JP2002328009A - 膜厚測定装置およびその方法 - Google Patents

膜厚測定装置およびその方法

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JP2002328009A JP2001132392A JP2001132392A JP2002328009A JP 2002328009 A JP2002328009 A JP 2002328009A JP 2001132392 A JP2001132392 A JP 2001132392A JP 2001132392 A JP2001132392 A JP 2001132392A JP 2002328009 A JP2002328009 A JP 2002328009A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定基板の薄膜の解析を連続的に行なうこと
が可能な膜厚測定装置を提供すること。 【解決手段】 アッテネータ10は、光源1からの光を
減衰させて分光器5へ伝送する。分光器5は、光源1か
らの光を受光して光強度を検出する。計算機6は、分光
器5によって検出された光源1の光強度に用いて光源1
の経年変化を検出し、その経年変化に基づいて光源1の
較正を行ないながら、測定基板3からの反射光の光強度
に基づいて測定基板3の薄膜を解析する。したがって、
測定基板3の薄膜の解析を連続的に行なうことが可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置、液晶
表示装置、太陽電池などの製造において形成される透明
または半透明の薄膜の膜厚等を測定する技術に関し、特
に、光源の経年変化を自動的に較正して薄膜の膜厚や屈
折率および吸収係数などの光学定数を測定する膜厚測定
装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置、液晶表示装置、太陽
電池などの製造において、プラズマプロセス法やスパッ
タ法などの薄膜形成技術が広く用いられている。これら
の薄膜形成技術によって形成された薄膜の各種特性を検
出することによって、薄膜を形成するためのパラメータ
を導出したり、成膜時における各種不具合を検出したり
することが行なわれている。
【0003】このような薄膜の各種特性の中でも特に膜
厚は、薄膜の導電性、絶縁性などの特性のみならず、薄
膜のパターン形成にも影響を及ぼすため、製品の歩留ま
りや信頼性を左右する重要な管理項目である。
【0004】薄膜形成装置によって形成された薄膜の膜
厚を測定する従来の技術として、直接薄膜の段差を測定
する接触法やエリプソメータによる測定法などを用いた
測定装置が実用化されている。しかし、これらの測定装
置は、配線パターン上の薄膜の膜厚を測定するのが困難
であったり、測定時間が長くなったりするため、オフラ
インでの測定が主であった。
【0005】この問題点を解決するために、本出願人
は、特開2000−193424号公報において、生産
ライン上で連続して薄膜の膜厚を測定可能な膜厚測定装
置を開示している。図7は、特開2000−19342
4号公報に開示した膜厚測定装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
【0006】この膜厚測定装置は、白色光を発生する光
源101、光源101からの光を基板103上に導き、
基板103からの反射光を受光する分岐型光ファイバ1
02、基板103からの複数の反射光を選択的に遮断す
る受光制限シャッタ104、分岐型光ファイバ102に
よって導かれた反射光を波長ごとの光強度に分解する分
光器105、および波長ごとの光強度を解析して薄膜の
膜厚を解析する計算機106を含む。
【0007】図8は、図7に示す膜厚測定装置による窒
化ケイ素(SiN)膜の測定結果の一例を示す図であ
る。分光器105は、基板103からの反射光を波長ご
とに光強度(スペクトル)に分解する。計算機106
は、分光器105から取得したスペクトルデータと、予
め取得した反射率が既知のリファレンス基板のスペクト
ルデータとから薄膜の反射率曲線Mを算出する。そし
て、計算機106は、この反射率Mに対して、薄膜の膜
厚d、屈折率n、吸収係数kおよび照射光の波長λを変
数とする反射率の理論曲線Rが最も近似するように最適
化することによって薄膜の膜厚を算出する。
【0008】ここで、薄膜の膜厚を解析するための理論
