JP2000177198A - 記録用媒体 - Google Patents

記録用媒体

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JP2000177198A
JP2000177198A JP10354068A JP35406898A JP2000177198A JP 2000177198 A JP2000177198 A JP 2000177198A JP 10354068 A JP10354068 A JP 10354068A JP 35406898 A JP35406898 A JP 35406898A JP 2000177198 A JP2000177198 A JP 2000177198A
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JP10354068A
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Inventor
Tatsuya Seshimo
龍哉 瀬下
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録用紙の種類やサイズが豊富になって区別し
にくくなっても、間違えることなく印刷のための必要条
件と十分条件の両方を満たしてユーザーが意図する品質
の印刷(記録)を確実且つ容易にに実行することができ
る記録用媒体を提供すること。 【解決手段】記録装置にセットされ記録開始前にセンサ
ー13により検出されるための「情報」を付与された記
録用紙1であって、前記「情報」は記録用紙1の「種
類」や「サイズ」といった記録装置へのセットの仕方に
関係しない内容項目から成る絶対的情報であることを特
徴とする。該絶対的情報の付与により、ユーザーが意図
する品質の印刷を実行するための必要条件と十分条件の
両方が満たされているかどうかが印刷開始前に確実に判
定されるので、例えば光沢紙に印刷すべき印刷データを
間違えて普通紙に展開して印刷を開始してしまうことが
なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、ファッ
クス、複写機等の記録装置にセットされ記録開始前に該
記録装置側の検出手段により読み取られるための情報を
付与された記録用媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録用媒体である記録用紙の表裏
を識別するために、その片面に識別用の記号を付けたも
のが知られている(特公平6−11562号公報)。こ
の識別記号は、その存在の「有る」「無し」が記録装置
側のセンサーにより検出されて該記録用紙の裏表を判別
され、該記録用紙が表裏正しく記録装置にセットされて
いるかを判定するためのものである。
【0003】また従来、記録用紙を搬送制御するための
基準として一定の間隔で用紙搬送方向に特定のマークを
記入した記録用紙が知られている(実開昭63−357
47号公報)。このマークは、記録用紙を搬送しつつ記
録装置側のセンサーにより光学的に読み取り、その読み
取りデータに基づいて記録用紙の搬送速度や位置を高精
度で制御して記録を行うためのものである。
【0004】近年、OA機器と通信技術の発達により、
プリンタ、ファックス、複写機等の記録装置が急激に普
及しつつあると同時に、例えばプリンタ等の記録装置に
おいては、記録用紙の種類を適切に選択することによ
り、写真並みの高品質の印刷(記録)が可能な高性能な
装置まで提供され、ユーザーの意図に応じていろいろな
品質の印刷(記録)が可能になっている。また、記録装
置の高性能化に対応して記録用紙についても、普通紙、
インクジェット専用紙、写真印刷用紙、光沢紙、光沢フ
ィルム、OHPシート、バックライト用フィルム、その
他の特殊効果紙等のように種類が豊富になってきてい
る。更に、サイズはA4やB5の他のサイズも多岐に選
べるように豊富になってきていると共に、厚さも薄いも
のから厚いものに多岐にわたって選べるようになってき
ている。従って、記録用紙についてもユーザーの選択の
幅が広がり、適切な種類の記録用紙を選択することによ
り、いろいろな品質の印刷が行なえるようになってい
る。
【0005】ところで、ユーザーが意図した品質の印刷
を確実に実行するためには、印刷開始前にその品質に対
応した印刷データが設定されることが必要条件である
が、この印刷データの設定は、その品質に合わせて特定
の種類の記録用紙が選定されて設定される。従って、ユ
ーザーが意図した品質の印刷を実行するためには、プリ
ンタの給紙部にその選定された種類の記録用紙が間違い
なくセットされることが十分条件となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、記録用紙の
種類やサイズが豊富になり、ユーザーの選択の幅が広が
ったことは好ましいが、その反面、記録用紙の種類等が
豊富になった分、区別するのが煩雑になって間違い易く
なり、ユーザーは、印刷データの設定において選定した
