JP2746865B2 - 楕円偏光測定方法、楕円偏光計及びそのような方法及び装置を使用して層の生成を制御する装置 - Google Patents

楕円偏光測定方法、楕円偏光計及びそのような方法及び装置を使用して層の生成を制御する装置

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JP2746865B2 JP8080417A JP8041796A JP2746865B2 JP 2746865 B2 JP2746865 B2 JP 2746865B2 JP 8080417 A JP8080417 A JP 8080417A JP 8041796 A JP8041796 A JP 8041796A JP 2746865 B2 JP2746865 B2 JP 2746865B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、迅速な楕円偏光法
のための方法及び装置、並びに、そのような方法及び装
置を使用して層の生成を制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】楕円偏光法は、鏡面又は準鏡面を有する
試料の光学特性を利用する非破壊測定の技術である。楕
円偏光法は、そのままの位置で行うことができ、薄層の
成長の機構、界面の形成及び前記層及び界面の生成方法
の制御の研究を可能にする。楕円偏光法は、例えば、半
導体の研究及び製造の制御のために用いられる。楕円偏
光測定は、一つの固定された波長又は複数の波長で行っ
ても良い(分光楕円偏光法)。近紫外線、可視光線、近
赤外線などの光源の波長領域によって、層、材料の異な
る特性を利用でき、又は異なる材料を探究できる。紫外
線及び可視光線領域では、放射の浸透は、しばしばわず
かである。これは、表面及び界面の研究及び即時の制御
に好ましい状態を構成する。一方、一般的に、これは、
赤外線領域での測定で得られる層の体積特性及び材料に
は利用できない。赤外線は、振動吸収(化学結合)の測
定に非常に適している。楕円偏光測定を行うために、試
料の表面に光線を照射し、入射光線iの偏光状態を、反
射光線r又は透過光線の偏光状態と比較する。偏光ベク
トルEを、一般的に、入射平面にそれぞれ垂直及び平行
な投影ES 及びEP によって表す。投影ES 及びEP
複素偏角である。
【0003】楕円偏光領域において、研究される表面に
よって作られる偏光状態の変位を示す関係式p=(EP
/ES r /(EP /ES i は、一般的に、 p=tanΨ・exp(iΔ)=(EP /ES r
(EP /ES i で表される。偏光の変化を記述する二つの角度Ψ及びΔ
は、複素量pで結ばれる。角度Ψ及びΔ、従って量p
は、試料の特性、光線の入射角及び測定波長に同時に依
存する。これらの変数の関数としてのΨ及びΔ又はpの
式は、例えば、D.CHARLOT 、A.MARUANI in Appl. Opt.2
4,3368,1985 に引用されるフレネルの式によって与えら
れる。位相変調楕円偏光計において、入射光線は、位相
変調器によって、2つの適当な軸線の間に作られた位相
差によって変調された偏光を有する。位相ずれδ(t)
は、典型的に、周期パルス律ωに従って、時間tととも
に生じ、δ(t) はsin(ωt)の1次に比例する。位
相変調偏光計において、試料によって反射される光束の
強度は、既知の方法で、Ψ及びΔの値を導き出す。
【0004】楕円偏光法、及びさらに詳しくは、分光位
相変調楕円偏光法(SPME)は、基板上の層の成長を
即時に測定する高性能な技術である。この技術は、進行
中の反応を妨げないという利点がある。さらに、測定さ
れた試料の物理的変数、例えば層の厚さd、屈折率nに
敏感である。さらに、測定を迅速に行える。既知の方法
によれば、角度Ψ及びΔ又はpは、強度測定から導き出
される。これらの量Ψ及びΔは、屈折率n及び上層の厚
さdのような測定される試料の物理的変数に依存する。
これらの変数は、それゆえ、フレネルの方程式の直接反
転によって、実質的にΨ及びΔから計算される。この反
転は、一般的に反復法で実行されなけらばならない。分
析用及び成長制御用の分光位相変調楕円偏光法のそのま
まの位置での適用は、例えば、“そのままの位置での分
析及び加工制御用高速スペクトル楕円偏光法”DUNCAN
等、J.Vac.Sci,Technol.B.,12(4),1984 に記載されてい
る。その効果にかかわらず、この方法には、ある状況の
下で物理的変数の測定に不確実性が発生するという欠点