式について説明する。基板の屈折率をn0、p層目の薄
膜の屈折率をn(p)、空気の屈折率をn(p+1)、
p層目の薄膜の吸収係数をk(p)、薄膜の膜厚をd
(p)、光源1の波長をλとすると、基板からの反射光
の強度R(p+1,0)は式(1)〜(5)で表すこと
ができる。
【0009】
【数1】
【0010】具体的には、膜厚d(p)におおよそ適当
な初期値を代入する。光学定数としてのn(p)および
k(p)には、たとえば透明な材料としてSiO2、A
2 3、Si34、ITO(インジウム酸化第1錫)な
どであれば、Caucyの式で定義される材料の分散公
式で設定される値を用いる。このようにして、一定区間
の波長における論理的な反射率R(λ)を求めることが
できる。
【0011】Caucyの式は、式(6)〜(7)で表
わされ、An、BnおよびCnは各材料に応じた屈折率n
(p)を定める材料係数であり、Ak、BkおよびCk
各材料に応じた吸収係数k(p)を定める材料係数であ
る。なお、波長λの単位はnmである。
【0012】
【数2】
【0013】式(1)を用いて算出されたR(λ)と、
実際に測定された反射率M(λ)とを対比し、膜厚d
(p)を変化させて最小2乗法で膜厚d(p)を求める
ことができる。また、n(p)およびk(p)が未知の
場合には、n(p)およびk(p)に適当な初期値を代
入して、d(p)、n(p)およびk(p)を変化さ
せ、最小2乗法によって膜厚d(p)、屈折率n(p)
および吸収係数k(p)を同時に求めることが可能であ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】一般に光源101の光
強度は、ランプの劣化、周囲温度の変化などによって経
年変化が発生する。このため、数時間に1回程度、少な
くとも1日に1回程度は、光源101の波長ごとの光強
度を測定する較正処理が必要になる。しかし、上述した
従来の膜厚測定装置には、較正処理を簡単に行なう機構
は設けられておらず、容易に較正処理が行なえないとい
う問題点があった。
【0015】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、第1の目的は、測定基板の薄膜の解
析を連続的に行なうことが可能な膜厚測定装置および膜
厚測定方法を提供することである。
【0016】第2の目的は、測定基板上における光源の
光量変化を正確に測定することが可能な膜厚測定装置お
よび膜厚測定方法を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のある局面に従え
ば、膜厚測定装置は、測定試料に照射される光を生成す
るための発光手段と、発光手段によって生成された光を
測定試料に照射し、測定試料からの反射光を受光するた
めの受光手段と、受光手段によって受光された反射光の
光強度を測定するための第1の測定手段と、発光手段に
よって生成された光を受光して発光手段の経年変化を検
出するための検出手段と、検出手段によって検出された
経年変化に基づいて発光手段の較正を行ない、第1の測
定手段によって測定された光強度に基づいて測定試料の
薄膜を解析するための解析手段とを含む。
【0018】検出手段が発光手段によって生成された光
を受光して発光手段の経年変化を検出するので、解析手
段は発光手段の較正を行ないながら測定試料の薄膜の解
析を連続的に行なうことが可能となる。
【0019】好ましくは、検出手段は、発光手段によっ
て生成された光の光量を減衰させるための光量減衰手段
と、光量減衰手段からの光の光強度を測定するための第
2の測定手段とを含む。
【0020】光量減衰手段は、発光手段によって生成さ
れた光の光量を減衰させるので、測定試料における発光
手段の光量とほぼ同等にすることができ、測定試料にお
ける発光手段の光量変化を正確に測定することが可能と
なる。
【0021】さらに好ましくは、光量減衰手段は、発光
手段によって生成された光を受光して発散する投光レン
ズと、投光レンズによって発散された光の光量を調整す
る光量調整用絞りと、光量調整用絞りによって光量が調
整された光を集光する集光レンズとを含む。
【0022】光量調整用絞りが投光レンズによって発散
された光の光量を調整するので、測定試料における発光
手段の光量とほぼ同等になるように、発光手段によって
生成された光を減衰させることが可能となる。
【0023】好ましくは、第1の測定手段によって測定