記録用紙と異なる種類、サイズの用紙を記録装置の給紙
部にセットするミスを犯しやすくなるという問題が新た
に生じた。これでは、上記必要条件を満たしていても上
記十分条件を満たせず、ユーザーが意図した品質の印刷
を実行することはできない。繰り返しになるが、ユーザ
ーの意図に対応した品質の印刷を実行するためには、そ
の品質に適合した種類やサイズの記録用紙を選択して印
刷データを設定し(必要条件)、且つその選択した記録
用紙が間違いなくプリンタの給紙部にセットされる(十
分条件)ことが必須だからである。
【0007】具体的に説明すると、例えばプリンタで光
沢紙に印刷をする場合にはインクの量を多めにし、普通
紙に印刷をする場合にはインクの量を少なめにする必要
がある。ところが記録用紙の種類は一見しただけでは直
ちに判別しにくく、普通紙と光沢紙とを間違えてセット
してしまったり、普通紙の中に光沢紙が混入してしまう
ことがある。この場合、インク量を光沢紙の設定にした
状態で普通紙に印刷してしまうと印刷がベタベタの状態
になってしまう。逆に、インク量を普通紙に設定した状
態で光沢紙に印刷すれば印字が薄くなってしまい、およ
そユーザーが意図した品質の印刷物は得られない。
【0008】従来技術の上記特公平6−11562号公
報に開示された記録用紙は、用紙の表裏を識別する識別
記号が単に付与されているだけである。これは、ユーザ
ーが記録装置の給紙部に記録用紙をセットする際のセッ
トの仕方のミス(表裏を逆にセットするミス)を判断で
きる限りのものであり、例えば写真並みの印刷を実行し
ようとする場合に、それに適合する種類の用紙が正しく
セットされているか否かは全く判定できないものであ
る。すなわち、記録装置の給紙部に用紙の表裏が正しく
セットされていれば、記録用紙の種類が正しいか否かは
判定できないため、間違った種類の用紙がセットされて
いてもそのまま印刷が開始されてしまう欠点がある。
【0009】また、実開昭63−35747号公報に開
示されている記録用紙は、付与されたマークにより用紙
搬送速度や位置をフィードバック制御する限りのもので
あり、前記従来技術と同様に、記録用紙の種類が正しい
か否かについては全く判断できないものである。
【0010】また、記録用紙のサイズについては、例え
ば、ハガキに印刷する場合に先ず普通紙(ハガキより幅
が広い)で試し印刷を行ってから、給紙部にハガキをセ
ットし直して本番印刷を実行する使い方がよく行われて
いる。その際、印刷データ中の用紙設定を普通紙からハ
ガキに変える必要があるが、それを忘れて普通紙のまま
であると、本番印刷の際に用紙幅を越えて印刷動作が実
行されてしまうため、プラテン面をインクで汚損してし
てしまう問題があった。すなわち、印刷データ中の用紙
サイズが実際にセットされている用紙サイズよりも大き
い場合は、プラテン面をインクで汚してしまう問題があ
った。
【0011】更に、用紙の厚さについても、同様に、本
番印刷で紙厚の厚い用紙にセットし直したが、印刷デー
タ中の紙厚の変更を忘れ、試し印刷の際の薄紙のままに
になっていると、給紙不良が生じてしまう問題があっ
た。
【0012】本発明の課題は、記録用紙の種類やサイズ
が豊富になって区別しにくくなっても、間違えることな
く上記必要条件と十分条件の両方を満たしてユーザーが
意図する品質の印刷(記録)を確実且つ容易にに実行す
ることができる記録用媒体を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本願請求項1に記載の発明は、記録装置にセットさ
れ記録開始前に該記録装置側の検出手段により検出され
るための情報を付与された記録用媒体であって、前記情
報は、当該記録用媒体の種類やサイズといった記録装置
へのセットの仕方に関係しない内容項目から成る絶対的
情報であることを特徴とするものである。
【0014】記録用媒体の「種類(普通紙、光沢紙
等)」や「サイズ」といった、記録装置へのセットの仕
方に関係しない内容項目から成る情報は、当該記録用媒
体自体を特定するための、或いはその大きさを特定する
ための絶対的情報と言え、後述する記録用紙の「表裏」
や「向き」のような記録装置へのセットの仕方との関係
で意味を持つ相対的情報とは範疇を異にするものであ
る。
【0015】本発明によれば、前記絶対的情報が付与さ
れているので、記録装置の給紙部にセットされた記録用
媒体の種類等が印刷開始前に記録装置側の検出手段によ
り検出され、その検出された前記媒体がユーザーが意図
する品質の印刷を実行するために設定された印刷データ
を展開する記録用媒体の種類として正しいか否かがすぐ
に判定される。すなわち、ユーザーが意図する品質の印
刷を実行するための前記必要条件と十分条件の両方が満
たされているかどうかが印刷開始前に確実に判定される
ので、例えば光沢紙に印刷すべき印刷データを間違えて
普通紙に展開して印刷を開始してしまうというような問
題を無くすことが可能になる。更に、用紙幅を越えて印
刷動作を実行してしまい(空吐出)、プラテン面をイン
クで汚してしまう問題や、紙厚不適合のまま印刷を開始
