JP2000180255A - シ―ト重量計測装置 - Google Patents

シ―ト重量計測装置

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JP2000180255A JP11273779A JP27377999A JP2000180255A JP 2000180255 A JP2000180255 A JP 2000180255A JP 11273779 A JP11273779 A JP 11273779A JP 27377999 A JP27377999 A JP 27377999A JP 2000180255 A JP2000180255 A JP 2000180255A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工コストや組付けコストを低減でき、耐熱
性や耐腐食性を向上できるシート重量計測装置を提供す
る。 【解決手段】 荷重センサは、シート重量の少なくとも
一部を受けてこれを電気信号に変換する機能を有する。
荷重センサのストレインゲージ30は、センサ部材31
の表面に順次選択的に積層された下絶縁層32、配線層
33、抵抗層34及び上絶縁層35で構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用シートに座
っている乗員の重量を含むシート重量を計測する装置に
関する。特には、車載環境耐性に優れ、かつ低価格なシ
ート重量計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車には乗員の安全を確保するための
設備としてシートベルトやエアバッグが備えられる。最
近では、シートベルトやエアバッグの性能をより向上さ
せるため、乗員の重量(体重)に合わせてそれらの安全
設備の動作をコントロールしようという動向がある。例
えば、乗員の体重に合わせて、エアバッグの展開ガス量
や展開速度を調整したり、シートベルトのプリテンショ
ンを調整したりする。そのためには、シートに座ってい
る乗員の重量を何らかの手段で知る必要がある。そのよ
うな手段の一例として、シートレールの4隅に荷重セン
サ(ロードセル)を配置して、ロードセルにかかる垂直
方向荷重を合計することにより乗員の重量を含むシート
重量を計測する、との提案がなされている(同一出願人
による特願平9−156666号、特願平10−121
627号)。
【0003】上記のようなシート重量計測装置用の荷重
センサとしては、最大計測荷重が50kg程度で小型のも
のが望まれる。そのような荷重センサとしては、荷重を
受けてたわむセンサ板に歪ゲージを貼った(あるいは形
成した)もの、圧電式のもの、荷重を受けてたわむ弾性
部材の変位を静電容量センサで検出するもの等がある。
歪ゲージとしては、一般に金属薄膜ゲージが用いられ
る。この金属薄膜ゲージの製造方法は、以下の通りであ
る。即ち、樹脂フィルムに張り付けた金属薄膜をエッチ
ングし、配線部と細線からなるゲージ部を形成する。そ
の後、さらに樹脂フィルムでサンドイッチ状に挟み、そ
れをバネ鋼に張り付ける。そして、バネ鋼と金属薄膜の
温度係数(温度と線膨張との関係を示す係数)を調整す
ることにより、歪特性と温度係数の優れた荷重センサを
構成することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような歪ゲージは、製造工程が複雑であるため、加工コ
ストが高い。また、歪ゲージを精度良く、かつ均一に接
着する作業に手間が掛かり、組付けコストが高い。さら
に、歪ゲージの出力電圧が小さいため、ノイズシールド
や高感度アンプも必要となるのでコスト高の要因となっ
ている。ところで金属の配線部と細線からなるゲージ部
は、樹脂フィルムで挟んで耐熱性(一般に−35°Cか
ら+80°C)や耐腐食性を向上させている。ところ
が、車内のような高温高湿環境下ではさらに十分な追加
的シールを施さないと、厳しい使用環境下では絶縁不良
を引き起こすおそれがある。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、車両用シートに座っている乗員の重量を含
むシート重量を計測する装置であって、加工コストや組
付けコストを低減できるシート重量計測装置を提供する
ことを目的とする。さらに、耐熱性や耐腐食性を向上で
きるシート重量計測装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】上
記課題を解決するため、本発明のシート重量計測装置
は、 車両用シートに座っている乗員の重量を含むシー
ト重量を計測する装置であって; シート内又はシート
と車体との間に挿入された、シート重量の少なくとも一
部を受けてこれを電気信号に変換する荷重センサを備
え、 該荷重センサが、 上記シート重量の少なくとも
一部を受けて弾性変形するセンサ部材と、 該センサ部
材の表面に配置されたストレインゲージと、を有し、
該ストレインゲージが、上記センサ部材の表面に順次選
択的に積層された下絶縁層、配線層、抵抗層及び上絶縁
層を具備することを特徴とする。
【0007】ストレインゲージが積層構造であるので、
例えば印刷などにより形成することができ、量産性を高
めることができる。ストレインゲージをセンサ部材に直
接形成しているので、組付けが容易となる。さらに、保
護層として上絶縁層を形成できるので、追加的シールを
施す必要がなくなる。なお、本明細書にいうシート重量
計測装置の目的は、基本的にはシート上の乗員の重量を
測定することである。したがって、シートそのものの重
量分をキャンセルして乗員の重量のみを計測する装置
も、本明細書にいうシート重量計測装置に含まれる。
【0008】本発明においては、センサ部材が伸率0.