された光強度と同じ光強度で、第2の測定手段が光量減
衰手段からの光を受けるように光量減衰手段が調整され
る。
【0024】したがって、第2の測定手段は、測定試料
における発光手段の光量とほぼ同等の光を受けることが
可能となる。
【0025】好ましくは、膜厚測定装置はさらに、発光
手段と受光手段とを接続するための第1の光伝送手段を
含み、第1の光伝送手段は複数の光ファイバによって構
成され、発光手段側において中心にダミーの光ファイバ
が配置され、それぞれの中心がダミーの光ファイバの同
心円上になるように第1の複数の光ファイバが配置さ
れ、受光手段側において中心に測定試料からの反射光を
受光する光ファイバが配置され、それぞれの中心が反射
光を受光する光ファイバの同心円上になるように第1の
複数の光ファイバが配置される。
【0026】したがって、発光手段によって生成された
光を均等に受光手段へ伝送することが可能となる。
【0027】好ましくは、膜厚測定装置はさらに、発光
手段と検出手段とを接続するための第2の光伝送手段を
含み、第2の光伝送手段は複数の光ファイバによって構
成され、発光手段側において中心にダミーの光ファイバ
が配置され、それぞれの中心がダミーの光ファイバの同
心円上になるように第2の複数の光ファイバが配置さ
れ、検出手段側において中心にダミーの光ファイバが配
置され、それぞれの中心がダミーの光ファイバの同心円
上になるように第2の複数の光ファイバが配置される。
【0028】したがって、発光手段によって生成された
光を均等に検出手段へ伝送することが可能となる。
【0029】本発明の別の局面に従えば、膜厚測定方法
は、測定試料に照射される光を生成するステップと、生
成された光を測定試料に照射し、測定試料からの反射光
を受光するステップと、受光された反射光の光強度を測
定するステップと、生成された光を受光して光源の経年
変化を検出するステップと、検出された光源の経年変化
に基づいて較正を行ない、測定された光強度に基づいて
測定試料の薄膜を解析するステップとを含む。
【0030】生成された光を受光して光源の経年変化を
検出するので、光源の較正を行ないながら測定試料の薄
膜の解析を連続的に行なうことが可能となる。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態にお
ける膜厚測定装置の概略構成を示すブロック図である。
この膜厚測定装置は、白色光を発生する光源1と、光源
1からの光および表面に薄膜31が形成された測定基板
3からの反射光を伝送する光ファイバ2と、光ファイバ
2によって導かれた反射光を波長ごとの光強度(スペク
トル)に分解する分光器5と、波長ごとの光強度を解析
して薄膜の膜厚を解析する計算機6と、測定基板3上に
薄膜を形成する基板処理装置7と、LAN(Local Area
Network)に接続されて工程全体を管理する工程管理装
置8と、光源1からの光を測定基板3に照射し、測定基
板3からの反射光を集光する測定用レンズ9と、光源1
からの光の光量を調整するアッテネータ(減衰器)10
と、アッテネータ10からの光を分光器5へ伝送する光
ファイバ2’とを含む。
【0032】また、分光器5は、測定基板3からの反射
光を測定用レンズ9および光ファイバ2を介して受光す
る第1のCCD(Charge Coupled Device)55と、光
源1からの光をアッテネータ10および光ファイバ2’
を介して受光する第2のCCD56とを含む。分光器5
は、第1のCCD55または第2のCCD56から出力
される光強度に応じた電気信号を波長ごとの光強度に分
解して、計算機6へ出力する。
【0033】計算機6は、分光器5から出力された波長
ごとの光強度を解析して、薄膜の膜厚および光学定数の
算出と較正とを行なう。この計算機6には、測定基板3
に薄膜を形成する基板処理装置7が接続される。基板処
理装置7は、LANを介して工程管理装置8に接続され
て、工程管理装置8によって制御される。この基板処理
装置7は、プラズマCVD(Chemical Vapor Depositio
n)装置、スパッタ装置、レジストコータ装置、配光膜
印刷装置等であり、薄膜を形成する装置であればどのよ
うなものであっても良い。
【0034】図2は、本発明の実施の形態における膜厚
測定装置の光学系の詳細を説明するための図である。光
源1は、重水素ランプ11と、ハロゲンランプ12と、
光ファイバ2に接続される光源側コネクタ21と、光源