して給紙不良が生じる問題を未然に防止する処置をとる
ことが可能になる。
【0016】また、記録用媒体の1枚1枚に用紙の種類
等を特定する絶対的情報が付与されていれば、異なる種
類の用紙が混入していても、直ちに混入があったことが
判明し、記録装置に適切な対応を採らせることが可能と
なる。尚、絶対的情報としては前記記録用媒体の「種
類」「サイズ」の他に「厚さ」等も挙げられ、これらを
総て付与しておけばセットされるべき記録用媒体が記録
装置に本当にセットされているか否かの判定精度が一層
向上し、印刷処理の確実性を増すことができる。但し、
これらの絶対的情報の中で、「種類」は、ユーザーにと
って特にその区別がしにくいので、この項目の情報は優
先的に付与しておくことが望ましい。
【0017】また、本願請求項2に記載の発明は、請求
項1に記載された記録用媒体において、前記情報は、前
記絶対的情報と、当該記録用媒体の表裏や向きといった
記録装置へのセットの仕方に関係する内容項目から成る
相対的情報とを含むものであることを特徴とする。
【0018】記録装置によって、記録用媒体の「表」面
を上にしてセットするものと、逆に「裏」面を上にして
セットするものがあり、ユーザーは表裏いずれを上にし
てセットするかのかを間違い易い。また、記録用媒体自
体その表裏が見分けにくいものがある。このように記録
用紙の「表裏」や「向き」は、記録装置へのセットの仕
方との関係で意味を持つ情報であることから、前記絶対
的情報に対して相対的情報と言うことができる。記録用
媒体の種類が正しくても表裏を間違えてセットされては
意味が無くなってしまうことから、この相対的情報も重
要である。本発明によれば、記録用紙の「種類」等の絶
対的情報に加えて、当該相対的情報も付与されているた
め、一層確実に前記必要且つ十分条件を満たした印刷を
実行することができる。
【0019】また、本願請求項3に記載の発明は、請求
項1又は2に記載された記録用媒体において、前記情報
は、当該記録用媒体の表と裏の両面に付与されているこ
とを特徴とするものである。前記情報が一方の面、例え
ば「裏」面にしか付与されていないと、記録用媒体の
「表」面を前記検出手段に対向するようにセットしてし
まった場合、前記情報を読み取ることができない。記録
用媒体の表裏を変えて再セットして始めて、前記情報に
基づく判定が可能になる。そのため、前記判定の結果を
得るまでに前記再セットという無駄な操作と無駄な時間
を余儀なくされる。本発明によれば、記録用媒体を記録
装置の給紙部に表裏どちらの面でセットしても前記情報
が前記検出手段によって直ちに検出されるため、その当
否を1回のセットで判定することができる。従って、判
定結果を得るまでの従来の無駄な操作及び時間を無くす
ことができる。また、前記情報は記録用媒体の表裏両面
に付与されているので、記録装置側において前記検出手
段を配設する場所についての設計の自由度を増すことが
できる。
【0020】また、本願請求項4に記載の発明は、請求
項1〜3のいずれかに記載された記録用媒体において、
前記情報は、ビット情報で構成されていることを特徴と
するものである。本発明によれば、ビット情報として例
えばドットの配列により構成するこが可能である。すな
わち、ドットが存在する場合には「1」として認識し、
ドットが存在しない場合に「0」として認識することに
より、ドットの配列を2進法の数字として認識すること
ができる。従って、ドットの配列等のビット情報によっ
て記録用媒体に関する種々の情報を記憶させることがで
きる。
【0021】また、本願請求項5に記載の発明は、請求
項1〜4のいずれかに記載された記録用媒体において、
前記情報は、当該記録用媒体の周縁部に付与されている
ことを特徴とするものである。記録用紙の周縁部は、通
常印刷余白となる領域である。この余白となる領域に当
該情報を付与することにより、印刷領域に影響を与えな
いで済む。
【0022】また、本願請求項6に記載の発明は、請求
項5に記載された記録用媒体において、前記情報は、当
該記録用媒体の面にインクで記録されていることを特徴
とするものである。このように当該情報をインクで記録
するので、情報の付与が簡単に行える。また、インクに
より描かれたマークに光を当て、その反射光を光学的に
読み取って認識することができる。
【0023】また、本願請求項7に記載の発明は、請求
項1〜5のいずれかに記載された記録用媒体において、
前記情報は、当該記録用媒体の面にインクで記録されて
いると共に、該インクは不可視インクであることを特徴
とするものである。不可視インクとは、視覚的に肉眼で
は認識できないインクのことで、透明なものの他にその
付与される媒体と同色のものも含まれる。このように不
可視インクを用いたので、表示された情報(マーク)が
視覚的には認識できず、当該媒体自体の外観は情報が付
与されていないものと変わらないで済ませられる。その
一方で、不可視インク部分に赤外線や紫外線等を照射す
ることにより光学的に読み取ってその情報の内容を認識
することができる。
【0024】また、本願請求項8に記載の発明は、請求