1%以上の繰り返し弾性変形に耐える材料からなること
が好ましい。少なくとも0.1%以上の伸び縮みで永久
歪が蓄積しないので、シートセンサとして使用すること
ができる。本発明においては、各層が、絶縁材ペース
ト、配線材ペースト又は抵抗材ぺーストをあるパターン
で塗布した後に固化させたものであることが好ましい。
特に、絶縁層が、ガラス質の材料を含むことが好まし
い。ペーストであるので印刷などにより形成が可能とな
り、量産性を高めることができる。また、ガラス質の材
料が含まれているので、耐熱性や耐腐食性を向上させる
ことができる。
【0009】本発明においては、センサ部材が、ステン
レス鋼であり、上記各層が、焼成により固化されている
ことが好ましい。耐熱性があるステンレス鋼を用いるこ
とにより、各層を高温で焼成する際にセンサ部材も一緒
に焼成することができる。本発明においては、リード線
や付加部品との接続端子も積層形成されていることが好
ましい。リード線や付加部品との接続端子も積層形成し
て量産性を高めることができる。ここで付加部品とは、
例えば以下のようなものを挙げることができる。歪セン
サの感度特性を補正するための抵抗素子や半導体素子、
歪センサの温度特性を補正するための温感抵抗素子や半
導体温度センサ、歪センサを電気的に保護するためのコ
ンデンサーや半導体素子、歪センサの出力インピーダン
スを低くするための増幅回路。
【0010】本発明においては、荷重センサに荷重がか
かったときに上記ストレインゲージの歪が1500με
以下であることが好ましい。また、センサ部材にかかる
歪を1500με以下に制限する変位規制機構が設けら
れていることが好ましい。この範囲の歪であればストレ
インゲージやセンサ部材の破損を防止することができ
る。ストレンゲージの歪は最高荷重(例えば100kg
f)下で1000〜1500μεとすることが好まし
い。ストレインゲージの出力が十分に高いと精度の良い
測定を行える。
【0011】本発明においては、センサ部材の形状撓み
により、上記ストレインゲージ近辺のセンサ部材の表面
歪が均一化されていることが好ましい。センサ部材の表
面歪が均一化されているので、計測精度を向上させ、感
度の変化を防止することができる。本発明においては、
ストレインゲージがブリッジ回路を備え、その一片の抵
抗が500Ω〜5000Ωであることが好ましい。この
範囲であれば電流増大による発熱を防止し、重量検出を
安定して行うことができる。
【0012】以下、図面を参照しつつ説明する。図1
は、本発明の1実施例に係るシート重量計測装置のセン
サ(ストレインゲージ)の構成例を示す断面側面図であ
る。図2(A)は、図1のセンサを有するセンサ板(セ
ンサ部材)の平面図であり、同図(B)は、センサの回
路図である。尚、図1は図2(A)のX−X’線断面側
面を示す。センサ30は、母材であるセンサ板(バネ
材)31の上に電気絶縁のための絶縁層(下絶縁層)3
2が形成されている。この絶縁層32の上に配線層33
が選択的に形成されている。さらに、この配線層33の
上に抵抗層34が選択的に形成され、ストレインゲージ
が構成されている。そして、それらの保護膜としての絶
縁層(上絶縁層)35が形成されている。このように、
バネ材31の上に抵抗などの電気回路を直接に積層形成
しているので、加工コストや組付けコストを低減でき、
さらに耐熱性や耐腐食性を向上できる。
【0013】センサ板41は、全体として角の丸くなっ
た長方形の板である。この例では、歪率0.1%以上の
繰り返し弾性変形に耐える材質ステンレス鋼であり、全