側コネクタ21の先端に重水素ランプ11およびハロゲ
ンランプ12からの光を集光する集光レンズ13とを含
む。
【0035】光源1において、通常60nm以上の膜厚
を測定する場合には、400nm〜850nmに波長域
を持つハロゲンランプ12が用いられる。また、60n
m以下の膜厚を測定する場合には、220nm〜400
nmに波長域を持つ重水素ランプ11がハロゲンランプ
12と併用される。重水素ランプ11の電極には1mm
程度の穴があり、この穴を光が通るように集光レンズ1
3、重水素ランプ11およびハロゲンランプ12が一直
線上に配置される。
【0036】分光器5は、2組の分光器を有している。
一方の分光器は、測定用レンズ9からの光ファイバが接
続される第1の分光器側コネクタ24と、スリット51
と、スリット51を介して受光した光を波長ごとに分解
するグレーティング(回折格子)53と、グレーティン
グ53によって波長ごとに分解された光を受けて、波長
ごとの光強度を計測する第1のCCD55とを含む。
【0037】また、他方の分光器は、アッテネータ10
からの光ファイバ2’が接続される第2の分光器側コネ
クタ26と、スリット52と、スリット52を介して受
光した光を波長ごとに分解するグレーティング54と、
グレーティング54によって波長ごとに分解された光を
受けて、波長ごとの光強度を計測する第2のCCD56
とを含む。
【0038】測定用レンズ9は、光源1からの光ファイ
バおよび分光器5からの光ファイバが接続される測定用
レンズ側コネクタ22と、光源1からの光を集光して測
定基板3に照射し、測定基板3からの反射光を受光する
集光/受光レンズ91とを含む。測定レンズ側コネクタ
22には、後述するように、光源1からの3本の投光用
光ファイバと、測定基板3からの反射光を受光して分光
器5へ伝送する1本の受光用光ファイバと、3本のダミ
ーの光ファイバとが接続される。通常、測定用レンズ9
から測定基板3までの距離が10mm〜100mm程
度、スポット径が5mm〜10mm程度となるように調
整される。
【0039】アッテネータ10は、光源1からの光ファ
イバ2が接続される第1のアッテネータ側コネクタ23
と、第1のアッテネータ側コネクタ23を介して光源1
からの光を受光して発散する投光レンズ101と、投光
レンズ101によって発散された光の光量を調整する光
量調整用絞り103と、光量調整用絞り103によって
光量が調整された光を集光する集光レンズ102と、集
光レンズ102によって集光された光を受けて光ファイ
バ2’へ伝送する第2のアッテネータ側コネクタ25と
を含む。第1のアッテネータ側コネクタ23には、後述
するように、光源1からの3本の投光用光ファイバと、
4本のダミーの光ファイバとが接続される。また、第2
のアッテネータ側コネクタ25には、分光器5へ光を伝
送する1本の光ファイバ2’が接続される。
【0040】第1のCCD55によって測定される光強
度と、第2のCCD56によって測定される光強度とが
各波長において同等になるように、投光レンズ101と
第1のアッテネータ側コネクタ23の先端との距離、受
光レンズ102と第2のアッテネータ側コネクタ25と
の距離および光量調整用絞り103が調整される。
【0041】光ファイバ2は、光源側コネクタ21にお
いて7本の光ファイバ素線を有しており、中心にダミー
の光ファイバが配置され、その外側に密接して6本の光
ファイバが配置される。この6本の光ファイバは、それ
ぞれの中心がダミーの光ファイバの同心円上になるよう
に配置される。この6本の光ファイバは、交互に3本ず
つ測定用レンズ側コネクタ22と第1のアッテネータ側
コネクタ23とに接続される。
【0042】また、光ファイバ2は、測定用レンズ側コ
ネクタ22においても7本の光ファイバ素線を有してお
り、中心に測定基板3からの反射光を受光するための受
光用の光ファイバが配置され、その外側に密接して6本
の光ファイバが配置される。この6本の光ファイバは、
それぞれの中心が受光用の光ファイバの同心円上になる
ように配置される。この6本の光ファイバは、光源1か
らの光を伝送するための3本の光照射用の光ファイバ
と、3本のダミーの光ファイバとが交互に配置されてい
る。中心の受光用の光ファイバは、第1の分光器側コネ
クタ24に接続される。
【0043】さらに、光ファイバ2は、アッテネータ側
コネクタ23においても7本の光ファイバ素線を有して