項1〜5のいずれかに記載された記録用媒体において、
前記情報は、磁性体により記録されていることを特徴と
するものである。本発明によれば、前記インクに代えて
磁性体により記録しても同様の作用効果が得られる。検
出手段も磁気的な読み取りセンサーに代えられる。
【0025】また、本願請求項9に記載の発明は、請求
項8に記載された記録用媒体において、前記磁性体で記
録された情報は、当該記録用媒体の表面に露呈しないよ
うに内部に設けられていることを特徴とするものであ
る。このように磁性体を利用することで、当該情報を媒
体内部に埋設した状態で、外部のセンサーによってその
磁力線を検出できる。従って、その印刷表面に全く影響
することなく、記録用媒体の周縁部に限らず、印字領域
も含めて当該情報を付与することができる。
【0026】また、本願請求項10に記載の発明は、請
求項1〜5のいずれかに記載された記録用媒体におい
て、前記情報は、当該記録用媒体に形成されたエンボス
等の凹凸により記録されていることを特徴とするもので
ある。このように印刷用媒体に形状的な変形(凹凸)を
加えることで、当該情報を付与することも可能で、これ
によりインクや磁性体による場合のように異質の素材が
当該記録用媒体に付着することを防止することができ
る。
【0027】また、本願請求項11に記載の発明は、請
求項1〜5のいずれかに記載された記録用媒体におい
て、前記情報は、当該記録用媒体に形成された小孔によ
り記録されていることを特徴とするものである。本発明
によっても、前記凹凸と同様に異質の素材を当該記録用
媒体に付着すること無く当該情報を付与することができ
る。
【0028】また、本願請求項12に記載の発明は、請
求項1〜3のいずれかに記載された記録用媒体におい
て、前記情報は、図形の組み合わせにより構成されてい
ることを特徴とするものである。本発明によれば、特定
の意味を有する図形をCCDカメラで認識することによ
り、ある図形が当該媒体上に印刷されている場合には、
それが特定種類の紙を意味したり、特定の大きさを意味
するようにすることができる。従ってこれら特定の意味
を有する図形を記録用媒体の面に複数印刷しておくこと
により、当該媒体に関する多くの情報を記憶させること
ができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を説
明する。本発明に係る記録用媒体は、プリンタ、ファッ
クス、複写機等の記録装置に使用されるもので、該記録
装置の給紙部にセットされ、給紙ローラ等による搬送が
開始される前(通常は静止状態)に、該記録装置側の検
出手段により検出されるための「情報」が付与されてい
る。この「情報」は、記録装置へのセットの仕方に関係
しない当該記録用媒体の「種類」や「サイズ」といった
内容項目から成る情報である。特に、記録用媒体の「種
類」は、普通紙、光沢紙、OHPシート等というよう
に、当該媒体自体が何であるかを他と区別して特定する
内容項目の情報であり、記録装置の給紙部へセットする
際のセットミスの問題とは関係のない絶対的なものであ
る。更に「サイズ」や「厚さ」等も記録装置へのセット
ミスの問題とは無関係のものである。
【0030】このように記録装置へのセットミスの問題
と関係の無い絶対的なものという意味で、本発明では、
当該記録用媒体の「種類」や「サイズ」といった内容項
目から成る情報を絶対的情報と言う。後述する記録用媒
体の「表裏」や「向き」のような記録装置へのセットの
仕方との関係で意味を持つ相対的情報とは範疇を異にす
るものである。
【0031】本発明に係る記録用媒体の「種類」は、記
録装置に用いられていろいろな品質の印刷(記録)が行
えるようにユーザーに提供される媒体の種類のことであ
り、具体的には、普通紙、インクジェット専用紙、写真
印刷用紙、光沢紙、光沢フィルム、OHPシート、バッ
クライト用フィルム、その他の特殊効果紙等が挙げられ
る。例えば紙質が同じでもインク受容面の性質が変えら
れて別の印刷品質(記録品質)を想定して提供された用
紙は、本発明においては異なる「種類」となる。上質
紙、トレーシングペーパー、ケント紙、アート紙などの
種類についても、それが記録用紙に使われることを想定
して提供される場合は、本発明における「種類」に属す
る。また、プリンタ、ファックス、複写機等で印字また
は複写可能な葉書、封筒、ネームラベル紙、その他これ
ら装置で印字または複写を目的として製品化されている
全ての製品も本発明における「種類」となる。
【0032】次に、前記絶対的情報に加えて記録用紙1
に付与される相対的情報について説明する。記録用紙の
「表裏」は、記録装置へのセットの仕方との関係で意味
を持つ、すなわちセットミスの問題に直接関係する情報
である。更に記録用紙の「向き」も記録装置へのセット
の仕方との関係で意味を持つ情報である。そういう意味
で、本願発明では記録用紙の「表裏」や「向き」等を前
記絶対的情報に対して相対的情報と言う。記録装置によ
って、記録用媒体の「表」面を上にしてセットするもの
と、逆に「裏」面を上にしてセットするものがあり、ユ