がある。これらの不確実性は、特に、吸収性基板上の透
明材料の成長の間に起きる。かくして、測定の精度が実
質的に低下する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、周期
的な振動の問題から解放し、測定の精度を向上させた、
位相変調楕円偏光法を実施することである。本発明のも
う一つの目的は、特別に難しくなく、基板上に透明な材
料の堆積を制御することである。例えば、30Ås-1
上の速い速度で、例えば4000Å以上のかなりの厚さま
で、フィルムが基板上に堆積する間の物理的変数を良い
精度で測定することも本発明の目的である。本発明のさ
らなる目的は、角度Ψ及びΔ又は量pを測定することな
く、試料のn及びdのような物理的変数を測定すること
である。最後に、本発明は、試料の示す物理的変数の楕
円偏光測定法に関する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この方法は以下のようで
ある。入射光線が直線偏光され、前記光線は偏光ベクト
ルによって定められ、偏光した光の入射光線は、位相ず
れδ(t) が、周期パルス変化量ωに従って、時間tに依
存して、偏光ベクトルの垂直構成要素の間に起きるよう
に変調され、δ(t) はsin(ωt)の1次に比例し、
試料に、変調された偏光の入射光線を照射し、試料によ
って反射された入射の偏光ベクトルを分析し、光線の光
束を、少なくとも1つの光検知器によって測定し、光検
知器に接続された電子処理装置によって、光束の測定の
計算を行う。検知された光束は、 I(t)=Iom+Ismsinδ(t) +Icmcosδ(t) で表される強度I(t)を有し、ここで、Iom、Ism及び
cmは、強度I(t)から処理装置で測定され、前記物理
的変数に依存する値である。本発明によれば、第一段階
において、最初に理論値Ist/Iot及びIct/Iotを、
物理的変数の最初の推定値から求め、第二段階におい
て、前記理論値を、物理的変数の次の推定値を決定する
ために使用し、それらから、次の理論値Ist/Iot及び
ct/Iotを導き、第二段階が、測定値と理論値との差
を最小化するように、物理的変数のN番目の推定値まで
繰り返される。
【0007】物理的変数を、N番目の推定値で得られた
st/Iot及びIct/Iotから求める。既知の方法と比
較して、本発明による方法は、Ψ及びΔの情報を必要と
しない物理的変数の決定は、強度I(t)から得られた測
定値Iom、Ism及びIcmから直接行われる。フレネルの
式の反転の代わりに、前述の値を与える式は、物理的変
数の関数として補正され、この場合の方法も繰り返され
る。1つの単一点で算出する代わりに、平均化又は積分
が、補正するために、点の集合に対して行われる。典型
的には、数十の点が同時に処理され、これらの点は、一
定時間内の連続する点または幾つかの波長での連続測定
で得られる。一定時間内の連続する点で点を得ること
は、好ましくは、動的測定に使用され、異なる波長で点
を得ることは、静的測定に使用される。基板上にいくつ
かの連続的な層の堆積がある場合、新しい層に変化する
とき、平均化された連続する点に、更新が行われる。こ
の技術は、不正確な測定の原因となる、Ψ及びΔの面倒
な値の使用を避けることができる。
【0008】これは、特に、Ψが45°に近いときに生じ
る。さらに、吸収性基板の上に透明材料を堆積している
間、入射光線は、透明層内で、複数の干渉を受ける。層
は、比較的厚い層でさえも、この干渉を起こすので、反
射特性について、層の影響に関して基板の影響は減少し
ない。結果は、吸収性材料の堆積の場合、Ψ及びΔが、
層の光学特性に対応する到着点の方に収束しない。反対
に、成長している間、Ψ及びΔは、かなり大きく、周期
的な変動を受ける。かくして、屈折率nの層の厚さ、即
ち、 に使用されるとき、フレネルの式の反転に基づいた方法
は発散する。ここで、kは整数、Φoは入射光線の入射
角、λは測定する波長である。透明材料の堆積の間、Ψ
及びΔがいろいろ変化するので、上述の不正確さをもた
らす不安定な範囲を避けることはできない。Ψ及びΔか
らの計算をなくし、平均を使うことによって、これらの
欠点をかなり減らすことができる。
【0009】さらに、Ψ及びΔが既知の方法でIom、I
sm及びIcmから導かれるので、データを得る1つの段階
となる。既知であるストップテストが、反復を止めるた
めに必要である。該テストは、典型的には、理論値Ist
/Iot及びIct/IotをIsm/Iom及びIcm/Iomと比
