JP2000179858A - 冷却ファンを備えるレンジ - Google Patents

冷却ファンを備えるレンジ

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JP2000179858A
JP2000179858A JP10361235A JP36123598A JP2000179858A JP 2000179858 A JP2000179858 A JP 2000179858A JP 10361235 A JP10361235 A JP 10361235A JP 36123598 A JP36123598 A JP 36123598A JP 2000179858 A JP2000179858 A JP 2000179858A
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temperature
cooling fan
oven
stop
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JP10361235A
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Tomonari Miyagawa
友成 宮川
Takaaki Mukai
隆朗 向井
Atsushi Komuro
篤史 小室
Yasumasa Nakajima
康雅 中島
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Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスコンロとオーブンの調理庫(51)との間の
中間空所に設けた制御部品を空冷するための冷却ファン
(35)の作動を調理庫(51)の始動時、停止時の温度と関連
させ、前記制御部品の空冷が確実で且冷却ファン(35)の
動作の安定性を確保すること。 【解決手段】 前記オーブンの運転に応答して前記冷却
ファン(35)の動作を制御する制御装置(C) を設け、この
制御装置(C) は、温度設定器による設定温度に応じてオ
ーブンの運転開始から冷却ファン(35)の作動開始までの
始動遅延時間を決定する一方、オーブンの停止時には、
前記温度センサの検知温度に応じて調理庫(51)の加熱終
了信号から冷却ファン(35)の停止までの停止遅延時間を
決定し、前記始動遅延時間経過後に前記冷却ファン(35)
の作動を開始し前記停止遅延時間経過時に前記作動を停
止させる構成としたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスコンロ部とオ
ーブンを有するレンジ、特に、制御ユニットを冷却ファ
ンによって冷却するレンジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の加熱調理器の要部断面図
である。このものは、システムキッチンのカウンタート
ップ(11)に落とし込み状態に装着される形式のもので、
カウンタートップ(11)に開設された開口(12)には、魚焼
き等を行うグリル部(24)と最上部のガスコンロ部(21)を
具備するコンロ本体(2)が落とし込み状態に装着されて
いる。そして、その下方には、ケーキやグラタン等の加
熱調理室と成る調理庫(51)を具備するオーブン(5) が設
置されている。
【0003】上記調理庫(51)とグリル部(24)の上下間に
中間空所があり、この中間空所の前面の操作パネル(33)
の裏側に配設された電子部品(31)がこの中間空所たる通
気路(26)を介して流れる空気流によって空冷されるよう
に成っている。この空気流を生じさせるため、前記通気
路(26)の途中に冷却ファン(35)が設けられている。そし
て、前記通気路(26)は、前記操作パネル(33)の裏側の冷
却ファン(35)の吸引側の上流側通気路(26a) と前記冷却
ファン(35)の吐出側の下流側通気路(26b) から成り、前
記上流側通気路(26a) 内にスイッチ(41)及び電子部品(3
1)が配設されている。
【0004】従来のこの種のレンジでは、前記電子部品
(31)の過昇温防止を図る趣旨から、これら電子部品を取
付けた制御基板の温度に応答してオン−オフするサーモ
スタットにより前記冷却ファン(35)を制御していた。従
って、前記制御基板の温度が設定温度より高く成ると、
冷却ファン(35)が作動し、設定温度よりも低く成ると冷
却ファン(35)が停止されるように動作していた。
【0005】従って、器具の運転を停止する際に、前記
冷却ファン(35)の作動が停止されることとなるが、前記
サーモスタットがオン−オフをくり返すことが多く、冷
却ファンの完全停止が遅れることがあった。また、器具
の運転開始時にも、前記サーモスタット設置部の温度が
低いままに維持されて、冷却ファン(35)の作動開始が必