ーザーは表裏いずれを上にしてセットするかのかを間違
い易い。また、記録用紙自体その表裏が見分けにくいと
共に、記録用紙の種類が豊富になってくると一層間違い
易くなる。記録用紙の種類が正しくても表裏を間違えて
セットされては意味が無くなってしまうことから、この
相対的情報も重要である。
【0033】以下、図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、本発明に係る情報が記録された記録用紙の一実
施の形態を示す正面図である。ここに示す記録用紙1
は、A4判の普通紙であり、パソコン用プリンタの打ち
出し用紙として通常使用されているものである。記録用
紙1の裏面3には中央の印字範囲5(点線で示した領
域)の外側のマージン領域6に記録用紙の「種類」等の
絶対的情報を含む情報マーク7が予め印刷されている。
尚、記録用紙1の裏面だけでなくおもて面にも情報マー
ク7を付してもよい。
【0034】本実施の形態の情報マーク7は、間隔を開
けて配列された複数のドット9より構成されており、こ
のドットの配列を光学的に検知して電気信号に変えて情
報を読みとるようにしたビット情報から成るものであ
る。即ち図2に示す如く、ドット9の印字された部分は
「1」を意味し、ドットの印字されていない部分11
(点線で示された部分)は「0」を意味する。これらド
ットの有無により、本実施の形態では「1101110
1」という2進法による数値が情報として得られ、この
数値により記録用紙1の「種類」、「サイズ」、「厚
さ」といった絶対的情報と、「表裏」、「向き」といっ
た相対的情報の両方を付与してある。具体的には本実施
の形態におけるドットの配列は、「普通紙」、「A4サ
イズ」、「普通の厚さ」、「裏面」、「縦方向の配置」
(ドットの配列方向に対応)という当該記録用紙1に関
する情報を表している。
【0035】尚、上記実施の形態のように情報マーク7
に多くの項目を載せずに、記録用紙の「種類」について
の1項目だけを付与してもよいし、或いは絶対的情報と
しての記録用紙の「種類」と相対的情報としての「表裏
の区別」の2項目だけを付与してもよい。
【0036】図3に示す如く、ドットの配列は、光学セ
ンサ13を使用して読み取ることができる。光学センサ
13は、プリンタのホッパ14に取り付けられており、
ホッパ14に記録用紙1が正しくセットされているとき
に前記情報マーク7の位置に臨むようになっている。光
学センサ13は、記録用紙1がホッパ14から印字部側
(図示せず)へ給紙される度に、ホッパ14内で一番上
に位置する記録用紙1のドット9の配列状態を検出して
いる。そして、光学センサ13が認識した情報が、ユー
ザーが意図した品質の印刷を実行するために予め印刷デ
ータを設定する際に選定された「種類」の記録用紙であ
り、更に「サイズ」やその他設定された事項と一致する
場合には制御部16により記録用紙1の給紙が開始され
る。両者の情報が不一致の場合には、制御装置16から
給紙ローラ18へ駆動信号は出力されず、給紙は開始さ
れないようになっている。
【0037】なお、光学センサ13が記録用紙1上の情
報マーク7から読みとった情報が、予め設定された所定
の情報と一致しない場合には、何が一致しないかの警告
をディスプレイ20に表示するようにしてもよい。また
光学センサ13が情報マーク7の存在を認識しない場合
には、裏表が誤ってセットされている旨や、ホッパ内に
紙が存在しない旨をディスプレイ20に表示するように
記録装置を構成してもよい。
【0038】情報マーク7は、図2に示したドットの配
列以外にも、図4に示す如く短冊型矩形19の配列、図
5に示す如くバーコード21あるいは図6に示す如く
丸、三角形、正方形などの特定の図形23の組み合わせ
により構成することもできる。情報マーク7として図4
の短冊型矩形19の配列を用いる場合には、図2に示し
たドット配列の場合と同様に光学センサ13を使用して
それらの配列を光学的に読みとり、情報マーク7の内容
を認識することができる。
【0039】図5のバーコード21を情報マーク7とし
て利用する場合には、バーコードリーダ(図示せず)を
使用して情報マーク7を読み取る。なおバーコードおよ
びバーコードリーダーは従来周知の技術であるが、一枚
一枚の記録用紙にその用紙自体に関する前記絶対的情報
が記録されたバーコードが付された記録用紙は従来存在
せず、バーコード技術を一枚の記録用紙の絶対的情報を
記録する手段として利用した点が本実施の形態の特徴に
なっている。
【0040】また、図6に示した特定の図形23の組み
合わせを情報マーク7として利用する場合には、上記で
説明した光学センサの代わりにCCDカメラ(図示せ
ず)を該特定図形23が印刷された部分に臨ませるよう
にする。そしてCCDカメラにより全ての図形を個々に
画像認識して画像処理し、これを予め設定されて記憶さ
せた画像パターンと比較する。例えば、紙に「丸」「三
角」「四角」の各図形が印刷してあり、「丸」が光沢紙
を表し、「三角」がA4サイズを表し、「四角」が紙の
裏面を表すこととする。プリンタ側には予めこれらの図