較するものである。差が一定のパーセンテージ誤差以下
であると、反復は止められる。さらに、物理的変数の最
初の推定値は、高い精度を必要とせず、反復がそれらを
急速に収束させる。既知の方法で、最初の推定値として
予め計算された物理的変数を選択することは好ましい。
物理的変数を収束させるのには、数回の反復で十分であ
る。従って、それらの数値は、非常に迅速に求められ、
標準的なマイクロコンピューターで求めてもよい。厚さ
d及び基板に堆積した層の屈折率nの決定は、典型的に
は、例えば、PC486のマイクロコンピューターを使
って、nxdの積において、1%のオーダーの精度でも
って、約2秒で行われる。本発明による測定方法の好ま
しい実施形態によれば、演算処理装置の第一計算手段
は、それぞれ、連続、パルスω及びパルス2ωでの、前
記光束の強度のフーリエ成分S0 、S1 及びS2 を与え
る。第二計算手段により、測定値Iom、Ism及びI
cmが、成分S0 、S1 及びS2 から導かれる。B.DREVIL
LON によるこれらの段階の説明は、“Progress in Crys
tal Growth and Characterisation of Materials”,vo
l.27,pp.1-87,1993にある。
【0010】本発明の好ましい実施形態によれば、試料
は、入射光線が照射される少なくとも1つの透明層から
なる。実質的に、本発明による方法は、既に見い出され
ている既知の方法に関して特に有利である。透明な材料
は、例えばシリカであり、基板は、シリコンから作られ
てもよい。本発明による方法は、また、吸収性材料にも
適用できる。本発明の好ましい実施形態によれば、理論
値と測定値との差が最小自乗法により最小化される。最
小自乗法によるこの選択は、理論値と測定値との差を与
える。この差を最小化するために、レベンベルグ−マー
クアルツ(Levenberg-Marquardt) 法が使われる。本測定
方法の特に有利な実施形態によれば、本測定方法は分光
を行う。それにより、測定する波長を変えることができ
る。典型的には、広いスペクトル光源が入射光線を放射
し、これが、試料によって反射され、それから、反射光
線の波長が、モノクロメーターによって選択される。所
定の波長を選択する別の方法は、光源の波長を変えるこ
とである。
【0011】連続した分光装置では、一つの波長が、別
の波長の後に連続的に選択される。これらの従来装置に
代わって、多重型の分光装置を使用しても良い。分散し
た光線が、いくつかの光検知器に検知され、電子的多重
化が、拾われた信号に行われる。この多重型分光装置
は、いくつかの波長での同時測定を可能にする。本発明
は、入射光線を放射する光源、光線を直線偏光させる偏
光子、周期パルス変化量ωに従って、時間tの一次のオ
ーダーに依存し、sin(ωt)の一次のオーダーに比例
する位相ずれδ(t) を発生させる位相変調器、偏光した
入射光線が照射された試料によって反射した光線の偏光
状態を分析する分析器、光線の光束を測定する光検知
器、光束の測定の計算を行う、光検知器に接続された電
子演算処理装置、からなる楕円偏光計に関する。検知さ
れた光束は、 I(t)=Iom+Ismsinδ(t) +Icmcosδ(t) で示される強度I(t)を有し、ここで、Iom、Ism及び
cmは、強度I(t)から演算処理装置で測定された値で
あり、前記物理的変数に依存する。
【0012】本発明による楕円偏光計では、演算処理装
置は、物理的変数の最初の推定値から、最初の理論値I
st/Iot及びIct/Iotを出し、前記理論値は、次の物
理的変数の推定値を決定するのに使用され、それらか
ら、次の理論値Ist/Iot及びIct/Iotを導き、この
操作が、理論値と測定値との差を最小化するように、物
理的変数のN番目の推定値まで繰り返される。物理的変
数が、N番目の推定値の間に得られたIst/Iot及びI
ct/Iotの値から求められる。本発明による楕円偏光計
の好ましい実施形態では、該楕円偏光計は、第一光ファ
イバー及び第二光ファイバーにより形成されるグループ
からの少なくとも一本の光ファイバーを備え、第一光フ
ァイバーは、光源と偏光子との間に置かれ、第二光ファ
イバーは、分析器と光検知器を含む検知システムとの間
に置かれる。光検知器に加えて、検知システムは、一つ
の波長においては、楕円偏光測定用モノクロメーター又
は複数の波長においては、同時測定用分光器を備えてい
る場合が多い。レーザー光線の放射の場合、検知システ
ムは、光検知器だけ含んでいてもよい。