要以上に遅れる不都合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる点に
鑑みてなされたものであり、『オーブンの上方にガスコ
ンロ部を設け、前記ガスコンロ部と前記オーブンの調理
庫(51)との間の中間空所に制御部品を内蔵し、前記制御
部品を空冷するための冷却ファン(35)を前記中間空所に
設けたレンジ』において、電子部品(31)等の制御部品を
空冷する為の冷却ファン(35)を、下方のオーブンの調理
庫(51)による加熱動作又は停止動作と関連させて始動さ
せ又は停止させるようにして、前記電子部品(31)等の制
御部品の空冷が確実で且冷却ファン(35)の動作の安定性
を確保することをその課題とする。 *1項
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為の
本発明の技術的手段は、『前記オーブンは調理庫(51)内
の加熱温度を設定する温度設定器及び調理庫(51)内の温
度を検知する温度センサを具備し、前記オーブンの運転
に応答して前記冷却ファン(35)の動作を制御する制御装
置(C) を設け、この制御装置(C) は、温度設定器による
設定温度に応じてオーブンの運転開始から冷却ファン(3
5)の作動開始までの始動遅延時間を決定する一方、オー
ブンの停止時には、前記温度センサの検知温度に応じて
調理庫(51)の加熱終了信号から冷却ファン(35)の停止ま
での停止遅延時間を決定し、前記始動遅延時間経過後に
前記冷却ファン(35)の作動を開始し前記停止遅延時間経
過時に前記作動を停止させる構成とした』ことである。
【0008】上記技術的手段によれば、オーブンによる
調理が開始されて調理庫(51)内が加熱状態になると、こ
の時の加熱設定温度に応じて所定の遅延時間が経過した
時点で冷却ファン(35)が始動する。そして、前記制御部
品の配置部の温度が波状に変化しても、この冷却ファン
(35)の作動が継続され、中間空所を流れる空気流によっ
て前記制御部品が空冷される。
【0009】前記調理が停止されると、調理庫(51)内の
温度(検知温度)に応じて、検知温度に応じて所定の遅
延時間が経過した時点で冷却ファン(35)が停止される。
制御装置の出力によって冷却ファン(35)が始動され又は
停止されるものであるから、始動後に一時的に停止した
りしない。また、前記遅延時間は、設定温度が高い場合
には早く始動し、停止時の調理庫(51)内温度が高い程遅
く停止するから、調理庫(51)からの熱気の度合いに応じ
て制御部品が冷却ファン(35)で冷却される。
【0010】
【発明の効果】本発明は、上記構成であるから次の特有
の効果を有する。調理庫(51)の加熱度合い(設定温度と
検知温度)によって設定された遅延時間で冷却ファン(3
5)の始動タイミング、及び、停止タイミングが設定され
るから、従来のように停止時の停止と運転をくり返す動
作が防止できると共に始動時に於ける冷却ファン(35)の
作動遅れも生じない。
【0011】始動後は、冷却ファン(35)の動作が継続
し、停止後は、停止状態に維持されるから、動作の安定
性が確保できる。 *2項 前記1項において、『前記制御装置(C) は、始動遅延時
間を決定するための始動遅延時間設定手段と、前記停止
遅延時間を設定するための停止遅延時間設定手段とを具
備し、前記始動遅延時間設定手段は、前記設定温度が高
く設定される程遅延時間を短く設定する手段であり、停
止遅延時間設定手段は、前記検知温度が高い程遅延時間
を長く設定する手段である』ものでは、調理庫(51)での
加熱度合いが強い程、始動が早く停止が遅く成る傾向と
成るから、前記加熱度合いに応じた適正な冷却動作が実
現できる。 *3項 前記2項に於いて、『前記制御装置(C) は、始動遅延時
間を設定するための始動遅延時間設定手段と、前記停止
遅延時間を設定する停止遅延時間設定手段とを具備し、
前記始動遅延時間設定手段は、前記設定温度の複数の温
度域毎に設定される遅延時間のうち、始動時に設定され
ている設定温度に対応する遅延時間を選択して決定する
手段であり、停止遅延時間設定手段は、複数の検知温度
域毎に設定される遅延時間のうち、停止時の前記検知温
度に対応する遅延時間を選択して決定する手段である』
ものでは、各遅延時間の決定の際に、後に動作すること
はなく、遅延時間設定の為の制御手段が演算式を用いる
場合に比べて簡素化できると共に、処理動作の所要時間
が短縮できる。 *4項 前記3項において『前記始動遅延時間設定手段は、前記
設定温度の温度域が最高温度域の場合には前記始動遅延
時間を「0」に設定する構成を有し、前記停止遅延時間
設定手段は、前記検知温度の温度域が最低温度域の場合
には前記停止遅延時間を「0」に設定する構成を有す
る』ものでは、制御部品にとって最も条件が厳しい場合
には最大の空冷効果を発揮するように作動するから、安
全性が高い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施例の形態