おり、中心にダミーの光ファイバが配置され、その外側
に密接して6本の光ファイバが配置される。この6本の
光ファイバは、それぞれの中心がダミーの光ファイバの
同心円上になるように配置される。この6本の光ファイ
バは、光源1からの光を伝送するための3本の光照射用
の光ファイバと、3本のダミーの光ファイバとが交互に
配置されている。
【0044】なお、光源側コネクタ21、測定用レンズ
側コネクタ22および第1のアッテネータ側コネクタ2
3に接続される光ファイバにおいて、中心に1本の光フ
ァイバが配置され、その外側に6本の光ファイバが配置
されているが、この外側に配置される光ファイバは6本
に限定されるものではない。
【0045】光ファイバ2’は、1本の光ファイバ素線
を有しており、第2のアッテネータ側コネクタ25と第
2の分光器側コネクタ26とに接続される。
【0046】図3は、測定基板3上における投光スポッ
トおよび受光スポットを示す図である。光源1からの3
本の光照射用光ファイバは、上述した配置で測定用レン
ズ側コネクタ22に接続されるため、3つの投光スポッ
トはそれぞれの中心が同一の円上に、ほぼ等間隔で位置
する。また、分光器5に接続される1本の受光用光ファ
イバは、上述したように他の6本の光ファイバの中心と
なるように測定用レンズ側コネクタ22に接続されるた
め、受光スポットは3つの投光スポットのほぼ中心に位
置する。したがって、測定基板3の傾きに対して測定角
度余裕が生じることになる。直径が5mm、焦点距離が
10mmの投光/受光レンズ91を使用し、投光/受光
レンズ91から測定基板3までの距離が約70mmの場
合、測定基板3の傾きに対する測定角度余裕は±0.5
°程度である。
【0047】図4は、リファレンス基板からの反射光の
各波長における光強度を実測したグラフである。このグ
ラフは、各波長における、重水素ランプ(UVランプ)
11からの光の反射光の光強度と、ハロゲンランプ(V
ISランプ)12からの光の反射光の光強度と、それら
の反射光の光強度の合計とを示している。このグラフか
ら分かるように、低波長側では重水素ランプ11からの
光の反射光が支配的であり、高波長側ではハロゲンラン
プ12からの光の反射光が支配的である。なお、リファ
レンス基板として反射率が既知であるSiウェハを使用
している。
【0048】図5は、光源1の各波長における光量経年
変化を示す図であり、点灯時間と反射光の光強度比率と
の関係を示している。図5から分かるように、反射光強
度比率の変化(経年変化)が光の波長によって異なって
いる。この理由は、重水素ランプ11の経年変化と、ハ
ロゲンランプ12の経年変化とが異なるため、重水素ラ
ンプ11が支配的な波長においては重水素ランプ11の
経年変化の影響が強く現れ、ハロゲンランプ12が支配
的な波長においてはハロゲンランプ12の経年変化の影
響が強く現れるためである。
【0049】特に、中間波長である400〜600nm
において、重水素ランプ11の光強度とハロゲンランプ
12の光強度との比率によって全体の光量変化が決定さ
れるため、光源1の経年変化を監視する監視用の光学系
と、測定基板3からの反射光を測定する測定用の光学系
とが、ほぼ均等に光を取込む必要がある。そのため、光
源側コネクタ21において、中心にあるダミーの光ファ
イバの同心円上に等間隔となるように、測定用レンズ9
へ光を伝送する光ファイバとアッテネータ10へ光を伝
送する光ファイバとを交互に配置して、光源1の集光レ
ンズ13によって集光された光を均等に分配している。
【0050】そして、この光ファイバの位置関係で投光
/受光レンズ91および投光レンズ101へ投光し、投
光/受光レンズ91および受光レンズ102の中心で受
光するようにしている。このように、第1のCCD55
および第2のCCD56において波長ごとの光強度がほ
ぼ同じになるように光学系を調整することが不可欠とな
る。
【0051】図6は、本発明の実施の形態における膜厚
測定装置の処理手順を説明するためのフローチャートで
ある。まず、測定基板3の代わりに反射率が既知のリフ
ァレンス基板がセットされ、分光器5内の第1のCCD
55によってリファレンス基板の反射光の光量が測定さ
れる(S1)。そして、計算機6は、分光器5からリフ
ァレンス基板の反射光の光量データを取得して、リファ
レンスデータMR(λ)として保存する。
【0052】次に、測定用レンズ9の下方に表面反射の
少ないプレートを斜めにかざし、第1のCCD55によ
