JP2000180359A - 薄膜の特性測定方法 - Google Patents

薄膜の特性測定方法

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JP2000180359A
JP2000180359A JP10359138A JP35913898A JP2000180359A JP 2000180359 A JP2000180359 A JP 2000180359A JP 10359138 A JP10359138 A JP 10359138A JP 35913898 A JP35913898 A JP 35913898A JP 2000180359 A JP2000180359 A JP 2000180359A
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thin film
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film
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Junichi Tanaka
潤一 田中
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 薄膜の特性、すなわち透過率と膜厚とを同一
装置で同時に測定でき、さらに生産ラインまたは成膜装
置内に測定装置を組み込んでインラインで試料の全数検
査および管理を行うことができる薄膜の特性測定方法を
提供する。 【解決手段】 投光用および受光用の光ファイバ2およ
び22は、それぞれの先端で一つに束ねられて投受光器
1および21に接続されている。透過率の測定は、光源
から投光された光が投光用の光ファイバ2を通して基板
4に垂直に投受光器1から投光され、薄膜3および反射
膜5の表面で反射され、投受光器1から受光されて受光
用の光ファイバ2を通してスペクトロメータで分光され
る。一方、膜厚の測定は、光源から投光された光が投光
用の光ファイバ22を通して基板4に垂直に投受光器1
から投光され、薄膜3および基板4の表面での反射光が
投受光器21から受光されて、受光用の光ファイバ22
を通してスペクトロメータで分光される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明または半透明
の各種薄膜の特性、すなわち透過率および膜厚を測定す
る薄膜の特性測定方法に関するもので、特に透過率およ
び膜厚を同時に測定することができる薄膜の特性測定方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子等のエレクトロニクス分野
をはじめ、LSI等の半導体分野等、薄膜を応用した技
術が急速に成長している。これらの一工程当たりの設備
投資額は増大しており、原価管理を行う上で、高歩留り
を保つため、薄膜の品質管理が極めて重要になってい
る。
【0003】従来、これらの素子の表面に形成された薄
膜の特性の測定は、通常のスペクトロメータに専用の付
属装置を組み合わせた光干渉方式等が使用されている。
【0004】この構成の一例を図6に示す。図6に示す
ように、測定装置本体は光を投光する光源と反射された
光を受光するスペクトロメータからなり、光の伝達は投
光用および受光用の光ファイバ22で行われる。投光用
および受光用の光ファイバ22は、それぞれの先端で一
つに束ねられており、投受光器21に接続されている。
【0005】次に、測定原理について説明する。光源か
ら投光された光は投光用の光ファイバ22を通して基板
24に垂直に投受光器21から投光され、薄膜23の表
面および基板24の表面で反射されて、投受光器21か
ら受光され、受光用の光ファイバ22を通してスペクト
ロメータで分光されることで、スペクトルが得られる。
【0006】このスペクトルは、薄膜23表面での反射
光と薄膜23中を通過してきた反射光とによる光干渉ス
ペクトルを表わしている。このスペクトルに理論式から
求めた曲線が最も近づくように、膜厚または屈折率等を
パラメータとして変化させ、それぞれの値を求めること
により、薄膜の特性を測定している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの薄膜
の特性測定装置では、薄膜の特性、すなわち膜厚または
屈折率等を計算によって分離して求めるため、直接薄膜
の透過率等を求めることができない。例えば、透明導電
膜(ITO)の特性、すなわち透過率と膜厚とを求める
ためには、分光光度計と光干渉膜厚計とが必要である。
【0008】このように、薄膜の特性測定方法は、分光
光度計による透過率の測定装置または光干渉方式を用い
た膜厚測定装置等を用いた方法があるが、これらの特性
を同一装置で同時に測定することができないため、薄膜
の特性測定装置が複数必要となって大掛かりなものとな
り、成膜装置等の生産ラインに組込むことが困難であ
る。
【0009】本発明は、以上のような従来の問題点に鑑
みなされたものであって、薄膜の特性、すなわち透過率
と膜厚とを同一装置で同時に測定でき、さらに生産ライ
ンまたは成膜装置内に測定装置を組み込んでインライン
で試料の全数検査および管理を行うことができる薄膜の