体の長さ80mm、幅40mm、厚さ3mmである。センサ板
41の中央部には径10mmの中心軸孔41aが開けられ
ている。センサ板41の両端部には、径8mmのボルト孔
41bが開けられている。中心軸孔41aの周縁から中
心軸孔41aと両ボルト孔41bの間にかけて、センサ
30が形成されている。荷重センサ30の形成領域のう
ち中心軸孔41aと両ボルト孔41bの間の領域41c
には、両側にほぼアール状にえぐられたくびれが設けら
れている。このくびれにより、センサ板41が変形する
部分が位置的に固定されるため、センサ30の表面歪の
位置変化も固定され感度が安定となる。
【0014】センサ30は、中心軸孔41aの中心に対
してほぼ左右対称に配置されている。即ち、センサ30
を構成する4個の歪抵抗34a,34b,34c,34
dは、ボルト孔41b寄り(端寄り)に、引張歪側の2
個の歪抵抗34a,34bと、中心軸孔41a寄り(中
央寄り)に、圧縮歪側の2個の歪抵抗34c,34dに
別けて配置されている。そして、4個の歪抵抗34a,
34b,34c,34dは、図2(B)のようなブリッ
ジ回路となるように、配線33a,33b,33c,3
3dにより接続されている。図中の四角の中に1、2、
3、4の数字が入っているものは端子を示す。
【0015】そして、歪抵抗34a,34cと歪抵抗3
4b,34dの間には、感度調整抵抗34eが配置され
ている。この、感度調整抵抗34eは、半田の信頼性や
部品への機械的ストレスを考慮しセンサ板41の歪の少
ない所、即ち力線から外れた突出部である端子1、3の
近傍の中心軸孔41a寄りにブリッジ状に形成されて半
田接続されている。なお、感度調整抵抗34eの代わり
に信号を増幅するアンプを接続しても良いし、温度特性
調整素子を接続しても良い。歪センサの特性を補正する
部品の接続端子を歪センサ用の端子と一体にセンサ板上
に形成することにより、加工コストを低下でき、かつ、
温度ドリフトなどの特性を改善できる。
【0016】ここで、車載システムでは電気出力の大き
さ以外に信号ラインの低インピーダンス化が重要であ
る。電波ノイズの他にシート脚部は湿度、塩を含むダス
ト、水滴など電気リーク対策も重要であり、センサ30
の抵抗値を下げないと安定な重量検出が難しい。歪抵抗
材自体シート抵抗で10kΩ以上で高感度のものもある
が抵抗値が高くなる。また、シート重量は車両のイグニ
ッションオンと同時に計測開始するので、立ち上がり安
定度も重要である。抵抗値が小さくなりすぎると、抵抗
に流れる電流が増大し、発熱による微妙なドリフトが生
じる。従って、ブリッジ(またはハーフブリッジ)を構
成する抵抗値は、500Ω〜5000Ωの範囲が良い。
なお、歪抵抗34a,34b,34c,34dによって
センサ板41の歪を検出する代わりに、静電容量センサ
やホール素子等によってセンサ板41のたわみを検出
し、そのたわみを荷重に換算してもよい。
【0017】図3は、本発明の1実施例に係るシート重
量計測装置の全体構成を模式的に示す側面図である。以
下、本明細書中で、単に前後、左右というときは、乗員
1から見ての前後、左右を意味する。図中には、シート
3、その上の乗員1、シート下のシート重量計測装置5
等が示されている。シート3は、乗員1の座るシートク
ッション3aと、背当てであるシートバック3bからな
る。シートクッション3aの底面には前後、左右の4カ
所にシートアジャスタ10が突設されている。なお、図
上では左側の前後の2個のアジャスタ10のみが示され
ているが、右側のシートアジャスタ10はその奥に隠れ