を、図示例と共に説明する。図1は本発明の実施の形態
に係る加熱調理器の要部断面図である。同図の加熱調理
器は、既述従来のものと同様にシステムキッチンのカウ
ンタートップ(11)に落とし込み状態に装着される形式の
もので、既述従来のものと殆ど同様に構成されている。
【0013】オーブン(5) の下部に配設された発熱源た
るオーブン用のガスバーナ(65)からの燃焼排気を調理庫
(51)内に供給する為の庫内ファン(67)は、前記調理庫(5
1)の奥壁を形成する背面板(71)の裏側に配設されている
と共に、オーブン用のガスバーナ(65)からの燃焼排気
は、前記庫内ファン(67)に繋がる燃焼排気路(69)から庫
内ファン(67)の下流側に位置する透孔(73)(73)(前記背
面板(71)に穿設されている)を介して調理庫(51)内に供
給されるように成っている。
【0014】又、調理庫(51)の天井板(52)には、上記庫
内ファン(67)から調理庫(51)に供給された燃焼排気を外
部に排出する排気筒(39)と、マイクロ波発生装置として
のマグネトロン(63)からの電磁波を調理庫(51)に導く導
波管(68)が接続されている。調理庫(51)の食品出し入れ
口(53)は上下に回動する片開き式の扉(55)によって閉鎖
されている。前記食品出し入れ口(53)の周縁には電波漏
れを防止するフェライト(57)が全周的に配設されてい
る。
【0015】扉(55)には電磁波吸収機能を具備する透明
板で覆われた窓が形成されており、扉(55)の上端部には
取っ手(58)が設けられている。また、調理庫(51)の前記
天井板(52)にはこの調理庫内温度を検知するための温度
検知センサ(S1)が設けられている。次に、上記オーブン
(5) の頂面を構成する水平板(49)の上方には、吐出口(3
7)が開設された区画板(38)が水平に配設されていると共
に、該区画板(38)とその下方の水平板(49)を上下に繋ぐ
鉛直板(46)は、冷却ファン(35)の外周に沿った形状に曲
成されている。又、区画板(38)の一部と鉛直板(46)とフ
ェライト取付部材(40)及び水平板(49)の一部で包囲され
た冷却ファン(35)の上流側通気路(26a) には電子部品(3
1)が配設されている。そして、該電子部品(31)は図1、
2に示すようにコンロ本体(2) の前面部近傍に収容され
たスイッチ(41)(41)に電気接続されている。
【0016】上記スイッチ(41)(41)の前方の操作パネル
(33)の下部には、既述従来のものと同様に複数の吸気孔
(30)(30)が器具幅方向(図1、2に於いて紙面に垂直な
方向)に一定ピッチで配設されていると共に、スイッチ
(41)の取付け基板(15)の下部には切欠(16)が形成されて
いる。そして、上記吸気孔(30)(30)は前記上流側通気路
(26a) の上流端開口を構成している。
【0017】上記冷却ファン(35)の吐出口(37)が開設さ
れた区画板(38)とその上方に位置するグリル部(24)の底
板(25)の上下間隔たる冷却ファン(35)の下流側通気路(2
6b)は、排気筒(39)の前壁に開設された排気取り入れ口
(36)に繋がっている。そして、上記下流側通気路(26b)
と上流側通気路(26a) によって電子部品(31)を冷却する
為の既述通気路(26)が形成されている。
【0018】又、上記グリル部(24)の上方には、既述従
来のものと同様にコンロバーナを具備するガスコンロ部
(21)が設けられている。このものでは、操作パネル(33)
を介してスイッチ(41)が操作されることにより、ガスコ
ンロ部(21)のコンロバーナやグリル部(24)の燃焼が制御
されると共に、オーブン(5) による調理が制御される。
そして、前記電子部品(31)群から構成される制御装置
(C) により、後述の各制御動作が実行される。
【0019】なお、上記操作によりオーブン調理を開始
させると、オーブン(5) の底部に配設されたオーブン用
のガスバーナ(65)が燃焼して庫内ファン(67)と冷却ファ
ン(35)が回転する。すると、ガスバーナ(65)からの燃焼
排気は、燃焼排気路(69)→庫内ファン(67)→透孔(73)(7
3)の経路で流れて調理庫(51)に流入し、該調理庫(51)内
に収容された食材を加熱した後、排気筒(39)を介して外
部に排出される。
【0020】一方、上記冷却ファン(35)が回転すると、
操作パネル(33)の下部に形成された吸気孔(30)(30)→ス
イッチ(41)の配設板(15)の切欠(16)→電子部品(31)と繋
がる経路(冷却ファン(35)の上流側通気路(26a) )で外
気が流入し、更に、この外気は、電子部品(31)の配設部
→冷却ファン(35)→吐出口(37)→冷却ファン(35)の下流
側通気路(26b) と繋がる経路で流動し、これが排気取り
入れ口(36)から排気筒(39)内に流入して外部に排出され
る。
【0021】従って、冷却ファン(35)で吸引された外気