形とその意味を登録しておき、CCDカメラにより画像
認識された図形がこれら3つの図形に一致する場合には
給紙を開始し、3つの図形のうち一つでも異なれば給紙
を停止するようにすることができる。
【0041】また、1つの図形(例えば星形図形)に
「A4サイズ」、「普通紙」、「裏面」などの複数の意
味を持たせるようにして、特定の図形23を1つだけ紙
面に印刷するようにしてもよい。
【0042】また、上記実施の形態ではいずれも、視覚
で認識できる可視のインクを使用して情報マーク7を記
録用紙1に印刷しているが、上記に掲げたいずれの情報
マーク7も不可視インクを使用して紙面上に印刷するこ
とも可能である。ここでいう不可視インクとは、紙上に
印刷したときに視覚的にはその存在を認識することがで
きないが、赤外線や紫外線を照射することにより、印刷
されたマークを光学的に読み取ることができるような種
類のインクをいい、具体的には、例えば実願昭61−1
28584号(実開昭63−35747号公報)の明細
書に挙げられている。なお本明細書では、視覚的に認識
できるものの他、視覚的に認識できなくても光学的に認
識できるものも上記の如くマークの概念に含めている。
【0043】ドット9の配列(図2)、短冊型矩形19
の配列(図4)またはバーコード21(図5)を前記不
可視インクで印刷して当該情報マーク7として用いる場
合には、該不可視インクで印刷された情報マーク7に赤
外線や紫外線等の特定波長の光を当てて、光学的にこれ
を読みとるようにすればよい。また、特定図形23(図
6)を不可視インクで印刷して情報マーク7として用い
る場合には、例えば赤外線照射により読み取り可能な不
可視インクを使用して該特定図形23の配列を印刷し、
これを赤外線式のCCDカメラを使用して認識するよう
にすればよい。
【0044】情報マーク7を付する位置は、可視インク
を使用する場合には、裏面の全面およびおもて面の上下
又は左右のマージン部(周縁部)に設けることが好まし
い。また不可視インクを使用する場合には、情報マーク
7が視覚的に認識できないので、インク同士の反応を生
じなければ該情報マーク7の上への印刷も可能であるか
ら、裏面及びおもて面のいずれの部分に当該情報マーク
7を付してもよい。
【0045】次に、本願発明の他の実施の形態について
説明する。上記の実施の形態では、いずれも記録用紙1
にインク(可視又は不可視)で印刷することにより情報
マーク7を紙上に付したが、その他の方法によっても情
報を紙に付与することができる。
【0046】例えば図7に示す如く、パンチあるいはレ
ーザー光線等により穿孔された小孔25の配列を記録用
紙1に形成して、この小孔25の配列により「情報」を
記録することができる。なお小孔25の配列は、上述し
たドット9の配列と同様の規則により配列することがで
きる。このような小孔25の配列を用いる場合には、検
出手段として反射式センサ(図示せず)を使用すること
が好ましい。反射式センサから発射された光は、小孔2
5により屈折あるいは回折するため、小孔25部分での
光の反射量は小孔25が存在しない部分での反射量より
減少する。これを利用して反射式センサにより小孔25
の存在及びその配列を認識し、小孔25の配列により記
録された情報を読み取ることができる。
【0047】また図8に示す如く、記録用紙1に凹凸に
より作られるエンボス27を形成して、このエンボス2
7の配列により「情報」を記録することもできる。この
場合には接触式センサ(図示せず)を使用してエンボス
27の有無を検知して、エンボス27の配列を認識する
ことによりそこに記録された情報を読みとることができ
る。
【0048】更に、図9に示す如く、記録用紙1に磁性
体テープ29を貼付してこれに該用紙1に関する「情
報」を磁気的に記録するようにしてもよい。磁性体テー
プ29に記録された磁気情報は、磁気センサにより読み
とることができる。また本実施の形態の変形例として図
10及び図11に示す如く、記録用紙1の表面に露呈し
ないように内部に磁性体31、33を配設することもで
きる。この場合、図10に示す如く、データエンコーダ
処理により「情報」を磁気記録した薄片状の磁性体31
を配設してもよいし、図11に示す如く、粒状の磁性体
33を上記ドット配列の要領で配列した状態で設けても
よい。
【0049】図10に示す実施の形態では、いわゆる磁
気カードと同様な方法により磁気情報を読みとることが
できる。また図11に示す実施の形態では、磁力センサ
により磁性体33の存在とその配置を認識し、上記ドッ
ト配列の場合と同様にして磁性体33の配列から記録用
紙1に関する「情報」を読み取ることができる。
【0050】次に、上記実施の形態に係る記録用紙の作
用を説明する。本実施の形態によれば、記録用紙1の
「種類」を核とした前記絶対的情報が当該記録用紙1自
体に情報マーク7として付与されているので、記録装置
のホッパ14にセットされた記録用紙1の種類等が印刷
開始前に記録装置側のセンサー13により検出され、そ
の検出された前記記録用紙がユーザーが意図する品質の