【0013】本発明は、また、層の生成を示す物理的変
数を制御するための手段を備える、基板上の層の生成を
制御する装置に関する。基板及び層が試料を構成し、制
御手段は、入射光線を放射する光源、光線を直線偏光さ
せる偏光子、周期パルス変化量ωに従って、時間tの第
一オーダーに依存し、sin(ωt)の一次のオーダーに
比例する位相ずれδ(t) を発生させる位相変調器、偏光
した入射光線が照射された試料によって反射した光線の
偏光状態を分析する分析器、少なくとも1つの光線の光
束を測定する光検知器、光束の測定の計算を行う、光検
知器に接続された電子演算処理装置、からなる。検知さ
れた光束は、 I(t)=Iom+Ismsinδ(t) +Icmcosδ(t) で示される強度I(t)を有し、ここで、Iom、Ism及び
cmは、強度I(t)から演算処理装置で測定された値で
あり、物理的変数に依存する。
【0014】本発明による制御装置では、演算処理装置
は、物理的変数の最初の推定値から、最初の理論値Ist
/Iot及びIct/Iotを出し、前記理論値は、次の物理
的変数の推定値を決定するのに使用され、それから、次
の理論値Ist/Iot及びIct/Iotを導き、この操作
が、理論値と測定値との差を最小化するように、物理的
変数のN番目の推定値まで繰り返される。層の生成は、
基板上の堆積となる。かくして、この装置は、特に、MO
CVD(Metalorganic Chmical Vapour Deposition) 、PECV
D(Plasm Enhanced Chmical Vapour Deposition) 又はMB
E(MolecularBeam Epitaxy) のような技術によって行わ
れる、生成される層の生成の制御に非常に適している。
層の生成は、また、エッチングによっても作られる。本
発明による測定は、成長メカニズムの観測を可能にする
だけでなく、フィードバックを組み込む制御方法を同時
に実行することを可能にする。それゆえ、該方法は、層
の生成に関連する変数に即時に影響を及ぼすこととがで
きる。
【0015】かくして、正確な測定が、成長メカニズム
を妨げることなくなされる。層の生成を制御する装置で
は、層は各々厚さ、屈折率及び誘電関数を有し、物理的
変数は、好ましくは、それらの少なくともいくつかは含
んでいる。本発明による制御装置では、生成は堆積とな
り、その堆積率は、30Ås-1より大きい。かかる率にお
いて、本発明による装置で得られる測定は、同じ計算能
力において、特に、既知の装置でなされた測定と比較し
て正確である。
【0016】
【実施形態】添付図面を参照して、本発明の一つの実施
形態を詳細に説明する。図1に示す、単一波長の楕円偏
光計は、試料1の物理的変数を測定することを意図して
いる。該楕円偏光計は、励起組立体2、分析組立体3及
び電子演算処理装置4を包含する。励起組立体2は、光
ファイバー21によって光学システム22につなげられ
る光源20を備え、光学システム22は、光源20によ
って放射される光線を試料1の方へ向ける。また、励起
組立体2は、偏光子23を備え、それに続いて、光学シ
ステム22と試料1との間に位相変調器24がある。こ
れが位相ずれδ(t)をもたらす。分析組立体3は、試料
1によって反射された光線を分析する分析器30を備
え、それに続いて、光ファイバー32を通ってモノクロ
メーター33に反射光を送る光学システム31がある。
モノクロメーター33は、検知された光束強度を電気信
号に変換する光検知器につなげられる。この信号は、I
(t)で示される。この信号は、接続部5によって、電子
演算処理装置4に送られる。また電子演算処理装置4
は、線35を経て、位相変調器24からの基準周波数及
び基準位相を受ける。
【0017】操作において、光源20は、所定の波長範
囲を有する入射光線10を放射すると、この光線は偏光
子23によって偏光され、次いで、位相変調器24によ
って変調を受ける。この位相変調器24は、典型的に
は、圧電変換器によって作られた周期的なストレスを受
けた石英ガラスのバーからなる。それによって、位相ず
れδ(t) が発生し、このバーの2つの適当な軸線の間
に、時間tで変調される。かくして、放射光線の偏光
は、変調される。偏光され変調された入射光線10は、
試料1からの反射後、試料1の物理特性の結果である振
幅及び位相を有する反射光線11になる。この反射光線
11を、分析器30で分析し、次いで、波長λを、モノ
クロメーター33によって選ぶ。光線11の光束を、光
検知器34によって測定し、その強度によって作られる