は、電子部品(31)に接触してこれを冷却する。前記オー
ブン調理は、加熱温度が調理の種類に応じて所定の温度
に設定されるが、この温度設定器(32)が上記取付け基板
(15)に配置されており、この操作部が操作パネル(33)上
に配置されている。
【0022】この実施の形態では、前記温度設定器(32)
によって設定された調理庫(51)内の設定温度(T) によっ
て冷却ファン(35)の始動タイミングが、上記制御装置
(C) によって制御され、更に、冷却ファン(35)の作動停
止タイミングを温度検知センサ(S1)の検知温度に応じて
制御するようになっている。前記制御装置(C) による制
御について、図3〜6に示すフローチャートに基づいて
説明する。
【0023】オーブン(5) による調理が開始されると、
図3のように、まず、発酵運転かどうかがチェックされ
る(ステップS11)。発酵運転の場合には、所定の発酵
運転制御が実行された後、運転停止信号が入力されると
オーブン(5) の運転が停止される。発酵運転ではなく、
通常運転の場合には、まず、温度検知センサ(S1)の検知
温度、つまり、庫内温度(T1)が50℃未満かどうかがチ
ェックされる(ステップS12)。前記温度よりも高い場
合には、通常運転ではないと言えるから、冷却ファン(3
5)を作動させた後、調理庫(51)の加熱終了かどうかが判
断を待って(ステップS21)後続の冷却ファン停止ステ
ップに移る。
【0024】庫内温度(T1)が50℃未満の場合には、前
記設定温度(T0)が100℃よりも高く150℃以下の範
囲(100℃<(T0)≦150℃)かどうかが判断され
(ステップS13)、この範囲にある場合には、タイマー
(T) がオンとなり(ステップS17)となり、その後30
分間の経過時間を待って(ステップS18)、冷却ファン
(35)がオンとなり(ステップS19)、調理庫(51)の加熱
終了を待って(ステップS21)、図6に示す、ステップ
S41以下の停止ステップに移行する。
【0025】前記範囲:100℃<設定温度(T0)≦15
0℃から外れている場合には、設定温度(T0)が、150
℃<設定温度(T0)≦200℃の範囲にあるかどうかがチ
ェックされる(ステップS14)。この範囲にある場合に
は、図4に示す、ステップS22以下の20分の遅延時
間設定ステップを経て、冷却ファン(35)を作動させ(ス
テップS24)、その後、ステップS21以下の停止動作
ステップが実行される。
【0026】前記範囲にない場合には、前記設定温度(T
0)が、200℃<設定温度(T0)≦250℃の範囲にある
かどうかがチェックされる(ステップS15)。そして、
この範囲内に設定されている場合には、図5に示す、ス
テップS31以下の10分間の遅延動作をステップを実
行させた後、冷却ファン(35)がオンとなり(ステップS
33)、タイマー(T) をオフにした(ステップS34)後、
停止動作ステップが実行される。
【0027】そして、前記範囲を外れて、設定温度(T0)
が250℃よりも高い場合には、遅延時間を置くことな
く冷却ファン(35)が直ちにオンとなってステップS21
の調理庫(51)の加熱停止を待って、それ以下の停止動作
ステップに入る。この停止動作ステップは、温度検知セ
ンサ(S) の検知温度たる庫内温度(T1)によって停止タイ
ミングが設定される。この動作を図6に示すフローチャ
ートに基づいて説明する。
【0028】冷却ファン(35)を停止するに先立って庫内
温度(T1)が250℃以上かどうかが判断される(ステッ
プS41)。250℃以上の場合には、10分間の遅延時
間を待って(ステップS46)、冷却ファン(35)がオフと
なり(ステップS43)、運転停止信号入力を待って(ス
テップS44)、停止する。庫内温度(T1)が250℃より
も低い場合には、次いで、前記庫内温度(T1)が、200
℃<設定温度(T0)<250℃の範囲にあるかどうかがチ
ェックされる(ステップS42)。そして、この範囲内に
設定されている場合には、ステップS48以下の5分間
の遅延動作ステップを実行させた後、冷却ファン(35)が
オフとなる(ステップS43)。
【0029】前記庫内温度(T1)が、200℃<設定温度
(T0)<250℃の範囲から外れている場合には、この庫
内温度(T1)が十分に低いことから、直ちに冷却ファン(3
5)を停止させる。以上の制御動作を実行することによ
り、オーブン調理に応じて調理庫(51)を加熱するための
設定温度(T0)が高いほど始動時の遅延時間が短い条件で
冷却ファンが作動する。そして、前記設定温度が250
℃を越えると、遅延時間なしに直ちに冷却ファン(35)が
始動する。
【0030】一方、冷却ファン(35)の停止の際には、庫
内温度(T1)が高いほど停止信号が入力されてから長い遅
延時間を経て冷却ファン(35)が停止する。なお、この実
施の形態では、前記設定温度(T0)及び庫内温度(T1)が所
定の温度範囲にあるかどうかによって各遅延時間を設定
