 【請求項5】 前記赤色、緑色及び青色の画像構成期間
    の各々の期間では、前記液晶表示装置の画面の1つの行
    かつ1つの列毎の画素へ反対の極性の電圧を書き込むこ
    とを特徴とする、請求項1に記載のカラー液晶ディスプ
    レイ。
  6. 【請求項6】 前記赤色、緑色及び青色の画像に対応す
    る映像信号に基づいた電圧の極性を決定する信号の作成
    手段を備えることを特徴とする、請求項1に記載のカラ
    ー液晶ディスプレイ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008506975A (ja) * 2004-07-02 2008-03-06 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ カラーディスプレイ
US7663590B2 (en) * 2005-05-16 2010-02-16 Sharp Kabushiki Kaisha Flicker-constrained liquid crystal display
US8310599B2 (en) 2007-08-08 2012-11-13 Renesas Electronics Corporation Television set
JP2020507133A (ja) * 2017-02-22 2020-03-05 深▲せん▼市華星光電半導体顕示技術有限公司Shenzhen China Star Optoelectronics Semiconductor Display Technology Co.,Ltd. 液晶表示パネルの駆動方法

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