電気信号を演算処理装置4に与える。図2に示す、複数
の波長の楕円偏光計は、分析組立体3及び該組立体と電
子演算処理装置4との間の接続部において、図1の単一
の波長の楕円偏光計と異なっている。モノクロメーター
33と光検知器34の代わりに、分析組立体3は、分光
器36及び複数の光検知器37を備える。各光検知器3
7は、1つの波長を測定し、接続部6によって装置4に
つなげられる。
【0018】従って、図2の複数の波長の楕円偏光計
は、いくつかの波長の同時測定を可能にし、装置4で多
重化される。図1又は図2に示す、分光器を使用する位
相変調楕円偏光計は、好ましくは、図3に示す、基板上
の層の生成を制御する装置に使用される。試料1は、基
板を有し、その上に、既知の技術を使って、堆積物を成
長させる。試料1は、ステージ41に位置決めされ、チ
ャンバ40内に収容される。前述した楕円偏光測定装置
は、基板上の層の成長を制御するのに使われる。窓44
及び45が、それぞれ、励起組立体2からチャンバ40
へ、そしてチャンバ40から分析組立体3に通じている
光路に沿って開いている。かくして、入射光線10は、
チャンバ40に直接伝えられ、次いで、試料1によって
反射された光線11が、分析組立体3に伝達される。こ
の手段によって、成長過程を妨げない、そのままの位置
で測定が行われる。層の成長の代わりに、生成は、エッ
チングからなっても良い。反射光線11の検知後、演算
処理装置4が受け取った信号は、図4に概略的に示す、
以下の操作を受ける。
【0019】第一に、測定強度I(t)を示す信号50か
ら、測定値Iom、Ism及びIcmを、既知の方法で導く。
正反射の場合、ミューラー行列係数として知られる
om、I sm及びIcmが、以下の方程式によって、I(t)
と結び付けられる。 I(t)=Iom+Ismsinδ(t) +Icmcosδ(t) 第一段階51では、それぞれ、連続、変調パルスω、パ
ルス2ωでの強度I(t)のフーリエ成分S0 、S1 及び
2 を計算する。これらの成分は、古典的な方法、例え
ば、離散的フーリエ変換で導かれる。第二段階52で
は、測定値Iom、Ism及びIcmを、既知の線形方程式に
より、成分S0 、S1 及びS2 から求める。本発明によ
れば、Ψ及びΔ又はpを知っている必要がない。反復方
法53が、測定値Iom、Ism及びIcmに直接適用され、
試料1を示す物理的変数の数値が求められる。典型的に
は、これらの物理的変数は、基板上に堆積したフィルム
の厚さd、その屈折率n及びその誘電関数である。反復
方法53によれば、物理的変数の最初の推定値56を、
入力変数55として使用する。
【0020】初期理論値Ist/Iot及びIct/Iotを、
既知の公式によって、入力変数55から導く。実際は、
理論値Ist/Iot及びIct/Iotは、Ψ及びΔの三角関
数の組み合わせとして表現される。さらに、角度Ψ及び
Δは、フレネルの式によって求められる物理的変数と関
連づけられる。従って、理論値Ist/Iot及びIct/I
otは、物理的変数の関数として直接に表現される。段階
57で得られた理論値は、段階52で決定されたIsm
om及びIcm/I omと比較される。この比較58は、理
論値と測定値との差が量化されることを必要とする。こ
のために、既知の最小自乗法を使用する。一方、複数の
M点の平均化が行われる。測定点をjで指数化し、理論
値と測定値との差の自乗が、以下により古典的に得られ
る。 最小自乗法以外の調節方法、例えば最尤法又は自乗の他
の累乗による置換を用いてもよい。
【0021】計算された差を、望まれる精度の関数であ
る所定の限界値と比較する。差が、限界値より小さいな
らば、測定値の近似は十分であり、測定値を計算するの
に使う物理的変数は数値54を与える。反対に、誤差が
あまりに大きいと、新しい反復が必要である。次いで、
比較58の後、物理的変数の次の推定値59を特定す
る。これらの次の推定値の決定は、差を最小にするため
の既知の方法、例えばレーベンベルグ−マークアルツ法
の事項である。変数の入力55が、次の理論値Ist/I
ot及びIct/Iotを計算するとき、これらの次の推定値
59が使われ、段階57を繰り返す。これらの次の理論
値は、測定値Ism/Iom及びIcm/Iomとの比較58の
ための基準として役立つ。ループ59、55、57、5
8を構成するこれらの段階の全ては、比較58をすると
きに得られる差が、所定の限界値より小さくなるまで繰
り返される。これらの理論値と関連した物理的変数のN
番目の推定値から、物理的変数の数値54が導き出され