ってそのバックグランドの光量が測定される(S2)。
計算機6は、分光器5からバックブランドの光量データ
を取得して、バックグランドデータMB(λ)として保
存する。このバックグランドデータは、レンズ鏡筒内部
およびレンズによる乱反射の光量に相当する。このと
き、リファレンス基板の反射率をrR(λ)とすると、
計算機6は第1のCCD55によって測定されるべき光
源1の光量MM(λ)を次式によって算出する。
【0053】
【数3】
【0054】次に、第2のCCD56によってアッテネ
ータ10から伝送された光源1の初期の光量が測定され
る(S3)。計算機6は、分光器5から光源1の初期の
光量データを取得して、初期の光源データML1(λ)と
して保存する(S3)。なお、ステップS1〜S3の処
理は、初期調整時に1回だけ行なわれる。
【0055】次に、第2のCCD56によってアッテネ
ータ10から伝送された光源1の光量が測定される(S
4)。計算機6は、分光器5から光源1の光量データを
取得して、測定時の光源データMLn(λ)として保存す
る(S4)。このとき、光源1の光量変化率をX(λ)
とすると、計算機6はこの光量変化率X(λ)を次式に
よって算出する。この光源1の光量変化率X(λ)は、
較正データとして保存される。
【0056】
【数4】
【0057】次に、第1のCCD55によって測定基板
3の反射光の光量が測定される(S5)。計算機6は、
分光器5から測定基板3の反射光の光量データを取得し
て、サンプルデータMS(λ)として保存する。
【0058】次に、計算機6は、ステップS2において
算出された光源1の光量MM(λ)と、ステップS4に
おいて算出された光源1の光量変化率X(λ)とから、
次式によってサンプルデータの反射率M(λ)を算出す
ることにより、測定基板3の反射光の光量を正規化する
(S6)。
【0059】
【数5】
【0060】最後に、従来技術において説明した方法に
よって、計算機6がサンプルデータの反射率M(λ)お
よび予め登録されている試料モデルから膜厚を算出する
(S7)。ステップS5〜S7の処理は、次に較正が行
なわれるまで繰返し実行され、順次測定基板3の膜厚の
測定が行なわれる。
【0061】なお、計算機6が基板処理装置7から較正
開始指令および測定開始指令を受信したときに、ステッ
プS4に示す較正と、ステップS5〜S7の膜厚の測定
とを自動的に実行し、較正結果または測定結果を基板処
理装置7へ返信する。通常、較正は1時間に1回程度行
なえば良いので、計算機6が基板処理装置7から較正完
了後の1時間以内に較正指令を受信したときは、較正を
行なわずに基板処理装置7へ返信のみを行なう。
【0062】以上説明したように、本実施の形態におけ
る膜厚測定装置によれば、定期的に第2のCCD56に
よって光源1の光量を測定して光源1の光量変化率を算
出し、その光量変化率に応じて測定基板3からの反射光
の光量を較正するようにしたので、基板処理装置12を
停止させることなく較正が行なえるようになり、測定基
板3の測定を連続的に安定して行なうことが可能となっ
た。
【0063】また、光源側コネクタ21において、中心
にあるダミーの光ファイバの同心円上にそれぞれの中心
が等間隔となるように、測定用レンズ9へ光を伝送する
3本の光ファイバとアッテネータ10へ光を伝送する3
本の光ファイバとを交互に配置するようにしたので、測
定用レンズ9内の投光レンズ91に照射される光とアッ
テネータ10内の投光レンズ101に照射される光とが
同じ光強度を有するようにでき、測定基板3に照射され
る光の光量変化をアッテネータ10を介して第2のCC
D56によって計測することができようになった。その
結果、基板処理装置12を停止させることなく較正が行
なえるようになり、測定基板3の測定を連続的に安定し
て行なうことが可能となった。
【0064】また、測定基板3上において、同心円上に
照射スポットの中心が等間隔で並ぶようになるので、光
学系の調整が容易にかつ正確に行なえるとともに、測定
基板3の傾きに対する測定角度余裕を大きくすることが
可能となった。
【0065】さらには、アッテネータ10において、投
光レンズ101と投光レンズ101によって発散された
光を集光する受光レンズ102とを設け、その間に投光
レンズ101によって発散された光の光量を調整する光
量調整用絞り103を設けるようにしたので、測定基板
3に照射される光の波長ごとの光強度と同じ光強度を得