印刷を実行するために設定された印刷データを展開する
記録用紙の「種類」として正しいか否かがすぐに判定さ
れる。すなわち、ユーザーが意図する品質の印刷を実行
するための前記必要条件と十分条件の両方が満たされて
いるかどうかが印刷開始前に確実に判定される。従っ
て、例えば光沢紙に印刷すべき印刷データを間違えて普
通紙に展開して印刷を開始してしまうというような問題
を無くすことができる。
【0051】また、本実施の形態では、記録用紙1の1
枚1枚に用紙の種類等を特定する絶対的情報が付与され
ているので、異なる種類の用紙が混入していても、直ち
に混入があったことが判明し、給紙駆動しない等の記録
装置に適切な対応を採らせることができる。
【0052】絶対的情報としては記録用紙1の「種類」
の他に「サイズ」や「厚さ」等も挙げられ、これらを総
て付与しておけばセットされるべき記録用紙1が記録装
置に本当にセットされているか否かの判定精度が一層向
上し、印刷処理の確実性を増すことが可能となる。すな
わち、用紙幅を越えて印刷動作を実行してしまい(空吐
出)、プラテン面をインクで汚してしまう問題や、紙厚
不適合のまま印刷を開始して給紙不良が生じる問題を未
然に防止する処置をとることが可能になる。
【0053】また、前記「情報」として、前記絶対的情
報に加えて当該記録用紙1「表裏の区別」や「向き」と
いった記録装置へのセットの仕方に関係する内容項目か
ら成る相対的情報を含むものは、記録用紙1「種類」が
正しくても「表裏」を間違えてセットしてしまっては意
味が無くなるが、当該相対的情報によってユーザーのセ
ットミスもすぐに判り、一層確実に前記必要且つ十分条
件を満たした印刷を実行することが可能である。
【0054】また、記録用紙1を記録装置の給紙部に表
裏どちらの面でセットしても前記情報が前記検出手段に
よって直ちに検出されるように該情報を表裏両面に付し
たものは、その当否を1回のセットで判定することがで
き、判定結果を得るまでの従来の無駄な操作及び時間を
無くすことができる。
【0055】また、前記「情報」を記録用紙1の周縁部
に付与したものは、記録用紙の周縁部は、通常印刷余白
となる領域であるので、この余白となる領域に当該情報
を付与することにより、印刷領域に影響を与えないで済
ませることができる。
【0056】また、前記「情報」を、不可視インクを用
いて付与したものは、表示された情報(マーク)が視覚
的には認識できず、当該用紙自体の外観は「情報」が付
与されていないものと変わらないで済ませることができ
る。
【0057】また、磁性体を利用することで、当該「情
報」を記録用紙1の内部に埋設した状態で、外部のセン
サーによってその磁力線を検出できるようにしたもの
は、その印刷表面に全く影響することなく、記録用紙1
の周縁部に限らず、印字領域も含めて当該「情報」を付
与することが可能となる。
【0058】また、記録用紙1にエンボス等の形状的な
変形(凹凸)を加えることで、当該「情報」を付与した
ものは、インクや磁性体による場合のように異質の素材
が当該記録用紙1に付着することを防止することができ
る。同様に、前記「情報」を当該記録用紙1に形成され
た小孔により記録したものも、前記凹凸と同様に異質の
素材を当該記録用紙1に付着すること無く当該「情報」
を付与することができる。
【0059】また、前記「情報」は、図形の組み合わせ
により構成されているものは、特定の意味を有する図形
を記録用紙の面に複数印刷しておくことにより、当該記
録用紙に関する多くの情報を記憶させることができる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、印刷用媒体の「種類」
や「サイズ」といった絶対的情報を当該媒体自体に付与
したので、印刷用媒体の種類やサイズが豊富になって区
別しにくくなっても、間違えることなくユーザーが意図
する品質の印刷(記録)を確実且つ容易にに実行するこ
とができる。すなわち、ユーザーの意図に対応した品質
の印刷を実行するためには、その品質に適合した種類や
サイズの記録用紙を選択して印刷データを設定し(必要
条件)、且つその選択した記録用紙が間違いなくプリン
タの給紙部にセットされる(十分条件)ことが必須であ
るが、本発明によれば、これら必要条件と十分条件の両
方を満たしてユーザーの意図した品質の印刷を間違いな
く実行することができる。具体的には、例えば光沢紙に
印刷すべきときに誤って普通紙に印刷してしまうという
ようなこと(無駄)を確実に防止することができる。
【0061】更に、用紙幅を越えて印刷動作を実行して
しまい(空吐出)、プラテン面をインクで汚してしまう
問題や、紙厚不適合のまま印刷を開始して給紙不良が生
じる問題を未然に防止する処置をとることが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報が記録された記録用紙の一実
施の形態を示す正面図である。
【図2】情報マークとしてドットの配列を適用した実施
の形態を示す拡大図である。
【図3】プリンタのホッパに本発明の記録用紙をセット
したときにセンサが情報マークを検知している様子を示