る。本発明によるこの楕円偏光測定法は、厚さ 及び45°近くのΨのような、フレネルの式の直接反転に
基づく既知の方法によって提起された問題を回避する。
【0022】さらに、本発明によるこの方法は、Ψ及び
Δが計算されることを必要としないが、求めている物理
的変数をより直接的に得ることを可能にする。一般的
に、各測定において、変数を得るのに3回又は4回の反
復で十分である。“PC486 ”マイクロコンピューターの
使用により、厚さd及び基板上に堆積した層の屈折率n
を2秒以内に決定することができる。典型的には、本発
明による方法は、30Ås-1のオーダーの高い堆積率にお
いて、5Åから6000Åまでの層の厚さを、3%の精度で
測定する。測定の精度は、堆積した層の厚さに従って小
さくなる。さらに、本発明による方法は、nxdの積の
非常に高い精度を得ることを可能にする。この精度は、
前述の場合において、1%のオーダーである。本発明に
よる方法は、厚さ及び成分に関して、基板上に堆積した
層の均一性の制御を可能にする。これは、透明材料のよ
うな吸収性材料の堆積に適している。また、積み重ねを
含む多層システムの生成の制御も可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による、1つの波長での楕円偏光測定の
ための装置の概略図である。
【図2】本発明による、複数の波長での楕円偏光測定の
ための装置の概略図である。
【図3】本発明による、基板の上での層の生成を制御す
る装置の概略図である。
【図4】本発明による、物理的変数を測定する楕円偏光
測定方法のフローチャートである。
【符号の説明】
1 試料 2 励起組立体 3 分析組立体 4 電子演算処理装置 10 入射光線 11 反射光線 20 光源 22 光学システム 23 偏光子 24 位相変調器 30 分析器 31 光学システム 32 光ファイバー 33 モノクロメーター 34 光検知器 35 線 37 光検知器 40 チャンバ 44 窓 45 窓 50 信号 51 第一段階 52 第二段階 53 反復方法 54 数値 55 入力変数 56 最初の推定値 58 比較 59 次の推定値
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−203046(JP,A) 特開 昭51−73485(JP,A) 特開 平2−159540(JP,A) 特開 平5−264355(JP,A) 特開 平6−341812(JP,A) 特開 平5−71923(JP,A) 特開 平5−507349(JP,A) 特開 昭63−502542(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 21/00 - 21/61 G01B 11/06

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射光線が直線偏光され、前記光線は偏
    光ベクトルによって定められ、 偏光した入射光線は、位相ずれδ(t) が、周期パルス変
    化量ωに従って、時間tに依存して、偏光ベクトルの垂
    直構成要素の間に起きるように変調され、δ(t) はsi
    n(ωt)の1次に比例し、 試料に、変調された偏光の入射光線を照射し、 試料によって反射された入射の偏光ベクトルを分析し、 光線の光束を、少なくとも1つの光検知器によって測定
    し、 光検知器に接続された電子処理装置によって、光束の測
    定の計算を行い、 検知された光束は、 I(t)=Iom+Ismsinδ(t) +Icmcosδ(t) で表される強度I(t)を有し、Iom、Ism及びIcmは、
    強度I(t)から処理装置で測定され、前記物理的変数に
    依存する値である、試料の示す物理的変数の楕円偏光測
    定方法であって、 第一段階において、最初に理論値Ist/Iot及びIct
    otを、物理的変数の最初の推定値から求め、 第二段階において、前記理論値を、物理的変数の次の推
    定値を決定するために使用し、それらから、次の理論値
    st/Iot及びIct/Iotを導き、 第二段階が、測定値と理論値との差を最小化するよう
    に、物理的変数のN番目の推定値まで繰り返され、 物理的変数を、N番目の推定値で得られたIst/Iot
    びIct/Iotから求める楕円偏光測定方法。
  2. 【請求項2】 演算処理装置の第一計算段階は、それぞ
    れ、連続、パルスω及びパルス2ωでの、前記光束の強