ている。このような図示上の関係は、以下に述べる本装
置の各部についても同じである。シートアジャスタ10
は、シート3内のフレームが一部が突出した部分であ
り、乗員1の調整によって、シートレール11上を前後
にスライド可能である。
【0018】シートレール11は溝断面(図示されず)
を有し、車両の前後方向に延びる部材である。その溝内
をシートアジャスタ10の下端部がスライドする。シー
トレール11はシートクッション3aの下に左右2本設
けられている。シート重量計測装置を有しない従来のシ
ートでは、シートレール11が車体のシャーシのシート
ブラケットにボルトでしっかりと固定される。シートレ
ール11の後方の1カ所には、シートベルト2のバック
ル4を固定するアンカー固定部12が設けられている。
このアンカー固定部12には、シートベルト2の張力が
かかる。車両の衝突時を想定したアンカー固定部12の
耐破断荷重は2300kgf である。
【0019】シートレール11の下には前後2組のシー
ト重量計測装置5が設けられている。なお、図示されて
いない右側のシートレールの下にも前後2組のシート重
量計測装置5が設けられており、結局、シート3の下に
は、前後左右4カ所にシート重量計測装置5が設けられ
ている。各シート重量計測装置5は、シート保持機構1
7と変位規制機構25とから構成されており、シートレ
ール11とシート固定部19間に配置されている。シー
ト保持機構17は、この例では、直列に連結された荷重
センサ13とたわみ部材15を備える。荷重センサ13
は、シート保持機構17にかかる荷重を検出している。
たわみ部材15は、シート3に乗員の体重がかかった時
のシートレール11の変位(移動)を拡大するための部
材である。
【0020】変位規制機構25は、この例では、シート
レール11の下面に接続された規制バー21と、シート
固定部19上に形成された規制ブロック23からなる。
規制バー21の先端部21aは、フランジ状に拡径され
ている。規制ブロック23は内部に凹部23aを有す
る。同凹部23aの上端には、内側に張り出す鍔23b
が形成されている。規制バー先端部21aは、規制ブロ
ックの凹部23a内に、上下・前後・左右にある隙間を
持って収まっている。
【0021】シートレール11に異常な荷重がかかって
荷重センサ13やたわみ部材15がある程度以上変形し
たときには、変位規制機構25の規制バー先端部21a
が規制ブロックの凹部23aの内壁と当接する。例え
ば、車両衝突時に乗員1が前方に移動しようとするのを
シートベルト2が拘束したとすると、シートベルト2に
は、乗員1の慣性力による張力がかかる。このとき、規
制バー21は上に上がろうとするが、その動きは、規制
バー先端部21aが規制ブロック鍔23bの下面に当っ
て止められる。このように、シートとシート固定部の間
に両者の相対変位をある範囲内に規制する変位規制機構
25を設け、荷重センサ13に規定以上の力(例えば測
定レインジを越える力)がかかるような場合は、超過荷
重を荷重センサ13ではなく変位規制機構(荷重制限機
構)25に受け持たせる。そのため、荷重センサ13に
求められる耐破断荷重は著しく低くてすみ、荷重センサ
13の小型化・低コスト化を実現できる。また、比較的
脆弱な焼成膜(センサ各層)の歪を制限できる。
【0022】次に、変位規制機構25と、シート保持機
構17のたわみ部材15との関係について説明する。も
し、たわみ部材15がなく(剛性部材とする)、また荷
重センサ13の測定レインジ全範囲における変形が0.