ることができ、測定基板3における光源の光量変化を正
確に測定することが可能となった。
【0066】今回開示された実施の形態は、すべての点
で例示であって制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請
求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味
および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図さ
れる。
【0067】
【発明の効果】本発明のある局面によれば、検出手段が
発光手段によって生成された光を受光して発光手段の経
年変化を検出するので、解析手段は発光手段の較正を行
ないながら測定試料の薄膜の解析を連続的に行なうこと
が可能となった。
【0068】また、光量減衰手段が発光手段によって生
成された光の光量を減衰させるので、測定試料における
発光手段の光量とほぼ同等にすることができ、測定試料
における発光手段の光量変化を正確に測定することが可
能となった。
【0069】また、光量調整用絞りが投光レンズによっ
て発散された光の光量を調整するので、測定試料におけ
る発光手段の光量とほぼ同等になるように、発光手段に
よって生成された光を減衰させることが可能となった。
【0070】また、第1の測定手段によって測定された
光強度と同じ光強度で、第2の測定手段が光量減衰手段
からの光を受けるように光量減衰手段が調整されるの
で、第2の測定手段は測定試料における発光手段の光量
とほぼ同等の光を受けることが可能となった。
【0071】また、第1の光伝送手段は複数の光ファイ
バによって構成され、発光手段側において中心にダミー
の光ファイバが配置され、それぞれの中心がダミーの光
ファイバの同心円上になるように第1の複数の光ファイ
バが配置され、受光手段側において中心に測定試料から
の反射光を受光する光ファイバが配置され、それぞれの
中心が反射光を受光する光ファイバの同心円上になるよ
うに第1の複数の光ファイバが配置されるので、発光手
段によって生成された光を均等に受光手段へ伝送するこ
とが可能となった。
【0072】また、第2の光伝送手段は複数の光ファイ
バによって構成され、発光手段側において中心にダミー
の光ファイバが配置され、それぞれの中心がダミーの光
ファイバの同心円上になるように第2の複数の光ファイ
バが配置され、検出手段側において中心にダミーの光フ
ァイバが配置され、それぞれの中心がダミーの光ファイ
バの同心円上になるように第2の複数の光ファイバが配
置されるので、発光手段によって生成された光を均等に
検出手段へ伝送することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における膜厚測定装置の
概略構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態における膜厚測定装置の
光学系の詳細を説明するための図である。
【図3】 測定基板3上における投光スポットおよび受
光スポットを示す図である。
【図4】 リファレンス基板からの反射光の各波長にお
ける光強度を実測したグラフである。
【図5】 光源1の各波長における光量経年変化を示す
図であり、点灯時間と反射光の光強度比率との関係を示
している。
【図6】 本発明の実施の形態における膜厚測定装置の
処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図7】 特開2000−193424号公報に開示し
た膜厚測定装置の概略構成を示すブロック図である。
【図8】 図7に示す膜厚測定装置による窒化ケイ素
(SiN)膜の測定結果の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 光源、2,2’ 光ファイバ、3 測定基板、5
分光器、6 計算機、7 基板処理装置、8 工程管理
装置、9 測定用レンズ、10 アッテネータ、11
重水素ランプ、12 ハロゲンランプ、13 集光レン
ズ、21 光源側コネクタ、22 測定用レンズ側コネ
クタ、23 第1のアッテネータ側コネクタ、24 第
1の分光器側コネクタ、25 第2のアッテネータ側コ
ネクタ、26 第2の分光器側コネクタ、51,52
スリット、53,54 グレーティング、55 第1の
CCD、56 第2のCCD、91 集光/受光レン
ズ、101 投光レンズ、102 集光レンズ、103