    度のフーリエ成分S0 、S1 及びS2 を与え、 第二段階は、測定値Iom、Ism及びIcmからフーリエ成
    分S0 、S1 及びS2を線形的に導く、請求項1に記載
    の測定方法。
  3. 【請求項3】 試料は、入射光線が照射される少なくと
    も1つの透明層を備える、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 理論値と測定値との前記差は、最小自乗
    法により最小化される、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 測定方法は、分光を行う、前述の請求項
    いずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 入射光線を放射する光源、 光線を直線偏光させる偏光子、 周期パルス変化量ωに従って、時間tの一次のオーダー
    に依存し、sin(ωt)の一次のオーダーに比例する位
    相ずれδ(t) を発生させる位相変調器、 偏光した入射光線が照射された試料によって反射した光
    線の偏光状態を分析する分析器、 光線の光束を測定する光検知器、 光束の測定の計算を行う、光検知器に接続された電子演
    算処理装置からなり、検知された光束は、 I(t)=Iom+Ismsinδ(t) +Icmcosδ(t) で示される強度I(t)を有し、Iom、Ism及びIcmは、
    強度I(t)から演算処理装置で測定された値であり、前
    記物理的変数に依存する、楕円偏光計において、 演算処理装置は、物理的変数の最初の推定値から、最初
    の理論値Ist/Iot及びIct/Iotを出し、 前記理論値は、次の物理的変数の推定値を決定するのに
    使用され、それらから、次の理論値Ist/Iot及びIct
    /Iotを導き、 この操作が、理論値と測定値との差を最小化するよう
    に、物理的変数のN番目の推定値まで繰り返され、 物理的変数を、N番目の推定値の間に得られたIst/I
    ot及びIct/Iotの値から求める、楕円偏光計。
  7. 【請求項7】 前記楕円偏光計は、第一光ファイバー及
    び第二光ファイバーにより形成されるグループからの少
    なくとも一本の光ファイバーを備え、第一光ファイバー
    は、光源と偏光子との間に置かれ、第二光ファイバー
    は、分析器と光検知器を含む検知システムとの間に置か
    れる、請求項6に記載の楕円偏光計。
  8. 【請求項8】 基板と層が試料を構成し、 入射光線を放射する光源、 光線を直線偏光させる偏光子、 周期パルス変化量ωに従って、時間tの一次のオーダー
    に依存し、sin(ωt)の一次のオーダーに比例する位
    相ずれδ(t) を発生させる位相変調器、 偏光した入射光線が照射された試料によって反射した光
    線の偏光状態を分析する分析器、 光線の光束を測定する光検知器、 光束の測定の計算を行う、光検知器に接続された電子演
    算処理装置からなり、検知された光束は、 I(t)=Iom+Ismsinδ(t) +Icmcosδ(t) で示される強度I(t)を有し、Iom、Ism及びIcmは、
    強度I(t)から演算処理装置で測定された値であり、前
    記物理的変数に依存する、層の生成を示す物理的変数を
    制御する手段からなる、層の生成を制御する装置であっ
    て、 演算処理装置は、物理的変数の最初の推定値から、最初
    の理論値Ist/Iot及びIct/Iotを出し、 前記理論値は、次の物理的変数の推定値を決定するのに
    使用され、それらから、次の理論値Ist/Iot及びIct
    /Iotを導き、 この操作が、理論値と測定値との差を最小化するよう
    に、物理的変数のN番目の推定値まで繰り返され、 物理的変数を、N番目の推定値の間に得られたIst/I
    ot及びIct/Iotの値から求める層の生成を制御する装
    置。
  9. 【請求項9】 各層は、厚さ、屈折率、誘電関数を有
    し、物理的変数は、それらの少なくともいくつかは含ん
    でいる、請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 生成は堆積となり、層の堆積率は、30
    Ås-1より大きい、請求項8に記載の装置。
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