1mmオーダーだとすると、変位規制機構25の規制バー
先端部21aと規制ブロック凹部23aの間の隙間も
0.1mm程度にする必要がある。なぜなら、荷重が測定
レインジを越えた時点で、規制バー先端部21aが規制
ブロック凹部23aの内面に当って、超過荷重が変位規
制機構25にかかるようにする必要があるからである。
【0023】つまり、変位規制機構25も上述の荷重セ
ンサ13のストローク0.1mmに対応する作動精度が求
められ、部品の寸法精度や取り付け精度は0.01mmオ
ーダーとなる。これは、プレス成形品を主とする自動車
のシート周りの現状の寸法精度では、到底対応できるも
のではない。結局、荷重センサ13のたわみストローク
の小ささに引きずられて、変位規制機構(荷重制限機
構)25及びその周辺の部材には、高い寸法精度が求め
られる。本実施例においては、シート保持機構17のた
わみ部材15の作用により、荷重センサ13の測定レイ
ンジあるいは荷重負担レインジにおけるシート保持機構
17のたわみストロークが増幅される。そのため、シー
ト保持機構17や変位規制機構25を構成する部材につ
いての寸法精度や取り付け精度の要求を緩和することが
できる。
【0024】次にシート保持機構及び変位規制機構の具
体例について説明する。図4は、本発明の1実施例に係
るシート重量計測装置の構造を示す図である。(A)は
全体の側面断面図であり、(B)はセンサ板の平面図で
ある。図中の最上部にシートレール11が示されてい
る。シートレール11の下に、センサフレーム上板51
及びセンサフレーム53が、ボルト52により取り付け
られている。センサフレーム上板51は、丈夫な板であ
って、中央部に穴51aを有する。センサフレーム53
は、内側が凹んだ皿状のものである。同フレーム53の
上部外周にはフランジ部53aが形成されており、前述
のとおり同部でボルト52によりセンサフレーム上板5
1に取り付けられている。センサフレーム53の底板5
3bの中央部には、孔53cが開けられている。
【0025】センサフレーム上板51の下面には、セン
サ板57がボルト55で固定されている。この例でのセ
ンサ板57は、ステンレス鋼材からなり厚さ3mm、幅2
0mm、長さ80mmの長方形の板である。図4(B)に示
すように、センサ板57の中央部には、中心軸貫通孔5
7cが開けられており、両側部にはボルト孔57aが開
けられている。センサ板57の上面には、前後(図4
(B)の左右)に2個ずつの歪抵抗57bを有するセン
サが形成されている。これらの歪抵抗57bは、センサ
板57の歪を検出して、同板57にかかる荷重を計測す
るものである。
【0026】センサ板57の中央の孔57cには、中心
軸59が嵌合し、両者はナット59aで固定されてい
る。センサ板57の両側部の孔57aには、ボルト55
が下から上に嵌め込まれている。このボルト55により
センサ板57はセンサフレーム上板51に固定されてい
る。
【0027】中心軸59は、何カ所かの段やフランジ部
を有する円筒状の軸である。同中心軸59は、上から、
上ナット59a、フランジ部59b、センサフレーム貫
通部59c、細径部59d、下ナット59e等から構成
されている。上ナット59aは、上述のようにセンサ板
57を固定している。また、同ナット59aは、センサ
フレーム上板51の中央穴51aの中に入り込んでい
る。ナット59aと穴51aの間は、規準状態で、一例
で、上下0.25mm、円周方向0.5mmの隙間が設けら
れている。シートレール11にかかる力が大きくなっ
て、センサ板57等の変形が大きくなると、同ナット5
9aが同穴51aの内面に当接する。その時点で、セン
サ板57の変形がそれ以上進むことはなくなる。すなわ
ち、中心軸上ナット59aとセンサフレーム上板中央穴
51aが、変位規制機構を形成している。
【0028】中心軸59のフランジ部59bの外径は、
センサフレーム53の中央孔53cよりも大きく、同部
59bの下面は規準状態で0.25mmの隙間をもってセ
ンサフレーム底板53bの上面と対向している。シート
レール11に上向きの力がかかりセンサ板57の変形が