特性測定方法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明の請求項1記載の薄膜の特性測定方法
は、試料へ光を投光する投光器と、試料からの反射光を
受光する受光器と、を用いて薄膜の特性を測定する薄膜
の特性測定方法において、光を前記投光器へ供給する光
源と、前記受光器から受光した光を分光するスペクトロ
メータと、を用い、あらかじめ薄膜の下層に形成してお
いた反射膜へ光を投光し、前記反射膜からの反射光を受
光することで、薄膜の透過率を測定することを特徴とし
ている。
【0011】請求項2記載の薄膜の特性測定方法は、試
料へ光を投光する投光器と、試料からの反射光を受光す
る受光器と、を用いて薄膜の特性を測定する薄膜の特性
測定方法において、光を第1および第2の投光器へ供給
する光源と、第1および第2の受光器から受光した光を
分光するスペクトロメータと、前記光源からの光を第1
および第2の投光器へ伝達する第1および第2の投光用
光ファイバと、第1および第2の受光器から受光した光
を前記スペクトロメータへ伝達する第1および第2の受
光用光ファイバと、を用い、あらかじめ薄膜の下層に形
成しておいた反射膜へ第1の投光器から光を投光し、前
記反射膜からの反射光を第1の受光器から受光すること
で、薄膜の透過率を測定するとともに、前記反射膜を形
成していない部分に第2の投光器から光を投光し、その
反射光を第2の受光器から受光することで、薄膜の膜厚
を測定することを特徴としている。
【0012】請求項3記載の薄膜の特性測定方法は、請
求項2記載の薄膜の特性測定方法において、第1の投光
用光ファイバと第1の受光用光ファイバとを一つに束
ね、その先端に第1の投光器と第1の受光器とを兼ねた
第1の投受光器を設け、第2の投光用光ファイバと第2
の受光用光ファイバとを一つに束ね、その先端に第2の
投光器と第2の受光器とを兼ねた第2の投受光器を設け
るとともに、第1および第2の受光用光ファイバの周囲
を第1および第2の投光用光ファイバで囲むように束ね
ることを特徴としている。
【0013】本発明の薄膜の特性測定方法によれば、光
を投光器へ供給する光源と、受光器から受光した光を分
光するスペクトロメータと、を用い、あらかじめ薄膜の
下層に形成しておいた反射膜へ光を投光し、反射膜から
の反射光を受光することで、薄膜の透過率を測定するこ
とにより、光学顕微鏡等の複雑な光学系を必要とせず、
投光用および受光用光ファイバを試料付近に設置するだ
けで、微少領域での薄膜の透過率を高速かつ高精度で測
定することが可能であるため、生産ラインまたは成膜装
置内等に組み込むことができ、インラインで試料の全数
検査および管理を行うことが可能となる。
【0014】また、光を第1および第2の投光器へ供給
する光源と、第1および第2の受光器から受光した光を
分光するスペクトロメータと、光源からの光を第1およ
び第2の投光器へ伝達する第1および第2の投光用光フ
ァイバと、第1および第2の受光器から受光した光をス
ペクトロメータへ伝達する第1および第2の受光用光フ
ァイバと、を用い、あらかじめ薄膜の下層に形成してお
いた反射膜へ第1の投光器から光を投光し、反射膜から
の反射光を第1の受光器から受光することで、薄膜の透
過率を測定するとともに、反射膜を形成していない部分
に第2の投光器から光を投光し、その反射光を第2の受
光器から受光することで、薄膜の膜厚を測定することに
より、光学顕微鏡等の複雑な光学系を必要とせず、投光
用および受光用光ファイバを試料付近に設置するだけ
で、微少領域での薄膜の透過率および膜厚を高速かつ高
精度で同時に測定することが可能であるため、生産ライ
ンまたは成膜装置内等に組み込むことができ、インライ
ンで試料の全数検査および管理を行うことが可能とな
る。
【0015】さらに、第1の投光用光ファイバと第1の
受光用光ファイバとを一つに束ね、その先端に第1の投
光器と第1の受光器とを兼ねた第1の投受光器を設け、
第2の投光用光ファイバと第2の受光用光ファイバとを
一つに束ね、その先端に第2の投光器と第2の受光器と
を兼ねた第2の投受光器を設けるとともに、第1および
第2の受光用光ファイバの周囲を第1および第2の投光
用光ファイバで囲むように束ねることにより、光源から
以外の光が薄膜等で反射して受光用光ファイバから受光
されることで測定精度が低下することを防ぐことができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】図1乃至図5を用いて、本発明の
実施の形態について説明する。図1は薄膜の特性測定装
置を示す説明図、図2は透過スペクトルを示す説明図、
図3は光干渉スペクトルを示す説明図、図4は他の薄膜
の特性測定装置を示す説明図、図5は投光用および受光
用の光ファイバの配置を示す説明図である。
【0017】薄膜の透過率を測定する装置は、図1に示
すように、測定装置本体は光を投光する光源と反射され
た光を受光するスペクトロメータからなり、光の伝達は
投光用および受光用の光ファイバ2で行われる。投光用
および受光用の光ファイバ2は、それぞれの先端で一つ
に束ねられて投受光器1に接続されている。
【0018】次に、測定原理について説明する。光源か