光量調整用絞り。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA30 CC31 DD06 EE00 FF51 FF61 GG02 GG03 HH04 HH13 JJ02 JJ09 JJ25 LL03 LL04 LL28 LL30 LL42 LL67 NN11 NN16 NN20 QQ23 QQ26 QQ42 2G086 EE11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定試料に照射される光を生成するため
    の発光手段と、 前記発光手段によって生成された光を前記測定試料に照
    射し、前記測定試料からの反射光を受光するための受光
    手段と、 前記受光手段によって受光された反射光の光強度を測定
    するための第1の測定手段と、 前記発光手段によって生成された光を受光して前記発光
    手段の経年変化を検出するための検出手段と、 前記検出手段によって検出された経年変化に基づいて前
    記発光手段の較正を行ない、前記第1の測定手段によっ
    て測定された光強度に基づいて前記測定試料の薄膜を解
    析するための解析手段とを含む膜厚測定装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、前記発光手段によって
    生成された光の光量を減衰させるための光量減衰手段
    と、 前記光量減衰手段からの光の光強度を測定するための第
    2の測定手段とを含む、請求項1記載の膜厚測定装置。
  3. 【請求項3】 前記光量減衰手段は、前記発光手段によ
    って生成された光を受光して発散する投光レンズと、 前記投光レンズによって発散された光の光量を調整する
    光量調整用絞りと、 前記光量調整用絞りによって光量が調整された光を集光
    する集光レンズとを含む、請求項2記載の膜厚測定装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1の測定手段によって測定された
    光強度と同じ光強度で、前記第2の測定手段が前記光量
    減衰手段からの光を受けるように前記減衰手段が調整さ
    れる、請求項2または3記載の膜厚測定装置。
  5. 【請求項5】 前記膜厚測定装置はさらに、前記発光手
    段と前記受光手段とを接続するための第1の光伝送手段
    を含み、 前記第1の光伝送手段は複数の光ファイバによって構成
    され、前記発光手段側において中心にダミーの光ファイ
    バが配置され、それぞれの中心が前記ダミーの光ファイ
    バの同心円上になるように第1の複数の光ファイバが配
    置され、 前記受光手段側において中心に前記測定試料からの反射
    光を受光する光ファイバが配置され、それぞれの中心が
    前記反射光を受光する光ファイバの同心円上になるよう
    に前記第1の複数の光ファイバが配置される、請求項1
    〜4のいずれかに記載の膜厚測定装置。
  6. 【請求項6】 前記膜厚測定装置はさらに、前記発光手
    段と前記検出手段とを接続するための第2の光伝送手段
    を含み、 前記第2の光伝送手段は複数の光ファイバによって構成
    され、前記発光手段側において中心にダミーの光ファイ
    バが配置され、それぞれの中心が前記ダミーの光ファイ
    バの同心円上になるように第2の複数の光ファイバが配
    置され、 前記検出手段側において中心にダミーの光ファイバが配
    置され、それぞれの中心が前記ダミーの光ファイバの同
    心円上になるように前記第2の複数の光ファイバが配置
    される、請求項1〜5のいずれかに記載の膜厚測定装
    置。
  7. 【請求項7】 測定試料に照射される光を生成するステ
    ップと、 前記生成された光を前記測定試料に照射し、前記測定試
    料からの反射光を受光するステップと、 前記受光された反射光の光強度を測定するステップと、 前記生成された光を受光して光源の経年変化を検出する
    ステップと、 前記検出された光源の経年変化に基づいて較正を行な
    い、前記測定された光強度に基づいて前記測定試料の薄
    膜を解析するステップとを含む膜厚測定方法。
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