進むと、センサフレーム53が持ち上げられて、同フレ
ーム底板53bの中央部上面53dが中心軸フランジ部
59bの底面と当接する。ところで、中心軸59のセン
サフレーム貫通部59cの外周とセンサフレーム中央孔
53cの内周の間には規準状態で0.7mmの隙間が存在
する。この部分も変位規制機構を構成している。
【0029】中心軸59の細径部59dは、センサフレ
ーム貫通部59cから一段細くなって下方に延びてい
る。同細径部59dの先端にはナット59eが螺合して
いる。同細径部59dの外周には、上から下に向かっ
て、ワッシャー61、ゴムワッシャー63、センサベー
ス65、ゴムワッシャー63、ワッシャー61が嵌合し
ている。ワッシャー61は金属製である。ゴムワッシャ
ー63は、50kgf 程度の上下方向の荷重変動がある
と、上下2枚分で0.5mm程度伸び縮みする。このゴム
ワッシャー63は、シートレール11とシート固定部
(シートブラケット67)との間の寸法差や歪を吸収す
る役割を果す。センサベース65は、金属製の板であっ
て、本実施例のシート重量計測装置の最下部の部材であ
る。上下2枚のワッシャー61、同じく2枚のゴムワッ
シャー63、及びセンサベース65は、中心軸59のセ
ンサフレーム貫通部59cの下の段部と下ナット59e
との間に挟まれている。センサベース65の端部65b
は、シートブラケット67に、図示せぬボルトにより固
定されている。シートブラケット67は、シャーシ上に
突設されている。
【0030】図4の実施例のシート重量計測装置の全体
の作用についてまとめて説明する。シートレール11に
かかるシート及び乗員の重量は、通常は、センサ板57
を介して中心軸59、ゴムワッシャー63、センサベー
ス65、シートブラケット67に伝わる。この際、セン
サ板57が荷重にほぼ比例するたわみを生じ、それを歪
抵抗57bで検出し、センサ板57にかかる上下方向の
荷重を計測する。前後左右の各荷重センサの計測荷重を
合計し、合計値からシートやシートレール等の重量を引
けば乗員の重量を知ることができる。荷重センサに10
0kgf の荷重がかかったときに歪抵抗57bの歪が15
00με以下、好ましくは1000μεとされている。
【0031】一方、シートレール11に荷重センサの測
定レインジ(例えば1500με以下)、あるいは荷重
負荷限界を超えるような異常な力がかかると、中心軸ナ
ット59aがセンサフレーム上板中央穴51aの内面に
当接したり、中心軸フランジ部59bやセンサフレーム
貫通部59cがセンサフレーム底板53bと当接する。
このような変位規制機構の働きにより、センサ板57の
過大な変形を防止するとともに、シートレール11とシ
ートブラケット67間を強固に連結する。
【0032】ここで、一般的に車載環境下ではノイズに
よる影響を排除するため電気的出力を大きくとる必要が
あり、できるだけ大きな変形歪をセンサ板に加える必要
がある。そこで、センサ板の変形を検出する抵抗の直下
を母材や積層部(センサ)が許容する最大の歪で変形さ
せればよい。ただし、一部分に歪を集中させるとセンサ
板の歪方で感度がばらついたり、さらに衝撃等によりさ
らなる局部集中が起こり、許容限度を超えて破損する。
従って、センサ板や積層部の許容範囲を最大限に利用す
るには、変形応力を拡散させ、かつ抵抗周辺にセンサ板
上に生じる最大歪量の70%以上の表面歪量が均質に生
じるようにセンサ板を形成すればよい。
【0033】図5(A)は、本発明の1実施例に係るシ
ート重量計測装置の別の形態のセンサ板の平面図であ
り、同図(B)は、センサの回路図である。センサ板7
1は、菱形の板である。この例では、材質ステンレス鋼
であり、全体の長さ80mm、最大幅40mm、厚さ3mmで
ある。センサ板71の中央部には径10mmの中心軸孔7
1aが開けられている。センサ板71の両端部には、径
8mmのボルト孔71bが開けられている。センサ板71
の中央部から両端部に至る形状をテーパとすることによ
り、センサ板71の曲げ曲率を一定として表面の歪が局
在しないようにしている。この両テーパ部の表面歪が一
定となる領域Aと中央部の歪が生じない領域Bに歪抵抗