ら投光された光は投光用の光ファイバ2を通して基板4
に垂直に投受光器1から投光され、薄膜3の表面および
薄膜3の下層にあらかじめ形成しておいた反射膜5の表
面で反射されて、投受光器1から受光され、受光用の光
ファイバ2を通してスペクトロメータで分光されること
でスペクトルが得られる。
【0019】このとき、薄膜3表面での反射光は数%程
度と非常に小さく、また薄膜3中を通過してきた反射光
はその数十倍程度になるため、薄膜3表面での反射光と
薄膜3中を通過してきた反射光とによる光干渉の影響は
無視できる。
【0020】そして、反射膜5自体の分光反射スペクト
ルを求めておき、これを用いて得られたスペクトルを規
格化することにより、図2に示すような薄膜3の透過ス
ペクトルが求められる。
【0021】このように、反射膜5によって反射された
薄膜3の情報のみの透過スペクトルを測定することによ
り、薄膜3の透過率を得ることができる。
【0022】一方、薄膜3と基板4との間に反射膜5の
ない部分では、薄膜3表面での反射光と基板4の表面で
の反射光とによる図3に示すような光干渉スペクトルが
得られる。
【0023】このスペクトルに理論式から求めた曲線が
最も近づくように、膜厚または屈折率等をパラメータと
して変化させ、それぞれの値を求めることにより、薄膜
3の膜厚が得られる。
【0024】薄膜の透過率および膜厚を同時に測定する
装置は、図4に示すように、測定装置本体は光を投光す
る光源と反射された光を受光するスペクトロメータから
なり、光の伝達は投光用および受光用の光ファイバ2お
よび22で行われる。投光用および受光用の光ファイバ
2および22は、それぞれの先端で一つに束ねられて投
受光器1および21に接続されている。
【0025】次に、測定方法について説明する。まず、
前述したように、透過率の測定は、光源から投光された
光が投光用の光ファイバ2を通して基板4に垂直に投受
光器1から投光され、例えば透明導電膜である薄膜3を
透過して、薄膜3の下層にあらかじめフォトリソによっ
てパターン形成しておいた例えばTa等の反射膜5の表
面で反射される。そして、再び薄膜3を透過して投受光
器1から受光され、受光用の光ファイバ2を通してスペ
クトロメータで分光されることでスペクトルが得られ
る。
【0026】そして、反射膜5自体の分光反射スペクト
ルを求めておき、これを用いて得られたスペクトルを規
格化することにより、図2に示すような薄膜3の透過ス
ペクトルが求められる。すなわち、透明導電膜の透過率
が求められる。
【0027】一方、膜厚の測定は、光源から投光された
光が投光用の光ファイバ22を通して基板4に垂直に投
受光器1から投光され、例えば透明導電膜である薄膜3
の表面での反射光と基板4の表面での反射光とが投受光
器21から受光されて、受光用の光ファイバ22を通し
てスペクトロメータで分光されることで、図3に示すよ
うな薄膜3の表面での反射光と基板4の表面での反射光
とによる光干渉スペクトルが得られる。
【0028】このスペクトルに理論式から求めた曲線が
最も近づくように、膜厚または屈折率等をパラメータと
して変化させ、それぞれの値を求めることにより、薄膜
3の膜厚が測定できる。
【0029】このようにすれば、薄膜3の透過率と膜厚
とを同一の装置を用いて同時に得ることができる。さら
に、このような薄膜の特性測定装置を生産ラインまたは
成膜装置等に組み込めば、インラインで試料の全数検査
および管理を行うことが可能である。
【0030】ここで、光ファイバ12(透過率測定用と
膜厚測定用とを総称して符号12で示す)は、図5に示
すように、投光用の光ファイバと受光用の光ファイバと
が束ねられているが、受光用の光ファイバの周囲を囲む
ように投光用の光ファイバを配置することが好ましい。
このようにすれば、光源から以外の光が薄膜3等で反射
して受光用の光ファイバから受光されることで測定精度
が低下することを防ぐことができる。
【0031】反射膜5は、素子等としての有効使用領域
の外に測定用として形成しておいてもかまわないし、基
板4上に形成されている金属配線等を測定の際に利用し
てもかまわない。
【0032】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明の薄膜の特
性測定方法によれば、光を投光器へ供給する光源と、受
光器から受光した光を分光するスペクトロメータと、を
用い、あらかじめ薄膜の下層に形成しておいた反射膜へ
光を投光し、反射膜からの反射光を受光することで、薄
膜の透過率を測定することにより、微少領域での薄膜の
透過率を高速かつ高精度で測定することが可能であるた
め、生産ラインまたは成膜装置内等に組み込むことがで
き、インラインで試料の全数検査および管理を行うこと
が可能となる。このため、製造ラインにおいて試料の透
過率が所定の透過率の範囲から外れている場合には、警
報を出してその試料を製造ラインから取り出して次の工
程に進めないことによって、不良品に対する無駄な工程
を排除することができる。
【0033】また、光を第1および第2の投光器へ供給
する光源と、第1および第2の受光器から受光した光を
分光するスペクトロメータと、光源からの光を第1およ
び第2の投光器へ伝達する第1および第2の投光用光フ