しているが、前記設定温度(T0)及び庫内温度(T1)を変数
とする遅延時間演算式に基づいて各遅延時間を決定する
制御方法を採用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る加熱調理器の一部省
略の断面図
【図2】図1における、操作パネル部の詳細図
【図3】制御装置(C) のフローチャートのステップ21
までの説明図
【図4】同フローチャートのステップ22〜25の説明
【図5】同フローチャートタのステップ31〜34の説
明図
【図6】同フローチャートタのステップ41〜44の説
明図
【図7】従来例の説明図
【符号の説明】
(2) ・・・コンロ本体 (26)・・・通気路 (26a) ・・・上流側通気路 (26b) ・・・下流側通気路 (35)・・・冷却ファン (S1)・・・温度検知センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小室 篤史 名古屋市中川区福住町2番26号 リンナイ 株式会社内 (72)発明者 中島 康雅 名古屋市中川区福住町2番26号 リンナイ 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーブンの上方にガスコンロ部を設け、
    前記ガスコンロ部と前記オーブンの調理庫(51)との間の
    中間空所に制御部品を内蔵し、前記制御部品を空冷する
    ための冷却ファン(35)を前記中間空所に設けたレンジに
    おいて、前記オーブンは調理庫(51)内の加熱温度を設定
    する温度設定器及び調理庫(51)内の温度を検知する温度
    センサを具備し、前記オーブンの運転に応答して前記冷
    却ファン(35)の動作を制御する制御装置(C) を設け、こ
    の制御装置(C) は、温度設定器による設定温度に応じて
    オーブンの運転開始から冷却ファン(35)の作動開始まで
    の始動遅延時間を決定する一方、オーブンの停止時に
    は、前記温度センサの検知温度に応じて調理庫(51)の加
    熱終了信号から冷却ファン(35)の停止までの停止遅延時
    間を決定し、前記始動遅延時間経過後に前記冷却ファン
    (35)の作動を開始し前記停止遅延時間経過時に前記作動
    を停止させる構成とした冷却ファンを備えるレンジ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記制御装置(C)
    は、始動遅延時間を決定するための始動遅延時間設定手
    段と、前記停止遅延時間を設定する停止遅延時間設定手
    段とを具備し、前記始動遅延時間設定手段は、前記設定
    温度が高く設定される程遅延時間を短く設定する手段で
    あり、停止遅延時間設定手段は、前記検知温度が高い程
    遅延時間を長く設定する手段である、冷却ファンを備え
    るレンジ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記制御装置(C)
    は、始動遅延時間を設定するための始動遅延時間設定手
    段と、前記停止遅延時間を設定するための停止遅延時間
    設定手段とを具備し、前記始動遅延時間設定手段は、前
    記設定温度の複数の温度域毎に設定される遅延時間のう
    ち、始動時に設定されている設定温度に対応する遅延時
    間を選択して決定する手段であり、停止遅延時間設定手
    段は、複数の検知温度域毎に設定される遅延時間のう
    ち、停止時の前記検知温度に対応する遅延時間を選択し
    て決定する手段である、冷却ファンを備えるレンジ。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記始動遅延時間設
    定手段は、前記設定温度の温度域が最高温度域の場合に
    は前記始動遅延時間を「0」に設定する構成を有し、前
    記停止遅延時間設定手段は、前記検知温度の温度域が最
    低温度域の場合には前記停止遅延時間を「0」に設定す
    る構成を有する、冷却ファンを備えるレンジ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1436550B1 (de) 2001-06-12 2015-09-09 BSH Hausgeräte GmbH Gargerät mit einem wrasenlüfter

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1436550B1 (de) 2001-06-12 2015-09-09 BSH Hausgeräte GmbH Gargerät mit einem wrasenlüfter

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