を積層形成し、図5(B)のようなブリッジ回路となる
ように、配線を積層形成してセンサとする。このテーパ
により、センサ板71が変形する部分が位置的に固定さ
れるため、センサの表面歪の位置変化も固定され感度が
安定となる。
【0034】上述した各センサ板は、曲げ荷重に対応し
た例であるが、引っ張り荷重に対応したセンサ板でも同
様に適用することができる。図6は、本発明の1実施例
に係るシート重量計測装置のさらに別の形態のセンサ板
の平面図である。センサ板81は、全体として角の丸く
なった長方形の板である。この例では、材質ステンレス
鋼であり、全体の長さ80mm、幅40mm、厚さ3mmであ
る。センサ板81の両端部には、径8mmのボルト孔81
bが開けられている。センサ板81の中央部の領域81
aには、表面歪が一定となるように両側にほぼアール状
にえぐられたくびれが設けられ、センサが形成されてい
る。このくびれにより、センサ板81が変形する部分が
位置的に固定されるため、センサの表面歪の位置変化も
固定され感度が安定となる。
【0035】上述したセンサ30の製造方法について以
下順次説明する。 (1)バネ材31の材質:SUS430 (2)絶縁層32の形成 ・形成方法:スクリーン印刷 ・形成材料:ガラスペースト ・形成厚さ:30μm 、焼成 850°
【0036】(3)配線層33の形成 ・形成方法:スクリーン印刷 ・形成材料:Ag/Ptペースト ・形成厚さ:10μm 〜20μm 、焼成850° (4)抵抗層34の形成 ・形成方法:スクリーン印刷 ・形成材料:Ru系抵抗ペースト ・形成厚さ:20μm 、焼成850°
【0037】(5)絶縁層35の形成 ・形成方法:スクリーン印刷 ・形成材料:ガラスペースト(田中貴金属社製、商品名
LS−402(焼成温度530°)、LS−453(焼
成温度850°)) 以上の製造方法によれば、歪みに対して抵抗率が大きく
変化する固体材料で高精度の加工が不要なシート抵抗を
構成することができるので、従来のような歪ゲージ微細
エッチング加工とバネ材への張り付け工程を無くして量
産性を向上させることができる。
【0038】本発明は、上記の各種実施例に限定される
ものではなく、特許請求の範囲に示される基本思想に従
って様々な変形を加えることができる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は以下の効果を発揮する。ストレインゲージが積層構造
であるので、例えば印刷などにより形成することがで
き、量産性が高く、加工コストを低減させることができ
る。ストレインゲージをセンサ部材に直接形成している
ので、組付けコストも低減させることができる。さら
に、保護層として上絶縁層を形成できるので、耐熱性や
耐腐食性を向上させることができる。リード線や付加部
品との接続端子も積層形成して荷重センサとする際の量
産性を高め、コストを低減させることができる。また、
変位規制機構が設けられているので、ストレインゲージ
やセンサ部材が破損することはなく、荷重センサの長寿
命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係るシート重量計測装置の
センサ(ストレインゲージ)の構成例を示す断面側面図
である。
【図2】(A)は図1のセンサを有するセンサ板(セン
サ部材)の平面図であり、(B)はセンサの回路図であ
る。
【図3】本発明の1実施例に係るシート重量計測装置の
全体構成を模式的に示す側面図である。
【図4】本発明の1実施例に係るシート重量計測装置の
構造を示す図である。(A)は全体の側面断面図であ
り、(B)はセンサ板の平面図である。
【図5】(A)は本発明の1実施例に係るシート重量計
測装置の別のセンサ板(センサ部材)の平面図であり、
(B)はセンサの回路図である。
【図6】本発明の1実施例に係るシート重量計測装置用
のさらに別のセンサ板(センサ部材)の平面図である。
【符号の説明】