す断面図である。
【図4】情報マークとして短冊形矩形の配列を適用した
実施の形態を示す拡大図である。
【図5】情報マークとしてバーコードを適用した実施の
形態を示す拡大図である。
【図6】情報マークとして特定の意味を有する図形の配
列を適用した実施の形態を示す拡大図である。
【図7】情報マークとして小孔の配列を適用した実施の
形態を示す拡大図である。
【図8】情報マークとしてエンボスの配列を適用した実
施の形態を示す拡大図である。
【図9】紙上に貼付した磁性体テープに記録用紙の情報
を記録させた実施の形態を示す拡大図である。
【図10】記録用紙の内部に薄片状の磁性体を配設し、
この磁性体に記録用紙の情報を記録させた実施の形態を
示す拡大図である。
【図11】記録用紙の内部に粒状の磁性体を設けて、こ
の磁性体の配列により記録用紙の情報を記録させた実施
の形態を示す拡大図である。
【符号の説明】
1 記録用紙 3 裏面 5 印字範囲 6 マージン領域 7 情報マーク 9 ドット 11 ドットの印字されていない部分 13 光学センサ 14 ホッパ 16 制御装置 18 給紙ローラ 19 短冊型矩形の配列 21 バーコード 23 特定の図形 25 小孔 27 エンボス 29 磁性体テープ 31 磁性体 33 磁性体
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/06 G06K 19/00 E

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録装置にセットされ記録開始前に該記
    録装置側の検出手段により検出されるための情報を付与
    された記録用媒体であって、前記情報は、当該記録用媒
    体の種類やサイズといった記録装置へのセットの仕方に
    関係しない内容項目から成る絶対的情報であることを特
    徴とする記録用媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記情報は、前記絶
    対的情報と、当該記録用媒体の表裏や向きといった記録
    装置へのセットの仕方に関係する内容項目から成る相対
    的情報とを含むものであることを特徴とする記録用媒
    体。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記情報は、
    当該記録用媒体の表と裏の両面に付与されていることを
    特徴とする記録用媒体。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、前記
    情報は、ビット情報で構成されていることを特徴とする
    記録用媒体。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、前記
    情報は、当該記録用媒体の周縁部に付与されていること
    を特徴とする記録用媒体。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記情報は、当該記
    録用媒体の面にインクで記録されていることを特徴とす
    る記録用媒体。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれかにおいて、前記
    情報は、当該記録用媒体の面にインクで記録されている
    と共に、該インクは不可視インクであることを特徴とす
    る記録用媒体。
  8. 【請求項8】 請求項1〜5のいずれかにおいて、前記
    情報は、磁性体により記録されていることを特徴とする
    記録用媒体。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記磁性体で記録さ
    れた情報は、当該記録用媒体の表面に露呈しないように
    内部に設けられていることを特徴とする記録用媒体。
  10. 【請求項10】 請求項1〜5のいずれかにおいて、前
    記情報は、当該記録用媒体に形成されたエンボス等の凹
    凸により記録されていることを特徴とする記録用媒体。
  11. 【請求項11】 請求項1〜5のいずれかにおいて、前
    記情報は、当該記録用媒体に形成された小孔により記録
    されていることを特徴とする記録用媒体。
  12. 【請求項12】 請求項1〜3のいずれかにおいて、前
    記情報は、図形の組み合わせにより構成されていること
    を特徴とする記録用媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100339230C (zh) * 2002-04-16 2007-09-26 佳能株式会社 计算机和打印控制方法
JP2011224239A (ja) * 2010-04-22 2011-11-10 Nintendo Co Ltd 情報処理システムおよび付属装置

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