ァイバと、第1および第2の受光器から受光した光をス
ペクトロメータへ伝達する第1および第2の受光用光フ
ァイバと、を用い、あらかじめ薄膜の下層に形成してお
いた反射膜へ第1の投光器から光を投光し、反射膜から
の反射光を第1の受光器から受光することで、薄膜の透
過率を測定するとともに、反射膜を形成していない部分
に第2の投光器から光を投光し、その反射光を第2の受
光器から受光することで、薄膜の膜厚を測定することに
より、微少領域での薄膜の透過率および膜厚を高速かつ
高精度で同時に測定することが可能であるため、生産ラ
インまたは成膜装置内等に組み込むことができ、インラ
インで試料の全数検査および管理を行うことが可能とな
る。このため、製造ラインにおいて試料の透過率が所定
の透過率または膜厚の範囲から外れている場合には、警
報を出してその試料を製造ラインから取り出して次の工
程に進めないことによって、不良品に対する無駄な工程
を排除することができる。
【0034】さらに、第1の投光用光ファイバと第1の
受光用光ファイバとを一つに束ね、その先端に第1の投
光器と第1の受光器とを兼ねた第1の投受光器を設け、
第2の投光用光ファイバと第2の受光用光ファイバとを
一つに束ね、その先端に第2の投光器と第2の受光器と
を兼ねた第2の投受光器を設けるとともに、第1および
第2の受光用光ファイバの周囲を第1および第2の投光
用光ファイバで囲むように束ねることにより、光源から
以外の光が薄膜等で反射して受光用光ファイバから受光
されることで測定精度が低下することを防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】薄膜の特性測定装置を示す説明図である。
【図2】透過スペクトルを示す説明図である。
【図3】光干渉スペクトルを示す説明図である。
【図4】他の薄膜の特性測定装置を示す説明図である。
【図5】投光用および受光用の光ファイバの配置を示す
説明図である。
【図6】従来の薄膜の特性測定装置を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1、21 投受光器 2、12、22 光ファイバ 3、23 薄膜 4、24 基板 5 反射膜
フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA30 BB22 CC00 DD06 FF51 FF61 LL03 2G059 AA02 BB10 BB20 EE02 EE09 EE12 FF03 GG03 JJ17 KK03 LL04 4M106 AA20 BA04 CA48 CA70 DH03 DH12 DH31 DH60

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料へ光を投光する投光器と、試料から
    の反射光を受光する受光器と、を用いて薄膜の特性を測
    定する薄膜の特性測定方法において、 光を前記投光器へ供給する光源と、前記受光器から受光
    した光を分光するスペクトロメータと、を用い、あらか
    じめ薄膜の下層に形成しておいた反射膜へ光を投光し、
    前記反射膜からの反射光を受光することで、薄膜の透過
    率を測定することを特徴とする薄膜の特性測定方法。
  2. 【請求項2】 試料へ光を投光する投光器と、試料から
    の反射光を受光する受光器と、を用いて薄膜の特性を測
    定する薄膜の特性測定方法において、 光を第1および第2の投光器へ供給する光源と、第1お
    よび第2の受光器から受光した光を分光するスペクトロ
    メータと、前記光源からの光を第1および第2の投光器
    へ伝達する第1および第2の投光用光ファイバと、第1
    および第2の受光器から受光した光を前記スペクトロメ
    ータへ伝達する第1および第2の受光用光ファイバと、
    を用い、あらかじめ薄膜の下層に形成しておいた反射膜
    へ第1の投光器から光を投光し、前記反射膜からの反射
    光を第1の受光器から受光することで、薄膜の透過率を
    測定するとともに、前記反射膜を形成していない部分に
    第2の投光器から光を投光し、その反射光を第2の受光
    器から受光することで、薄膜の膜厚を測定することを特
    徴とする薄膜の特性測定方法。
  3. 【請求項3】 第1の投光用光ファイバと第1の受光用
    光ファイバとを一つに束ね、その先端に第1の投光器と
    第1の受光器とを兼ねた第1の投受光器を設け、第2の
    投光用光ファイバと第2の受光用光ファイバとを一つに
    束ね、その先端に第2の投光器と第2の受光器とを兼ね
    た第2の投受光器を設けるとともに、第1および第2の
    受光用光ファイバの周囲を第1および第2の投光用光フ
    ァイバで囲むように束ねることを特徴とする請求項2記
    載の薄膜の特性測定方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001044254A (ja) * 1999-07-27 2001-02-16 Sharp Corp 電子部品製造装置および方法
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