1 乗員 2 シートベルト 3 シート 4 バックル 5 シート重量計測装置 7 車体(シャーシ) 10 シートアジャスタ 11 シートレール 12 アンカー固定部 13 荷重センサ 15 たわみ部材 17 シート保持機構 19 シート固定部(シートブラケット) 21 規制バー 23 規制ブロック 25 変位規制機構 30 センサ 31 センサ板(バネ材) 32 絶縁層(下絶縁
層) 33 配線層 34 抵抗層 35 絶縁層(上絶縁層) 33a,33b,33
c,33d 配線 34a,34b,34c,34d 歪抵抗 34e 感度調整抵抗 41 センサ板 41a 中心軸孔 41b ボルト孔 41c くびれ領域 51 センサフレーム上板 52 ボルト 53 センサフレーム 55 ボルト 57 センサ板 59 中心軸 61 ワッシャー 63 ゴムワッシャー 65 センサベース 67 シートブラケッ
ト 71 センサ板 71a 中心軸孔 71b ボルト孔 81 センサ板 81a くびれ領域 81b ボルト孔

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用シートに座っている乗員の重量を
    含むシート重量を計測する装置であって;シート内又は
    シートと車体との間に挿入された、シート重量の少なく
    とも一部を受けてこれを電気信号に変換する荷重センサ
    を備え、 該荷重センサが、 上記シート重量の少なくとも一部を受けて弾性変形する
    センサ部材と、 該センサ部材の表面に配置されたストレインゲージと、
    を有し、 該ストレインゲージが、上記センサ部材の表面に順次選
    択的に積層された下絶縁層、配線層、抵抗層及び上絶縁
    層を具備することを特徴とするシート重量計測装置。
  2. 【請求項2】 上記センサ部材が伸率0.1%以上の繰
    り返し弾性変形に耐える材料からなることを特徴とする
    請求項1記載のシート重量計測装置。
  3. 【請求項3】 上記各層が、絶縁材ペースト、配線材ペ
    ースト又は抵抗材ぺーストをあるパターンで塗布した後
    に固化させたものであることを特徴とする請求項1又は
    2記載のシート重量計測装置。
  4. 【請求項4】 上記絶縁層が、ガラス質の材料を含むこ
    とを特徴とする請求項1、2又は3記載のシート重量計
    測装置。
  5. 【請求項5】 上記センサ部材が、ステンレス鋼であ
    り、上記各層が、焼成により固化されていることを特徴
    とする請求項3又は4記載のシート重量計測装置。
  6. 【請求項6】 リード線や付加部品との接続端子も積層
    形成されていることを特徴とする請求項1記載のシート
    重量計測装置。
  7. 【請求項7】 上記荷重センサに荷重がかかったときに
    上記ストレインゲージの歪が1500με以下であるこ
    とを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載のシート
    重量計測装置。
  8. 【請求項8】 上記荷重センサに最大荷重がかかったと
    きに上記ストレインゲージの歪が1000〜1500μ
    εであることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記
    載のシート重量計測装置。
  9. 【請求項9】 上記センサ部材にかかる歪を1500μ
    ε以下に制限する変位規制機構が設けられていることを
    特徴とする請求項1〜7いずれか1項記載のシート重量
    計測装置。
  10. 【請求項10】 上記センサ部材の形状設計により、上
    記ストレインゲージ近辺のセンサ部材の表面歪が均一化
    されていることを特徴とする請求項1〜10いずれか1
    項記載のシート重量計測装置。
  11. 【請求項11】 上記ストレインゲージがブリッジ回路
    を備え、その一片の抵抗が500Ω〜5000Ωである
    ことを特徴とする請求項1〜8いずれか1項記載のシー
    ト重量計測装置。
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